JPH0916963A - 信号検査装置 - Google Patents
信号検査装置Info
- Publication number
- JPH0916963A JPH0916963A JP16041595A JP16041595A JPH0916963A JP H0916963 A JPH0916963 A JP H0916963A JP 16041595 A JP16041595 A JP 16041595A JP 16041595 A JP16041595 A JP 16041595A JP H0916963 A JPH0916963 A JP H0916963A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- output
- circuit
- monostable multivibrator
- optical disc
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＣＤオーディオプレーヤ、ＣＤ−ＲＯＭ装置
のオーディオ出力等において、ディスク傷などに起因す
る音跳びを検出することができる信号検査装置を構成す
ることを目的とする。 【構成】 ＣＤオーディオプレーヤ５より出力されるエ
ラー検出信号を、一定の時定数をもつ単安定マルチバイ
ブレータ７またはこれと同様の機能を持つタイマー回路
出力と、パルス数を計数するカウンター回路６に入力
し、それぞれの出力の論理積を論理積回路８で検出する
ことにより、オーディオ信号の音跳びを検査することが
できる。
のオーディオ出力等において、ディスク傷などに起因す
る音跳びを検出することができる信号検査装置を構成す
ることを目的とする。 【構成】 ＣＤオーディオプレーヤ５より出力されるエ
ラー検出信号を、一定の時定数をもつ単安定マルチバイ
ブレータ７またはこれと同様の機能を持つタイマー回路
出力と、パルス数を計数するカウンター回路６に入力
し、それぞれの出力の論理積を論理積回路８で検出する
ことにより、オーディオ信号の音跳びを検査することが
できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置の検査を
行う際に使用される信号検査装置に関するものである。
行う際に使用される信号検査装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】光ディスク装置は記録密度が高く、アク
セス性能に優れるため、ディジタルオーディオ装置、あ
るいはメモリー装置として広く使われている。特に再生
専用ではあるが、低コスト、大容量という特徴のため、
コンパクトディスクを用いたＣＤオーディオプレーヤ
ー、あるいは同等のディスクを用いるＣＤ−ＲＯＭ装置
がメモリー装置として急速に普及している。
セス性能に優れるため、ディジタルオーディオ装置、あ
るいはメモリー装置として広く使われている。特に再生
専用ではあるが、低コスト、大容量という特徴のため、
コンパクトディスクを用いたＣＤオーディオプレーヤ
ー、あるいは同等のディスクを用いるＣＤ−ＲＯＭ装置
がメモリー装置として急速に普及している。
【０００３】このようなＣＤオーディオプレーヤの構成
の一般的な例を図３に示す。図３において、１は光ピッ
クアップ、２はモータ、３はアンプ、サーボ回路、信号
処理回路等からなる回路ユニット、４はこれらをコント
ロールするためのＣＰＵである。
の一般的な例を図３に示す。図３において、１は光ピッ
クアップ、２はモータ、３はアンプ、サーボ回路、信号
処理回路等からなる回路ユニット、４はこれらをコント
ロールするためのＣＰＵである。
【０００４】また、このようなＣＤオーディオプレーヤ
の製造工程において、その機能を保証するために、通常
標準のテストディスクを用いてＣＤオーディオプレーヤ
を動作させ、オーディオ信号が正常に出力されるかどう
かの動作検査が行われていた。
の製造工程において、その機能を保証するために、通常
標準のテストディスクを用いてＣＤオーディオプレーヤ
を動作させ、オーディオ信号が正常に出力されるかどう
かの動作検査が行われていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら一般的に
ＣＤオーディオプレーヤの動作検査において、一定幅の
傷を有するオーディオディスクを用いてオーディオ信号
を再生して音が途切れる、すなわち音跳びがないかどう
かの検査を行うものであるが、このとき、人間が耳で聴
く聴感検査となるが、人間の感性に頼ることになるため
に必ずしも正確な検査とならないものであった。
ＣＤオーディオプレーヤの動作検査において、一定幅の
傷を有するオーディオディスクを用いてオーディオ信号
を再生して音が途切れる、すなわち音跳びがないかどう
かの検査を行うものであるが、このとき、人間が耳で聴
く聴感検査となるが、人間の感性に頼ることになるため
に必ずしも正確な検査とならないものであった。
【０００６】また、ＣＤオーディオプレーヤの信号処理
回路には一般的に信号が正常に再生されなかったことを
示す信号が出力されるものであり、この信号としてよく
使われるのは、ＣＤオーディオプレーヤでは再生された
ディジタル信号をエラー訂正するが、このエラー訂正が
正常にできなかったということで、たとえばＣ２ＦＬＡ
Ｇと呼ばれる信号を出力する。従って、先の音跳びを検
出するために、このＣ２ＦＬＡＧを検出し、パソコンで
良否判定することができるが、このＣ２ＦＬＡＧが出力
されてもほんの一瞬であれば聴感上音跳びとはならず、
誤った判定をするという問題があった。
回路には一般的に信号が正常に再生されなかったことを
示す信号が出力されるものであり、この信号としてよく
使われるのは、ＣＤオーディオプレーヤでは再生された
ディジタル信号をエラー訂正するが、このエラー訂正が
正常にできなかったということで、たとえばＣ２ＦＬＡ
Ｇと呼ばれる信号を出力する。従って、先の音跳びを検
出するために、このＣ２ＦＬＡＧを検出し、パソコンで
良否判定することができるが、このＣ２ＦＬＡＧが出力
されてもほんの一瞬であれば聴感上音跳びとはならず、
誤った判定をするという問題があった。
【０００７】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、ＣＤオーディオプレーヤの音跳び検査を人間の感覚
に頼らず、パソコン等を用いて正確に判定することがで
きる信号検査装置を非常に簡単な構成で実現して提供す
ることを目的とするものである。
で、ＣＤオーディオプレーヤの音跳び検査を人間の感覚
に頼らず、パソコン等を用いて正確に判定することがで
きる信号検査装置を非常に簡単な構成で実現して提供す
ることを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による信号検査装置は、ＣＤオーディオプレー
ヤの信号処理回路より出力される信号を、一定の時定数
をもつ単安定マルチバイブレータまたはこれと同様の機
能を持つタイマー回路出力と、この光ディスク装置の出
力信号のパルス数を計数するカウンター回路出力の論理
積を検出することにより、ＣＤオーディオプレーヤの音
跳びを検査する構成としたものである。
に本発明による信号検査装置は、ＣＤオーディオプレー
ヤの信号処理回路より出力される信号を、一定の時定数
をもつ単安定マルチバイブレータまたはこれと同様の機
能を持つタイマー回路出力と、この光ディスク装置の出
力信号のパルス数を計数するカウンター回路出力の論理
積を検出することにより、ＣＤオーディオプレーヤの音
跳びを検査する構成としたものである。
【０００９】
【作用】従って本発明の検査方法によれば、ＣＤオーデ
ィオプレーヤの再生信号が正常でないとき、Ｃ２ＦＬＡ
Ｇが出力されるが、このＣ２ＦＬＡＧが所定の期間内に
所定数以上発生すれば音跳びであるとし、Ｃ２ＦＬＡＧ
の発生によりスタートする時定数回路、たとえば単安定
マルチバイブレータの出力と、カウンター回路で所定の
数をカウントし、そのカウント結果の出力との論理積に
より音跳びの検出が可能となるのである。
ィオプレーヤの再生信号が正常でないとき、Ｃ２ＦＬＡ
Ｇが出力されるが、このＣ２ＦＬＡＧが所定の期間内に
所定数以上発生すれば音跳びであるとし、Ｃ２ＦＬＡＧ
の発生によりスタートする時定数回路、たとえば単安定
マルチバイブレータの出力と、カウンター回路で所定の
数をカウントし、そのカウント結果の出力との論理積に
より音跳びの検出が可能となるのである。
【００１０】
（実施例１）以下、本発明の第１の実施例を図面を用い
て説明する。
て説明する。
【００１１】図１は同実施例によるＣＤオーディオプレ
ーヤの信号検査装置の構成を示すブロック図であり、図
１において５は検査するＣＤオーディオプレーヤ、６は
カウンター回路、７は単安定マルチバイブレータ、８は
論理積回路、９はパーソナルコンピュータを示す。ＣＤ
オーディオプレーヤ５はパーソナルコンピュータ９の出
力ポートにより制御され、所定のオーディオディスクの
再生動作を行うように構成され、このときＣＤオーディ
オプレーヤ５より出力されるＣ２ＦＬＡＧ信号をカウン
ター回路６と単安定マルチバイブレータ７に入力してＣ
２ＦＬＡＧの数を計数し、所定数に達したらＨ信号を論
理積回路８であるＮＡＮＤゲートに入力する。
ーヤの信号検査装置の構成を示すブロック図であり、図
１において５は検査するＣＤオーディオプレーヤ、６は
カウンター回路、７は単安定マルチバイブレータ、８は
論理積回路、９はパーソナルコンピュータを示す。ＣＤ
オーディオプレーヤ５はパーソナルコンピュータ９の出
力ポートにより制御され、所定のオーディオディスクの
再生動作を行うように構成され、このときＣＤオーディ
オプレーヤ５より出力されるＣ２ＦＬＡＧ信号をカウン
ター回路６と単安定マルチバイブレータ７に入力してＣ
２ＦＬＡＧの数を計数し、所定数に達したらＨ信号を論
理積回路８であるＮＡＮＤゲートに入力する。
【００１２】同時に単安定マルチバイブレータ７でＣ２
ＦＬＡＧの最初の発生からの時間を計測し、一定期間Ｈ
信号をＮＡＮＤゲートに出力する。またカウンターは単
安定マルチバイブレータ７による一定期間を過ぎればリ
セットされ、このとき、一定時間内に所定のカウント数
に達するとＮＡＮＤゲートはＬ出力し、パーソナルコン
ピュータ９でこの信号を検知することにより音跳びの検
査が可能となるものである。
ＦＬＡＧの最初の発生からの時間を計測し、一定期間Ｈ
信号をＮＡＮＤゲートに出力する。またカウンターは単
安定マルチバイブレータ７による一定期間を過ぎればリ
セットされ、このとき、一定時間内に所定のカウント数
に達するとＮＡＮＤゲートはＬ出力し、パーソナルコン
ピュータ９でこの信号を検知することにより音跳びの検
査が可能となるものである。
【００１３】図２はこの時の信号タイミングを示したも
のであるが、図２（ａ）に示すように音跳びが生じた場
合、Ｃ２ＦＬＡＧは連続して多くのパルスを出力し、所
定数に達するとカウンター回路６の出力はＨとなり、こ
れが単安定マルチバイブレータ７で出力される所定期間
内であると、その両者の論理積がＬとなり音跳びが検出
できる。また、図２（ｂ）に示すように再生信号のエラ
ーはあるが音跳びまでには至っていない場合、Ｃ２ＦＬ
ＡＧは時々発生しているものの所定期間内に一定数に達
することができないためにカウンター回路６の出力はＨ
とならず、従ってＮＡＮＤゲート出力はＬにならず、音
跳びが検出されないことになるものである。
のであるが、図２（ａ）に示すように音跳びが生じた場
合、Ｃ２ＦＬＡＧは連続して多くのパルスを出力し、所
定数に達するとカウンター回路６の出力はＨとなり、こ
れが単安定マルチバイブレータ７で出力される所定期間
内であると、その両者の論理積がＬとなり音跳びが検出
できる。また、図２（ｂ）に示すように再生信号のエラ
ーはあるが音跳びまでには至っていない場合、Ｃ２ＦＬ
ＡＧは時々発生しているものの所定期間内に一定数に達
することができないためにカウンター回路６の出力はＨ
とならず、従ってＮＡＮＤゲート出力はＬにならず、音
跳びが検出されないことになるものである。
【００１４】なお実際の検査の例ではカウント数を１６
１に設定し、単安定マルチバイブレータ７の時定数を２
０ｍＳとすると、ほぼ誤りなく音跳びを検出することが
できた。
１に設定し、単安定マルチバイブレータ７の時定数を２
０ｍＳとすると、ほぼ誤りなく音跳びを検出することが
できた。
【００１５】なお、上記実施例では時定数を得るために
単安定マルチバイブレータ７を使用した構成としたが、
本発明はこれに限定されるものではなく、カウンタ回
路、マイクロコンピュータによる時定数回路等、他の手
段においても同等の機能が実現できるものである。
単安定マルチバイブレータ７を使用した構成としたが、
本発明はこれに限定されるものではなく、カウンタ回
路、マイクロコンピュータによる時定数回路等、他の手
段においても同等の機能が実現できるものである。
【００１６】（実施例２）次に本発明の第２の発明につ
いて説明するが、上記第１の実施例では、音跳び検知の
信号を得るためにカウンター回路６と単安定マルチバイ
ブレータ７の出力の論理積を用いる論理積回路８を設け
た構成としたが、本実施例ではこの論理積を省略し、単
安定マルチバイブレータ７の時定数の終端、図２の例で
は立ち下がりでカウンター回路６をリセットし、カウン
ター出力をパーソナルコンピュータ９で検知することに
よっても音跳びを検出する構成としたものである。
いて説明するが、上記第１の実施例では、音跳び検知の
信号を得るためにカウンター回路６と単安定マルチバイ
ブレータ７の出力の論理積を用いる論理積回路８を設け
た構成としたが、本実施例ではこの論理積を省略し、単
安定マルチバイブレータ７の時定数の終端、図２の例で
は立ち下がりでカウンター回路６をリセットし、カウン
ター出力をパーソナルコンピュータ９で検知することに
よっても音跳びを検出する構成としたものである。
【００１７】なお、上記実施例１、実施例２の説明では
ＣＤオーディオプレーヤを光ディスク装置の一例として
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
オーディオ出力を有するＣＤ−ＲＯＭ装置、または他の
光ディスク装置においても同様に本発明を応用すること
ができることは言うまでもない。
ＣＤオーディオプレーヤを光ディスク装置の一例として
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
オーディオ出力を有するＣＤ−ＲＯＭ装置、または他の
光ディスク装置においても同様に本発明を応用すること
ができることは言うまでもない。
【００１８】
【発明の効果】上記実施例より明らかなように本発明
は、従来人間の聴感に頼っていたオーディオ再生時にお
ける音跳びの検査を簡単な装置により自動判定すること
ができ、エラーの再現性、検査作業の効率化が可能とな
るのである。
は、従来人間の聴感に頼っていたオーディオ再生時にお
ける音跳びの検査を簡単な装置により自動判定すること
ができ、エラーの再現性、検査作業の効率化が可能とな
るのである。
【図１】本発明の第１の実施例による信号検査装置の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図２】同実施例の信号タイミングを示すタイミングチ
ャート
ャート
【図３】従来のＣＤオーディオプレーヤの主要構成部を
示すブロック図
示すブロック図
５ ＣＤオーディオプレーヤ ６ カウンター回路 ７ 単安定マルチバイブレータ ８ 論理積回路 ９ パーソナルコンピュータ
Claims (2)
- 【請求項１】 光ディスク、光学ピックアップ、信号再
生アンプ、信号処理回路等からなる光ディスク装置の検
査を行う信号検査装置において、光ディスク装置より出
力される信号を、一定の時定数をもつ単安定マルチバイ
ブレータまたはこれと同様の機能を持つタイマー回路出
力と、この光ディスク装置の出力信号のパルス数を計数
するカウンター回路出力の論理積を検出することによ
り、上記光ディスク装置の動作状態を検査する構成とし
た信号検査装置。 - 【請求項２】 光ディスク、光学ピックアップ、信号再
生アンプ、信号処理回路等からなる光ディスク装置の検
査を行う信号検査装置において、光ディスク装置より出
力される信号を、一定の時定数をもつ単安定マルチバイ
ブレータまたはこれと同様の機能を持つタイマー回路出
力と、この光ディスク装置の出力信号のパルス数を計数
するカウンター回路に入力し、上記単安定マルチバイブ
レータまたはこれと同様の機能を持つタイマー回路出力
でこのカウンター回路をリセットすることにより、上記
光ディスク装置の動作状態を検査する構成とした信号検
査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16041595A JPH0916963A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 信号検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16041595A JPH0916963A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 信号検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0916963A true JPH0916963A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15714440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16041595A Pending JPH0916963A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 信号検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0916963A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1295497C (zh) * | 2003-08-08 | 2007-01-17 | 松下电器产业株式会社 | 缺陷检测装置 |
| JP2011008891A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Teac Corp | ディスク検査装置 |
-
1995
- 1995-06-27 JP JP16041595A patent/JPH0916963A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1295497C (zh) * | 2003-08-08 | 2007-01-17 | 松下电器产业株式会社 | 缺陷检测装置 |
| JP2011008891A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Teac Corp | ディスク検査装置 |
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