JPH09175070A

JPH09175070A - スライドラック

Info

Publication number: JPH09175070A
Application number: JP35016895A
Authority: JP
Inventors: Tomoko Shimizu; 智子清水
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1995-12-22
Filing date: 1995-12-22
Publication date: 1997-07-08

Abstract

(57)【要約】【目的】内容量に応じて幅を伸縮できるようにしたラッ
クとすること。【構成】底部にまちを設け、左右対称状に２分割した
ポケット状部材を中央で重ね合わせ、重なり部は紙挟み
機能をゆうし、ポケット部は、厚みのあるものを支える
ように構成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、メモ紙や小冊子、ある
いは封書など、厚みや大きさのまちまちなものを、保存
支持するラックであって、内容量に応じて幅を伸縮自在
となすことを可能としたものに関する。

【０００２】

【従来の技術】日常的に生ずるメモや、数々の封書な
ど、一時的に保存を必要とするものをまとめる手段とし
て、メモなどの一枚の紙は、冷蔵庫の壁面にマグネット
で取り付けることが多く、厚みのある封書や、冊子など
は、別にラックを必要としていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】前述のメモなどは、主
に目につきやすいキッチンに置くことが多いため、大変
見苦しく、美観を損ねるばかりでなく、ときに、マグネ
ットの吸着力に耐えきれず脱落してしまうなどの失敗が
ある。そこで、本発明は、一つのラックで、紙を挟む機
能と、厚みのある封書や、小冊子などを収納するポケッ
トの機能とを同時に提供し、さらに、その内容量を必要
に応じて伸縮できるようになすことを目的として、発明
したものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】二分割し、底部にまちを
設けたポケット状部材を２分割して、重合し、少なくと
も前面は透明部材とし、重合部は、互いの部材がやや可
撓性とやや間隙を持った状態とし、一つの平面的ポケッ
トを形成するとともに、非重合部と、重合部内面とで一
つの立体的ポケットを形成し、前記２分割したポケット
状部材を左右にスライドさせることによって、平面的ポ
ケット容量及び立体的ポケット容量を伸縮自在となし、
ポケッ状部材の背面に、マグネット、吸盤、など着脱の
容易な止め具を設けたものである。

【０００５】

【作用】本発明を使用する時は、重合部の量を左右にス
ライドして調整し、止め具でもって壁面に取り付ける。
立体的なポケットには、封書や、小冊子などの厚みのあ
るものを収納し、前面の部材の重合部には、メモ用紙な
どの一枚の紙を挟むことができる。このようにすること
によって、部材が透明のものを使用すれば、収納した状
態で内容が確認でき、部材を適度に左右にスライドすれ
ば、内容量に応じたラックの機能を提供できるものであ
る。

【０００６】

【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照にして説明
する。図１は、本発明の一実施例に係わるスライドラッ
クの組立構造斜視図である。図２は、本発明の二分割部
材背面斜視図である。底部にまち１を設けたポケット状
部材２を２分割して重合する。この実施例に示すポケッ
ト状部材は、背面を、取り付ける壁面を利用したもの
で、底部を支える程度の高さに設けている。又、少なく
とも前面は略透明部材とし、重合部は、互いの部材がや
や可撓性とやや間隙のある、一つの紙挟み用平面的ポケ
ット３を形成するとともに、非重合部と、重合部内面と
で一つの立体的ポケット４を形成して、前記２分割した
ポケット状部材を左右にスライド自在とし、部材の背面
に止め具５を設けたものである。

【０００７】前記ポケッ状部材は、図のように、中央を
凹状に短丈とするばかりでなく、直線状に設けることも
でき、部材背面の底部寄り高さの長短は限定するもので
はない。又、止め具をマグネットにする場合、吸盤にす
る場合、いずれも止め具によって部材の背面が壁面より
離れないように取り付ける必要がある。なぜならば、部
材が壁面よりはなれてしまうと、内容物を立体的ポケッ
トに収納する時に、壁面と、部材との間に挟まったり、
その隙間から、下へ落下してしまう失敗があるからであ
る。

【０００８】又、他の実施例として、ポケッ状部材２の
背面６は、図３に示すように、前面の上端部と同一の高
さにして、独立した箱状を形成する形状とすることもで
きる。

【０００９】

【効果】以上詳述したことで明らかなように、本発明を
使用することによって、一枚の紙でも、厚みのあるもの
でも無理なく収納することができ、又、メモなど、とく
に目立つ必要のあるものは、前面に紙を挟み固定するこ
とができ部材が透明であるので、紙挟みの機能と掲示板
的機能を同時になすことができる。又、収納量の多少に
よって、横幅を自在にスライドが可能で、容易に収納量
の調整ができるなどの効果のあるスライドラックであ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係わるスライドラックの組
立構造斜視図である。

【図２】本発明の二分割部材背面斜視図である。

【図３】他の実施例ポケット状部材の斜視図である。

【符号の説明】

１まち２ポケット部材３平面的ポケット４立体的ポケット５止め具６背面

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】底部にまちを設けたポケット状部材を２
分割して重合し、少なくとも前面は略透明部材とし、重
合部は、互いの部材がやや可撓性とやや間隙のある、一
つの紙挟み用平面的ポケットを形成するとともに、非重
合部と、重合部内面とで一つの立体的ポケットを形成し
て、前記二分割したポケット状部材を左右にスライドさ
せることによって、同時に２形状ポケットの容量を伸縮
自在となしたことを特徴とするスライドラック。