JP2001322284A - インクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッドの製造方法

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JP2001322284A
JP2001322284A JP2000142351A JP2000142351A JP2001322284A JP 2001322284 A JP2001322284 A JP 2001322284A JP 2000142351 A JP2000142351 A JP 2000142351A JP 2000142351 A JP2000142351 A JP 2000142351A JP 2001322284 A JP2001322284 A JP 2001322284A
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adhesive
piezoelectric material
electrode
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material substrate
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JP2000142351A
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Takeshi Ito
健 伊藤
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Konica Minolta Inc
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】圧電性材料基板とカバー基板との間に介在する
接着層の流出を抑え、接着強度を向上させることが可能
である。 【解決手段】圧電性材料基板2,3に溝加工によりイン
クチャネル5を形成し、このインクチャネル5の内壁に
電極6を設け、この圧電性材料基板2,3のインクチャ
ネル5をカバー基板7により覆うインクジェットヘッド
の製造方法であり、圧電性材料基板3とカバー基板7と
を、インクチャネル5の内壁に電極6を設けた後に接着
剤8を介在して接着し、接着剤8の25°Cでの粘度が
10,000〜300,000cPsである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電極に電圧を印
加してインクチャネルを変形させてインクを吐出するイ
ンクジェットヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】このように電極に電圧を印加してインク
チャネルを変形させてインクを吐出するインクジェット
ヘッドは、例えば圧電性材料基板に溝加工によりインク
チャネルを形成し、このインクチャネルの内壁に電極を
設け、この圧電性材料基板のインクチャネルをカバー基
板により覆うように設けて製造するものがある。
【0003】このような構造のインクジェットヘッドは
カバーを貼り合わせるためにインクチャネルを形成して
いる壁の上部、もしくはカバー基板側に接着剤を塗布し
貼り合わせている。従来の方法であると目標の接着剤膜
厚を形成するのに必要な量の接着剤をインクチャネルを
形成している壁の上部もしくはカバー基板に塗布し、貼
り合わせ、接着剤硬化工程を行うと十分な接着ができず
隣のチャネルとつながってしまったり、壁が十分に固定
できていないためにインクを射出できなかったり、イン
クのスピードがチャネルによってばらついてしまってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この圧電性材料基板の
インクチャネルをカバー基板により覆う場合に、圧電性
材料基板とカバー基板との間に接着剤を介在させている
が、接着する時に接着剤が接着部より電極上へ流出する
ことがある。この接着剤の流出が多いと、接着部に残る
接着剤が少なく接着強度が低下する。
【0005】特に、蒸着によりアルミニウムで電極を形
成すると、電極部分をつたって流出する現象が見られ、
これはアルミニウムが斜め蒸着されてポーラスなことと
アルミニウムの表面エネルギーが大きく濡れやすいこと
による。
【0006】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、圧電性材料基板とカバー基板との間に介在する接
着剤の流出を抑え、接着強度を向上させることが可能な
インクジェットヘッドの製造方法を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0008】請求項1に記載の発明は、『圧電性材料基
板に溝加工によりインクチャネルを形成し、このインク
チャネルの内壁に電極を設け、この圧電性材料基板のイ
ンクチャネルをカバー基板により覆うインクジェットヘ
ッドの製造方法であり、前記圧電性材料基板と前記カバ
ー基板とを、前記インクチャネルの内壁に電極を設けた
後に接着剤を介在して接着し、前記接着剤の粘度が25
°Cにおいて、10,000〜300,000cPsで
あることを特徴とするインクジェットヘッドの製造方
法。』である。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、圧電性材
料基板とカバー基板とを、インクチャネルの内壁に電極
を設けた後に接着剤を介在して接着し、この接着剤の粘
度が25°Cにおいて、10,000〜300,000
cPsであり、接着剤が平面性があると共に貼り合わせ
た時、接着部分から流出することを抑え、接着強度を向
上させることができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、『圧電性材料基
板に溝加工によりインクチャネルを形成し、このインク
チャネルの内壁に電極を設け、この圧電性材料基板のイ
ンクチャネルをカバー基板により覆うインクジェットヘ
ッドの製造方法であり、前記圧電性材料基板と前記カバ
ー基板とを、前記インクチャネルの内壁に電極を設けた
後に接着剤を介在して接着し、前記接着剤は、前記圧電
性材料基板、前記カバー基板との硬化温度下での接触角
が90°以下、前記電極との硬化温度下での接触角が1
0°以上であることを特徴とするインクジェットヘッド
の製造方法。』である。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、圧電性材
料基板とカバー基板とを、インクチャネルの内壁に電極
を設けた後に接着剤を介在して接着し、接着剤は、圧電
性材料基板、カバー基板との硬化温度下での接触角が9
0°以下、電極との硬化温度下での接触角が10°以上
であり、接着剤が接着部分に保持でき、電極側へ流出す
ることを抑え、接着強度を向上させることができる。
【0012】圧電性材料基板やカバー基板と接着剤の接
触角が90°以上では良好な接着力が得られない。電極
と接着剤の接触角が10°以下であると硬化時に接着剤
が電極に流れてしまい十分な接着剤層を形成できない。
硬化温度下での接触角は、各部材と同一材料、同一条件
で作成した面に接着剤を置き、硬化した後の接触角を測
ったものとする。
【0013】請求項3に記載の発明は、『圧電性材料基
板に溝加工によりインクチャネルを形成し、このインク
チャネルの内壁に電極を設け、この圧電性材料基板のイ
ンクチャネルをカバー基板により覆うインクジェットヘ
ッドの製造方法であり、前記圧電性材料基板と前記カバ
ー基板とを、前記インクチャネルの内壁に電極を設けた
後に接着剤を介在して接着し、前記接着剤は、複数の成
分を混ぜることによりなる場合、その成分の少なくとも
1種類が前記圧電性材料基板、前記カバー基板との硬化
温度下での接触角が90°以下、前記電極との硬化温度
下での接触角が10°以上であることを特徴とするイン
クジェットヘッドの製造方法。』である。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、圧電性材
料基板とカバー基板とを、インクチャネルの内壁に電極
を設けた後に接着剤を介在して接着し、接着剤は、複数
の成分を混ぜることによりなることがあり、その成分の
少なくとも1種類が圧電性材料基板、電極、カバー基板
との硬化温度下での接触角が90°以下で、電極との硬
化温度下での接触角が10°以上であり、接着剤が接着
部分に保持でき、圧電性材料基板、電極、カバー基板側
へ流出することを抑え、接着強度を向上させることがで
きる。硬化温度下での接触角は、各部材と同一材料、同
一条件で作成した面に接着剤の成分を置き、硬化温度下
で60分放置後に作成した接触角とする。
【0015】請求項4に記載の発明は、『前記接着剤
を、硬化時間が60分以内になる硬化条件で硬化させた
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項
に記載のインクジェットヘッドの製造方法。』である。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、硬化時間
が60分以内であると、接着剤の流出を抑え、接着強度
を向上させ、しかも短時間に接着することができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、『前記圧電性材
料基板、前記電極、前記カバー基板に同量の接着剤を置
き、その接着剤を硬化した後の接着剤面積の関係が、前
記電極上の接着剤面積は、前記圧電性材料基板上もしく
は前記カバー基板上の接着剤面積に対して面積比が4以
下、を満たすことを特徴とする請求項1乃至請求項3の
いずれか1項に記載のインクジェットヘッドの製造方
法。』である。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、圧電性材
料基板、電極、カバー基板と同一材料、同一条件で作成
した測定や扱いが安易な程度の大きい試料を準備し、そ
の面に同量の接着剤を置き、その接着剤を硬化した後の
接着剤面積を測定した時、接着剤を硬化した後の接着剤
面積の関係が、電極上の接着剤面積は、圧電性材料基板
上もしくはカバー基板上の接着剤面積に対して面積比が
4以下であり、接着剤が接着部分に保持でき、接着強度
を向上させることができる。
【0019】請求項6に記載の発明は、『圧電性材料基
板に溝加工によりインクチャネルを形成し、このインク
チャネルの内壁に電極を設け、この圧電性材料基板のイ
ンクチャネルをカバー基板により覆うインクジェットヘ
ッドの製造方法であり、前記圧電性材料基板のインクチ
ャネルの内壁に電極を設け、前記電極を表面処理し、こ
の表面処理した後に、前記圧電性材料基板と前記カバー
基板とを、接着剤を介在して接着したことを特徴とする
インクジェットヘッドの製造方法。』である。
【0020】請求項6に記載の発明によれば、圧電性材
料基板のインクチャネルの内壁に電極を設け、電極を表
面処理することにより、表面エネルギーを小さくコント
ロールし接着剤の流出を抑え、圧電性材料基板とカバー
基板とを、接着剤を介在して接着することで、接着強度
を向上させることができる。また、電極を表面処理し表
面エネルギーをコントロールすることにより、使用でき
る接着剤の範囲を広げることができる。
【0021】請求項7に記載の発明は、『前記表面処理
を、シラン化合物により行なうことを特徴とする請求項
6に記載のインクジェットヘッドの製造方法。』であ
る。
【0022】請求項7に記載の発明によれば、表面処理
を、シラン化合物により行なうことで、特にアルミニウ
ムで電極を形成しても、電極部分へ流出することを防止
し、接着強度を向上させることができる。使用するシラ
ン化合物に特に制限はないが、フルオロアルチルシラン
が好ましい。
【0023】請求項8に記載の発明は、『前記表面処理
を、チタネート化合物により行なうことを特徴とする請
求項6に記載のインクジェットヘッドの製造方法。』で
ある。
【0024】請求項8に記載の発明によれば、表面処理
を、チタネート化合物により行なうことで、特にアルミ
ニウムで電極を形成しても、電極部分へ流出することを
防止し、接着強度を向上させることができる。使用する
チタネート化合物に特に制限はないが、フッ素系のチタ
ネート化合物が好ましい。
【0025】請求項9に記載の発明は、『前記表面処理
を、アルミネート化合物により行なうことを特徴とする
請求項6に記載のインクジェットヘッドの製造方法。』
である。
【0026】請求項9に記載の発明によれば、表面処理
を、アルミネート化合物により行なうことで、特にアル
ミニウムで電極を形成しても、電極部分へ流出すること
を防止し、接着強度を向上させることができる。
【0027】請求項10に記載の発明は、『前記表面処
理を、シリコーン化合物により行なうことを特徴とする
請求項6に記載のインクジェットヘッドの製造方法。』
である。
【0028】請求項10に記載の発明によれば、表面処
理を、シリコーン化合物により行なうことで、特にアル
ミニウムで電極を形成しても、電極部分へ流出すること
を防止し、接着強度を向上させることができる。
【0029】請求項11に記載の発明は、『前記表面処
理を、フッ素含有化合物により行なうことを特徴とする
請求項6に記載のインクジェットヘッドの製造方法。』
である。
【0030】請求項11に記載の発明によれば、表面処
理を、フッ素含有化合物により行なうことで、特にアル
ミニウムで電極を形成しても、電極部分へ流出すること
を防止し、接着強度を向上させることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明のインクジェット
ヘッドの製造方法の実施の形態を挙げて説明するが、こ
の発明の形態はこれに限定されない。
【0032】図1はインクジェットヘッドを示す図であ
る。図2乃至図4はインクジェットヘッドの製造を示す
もので、図2は第1の圧電性材料基板と第2の圧電性材
料基板との積層を示す図、図3はインクチャネルの形成
を示す図、図4はカバー基板の積層したインクジェット
ヘッドの構成を示す図である。
【0033】この実施の形態のインクジェットヘッド1
は、第1の圧電性材料基板2と第2の圧電性材料基板3
との間に第1の接着剤4を介在して積層する(図2)。
この積層された第1の圧電性材料基板2と第2の圧電性
材料基板3に、第2の圧電性材料基板3側から溝を所定
間隔で加工し、第1の圧電性材料基板2の第1の隔壁2
aと第2の圧電性材料基板3の第2の隔壁3aとでイン
クチャネル5を区画する(図3)。
【0034】第1の隔壁2a及び第2の隔壁3aに蒸着
により電極6を設け、第2の圧電性材料基板3とカバー
基板7との間に第2の接着剤8を介在して積層する(図
4)。カバー基板7には、インクチャネル5にインクを
供給するインク供給口7aが形成されている。また、第
1の圧電性材料基板2、第2の圧電性材料基板3及びカ
バー基板7の端部に、ノズル孔9aを有するノズルプレ
ート9が設けられている。
【0035】第2の圧電性材料基板3には、配線パター
ン20が電極6に接続するように設けられている。配線
パターン20に、配線21が接続され、この配線21か
ら第1の隔壁2a及び第2の隔壁3aに設けた電極6に
電圧を印加してインクチャネル5を変形させてインクを
吐出するようになっている。
【0036】第1の圧電性材料基板2及び第2の圧電性
材料基板3の圧電性材料は、電圧を加えることにより応
力変化を生じるものであれば特に限定されず、公知のも
のが用いられ、有機材料からなる基板であっても良い
が、圧電性非金属材料からなる基板が好ましく、この圧
電性非金属材料からなる基板として、例えば成形、焼成
等の工程を経て形成されるセラミックス基板、又は成
形、焼成を必要としないで形成される基板等がある。有
機材料としては、有機ポリマー、有機ポリマーと無機物
とのハイブリッド材料が挙げられる。
【0037】セラミックス基板としては、PZT(Pb
ZrO3−PbTiO3、第三成分添加PZTがあり、第
三成分としてはPb(Mg1/2Nb2/3)O3、Pb(M
1/3Sb2/3)O3、Pb(Co1/3Nb2/3)O3等があ
り、さらにBaTiO3、ZnO、LiNbO3、LiT
aO3等を用いて形成することができる。
【0038】また、成形、焼成を必要としないで形成さ
れる基板として、例えば、ゾルゲール法、積層基板コー
ティング等で形成することができる。ゾルゲール法によ
れば、ゾルは所定の化学組成を持つ均質な溶液に、水、
酸あるいはアルカリを添加し、加水分解等の化学変化を
起こさせることによって調整される。さらに、溶媒の蒸
発や冷却等の処理を加えることによって、目的組成の微
粒子あるいは非金属無機微粒子の前躯体を分散したゾル
が作成され、基板とすることができる。異種元素の微量
添加も含めて、化学組成の均一な化合物を得ることがで
き、出発原料には一般にケイ酸ナトリウム等の水に可溶
な金属塩あるいは金属アルコキシドが用いられ、金属ア
ルコキシドは、一般式M(OR)nで表される化合物
で、OR基が強い塩基性を持つため容易に加水分解さ
れ、有機高分子のような縮合過程を経て、金属酸化物あ
るいはその水和物に変化する。
【0039】また、積層基板コーティングとして、気相
から蒸着させる方法があり、気相からセラミックの基板
を作成する方法には、物理的手段による蒸着方法と、気
相あるいは基板表面の化学反応による製法の二通りに分
類され、さらに、物理蒸着方(PVD)は、真空蒸着
法、スパッター法、イオンプレーティング法等に細分さ
れ、また化学的方法にも気相化学反応法(CVD)、プ
ラズマCVD法などがある。物理蒸着法(PVD)とし
ての真空蒸着法は、真空中で対象とする物質を加熱して
蒸発させ、その蒸気を基板上に付着させる方法で、スパ
ッター法は目的物質(ターゲット)に高エネルギー粒子
を衝突させ、ターゲット表面の原子・分子が衝突粒子と
運動量を交換して、表面からはじきだされるスパッタリ
ング現象を利用する方法である。またイオンプレーティ
ング法は、イオン化したガス雰囲気中で蒸着を行う方法
である。また、CVD法では、膜を構成する原子・分子
あるいはイオンを含む化合物を気相状態にしたのち、適
当なキャリヤーガスで反応部に導き、加熱した基板上で
反応あるいは反応析出させることによって膜を形成し、
プラズマCVD法はプラズマエネルギーで気相状態を発
成させ、400℃〜500℃までの比較的低い温度範囲
の気相化学反応で、膜を析出させる。
【0040】カバー基板7の材料は、特に限定されず、
有機材料からなる基板であっても良いが、非圧電性非金
属材料からなる基板が好ましく、この非圧電性非金属材
料からなる基板として、アルミナ、窒化アルミニウム、
ジルコニア、シリコン、窒化シリコン、シリコンカーバ
イド、石英、PZTの少なくとも1つから選ばれること
が好ましい。
【0041】この非圧電性材料基板は、例えば成形、焼
成等の工程をへて形成されるセラミックス基板、又は成
形、焼成を必要としないで形成される基板等があり、焼
成等の工程をへて形成されるセラミックス基板として、
例えばAl23、SiO2、それらの混合、混融体、さ
らにZrO2、BeO、AeN、SiC等を用いること
ができる。有機材料としては、有機ポリマー、有機ポリ
マーと有機物とのハイブリッド材料が挙げられる。
【0042】電極6となる金属は、白金、金、銀、銅、
アルミニウム、パラジウム、ニッケル、タンタル、チタ
ンを用いることができ、特に、電気的特性、加工性の点
から、金、アルミニウム、銅、ニッケルが良く、メッ
キ、蒸着、スパッタで形成される。
【0043】この実施の形態では、圧電性材料基板3と
カバー基板7とを、インクチャネル5の内壁に電極6を
設けた後に接着剤8を介在して接着し、接着剤8の25
°Cでの粘度が10,000〜300,000cPsで
ある。この接着剤8の25°Cでの粘度が10,000
〜300,000cPsであることで、接着剤8が平面
性があると共に貼り合わせ時に、接着部分から電極6側
等に流出することを抑え、接着強度を向上させることが
できる。
【0044】また、接着剤8は、圧電性材料基板3、電
極6、カバー基板7との硬化温度下での接触角が90°
以下であり、電極6との硬化温度下での接触角が10°
以上であり、接着剤8が接着部分に保持でき、電極6側
へ流出することを抑え、接着強度を向上させることがで
きる。
【0045】圧電性材料基板3やカバー基板7と接着剤
8の接触角が90°以上では良好な接着力が得られな
い。また、電極6と接着剤8の接触角が10°以下であ
ると硬化時に接着剤8が電極に流れてしまい十分な接着
剤層を形成できない。
【0046】また、接着剤8は、複数の成分を混ぜるこ
とによりなる場合には、その接着剤8の成分の少なくと
も1種類が圧電性材料基板3、カバー基板7との硬化温
度下での接触角が90°以下で、電極6との硬化温度下
での接触角が10°以上であり、接着剤8の流出を抑
え、接着強度を向上させることができる。
【0047】また、接着剤8を、硬化時間が60分以内
になる硬化条件で硬化させたことで、接着剤8の流出を
抑え、接着強度を向上させ、しかも短時間に接着するこ
とができる。
【0048】また、圧電性材料基板3、電極6、カバー
基板7に同量の接着剤8を置き、その接着剤8を硬化し
た後の接着剤面積の関係が、電極6上の接着剤面積は、
圧電性材料基板3上もしくはカバー基板7上の接着剤面
積に対して面積比が4以下、を満たしており、接着剤8
が接着部分に保持でき、接着強度を向上させることがで
きる。
【0049】また、この実施の形態では、圧電性材料基
板2,3のインクチャネル5の内壁に電極6を設け、電
極6を表面処理し、この表面処理した後に、圧電性材料
基板3とカバー基板7とを、接着剤8を介在して接着し
ており、表面処理した後に接着剤8を介在して接着する
ことで、接着剤8の流出を抑え、接着強度を向上させる
ことができる。
【0050】この表面処理は、シラン化合物、チタネー
ト化合物、アルミネート化合物、シリコーン化合物、フ
ッ素含有化合物により行ない、このような表面処理を行
なうことで、特にアルミニウムで電極を形成しても、電
極部分をつたって流出することを防止し、接着強度を向
上させることができる。
【0051】好適に採用できるシラン化合物としては、
各種フルオロアルキルシラン、アミノシラン、γ−メル
カプトプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキ
シシラン、ビニルトリアセトキシシラン、γ−メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシランなどシランカップリ
ング剤、メチルメトキシシラン、ジメチルメトキシシラ
ン、イソプチルメトキシシランフフェニルメトキシシラ
ン、ヘキサメチルジシラザン、トリメチルメトキシシラ
ン等であり、チタネート化合物では各種チタネートカッ
プリング剤、アルミネート化合物としてはアルミネート
カップリング剤、シリコーン化合物としてはシリコーン
樹脂、フッ素含有化合物としてはフッ素樹脂等があげら
れる。ただし、好適に採用できるシラン化合物、チタネ
ート化合物、アルミネート化合物、シリコン化合物、フ
ッ素含有化合物は、これらに限定されるものではない。
【0052】次に、実施例について説明する。
【0053】実施例1 接着剤8としてテクノダインAH−3041W(田岡化
学)を使用。
【0054】実施例2 接着剤8としてテクノダインAH−3063R(田岡化
学)を使用。
【0055】実施例3 接着剤8として2206(スリーボンド)を使用。
【0056】実施例4 接着剤8としてA−1002(長瀬チバ)を使用。
【0057】実施例5 接着剤8としてEP−008(セメダイン)を使用。
【0058】実施例6 接着剤8として2217B(スリーボンド)を使用。
【0059】実施例7 接着剤8としてテクノダインAH−3041W(田岡化
学)を使用。処理液1で表面処理。処理液、処理方法
は、後記する。
【0060】実施例8 実施例7において接着剤8をエポテック353NDに変
えたもの。
【0061】実施例9 接着剤8としてエポテック353ND(エポキシテクノ
ロジー)を使用。処理液2で表面処理。処理液、処理方
法は、後記する。
【0062】実施例10 接着剤8としてエポテック353ND(エポキシテクノ
ロジー)を使用。処理液3で表面処理。処理液、処理方
法は、後記する。
【0063】比較例1 接着剤8としてエポテック353ND(エポキシテクノ
ロジー)を使用。
【0064】比較例2 接着剤8としてAE−20(味の素ファインテクノ)を
使用。
【0065】比較例3 接着剤8としてA−1001(長瀬チバ)を使用。 (実施例7〜10)カバーを貼り付ける前の電極形成ま
で終わっているPZT基板を下記処理液に浸漬し取り出
し乾燥後、100°Cのオーブンで10分加熱後、IP
Aで洗浄し、続いて純水で洗浄し乾燥した。 <処理液1> フルオロアルキルシランTSL−8233(東芝シリコーン) 1% 水 5% 酢酸 1% イソプロピルアルコール 93% <処理液2> SR−2410(東芝シリコーン) 1% イソプロピルアルコール 99% <処理液3> SA−200(昭和電工) 1% イソプロピルアルコール 99% 評価 実施例につき10ヘッドずつヘッドを作成し射出テスト
を行った。射出条件は初期のスピードが8m/secに
なるように各ヘッドごとに駆動電圧を求め、132μs
ec各周期で射出した。各ノズルごとに射出したインク
の速度を測定し、±10%以上の速度ばらつきを不良と
して10ヘッド中の収率で評価をした。評価基準は不良
ヘッドを出さないこととした。
【0066】
【発明の効果】前記したように、請求項1に記載の発明
では、圧電性材料基板とカバー基板とを、インクチャネ
ルの内壁に電極を設けた後に接着剤を介在して接着し、
この接着剤の粘度が25°Cにおいて、10,000〜
300,000cPsであり、接着剤が平面性があると
共に貼り合わせた時、接着部分から流出することを抑
え、接着強度を向上させることができる。
【0067】請求項2に記載の発明では、圧電性材料基
板とカバー基板とを、インクチャネルの内壁に電極を設
けた後に接着剤を介在して接着し、接着剤は、圧電性材
料基板、カバー基板との硬化温度下での接触角が90°
以下、電極との硬化温度下での接触角が10°以上であ
り、接着剤が接着部分に保持でき、電極側へ流出するこ
とを抑え、接着強度を向上させることができる。
【0068】請求項3に記載の発明では、圧電性材料基
板とカバー基板とを、インクチャネルの内壁に電極を設
けた後に接着剤を介在して接着し、接着剤は、複数の成
分を混ぜることによりなることがあり、その成分の少な
くとも1種類が圧電性材料基板、電極、カバー基板との
硬化温度下での接触角が90°以下で、電極との硬化温
度下での接触角が10°以上であり、接着剤が接着部分
に保持でき、圧電性材料基板、電極、カバー基板側へ流
出することを抑え、接着強度を向上させることができ
る。
【0069】請求項4に記載の発明では、接着剤は、硬
化時間が60分以内であると、接着剤の流出を抑え、接
着強度を向上させ、しかも短時間に接着することができ
る。
【0070】請求項5に記載の発明では、圧電性材料基
板、電極、カバー基板と同一材料、同一条件で作成した
測定や扱が容易な程度の大きい試料を準備し、その面に
同量の接着剤を置き、その接着剤を硬化した後の接着剤
面積を測定した時、接着剤を硬化した後の接着剤面積の
関係が、電極上の接着剤面積は、圧電性材料基板上もし
くはカバー基板上の接着剤面積に対して面積比が4以下
であり、接着剤が接着部分に保持でき、接着強度を向上
させることができる。
【0071】請求項6に記載の発明では、圧電性材料基
板のインクチャネルの内壁に電極を設け、電極を表面処
理することにより、表面エネルギーを小さくコントロー
ルし接着剤の流出を抑え、圧電性材料基板とカバー基板
とを、接着剤を介在して接着することで、接着強度を向
上させることができる。また、電極を表面処理し表面エ
ネルギーをコントロールすることにより、使用できる接
着剤の範囲を広げることができる。
【0072】請求項7に記載の発明では、表面処理を、
シラン化合物により行なうことで、特にアルミニウムで
電極を形成しても、電極部分へ流出することを防止し、
接着強度を向上させることができる。
【0073】請求項8に記載の発明では、表面処理を、
チタネート化合物により行なうことで、特にアルミニウ
ムで電極を形成しても、電極部分へ流出することを防止
し、接着強度を向上させることができる。使用するチタ
ネート化合物に特に制限はないが、フッ素系のチタネー
ト化合物が好ましい。
【0074】請求項9に記載の発明では、表面処理を、
アルミネート化合物により行なうことで、特にアルミニ
ウムで電極を形成しても、電極部分へ流出することを防
止し、接着強度を向上させることができる。
【0075】請求項10に記載の発明では、表面処理
を、シリコーン化合物により行なうことで、特にアルミ
ニウムで電極を形成しても、電極部分へ流出することを
防止し、接着強度を向上させることができる。
【0076】請求項11に記載の発明では、表面処理
を、フッ素含有化合物により行なうことで、特にアルミ
ニウムで電極を形成しても、電極部分へ流出することを
防止し、接着強度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットヘッドを示す図である。
【図2】第1の圧電性材料基板と第2の圧電性材料基板
との積層を示す図である。
【図3】インクチャネルの形成を示す図である。
【図4】カバー基板の積層したインクジェットヘッドの
構成を示す図である。
【符号の説明】
1 インクジェットヘッド 2,3 圧電性材料基板 5 インクチャネル 6 電極 7 カバー基板 8 接着剤

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電性材料基板に溝加工によりインクチャ
    ネルを形成し、このインクチャネルの内壁に電極を設
    け、この圧電性材料基板のインクチャネルをカバー基板
    により覆うインクジェットヘッドの製造方法であり、 前記圧電性材料基板と前記カバー基板とを、前記インク
    チャネルの内壁に電極を設けた後に接着剤を介在して接
    着し、 前記接着剤の粘度が25°Cにおいて、10,000〜
    300,000cPsであることを特徴とするインクジ
    ェットヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】圧電性材料基板に溝加工によりインクチャ
    ネルを形成し、このインクチャネルの内壁に電極を設
    け、この圧電性材料基板のインクチャネルをカバー基板
    により覆うインクジェットヘッドの製造方法であり、 前記圧電性材料基板と前記カバー基板とを、前記インク
    チャネルの内壁に電極を設けた後に接着剤を介在して接
    着し、 前記接着剤は、前記圧電性材料基板、前記カバー基板と
    の硬化温度下での接触角が90°以下、前記電極との硬
    化温度下での接触角が10°以上であることを特徴とす
    るインクジェットヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】圧電性材料基板に溝加工によりインクチャ
    ネルを形成し、このインクチャネルの内壁に電極を設
    け、この圧電性材料基板のインクチャネルをカバー基板
    により覆うインクジェットヘッドの製造方法であり、 前記圧電性材料基板と前記カバー基板とを、前記インク
    チャネルの内壁に電極を設けた後に接着剤を介在して接
    着し、 前記接着剤は、複数の成分を混ぜることによりなる場
    合、その成分の少なくとも1種類が前記圧電性材料基
    板、前記カバー基板との硬化温度下での接触角が90°
    以下、前記電極との硬化温度下での接触角が10°以上
    であることを特徴とするインクジェットヘッドの製造方
    法。
  4. 【請求項4】前記接着剤を、硬化時間が60分以内にな
    る硬化条件で硬化させたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド
    の製造方法。
  5. 【請求項5】前記圧電性材料基板、前記電極、前記カバ
    ー基板に同量の接着剤を置き、その接着剤を硬化した後
    の接着剤面積の関係が、 前記電極上の接着剤面積は、前記圧電性材料基板上もし
    くは前記カバー基板上の接着剤面積に対して面積比が4
    以下、 を満たすことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れか1項に記載のインクジェットヘッドの製造方法。
  6. 【請求項6】圧電性材料基板に溝加工によりインクチャ
    ネルを形成し、このインクチャネルの内壁に電極を設
    け、この圧電性材料基板のインクチャネルをカバー基板
    により覆うインクジェットヘッドの製造方法であり、 前記圧電性材料基板のインクチャネルの内壁に電極を設
    け、 前記電極を表面処理し、 この表面処理した後に、前記圧電性材料基板と前記カバ
    ー基板とを、接着剤を介在して接着したことを特徴とす
    るインクジェットヘッドの製造方法。
  7. 【請求項7】前記表面処理を、シラン化合物により行な
    うことを特徴とする請求項6に記載のインクジェットヘ
    ッドの製造方法。
  8. 【請求項8】前記表面処理を、チタネート化合物により
    行なうことを特徴とする請求項6に記載のインクジェッ
    トヘッドの製造方法。
  9. 【請求項9】前記表面処理を、アルミネート化合物によ
    り行なうことを特徴とする請求項6に記載のインクジェ
    ットヘッドの製造方法。
  10. 【請求項10】前記表面処理を、シリコーン化合物によ
    り行なうことを特徴とする請求項6に記載のインクジェ
    ットヘッドの製造方法。
  11. 【請求項11】前記表面処理を、フッ素含有化合物によ
    り行なうことを特徴とする請求項6に記載のインクジェ
    ットヘッドの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009056759A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Konica Minolta Holdings Inc 液滴吐出装置及び液滴吐出方法

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JPH09174861A (ja) * 1995-12-28 1997-07-08 Tec Corp インクジェットプリンタヘッドの製造方法
JPH09507182A (ja) * 1994-01-04 1997-07-22 ザール リミテッド インクジェットプリントヘッドの製造

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