JPH09172067A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH09172067A
JPH09172067A JP7268729A JP26872995A JPH09172067A JP H09172067 A JPH09172067 A JP H09172067A JP 7268729 A JP7268729 A JP 7268729A JP 26872995 A JP26872995 A JP 26872995A JP H09172067 A JPH09172067 A JP H09172067A
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Japan
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opening
insulating film
conductive layer
strip
semiconductor device
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JP7268729A
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Toshiaki Tsutsumi
聡明 堤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/768Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics
    • H01L21/76801Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics characterised by the formation and the after-treatment of the dielectrics, e.g. smoothing
    • H01L21/76802Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics characterised by the formation and the after-treatment of the dielectrics, e.g. smoothing by forming openings in dielectrics
    • H01L21/76807Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics characterised by the formation and the after-treatment of the dielectrics, e.g. smoothing by forming openings in dielectrics for dual damascene structures
    • H01L21/7681Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics characterised by the formation and the after-treatment of the dielectrics, e.g. smoothing by forming openings in dielectrics for dual damascene structures involving one or more buried masks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計どおりの断面形状を備えたビアホールを
有する多層配線構造とその製造方法を得る。 【解決手段】 第1のアルミ配線3上にシリコン酸化膜
4を介在させ、この表面を露出する開口部6を有するシ
リコン窒化膜5を備える。さらに、第2のアルミ配線用
の配線溝10を有するシリコン酸化膜7を備える。配線
用溝10と開口部6との帯状に延びる部分が互いに重な
り合う領域に、第1のアルミ配線3に到達するビアホー
ル11を備える。ビアホール11は、この領域を異方性
エッチングすることにより自己整合的に形成されるの
で、精度よく形成することができる。この後、ビアホー
ル11に埋込まれるプラグによって配線間の接続が良好
に行なわれ、電気的特性に優れ信頼性の高い半導体装置
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置およびそ
の製造方法に関し、特に、多層配線構造とその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LSIの高集積化には多層配線技術の進
歩が重要である。写真製版およびエッチングにより微細
な配線を形成するために、ますます下地の平坦化が要求
されるようになってきた。配線に対する精度の要求が厳
しくなる上、配線層の多層化が進み、平坦化技術は多層
配線の最も重要な課題のひとつである。
【0003】このような目的のため、絶縁膜に導電膜を
埋込み形成する技術が開発されてきた。これは、絶縁膜
に溝を形成し、この溝の中に導電膜を埋込む技術であ
り、埋込み配線技術と呼ばれる。埋込み配線技術の中で
も、ビアホールと配線とを同時に形成する技術が、特公
平5−46983号公報に示されている。
【0004】まず、特公平5−46983号公報に基づ
く従来の製造方法について簡単に図を用いて説明する。
【0005】図44に示すように、半導体基板1上に形
成された厚さ5000〜10000Åのシリコン酸化膜
2の配線溝に厚さ4000〜10000Åの第1の配線
3を形成する。第1の配線3上を含むシリコン酸化膜2
上に厚さ5000〜10000Åのシリコン酸化膜4を
形成する。さらに、このシリコン酸化膜4上に500〜
1000Åのシリコン窒化膜5を形成する。
【0006】次に、図45に示すように、所定の写真製
版およびエッチングによりシリコン窒化膜5にビアホー
ル用開口部26を形成する。図46は、この工程を上か
ら見たものである。ビアホール用開口部26の底はシリ
コン酸化膜4が露出している。なお、図44、45は図
46においてA−Aにおける断面を示したものである。
【0007】次に、図47に示すように、ビアホール用
開口部26を含むシリコン窒化膜5上に5000〜10
000Åのシリコン酸化膜7を形成する。次に、シリコ
ン酸化膜7に第2の配線を形成するための配線用溝10
を形成する。このとき、図48に示すように、シリコン
窒化膜5をマスクとして、シリコン酸化膜4をエッチン
グしビアホール11を開口する。ビアホール11はシリ
コン窒化膜5のビアホール用開口部26を通してエッチ
ングすることができるので、配線用溝10とビアホール
11とを同時に形成することができる。
【0008】次に、図49に示すように、ビアホールに
アルミなどの導電性膜を堆積してプラグ13を形成した
後、配線用溝に第2のアルミ配線12を形成する。この
とき、シリコン酸化膜7上に形成された導電性膜は研磨
法またはエッチング法を用いて除去する。なお、この先
行技術においてはシリコン窒化膜5の代わりにアルミの
酸化物を適用している。
【0009】多層配線構造においては、LSIの高集積
化に伴い、ビアホールの縮小化が図られる。このため、
ビアホールの形状を制御することが次第に困難になって
きた。ハーフミクロン以降の時代においては、写真製版
に用いられるマスクと露光され形成されたフォトレジス
トとの形状の差異が顕著になってきた。たとえば、図4
5において、ビアホール用開口部26を形成する際に用
いるマスクの開口形状が正方形であったとする。形成さ
れたフォトレジスト8の形状は図50に示すように、直
径が正方形の一辺と同じ円形になってしまう。これは、
図51に示すような理想的な正方形または長方形のフォ
トレジスト8のパターンに対し、その角部Aが図52に
示すように丸みを帯びるためである。この角の丸みは光
の回折現象により光が回り込むためで、原理的に避けら
れない問題である。ビアホールサイズが縮小されるに従
い、この丸みを帯びた角の部分の占める割合が大きくな
り、設計上期待するビアホールの面積より、現実の写真
製版により形成されたフォトレジストのビアホールの面
積がますます小さくなる。その結果、所望のビアホール
の接続抵抗が得られなくなるといった問題が生じる。こ
のような問題はホールサイズがハーフミクロン以下で特
に顕著になり、今後のクォーターミクロン時代の多層配
線技術においては、従来の配線形成方法ではデバイスの
性能のばらつきや信頼性の劣化などの問題を引き起こ
す。
【0010】また、ビアホールが複数個隣接する場合の
レジストパターンを形成する場合、図53に示すよう
に、フォトレジスト8のホール形状がさらに光の回折の
影響を受ける。この図から明らかなように、ビアホール
とビアホールとの間のフォトレジストが両ビアホール部
の回折現象により露光される。ビアホールとビアホール
の間のフォトレジストの幅は設計値よりも狭くなり、場
合によっては、この部分のフォトレジストが倒れたりあ
るいは剥離し、半導体基板の所望しない部分に剥離した
フォトレジストがのり上げ、エッチングマスクとなりパ
ターン不良をもたらすという問題がある。
【0011】また、特開平3−108359号公報には
上記従来技術において、ビアホールを開口するときに、
マスク材として用いたシリコン窒化膜の代わりに、フォ
トレジストをマスクとして形成する方法が開示されてい
る。すなわち、図54に示すように、第1の導電層3上
のシリコン酸化膜2に開口部6を形成するための第1の
フォトレジスト22と、これと交差するように溝パター
ン10が形成された第2のフォトレジスト膜23とをマ
スクとして、異方性エッチングを施すことによりビアホ
ール11を形成するものである。図55はこれを上から
見た図である。
【0012】さらに、特開平3−87030号公報にお
いても、図56に示すように互いに長手方向が交差する
ように開口部6、10が形成された、各々第1のフォト
レジスト22および第2のフォトレジスト23をマスク
として、シリコン酸化膜4をエッチングし、第1の導電
層3に到達するビアホール11を開口する方法が開示さ
れている。
【0013】しかし、急峻な段差のある溝を有する絶縁
膜にフォトレジストを均一に塗布することは困難であ
り、また、溝と交差してビアホール用のパターンをフォ
トレジストに形成する場合、露光量はレジストの膜厚の
厚い方に、つまり溝部を覆うレジストに合わせ、多く設
定する必要がある。ところがそのような場合、溝以外の
絶縁膜上ではレジストは薄いためオーバ露光になり、パ
ターンが大きく仕上がる。つまり、絶縁膜に形成した溝
の中心部からその端に向かってビアホールのサイズが大
きくなり、所望の形状からずれが生じる。また、溝を形
成した後にビアホールのパターンを有するレジストを形
成すると、ビアホールをエッチングする場合のアスペク
ト比、つまりビアホールのサイズとエッチングマスク材
のフォトレジスト22またはシリコン酸化膜4表面から
第1の導電層表面までの距離との比が大きくなりエッチ
ングが困難になる。さらに、フォトレジストを2層適用
しているので、1層目のフォトレジストには、2層目を
現像するとき現像液に溶解しないように、不溶化処理を
しておくことが必要である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の多層配線構造とその形成方法においては、デバイ
スの微細化に伴い、ビアホールの断面が露光の際の回折
現象により丸みを帯びる。このため、ビアホールの面積
が減少しデバイスの劣化を引き起こしたり信頼性を損ね
るという問題があった。
【0015】また、複数個のビアホールを形成する場合
には、隣接するビアホールがつながるなどのパターン欠
陥が発生した。
【0016】さらに、2層からなるフォトレジストをマ
スクとしてビアホールを形成する際には、下地の段差に
伴うパターンの仕上がり形状のばらつきがあったり、2
層目のフォトレジストを現像するために1層目のフォト
レジストを予め現像液に不溶化するといった余分な処理
を施しておく必要があった。
【0017】本発明は多層配線構造において、ビアホー
ルの形状を設計どおりのサイズで実現できる構造とその
製造方法を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明の半導体装置は、半導体基
板上に形成された多層配線を有する半導体装置であっ
て、この多層配線は、第1の導電層上に形成された第1
の絶縁膜と、第1の絶縁膜上に形成されるとともに、第
1の絶縁膜とはエッチング特性が異なり、第1の絶縁膜
に到達する第1の開口部を有する第2の絶縁膜とを備え
る。さらに、第1の開口部を含む第2の絶縁膜上に形成
され、第2の絶縁膜とはエッチング特性が異なり、第2
の開口部を有する第3の絶縁膜を備える。第1の開口部
は、所定方向に延び、所定幅を有した帯状に延びる部分
を備える。第2の開口部は、所定方向に延び、第1の開
口部の帯状に延びる部分と交差する所定幅を有した帯状
に延びる部分を有する。さらに、第1の絶縁膜に第1の
開口部の帯状に延びる部分と第2の開口部の帯状に延び
る部分との交差する領域によってその断面形状が決定さ
れ、第1の導電層に到達する第3の開口部を備える。さ
らに、第2の開口部に、第3の開口部に形成される埋込
導電部を含む第2の導電層を備える。
【0019】この構成によれば、第1の開口部の帯状に
延びる部分と第2の開口部の帯状に延びる部分とが交差
する領域によって、その断面形状が決定される第3の開
口部を有する。
【0020】つまり、後で詳細に説明するように、この
領域に異方性エッチングを施して第1の導電層に到達す
る第3の開口部を形成するので第3の開口部が設計どお
りの断面形状を有することができる。したがって、この
第3の開口部に形成される埋込導電部によって配線間の
接続が良好になる。
【0021】したがって、半導体装置の電気的特性の向
上や信頼性の向上を図ることができる。
【0022】請求項1の記載において、請求項2に記載
のように、第1および第3の絶縁膜としてシリコン酸化
膜を適用することができ、第2の絶縁膜としてシリコン
窒化膜を適用することができる。
【0023】請求項3に記載の本発明の半導体装置は、
半導体基板上に形成された多層配線を有する半導体装置
であって、多層配線は、第1の導電層上に形成され、こ
の導電層に到達する第1の開口部を有する第1の絶縁膜
を備える。さらに、この第1の開口部を含む第1の絶縁
膜上に形成され、第1の絶縁膜とはエッチング特性が異
なり、第2の開口部を有する第2の絶縁膜を備える。第
1の開口部は、所定方向に延び、所定幅を有した帯状に
延びる部分を備える。第2の開口部は、所定方向に延
び、第1の開口部の帯状に延びる部分と交差する所定幅
を有した帯状に延びる部分を備える。さらに、第1およ
び第2の絶縁膜に、第1の開口部の帯状に延びる部分と
第2の開口部の帯状に延びる部分との交差する領域によ
って断面形状が決定され、第1の導電層に到達する第3
の開口部を備える。第2の開口部に、この第3の開口部
に形成された埋込導電部を含む第2の導電層を備える。
【0024】この構成によれば、第1の開口部の帯状に
延びる部分と第2の開口部の帯状に延びる部分との交差
する領域によって、その断面形状が決定される第3の開
口部を有する。つまり、後で詳細に説明するように、こ
の領域の第1の絶縁膜を異方性エッチングして、第1の
導電層に到達する第3の開口部を形成するので、第3の
開口部が設計どおりの断面形状を有することができる。
したがって、この第3の開口部に形成される埋込導電部
によって配線間の接続が良好になる。また、請求項1に
記載された半導体装置よりも絶縁膜を1層減らすことが
できる。
【0025】したがって、半導体装置の電気的特性の向
上や信頼性の向上を図ることができるとともに工程削減
も図ることができる。
【0026】請求項3の記載において、請求項4に記載
のように、第1の絶縁膜としてシリコン窒化膜を、第2
の絶縁膜としてシリコン酸化膜を適用することができ
る。
【0027】請求項1〜4のいずれかの記載において、
請求項5に記載のように、第1の導電層が不純物拡散層
を含んでもよい。
【0028】そのような場合には、第3の開口部に形成
された導電層を、トランジスタのソース/ドレインなど
の不純物拡散層と接続することができる。したがって、
トランジスタ等の電気的特性も向上することができる。
【0029】また、請求項1〜5のいずれかに記載の半
導体装置において、請求項6に記載のように、第2の導
電層の表面が平坦化されるとともに、第3の開口部上に
形成された第2の導電層の厚さが、第2の開口部に形成
された第2の導電層の厚さよりも厚くなってもよい。実
際のデバイス製造においては、種々の素子を基板から順
次形成するので下地段差が存在する。その場合、段差下
部付近の領域に形成された第1の導電層に到達する第3
の開口部の深さを比較的浅くすることができる。このた
め、容易に第3の開口部を形成することができるととも
に、第1の導電層と良好に接続を行なうことができる。
さらに、その第2の導電層の表面が平坦化されるので、
後工程においてパターニングを精度よく行なうことがで
きる。
【0030】請求項7に記載の本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体基板上に絶縁膜を介在させ第1の導電
層を堆積する工程と、第1の導電層を覆うように第1の
絶縁膜を堆積する工程と、この第1の絶縁膜上に第1の
絶縁膜とはエッチング特性が異なる第2の絶縁膜を堆積
する工程を備える。次に、第2の絶縁膜に、所定方向に
延び、所定幅を有した帯状に延びる部分を備えた、第1
の絶縁膜に到達する第1の開口部を形成する工程を備え
る。第1の開口部を埋めるように第2の絶縁膜上に、第
2の絶縁膜とはエッチング特性が異なる第3の絶縁膜を
堆積する工程を備える。この第3の絶縁膜に、第1の開
口部の帯状に延びる部分と交差する所定幅を有した帯状
に延びる部分を備えた第2の開口部を形成する工程を備
える。第1の開口部の帯状に延びる部分と第2の開口部
の帯状に延びる部分とが交差する領域によって、その断
面形状が決定され、第1の導電層に到達する第3の開口
部を形成する工程を備える。第2の開口部に、第3の開
口部を埋める埋込み導電部を含む第2の導電層を形成す
る工程を備える。
【0031】このような構成によれば、第2の絶縁膜に
形成された第1の開口部の所定幅を有した帯状に延びる
部分と、第3の絶縁膜に形成された第2の開口部の所定
幅を有した帯状に延びる部分とが交差する領域によっ
て、第3の開口部の断面形状が決定される。そして、そ
の断面形状に基づいて、自己整合的に設計どおりに第3
の開口部を形成することができる。
【0032】請求項8に記載の本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体基板上に絶縁膜を介在させ第1の導電
層を堆積する工程と、第1の導電層を覆うように第1の
絶縁膜を堆積する工程を含む。次に、第1の絶縁膜上
に、所定方向に延び、所定幅を有した帯状に延びる部分
を備え、第1の導電層に到達する第1の開口部を形成す
る工程を備える。第1の開口部を埋めるように第1の絶
縁膜上に第1の絶縁膜とはエッチング特性が異なる第2
の絶縁膜を堆積する工程を備える。第2の絶縁膜に、第
1の開口部の所定幅を有した帯状に延びる部分と交差す
る所定幅を有した帯状に延びる部分を有する第2の開口
部を形成する工程を備える。第1の開口部の所定幅を有
した帯状に延びる部分と第2の開口部の所定幅を有した
帯状に延びる部分とが交差する領域によって、その断面
形状が決定され、第1の導電層に到達する第3の開口部
を形成する工程を備える。第2の開口部に、第3の開口
部を埋める埋込み導電部を含む第2の導電層を形成する
工程を備える。
【0033】このような構成によれば、第1の絶縁膜に
形成された第1の開口部の所定幅を有する帯状に延びる
部分と第2の絶縁膜に形成された第2の開口部の所定幅
を有する帯状に延びる部分とが交差する領域によって、
第3の開口部の断面形状が決定される。そして、この断
面形状に基づき、自己整合的に設計どおりの第3の開口
部を形成することができる。また、絶縁層を1層減らす
ことができるので工程削減も図ることができる。
【0034】また、請求項8に記載の半導体装置の製造
方法において、請求項9に記載のように、第1の絶縁膜
を下地の形状が反映するように堆積する工程と、第2の
絶縁膜を平坦化する工程と、第2の開口部に、第2の絶
縁膜に形成された第3の開口部を埋める埋込導電部を含
む第2の導電層を形成する工程と、その後、第2の導電
層を平坦化する工程とを含んでもよい。
【0035】そのような場合には、下地の段差下部付近
に形成された第1の導電層に到達すう第3の開口部の深
さを比較的浅くすることができる。このため、第3の開
口部を容易にしかも、設計どおりに形成することがで
き、そこに形成される埋込導電部によって、第1の導電
層との接続を良好に行なうことができる。したがって、
電気的特性に優れ信頼性の高い半導体装置を形成するこ
とができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)まず実施の形態1を図を用いて説明す
る。図1において、半導体基板1上にシリコン酸化膜2
を介して第1のアルミ配線3を有する。この第1のアル
ミ配線3上にシリコン酸化膜4を有し、その上にシリコ
ン窒化膜5を有する。このシリコン窒化膜5には、シリ
コン酸化膜4を露出するとともに、帯状に延びる部分を
有する断面形状を持つ開口部6が設けられている。この
シリコン窒化膜5上に、さらに、シリコン酸化膜7を有
する。このシリコン酸化膜7には第2の配線が埋込まれ
るために、配線用溝10が設けられている。そして、配
線用溝10はその断面の帯状に延びる部分が開口部6の
帯状に延びる部分と交差するよう配置されている。さら
に、開口部6と配線用溝10との帯状に延びる部分が各
々交差する領域によって、その断面形状が決定されるビ
アホール11が第1のアルミ配線1表面に到達するよう
設けられている。
【0037】図2は、開口部6と配線用溝10とが交差
する領域付近を上から見た図である。図1は、図2にお
いてA−Aにおける断面を斜めから見た斜視図である。
【0038】ビアホール11を含む配線用溝10に第2
のアルミ配線12を形成した状態を示したのが図3であ
る。プラグ13が充填されているビアホール11は、開
口部6と配線用溝10との帯状に延びる部分が各々交差
する領域によって決められる断面を持つ。このため、プ
ラグ13と第1のアルミ配線3との接続において、設計
どおりの断面形状を有するものが得られ、プラグ13に
よって第1のアルミ配線3と第2のアルミ配線12とが
電気的に良好に接続される。したがって、電気的特性に
優れ、信頼性の高い半導体装置を得ることができる。
【0039】(実施の形態2)次に、実施の形態1に示
したような多層配線構造を有する半導体装置の製造方法
について説明する。
【0040】まず、図4に示すように、半導体基板1上
にシリコン酸化膜2を介在させ第1のアルミ配線3を形
成した後、CVD法等により、シリコン酸化膜4を50
00〜10000Å、シリコン窒化膜5を500〜10
00Å順次堆積する。次に、図5に示すように、シリコ
ン窒化膜5にシリコン酸化膜4の表面を露出するように
開口部6を開口する。この開口部6は、図6に示すよう
に、帯状に延びる部分を有する。なお、図6は、図5に
おける状態を上から見た図である。次に、図7に示すよ
うに、開口部分6を含むシリコン窒化膜5上にCVD法
等によりシリコン酸化膜7を5000〜10000Å堆
積する。その後、図8に示すように、シリコン酸化膜7
上にフォトレジスト8を塗布し所定の写真製版により溝
パターン9を形成する。図9は、図8における工程を上
から見たものである。なお、図8は、図9においてA−
Aにおける断面を示す。さらに、この工程における断面
を斜めから見た図が図10である。図9または図10に
示すように、溝パターン9は開口部6の帯状に延びる部
分に対し交差するように形成されている。次に、フォト
レジスト9をマスクとしてシリコン酸化膜7に異方性エ
ッチングを施し配線用溝10を形成する。引続き、フォ
トレジスト9およびシリコン窒化膜5に形成された開口
部6をマスクとしてシリコン酸化膜4に異方性エッチン
グを施し、第1のアルミ配線3表面に到達するビアホー
ル11を形成する。したがって、ビアホール11は溝パ
ターン9と第1の開口部6との帯状に延びる部分が各々
交差する領域によって決定される断面を有している。次
に、図11に示すように、フォトレジストを除去する。
図11は、図2においてA−Aにおける断面を示す。次
に、図12に示すように、ビアホールを含む配線用溝に
第2のアルミ配線12を堆積する。この工程でビアホー
ルに埋め込まれたアルミ膜はプラグ13を構成する。第
2のアルミ配線12は、第1のアルミ配線3と接続され
るプラグ13を有する。この工程において、図13は、
図2においてB−Bにおける断面を示すものである。図
13に示すように、シリコン窒化膜5をマスクとして形
成された開口部にプラグ13が充填されている。以上の
ような工程を経ることによって、図3に示す多層配線構
造を形成することができる。
【0041】なお、図8に示す工程において、ビアホー
ルをエッチングする場合、ビアホールのサイズとエッチ
ングマスク材のフォトレジスト8またはシリコン窒化膜
5表面から第1のアルミ配線3表面までの距離との比、
すなわち、アスペクト比が大きくなるとエッチングが困
難になる。そこで、このアスペクト比を低減してエッチ
ングを容易に行なう製造方法について簡単に説明する。
【0042】図7に示した工程の後、図14に示すよう
に、さらに、シリコン窒化膜14を1000Å堆積し、
その上にフォトレジスト8を塗布して写真製版を行な
い、溝パターン9を形成する。フォトレジスト8をマス
クとして、シリコン窒化膜14およびシリコン酸化膜7
をエッチングし、シリコン酸化膜4の表面を露出する。
その後、レジストを除去する。図15はこのときの状態
を上から見たものである。そして、シリコン窒化膜5お
よびシリコン窒化膜14をマスクとして、シリコン酸化
膜4をエッチングし、第1のアルミ配線3の表面を露出
するビアホール11を形成する。図16は、このときの
状態を上から見たものである。
【0043】このように、図10に示したフォトレジス
ト9の代わりに図14に示すようにシリコン窒化膜14
をマスクとして使用することで、アスペクト比を大幅に
小さくすることができる。このため、ビアホールのエッ
チングを良好に行なうことができる。
【0044】上述した製造方法によれば、第1のアルミ
配線3と第2のアルミ配線12とを電気的に接続するた
めのプラグ13を充填するビアホール11が、開口部6
と配線用溝10のそれぞれ帯状に延びる部分が交差する
領域によってその断面形状が決められる。さらに、その
断面形状を保持しつつ、シリコン窒化膜5およびフォト
レジスト8をマスクとして、シリコン酸化膜4に異方性
エッチングを施すことにより、ビアホール11が開口さ
れる。このため、設計どおりのビアホールを形成するこ
とができるとともに、そこへ形成されるプラグ13によ
り第1のアルミ配線3と第2のアルミ配線12とが良好
に接続される。したがって、電気的特性に優れしかも信
頼性の高い半導体装置を形成することができる。
【0045】さらに、フォトレジストの代わりに窒化膜
を用いれば、いわゆる開口部サイズと開口部の深さとの
比であるアスペクト比を大幅に小さくすることができ
る。このためエッチングを良好に行なうことができ、開
口断面を精度よく形成することができる。
【0046】(実施の形態3)次に、実施の形態3につ
いて図を用いて説明する。図17に示すように、図1中
で示したシリコン酸化膜4を省くことができる。つま
り、半導体基板1上にシリコン酸化膜2を介して第1の
アルミ配線3を有する。この第1のアルミ配線3上にシ
リコン窒化膜5を有する。このシリコン窒化膜5には、
第1のアルミ配線3表面を露出するとともに、帯状に延
びる部分を有する断面形状を持つ開口部6が設けられて
いる。この開口部6を含むシリコン窒化膜5上に、さら
にシリコン酸化膜7を有する。このシリコン酸化膜7に
は、第2の配線が埋込まれるための配線用溝10が設け
られている。そして、配線用溝10はその断面の帯状に
延びる部分が開口部6の帯状に延びる部分と交差するよ
うに配置されている。さらに、開口部6と配線用溝10
との帯状に延びる部分が各々交差する領域によって、そ
の断面形状が決定されるビアホール11が第1のアルミ
配線1表面に到達するよう設けられている。
【0047】図18は、開口部6と配線用溝10とが交
差する領域付近を上から見た図である。図17は図18
において、A−Aにおける断面を斜めから見た斜視図で
ある。
【0048】図19は、ビアホールを含む配線用溝10
に、第2のアルミ配線12を形成した状態を示したもの
である。
【0049】このような構造においても、ビアホールは
開口部6と配線用溝10とが交差する領域によって決め
られる断面形状を持つ。このため、第1のアルミ配線3
との接触面積が設計どおりのものが得られ、ビアホール
に埋め込まれたプラグ13によって第1のアルミ配線3
と第2のアルミ配線12とが電気的に良好に接続され
る。したがって、電気的特性に優れ信頼性の高い半導体
装置を得ることができる。
【0050】さらに、第1のアルミ配線3と第2のアル
ミ配線12との間にはシリコン窒化膜5が存在するのみ
で実施の形態1と比較した場合、工程を削減することが
できる。このため、生産コストの低減も図ることができ
る。
【0051】(実施の形態4)次に、上述した多層配線
を有する半導体装置の製造方法について説明する。
【0052】まず、第1のアルミ配線3を形成するとこ
ろまでは実施の形態2と同じである。次に、図20に示
すように第1のアルミ配線3を含むシリコン酸化膜2上
にシリコン窒化膜5を2000Å堆積する。その後、図
21に示すように、シリコン窒化膜5に第1のアルミ配
線3の表面に到達する開口部6を開口する。図22は、
このときの状態を上から見たものである。なお、図21
は、図22においてA−Aにおける断面を示す。次に、
図23に示すように、開口部6を含むシリコン窒化膜5
上にシリコン酸化膜7を堆積する。次に、図24に示す
ように、シリコン酸化膜7上にフォトレジスト8を塗布
し写真製版を行ない溝パターン9を形成する。図25
は、図24における断面を斜めから見た斜視図である。
次に、フォトレジスト8をマスクとしてシリコン酸化膜
7を異方性エッチングし、フォトレジスト8を除去し
て、図26に示すように、第2のアルミ配線を埋込むた
めの配線用溝10とビアホール11とを形成する。次
に、図27に示すように、ビアホールを含む配線用溝に
第2のアルミ配線12を堆積する。第1のアルミ配線3
と第2のアルミ配線12とはプラグ13によって接続さ
れる。以上のような工程を経ることによって、図19に
示す構造を形成することができる。
【0053】このような製造方法によれば、シリコン窒
化膜5に形成された開口部6とシリコン酸化膜7に形成
された配線用溝10との帯状に延びる部分が各々交差す
る領域によってその断面形状が決定されるビアホール1
1を開口することができる。このため、ビアホール11
に埋め込まれるプラグ13によって、第1のアルミ配線
3と第2のアルミ配線12とが電気的に良好に接続さ
れ、電気的特性に優れた半導体装置を得ることができ
る。さらに、実施の形態1において説明したシリコン酸
化膜4を省略することができる。このため、工程削減も
図ることができる。
【0054】(実施の形態5)本発明は、ビアホールが
隣接して存在する場合に、特にその効果を発揮すること
ができる。そこで、実施の形態5として、ビアホールが
2個隣接する場合の形成方法について図を用いて説明す
る。この形成方法は、実施の形態2において説明した工
程と基本的に同じものである。
【0055】まず、図29に示すように、シリコン窒化
膜5に開口部6を形成する。この場合、開口部6は、図
30に示すように、隣接するビアホールとなる領域を含
むような溝状の形状をなしている。図29は、図30に
おいてB−Bにおける断面を示している。次に、開口部
6を含むシリコン窒化膜5上にシリコン酸化膜を堆積し
た後、図31に示すように、フォトレジスト8を写真製
版し、溝パターン9a、9bを形成する。溝パターン9
a、9bにはシリコン酸化膜7表面が露出している。次
に、フォトレジスト8をマスクとして、シリコン窒化膜
5上に形成されたシリコン酸化膜7をエッチングする。
図32に示すように、配線用溝10a、10bを形成し
た後、引続き、フォトレジスト8およびシリコン窒化膜
5をマスクとしてエッチングを行ない、第1のアルミ配
線3の表面に到達するビアホール11a、11bを形成
する。
【0056】以上のような工程によれば、溝状の開口部
と、複数の配線用溝との交差する領域に、複数のビアホ
ールを形成することができる。このため、従来の技術で
説明したようなフォトレジストの仕上がり形状のばらつ
きは全くなくなり、極めて精度の良いビアホールを形成
することができる。この実施の形態においては2個ビア
ホールを形成する場合について説明したが、2個に限ら
ずさらに複数の隣接するビアホールを形成する場合にも
適用することができる。
【0057】(実施の形態6)以上の実施の形態におい
ては、第1のアルミ配線と第2のアルミ配線とを接続す
る場合について説明したが、第1のアルミ配線すなわち
下層の導電層が不純物拡散層であってもよい。次に、M
ISFET(Metal-Insulator-SemiconductorField-Eff
ect-Transistor 以下MISトランジスタと称する)に
ビット線を接続する場合について図を用いて説明する。
【0058】まず、図33に示すように、半導体基板1
上に素子分離用絶縁膜15をLOCOS法等で形成し、
厚さ100Åのゲート酸化膜16上に、チタンシリサイ
ド膜1000Åとポリシリコン膜1000Åとからなる
金属ポリサイド構造を有するゲート電極17を形成す
る。ゲート電極17の両側壁に、シリコン酸化膜100
0Åからなるサイドウォール18を形成する。リンイオ
ンを注入することにより、濃度1017〜1019/cm3
を有する低濃度の不純物拡散領域19と濃度10 19〜1
20/cm3 を有する高濃度の不純物拡散領域20とを
含むn型ソース/ドレイン領域24を形成する。次に、
CVD法等によりシリコン酸化膜21を2000Å形成
する。このシリコン酸化膜21は、下地のゲート電極1
7等の段差を反映した表面形状を有する。さらに、CV
D法等によりシリコン窒化膜5を500Å堆積する。
【0059】その後、図34に示すように、シリコン窒
化膜5に開口部6を形成する。開口部6は、図35に示
すように、複数のMISトランジスタのn型ソース/ド
レイン領域24と交差する溝状形状をなし、ゲート電極
17方向に延びる。
【0060】次に、図36に示すように、開口部6を含
むシリコン窒化膜5上にCVD法等によりシリコン酸化
膜7を2000〜5000Å堆積する。次にシリコン酸
化膜7の表面をエッチバック法または研磨法で平坦化す
る。次に、実施の形態1で説明したように、フォトレジ
ストをパターニングした後エッチングを施し、図37に
示すように、配線用溝10と、n型ソース/ドレイン領
域24の表面に到達するビアホール11とを形成する。
図38は、図37においてB−Bにおける断面を示す。
【0061】次に、図39に示すように、CVD法等に
より金属シリサイドやポリシリコンあるいは金属窒化膜
のような導電性膜25を形成し、その表面を平坦化す
る。この導電性膜25はビアホールを埋めるプラグ13
を備える。この図に示すように、シリコン酸化膜21は
下地の段差を反映する一方、シリコン酸化膜7(図40
に示す)を含む導電層25は平坦化が施されている。こ
のため、プラグ13上の導電層25の厚さL1は、他の
素子分離用絶縁膜15上部における厚さL2やゲート電
極17上部における厚さL3よりも厚くなっている。こ
のため、プラグ13を埋込むためのビアホールの深さを
最小にすることができる。一方、溝形状のパターンはホ
ール形状に比べ長辺方向のアスペクト比は小さいため、
ビアホール上の溝の形成や導電性膜の埋込みはビアホー
ルに比べ容易である。したがって、この形成方法はハー
フミクロンやクォーターミクロン以下のビアホール等の
コンタクトを有し、下地に段差があるデバイスに特に効
果がある。
【0062】(実施の形態7)また、実施の形態6にて
説明した製造方法において、工程を省略して、より簡単
に形成することもできる。
【0063】実施の形態6において図33で説明したよ
うに、n型ソース/ドレイン領域24、ゲート電極17
を含むMISトランジスタを形成した後、図41に示す
ように、CVD法等によりシリコン窒化膜5を2000
Å堆積する。次に、所定の写真製版およびエッチングを
施し、図42に示すように、n型ソース/ドレイン領域
24の表面に到達する開口部6を形成する。この開口部
6は実施の形態6にて図34または35において説明し
たものと同様の形状を有する。次に、図43に示すよう
に、シリコン酸化膜7を2000〜5000Å堆積す
る。以下、実施の形態6で説明した方法と同様の方法に
より、配線用溝およびビアホールを形成し、導電性膜を
堆積する。
【0064】この製造方法の場合、シリコン窒化膜5は
層間絶縁膜であるとともに、配線用溝およびビアホール
を形成する際のエッチングのマスクとしての働きを持
つ。
【0065】この製造方法によれば、実施の形態6にて
説明したシリコン酸化膜21を省くことができ工程削減
を図ることができる。
【0066】また、上記実施の形態6、7にて、ソース
/ドレイン領域はn型の場合について説明したが、p型
でもよく、その場合には砒素イオンあるいはリンイオン
を注入して形成することができる。また、このような不
純物拡散層上に、サリサイド法により金属シリサイド膜
として、たとえばTiSix、CoSix、PtSi
x、NiSixWSixまたは、MoSix x=1、
2などを形成してもよい。なお、今回開示された実施の
形態はすべての点で例示であって制限的なものではない
と考えられるべきである。本発明の範囲は上記で説明し
た範囲ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許
請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更
が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る多層配線構造を
有する半導体装置のビアホール付近を示す斜視図であ
る。
【図2】 本発明の実施の形態1において、図1に示す
構造を上から見た上面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る多層配線構造を
有する半導体装置を示す斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係る多層配線構造を
有する半導体装置の製造方法の1工程を示す断面図であ
る。
【図5】 本発明の実施の形態2において、図4に示す
工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態2において、図5に示す
工程を上から見た上面図である。
【図7】 本発明の実施の形態2において、図5に示す
工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態2において、図7に示す
工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態2において、図8に示す
工程を上から見た上面図である。
【図10】 本発明の実施の形態2において、図8に示
す工程を斜めから見た斜視図である。
【図11】 本発明の実施の形態2において、図8に示
す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図12】 本発明の実施の形態2において、図11に
示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図13】 本発明の実施の形態2において、図12に
示す工程の、図9に示すB−Bにおける断面を示す断面
図である。
【図14】 本発明の実施の形態2において、図12に
示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図15】 本発明の実施の形態2において、図14に
示す工程を上から見た上面図である。
【図16】 本発明の実施の形態2において、図15に
示す工程の後に行なわれる工程を示す上面図である。
【図17】 本発明の実施の形態3に係る多層配線構造
を有する半導体装置のビアホール付近を示す斜視図であ
る。
【図18】 本発明の実施の形態3において、図17に
示す構造を上から見た上面図である。
【図19】 本発明の実施の形態3に係る多層配線構造
を有する半導体装置を示す斜視図である。
【図20】 本発明の実施の形態4に係る多層配線構造
を有する半導体装置の製造方法の1工程を示す断面図で
ある。
【図21】 本発明の実施の形態4において、図20に
示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図22】 本発明の実施の形態4において、図21に
示す工程を上から見た上面図である。
【図23】 本発明の実施の形態4において、図21に
示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図24】 本発明の実施の形態4において、図23に
示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図25】 本発明の実施の形態4において、図24に
示す工程を斜めから見た斜視図である。
【図26】 本発明の実施の形態4において、図24に
示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図27】 本発明の実施の形態4において、図26に
示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図28】 本発明の実施の形態4において、図27に
示す工程の、図22に示すB−Bにおける断面を示す断
面図である。
【図29】 本発明の実施の形態5に係る多層配線構造
を有する半導体装置の製造方法の1工程を示す断面図で
ある。
【図30】 本発明の実施の形態5において、図29に
示す工程を上から見た上面図である。
【図31】 本発明の実施の形態5において、図30に
示す工程の後に行なわれる工程を示す上面図である。
【図32】 本発明の実施の形態5において、図31に
示す工程の後に行なわれる工程を示す上面図である。
【図33】 本発明の実施の形態6に係る多層配線構造
を有する半導体装置の製造方法の1工程を示す断面図で
ある。
【図34】 本発明の実施の形態6において、図33に
示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図35】 本発明の実施の形態6において、図34に
示す工程を上から見た上面図である。
【図36】 本発明の実施の形態6において、図34に
示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図37】 本発明の実施の形態6において、図35に
示す工程の後に行なわれる工程を示す上面図である。
【図38】 本発明の実施の形態6において、図37に
示すB−Bにおける断面を示す断面図である。
【図39】 本発明の実施の形態6において、図38に
示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図40】 本発明の実施の形態6において、図39に
示す工程を上から見た上面図である。
【図41】 本発明の実施の形態7に係る多層配線構造
を有する半導体装置の製造方法の1工程を示す断面図で
ある。
【図42】 本発明の実施の形態7において、図41に
示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図43】 本発明の実施の形態7において、図42に
示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図44】 従来の多層配線構造を有する半導体装置の
製造方法の1工程を示す断面図である。
【図45】 図44に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【図46】 図45に示す工程を上から見た上面図であ
る。
【図47】 図45に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【図48】 図47に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【図49】 図48に示す工程の後に行なわれる工程を
示す断面図である。
【図50】 従来の開口フォトレジストパターンの一例
を示す上面図である。
【図51】 従来の開口フォトレジストパターンの他の
例を示す上面図である。
【図52】 従来の開口フォトレジストパターンのさら
に他の例を示す上面図である。
【図53】 従来の開口フォトレジストパターンのまた
さらに他の例を示す上面図である。
【図54】 従来の多層配線構造を有する半導体装置の
製造方法の一例の1工程を示す断面図である。
【図55】 図54に示す工程を上から見た上面図であ
る。
【図56】 従来の多層配線構造を有する半導体装置の
製造方法の他の例の1工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、3 第1のアルミ配線、4 シリコン
酸化膜、5 シリコン窒化膜、6 開口部、7 シリコ
ン酸化膜、10 配線用溝、11 ビアホール、12
第2のアルミ配線、13 プラグ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された多層配線を有
    する半導体装置であって、 前記多層配線は、 第1の導電層上に形成された第1の絶縁膜と、 前記第1の絶縁膜上に形成され、前記第1の絶縁膜とは
    エッチング特性が異なり、前記第1の絶縁膜に到達する
    第1の開口部を有する第2の絶縁膜と、 前記第1の開口部を含む前記第2の絶縁膜上に形成さ
    れ、前記第2の絶縁膜とはエッチング特性が異なり、第
    2の開口部を有する第3の絶縁膜とを備え、 前記第1の開口部は所定方向に延びるとともに、所定幅
    を有した帯状に延びる部分を備え、 前記第2の開口部は所定方向に延びるとともに、前記第
    1の開口部の帯状に延びる部分と交差する所定幅を有し
    た帯状に延びる部分を備え、 さらに、前記第1の絶縁膜に、前記第1の開口部の帯状
    に延びる部分と前記第2の帯状に延びる部分との交差す
    る領域によって断面形状が決定され、前記第1の導電層
    に到達する第3の開口部を備え、 前記第2の開口部に、前記第3の開口部を埋める埋込導
    電部を含む第2の導電層を備えた、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第3の絶縁膜はシリコン
    酸化膜、 前記第2の絶縁膜はシリコン窒化膜である、請求項1に
    記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に形成された多層配線を有
    する半導体装置であって、 前記多層配線は、 第1の導電層上に形成され、前記第1の導電層に到達す
    る第1の開口部を有する第1の絶縁膜と、 前記第1の開口部を含む前記第1の絶縁膜上に形成さ
    れ、前記第1の絶縁膜とはエッチング特性が異なり、第
    2の開口部を有する第2の絶縁膜とを備え、 前記第1の開口部は所定方向に延びるとともに、所定幅
    を有した帯状に延びる部分を備え、 前記第2の開口部は所定方向に延びるとともに、前記前
    記第1の開口部の帯状に延びる部分と交差する所定幅を
    有した帯状に延びる部分を備え、 さらに、前記第1および第2の絶縁膜に、前記第1の開
    口部の帯状に延びる部分と前記第2の開口部の帯状に延
    びる部分との交差する領域によって断面形状が決定さ
    れ、前記第1の導電層に到達する第3の開口部を備え、 前記第2の開口部に、前記第3の開口部を埋める埋込導
    電部を含む第2の導電層を備えた、半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の絶縁膜はシリコン窒化膜、 前記第2の絶縁膜はシリコン酸化膜である、請求項3に
    記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の導電層は不純物拡散層を含
    む、請求項1ないし4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第3の開口部上に形成された前記第
    2の導電層の厚さは、前記第2の開口部に形成された前
    記第2の導電層の厚さよりも厚い、請求項1ないし5の
    いずれかに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に形成された多層配線を有
    する半導体装置の製造方法であって、 半導体基板上に絶縁膜を介在させ第1の導電層を堆積す
    る工程と、 前記第1の導電層を覆うように、第1の絶縁膜を堆積す
    る工程と、 前記第1の絶縁膜上に、前記第1の絶縁膜とはエッチン
    グ特性が異なる第2の絶縁膜を堆積する工程と、 前記第2の絶縁膜に、所定方向に延びるとともに、所定
    幅を有した帯状に延びる部分を備え、前記第1の絶縁膜
    に到達する第1の開口部を形成する工程と、 前記第1の開口部を埋めるように前記第2の絶縁膜上に
    前記第2の絶縁膜とはエッチング特性が異なる第3の絶
    縁膜を堆積する工程と、 前記第3の絶縁膜に、所定方向に延びるとともに、前記
    第1の開口部の帯状に延びる部分と交差する所定幅を有
    した帯状に延びる部分を有する第2の開口部を形成する
    工程と、 前記第1の開口部の帯状に延びる部分と前記第2の開口
    部の帯状に延びる部分とが交差する領域によって断面形
    状が決定され、前記第1の導電層に到達する第3の開口
    部を形成する工程と、 前記第2の開口部に、前記第3の開口部を埋める埋込導
    電部を含む第2の導電層を形成する工程とを含む半導体
    装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に形成された多層配線を有
    する半導体装置の製造方法であって、 半導体基板上に絶縁膜を介在させ、第1の導電層を堆積
    する工程と、 前記第1の導電層を覆うように、第1の絶縁膜を堆積す
    る工程と、 前記第1の絶縁膜に、所定方向に延びるとともに、所定
    幅を有した帯状に延びる部分を備え、前記第1の導電層
    に到達する第1の開口部を形成する工程と、 前記第1の開口部を埋めるように、前記第1の絶縁膜上
    に前記第1の絶縁膜とはエッチング特性が異なる第2の
    絶縁膜を堆積する工程と、 前記第2の絶縁膜に、所定方向に延びるとともに前記第
    1の開口部の帯状に延びる部分と交差する所定の幅を有
    した帯状に延びる部分を備えた第2の開口部を形成する
    工程と、 前記第1の開口部の帯状に延びる部分と前記第2の開口
    部の帯状に延びる部分とが交差する領域によって断面形
    状が決定され、前記第1の導電層に到達する第3の開口
    部を形成する工程と、 前記第2の開口部に、前記第3の開口部を埋める埋込導
    電部を含む第2の導電層を形成する工程とを含む半導体
    装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の絶縁膜を下地の形状が反映す
    るように堆積する工程と、 前記第2の絶縁膜を平坦化する工程と、 前記第2の開口部に、前記第2の絶縁膜に形成された第
    3の開口部を埋める埋込導電部を含む第2の導電層を形
    成する工程とを含む、請求項8に記載の半導体装置の製
    造方法。
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