JPH09173180A - 車両のベッド装置 - Google Patents

車両のベッド装置

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Publication number
JPH09173180A
JPH09173180A JP33508395A JP33508395A JPH09173180A JP H09173180 A JPH09173180 A JP H09173180A JP 33508395 A JP33508395 A JP 33508395A JP 33508395 A JP33508395 A JP 33508395A JP H09173180 A JPH09173180 A JP H09173180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bed
seat
seat back
supported
use position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33508395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Sagawa
秀基 佐川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP33508395A priority Critical patent/JPH09173180A/ja
Publication of JPH09173180A publication Critical patent/JPH09173180A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】座席のシートバックを利用することで、格納式
ベッドを使用状態に保持する吊りベルトなど専用部品の
省略を実現する。 【解決手段】ベッド7を所定の使用位置と邪魔にならな
い格納位置との間を移動可能に設ける。座席1,2にベ
ッド7を使用位置で水平状態に支持可能なシートバック
4を設ける。シートバック4は上部4aを下部4bに対
してその裏面がベッド7を使用状態に支持する略水平な
載置面を形成する角度位置へ中折れ可能に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両のベッド装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】トラックなど商用車においては、車室空
間を有効利用するため、運転席後方の休息用ベッドを所
定の使用位置と邪魔にならない格納位置(例えば、キャ
ブのバックパネルやルーフパネル)との間を移動可能に
設けたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例ではベッドを使用状態に保持する手段とし
て、頑丈なロック機構や吊りベルトが用いられるが、こ
れらの取り付けに占有スペースが必要で、ベッド全体の
重量も増加するという不具合があった。また、ベッドの
使用に際してロック機構や吊りベルトが邪魔になる可能
性もあった。
【0004】この発明はこのような問題点を解決するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、ベッド
を所定の使用位置と邪魔にならない格納位置との間を移
動可能に設け、座席にベッドを使用位置で水平状態に支
持可能なシートバックを設ける。
【0006】第2の発明では、第1の発明におけるシー
トバックは、上部を下部に対してその裏面がベッドを使
用状態に支持する略水平な載置面を形成する角度位置へ
中折れ可能に連結する。
【0007】第3の発明では、第2の発明におけるシー
トバックの上部裏面にその一部をベッド載置面として残
りの部分にベッドからの落下防止バーを格納可能に取り
付ける。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、座席のシートバックを利
用してベッドは使用状態に支持される。したがって、ベ
ッドを使用位置で水平状態に保持する吊りベルトなど専
用部品が不要なため、スペースや重量などの面で有利に
なる。
【0009】第2の発明によれば、シートバックの上部
を前方へ倒すと、その裏面がベッドの略水平な載置面を
形成するため、ヘッドを低い位置で安定した使用状態に
適確に支持できる。
【0010】第3の発明によれば、ベッド使用中の安全
性を確保できる。また、シートバックの上部裏面に落下
防止バーは格納可能なため、シートバックの初期状態へ
の復帰操作を妨げるようなこともない。
【0011】
【発明の実施の形態】図1,図2はトラックキャブへの
適用例を表す実施形態で、ドライバシート1とアシスト
シート2およびセンタシート3は横一列に並べて設けら
れる。センタシート3はフラットに形成され、ドライバ
シート1およびアシストシート2はそれぞれリクライニ
ング式のシートバック4が備えられる。
【0012】ドライバシート1およびアシストシート2
において、シートバック4はシートクッション5の後部
にリクライニング機構を介して支持される。シートバッ
ク4の上部4aと下部4bとが分割され、これらは軸6
を介して中折れ可能に連結される。シートバック4の中
折れ角を制限するロック手段(図示せず)が設けられ、
シートバック4を所定角度の前傾させた状態から、その
上部4aを前方へ倒すと、シートバック4はロック手段
で所定の中折れ角に支持され、ベッド7の略水平な載置
面を上部4a裏面で形成するようになっている。なお、
シートバック4の上部4a裏面はフラットなパネルで形
成される。
【0013】キャブ10のバックパネル11にベッド7
を格納する凹部12が形成され、ベッド7はその一側で
凹部12に軸13を介して前方へ水平状態に展開する使
用位置と、凹部12に納まる閉じ位置(格納位置)との
間を回動可能に支持される。ベッド7を格納状態に保持
する手段として、ベッド7に係合突起14aが取り付け
られ、その突起14aを弾性的に拘束するクリップ14
bが凹部12に配置される。また、バックパネル11の
凹部12に納まる閉じ位置からベッド7を展開しやすく
するため、ベッド7の下面に取っ手15(窪み)が形成
される。
【0014】このような構成により、図1のようにドラ
イバシート1とアシストシート2のシートバック4を利
用してベッド7は使用状態に支持される。したがって、
ベッド7を使用状態に保持する吊りベルトなど専用部品
を必要としないため、スペースや重量などの面で有利に
なる。この場合、シートバック4の前傾状態から上部4
aを前方へ倒すと、その裏面がベッド7の略水平な載置
面を形成するので、ヘッド7を安定した使用状態に支持
できる。
【0015】ベッド7は図2のように体裁よくキャブ1
0のバックパネル11に格納され、ドライバシート1お
よびアシストシート2のシートバック4も座席空間を形
成する初期状態に戻せる。つまり、キャブ10内部の座
席空間をベッド7の載置面として有効利用できるのであ
る。
【0016】シートバック4はリクライニング機構を前
傾操作すると、これに連動して上部4aが前方へ自動的
に倒れるようにしても良い。また、図3のようにシート
バック4の上部4a裏面にその一部をベッド7の載置面
として残りの部分にコップ立てなどを備えるコンソール
17を形成したり、ベッド7からの落下防止バー18を
回動(格納)可能に取り付けたりすると良い。
【0017】図4は別の実施形態を表すもので、ベッド
7は所定の使用位置とキャブ10のルーフパネル20と
の間で左右一対のガイドレール21を介して上下方向へ
移動可能に支持される。ルーフパネル20にベッド7を
格納する凹部12が形成され、ベッド7を格納状態に保
持する手段として、ベッド7に鍵型のレバー22が取り
付けられ、そのレバー22を係止する鍵穴23が凹部1
2に形成される。
【0018】ドライバシート1およびアシストシート
(図示せず)については、前記の実施形態と同じく、シ
ートバック4を所定角度の前傾させた状態から、その上
部4aを初期状態から前方へ倒すと、シートバック4は
所定の中折れ角に支持され、ガイドレール21を降下す
るベッド7の略水平な載置面を上部4a裏面で形成す
る。なお、図1と同じ部品に同じ符号を付ける。
【0019】
【発明の効果】第1の発明によれば、ベッドを所定の使
用位置と邪魔にならない格納位置との間を移動可能に設
け、座席にベッドを使用位置で水平状態に支持可能なシ
ートバックを設けたので、ベッドを使用状態に保持する
吊りベルトなど専用部品が不要なため、スペースや重量
などの面で有利になる。
【0020】第2の発明によれば、第1の発明における
シートバックは上部を下部に対してその裏面がベッドを
使用状態に支持する略水平な載置面を形成する角度位置
へ中折れ可能に連結したので、シートバックの上部を初
期状態から前方へ倒すと、その上部裏面にベッドを載置
した使用状態に安定よく支持できる。
【0021】第3の発明によれば、シートバックの上部
裏面にその一部をベッド載置面として残りの部分にベッ
ドからの落下防止バーを格納可能に取り付けたので、ベ
ッド使用中の安全性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を表すベッド使用状態の斜
視図である。
【図2】同じくベッド格納状態の斜視図である。
【図3】シートバックの応用例を表すベッド使用状態の
斜視図である。
【図4】別の実施形態を表すベッド使用状態の側面遠近
図である。
【符号の説明】
1 ドライバシート 2 アシストシート 4 シートバック 4a シートバック上部 4b シートバック下部 5 シートクッション 6 中折れ軸 7 ベッド 11 キャブバックパネル 12 ベッド格納用凹部 13 ベッドの支持軸 17 コンソール 18 落下防止バー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッドを所定の使用位置と邪魔にならない
    格納位置との間を移動可能に設け、座席にベッドを使用
    位置で水平状態に支持可能なシートバックを設けたこと
    を特徴とする車両のベッド装置。
  2. 【請求項2】シートバックは上部を下部に対してその裏
    面がベッドを使用状態に支持する略水平な載置面を形成
    する角度位置へ中折れ可能に連結したことを特徴とする
    請求項1に記載のベッド装置。
  3. 【請求項3】シートバックの上部裏面にその一部をベッ
    ド載置面として残りの部分にベッドからの落下防止バー
    を格納可能に取り付けたことを特徴とする請求項2に記
    載のベッド装置。
JP33508395A 1995-12-22 1995-12-22 車両のベッド装置 Pending JPH09173180A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33508395A JPH09173180A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 車両のベッド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33508395A JPH09173180A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 車両のベッド装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09173180A true JPH09173180A (ja) 1997-07-08

Family

ID=18284585

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33508395A Pending JPH09173180A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 車両のベッド装置

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JP (1) JPH09173180A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009505760A (ja) * 2005-08-31 2009-02-12 ルフトハンザ・テッヒニク・アクチェンゲゼルシャフト 座席及び寝床の設備

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009505760A (ja) * 2005-08-31 2009-02-12 ルフトハンザ・テッヒニク・アクチェンゲゼルシャフト 座席及び寝床の設備

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