JPH09169445A - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JPH09169445A
JPH09169445A JP7335535A JP33553595A JPH09169445A JP H09169445 A JPH09169445 A JP H09169445A JP 7335535 A JP7335535 A JP 7335535A JP 33553595 A JP33553595 A JP 33553595A JP H09169445 A JPH09169445 A JP H09169445A
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roller
conveyor belt
flange
belt
regulation
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Katsuyasu Ito
勝康 伊藤
Masafumi Morimoto
将文 森本
Koichi Fujisawa
紘一 藤沢
Yukihide Toda
幸秀 戸田
Mamoru Watanabe
守 渡辺
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送ベルトの斜行を確実に防止し、転写紙等
の用紙を正確な搬送位置に保持しながら搬送できるよう
にする。 【解決手段】 搬送ベルト17Aを、駆動ローラおよび
従動ローラ20を含む複数のローラにより支持し、搬送
ベルト17A上に転写紙18を保持した状態で駆動ロー
ラにより搬送ベルト17Aを駆動して転写紙18を搬送
するものにおいて、搬送ベルト17Aの両側縁のうちの
少なくとも一方に、フランジ17bを突設するととも
に、搬送ベルト17Aを支持しながらフランジ17bの
側端面に当接して搬送ベルト17Aの位置を規制しうる
規制ローラ(従動ローラ20)と、フランジ17bを突
設された搬送ベルト17Aの側縁部を規制ローラへ押圧
しうる押さえローラ30とをそなえて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写紙等の用紙
(シート状媒体)を搬送ベルト状に載置して搬送する用
紙搬送装置に関し、特に、例えば、異なる複数色を順次
重ね合わせて印刷することにより用紙上にカラー画像を
形成する電子写真プリンタのごときカラー画像形成装置
における用紙搬送系に用いて好適の用紙搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の用紙搬送装置を有する、例えば電
子写真式プリンタ(カラー画像形成装置)は、一般的に
は、図9に示すように構成されている。つまり、図9に
示す電子写真式プリンタ1は、カラー印刷エンジン2,
用紙カセット3,4,用紙送出部5,用紙排出部6,用
紙スタッカ7,電源/制御部8等を有して構成されてい
る。
【0003】この電子写真式プリンタ1では、印刷を施
される転写紙(シート状媒体,用紙)18は、用紙カセ
ット3,4に収納されており、印刷時には、用紙送出部
5により送り出され、搬送ガイド(搬送経路)24に沿
い搬送ローラ23により案内されてカラー印刷エンジン
2に送り込まれる。そして、後述のごとく構成されるカ
ラー印刷エンジン2においてカラー印刷を施された転写
紙18は、用紙排出部6を経由し搬送ガイド(搬送経
路)24に沿い搬送ローラ23により案内されて、用紙
スタッカ7へ排出される。
【0004】なお、電源/制御部8は、プリンタ1の動
作に必要な電力を各部分へ供給する機能と、カラー印刷
エンジン2による印刷動作を含むプリンタ1全体の動作
を制御する機能とを有するものである。また、図9に示
すプリンタ1では、転写紙18に対して両面印刷を施す
べく、用紙排出部6側に片面印刷済の転写紙18を反転
するための両面機構部(図示せず)と、この両面機構部
により反転された転写紙18を再度カラー印刷エンジン
2へ送り込むための搬送ガイド(搬送経路)24Aとが
そなえられている。
【0005】そして、一般に、カラー画像を印刷するた
めのカラー印刷エンジン2は、4つの印刷ユニット10
Y,10M,10C,10Kと、定着部16と、転写紙
18を搬送すべく樹脂製で無端状の搬送ベルト(静電吸
着ベルト,転写ベルト)17からなる用紙搬送部(用紙
搬送装置)9とを有している。印刷ユニット10Y,1
0M,10C,10Kは、それぞれ、イエロー(Y),
マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色
のトナー像を転写紙18に転写すべく、感光体(転写ド
ラム,潜像担持体)11,前帯電器12,光学部13,
現像部14,転写ローラ15を有して構成されており、
これらの印刷ユニット10Y,10M,10C,10K
は、搬送ベルト17に沿って略平行に並列して配置され
ている。
【0006】ここで、感光体11は、図示しない駆動モ
ータにより回転駆動されるようになっている。前帯電器
12は、感光体11の表面を一様に帯電させるものであ
り、光学部13は、記録情報(印刷データに関する情
報)に応じた画像光を感光体11の表面に投射するもの
である。この光学部13により、感光体11の表面で印
刷データに応じたパターンの露光が行なわれ、静電潜像
が形成されるようになっている。
【0007】また、現像部14は、感光体11の表面に
形成された静電潜像を現像するもので、実際には、感光
体11の表面にトナーを供給して可視画像であるトナー
像(顕像,現像像)を形成することにより現像を行なっ
ている。転写ローラ15は、搬送ベルト17(つまりは
転写紙18)を挟んで感光体11と対向するように配置
されており、この転写ローラ15と感光体11との間
に、搬送ベルト17により搬送されてきた転写紙18を
挟み込むことで、感光体11上のトナー像が転写紙18
上へ転写されるようになっている。
【0008】さらに、定着部16は、各印刷ユニット1
0Y,10M,10C,10Kにより各色のトナー像を
転写された転写紙18が送られてくると、熱,圧力ある
いは光等により、転写紙18上のトナー像をその転写紙
18に対して定着させるためのものである。一方、用紙
搬送部9は、搬送ベルト17を、駆動ローラ19,従動
ローラ20および張力付与用のローラ(テンショナー)
21,22の外周に無端状に巻回し、駆動モータ(図示
せず)の回転駆動力を駆動ローラ19から伝達されて駆
動するように構成されており、帯電器(図示せず)によ
り帯電させた転写紙18を、搬送ベルト17の外側面
(感光体11に対向する面)に静電吸着させて、印刷ユ
ニット10Y,10M,10C,10Kへ順に搬送する
ようになっている。
【0009】なお、各印刷ユニット10Y,10M,1
0C,10Kにおける転写紙18への画像転写点(感光
体11と転写ローラ15とによる画像転写点)の直前に
は、転写紙18の先端を揃えるためのレジストローラ
(図示せず)がそなえられている。上述の構成により、
図9に示す電子写真式プリンタ1では、転写紙18が、
用紙カセット3または4から用紙送出部5を経由してカ
ラー印刷エンジン2内における用紙搬送部9のの転写ベ
ルト17上へ送り込まれ、この搬送ベルト17により搬
送されて印刷ユニット10Y,10M,10C,10K
を通過した後、定着部16へ送り込まれる。
【0010】これらの印刷ユニット10Y,10M,1
0C,10Kを転写紙18が通過する際に、転写紙18
には各色(Y,M,C,K)のトナー像が転写される。
また、そのトナー像は、転写紙18が定着部16を通過
する際に転写紙18に対して定着される。このように各
印刷ユニット10Y,10M,10C,10Kにおいて
転写紙18上に異なる色を順次重ね合わせて印刷するこ
とにより、この転写紙18上にカラー画像が形成され
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したプ
リンタ1における用紙搬送部9では、通常、駆動ローラ
19,従動ローラ20および張力付与用のローラ21,
22の外周に、例えば0.1mm程度の厚さをもつ平面状
の搬送ベルト(平ベルト)17が無端状に巻回されてい
る。
【0012】このような搬送ベルト17を用いて転写紙
18を搬送する際、その搬送ベルト17では、ローラ1
9,20の軸間距離の精度や搬送ベルト17の幅方向の
周長差のために、幅方向の張力に差が生じて搬送ベルト
17が斜行することがある。搬送ベルト17が斜行する
と、この搬送ベルト17上に吸着した状態の転写紙18
の搬送位置も、搬送ベルト17の移動に伴ってずれてし
まうので、各印刷ユニット10Y,10M,10C,1
0Kにおいて感光体11および転写ローラ15によりト
ナー像を同一の転写紙18に転写する場合に、そのトナ
ー像の転写位置が、各印刷ユニット10Y,10M,1
0C,10Kでずれてしまうおそれがある。特に、複数
色を重ね合わせることによりカラー画像を形成する装置
では、上述のような微妙な位置ずれが色ずれとなって現
れ、カラー画像の印刷品質が低下してしまう。
【0013】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、搬送ベルトの斜行を確実に防止し、転写紙等
の用紙(シート状媒体)を正確な搬送位置に保持しなが
ら搬送できるようにした用紙搬送装置を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の用紙搬送装置は、搬送ベルトを、駆動ロー
ラおよび従動ローラを含む複数のローラにより支持し、
搬送ベルト上にシート状媒体を保持した状態で駆動ロー
ラにより搬送ベルトを駆動してシート状媒体を搬送する
ものにおいて、搬送ベルトの両側縁のうちの少なくとも
一方に、フランジを突設するとともに、搬送ベルトを支
持しながらフランジの側端面に当接して搬送ベルトの位
置を規制しうる規制ローラと、フランジを突設された搬
送ベルトの側縁部を規制ローラへ押圧しうる押さえロー
ラとをそなえたことを特徴としている(請求項1)。
【0015】このとき、フランジの高さを規制ローラの
半径の15分の1よりも大きく設定してもよいし(請求
項2)、規制ローラを駆動ローラ以外のローラとしても
よいし(請求項3)、フランジに当接する規制ローラの
端部のエッジ部分に、規制ローラの全周に亘ってテーパ
面を形成してもよい(請求項4)。また、押さえローラ
が搬送ベルトの側縁部を規制ローラに対して均一に押圧
するように押さえローラの両端を支持する(請求項
5)。例えば、規制ローラの端部に、フランジが嵌合す
る溝部を規制ローラの全周に亘って形成するとともに、
溝部の両側における規制ローラの外周面により押さえロ
ーラの両端を支持するように構成してもよく(請求項
6)、さらに、規制ローラを、溝部外側の部分の半径が
溝部内側の部分の半径よりも搬送ベルトの厚さ分だけ大
きくなるように形成してもよい(請求項7)。
【0016】上述のごとく構成された本発明の用紙搬送
装置では、規制ローラが、搬送ベルトを支持しながら、
この搬送ベルトから突設されたフランジの側端面に当接
することにより、搬送ベルトの位置が規制され、搬送ベ
ルトが斜行するのを防止できる。また、押さえローラに
より搬送ベルトの側縁部を規制ローラへ押圧すること
で、搬送ベルトのフランジが、規制ローラに対して滑ら
かに当接するようになるほか、搬送ベルトの斜行力によ
ってフランジが規制ローラの端部に乗り上がろうとする
のを強制的に抑制することができる(請求項1)。
【0017】このとき、フランジの高さを、規制ローラ
の半径の15分の1よりも大きく設定することで、搬送
ベルトのフランジが規制ローラの端部に乗り上がってし
まうのをより確実に防止することができる(請求項
2)。また、規制ローラが駆動ローラである場合、フラ
ンジと駆動ローラの端面とが擦れ合っていくため、負荷
変動があるとベルト走行のジッタになるおそれがある
が、規制ローラを駆動ローラ以外のローラとすることに
より、このようなジッタの発生を回避することができる
(請求項3)。
【0018】さらに、規制ローラの端部のエッジ部分に
テーパ面を形成することにより、搬送ベルトのフランジ
が、規制ローラに対して滑らかに当接するようにガイド
されることになる(請求項4)。そして、押さえローラ
の両端を支持し、この押さえローラにより搬送ベルトの
側縁部を規制ローラに対して均一に押圧することで、押
さえローラが規制ローラの端部のエッジ部分に対して片
当たりするのを防止することができる(請求項5)。
【0019】また、規制ローラの端部にフランジ用の溝
部を形成し、溝部の両側における規制ローラの外周面に
より押さえローラの両端を支持することにより、押さえ
ローラを支持するための部材等を別個に設ける必要がな
くなる(請求項6)。さらに、規制ローラにおいて溝部
外側の部分の半径を溝部内側の部分の半径よりも搬送ベ
ルトの厚さ分だけ大きくすることにより、押さえローラ
が、両端を支持された状態で搬送ベルトの厚さ分だけ傾
くのを防止することができる(請求項7)。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。まず、図2により、本実施形態の
用紙搬送装置としての用紙搬送部9Aをそなえる電子写
真式プリンタ(カラー画像形成装置)1について説明す
る。この図2に示すように、本実施形態における電子写
真式プリンタ1も、図9に示したものとほぼ同様に構成
されているので、図2において、図9により前述したも
のと同一部分には同一の符号を付し、その部分の詳細な
説明は省略する。
【0021】本実施形態による電子写真式プリンタ1と
図9に示したものとで異なる点は、図1,図3〜図7に
て後述する用紙搬送部9Aの構成と、図8にて後述する
分離爪33を設けた点との2点である。本実施形態の用
紙搬送部9Aも、図9に示した用紙搬送部9とほぼ同
様、搬送ベルト17Aを、駆動ローラ19,従動ローラ
20Aおよび張力付与用のローラ(テンショナー)2
1,22の外周に無端状に巻回し、駆動モータ(図示せ
ず)の回転駆動力を駆動ローラ19から伝達されて駆動
するように構成されており、帯電器(図示せず)により
帯電させた転写紙(用紙,シート状媒体)18を、搬送
ベルト17Aの外側面(感光体11に対向する面)に静
電吸着させて、印刷ユニット10Y,10M,10C,
10Kへ順に搬送するようになっている。
【0022】ただし、本実施形態では、図3〜図5に示
すように、搬送ベルト17Aは、この搬送ベルト17A
の本体とも言える樹脂シート17aと、この樹脂シート
17aの両側縁においてその内周面から突設されたフラ
ンジ17bとから構成されている。また、従動ローラ2
0Aは、図9に示す従動ローラ20とほぼ同様のもので
あるが、本実施形態の従動ローラ20Aは、搬送ベルト
17Aを支持しながらフランジ17bの側端面に当接し
て搬送ベルト17Aの位置を規制しうる規制ローラとし
ての機能を果たしている。
【0023】さらに、本実施形態では、上述したような
規制ローラ20Aに対し、図1,図2および図6に示す
ように、フランジ17bを突設された搬送ベルト17A
の側縁部を規制ローラ20Aへ押圧しうる押さえローラ
30がそなえられている。この押さえローラ30は、板
バネ31の先端部分に遊転可能に軸支され、この板バネ
31の付勢力により搬送ベルト17Aの側縁部を規制ロ
ーラ20A側へ押圧するように構成されている。従っ
て、押さえローラ30は、搬送ベルト17Aの側縁部を
規制ローラ20A側へ押圧しながら、搬送ベルト17A
の移動に伴って連れ回るようになっている。また、板バ
ネ31の基端側は、プリンタ1の本体フレーム側に固着
されたステー32に固定的に取り付けられている。
【0024】ここで、フランジ17bとしては、クロロ
プレンゴムやウレタンゴム等のゴム材が用いられる。ま
た、フランジ17bの高さH(図5参照)は、実験の結
果、規制ローラ20Aの半径r(図3参照)の15分の
1よりも大きく(H>r/15)設定することが望まし
い。
【0025】規制ローラの直径を30mmとし、厚さ0.
1mmの樹脂ベルトに対して、硬度60のゴム材により、
高さ0.8mmのフランジおよび高さ1.0mmのフランジ
を形成した場合について実験した結果、高さ0.8mmの
フランジでは樹脂ベルトの斜行を抑制する効果がなくフ
ランジ部分が規制ローラ上に乗り上がったのに対して、
高さ1.0mmのフランジでは、そのフランジ部分が規制
ローラ上に乗り上がることはなく、樹脂ベルトの斜行が
確実に抑制された。
【0026】さらに、本実施形態の規制ローラ20Aで
は、図3および図5に示すように、フランジ17bに当
接する端部のエッジ部分20aに、規制ローラ20Aの
全周に亘ってテーパ面(斜面)20bが形成されてい
る。上述の構成により、従動ローラでもある規制ローラ
20Aが、搬送ベルト17Aを支持しながら、この搬送
ベルト17Aの内周面から突設されたフランジ17bの
側端面に当接することにより、搬送ベルト17Aの位置
が規制され、搬送ベルト17Aが斜行するのを確実に防
止することができる。従って、本実施形態の用紙搬送部
9Aでは、転写紙18を正確な搬送位置に保持しながら
搬送することができる。
【0027】このとき、フランジ17bの高さHを、規
制ローラ20Aの半径rの15分の1よりも大きく設定
することで、搬送ベルト17Aのフランジ17bが規制
ローラ20Aの端部に乗り上がってしまうのをより確実
に防止でき、そのフランジ17bの乗り上がりに伴って
搬送ベルト17A(樹脂ベルト17a)の表面の周速が
幅方向に変動するのを確実に防止でき、搬送ベルト17
Aの斜行の防止、引いては、転写紙18の搬送位置決め
精度の向上に寄与する。
【0028】また、例えば駆動ローラ19を規制ローラ
として用いた場合には、搬送ベルト17Aのフランジ1
7bと駆動ローラ19の端面とが擦れ合っていくため、
負荷変動があるとベルト走行のジッタになるおそれがあ
る。極端な場合、駆動ローラ19の端面に搬送ベルト1
7Aのフランジ17bが乗り上げてしまうと、フランジ
17bの厚さ分だけ搬送ベルト17Aの周速が速くな
り、このような増速もジッタの要因になる。このとき、
負荷変動も生じているので、これもまたジッタの要因に
なる。
【0029】これに対して、本実施形態のごとく駆動ロ
ーラ19以外のローラ(例えば従動ローラ20A)を規
制ローラとして用いることにより、上述のようなジッタ
の発生を確実に回避でき、転写紙18の搬送位置決め精
度の向上に寄与する。なお、規制ローラとして従動ロー
ラ20Aを用いたのは、この従動ローラ20Aが、駆動
ローラ19以外のローラの中で搬送ベルト17Aの巻付
き角が最も大きいローラであり、搬送ベルト17Aのフ
ランジ17bを受ける距離が最も大きく、搬送ベルト1
7Aに対して最も有効に規制力を付与できるからであ
る。
【0030】さらに、規制ローラ20Aのエッジ部分2
0aにテーパ面20bを形成することにより、搬送ベル
ト17Aのフランジ17bが、規制ローラ20Aに対し
て滑らかに当接するようにガイドされるので、このよう
な構成によっても、搬送ベルト17Aのフランジ17b
が規制ローラ20Aの端部に乗り上がって搬送ベルト1
7Aの表面の周速が幅方向に変動するのを確実に防止で
き、搬送ベルト17Aの斜行の防止、引いては、転写紙
18の搬送位置決め精度の向上に寄与する。
【0031】またさらに、押さえローラ30により搬送
ベルト17Aの側縁部を規制ローラ20Aへ押圧するこ
とで、搬送ベルト17Aのフランジ17bが、規制ロー
ラ20Aに対して滑らかに当接するようになるほか、搬
送ベルト17Aの斜行力によってフランジ17bが規制
ローラ20Aの端部に乗り上がろうとするのを強制的に
抑制することができる。従って、押さえローラ30を設
けることによっても、搬送ベルト17Aの斜行の防止、
引いては、転写紙18の搬送位置決め精度の向上に寄与
する。
【0032】ところで、押さえローラ30をそなえる場
合、例えば図7に示すような構造により、押さえローラ
30の両端を支持して、搬送ベルト17Aの側縁部を規
制ローラ20Bに対して均一に押圧するように構成して
もよい。なお、図7は、本実施形態において押さえロー
ラ30をそなえた場合の構成の変形例を、図1のVI−VI
矢視断面(図6の位置)に対応させて示す図である。
【0033】ここで、規制ローラ20Bは、前述した規
制ローラ20Aと同様、従動ローラとして機能するもの
であるが、この図7に示す規制ローラ20Bの端部に
は、搬送ベルト17Aのフランジ17bが嵌合するため
の溝部20cが全周に亘って形成されている。この溝部
20cの内側端面(図7中の左側端面)は、前述した規
制ローラ20Aの端面と同様、搬送ベルト17Aの内周
面から突設されたフランジ17bの側端面に当接するよ
うになっている。この溝部20cの内側端面のエッジ部
分20aにも、規制ローラ20Aと同様のテーパ面20
bが形成されている。
【0034】また、この規制ローラ20Bは、溝部20
cの外側の部分20eの半径Rが溝部20cの内側の部
分20dの半径rよりも搬送ベルト17A(樹脂ベルト
17a)の厚さt分だけ大きくなるように形成されてい
る(R=r+t)。そして、本実施形態では、溝部20
cの両側の部分20dおよび20eの外周面により、押
さえローラ30の両端が支持されるようになっている。
【0035】このように、押さえローラ30の両端を支
持し、この押さえローラ30により搬送ベルト17Aの
側縁部を規制ローラ20Bに対して均一に押圧すること
で、図6に示すような構造では、押さえローラ30が規
制ローラ20Aに対して均一に押圧されていないと、押
さえローラ30が規制ローラ20Aのエッジ部分20a
に対して片当たりし、そのエッジ部分20aで搬送ベル
ト17Aに局所的に負荷が作用して搬送ベルト17Aが
切れるなどの損傷が発生する可能性がある。
【0036】これに対して、図7に示すような構造にす
ることで、押さえローラ30により搬送ベルト17Aの
側縁部を規制ローラ20Bに対して均一に押圧すること
ができ、押さえローラ30が規制ローラ20Bのエッジ
部分20aに対して片当たりするのを防止できるので、
搬送ベルト17Aの損傷が発生するのを確実に防止する
ことができる。
【0037】また、図7に示すような構造では、押さえ
ローラ30の両端を支持するために特別な部材を設ける
必要がなく、装置構成の複雑化やコスト増を招くことな
く、搬送ベルト17Aを安定的に規制ローラ20Bに押
圧することができるほか、前述のごとく、規制ローラ2
0Bの外側部分20eの半径Rを、〔規制ローラ20B
の内側部分20dの半径r〕+〔樹脂ベルト17aの厚
さt〕とすることで、押さえローラ30が、両端を支持
された状態で搬送ベルト17Aの厚さ分だけ傾くのを防
止でき、押さえローラ30を規制ローラ20Bに対して
安定した状態で押圧させることができる。
【0038】なお、図1,図3,図6,図7では、規制
ローラ20Aまたは20Bの一端側の構造についてのみ
図示しているが、他端側も同様に構成されていることは
言うまでもない。また、本実施形態では、図2および図
8に示すように、各印刷ユニット10Y,10M,10
C,10Kによりカラー像を転写された転写紙18を、
用紙搬送部9Aから定着部16へ受け渡す部分には、分
離爪33が設けられている。この分離爪33は、搬送ベ
ルト17A上の転写紙18を、搬送ベルト17Aから強
制的に剥離させるためのもので、図8に示すように、各
印刷ユニット10Y,10M,10C,10Kよりも転
写紙進行方向の下流側における駆動ローラ19に対して
搬送ベルト17Aを挟んで対向するように配置されてい
る。
【0039】そして、分離爪33と駆動ローラ19(搬
送ベルト17A)との接点aが、搬送ベルト17A(樹
脂ベルト17a)と駆動ローラ19との接触開始位置b
と、定着部16の用紙進入位置(定着ローラ16aのニ
ップ位置)cとを結ぶ面内、または、その面よりも下方
に位置するにように、分離爪33は配置されている。本
実施形態のごとく、転写紙18を帯電させて搬送ベルト
17A(樹脂ベルト17a)に対し静電気的に吸着させ
て搬送する方式では、転写終了後の転写紙18が搬送ベ
ルト17A(樹脂ベルト17a)から剥離させることが
できず、用紙詰まりが発生する可能性がある。
【0040】特に、駆動ローラ19のローラ径(曲率)
が大きくなると、転写紙18の剛性のみによっては、転
写紙18の先端が、駆動ローラ19の湾曲部で搬送ベル
ト17A(樹脂ベルト17a)から浮き上がり難く、用
紙詰まりの発生可能性が高くなってしまう。そこで、本
実施形態では、前述した分離爪33を設けることによ
り、この分離爪33により、転写紙18を搬送ベルト1
7A(樹脂ベルト17a)から強制的に剥離させて定着
部16へ送り込むことができるので、用紙詰まりを確実
に防止することができる。
【0041】このように、本発明の一実施形態によれ
ば、搬送ベルト17Aの斜行を確実に防止でき、転写紙
18の搬送位置決め精度が大幅に向上する。従って、本
実施形態のごとく、その用紙搬送部9Aを、転写紙18
の正確な位置決めを必要とする電子写真式プリンタ1に
適用することにより、複数色の像を転写紙18上の所定
位置に正確に転写することができ、色ずれの無い高品位
のカラー画像を形成することができる。
【0042】なお、上述した実施形態では、フランジ1
7bおよび押さえローラ30を搬送ベルト17Aの両端
に設けた場合について説明したが、例えば、搬送ベルト
17Aが、ある一方向のみに強制的に斜行するように構
成すれば、フランジ17bおよび押さえローラ30を搬
送ベルト17Aの一端のみに設けて、その一端側でのみ
規制ローラ20A,20Bによる位置規制を行なうよう
にすることもできる。
【0043】このような構成により、上述した実施形態
と同様の作用効果を得ることができるほか、前述したよ
うな構造を規制ローラ20A,20Bの一端側のみに設
ければよいので、構造の簡素化およびコスト低減をはか
ることができる。ここで、搬送ベルト17Aを強制的に
一方向のみへ斜行させることは、搬送ベルト17Aの周
長に両側縁で差を付ける、駆動ローラや従動ローラを傾
斜させる等の方法により、容易に実現できる。
【0044】また、上述した実施形態では、本発明の用
紙搬送装置(用紙搬送部9A)を、電子写真式プリンタ
1(カラー画像形成装置)に適用した場合について説明
しているが、本発明は、これに限定されるものではな
く、高い搬送位置精度を要求される用紙搬送系に適用す
ることにより、上述した実施形態と同様の作用効果を得
ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の用紙搬送
装置によれば、規制ローラが、搬送ベルトのフランジの
側端面に当接することにより、搬送ベルトの位置が規制
され、搬送ベルトの斜行を確実に防止でき、転写紙等の
用紙(シート状媒体)を正確な搬送位置に保持しながら
搬送可能になる。
【0046】従って、本発明の用紙搬送装置を、用紙の
正確な位置決めを必要とするカラー画像形成装置等に適
用した場合、複数色の像を転写紙上の所定位置に正確に
転写することができ、色ずれの無い高品位のカラー画像
を形成することができる。また、押さえローラにより搬
送ベルトの側縁部を規制ローラへ押圧することで、搬送
ベルトのフランジが、規制ローラに対して滑らかに当接
するようになるほか、搬送ベルトの斜行力によってフラ
ンジが規制ローラの端部に乗り上がろうとするのを強制
的に抑制できるので、この場合も、搬送ベルトの斜行の
防止、引いては、転写紙等の用紙(シート状媒体)の搬
送位置決め精度の向上に寄与する(請求項1)。
【0047】このとき、フランジの高さを、規制ローラ
の半径の15分の1よりも大きく設定することで、搬送
ベルトのフランジが規制ローラの端部に乗り上がって搬
送ベルト表面の周速が幅方向に変動するのを確実に防止
でき、搬送ベルトの斜行の防止、引いては、転写紙等の
用紙(シート状媒体)の搬送位置決め精度の向上に寄与
する(請求項2)。
【0048】また、規制ローラを駆動ローラ以外のロー
ラとすることで、ベルト走行のジッタの発生を確実に回
避でき、転写紙等の用紙(シート状媒体)の搬送位置決
め精度の向上に寄与する(請求項3)。さらに、規制ロ
ーラのテーパ面により搬送ベルトのフランジがガイドさ
れて規制ローラに対して滑らかに当接するので、この場
合も、搬送ベルトのフランジが規制ローラの端部に乗り
上がって搬送ベルト表面の周速が幅方向に変動するのを
確実に防止でき、搬送ベルトの斜行の防止、引いては、
転写紙等の用紙(シート状媒体)の搬送位置決め精度の
向上に寄与する(請求項4)。
【0049】そして、押さえローラにより搬送ベルトの
側縁部を規制ローラに対して均一に押圧することによ
り、押さえローラが規制ローラのエッジ部分に対して片
当たりするのを防止できるので、搬送ベルトに無用な負
荷を局所的にかけて搬送ベルトに損傷を与えるのを防止
することができる(請求項5)。また、規制ローラの溝
部にフランジを嵌合させ、溝部両側における規制ローラ
の外周面により押さえローラの両端を支持することによ
り、押さえローラを支持するための部材等を別個に設け
る必要がないので、装置構成の複雑化やコスト増を招く
ことなく、搬送ベルトを安定的に規制ローラに押圧する
ことができる(請求項6)。
【0050】さらに、搬送ベルトの厚さを考慮して規制
ローラの溝部両側の半径を設定することにより、押さえ
ローラが、両端を支持された状態で搬送ベルトの厚さ分
だけ傾くのを防止でき、押さえローラを規制ローラに対
して安定した状態で押圧させることができる(請求項
7)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての用紙搬送装置の要
部を示す要部側面図である。
【図2】本実施形態の用紙搬送装置を適用された画像形
成装置の一例を模式的に示す側面図である。
【図3】本実施形態の要部を一部破断して示す図であ
る。
【図4】本実施形態の搬送ベルトの幅方向の断面を示す
図である。
【図5】図3のV部を拡大して示す図である。
【図6】図1のVI−VI矢視断面図である。
【図7】本実施形態において押さえローラをそなえた場
合の構成の変形例を、図1のVI−VI矢視断面に対応させ
て示す図である。
【図8】図2のVIII部を拡大して示す図である。
【図9】一般的な画像形成装置の内部構成を模式的に示
す側面図である。
【符号の説明】
1 電子写真式プリンタ(カラー画像形成装置) 2 カラー印刷エンジン 3,4 用紙カセット 5 用紙送出部 6 用紙排出部 7 用紙スタッカ 8 電源/制御部 9,9A 用紙搬送部(用紙搬送装置) 10Y,10M,10C,10K 印刷ユニット 11 感光体(転写ドラム,潜像担持体) 12 前帯電器 13 光学部 14 現像部 15 転写ローラ 16 定着部 17,17A 搬送ベルト(静電吸着ベルト,転写ベル
ト) 17a 樹脂ベルト 17b フランジ 18 転写紙(用紙,シート状媒体) 19 駆動ローラ 20 従動ローラ 20A,20B 従動ローラ(規制ローラ) 20a エッジ部分 20b テーパ面(斜面) 20c 溝部 20d 内側部分 20e 外側部分 21,22 張力付与用のローラ(テンショナー) 23 搬送ローラ 24,24A 搬送ガイド(搬送経路) 30 押さえローラ 31 板バネ 32 ステー 33 分離爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤沢 紘一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 戸田 幸秀 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 渡辺 守 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ベルトを、駆動ローラおよび従動ロ
    ーラを含む複数のローラにより支持し、該搬送ベルト上
    にシート状媒体を保持した状態で該駆動ローラにより該
    搬送ベルトを駆動して該シート状媒体を搬送する用紙搬
    送装置において、 該搬送ベルトの両側縁のうちの少なくとも一方に、フラ
    ンジを突設するとともに、 該搬送ベルトを支持しながら該フランジの側端面に当接
    して該搬送ベルトの位置を規制しうる規制ローラと、 該フランジを突設された該搬送ベルトの側縁部を該規制
    ローラへ押圧しうる押さえローラとをそなえたことを特
    徴とする、用紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 該フランジの高さを該規制ローラの半径
    の15分の1よりも大きく設定したことを特徴とする、
    請求項1記載の用紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 該規制ローラを該駆動ローラ以外のロー
    ラとすることを特徴とする、請求項1または請求項2に
    記載の用紙搬送装置。
  4. 【請求項4】 該フランジに当接する該規制ローラの端
    部のエッジ部分に、該規制ローラの全周に亘ってテーパ
    面を形成したことを特徴とする、請求項1〜3のいずれ
    かに記載の用紙搬送装置。
  5. 【請求項5】 該押さえローラが該搬送ベルトの側縁部
    を該規制ローラに対して均一に押圧するように該押さえ
    ローラの両端を支持することを特徴とする、請求項1〜
    4記載の用紙搬送装置。
  6. 【請求項6】 該規制ローラの端部に、該フランジが嵌
    合する溝部を該規制ローラの全周に亘って形成するとと
    もに、該溝部の両側における該規制ローラの外周面によ
    り該押さえローラの両端を支持することを特徴とする、
    請求項5記載の用紙搬送装置。
  7. 【請求項7】 該規制ローラが、該溝部外側の部分の半
    径を、該溝部内側の部分の半径よりも該搬送ベルトの厚
    さ分だけ大きくして形成されていることを特徴とする、
    請求項6記載の用紙搬送装置。
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