JPH09173222A - コーヒーミル - Google Patents

コーヒーミル

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JPH09173222A
JPH09173222A JP35373695A JP35373695A JPH09173222A JP H09173222 A JPH09173222 A JP H09173222A JP 35373695 A JP35373695 A JP 35373695A JP 35373695 A JP35373695 A JP 35373695A JP H09173222 A JPH09173222 A JP H09173222A
Authority
JP
Japan
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mill
coffee
cutter
body part
rotary
Prior art date
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Pending
Application number
JP35373695A
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English (en)
Inventor
Koji Sato
厚司 佐藤
Nobuyoshi Enari
信良 江成
Takehiko Imai
武彦 今井
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のコーヒーミルではコーヒー豆は、いわ
ばすり潰されるような形となり、微粉砕され易い。 【解決手段】 回転するミル26と、ミル26の周囲に
固定配置されてコーヒー豆を粉砕して下方に排出するサ
イドミル28とを備えたコーヒーミルにおいて、前記ミ
ル26は、裁頭円錐型の本体部38と、本体部38の上
部周縁から下部側に向けて回転方向の進み側に螺旋状を
なして一体化された複数のカッター刃と、該カッター刃
間の螺旋状の溝40の下部に連続するサブカッター44
兼用のガイド溝を備える一方、前記サイドミル28は、
前記ミル26の本体部底面の外径よりやや大きな内径の
開口部46の内側に、前記本体部38のテーパ形状に合
わせてその上部から下部側に向けて平行に包囲する複数
のカッター刃48を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粗挽きコーヒー豆
を作るのに好適なコーヒーミルに関する。
【0002】
【従来の技術】業務用あるいは家庭用大型の電動式コー
ヒーミルは、一般にレギュラーコーヒー用の豆を挽くた
めのものであり、その要部となっている粉砕機構は、図
5に示す刃物形状となっている。図において、1は上部
に図示しない駆動モータに連結されるシャフト2を一体
に突設した回転ミル、3は回転ミル1の周囲に固定配置
されるサイドミルである。回転ミル1は、裁頭円錐形状
をした本体部4と、本体部4の上部周縁から下部側に向
けて、旋削加工などによりその回転方向の進み側に向け
て複数条の螺旋状をなして溝加工され、その各螺旋溝の
外周エッジをカッター刃5とし、その下部にこれと連続
する多数の溝カッター部5aを刻設したものである。こ
れに対し、サイドミル3は、前記本体部4のテーパ形状
に応じて下部拡開した開口部6を形成しているととも
に、その開口部6の内側に多数の鋸刃状のカッター部7
を螺旋状に形成しており、両者は互いに接触しない程度
に接近配置され、回転ミル1の回転によりコーヒー豆
は、各カッター刃5の間の溝で強制的に搬送されつつサ
イドミル2のカッター部7の隙間を通過することで粉砕
され、サイドミルの下部に排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の構造にあっ
ては、サイドミル3のカッター部7とミル1との間の隙
間がきわめて狭いため、コーヒー豆は、いわばすり潰さ
れるような形となり、微粉砕され易い。一般にコーヒー
豆は、細粒化ないし微粉化するほど、その苦味成分や、
豆皮などの渋み成分が抽出されやすくなってしまい、香
りや味覚などにおいて不利なものとなる。従って、いわ
ゆるアメリカンコーヒーなどの比較的薄味のコーヒーが
嗜好されている昨今では、その薄味であるといった特徴
とともに、香りや、コクなどの点においても十分な味覚
が望まれているが、これらの使い分けには、コーヒー豆
の自体のブランドや煎じ方だけでなく、コーヒー豆の挽
き方如何によっても定まるものであり、その粒度を、得
ようとするコーヒーの種類に応じて可究的に一定に揃え
ることが理想的である。しかし、現実にはこの種のコー
ヒーミルは実用化されておらず、いずれの種類のコーヒ
ーであっても、同一のコーヒーミルを使って粉砕してい
る。勿論回転速度を変えることによって粗挽きとするこ
ともできるが、このようにしても微粉成分が多少なりと
も混在してしまい、風味や味覚低下の原因となってい
た。
【0004】
【発明の目的】この発明は、以上の課題を解決するもの
であって、微粉成分を生ずることがなく、所望の粒度に
一定にそろえることができるようにした、特に粗挽きに
好適なコーヒーミルを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、回転ミルと、回転ミルの周囲に固定配置
されて回転ミルとの間でコーヒー豆を粉砕して下方に排
出するサイドミルとを備えたコーヒーミルにおいて、前
記回転ミルは、裁頭円錐型の本体部と、本体部の上部周
縁から下部側に向けて回転方向の進み側に螺旋状をなし
て一体化された複数のカッター刃と、該カッター溝間の
螺旋状の溝の下部に連続するサブカッター兼用のガイド
溝を備える一方、前記サイドミルは、前記ミルの本体部
底面の外径よりやや大きな内径の開口部の内側に、前記
本体部のテーパ形状に合わせてその上部から下部側に向
けて平行に包囲する複数のカッター刃を備えたことによ
り、サイドミルとミルの隙間寸法に応じて粉砕するコー
ヒー豆の粒度を一定に揃えることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、
この発明を適用したコーヒーミルの全体構成を示すもの
である。図において、下面に座板10aを一体化したフ
レーム10の中央には受け座12を介してミル容器とな
るコーン14が固定され、またフレーム10の上端にコ
字型に一体化されたフランジ10bの上部にはギャード
モータ16が固定され、その下端に突設した出力軸18
をカップリング20を介して前記コーン14上部の軸受
部22に軸受された駆動軸24に連結している。この駆
動軸24の下端には回転ミル26が一体に固定され、モ
ータ16の駆動により一方向回転する。また、コーン1
4の下端開口部には前記回転ミル26の周囲に対向する
サイドミル28が固定されている。さらに、前記コーン
14の上面は カバー30によって蓋されているととも
に、このカバー30の一部にはコーヒー豆投入用のホッ
パ32が斜めに突設され、その上面開口よりコーヒー豆
を投入するようになっているほか、フレーム10の上部
両サイドを覆うサイドカバー34には、図示省略する
が、前記モータ16の駆動スイッチなどが設けられてい
る。また、図中36は、座板10a上に設置された引き
豆の受け用カップである。
【0007】図2、3は前記回転ミル26及びサイドミ
ル28それぞれの詳細構造を示し、また図4は両者の結
合関係を示している。図において、前記回転ミル26は
従来と同様に、裁頭円錐形状をした本体部38と、本体
部38の上部周縁から下部側に向けて、旋削加工などに
よりその回転方向の進み側に向けて複数条の螺旋状をな
して溝加工され、その各螺旋溝40間の外周エッジをカ
ッター刃42としたもので、この例では星形断面で5本
のカッター刃42を形成し、さらには前記螺旋状溝40
の下部側に、これとほぼ並行する複数の鋸刃状のサブカ
ッター44を形成した構造となっており、各サブカッタ
ー44の溝をコーヒー豆の排出ガイドとしている。な
お、サブカッター44の溝は、周方向に連続して存在す
るわけではなく、図2のごとく所定の間隔をおいて複数
箇所設けることが肝要である。このように構成しない
と、換言すれば、サブカッター44が全周に渡って存在
すると、挽いた豆が微細な粉状になるからである。
【0008】これに対して、前記サイドミル28は、前
記コーン14にフランジ28aを介して接合された円筒
状をなし、前記ミル26の本体部38の外径よりやや大
きな内径の開口部46の内側に、前記本体部38のテー
パ形状に合わせてその上部から下部側に向けて平行に突
設された複数のカッター刃48を一体に突設したもので
あり、この例では6本のカッター刃48を互いに内側中
心に向けて一体に突出配置している。従って、ホッパー
32を通じてコーン14内に投入されたコーヒー豆は、
その最低部であるサイドミル28の内壁と回転ミル26
の螺旋溝40との隙間に集積され、モータ16の駆動に
よる回転ミル26の一方向回転により、螺旋溝40方向
に沿って強制的に移送され、両カッター刃42、48間
でせん断され、そのせん断された挽き豆の片は遠心力に
より下方に吹飛ばされ、カップ36内に集積されること
になる。そして、粒度が大きい場合にはこの間にサブカ
ッター44により破砕を受け、粒度が適当な大きさであ
るとこのサブカッター44間の溝をガイドとして外方に
排出され、結果的に粒度を一定に揃えた状態での粉砕が
可能となるのである。なお、サブカッター44間の溝
幅、深さは、得ようとする粒度に応じて任意に設定可能
である。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるコ
ーヒーミルにあっては、従来のすり潰しタイプのコーヒ
ーミルに比べて、サイドミルとミルの隙間寸法に応じて
粉砕するコーヒー豆の粒度を一定に揃えることができ、
微粉末の発生を極力抑制することができるため、コーヒ
ーの味や風味、香りなどを向上できる利点があり、特に
アメリカンコーヒーなど薄いコーヒーの用途に好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したコーヒーミルの全体構成を示
す断面図である。
【図2】回転ミルの平面及び側面図である。
【図3】サイドミルの平面及び側面図である。
【図4】同回転ミルとサイドミルの斜視図である。
【図5】従来の回転ミルとサイドミルとの関係を示す斜
視図である。
【符号の説明】
24 駆動軸 26 回転ミル 28 サイドミル 38 本体部 40 螺旋溝 42 カッター刃 44 サブカッター 46 開口部 48 カッター刃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ミルと、回転ミルの周囲に固定配置
    されて該回転ミルとの間でコーヒー豆を粉砕して下方に
    排出するサイドミルとを備えたコーヒーミルにおいて、 前記回転ミルは、裁頭円錐型の本体部と、本体部の上部
    周縁から下部側に向けて回転方向の進み側に螺旋状をな
    して一体化された複数のカッター刃と、該カッター溝間
    の螺旋状の溝の下部に連続するサブカッター兼用のガイ
    ド溝を備える一方、前記サイドミルは、前記回転ミルの
    本体部底面の外径よりやや大きな内径の開口部の内側
    に、前記本体部のテーパ形状に合わせてその上部から下
    部側に向けて平行に包囲する複数のカッター刃を備えた
    ことを特徴とするコーヒ−ミル。
JP35373695A 1995-12-27 1995-12-27 コーヒーミル Pending JPH09173222A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35373695A JPH09173222A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 コーヒーミル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35373695A JPH09173222A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 コーヒーミル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09173222A true JPH09173222A (ja) 1997-07-08

Family

ID=18432875

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35373695A Pending JPH09173222A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 コーヒーミル

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JP (1) JPH09173222A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012045378A (ja) * 2010-07-30 2012-03-08 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 飲料抽出用原料の粉砕装置
CN109091031A (zh) * 2018-09-30 2018-12-28 广东易得电器有限公司 一种便于调节研磨粗细的磨豆机
WO2019142758A1 (ja) 2018-01-19 2019-07-25 スリーピース株式会社 コーヒー豆粉砕機構

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