JPH09173376A - 眼診断治療装置 - Google Patents

眼診断治療装置

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JPH09173376A
JPH09173376A JP8285439A JP28543996A JPH09173376A JP H09173376 A JPH09173376 A JP H09173376A JP 8285439 A JP8285439 A JP 8285439A JP 28543996 A JP28543996 A JP 28543996A JP H09173376 A JPH09173376 A JP H09173376A
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Hirosuke Itou
紘祐 伊藤
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明 尾花
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検眼の眼底を観察・照明しつつ、これにレ
ーザー光を照射することにより、正常細胞に影響を与え
ることなく確実に被検眼の眼底の新生血管のみを壊死あ
るいは閉塞させることのできる眼診断治療装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 本発明は、レーザー光を所定位置に配置
された被験眼の眼底に照射するための投光系と、通常光
を前記被検眼の眼底に照射するための照明系と、前記被
検眼の眼底及び被検眼の眼底でのレーザー光の照射状態
を観察するための観察系とを備えた眼診断治療装置であ
って、前記レーザー光が、診断時及び治療時において特
定の出力となることを特徴とする眼診断治療装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は眼診断治療装置に関
し、より詳細にはレーザー光を使用する眼診断治療装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、眼底の新生血管に対する治療とし
ては、外科的に新生血管を除去する方法やレーザー光凝
固による方法などがあり、また最近ではインターフェロ
ンを使った薬物による治療方法などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外科的
方法によれば、侵襲であるため正常な部位も必然的に傷
つけることとなり、その上治癒率も低く、さらには後遺
症の問題も残る。また、薬物による治療方法は、治癒率
が低く、さらには後遺症や副作用の問題が懸念される。
今のところレーザー光凝固による方法が最も確実な治療
方法として認識されているが、この方法は、非侵襲では
あるが網膜をレーザー光により焼き付けるので、必然的
に焼き付けられ凝固した部分は機能しなくなってしまい
眼機能の低下につながる。更に、レーザー光を用いて新
生血管のみを凝固させるのは技術的に非常に困難であ
り、結果として新生血管近傍の正常細胞も同時に凝固せ
ざるをえない。
【0004】このように、非侵襲で治癒率が高く、しか
も後遺症の少ない治療方法は今までになかったのが現状
である。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、所定位置に配置された被検眼の眼底を観
察・照明しつつ、これにレーザー光を照射することによ
り、正常細胞に影響を与えることなく確実に被検眼の眼
底の新生血管のみを壊死あるいは閉塞させることのでき
る眼診断治療装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーザー光を
所定位置に配置された被験眼の眼底に照射するための投
光系と、通常光を前記被検眼の眼底に照射するための照
明系と、前記被検眼の眼底及び被検眼の眼底でのレーザ
ー光の照射状態を観察するための観察系とを備えた眼診
断治療装置であって、前記レーザー光が、前記眼底に形
成された新生血管中に特異的に集積した光感受性物質が
光化学反応を起こす出力未満の出力、及び前記光感受性
物質がその中に集積された前記新生血管を該光感受性物
質の光化学反応により壊死あるいは閉塞させる出力以上
の出力であってかつ該新生血管の近傍に位置する前記眼
底の正常細胞に実質的に損傷を与える出力未満の出力の
レーザー光であることを特徴とする眼診断治療装置であ
る。
【0007】また、本発明の装置の一態様においては、
使用するレーザー光が、前記光感受性物質が有する波長
スペクトルの一の吸収ピーク近傍の波長であることを特
徴とする。
【0008】また、本発明の装置の一態様において、前
記投光系及び前記照明系内に前記被検眼に対向して一の
対物レンズが配置され、かつ該対物レンズが、前記投光
系からのレーザー光及び前記照明系からの通常光のため
の共通のレンズであることを特徴とする。眼底の診断、
治療においては、眼底を観察するための通常光及び治療
のためのレーザー光は、眼底に対向する位置より照射す
るのが好ましい。そのため、前記の如く対物レンズを共
用することにより、レーザー光と通常光を、投光系及び
照明系の移動を伴わずに眼底に対向する位置から照射す
ることが可能となる。また、対物レンズを共用すること
により装置がコンパクトとなる。
【0009】また、本発明の一態様において、前記投光
系及び前記照明系内であってかつ前記対物レンズの光軸
上に反射ミラーが配置され、該反射ミラーによって通常
光及びレーザー光の光路が反射され、かつ該反射ミラー
が被検眼からの光を通過させる孔を有していることを特
徴とする。このような構成を採用することにより、レー
ザー光を照射しながら、眼底の観察を行うことが可能と
なる。
【0010】また、本発明の一態様において、前記の孔
を有する反射ミラーと通常光源の間に、通常光を透過さ
せかつレーザー光を反射させるハーフミラーを配置する
ことを特徴とする。このような構成を取ることにより、
レーザー光と通常光を同時に照射することができ、眼底
の治療をしながらの観察が可能となる。
【0011】本発明で用いる光感受性物質は、新生血管
への集積性を有しかつレーザー光を受けて光化学反応を
生じるものであれば特に制限なく用いられ得るが、例え
ば、ヘマトポルフィリン誘導体を挙げることができる。
特に好ましくは、ポリフィマーナトリウム、7,12-ビス
(1-デシルオキシエチル)-3,8,13,17-テトラメチル-ポル
フィン-2,18-ビスプロパノイル-アスパラギン酸 ガリ
ウム錯体(III)又はその薬理学的に許容される塩、12-エ
テニル-7-ホルミルオキシムエチリデン-8-ヒドロキシ-
3,8,13,17-テトラメチル-ポルフィン-2,18-ビスプロピ
オニルアスパラギン酸又はその薬理学的に許容される
塩、及び7-エテニル-12-ホルミルオキシムエチリデン-1
3-ヒドロキシ-3,8,13,17-テトラメチル-ポルフィン-2,1
8-ビスプロピオニルアスパラギン酸又はその薬理学的に
許容される塩を挙げることができる。
【0012】前記7,12-ビス(1-デシルオキシエチル)-3,
8,13,17-テトラメチル-ポルフィン-2,18-ビスプロパノ
イル-アスパラギン酸 ガリウム錯体(III)は光学異性体
が存在し、本発明においては、いずれかの光学異性体を
単独にて用いることもできまた前記光学異性体の混合物
を用いることもできる。本発明において、7,12-ビス(1-
デシルオキシエチル)-3,8,13,17-テトラメチル-ポルフ
ィン-2,18-ビスプロパノイル-アスパラギン酸 ガリウ
ム錯体(III)とは、その光学異性体の各々、光学異性体
の混合物のいずれをも包含する。なお、7,12-ビス(1-デ
シルオキシエチル)-3,8,13,17-テトラメチル-ポルフィ
ン-2,18-ビスプロパノイル-アスパラギン酸ガリウム錯
体(III)の光学異性体の混合物は、慣用名にてATX−
70と呼ばれている。
【0013】前記12-エテニル-7-ホルミルオキシムエチ
リデン-8-ヒドロキシ-3,8,13,17-テトラメチル-ポルフ
ィン-2,18-ビスプロピオニルアスパラギン酸と前記7-エ
テニル-12-ホルミルオキシムエチリデン-13-ヒドロキシ
-3,8,13,17-テトラメチル-ポルフィン-2,18-ビスプロピ
オニルアスパラギン酸は、位置異性体の関係にある。前
記12-エテニル-7-ホルミルオキシムエチリデン-8-ヒド
ロキシ-3,8,13,17-テトラメチル-ポルフィン-2,18-ビス
プロピオニルアスパラギン酸は、光学異性体が存在し、
本発明においては、いずれかの光学異性体を単独にて用
いることもできまた前記光学異性体の混合物を用いるこ
ともできる。本発明において、12-エテニル-7-ホルミル
オキシムエチリデン-8-ヒドロキシ-3,8,13,17-テトラメ
チル-ポルフィン-2,18-ビスプロピオニルアスパラギン
酸とは、その光学異性体の各々、光学異性体の混合物の
いずれをも包含する。前記7-エテニル-12-ホルミルオキ
シムエチリデン-13-ヒドロキシ-3,8,13,17-テトラメチ
ル-ポルフィン-2,18-ビスプロピオニルアスパラギン酸
は、光学異性体が存在し、本発明においては、いずれか
の光学異性体を単独にて用いることもできまた前記光学
異性体の混合物を用いることもできる。本発明におい
て、7-エテニル-12-ホルミルオキシムエチリデン-13-ヒ
ドロキシ-3,8,13,17-テトラメチル-ポルフィン-2,18-ビ
スプロピオニルアスパラギン酸とは、その光学異性体の
各々、光学異性体の混合物のいずれをも包含する。さら
に本発明においては、前記12-エテニル-7-ホルミルオキ
シムエチリデン-8-ヒドロキシ-3,8,13,17-テトラメチル
-ポルフィン-2,18-ビスプロピオニルアスパラギン酸と
前記7-エテニル-12-ホルミルオキシムエチリデン-13-ヒ
ドロキシ-3,8,13,17-テトラメチル-ポルフィン-2,18-ビ
スプロピオニルアスパラギン酸の混合物を用いても良
い。前記12-エテニル-7-ホルミルオキシムエチリデン-8
-ヒドロキシ-3,8,13,17-テトラメチル-ポルフィン-2,18
-ビスプロピオニルアスパラギン酸と前記7-エテニル-12
-ホルミルオキシムエチリデン-13-ヒドロキシ-3,8,13,1
7-テトラメチル-ポルフィン-2,18-ビスプロピオニルア
スパラギン酸の混合物は、慣用名にてATX−S10と
呼ばれている。
【0014】前記ATX−70及びATX−S10は、
これらの薬理学的に許容される塩として用いても良い。
これらの塩としては、ATX−70又はATX−S10
と、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属若しくはカ
ルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属との塩を
例示することができるが、好ましくはATX−70又は
ATX−S10とアルカリ金属との塩であり、特に好ま
しくはATX−70又はATX−S10とナトリウムと
の塩である。
【0015】本発明においては、前記の光感受性化合物
を単独で用いてもよく、またその2種以上を組み合わせ
て用いてもよいが、ポリフィマーナトリウム、ATX−
70、ATX−S10はそれぞれ吸収波長特性が異なる
ので、治療効率の点からは前記3種の化合物は別々に用
いるのが好ましい。
【0016】本発明の実施態様においては、上記光感受
性物質として、例えば、日本レダリー社から提供されて
いるポロフィマーナトリウム(商品名:Photofr
inII)、東洋薄荷工業社から提供されているATX−
70及びATX−S10を使用可能である。このうちA
TX−S10は、新生血管に特異的に集積する時間が特
に3〜4時間と短いため、これを使用すると約1泊の治
療期間ですむので特に好ましい。
【0017】本発明の装置において用いるレーザー光源
は、所望の波長で所望の出力のレーザー光を照射できる
レーザー光源であれば特に制限はされないが、特には、
エキシマーレーザー、レーザーダイオード又は光パラメ
トリック発振器が好ましい。
【0018】本発明の装置の一の態様においては、レー
ザー光源としてエキシマーレーザーを用いることを特徴
としている。エキシマーレーザーは波長可変であるた
め、吸収ピーク波長が異なる種々の光感受性物質に対し
て1つの光源で対応することができるだけでなく、エキ
シマーレーザーを用いた場合は、レーザー光照射時の組
織の温度上昇が小さくさらには組織深達性が高くなると
いう利点を有する。
【0019】また、本発明の装置の一態様においては、
上記レーザー光源はレーザーダイオードである。レーザ
ーダイオードを用いた場合は、装置自体がコンパクトか
つ低コストになる。
【0020】さらにまた、本発明の装置において、上記
レーザー光源は光パラメトリック発振器であってもよ
い。光パラメトリック発振器は、広範囲に渡って波長可
変であるため、エキシマーレーザーと同様に、種々の光
感受性物質に対して光源を変えることなく一つのレーザ
ー光源で対応できる。
【0021】また、本発明の装置において、上記観察系
の観察用光学系内にレーザー光の波長以下の波長の光を
カットするバリアーフィルターを設けるとさらに好適で
ある。例えば、光感受性物質としてATX−S10を使
用する場合、ATX−S10は蛍光を出す性質があるた
め、観察系内への上記バリアーフィルターの挿入によ
り、ATX−S10が集積している新生血管のみが浮き
出されるようになる。
【0022】本発明の装置の一つの好ましい態様におい
ては、レーザー光の出力を、診断時と治療時において異
ならせることを一つの特徴とする。即ち、本発明の装置
は、診断時には、眼底に形成された新生血管中の光感受
性物質が実質的に光化学反応を起こす出力未満の出力に
てレーザー光を照射し、治療時には、前記光感受性物質
がその中に集積された眼底に形成された新生血管を該光
感受性物質の光化学反応により壊死あるいは閉塞させる
のに十分な出力以上であってかつ該新生血管の近傍に位
置する眼底の正常細胞に実質的に損傷を与える出力未満
の出力にて前記レーザー光を照射するものであることを
特徴とする。また、本発明の装置においては、さらに、
診断時にレーザー光の出力を、光感受性物質から蛍光が
発せられるのに十分な出力以上にすることにより、新生
血管の観察が容易になる。上記の作用を与えるものとし
て、本発明の装置に、例えば、レーザー光の出力を強/
弱の2段階に設定可能とした制御装置を備えることが出
来る。または、無段階にレーザー出力を設定できる制御
装置を備えることも可能である。このような制御装置を
備えた本発明の装置を用いることにより、診断時におい
ては、レーザー光の出力を弱に設定することで眼底の観
察すなわち診断が可能となり、レーザー光の出力を強に
設定することで光化学反応を利用した治療が可能とな
る。上記の如く、本発明の装置において用いるレーザー
光の出力は診断時及び治療時によって変わりうるが、一
般的に言って、診断時のレーザー光の出力は治療時のレ
ーザー光の出力の1/10程度が好ましい。
【0023】また、本発明の装置において用いるレーザ
ー光の出力は、用いる光感受性物質によって変わりう
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図3を参照して
本発明の実施の形態を説明する。
【0025】図1は、本発明の実施形態に係る眼診断治
療装置の概略構成を示すものである。図示のように、本
発明の眼診断治療装置は、被検眼Eの眼底を照明するた
めの照明系100を備えている。この照明系100はハ
ロゲンランプ等からなる通常光源1及び照明用光学系を
含んでいる。この通常光源1の前面には、通常光源1か
らの光の光軸に沿って、コンデンサーレンズ2、エキサ
イターフィルター3、リレーレンズ4及び反射ミラー5
がほぼ一列に配列されており、エキサイターフィルター
3は必要に応じて光路内に脱着できるよう取り付けられ
ている。このエキサイタフィルター3としては、後述す
る種々の光感受性物質に応じて最も適した、すなわち吸
収ピーク波長を含む透過領域を持つ干渉フィルターが選
択される。また、反射ミラー5で反射された光の光軸に
沿って、レンズ6、リングスリット7、レンズ8、ハー
フミラー9、レンズ10及び孔開きミラー11がほぼ一
列に配列されており、孔開きミラー11およびリングス
リット7は、被検眼Eの瞳とほぼ共役な位置になるよう
配置されている。さらに、孔開きミラー11で反射され
た光の光軸上には対物レンズ12が配置されている。
【0026】この照明系100において、通常光源1か
ら出射された光は、コンデンサーレンズ2、エキサイタ
ーフィルター3、リレーレンズ4を経由して反射ミラー
5に入射する。ここで反射された光は、レンズ6に入射
して集光されてリングスリット7に入射し、レンズ8及
びハーフミラー9を経由し、レンズ10で集光されて孔
開きミラー11に入射する。孔開きミラー11で反射さ
れた光は、対物レンズ12で集光され、被検眼Eの瞳の
位置に結像する。
【0027】また、本発明に係る眼診断治療装置には、
被検眼Eの眼底の新生血管を観察するための観察用光学
系を有する観察系200が備えられている。この観察用
光学系では、通常光源1により照明された被検眼Eの眼
底からの反射光の光軸に沿って、前述の照明系100の
一部をなす対物レンズ12及び孔開きミラー11のほ
か、光量絞り15、バリアーフィルター16、結像レン
ズ17及びクイックリターンミラー18がほぼ一列に配
列されている。バリアーフィルター16は、エキサイタ
ーフィルター3を通過した直接光(励起光)をカット
し、後述する光感受性物質からの蛍光を透過させるもの
であり、必要に応じて光路内に脱着できるように取り付
けられている。また、このバリアーフィルター16は、
上述のように励起光をカットするものを用いるため、使
用するレーザー光源14及び光感受性物質に合せて選択
される。さらに、クイックリターンミラー18で反射さ
れた光の光軸に沿って、視野絞り19、フィールドレン
ズ20及びミラー21がほぼ一列に配列されている。さ
らにまた、レンズ21で反射された光の光軸上には、レ
ンズ22及びCCDカメラ23がほぼ一列に配列されて
おり、CCDカメラ23はモニター24に接続されてい
る。
【0028】この観察系200では、被検眼Eが所定位
置に配置されると、通常光源1により照明された光が被
検眼Eの眼底にて反射されるようになっている。この反
射光は、対物レンズ12、孔開きミラー11、光量絞り
15、バリアーフィルター16及び結像レンズ17を経
由してクイックリターンミラー18に入射し、ここで反
射された光は視野絞り19の位置に結像する。19の位
置に結ばれた像はさらに、フィールドレンズ20を経由
してミラー21で反射され、レンズ22を経由し、ここ
で集光されてCCDカメラ23の受光面で再度結像す
る。このとき、CCDカメラ23で受光された眼底像は
モニター24で観察されることとなる。このとき、観察
系200では上述のようなバリアーフィルター16を用
いているため、このバリアーフィルター16を通して蛍
光のみが透過し、蛍光を発する部分、すなわち光感受性
物質の存在する部分のみが明るくなって観察される。
【0029】さらに、本発明に係る眼診断治療装置に
は、被検眼Eの眼底の新生血管Bにレーザー光を照射す
るための投光用光学系及びレーザー光源14を有する投
光系300が備えられている。レーザー光源14は、後
述するような種々の光感受性物質の吸収ピーク波長に合
せて適宜選択されるが、本実施形態では、レーザー光源
14としてエキシマーレーザーを使用する。このエキシ
マーレーザーをレーザー光源14とした場合には、レー
ザー光照射時の組織の温度上昇が小さくなるだけでな
く、組織深達性が高くなる。また、エキシマーレーザー
は波長可変であるため、異なる3つの光感受性物質を使
用した場合にも、1つの光源で対応することが可能であ
る。さらに、エキシマーレーザー14は、その出力が弱
/強の2段階に設定できるようになっている。後述する
ように、レーザー光の出力を弱出力に設定することで眼
底の観察すなわち診断が可能となり、レーザー光の出力
を強出力に設定することで光化学反応を利用した治療が
可能となっている。
【0030】このようなエキシマーレーザー14から出
射されるレーザー光の光軸に沿って、レンズ13、可変
絞り25及びハーフミラー9がほぼ一列に配列されてい
る。可変絞り25は、レンズ13を介して被検眼Eの眼
底と共役な位置に配置される。また、ハーフミラー9で
反射されるレーザー光の光軸に沿って、ハーフミラー
9、レンズ10及び孔開きミラー11がほぼ一列に配列
されている。さらに、この孔開きミラー11で反射され
るレーザー光の光軸上には、対物レンズ12が配置され
ている。ハーフミラー9、レンズ10、孔開きミラー1
1及び対物レンズ12は、上述した照明系100の一部
をなすものでもある。
【0031】この投光系300において、エキシマーレ
ーザー14からレーザー光を出射すると、レーザー光
は、レンズ13、可変絞り25を経由し、ハーフミラー
9に入射する。このとき、可変絞り25は、その絞り径
を調整することにより、レーザー光の照射範囲を調整で
きるようになっている。可変絞り25の絞り径を狭めた
場合には、結果として、被検眼Eの眼底の新生血管Bに
照射されるレーザー光の照射範囲が制限される。
【0032】さらに、ハーフミラー9で反射されたレー
ザー光は、レンズ10を経由して孔開きミラー11に入
射する。そして、被検眼Eは可変絞り25と互いに共役
な位置に配置されるようになっているため、孔開きミラ
ー11で反射されたレーザー光は、対物レンズ12を経
由して被検眼Eの眼底の位置に結像されて照射される。
【0033】本発明に係る眼診断治療装置には、さら
に、レーザー光の出力を制御するために、投光系300
に、制御装置を備えた制御系を接続することが出来る。
【0034】次に、以上のように構成された本発明に係
る眼診断治療装置の操作手順を説明する。まず被検者
に、ある特定の光感受性物質を予め静脈内注射(以下、
静注と呼ぶ)しておく。この光感受性物質としては種々
のものが考えられるが、本実施形態では、ATX−S1
0を使用する。このATX−S10は、新生物質に特異
的に集積し蛍光を発するという特徴を有するものであ
り、励起光の波長を670nmとした場合、700nm
近辺に蛍光が現れる。
【0035】ATX−S10を被検者に静注したなら
ば、ATX−S10が新生血管Bに集積するまで待機す
る(図2及び図3参照)。このとき、待機時間すなわち
ATX−S10が新生血管Bに集積する時間は、2〜4
時間程度である。
【0036】所定時間待機したならば、被検眼Eを装置
の所定位置に配置する。そして、エキサイターフィルタ
ー3、及びバリアーフィルター16を光路内に入れない
状態で、被検眼Eの眼底像がピントのあった状態でモニ
ター24にて観察できるように、装置内部における光学
系のセッティング及びアライメントを行う。
【0037】セッティング及びアライメントを行ったな
らば、ATX−S10に適したエキサイターフィルター
3、及びバリアーフィルター16を選択し、これを光路
内に挿入する。
【0038】光路内にエキサイターフィルター3、及び
バリアーフィルター16を挿入したならば、通常光源1
の電源をONとし、上記照明系100にて被検眼Eの眼
底を照明する。このとき、通常光源1は、ATX−S1
0を励起するようにも作用する。従って、被検眼Eの眼
底を照明した状態で眼底を観察すると、バリアーフィル
ター16を通しているため、図2に示すようにモニター
24上には被検眼Eの眼底の新生血管Bが強調されて確
認されることになる。
【0039】強調されている新生血管Bをモニター24
で確認したならば、エキシマーダイレーザー14の電源
をONにして、弱出力に設定した状態でレーザー光を照
射する。かかる場合、レーザー光は弱出力となっている
ため、ATX−S10と光化学反応を起こすには至らな
い。従って、このレーザー光を用いて被検眼Eの眼底の
診断をすることが可能である。かかる場合、レーザー光
は、ATX−S10を励起し蛍光を発生させるため、通
常光源1からの光とともに新生血管Bの部分を強調する
よう作用する。また、レーザー光は、正常細胞に極力照
射しないことが好ましいので、被検眼Eの眼底において
レーザー光を照射すべき範囲を可変絞り25によって制
限する。
【0040】可変絞り25によりレーザー光を照射する
範囲を制限したならば、固視灯(図示せず)等により強
調された新生血管Bを、その範囲に誘導する。
【0041】新生血管Bを誘導したならば、レーザー光
の出力を強出力設定に切り替え、モニター24で被検眼
Eの眼底を観察しながらレーザー光を照射する。かかる
場合、レーザー光は図3の斜線で示す領域の、被検眼E
の眼底近傍における新生血管Bに照射される。このと
き、レーザー光は、その強出力のため、新生血管Bの中
に含まれる光感受性物質と光化学反応を起こす。このと
き、正常細胞には光感受性物質は集積されないため、レ
ーザー光は、新生血管Bに集積された光感受性物質との
み特異的に光化学反応を起こすことになる。従って、レ
ーザー光が照射される範囲においてレーザー光が正常細
胞に影響を与えることは極力抑えられる。また、レーザ
ー光の照射範囲が制限されるとともに新生血管Bは強調
されて観察されるため、レーザー光の誤射は極力防止さ
れる。
【0042】このように、ATX−S10とレーザー光
とが特異的に光化学反応を起こす結果、新生血管Bのみ
が壊死あるいは閉塞されることとなる。なお、レーザー
光の出力は、状況に応じて切り替えることが可能であ
る。すなわち、強出力のレーザー光で治療中であって
も、途中で弱出力に切り替えて被検眼Eの眼底の診断を
することが可能である。また、レーザー光照射中に被検
者が動いた場合には、レーザー光照射を継続させたま
ま、上記固視灯等により再び固視誘導を行い、治療を継
続する。
【0043】このようにして10分程度レーザー光を照
射したならば、レーザー光源14の電源をOFFにして
レーザー光照射すなわち治療を終了する。
【0044】なお、この治療において、眼底写真が必要
な場合には、31の位置にカメラを配置しクイックリタ
ーンミラー18を跳ね上げた後、これを撮影すればよ
い。
【0045】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記実施形態に限られない。例えば、上記
実施形態では、レーザー光源14としてエキシマーレー
ザーを用いたが、レーザーダイオードであってもよい。
かかる場合には、異なる光感受性物質に応じて異なる出
力波長のレーザーダイオードを用いることとなる。ま
た、装置自体がコンパクトかつ低コストになる。
【0046】さらにまた、レーザー光源14として光パ
ラメトリック発振器を用いてもよい。光パラメトリック
発振器は、エキシマーレーザーと同様、広範囲に渡って
波長を変えることができるため、種類によって吸収ピー
ク波長が異なる種々の光感受性物質に対して、光源を変
えることなく一つのレーザー光源14で対応できる。
【0047】なお、レーザーの種類によってはレーザー
光源14を本体内に配置できない場合があるが、かかる
場合には光ファイバーなどで外部から本体内に引き込む
ような構成にする。
【0048】また、上記実施形態では光感受性物質とし
てATX−S10を使用したが、ポリフィマーナトリウ
ム又はATX−70としてもよい。かかる場合、光感受
性物質が新生血管に集積する時間は24〜72時間とな
る。ポリフィマーナトリウムが使用される場合には、6
30nmの波長のレーザー光源14が選択される。ま
た、ATX−70が使用される場合には、570nmの
波長のレーザー光源14が選択される。さらに、これら
の光感受性物質が使用される場合には、エキサイターフ
ィルター3およびバリアーフィルター16は、光感受性
物質の蛍光波長および使用されるレーザー光源の波長に
応じて選択される。
【0049】また、上記実施形態では、光感受性物質を
静脈内注射するとしたが、動脈内注射であってもよい。
【0050】さらに、上記のハーフミラー9をリターン
ミラーに取り替えることもできる。かかる場合、リター
ンミラーは、図示矢印のように移動自在に配置させる。
リターンミラー9を図の26の位置に配置した場合に
は、通常光源1の照明のみが可能となり、このとき被検
眼Eの眼底を診断することができる。また、リターンミ
ラーを図の9の位置に配置した場合には、被検眼Eの治
療を行うことが可能である。かかる場合、通常光源1か
らの光は遮断され、被検眼Eの眼底は照明されないこと
となる。このとき、レーザー光は強出力設定で照射され
て治療が行われるが、レーザー光照射中、状況に応じて
弱出力に切り替えて診断に利用することもできる。かか
る場合、レーザー光を照射するだけであっても、レーザ
ー光によりATX−S10が励起されて蛍光を発するの
で、新生血管Bがモニター24上で観察される。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、上
述した構成の観察系、照明系及び投光系を備えているた
め、所定位置に配置した被検眼の眼底を観察・照明しつ
つ、レーザー光を照射することができる。かかる場合、
このレーザー光は、新生血管に対して特異的集積性のあ
る光感受性物質と光化学反応を起こし、非侵襲でしかも
正常細胞に影響を与えることなく確実に新生血管のみを
壊死あるいは閉塞させることができる。このため、本発
明の装置を用いると、眼の診断と共に、眼機能の低下を
最小限に抑えることができ、また後症の心配も少ない眼
科治療が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る眼科治療装置の概略
構成図である。
【図2】光感受性物質を静注した後にバリアーフィルタ
ーを通して観察される被検眼の眼底部を示す図である。
【図3】被検眼の眼底部におけるレーザー光照射領域を
示す図である。
【符号の説明】
1…通常光源、2…コンデンサーレンズ、3…エキサイ
ターフィルター、4…リレーレンズ、5…反射ミラー、
6…レンズ、7…リングスリット、8…レンズ、9…ハ
ーフミラー、10…レンズ、11…孔開きミラー、12
…対物レンズ、13…レンズ、14…レーザー光源、1
5…光量絞り、16…バリアーフィルター、17…結像
レンズ、18…クイックリターンミラー、19…視野絞
り、20…フィールドレンズ、21…ミラー、22…レ
ンズ、23…CCDカメラ、24…モニター、25…可
変絞り、31…カメラ、100…照明系、200…観察
系、300…投光系。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 光一 静岡県浜松市新都田1−3−1 興和株式 会社浜松工場内 (72)発明者 伊藤 紘祐 静岡県浜松市新都田1−3−1 興和株式 会社浜松工場内 (72)発明者 尾花 明 奈良県北葛城郡五寺町明神3−2−5 (72)発明者 三木 徳彦 大阪府境市赤坂台5−11−12

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光を所定位置に配置された被験
    眼の眼底に照射するための投光系と、通常光を前記被検
    眼の眼底に照射するための照明系と、前記被検眼の眼底
    及び被検眼の眼底でのレーザー光の照射状態を観察する
    ための観察系とを備えた眼診断治療装置であって、 前記レーザー光が、診断時には、前記眼底に形成された
    新生血管中に特異的に集積した光感受性物質が光化学反
    応を起こす最小の出力未満の出力となり、治療時には、
    前記光感受性物質がその中に集積された前記新生血管を
    該光感受性物質の光化学反応により壊死あるいは閉塞さ
    せる最小の出力以上の出力であってかつ該新生血管の近
    傍に位置する前記眼底の正常細胞に実質的に損傷を与え
    る最小の出力未満の出力となるようになっていることを
    特徴とする眼診断治療装置。
  2. 【請求項2】 前記レーザー光が、前記光感受性物質が
    有する波長スペクトルの一の吸収ピーク近傍の波長であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の眼診断治療装置。
  3. 【請求項3】 前記投光系及び前記照明系内に前記被検
    眼に対向して一の対物レンズが配置され、かつ該対物レ
    ンズが、前記投光系からのレーザー光及び前記照明系か
    らの通常光のための共通のレンズであることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の眼診断治療装置。
  4. 【請求項4】 前記投光系及び前記照明系内であって前
    記対物レンズの光軸上に反射ミラーが配置され、該反射
    ミラーによって通常光及びレーザー光の光路が反射さ
    れ、かつ該反射ミラーが被検眼からの光を通過させる孔
    を有していることを特徴とする請求項3に記載の眼診断
    治療装置。
  5. 【請求項5】 前記の孔を有する反射ミラーと通常光源
    の間に、通常光を透過させかつレーザー光を反射させる
    ハーフミラーを配置することを特徴とする請求項4に記
    載の眼診断治療装置。
  6. 【請求項6】 前記観察系が、眼底を観察するためのC
    CDカメラ及び該CCDカメラからのビデオ信号を表示
    する表示装置を具備し、前記レーザー光が前記光感受性
    物質に照射されたときに該光感受性物質から発せられる
    蛍光及び前記通常光が前記眼底に照射され該眼底から反
    射される反射光を前記CCDカメラが眼底像として撮像
    することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記
    載の眼診断治療装置。
  7. 【請求項7】 前記レーザー光源が、エキシマーレーザ
    ーであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つ
    に記載の眼診断治療装置。
  8. 【請求項8】 前記レーザー光源が、レーザーダイオー
    ドであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つ
    に記載の眼診断治療装置。
  9. 【請求項9】 前記レーザー光源が、光パラメトリック
    発振器であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    一つに記載の眼診断治療装置。
  10. 【請求項10】 前記光感受性物質が、ポリフィマーナ
    トリウムであることを特徴とする請求項1〜9のいずれ
    か一つに記載の眼診断治療装置。
  11. 【請求項11】 前記光感受性物質が、7,12-ビス(1-デ
    シルオキシエチル)-3,8,13,17-テトラメチル-ポルフィ
    ン-2,18-ビスプロパノイル-アスパラギン酸ガリウム錯
    体(III)又はその薬理学的に許容される塩であることを
    特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の眼診断
    治療装置。
  12. 【請求項12】 前記光感受性物質が、12-エテニル-7-
    ホルミルオキシムエチリデン-8-ヒドロキシ-3,8,13,17-
    テトラメチル-ポルフィン-2,18-ビスプロピオニルアス
    パラギン酸及び/又は7-エテニル-12-ホルミルオキシム
    エチリデン-13-ヒドロキシ-3,8,13,17-テトラメチル-ポ
    ルフィン-2,18-ビスプロピオニルアスパラギン酸、ある
    いはその薬理学的に許容される塩であることを特徴とす
    る請求項1〜9のいずれか一つに記載の眼診断治療装
    置。
  13. 【請求項13】 前記観察系の前記観察用光学系内に、
    レーザー光の使用波長以下の波長の光をカットするバリ
    アーフィルターを設けたことを特徴とする請求項1〜1
    2のいずれか1項に記載の眼診断治療装置。
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