JPH09172998A - イカスミ入り練り食品及び該製造方法 - Google Patents

イカスミ入り練り食品及び該製造方法

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JPH09172998A
JPH09172998A JP7342907A JP34290795A JPH09172998A JP H09172998 A JPH09172998 A JP H09172998A JP 7342907 A JP7342907 A JP 7342907A JP 34290795 A JP34290795 A JP 34290795A JP H09172998 A JPH09172998 A JP H09172998A
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cuttlefish
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powder
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Mamoru Nukushina
護 温科
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にイカスミ入りうどんなどのイカスミ入り
練り食品において、イカスミの生臭い匂いがほとんどな
く、更に茹でるなどの調理をしてもイカスミが溶け出
て、料理の味や外観などを変えることがなく、しかも、
食したとき、イカスミが歯や口などに付着して黒くする
ことがないイカスミ入りの食品とその製造方法を提供す
ることにある。 【解決手段】 小麦粉を主成分とし、食塩水でこね合わ
された後、細長く形成されて非乾燥状態で提供される練
り食品において、イカスミパウダーとイカのすり身とイ
カの肝が混ぜ合わされた混合物を、小麦粉を主成分とす
る中に添加して食塩水でこね合わされてイカスミ入り練
り食品を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイカスミ入り練り食
品及び該製造方法に関し、より詳しくは特に、イカスミ
入りうどんなどのイカスミ入り練り食品とその製造方法
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、イカスミを
使用した食品が種々提供されていて、たとえば、古くか
らパスタ料理においては、イカスミソースをかけて食さ
れている。そして、今日では、パスタやパン自体の中に
イカスミを練り込んで乾燥させ、あるいは焼き上げたイ
カスミ入りパスタやイカスミ入りパンなどが提供されて
いる。このうち、イカスミ入りパスタは茹でたとき、イ
カスミの生臭い匂いがするが、魚介類をベースとするソ
ース又はスープをかけて食する関係上、生臭い匂いは全
く苦になることはない。また、イカスミ入りパンは焼成
され、乾燥しているためか、生臭い匂いはほとんどな
く、苦になることはない。
【0003】ところで、日本の懐石料理やうどん・そば
料理などにおいて、各種の色彩が施されたうどんやそば
が小鉢に入れられて提供されている。これらうどんなど
に施される色彩は茶などの天然色素や人工色素が用いら
れていて、いずれも安定している。すなわち、安全性が
高いだけでなく、うどんなどを茹でる湯や出汁などが色
素の色で染まってしまうこともない。このようなうどん
の種類の1つとして、黒色をしたうどんがなく、一種の
趣向として、また配色のバランスなどの観点から、黒色
のうどんが提供されるのが待ち望まれていた。
【0004】本願発明者は黒色のうどんを消費者に安心
して食して貰うためには、イカスミを利用するのが好ま
しいと考え、うどんの製造工程でイカスミを入れて、常
法によりうどんを製造した。得られたうどんを茹でて、
従来と同様の出汁で食しようとしたところ、イカスミの
生臭さが強く出てしまい、いわゆるうどんとして食する
には適さないものであった。しかも、このイカスミ入り
のうどんを茹でると、うどんから溶けだしたイカスミに
よって、湯が直ぐに真っ黒になってしまい、他の種類の
うどんをその後茹でることができない状態となった。更
に、うどんに味付けをするための出汁についても、この
イカスミ入りのうどんを出汁の中に入れておくと、出汁
が真っ黒になってしまった。また、このイカスミ入りの
うどんを食すると、歯や唇、口中が黒くなってしまっ
た。これは、日本の伝統食品であるうどんを食するのと
は異なる感覚を与え、懐石料理などの中の一品として提
供するのには適さない物であった。
【0005】そこで、本発明者はイカスミ入りのうどん
において、イカスミの生臭さを軽減するとともに、うど
んを茹でたり出汁に入れてもほとんどイカスミが溶け出
ることがなく、しかもうどんを食したとき、歯や唇、口
中が黒くならないようにするために鋭意研究と試作を重
ねた結果、ある着想を得て本発明に係るイカスミ入り練
り食品とその製造方法を想到するに至ったのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るイカスミ入
り練り食品の要旨とするところは、穀物粉及び/又は魚
すり身を主成分としてこね合わせた後、成形されて非乾
燥状態で提供される練り食品において、イカスミパウダ
ーがほぼ均一に混ぜ合わされていることにある。
【0007】前記イカスミ入り練り食品において、イカ
のすり身及び/又はイカの肝が添加され、こね合わされ
ていることにある。
【0008】本発明に係るイカスミ入り練り食品の他の
要旨とするところは、小麦粉を主成分とし、食塩水でこ
ね合わされた後、細長く形成されて非乾燥状態で提供さ
れる練り食品において、イカスミパウダーとイカのすり
身とイカの肝が混ぜ合わされた混合物を、小麦粉を主成
分とする中に添加して食塩水でこね合わされてなること
にある。
【0009】また、前記イカスミ入り練り食品におい
て、前記小麦粉100重量部に対して、濃度5〜12%
の食塩水30〜45重量部、イカスミパウダー0.1〜
15重量部、イカのすり身1〜10重量部、イカの肝
0.1〜5重量部であることにある。
【0010】更に、本発明に係るイカスミ入り練り食品
の他の要旨とするところは、イカスミパウダー又はイカ
スミと、イカのすり身及び/又はイカの肝が混ぜ合わせ
られて、低温下で一定時間静置されていることにある。
【0011】次に、本発明に係るイカスミ入り練り食品
の製造方法の要旨とするところは、イカスミパウダー
と、イカのすり身及び/又はイカの肝とを混ぜ合わせた
後、該混合物を乾燥させないようにしつつ低温下で一定
時間静置する工程と、得られた混合物を穀物粉及び/又
は魚すり身を主成分とする中に添加して食塩水又は水で
こね合わせる工程とを少なくとも含むことにある。
【0012】また、かかるイカスミ入り練り食品の製造
方法において、前記低温は0℃以下、好ましくは−10
〜−30℃、より好ましくは−18〜−20℃であり、
前記静置する一定時間は1時間以上、好ましくは5〜2
4時間、より好ましくは10〜15時間であることにあ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るイカスミ入り
練り食品及びその製造方法の実施の形態を、イカスミ入
りうどんを例にして詳しく説明する。
【0014】本発明に係るイカスミ入りうどんは従来の
うどんの製造方法と同様にして、小麦粉100重量部に
対して、濃度が5〜12重量%、より好ましくは8重量
%前後の食塩水30〜45重量部、より好ましくは38
重量部前後によって、充分にこね合わせられる。なお、
食塩水に代えて、食塩と水とを別々に加えても良いのは
言うまでもない。また、小麦粉の粒径や製法、種類など
は特に限定されず、更に、水あるいは食塩水の添加の仕
方、小麦粉のこね方などについても特に限定されるもの
ではない。そして、こね合わされた小麦粉は常法により
薄く平面状に延ばした後、細長く切断したり、あるいは
細長く押し出して、うどんが形成されることになる。
【0015】本発明においては、この小麦粉をこね合わ
せる過程でイカスミパウダーが添加される。イカスミパ
ウダーの添加量は、小麦粉100重量部に対して0.1
〜15重量部、より好ましくは2重量部前後で選定され
る。ここで、小麦粉にイカから採取したイカスミを添加
することも可能であるが、生のイカスミを添加すると、
製造されたうどんが生臭くなり、誰もが食するのに適す
るものとならない。これに対して、イカスミを種々の方
法で乾燥させて粉末状にしたイカスミパウダーを用いる
ことによって、生臭さがほとんど消え、イカスミの旨み
のあるうどんを提供することができる。
【0016】このように、イカスミパウダーを添加する
だけで、生臭さのほとんどないイカスミ入りうどんを製
造することができるが、このうどんを茹でたり、煮込ん
だり、あるいは出汁の中に入れておくと、うどんの中に
添加されたイカスミの成分が溶けだして若干白くなり、
逆に、ゆで汁や出汁がイカスミによって黒くなってしま
う。しかも、かかるうどんを食すると、歯や口中、唇な
どがうどんの中のイカスミによって黒くなってしまうも
のとなる。そこで、イカスミパウダーとともにイカのす
り身とイカの肝のいずれか一方又は双方が、小麦粉をこ
ね合わせる過程で添加される。
【0017】イカのすり身とイカの肝の添加量は、小麦
粉100重量部に対して、イカのすり身1〜10重量
部、より好ましくは3重量部前後が選定され、また、イ
カの肝0.1〜5重量部、より好ましくは1重量部前後
が選定される。イカのすり身とイカの肝は生のまま用い
られ、両者が添加されるのが好ましいが、いずれか一方
だけであっても良い。イカのすり身とイカの肝を添加し
て、イカスミパウダーとともに小麦粉をこね合わせるこ
とによって、製造されたイカスミ入りうどんを茹でた
り、あるいは食したりしても、イカスミがゆで汁や出汁
に溶け出たり、歯などに付着したりすることがほとんど
なくなる。
【0018】ここで、イカのすり身とイカの肝の双方を
添加するのが最も好ましいが、イカのすり身とイカの肝
のいずれか一方だけでも一応の効果が認められる。ま
た、製造されたイカスミ入りうどんを直ちに食用に供し
ても良いが、低温下で一定時間以上、静置した後、食用
に供されるのがより好ましい。低温下で一定時間以上、
静置(保存)することにより、イカスミがゆで汁や出汁
に溶け出たり、歯などに付着したりすることがより一層
なくなる。かかる製造方法によって製造されたイカスミ
入りうどんは冷凍食品などの形態で使用されるのが好ま
しい。
【0019】以上のように、うどんの製造過程でイカス
ミパウダーとイカのすり身及びイカの肝を加えて、充分
にこね合わせるように構成しても良いが、予め、これら
イカスミパウダーと、イカのすり身及び/又はイカの肝
を混ぜ合わせて、低温下で一定時間以上、静置させた
後、その混合物を小麦粉を食塩水でこね合わせる過程で
所定量添加するように構成することも可能である。この
場合においても、イカのすり身とイカの肝はいずれか一
方だけでも良いが、より一層イカスミが安定し、うどん
を茹でたり、出汁に入れてもイカスミが溶け出ず、しか
も食したときに歯などに付着して黒くならないようにす
るためには、両者を同時に併用するのが好ましい。
【0020】このイカスミパウダーの混合物は、イカス
ミパウダー100重量部に対してイカのすり身は30重
量部以上、好ましくは50〜250重量部程度、より好
ましくは150重量部前後で選定され、また、イカの肝
は1重量部以上、好ましくは10〜100重量部程度、
より好ましくは約20〜50重量部で選定される。これ
らイカスミパウダーと、イカのすり身及び/又はイカの
肝を適宜の量だけ調整して混ぜ合わせた後、その混合物
を乾燥しないように水分を充分に含んだシーツなどによ
って包み、冷蔵庫あるいは冷凍庫などの中に入れて低温
下で一定時間以上、静置すなわち寝かせておく。温度は
氷点下以下が好ましく、−5℃以下がより好ましく、−
15〜−20℃が特に好ましい。また、この混合物を寝
かせておく時間は1時間以上、好ましくは5時間以上、
より好ましくは12時間前後が、所定の効果を得るため
に適宜選定される。
【0021】以上のようにして得られた混合物は、イカ
スミ入りの加工食品を製造するためにイカスミ入り練り
食品として提供され、適宜の量を解凍して、うどんなど
の製造に利用される。このような製造方法で得られたイ
カスミパウダーの混合物をうどんの製造に用いることに
より、製造されたイカスミ入りうどんを茹でたり、出汁
に入れたりしても、湯や出汁にうどんに含まれるイカス
ミが溶け出て、黒くなることがない。また、このイカス
ミ入りうどんを食したとき、歯や唇、口の中などがイカ
スミによって黒くなることもない。更に、イカスミパウ
ダーを用いているため、生のイカスミの生臭さがほとん
どなく、イカスミの旨みだけが残る、美味しいイカスミ
入りうどんを提供することが可能となる。
【0022】上述の加工用のイカスミ入り練り食品であ
るイカスミパウダーの混合物は、粘性流動体として得ら
れ、凍結させた状態で保存され、解凍させて利用するよ
うに構成されているが、保存性と取扱の容易性を高める
ために、粉粒体状に形成することも可能である。すなわ
ち、得られた混合物をたとえばいわゆるフリーズド・ド
ライ製法などによって乾燥させておき、使用時に所定量
を水などで予め流動体に戻しておいて利用したり、ある
いは粉末状の小麦粉の中に充分攪拌した後、食塩水でこ
ね合わせるのと同時に戻すようにしても良い。混合物を
粉粒体状にすることによって、イカの肝などが発する生
臭さがほとんど消えて、一層美味しいうどんを製造する
ことが可能となる。なお、乾燥させて粉粒体状のイカス
ミ入り混合物を製造するときは、イカスミパウダーに代
えて生のイカスミを用いても、生臭さのないイカスミ入
りうどんを製造することができる。
【0023】以上、イカスミ入りうどんを例にして説明
したが、うどんの添加物として、たとえば調味料やうど
んの粘性や弾力性などを高めるための増粘剤などを用い
ても良く、特に、限定されない。
【0024】次に、本発明に係るイカスミ入り練り食品
はイカスミ入りうどんに限定されるものではなく、たと
えばイカスミ入りのそばやラーメンなどの小麦粉を主成
分の一つとする麺類であっても良く、あるいは魚などの
すり身を主成分あるいは主成分の一つとして製造される
イカスミ入りの蒲鉾や竹輪などであっても良い。いずれ
の練り製品であっても、本発明に係る構成あるいは製法
を採用してイカスミ入りの製品とすることによって、調
理中に製品からイカスミの成分が溶け出して、出汁など
を黒くしてしまったり、出汁の味を変えてしまったりす
ることはない。また、調理されたイカスミ入り練り食品
を食するときに、歯や唇、口の中が黒くなってしまうこ
ともなく、安心して食することができる。
【0025】以上、本発明に係るイカスミ入り練り食品
の実施の形態を種々説明したが、上述の例示に限定され
るものではないのは言うまでもない。その他、防腐剤を
適量添加することによって、イカスミ入り練り食品の保
存期間あるいは賞味期間を延長させることが可能とな
る。また、イカスミ入りうどんなどの麺類にあっては、
生麺あるいは半乾麺のいずれの状態であっても良く、更
に、麺と麺とがくっつかないように種々の処理を施して
おくなど、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当
業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を加えた
態様で実施し得るものである。
【0026】
【実施例】まず、イカスミパウダーとイカのすり身とイ
カの肝を2対3対1の割合で混ぜ合わせた後、その混合
物を濡れ布巾で包み、−18℃で12時間、保存した。
その後、小麦粉100重量部に対して、濃度8重量%の
食塩水を38重量部加え、更に、得られた混合物を6重
量部、増粘剤を1重量部それぞれ加えて、常法に従いう
どんを製造した。増粘剤は卵白を主成分とし、アルコー
ル、グリシン、ポリリン酸ナトリウム、クエン酸ナトリ
ウム、増粘多糖類を添加したものを使用した。
【0027】得られたイカスミ入りうどんを熱湯で茹で
たが、ゆで汁が黒くなることはほとんどなかった。ま
た、湯で上がったうどんを出汁に漬けておいたが、出汁
が黒く変色することはなかった。更に、このイカスミ入
りうどんを食したとき、うどんや出汁からイカスミの生
臭い匂いを感取することはほとんどなく、また、歯や口
などにイカスミが付着して黒くなることはなかった。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るイカスミ入り練り食品は、
イカスミパウダーを使用したり、あるいはイカスミを含
む混合物を乾燥させた後、使用しているため、イカスミ
の生臭い匂いがほとんどせず、うどんのような出汁があ
まり濃くない食品であっても、匂いを気にせずに食する
ことができる。また、イカスミパウダーだけでなく、イ
カのすり身やイカの肝を加えることにより、得られたイ
カスミ入り練り食品たとえばイカスミ入りうどんを茹で
たり、出汁に入れたりして調理を施しても、食品からイ
カスミが溶け出すことはほとんどなく、料理の味を変え
たり、外観や色合いを変えたりすることがない。しか
も、イカスミ入りうどんなどのイカスミ入り練り食品を
食したとき、歯や口などがイカスミによって黒くなるこ
とはなく、安心して食することができる。また、以上の
効果は本発明に係る所定の製造方法を採用することによ
って、より完成されたものとなる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀物粉及び/又は魚すり身を主成分とし
    てこね合わせた後、成形されて非乾燥状態で提供される
    練り食品において、イカスミパウダーがほぼ均一に混ぜ
    合わされていることを特徴とするイカスミ入り練り食
    品。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載するイカスミ入り練
    り食品において、イカのすり身及び/又はイカの肝が添
    加され、こね合わされていることを特徴とするイカスミ
    入り練り食品。
  3. 【請求項3】 小麦粉を主成分とし、食塩水でこね合わ
    された後、細長く形成されて非乾燥状態で提供される練
    り食品において、イカスミパウダーとイカのすり身とイ
    カの肝が混ぜ合わされた混合物を、小麦粉を主成分とす
    る中に添加して食塩水でこね合わされてなることを特徴
    とするイカスミ入り練り食品。
  4. 【請求項4】 前記請求項3に記載するイカスミ入り練
    り食品において、前記小麦粉100重量部に対して、濃
    度5〜12%の食塩水30〜45重量部、イカスミパウ
    ダー0.1〜15重量部、イカのすり身1〜10重量
    部、イカの肝0.1〜5重量部であることを特徴とする
    イカスミ入り練り食品。
  5. 【請求項5】 イカスミパウダー又はイカスミと、イカ
    のすり身及び/又はイカの肝が混ぜ合わせられて、低温
    下で一定時間静置されていることを特徴とするイカスミ
    入り練り食品。
  6. 【請求項6】 イカスミパウダーと、イカのすり身及び
    /又はイカの肝とを混ぜ合わせた後、該混合物を乾燥さ
    せないようにしつつ低温下で一定時間静置する工程と、
    得られた混合物を穀物粉及び/又は魚すり身を主成分と
    する中に添加して食塩水又は水でこね合わせる工程とを
    少なくとも含むことを特徴とするイカスミ入り練り食品
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記低温は0℃以下、好ましくは−10
    〜−30℃、より好ましくは−18〜−20℃であり、
    前記静置する一定時間は1時間以上、好ましくは5〜2
    4時間、より好ましくは10〜15時間であることを特
    徴とする請求項6に記載するイカスミ入り練り食品の製
    造方法。
JP7342907A 1995-12-28 1995-12-28 イカスミ入り練り食品及び該製造方法 Withdrawn JPH09172998A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007083427A1 (ja) * 2006-01-20 2007-07-26 Nagasaki-Ken イカを用いたねり製品の製造方法、およびイカを用いたねり製品
KR101995913B1 (ko) * 2018-06-07 2019-07-03 정상균 페이스트리의 제조방법 및 이에 의해 제조된 페이스트리

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Legal Events

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Effective date: 20030304