JPH09172408A - 光信号検出回路 - Google Patents

光信号検出回路

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Publication number
JPH09172408A
JPH09172408A JP7330909A JP33090995A JPH09172408A JP H09172408 A JPH09172408 A JP H09172408A JP 7330909 A JP7330909 A JP 7330909A JP 33090995 A JP33090995 A JP 33090995A JP H09172408 A JPH09172408 A JP H09172408A
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JP
Japan
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signal
peak
detection circuit
voltage
optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP7330909A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Arata
勝利 荒田
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変動に影響されないアラーム検出を行う
ことができる光信号検出回路を提供する。 【解決手段】 LD3とPD4からなるPD内蔵型LD
モジュール5は入力端子2よりの電気信号を光信号に変
換して出力し、増幅器7はこの出力に基づく正相電圧信
号102をピーク検出回路10に、また逆相電圧信号1
03をピーク検出回路13にそれぞれ出力する。各ピー
ク検出回路10、13の出力である抵抗素子14の両端
には温度に影響されない電圧が得られ、この抵抗素子1
4の両端の電圧は次段の差動増幅回路21により単極性
の出力に変換された後、比較器22に出力され、比較器
22は、この単極性出力と入力端子23により供給され
るしきい値電圧とを比較してアラーム検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光通信シス
テムなどにおいて、光信号の送出断や光パワーの低下を
検出するための光信号検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】光信号の送信や受信を行う光通信システ
ムでは、システムの機能を維持するために、光信号の送
出部において光信号の送出断の検出や光信号の光パワー
低下を検出するための光信号検出回路を設ける構成が採
られる。
【0003】従来の光信号検出回路を図5に示す。この
検出回路は、LD(レーザダイオード)3とPD(フォ
トダイオード)4からなるPD内蔵型LDモジュール
5、抵抗素子6、増幅器7、トランジスタ8とコンデン
サ9とからなるピーク検出回路、抵抗素子11、及び比
較器12などから構成される。ここで、抵抗素子6は、
増幅器7のオフセット電圧を設定するものであり、ま
た、抵抗素子11は、ピーク検出回路10出力の正相ピ
ーク電圧を放電する時間を設定するものである。また、
比較器12には、入力端子13からしきい値電圧が供給
されている。
【0004】上記の従来の光信号検出回路の動作を図5
を参照して説明する。PD内蔵型LDモジュール5は、
入力端子2により入力された電気信号をLD3により光
信号に変換し、光伝送路1で光送信を行う。また、これ
とは別に、PD内蔵型LDモジュール5は、PD4によ
り上記の光信号を光信号の光パワーに対応した微少電流
信号に変換して増幅器7に出力する。増幅器7は、PD
内蔵型モジュール5からの出力に基づき、抵抗素子6に
より設定されたDCオフセット電圧を有し所定の利得に
より電圧増幅された正相電圧信号102として、ピーク
検出回路10に出力する。
【0005】増幅器7の出力波形の一例を図6に示す。
入力端子2に入力される電気信号が信号入力状態100
から信号断状態101に移行したときにおける増幅器7
の正相電圧信号102は、信号入力状態100では、L
D3の光信号パワーに対応した電圧振幅を持つ信号であ
り、また信号断状態101ではPD4の暗電流と抵抗素
子6により生じる電圧を持つDC信号である。
【0006】そして、この正相電圧信号102は、ピー
ク検出回路10を通過することで、正相電圧信号102
の最大電圧を保持した正相ピーク電圧信号に変換され
る。この正相ピーク電圧信号を、比較器12において、
入力端子13から供給されたしきい値電圧と比較され
て、アラーム検出がなされる訳である。
【0007】ピーク検出回路10の出力波形の一例は図
7に示した通りである。すなわち、入力端子2に入力さ
れる電気信号が信号入力状態100から信号断状態10
1に移行したときにおけるピーク検出回路10の正相ピ
ーク電圧信号110は、コンデンサ9と抵抗素子11の
値で決まる時間で放電されて電圧低下する。そして、こ
の正相ピーク電圧信号110がしきい値電圧104以下
となったときに、比較器12はアラーム信号120を出
力する。よって、アラーム検出時間は、抵抗素子11の
値により放電する時間を変えることで任意に設定でき
る。
【0008】なお、信号入力状態100において正相ピ
ーク電圧信号110は、正相電圧信号102の最大電圧
によりもトランジスタ8のベース・エミッタ電圧VBE
分だけ低い電圧となる。また、この光信号検出回路は、
上記のような入力端子2に入力される電気信号の信号断
状態101の検出のみでなくて、PD内蔵型LDモジュ
ール5のLD3経時劣化による光信号の光パワー低下の
検出も同様に行うことができるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
構成において、トランジスタ8のベース・エミッタ電圧
BEは、温度によって容易に変動することが知られてい
る。このため、ピーク検出回路10における出力である
正相ピーク電圧110が、温度により変動していた。こ
の結果、入力端子13からのしきい値電圧104が安定
である場合でも、正相ピーク電圧110が温度により変
動するために比較器12による光信号検出時間に誤差を
生じ、温度変動を考慮した適切なアラーム検出が困難で
あった。
【0010】そこで、本発明の課題は、温度変動に影響
されないアラーム検出を行うことができる光信号検出回
路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の光信号検出回路
は、光伝送路における光信号の光パワーに対応した電気
信号のピークを所定のしきい値と比較し、前記比較結果
から前記光信号の送出断や光パワーの低下を検出する光
信号検出回路において、前記光パワーに対応した正相の
電気信号のピークを検出する第1のピーク検出手段と、
前記光信号の光パワーに対応した逆相の電気信号におけ
るピークを検出する第2のピーク検出手段とを備え、前
記第1のピーク検出手段の出力と前記第2のピーク検出
手段の出力とに基づいて前記光パワーのピークを求める
ことを特徴とする。
【0012】上記の第1および第2のピーク検出手段の
出力に基づいて求められる光信号のピークは温度により
変化することがない。そして、好ましい実施の形態にお
いては、第1、第2のピーク検出手段の出力が両端に接
続された抵抗素子を有し、この抵抗素子の両端の電圧信
号に基づいて光パワーのピークが求められる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の光信号検出
回路を図1に示す。この光信号検出回路は、図2に示し
た従来のものに、ピーク検出回路13と差動増幅回路2
1を付加したものである。また、増幅器7は、PD内蔵
型LDモジュール5からの微少電流信号を電圧増幅し、
正相と逆相の電圧信号として出力するものである。
【0014】ピーク検出回路13は、ピーク検出回路1
0と同等の特性を持つものであるが、増幅器7からは逆
相の電圧信号103が入力される点が、ピーク検出回路
10とは異なるものである。これらのピーク検出回路1
0と13を用いることで、各ピーク検出回路の出力であ
る抵抗素子14の両端に、温度に影響されない電圧を得
ることができる。また、抵抗素子14の両端の電圧は、
次段の差動増幅回路21により単極性の出力に変換され
た後、比較器22に出力される。
【0015】増幅器7の出力波形の一例を図2に示す。
図2を参照すると、入力端子2に入力される電気信号が
信号入力状態100から信号断状態101に移行したと
きにおける、増幅器7の正相電圧信号102と逆相電圧
信号103は、信号入力状態では、LD3の光信号パワ
ーに対応した電圧振幅を持つ信号が得られる。また、信
号断状態101では、PD4の暗電流と抵抗素子6によ
り生じる電圧を持つDC信号が得られる。なお、このと
きのDCオフセット電圧は、正相電圧信号102の最下
位電圧104と逆相電圧信号103の最上位電圧105
が一致するように抵抗素子6の値を決めることで適宜設
定される。
【0016】次に、増幅器7から出力される正相電圧信
号102は、トランジスタ8とコンデンサ9からなるピ
ーク検出回路10を通過することで正相電圧信号102
の最大電圧を保持した正相ピーク電圧信号に変換され
る。また、逆相電圧信号103は、トランジスタ11と
コンデンサ12からなるピーク検出回路13を通過する
ことで、逆相電圧信号103の最大電圧を保持した逆相
ピーク電圧信号に変換される。
【0017】ここで、トランジスタ8のベース・エミッ
タ電圧VBE1 とトランジスタ11のベース・エミッタ電
圧VBE2 の温度変動が同じものを用いることにより、正
相ピーク電圧信号と逆相ピーク電圧信号は、温度に対し
同じ電圧変動をする。従って、抵抗素子14の両端の電
圧差は温度に関係無く常に一定となる。
【0018】一方、ピーク検出回路10とピーク検出回
路13の出力波形の一例を図3に示した。入力端子2に
入力される電気信号が信号入力状態100から信号断状
態101に移行したときにおける、ピーク検出回路10
の正相ピーク電圧信号106は、コンデンサ9、コンデ
ンサ12、及び抵抗素子14の値で決定される時間で放
電されて電圧低下が生じる。また、逆相ピーク電圧信号
107は、逆相電圧信号103の最大電圧を保持してい
るため、入力端子2の信号入力状態100及び信号断状
態に関係無く一定であり、抵抗素子15はコンデンサ9
とコンデンサ12より放電された電流をGNDに放出し
ている。
【0019】抵抗素子14の両端の電圧差は、抵抗素子
16、抵抗素子17、抵抗素子18、抵抗素子19、及
び増幅器20からなる差動増幅回路21により単極性出
力に変換されて比較器22に出力される。比較器22
は、この単極性出力と入力端子23により供給されるし
きい値電圧とを比較して、アラーム検出を行う。差動増
幅回路21の出力波形及びしきい値電圧の一例を図4に
示す。入力端子2に入力される電気信号が信号入力状態
100から信号断状態101に移行したときにおける、
差動増幅回路21の単極性出力108は、正相ピーク電
圧信号106と逆相ピーク電圧信号107の電圧差に対
応して電圧低下する。そして、しきい値電圧109以下
となったときに、比較器22はアラーム信号24を出力
する。
【0020】ここで、アラーム検出時間は、抵抗素子1
4の値により放電する時間を変えることで任意に設定で
きる。また、抵抗素子16と抵抗素子17、抵抗素子1
8と抵抗素子19を同じ値に設定した場合、抵抗素子1
6と抵抗素子18の抵抗値比により差動増幅回路の利得
を任意に設定することが出来て、単極性出力108を取
り扱い易い電圧にすることができる。
【0021】なお、図1に示した実施の形態の光信号検
出回路は、入力端子2に入力される電気信号の信号断状
態101の検出だけではなくて、PD内蔵型LDモジュ
ール5のLD3経時劣化による光信号の光パワー低下の
検出を行うこともできることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、温度変動に影響されないアラーム検出を行う
ことができる光信号検出回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光信号検出回路の構成を示した回路
図。
【図2】図1の光信号検出回路を構成する増幅器の出力
を示した波形図。
【図3】図1の光信号検出回路を構成するピーク検出回
路の出力を示した波形図。
【図4】図1の光信号検出回路を構成する差動増幅回路
の出力波形及びしきい値電圧を示した説明図。
【図5】従来の光信号検出回路の構成を示した回路図。
【図6】従来の光信号検出回路を構成する増幅器の出力
を示した波形図。
【図7】従来の光信号検出回路の構成するピーク検出回
路の出力を示した波形図。
【符号の説明】
5 PD内蔵型LDモジュール 7 増幅器 10、13 ピーク検出回路 14 抵抗素子 21 差動増幅回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光伝送路における光信号の光パワーに対
    応した電気信号のピークを所定のしきい値と比較し、前
    記比較結果から前記光信号の送出断や光パワーの低下を
    検出する光信号検出回路において、 前記光パワーに対応した正相の電気信号のピークを検出
    する第1のピーク検出手段と、 前記光信号の光パワーに対応した逆相の電気信号におけ
    るピークを検出する第2のピーク検出手段とを備え、 前記第1のピーク検出手段の出力と前記第2のピーク検
    出手段の出力とに基づいて前記光パワーのピークを求め
    ることを特徴とする光信号検出回路。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2のピーク検出手段の出力
    が両端に接続された抵抗素子を有し、前記抵抗素子の両
    端の電圧信号に基づいて前記光パワーのピークを求める
    ことを特徴とする請求項1記載の光信号検出回路。
JP7330909A 1995-12-19 1995-12-19 光信号検出回路 Pending JPH09172408A (ja)

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JP7330909A JPH09172408A (ja) 1995-12-19 1995-12-19 光信号検出回路

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JP (1) JPH09172408A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1127216A (ja) * 1997-07-03 1999-01-29 Oki Tec:Kk 入力有無検出回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1127216A (ja) * 1997-07-03 1999-01-29 Oki Tec:Kk 入力有無検出回路

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