JPH09175984A - 亜鉛塩及びセレンジスルフィドを含む安定な組成物 - Google Patents

亜鉛塩及びセレンジスルフィドを含む安定な組成物

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JPH09175984A JP34853295A JP34853295A JPH09175984A JP H09175984 A JPH09175984 A JP H09175984A JP 34853295 A JP34853295 A JP 34853295A JP 34853295 A JP34853295 A JP 34853295A JP H09175984 A JPH09175984 A JP H09175984A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保存に対して安定な、変色を示さない化粧用
組成物を提供すること。 【解決手段】 無機酸又は有機カルボン酸の亜鉛塩の少
なくとも一つとの混合物として、セレンジスルフィドを
含む組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セレンジスルフィ
ド、及び安定剤として無機酸又は有機カルボン酸の亜鉛
塩を少なくとも一つ含有する、安定な化粧用、皮膚科学
用又は医薬用組成物に関する。本発明は、特には、ふけ
を防止及び除去する(抗ふけ)ヘア組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ふけは、一般に、微生物の及び/又は菌
類の増殖に伴って発生する。ふけの発生を抑える目的
で、今まで提案された抗ふけ製品は、微生物の増殖を抑
える物質又は角質溶解性の物質を含む。後者の中では、
セレンジスルフィドの使用が、その強力な細胞増殖抑制
活性故に特に推奨されてきた(Ch. Zviak "Science des
traitements capillaires" [髪処理の科学]、1988年
版参照)。
【0003】すなわち、ヨーロッパ特許出願第0524
859号は、シャンプーにおける、生物ポリサッカライ
ド又はアニオン性セルロースから選ばれる沈殿防止剤の
存在下で、アルキルポリグルコシド又はポリグリセロー
ル化タイプの非イオン性界面活性剤と組み合わせたセレ
ンジスルフィドの使用を提案している。
【0004】更に、ヨーロッパ特許出願第042250
8号は、シャンプーにおける、アルキルポリグルコシド
タイプの非イオン性界面活性剤の存在下で、2−メルカ
プトピリジン N−オキシドの又は1−ヒドロキシ−2
−ピロリドンの塩と組み合わせたセレンジスルフィドの
使用を記載している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、セレン
ジスルフィドは、優れた抗ふけ活性を有するけれども、
時間が経つと徐々に褐色となる(即ち、オレンジ色から
緑がかった褐色となる)という欠点を有している。
【0006】この変色の問題を克服するために、米国特
許第4854333号明細書は、セレンジスルフィドと
組み合わせて、ペルオキシドタイプ又は過酸塩タイプの
酸化剤を含有する組成物を提案している。しかしなが
ら、酸化剤の使用は、毒性及び/又は組成物中での相溶
性の問題を引き起こしうる。
【0007】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、そして
意外にも、無機酸又は有機カルボン酸の亜鉛塩を組合せ
て用いることにより、安定な色のセレンジスルフィドベ
ースの組成物を得ることができると今判った。
【0008】本発明に従って、安定な色の組成物なる語
は、オーブン中に45℃にて少なくとも一月間置かれた
ときに、組成物の最初の色に対して実質的な色の変化を
示さない組成物を意味する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の主体は、抗ふけ作用を有
し、安定であり、かつ、水性媒体中に、無機酸又は好ま
しくは2〜6の炭素原子を有する有機カルボン酸の亜鉛
塩の少なくとも一つとの混合物として、セレンジスルフ
ィドを含有する化粧用、皮膚科学用又は医薬用組成物で
ある。
【0010】無機酸の亜鉛塩の中では、特に、塩化物及
び硫酸塩を挙げることができるが、塩化亜鉛が好まし
い。
【0011】2〜6の炭素原子を有する有機カルボン酸
の亜鉛塩の中では、特に、酢酸塩、グリコール酸塩、乳
酸塩、グルコン酸塩及びクエン酸塩を挙げることができ
るが、乳酸亜鉛及びクエン酸亜鉛が好ましい。
【0012】特に好ましい実施態様に従って、亜鉛塩
は、水中で可溶性である亜鉛塩から選ばれる。
【0013】本発明に従った組成物において用いられる
セレンジスルフィドは、本質的に、硫黄各2原子に対し
てセレン1原子を含む。また、本発明に従った組成物に
おいて用いられるセレンジスルフィドは、ポリスルフィ
ド構造、Sex y (ここで、x+y=8)を有しう
る。
【0014】セレンジスルフィドは、200mm未満、
好ましくは25mm未満の大きさを有する粒状物であ
る、粉末の形態にて存在する。
【0015】本発明に従った組成物において、好ましく
は、セレンジスルフィドは、組成物の全重量に対して、
0.001重量%〜5重量%、好ましくは0.25重量
%〜2重量%の割合にて存在する。
【0016】亜鉛塩は、組成物の全重量に対して、一般
に、0.01重量%〜5重量%、好ましくは0.1重量
%〜3重量%の割合にて存在する。
【0017】本発明の組成物の好ましい実施態様に従っ
て、セレンジスルフィドに対する亜鉛塩の重量比は、
0.1〜3の間、好ましくは0.2〜2の間である。
【0018】本発明に従った組成物は、種々の形態にて
存在しうる。これらの形態は、特に、シャンプー、又は
シャンプーの前後での利用のための組成物を含み、これ
らの組成物は、ローション(多かれ少なかれ粘性であ
る)、ゲル又はエマルジョンの形態にて存在する。
【0019】本発明に従った組成物は、特にシャンプー
の形態において、追加的に、少なくとも一つのアニオン
性、非イオン性、両イオン性、両性又はカチオン性界面
活性剤を含む。
【0020】界面活性剤の割合は、組成物の全重量に対
して、一般に、0.01重量%〜50重量%の間である
が、好ましくは0.05重量%〜30重量%の間であ
る。
【0021】非イオン性タイプの界面活性剤が用いられ
る場合は、組成物の全重量に対して、一般に、0.1重
量%〜40重量%の間、好ましくは1重量%〜20重量
%の間の割合にて用いられる。
【0022】カチオン性タイプの界面活性剤は、その低
い洗浄力故に、シャンプーの前後での使用のためのヘア
ケア組成物の形態における本発明に従った組成物におい
てとりわけ用いられる。
【0023】本発明に従って、単独で又は混合物にて用
いられ得るアニオン性界面活性剤の内では、特に、以下
の化合物、すなわちアルキルスルフェート、アルキルエ
ーテルスルフェート、アルキルアミドエーテルスルフェ
ート、モノグリセリドスルフェート、アルキルグリセリ
ルスルホネート、アルキルスルホネート、アルキルホス
フェート、アルキルアミドスルホネート、アルキルアリ
ールスルホネート、α−オレフィンスルホネート、パラ
フィンスルホネート、アルキルスルホスクシネート、ア
ルキルエーテルスルホスクシネート、アルキルアミドス
ルホスクシネート、アルキルスルホスクシナメート、ア
ルキルスルホアセテート、アルキルエーテルホスフェー
ト、アシルイセチオネート、N−アシルタウレート及び
N−アシルアミノ酸、例えばN−アシルサルコシネート
及びN−アシルグルタメートの、アルカリ金属塩、特に
ナトリウム塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノアル
コール塩又はマグネシウム塩を挙げることができる。
【0024】アニオン性界面活性剤として、脂肪酸の
塩、例えば、ウンデセニル酸、オレイン酸、リシノール
酸、パルミチン酸及びステアリン酸の塩、ココナッツオ
イル酸又は水素化ココナッツオイル酸の塩、及びアシル
ヒドロキシ酸の塩、例えばアシルラクチル酸塩を用いる
ことも可能である。
【0025】また、弱くアニオン性の界面活性剤、例え
ばアルキルD−ガラクトシドウロン酸及びそれらの塩、
及びポリオキシアルキレン化エーテルカルボン酸又はそ
れらの塩を用いることも可能である。上記した種々の界
面活性剤のアルキル基又はアシル基は、好ましくは8〜
22の炭素原子を有する。
【0026】非イオン性界面活性剤の中では、ポリエト
キシル化、ポリプロポキシル化又はポリグリセロール化
された、アルコール、α−ジオール、アルキルフェノー
ル又は8〜22の炭素原子を含む脂肪鎖を有する脂肪酸
を挙げることができ、エチレンオキシド基又はプロピレ
ンオキシド基の数は2〜50、そしてグリセロール基の
数は特には2〜30の範囲内であることができる。ま
た、エチレンオキシドとプロピレンオキシドのコポリマ
ー、好ましくは2〜30モルのエチレンオキシドを有す
るポリエトキシル化アミン又は脂肪アミド、平均して1
〜5のグリセロ基を含有するポリグリセロール化された
脂肪アミド、ポリグリセロール化されたジグリコールア
ミド、オキシエチレン化された或いはされていないソル
ビタンの脂肪酸エステル、スクロースの脂肪酸エステ
ル、オキシエチレン化された或いはされていないアルキ
ルポリグリコシド、アルキルグルコシドエステル、N−
アルキルグルカミンの誘導体及びアミンオキシドを挙げ
ることができる。
【0027】両性又は両イオン性界面活性剤の中では、
脂肪族基が8〜22の炭素原子を有する直鎖状又は分枝
状の鎖であり、かつその少なくとも一つのアニオン性基
が水中で可溶性を与える(例えば、カルボキシレート、
スルホネート、スルフェート、ホスフェート又はホスホ
ネート)脂肪族第二又は第三アミン誘導体、例えば、ア
ルキルベタイン、アルキルアミノカルボキシレート、ス
ルホベタイン、アルキルアミドアルキルベタイン、アル
キルアミドアルキルスルホベタイン、及びイミダゾリウ
ムの誘導体、特に両性カルボキシグリシネート又は両性
カルボキシプロピオネートの誘導体を挙げることができ
る。
【0028】カチオン性界面活性剤の中では、特に、ポ
リオキシアルキレン化された及び/又は四級化された或
いはされていない脂肪アミン塩、ポリオキシアルキレン
化された及び/又は四級化された或いはされていない脂
肪酸及びアミンアルコールのエステル、四級アンモニウ
ム塩、例えばテトラアルキルアンモニウムブロミド又は
クロリド、アルキルアミドアルキルトリアルキルアンモ
ニウムクロリド又はブロミド、トリアルキルベンジルア
ンモニウムクロリド又はブロミド、トリアルキルヒドロ
キシアルキルアンモニウムクロリド又はブロミド、ジア
ルキルアミドアルキルジメチルアンモニウムクロリド又
はブロミド、アルキルピリジニウムクロリド又はブロミ
ド、及びイミダゾリウム誘導体を挙げることができる。
【0029】本発明に従った組成物の水性ビヒクルは、
水、又は水と化粧品上許容される溶媒、例えばエタノー
ル、グリコール又はグリコールエーテルとの混合物のい
ずれかである。
【0030】更に、本発明に従った組成物は、コンディ
ショナー、増粘剤、カチオン性、アニオン性、非イオン
性或いは両性ポリマー、サンスクリーン、セラミド、α
−ヒドロキシ酸、防腐剤、抗微生物剤、追加的な抗ふけ
剤、パールエッセンス剤、着色剤、芳香剤、電解質又は
沈殿防止剤から選ばれる少なくとも一つの化粧品上又は
皮膚科学上許容される添加剤を含みうる。
【0031】本発明に従った組成物中で用いられ得るコ
ンディショナーとしては、水素化された又はされていな
い天然油、合成炭化水素、環状又は脂肪族の、直鎖状又
は分枝状の、飽和又は不飽和のオイル、例えば、ポリ−
α−オレフィン、特には、ポリデセン及びポリイソブテ
ン、揮発性又は非揮発性の、可溶性又は不溶性の、有機
的に変性された或いはされていないシリコーンオイル、
フッ素化又はパーフッ素化オイル、脂肪エステル、多価
アルコールのエステル及びグリセリドを特に挙げること
ができる。
【0032】本発明に従った組成物中で用いられ得る他
のコンディショナーは、合成又は天然のワックス、シリ
コーン樹脂及びガム、四級化された或いはされていない
蛋白質又は蛋白質加水分解物、又はこれらの種々の薬剤
の混合物である。
【0033】添加剤は、一般に、本発明に従った組成物
中にて、組成物の全重量に対して、0.01重量%〜2
0重量%の間、好ましくは0.02重量%〜10重量%
の間の割合にて存在する。
【0034】本発明に従った組成物のpHは、一般に、
7未満であり、好ましくは3〜4.5である。
【0035】本発明のもう一つの主体は、上記の組成物
の十分量を髪へ適用することを含む化粧処理方法であ
る。
【0036】一般に、本発明の組成物は、6〜8週間の
間、1週当たり1〜3回適用される。 本発明に従った
組成物が、シャンプーの前後に、使用のためにローショ
ン又はクリームの形態にて適用される場合、任意的に、
水を用いた任意的なリンスを行う前に、約0.5〜5分
間髪に作用させることができる。
【0037】本発明に従った抗ふけヘア組成物の複数の
実施例を、説明のために以下に示す
【0038】。
【実施例】実施例1:抗ふけシャンプー −セレンジスルフィド 0.25g −塩化亜鉛 0.1 g −4モルのエチレンオキシドを含む、オキシエチレン化ラウリルエーテル硫酸ナ トリウム及びマグネシウム(80/20)(Albright and Wilson 社より”Empi col BSD ”という名で売られている) 10g(有効成分) −ココイルアミドプロピルベタイン/グリセロールモノラウレート混合物(30 %の有効成分を含有する水性溶液として、Goldsmidt 社より、”Tegobetain-HS ”の名で売られている) 5g(有効成分) −ポリジメチルシロキサン(分子量250,000)(Rhone Poulenc 社より” Silbione huile 70047 V 500.000”の名で売られている)2g −セチル2−ヒドロキシセチルステアリルエーテル及びセチルアルコールの混合 物(60/40) 2.5g −ココナッツ酸モノイソプロパノールアミド 1.5g −架橋されたアクリル酸(C10−C30)アルキルアクリレートコポリマー(Good rich社より”Carbopol 1382 ”の名で売られている) 0.5g −NaOH pHを4にするのに十分量 −水 全量を100gにするのに十分量 得られたシャンプーは、オーブン中に45℃にて1月間
置かれた場合に、色の変化は示さず、かつ抗ふけ活性を
保持している。
【0039】塩化亜鉛を含まないこと以外は上記と同じ
シャンプーは、色の急な変化を受け、明るいオレンジ色
から暗いブラウンへと変わった。
【0040】髪を濡らした後、十分な量のシャンプーを
適用し、泡立てそして約2分間作用させた。その後、髪
を十分にリンスした。規則正しく使用された場合、この
シャンプーは、ふけの除去を可能とし、そしてふけの再
発を防ぐことができる。
【0041】実施例2:抗ふけシャンプー −セレンジスルフィド 1g −塩化亜鉛 0.4g −3.5モルのグリセロールを含むポリグリセロール化ドデカンジオール 20g(有効成分) −パーヒドロスクアレン 2g −キサンタンガム 1g −防腐剤 十分量 −芳香剤 十分量 −塩酸 pHを4にするのに十分な量 −水 全量を100gにするのに十分な量
【0042】実施例3:抗ふけシャンプー −セレンジスルフィド 1g −塩化亜鉛 0.1g −オキシエチレン化ラウリルエーテル硫酸ナトリウム及びマグネシウム(80/ 20)(Empicol BSD) 10g −ココイルアミドプロピルベタイン/グリセロールモノラウレート混合物(Tego betaine-HS) 5g(有効成分) −ポリジメチルシロキサン(Silbione huile 70047 C 500.000) 2g −架橋されたアクリル酸(C10−C30)アルキルアクリレートコポリマー(Carb opol 1382 ) 0.5g −セチル2−ヒドロキシセチルステアリルエーテル/セチルアルコールの混合物 (60/40) 2.5g −ココナッツ酸モノイソプロパノールアミド 1.5g −NaOH pHを4にするのに十分量 −水 全量を100gにするのに十分量
【0043】実施例4:シャンプー後の使用のための抗ふけ組成物 −セレンジスルフィド 1g −塩化亜鉛 1g −ポリアクリルアミド(Seppic社より”Sepigel 305”の名で売られている) 3g(有効成分) −シクロメチコーン(及び)ジメチコノール(Dow Corning 社より”Dow Cornin g 1401 Substantivity Acid Fluid ”の名で売られている) 20g −塩酸 pHを4にするのに十分な量 −水 全量を100gにするのに十分な量
【0044】実施例5:シャンプー後の使用のための抗ふけ組成物 −セレンジスルフィド 0.5g −塩化亜鉛 0.3g −ポリアクリルアミド(”Sepigel 305”) 3g(有効成分) −ジフェニルジメチコーン(Rhone Poulenc 社より”Silbione Oil 70641 V 200 ”の名で売られている) 5g −防腐剤 十分量 −芳香剤 十分量 −塩酸 pHを4にするのに十分な量 −水 全量を100gにするのに十分な量
【0045】前もってシャンプーした髪を十分にリンス
した後、実施例4及び5の組成物のいずれか一つの十分
量を髪全体に用いた。約2〜5分間作用させ、そしてそ
の後、(もし適当ならばリンスした後、)髪を整えた。
【0046】
【発明の効果】本発明の組成物は、化粧用、皮膚科学
用、そして医薬用組成物として有用である。本発明の組
成物は、優れたふけの除去及びふけの防止の効果を有
し、かつ、長期間の保存に対して、変色を示さず、安定
であるという効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C01G 9/04 C01G 9/04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性媒体中に、無機酸又は有機カルボン
    酸の亜鉛塩の少なくとも一つとの混合物として、セレン
    ジスルフィドを含む安定な組成物。
  2. 【請求項2】 該無機酸の亜鉛塩が、塩化亜鉛及び硫酸
    亜鉛からなる群から選ばれることを特徴とする請求項1
    に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 該有機カルボン酸の亜鉛塩が、酢酸亜
    鉛、グリコール酸亜鉛、乳酸亜鉛、グルコン酸亜鉛及び
    クエン酸亜鉛からなる群より選ばれることを特徴とする
    請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 セレンジスルフィドが、組成物の全重量
    に対して、0.001重量%〜5重量%の割合で存在す
    ることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 セレンジスルフィドの割合が、組成物の
    全重量に対して、0.25重量%〜2重量%であること
    を特徴とする請求項4に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 該亜鉛塩が、組成物の全重量に対して、
    0.001重量%〜5重量%の割合で存在することを特
    徴とする請求項1に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 亜鉛塩の割合が、組成物の全重量に対し
    て、0.1重量%〜3重量%であることを特徴とする請
    求項6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 セレンジスルフィドに対する亜鉛塩の重
    量比が、0.1〜3の間であることを特徴とする請求項
    1に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 該比が0.2〜2であることを特徴とす
    る請求項8に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 更に、少なくとも一つのアニオン性、
    非イオン性、両イオン性、両性又はカチオン性界面活性
    剤を、組成物の全重量に対して、0.01重量%〜50
    重量%の割合で含有することを特徴とする請求項1に記
    載の組成物。
  11. 【請求項11】 更に、コンディショナー、増粘剤、カ
    チオン性、アニオン性、非イオン性或いは両性のポリマ
    ー、サンスクリーン、セラミド、α−ヒドロキシ酸、防
    腐剤、抗微生物剤、追加的な抗ふけ剤、パールエッセン
    ス剤、着色剤、芳香剤、電解質及び沈殿防止剤からなる
    群より選ばれる少なくとも一つの添加剤を含有すること
    を特徴とする請求項1に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか一つに記載
    の組成物の十分量を髪に適用することを特徴とするトリ
    ートメント方法。
  13. 【請求項13】 ふけの処置のための請求項12に記載
    の方法。
  14. 【請求項14】 セレンジスルフィドを含有する水性組
    成物に、無機酸又は有機カルボン酸の少なくとも一つの
    亜鉛塩を加えることを含む、該水性組成物の安定化方
    法。
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JP2002255755A (ja) * 2001-02-27 2002-09-11 Kanebo Ltd 洗浄剤組成物
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