JPH09174861A - インクジェットプリンタヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットプリンタヘッドの製造方法

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JPH09174861A
JPH09174861A JP34264995A JP34264995A JPH09174861A JP H09174861 A JPH09174861 A JP H09174861A JP 34264995 A JP34264995 A JP 34264995A JP 34264995 A JP34264995 A JP 34264995A JP H09174861 A JPH09174861 A JP H09174861A
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JP
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adhesive
substrate
viscosity
top plate
groove
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JP34264995A
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English (en)
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Masashi Shimozato
正志 下里
Takashi Kikuchi
隆 菊地
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TEC CORP
Toshiba Corp
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TEC CORP
Toshiba Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板と天板とを接着する接着剤が、基板に形
成した溝に流れ込まないようにする。 【解決手段】 多数の溝8と側壁9とを形成した基板2
に天板3を接着する際に、基板2の接着面又は天板3の
接着面のいずれか一方に高粘度接着剤17を薄く均一に
塗布し、基板2の接着面と天板3の接着面とを高粘度接
着剤17を介在させて接合させた後に、恒温加圧装置内
に入れて高圧雰囲気下で高粘度接着剤17を硬化させ
る。溝8内を含めた恒温加圧装置内の全体が高圧状態で
あるため、高粘度接着剤17は、硬化時の発熱や硬化さ
せるための加熱によって一時的に粘度が低下しても流動
しにくく、溝8内への流れ込みを防止でき、流れ込んだ
高粘度接着剤17による溝8の詰まりを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンデマンド方式
のインクジェットプリンタヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インク供給部に接続して並設した
多数の圧力室の先端にインク吐出口を有するノズル板を
固定し、印字指令に応じて圧力室内のインク圧を選択的
に高めてインク吐出口からインク滴として吐出させるよ
うにしたオンデマンド方式のインクジェットプリンタヘ
ッドが知られている。
【0003】このようなインクジェットプリンタヘッド
の製造方法としては、少なくとも一部を圧電部材で形成
した基板に多数の溝を溝加工し、この基板に天板を接着
剤で接着する方法が知られている。しかし、溝が非常に
微細であるため、基板と天板とを接着する接着剤が溝内
に入り込むことにより溝が目詰まりし、インク滴の吐出
性能が低下するという欠点がある。
【0004】このような欠点を解決したインクジェット
プリンタヘッドの製造方法としては、特公昭60−52
951号公報に開示されたように、低粘度接着剤を平面
板上にゴムローラで均一に展延させ、溝を形成した基板
を平面板上に展延させた接着剤に押し付けてその接着剤
を基板に転写し、転写した接着剤を介して基板と天板と
を接合させて接着したものがある。
【0005】また、接着剤で2以上の部材を接着する方
法の一つに、オートクレーブと呼ばれる恒温加圧装置を
使用する方法があり、例えば、特開昭57−13972
0号公報、特開昭62−231928号公報等に開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特公昭60−5295
1号公報に開示された製造法によれば、平面板上にゴム
ローラで接着剤を薄く均一に展延させるために低粘度接
着剤を用いているので、接合直後に毛管力により接着剤
が溝のエッジ等に入り込むという問題が十分に解決され
ていない。また、接着剤が硬化する時の発熱、又は、接
着剤を硬化させるための加熱により接着剤の粘度が一時
的に低下し、粘度が低下した接着剤が溝の中に流れ込む
という問題がある。
【0007】恒温加圧装置を用いる接着方法について
は、加圧により接着剤の中の気泡を消失させたり、加圧
による部材の破損を防止したり、部材の全体に対して均
等に加圧して部材間のギャップを均一にするものであ
る。従って、恒温加圧装置は、2部材を接着する接着剤
が微細構造の溝などに入り込むことを防止するという使
い方はされていない。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、基板と天
板とを接着する高粘度接着剤が、硬化時の発熱や加熱に
よって一時的に粘度が低下しても、その高粘度接着剤が
基板に形成した溝内に流れ込んで溝を詰まらせたり溝の
流路面積を狭めることを防止できるインクジェットプリ
ンタヘッドの製造方法を提供する。
【0009】請求項2記載の発明は、加熱硬化時に粘度
が急激に低下する熱硬化型エポキシ系接着剤を使用した
場合においても、この加熱硬化型エポキシ系接着剤が基
板に形成した溝内に流れ込んで溝を詰まらせたり溝の流
路面積を狭めることを防止できるインクジェットプリン
タヘッドの製造方法を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
板厚方向に分極させた少なくとも1枚の圧電部材を含む
基板と、この基板に交互に形成した少なくとも一部が前
記圧電部材からなる多数の側壁と溝と、前記側壁に設け
た電極と、前記溝の上部を覆う天板と前記溝の正面部を
覆うノズル板とを前記基板に接着して形成した多数の圧
力室とを有するインクジェットプリンタヘッドの製造方
法において、前記基板と前記天板とを接着する一方の接
着面に高粘度接着剤を薄く均一に塗布し、前記基板と前
記天板とを高粘度接着剤を介在させて接合させた後に恒
温加圧装置内に入れて高圧雰囲気下で高粘度接着剤を硬
化させたので、基板と天板とを接着する高粘度接着剤は
硬化時の発熱や硬化させるための加熱によって一時的に
粘度が低下するが、溝内を含めた恒温加圧装置内が高圧
状態であるため、高粘度接着剤は粘度が低下しても流動
しにくく、溝内への流れ込みが起こらず、流れ込んだ高
粘度接着剤が溝を詰まらせたり溝の流路面積を狭めるこ
とを防止できる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、高粘度接着剤を熱硬化型エポキシ系接着剤
としたので、加熱硬化型エポキシ系接着剤は加熱硬化時
に粘度が急激に低下するが、その場合であっても、この
加熱硬化型エポキシ系接着剤が基板に形成した溝内に流
れ込んで溝を詰まらせたり溝の流路面積を狭めることを
防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図5に基づいて説明する。インクジェットプリン
タヘッド1は図1に示すように、基板2に対して天板3
とノズル板4とを接着することにより形成している。
【0013】前記基板2は、それぞれ平板状の底板5と
圧電部材6,7とを接着して3層構造に形成する。前記
底板5は、剛性が高く熱変形の少ないセラミックスやガ
ラスを材料として形成し、前記圧電部材6,7は、板厚
方向に分極したものをその分極方向が逆向きとなるよう
に接着する。
【0014】前記基板2に対してダイシングで溝加工す
ることにより、圧電部材7の上面から圧電部材6の内部
に達する互いに平行な多数の溝8と、これらの溝8を隔
てる多数の側壁9とを交互に形成する。この溝8の寸法
はインクジェットプリンタヘッド1の仕様により異なる
が、深さ寸法を、上部の圧電部材7の厚さ寸法の約2倍
の深さとなる0.2〜1mm、幅寸法を20〜200μ
m、長さ寸法を5〜50mmとする。
【0015】基板2に前記溝8と前記側壁9とを形成し
た後、無電解メッキ処理を施すことにより、側壁9の側
面に電極10を形成し、及び、圧電部材7の上面にこれ
らの電極10と連続する配線パターン11を形成する。
さらに、この基板2を用いてインクジェットプリンタヘ
ッド1を完成させたときに、電極10がインクと接触す
ることを防止するために、電極10の上に絶縁膜12を
被覆する。
【0016】このようにして溝8や側壁9、及び、電極
10や配線パターン11を形成した基板2に対し、溝8
の上部を覆うように前記天板3を接着し、及び、溝8の
正面部を覆うように前記ノズル板4を接着し、各溝8を
これらの天板3とノズル板4とで囲むことにより多数の
圧力室13を形成する。前記ノズル板4には、各圧力室
13に連通する多数のインク吐出口14を形成し、前記
天板3の下面には、各圧力室13に連通するとともにこ
れらの圧力室13にインクを供給するためのインク供給
管(図示せず)を接続するインク供給路15を形成す
る。
【0017】ここで、前記基板2と前記天板3との接着
工程を説明する。可撓性を有するPET(ポリエチレン
テレフタレート)フィルム16の一方の面に高粘度接着
剤17を薄く均一に塗布する。この高粘度接着剤17と
しては、例えば、粘度が約80000cpsである住友
スリーエム社製の二液性常温硬化型のDP−460(商
品名)を使用し、この高粘度接着剤17に溶剤として同
重量のトルエンを混合して希釈化し、粘度が数十〜百数
十cpsの混合液とする。この混合液をPETフィルム
16上にスピンコート、ロールコート、ディップ等のコ
ーティング法で塗布し、塗布後にしばらく乾燥させてト
ルエンを揮発させ、PETフィルム16上に高粘度に戻
した接着剤を残留させる。スピンコートの場合には、回
転数を1000〜5000rpmとすることにより、高
粘度接着剤17を1〜20μmの厚さに塗布することが
できる。
【0018】PETフィルム16に高粘度接着剤17を
塗布した後、図3に示すように、このPETフィルム1
6における高粘度接着剤17を塗布した面を基板2にお
ける天板3との接着面に当接させ、PETフィルム16
の上からゴムローラ18を押し当てて1〜数回転動さ
せ、高粘度接着剤17を基板2の接着面に転写する。
【0019】このようにして高粘度接着剤17を転写し
た基板2の接着面に天板3を接合して図示しない恒温加
圧装置内に入れ、恒温加圧装置を4kg/cm2 の高圧
雰囲気に維持し、高粘度接着剤17を硬化させる。高粘
度接着剤17としてDP−460を使用した場合には、
この高粘度接着剤17は常温硬化型であるためにそのま
ま加熱せずに放置しても良いが、65℃で2時間加熱す
れば、完全に硬化させることができる。
【0020】基板2と天板3とを接着した後は、接着し
た基板2と天板3との先端側端部をダイシングなどで切
断することによりノズル板4の接着面を形成し、ノズル
板4を接着する。ノズル板4は、周知の電鋳法、エッチ
ング法、レーザ加工法により形成することができ、その
材質は、ノズル板4の接着面に電極10が露出している
ために絶縁物であることが望ましいが、導電物の場合に
は絶縁膜を設ければ良い。インク吐出口14の吐出側径
を20〜100μmとし、流体抵抗を考慮して先端部に
向かうにつれて次第に縮径するテーパ状に形成する。
【0021】このような構成において、このインクジェ
ットプリンタヘッド1では、圧力室13内にインクを供
給した状態で配線パターン11を介して電極10へ電圧
を印加すると、図4に示すように、圧電部材6,7で形
成した側壁9が圧力室13の容積を大きくする方向へシ
ェアモード変形し、やがて、側壁9が急激に初期位置に
復帰する。そして、側壁9が急激に初期位置に復帰した
際に、圧力室13内のインクを加圧することによりその
インクの一部がインク吐出口14からインク滴として吐
出する。
【0022】つぎに、基板2と天板3とを高粘度接着剤
17を介在させて接合させた後に恒温加圧装置内に入
れ、高圧雰囲気下で高粘度接着剤17を硬化させる理由
を図5に基づいて説明する。図5(a)は、基板2と天
板3とを高粘度接着剤17を介在させて接合した直後の
状態である。使用している接着剤が高粘度接着剤17で
あるため、この時点では、毛管力などによる溝8内への
流れ込み量はほとんどない。図5(b)は常圧雰囲気下
で高粘度接着剤17を硬化させた状態である。図5
(a)に比べると、溝8内へ流れ込んだ高粘度接着剤1
7の量が多くなっている。これは、高粘度接着剤17が
硬化する過程で発熱したり、又は、加熱されることによ
り粘度が一時的に低下し、粘度が低下したときに流れ込
むためである。
【0023】これに対し、図5(c)は、恒温加圧装置
内に入れて高圧雰囲気下で高粘度接着剤17を硬化させ
た状態である。図5(b)と比較すると、溝8内への高
粘度接着剤17の流れ込みはほとんどない。これは、接
合させた状態の基板2と天板3とを高圧雰囲気下におく
ことにより溝8内も高圧状態となり、高粘度接着剤17
が硬化する過程で一時的に粘度が低下しても流動しにく
く、溝8内に流れ込めないためである。
【0024】従って、基板2と天板3とを接着する高粘
度接着剤17を硬化させるときに、高圧雰囲気下で硬化
させることにより、高粘度接着剤17が硬化する過程で
一時的に粘度が低下しても溝8内に流れ込むということ
を防止でき、流れ込んだ高粘度接着剤17によって溝8
が詰まったり溝8の流路面積を狭めるということがな
く、インク滴の吐出性能が良好な状態に維持される。高
粘度接着剤17を硬化させる際の圧力の適正値は、溝8
の大きさや高粘度接着剤17の種類によって異なるが、
1.5〜10kg/cm2 が適当である。
【0025】なお、本実施の形態では、高粘度接着剤1
7としてDP−460の2液性常温硬化型を使用した
が、2液型の場合には作業時間の制限があるため、1液
加熱硬化型のほうが望ましい場合もある。このような場
合、粘度が25000cpsである田岡化学工業のAH
3041W(商品名)を使用できる。このAH3041
Wを使用する場合には、重量比30%程度のトルエンと
混合することにより粘度を数十〜数百cpsとし、DP
−460と同様な方法でPETフィルム16への塗布、
基板2への転写等を行う。
【0026】このような熱硬化型エポキシ系接着剤は一
般に、温度により急激に粘度が低下し、AH−3041
Wの場合には、約6000cpsまで低下する。加熱硬
化性であるので、硬化の過程では必ず粘度の低下が起こ
り、急激な粘度低下は接着剤による溝4の詰まりの原因
となる。従って、恒温加圧装置を用いて高圧雰囲気中で
硬化させることにより、熱硬化型エポキシ系接着剤を用
いても接着剤による溝8の詰まりが起こらない。AH−
3041Wの場合には、3kg/cm2 の高圧雰囲気下
において120℃で2時間加熱する。
【0027】つぎに、基板2の接着面に高粘度接着剤1
7を塗布するときに、PETフィルム16を用いた理由
を説明する。転写効率だけを考えた場合には、接着剤の
付着しにくいフッ素樹脂などのほうが良いが、例えば、
テフロンフィルムに塗布する際には接着剤が玉状とな
り、均一に塗布することが困難である。逆に、塗布厚均
一性だけを考慮した場合には、親接着剤性の大きい材料
(例えば、ポリイミドフィルム)に塗布したほうが好ま
しいが、この場合には、フィルム側に残る接着剤が多く
なって転写効率が悪くなり、接着ムラの原因となる。P
ET、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)
等のオレフィン系樹脂フィルムを用いることにより、転
写効率と塗布厚の均一性とがともに良好になる。
【0028】なお、本実施の形態では、高粘度接着剤1
7をPETフィルム16に塗布するためにトルエンなど
の溶剤で希釈した場合を例に挙げて説明したが、希釈せ
ずにスクリーン印刷法で印刷してもよい。このスクリー
ン印刷法を用いれば、10〜30μmの厚さに塗布する
ことができる。
【0029】また、本実施の形態では、基板2の接着面
に高粘度接着剤17を転写した場合を例に挙げて説明し
たが、天板3の接着面に転写してもよい。
【0030】つぎに、本発明の第二の実施の形態を図6
に基づいて説明する。前述した実施の形態と同一部分は
同一符号を付けて異なる部分について説明する。本実施
の形態のインクジェットプリンタヘッド1aは、2枚の
圧電部材6a,7を接着して基板2aを形成し、この基
板2aに溝8を形成して天板3やノズル板を接着したも
のである。
【0031】基板2aと天板3との接着は、前述した実
施の形態と同じに、高粘度接着剤17を使用し、恒温加
圧装置内に入れて高圧雰囲気下で高粘度接着剤17を硬
化させることにより行う。このようにして接着すること
により、溝8が高粘度接着剤17で詰まったり溝8の流
路面積が狭められたりすることを防止できる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、基板と天
板とを接着する高粘度接着剤が、硬化時の発熱や加熱に
よって一時的に粘度が低下しても、その高粘度接着剤が
基板に形成した溝内に流れ込んで溝を詰まらせたり溝の
流路面積を狭めることを防止できる。
【0033】請求項2記載の発明によれば、加熱硬化時
に粘度が急激に低下する熱硬化型エポキシ系接着剤を使
用した場合においても、この加熱硬化型エポキシ系接着
剤が基板に形成した溝内に流れ込んで溝を詰まらせたり
溝の流路面積を狭めることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のインクジェットプ
リンタヘッドを一部を破断して示す斜視図である。
【図2】その縦断正面図である。
【図3】基板の接着面に対する高粘度接着剤の転写工程
を示す正面図である。
【図4】圧電部材のシェアモード変形状態を示す縦断正
面図である。
【図5】高粘度接着剤が溝内に流れ込む状態を説明する
もので、(a)は基板と天板とを接合させた直後の状
態、(b)は常圧雰囲気下で高粘度接着剤を硬化させた
状態、(c)は恒温加圧装置内に入れて高圧雰囲気下で
高粘度接着剤を硬化させた状態である。
【図6】本発明の第二の実施の形態のインクジェットプ
リンタヘッドを示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1,1a インクジェットプリンタヘッド 2,2a 基板 6,7,6a 圧電部材 8 溝 9 側壁 10 電極 13 圧力室 17 高粘度接着剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板厚方向に分極させた少なくとも1枚の
    圧電部材を含む基板と、この基板に交互に形成した少な
    くとも一部が前記圧電部材からなる多数の側壁と溝と、
    前記側壁に設けた電極と、前記溝の上部を覆う天板と前
    記溝の正面部を覆うノズル板とを前記基板に接着して形
    成した多数の圧力室とを有するインクジェットプリンタ
    ヘッドの製造方法において、前記基板と前記天板とを接
    着する一方の接着面に高粘度接着剤を薄く均一に塗布
    し、前記基板と前記天板とを高粘度接着剤を介在させて
    接合させた後に恒温加圧装置内に入れて高圧雰囲気下で
    高粘度接着剤を硬化させたことを特徴とするインクジェ
    ットプリンタヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】 高粘度接着剤が、熱硬化型エポキシ系接
    着剤であることを特徴とする請求項1記載のインクジェ
    ットプリンタヘッドの製造方法。
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