JP2006266566A - 2ポンプ方式熱源設備の運転制御方法 - Google Patents

2ポンプ方式熱源設備の運転制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】変化する熱負荷に対応して常時、経済的な運転状態となるように2次ポンプの吐出圧を制御することにより、運転状態の安定化を図るとともに、ポンプ動力の削減により省エネルギー化を実現する。
【解決手段】2ポンプ方式熱源設備において、前記熱媒の循環流量Qを測定するための流量計14と、往水温度TSを測定する往水温度計20と、還水温度TRを測定する還水温度計15と、前記第1送りヘッダ4と第2送りヘッダ5との間の差圧dPを測定するポンプ揚程圧力計17を配設し、前記制御装置8は、循環流量Q、ポンプ吐出圧設計値Pls、実揚程Ps、循環流量設計値Qs、係数nにより基準ポンプ吐出圧曲線を算出するとともに、この基準ポンプ吐出圧曲線に従って2次ポンプ6A〜6Cを制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、地域冷暖房施設等の熱源供給システムや、工場やビルなどの熱源供給システムとして用いられる2ポンプ方式熱源設備の運転制御方法に関する。
従来より地域冷暖房施設等の熱源供給システムや、工場やビルなどの熱源供給システムとして用いられている熱源設備として、2ポンプ方式熱源設備が知られている。
前記2ポンプ方式熱源設備は、例えば図4に示されるように、戻りヘッダー50からの熱媒が一次送水ポンプ52A〜52Cにより送られ、冷凍機、ボイラ等からなる熱交換器等の熱源機器51A〜51Cを通過し加熱又は冷却された後、第1送りヘッダー54に至り、その後二次送水ポンプ55,55…により第2送りヘッダー57に送られる。そして、この第2送りヘッダー57を介して各部位(部屋)に配置された熱交換器(空調機)58,58…に送給された後、戻りヘッダー50に循環するようになっている。前記第1送りヘッダー54と第2送りヘッダー57との間に配置された二次送水ポンプ55,55…は各々インバーター56を備え、前記第1送りヘッダー54と第2送りヘッダー57との間に第一バイパス64及び第一バイパス弁65が配置されているとともに、前記第1送りヘッダー54と戻りヘッダー50とを繋ぐ第2バイパス62が配置されている(下記特許文献1、2等参照)。
制御装置60による前記二次送水ポンプ55の吐出圧制御は、第2の送りヘッダー57と戻りヘッダー50との差圧DSを検出し、予め設定された必要差圧となるように、二次送水ポンプ55,55…のインバーター56,56…に対し回転数制御をかけることにより、一定の送水圧力条件の下で変流量制御を行う。
また、前記熱源機器51A〜51Cの増減段制御は、例えば熱源入口温度TI、往水温度TS、流量F、負荷熱量L((TI−TS)×F)、に基づいた台数制御が行われている。
しかし、小負荷時に冷水往き還り温度差(TI−TS)が低下すると、熱量に変化が無くとも循環流量Qが増大することになる。循環流量Qが熱源機器通水流量Qrより増大すると、還り冷水の一部がバイパス62を通って往き冷水配管側に合流するため冷水往き温度TSが上昇し、熱源機器増段温度設定値を超え、熱源機器は絞り運転を行っているにも関わらず、運転台数の不要な増加が行われるなどの不要な熱源機器の運転が誘発される問題があった。
小負荷時に発生する水の往き還り温度差が低下する現象の原因としては、循環水量Qを一定値以上に保つことを目的とした末端バイパスの存在、空調負荷制御弁(MV)の締め切り能力不足による漏れ、設備簡素化のために制御弁を廃止した系統の存在などにより往き冷水が熱交換せずに還り冷水配管に入り込むことが挙げられる。これらを防止する方法として、小負荷時には吐出圧を下げることが有効である。同時に、ポンプ吐出圧を下げることはポンプ動力の削減にもつながる。
そこで、下記特許文献3では空調機により処理される空調負荷に見合う循環水量Qによってポンプ吐出圧設定値Pを下式(4)に従い増減させる運転制御方法が開示されている。
Figure 2006266566
特開2002−213802号公報 特開2004−101104号公報 特開2003−106731号公報
しかしながら、上記特許文献3に示されるポンプ制御方法の場合、空調設備の運転状態は建物用途や季節など様々な要因により変化するため、上記(4)式中の定数K0、K1、K2、nは常に変化し、各定数を一定値として同定することは困難である。その結果、運転状態によっては、吐出圧が不足し冷水供給が不十分となる場合があるとともに、小負荷時(特に負荷流量40%以下)においては、ポンプ吐出圧を下げられず必要以上の動力を消費している場合があったり、さらに吐出圧が低い状態で運転が安定してしまうことが考えられるため、変化する熱負荷状態に柔軟に対応できないなどの問題があった。さらに、定数の設定に膨大な運転データを使用する必要があるなどの問題もあった。
そこで本発明の主たる課題は、変化する熱負荷に対応して常時、経済的な運転状態となるように2次ポンプの吐出圧を制御することにより、運転状態の安定化を図るとともに、ポンプ動力の削減により省エネルギー化を実現し得る2ポンプ方式熱源設備の運転制御方法を提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、熱媒を冷却又は加熱する複数の熱源機器と各熱源機器に対応して設けられるとともに、冷却又は加熱された熱媒を圧送する1次ポンプと、前記熱源機器からの熱媒を集約する第1送りヘッダと、第1送りヘッダから熱媒を送る複数の2次ポンプと、2次ポンプからの熱媒を集約する第2送りヘッダと、この第2送りヘッダから熱媒が供給される外部負荷機器と、この外部負荷機器を迂回する末端バイパスと、前記外部負荷機器で熱交換された熱媒が戻されるとともに、各熱源機器に分配する戻りヘッダと、第1送りヘッダと第2送りヘッダとを繋ぐ第1バイパス及び第1バイパス弁と、前記第1送りヘッダ部又はその近傍と前記戻りヘッダ部又はその近傍とを繋ぐ第2バイパスと、前記熱源機器の運転台数制御及び前記2次ポンプの運転制御を行う制御装置とを備える2ポンプ方式熱源設備において、
前記熱媒の循環流量Qを測定するための流量計と、往水温度TSを測定する往水温度計と、還水温度TRを測定する還水温度計と、前記第1送りヘッダと第2送りヘッダとの間の差圧dPを測定するポンプ揚程圧力計を配設し、
前記制御装置は、循環流量Q、ポンプ吐出圧設計値Pls、実揚程Ps、循環流量設計値Qs、係数nにより下式(1)に基づき基準ポンプ吐出圧曲線を算出するとともに、この基準ポンプ吐出圧曲線に従って前記2次ポンプを制御することを特徴とする2ポンプ方式熱源設備の運転制御方法が提供される。
Figure 2006266566
上記請求項1記載の本発明では、任意に設定するn以外は、すべての計測により若しくは設計時に既知とされる値で制御されるため、変化する熱負荷に対応して常時、経済的な運転状態となるように2次ポンプの吐出圧を制御することが可能となる。
また、前記基準ポンプ吐出圧曲線は、概ね熱負荷が約40%以下の状態で、ポンプ吐出圧が二次曲線的に低減される曲線となるため、小負荷時に還り冷水の一部がバイパス62を通って往き冷水配管側に合流し冷水往き温度TSが上昇し、熱源機器は絞り運転を行っているにも関わらず、運転台数の不要な増段が行われるのを防止できるようになるとともに、ポンプ動力を削減できるようになる。
請求項2に係る本発明として、前記往水温度TSと還水温度TRとの送水温度差(TR-TS)が予め設定された最小設定温度差dTIを下回った場合には、下式(2)に基づき前記基準ポンプ吐出圧曲線による吐出圧Pに対して補正を行うことを特徴とする請求項1記載の2ポンプ方式熱源設備の運転制御方法が提供される。
Figure 2006266566
上記請求項2記載の本発明は、特に小負荷時において、往水温度TSと還水温度TRとの送水温度差(TR-TS)が予め設定された最小設定温度差dTIを下回った場合には、前記基準ポンプ吐出圧曲線のポンプ吐出圧P値を補正することにより、最小設定温度差dTIを常時確保することができる。前記「末端バイパス等」とは、末端バイパスの他、空調負荷制御弁(MV)の締め切り能力不足による漏れ、設備簡素化のために制御弁を廃した系統など、往き冷水が熱交換せずに還り冷水配管に入り込む配管経路のことを指す。
小負荷時において、ポンプ吐出圧が大幅に低減されることにより、最小限の循環水量を確保しながら、往き冷水の一部が還り冷水配管側に入り込むのを防止し、前記最小設定温度差dTIを確保するとともに、さらにポンプ動力の削減が図れるようになる。
請求項3に係る本発明として、下式(3)に示すポンプ吐出圧下限値曲線を設定し、前記2次ポンプの吐出圧は前記ポンプ吐出圧下限値曲線を最低吐出圧として制御する請求項1,2いずれかに記載の2ポンプ方式熱源設備の運転制御方法が提供される。
Figure 2006266566
以上詳説のとおり本発明によれば、変化する熱負荷に対応して常時、経済的な運転状態となるように2次ポンプの吐出圧を制御することが可能となるため、運転状態の安定化を図り得るとともに、ポンプ動力の削減により省エネルギー化を実現し得るようになる。
さらに、効果を列挙すれば下記のとおりである。
(1)上記特許文献3の制御方法とは異なり、定数の設定に膨大な運転データを使用しなくとも運転制御可能である。
(2)配管抵抗曲線が負荷状態により変化しても送水温度差補正により追従した運転がある程度可能である。
(3)運転開始時の吐出圧は要求圧よりも高い吐出圧(基準ポンプ吐出圧曲線)から始まるので吐出圧不足による循環水量の不足を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔2ポンプ方式熱源設備の構成〕
図1に示された2ポンプ方式熱源設備1は、熱媒を冷却又は加熱する複数の熱源機器2A〜2Cと、各熱源機器2A〜2Cに対応して設けられるとともに、熱媒を圧送する1次ポンプ3A〜3Cと、前記熱源機器2A〜2Cからの熱媒を集約する第1送りヘッダ4と、第1送りヘッダ4から熱媒を供給する2次ポンプ6A〜6Cと、これら2次ポンプ6A〜6Cをそれぞれ回転数制御するインバータ7A〜7Cと、2次ポンプ6A〜6Cから熱媒が供給される第2送りヘッダ5と、第2送りヘッダ5から熱媒が供給される空調機等の外部負荷機器9,9…と、この外部負荷機器9,9…を迂回する末端バイパス18と、前記外部負荷機器9,9…で熱交換された熱媒が戻されるとともに、各熱源機器2A〜2Cに分配する戻りヘッダ10と、前記第1送りヘッダ4と第2送りヘッダ5とを繋ぐ第1バイパス11及び第1バイパス弁12と、前記第1送りヘッダ部4又はその近傍と前記戻りヘッダ部10又はその近傍とを繋ぐ第2バイパス13と、前記熱源機器2A〜2Cの運転台数制御及び前記二次ポンプ6A〜6C(インバータ7A〜7C)の運転制御を行う制御装置8とを備えるものである。
また、計測機器類として、前記熱媒の循環流量を計測するための流量計14と、還水温度TRを測定するための還水温度計15と、往水温度TSを測定する往水温度計20と、熱源機器の入口温度TIを測定するための温度計16と、熱源機器の出口温度TOを測定するための温度計18と、前記第1送りヘッダ4と第2送りヘッダ5との間の差圧dPを測定するためのポンプ揚程圧力計17とを配備している。
〔制御装置8による運転制御〕
本2ポンプ方式熱源設備1においては、前記2次ポンプ6A〜6Cの吐出圧の制御は、図2に示される2次ポンプ吐出圧の算出ロジックフローに従い制御される。先ず、2次ポンプ6A〜6Cの運転制御条件となる基準ポンプ吐出圧曲線を次式(1)により設定する。
Figure 2006266566
上記(1)式において、係数n以外の数値は、計測値又は設計時に既知な値である。図3に、n=2,3,5とした場合の基準ポンプ吐出圧曲線を示すとともに、比較例としてn=1とした場合の一次曲線の場合と、後述の配管抵抗曲線と、ポンプ吐出圧下限値曲線を示す。図3を見れば明らかなように、係数nを所定の適値に設定することにより、小負荷時(特に40%以下)の時に、熱負荷状態に対応してポンプ吐出圧を2次曲線的に低減し得ることが分かる。なお、n=1とした場合には、ポンプ吐出圧は一次曲線となって小負荷時にポンプ吐出圧を低減することができない。
本発明の制御方法に従えば、n>1とした場合には、吐出圧曲線は小負荷時に吐出圧を2次曲線的に下げることが可能となりポンプ動力の削減が図れるようになる。また、配管抵抗曲線に対応してn=3やn=5とした曲線を任意に設定することができるので、配管抵抗曲線に応じて適性な吐出圧制御曲線を得ることができる。
前記基準ポンプ吐出圧曲線に従って2次ポンプ6A〜6Cが運転制御されるが、予め前記往水温度TSと還水温度TRとの送水温度差(TR-TS)の最小値(最小設定温度差dTI)を設定しておき、前記送水温度差(TR−TS)が最小設定温度差dTIを下回った場合には、送水温度差(TR−TS)が最小設定温度差dTIとなるように、基準ポンプ吐出圧曲線の値Pを以下の計算式で補正する。
熱量バランスから下式(5)が得られる。
Figure 2006266566
上式(5)をQbについて解くと、下式(6)となる。
Figure 2006266566
いま、最低限維持したい送水温度差dTI(例えば、設計送水温度差が5℃の時、dTI=3℃のように設定)とすると、そのとき末端バイパス等のQblは下式(7)より求まる。
Figure 2006266566
また、末端バイパス等のQb、Qblのときの末端バイパス等の差圧Pb、Pblは末端バイパス等の抵抗係数をCVbとすると、それぞれ下式(8)(9)となる。
Figure 2006266566
Figure 2006266566
ここで、末端バイパス等の抵抗係数CVbは、全系統の空調負荷自動弁が開度0%の循環流量Qと、ポンプ吐出圧Pとを用い下式(10)より求めることができる。
Figure 2006266566
以上より、圧力をPb−Pbl下げれば、末端バイパス等の流量はQblとなる。よって、補正後の圧力P’は下式(11)(=(2)式)より求めることができる。
Figure 2006266566
一方で、前記ポンプ吐出圧には、最低限の冷水流量を確保するために、下限値を設定することが望ましい。
ポンプ吐出圧の下限値は、下式(12)で表すことができ、そのグラフは図3に示される曲線となる。
Figure 2006266566
なお、配管抵抗曲線に従い制御される対象は、2次ポンプ6A〜6Cの吸い込み側と吐出側との差圧、つまりポンプ揚程dPであるのが望ましい。
以上より、本発明においては、先ず前記基準ポンプ吐出圧曲線に従って2次ポンプ6A〜6Cが運転制御され、小負荷時において、前記送水温度差(TR−TS)が事前に設定してある最小設定温度差dTIを下回る現象が生じたならば、送水温度差(TR−TS)が最小設定温度差dTIとなるように、基準ポンプ吐出圧曲線の値Pを補正する。また、最低限の流量を確保するために、ポンプ吐出圧が下がった場合でも、前記ポンプ吐出圧下限値曲線を最低吐出圧として2次ポンプ6A〜6Cを制御するようにする。
本発明に係る2ポンプ方式熱源設備1を示すブロック図である。 2次ポンプ吐出圧の算出ロジックを示すフロー図である。 基準ポンプ吐出圧曲線、配管抵抗曲線及びポンプ吐出圧下限値曲線を示すグラフである。 従来型の2ポンプ方式熱源設備を示すブロック図である。
符号の説明
1…2ポンプ方式熱源設備、2A〜2C…熱源機器、3A〜3C…1次ポンプ、4…第1送りヘッダ、5…第2送りヘッダ、6A〜6C…2次ポンプ、7A〜7C…インバータ、8…制御装置、9…外部負荷機器、10…戻りヘッダ、11…第1バイパス、12…第1バイパス弁、13…第2バイパス、14…流量計、15・16・18・20…温度計、17…差圧計

Claims (3)

  1. 熱媒を冷却又は加熱する複数の熱源機器と各熱源機器に対応して設けられるとともに、冷却又は加熱された熱媒を圧送する1次ポンプと、前記熱源機器からの熱媒を集約する第1送りヘッダと、第1送りヘッダから熱媒を送る複数の2次ポンプと、2次ポンプからの熱媒を集約する第2送りヘッダと、この第2送りヘッダから熱媒が供給される外部負荷機器と、この外部負荷機器を迂回する末端バイパスと、前記外部負荷機器で熱交換された熱媒が戻されるとともに、各熱源機器に分配する戻りヘッダと、第1送りヘッダと第2送りヘッダとを繋ぐ第1バイパス及び第1バイパス弁と、前記第1送りヘッダ部又はその近傍と前記戻りヘッダ部又はその近傍とを繋ぐ第2バイパスと、前記熱源機器の運転台数制御及び前記2次ポンプの運転制御を行う制御装置とを備える2ポンプ方式熱源設備において、
    前記熱媒の循環流量Qを測定するための流量計と、往水温度TSを測定する往水温度計と、還水温度TRを測定する還水温度計と、前記第1送りヘッダと第2送りヘッダとの間の差圧dPを測定するポンプ揚程圧力計を配設し、
    前記制御装置は、循環流量Q、ポンプ吐出圧設計値Pls、実揚程Ps、循環流量設計値Qs、係数nにより下式(1)に基づき基準ポンプ吐出圧曲線を算出するとともに、この基準ポンプ吐出圧曲線に従って前記2次ポンプを制御することを特徴とする2ポンプ方式熱源設備の運転制御方法。
    Figure 2006266566
  2. 前記往水温度TSと還水温度TRとの送水温度差(TR-TS)が予め設定された最小設定温度差dTIを下回った場合には、下式(2)に基づき前記基準ポンプ吐出圧曲線による吐出圧Pに対して補正を行うことを特徴とする請求項1記載の2ポンプ方式熱源設備の運転制御方法。
    Figure 2006266566
  3. 下式(3)に示すポンプ吐出圧下限値曲線を設定し、前記2次ポンプの吐出圧は前記ポンプ吐出圧下限値曲線を最低吐出圧として制御する請求項1,2いずれかに記載の2ポンプ方式熱源設備の運転制御方法。
    Figure 2006266566
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