JPH09169330A - 組立式箱体 - Google Patents
組立式箱体Info
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- JPH09169330A JPH09169330A JP33083195A JP33083195A JPH09169330A JP H09169330 A JPH09169330 A JP H09169330A JP 33083195 A JP33083195 A JP 33083195A JP 33083195 A JP33083195 A JP 33083195A JP H09169330 A JPH09169330 A JP H09169330A
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- JP
- Japan
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- box body
- assembly
- thin plate
- type box
- plate portion
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 かさばらずに運搬が容易であり、簡単に製造
できてコストダウンを図ることのできる組立式箱体を提
供する。 【解決手段】 合成樹脂製の多角形薄板部材における各
辺と平行に形成された折曲溝に沿ってその折曲溝外側の
薄板部を起立させることにより箱体１が構成される組立
式箱体であって、多角形薄板部材の各角部１ｃは、薄板
部１ａ，１ｂを起立させた際に２つの三角形に折り畳ま
れるよう構成され、起立させた薄板部１ｂの外壁には、
折り畳みによって形成された三角形翼片１ｃを離脱自在
に添着係止する係止手段３が設けられ、さらに、薄板部
１ａ，１ｂが起立することによって形成される箱体１の
隅部には、その隅部を着脱自在に鈎状に保形する保形手
段４が備えられていることを特徴とする。
できてコストダウンを図ることのできる組立式箱体を提
供する。 【解決手段】 合成樹脂製の多角形薄板部材における各
辺と平行に形成された折曲溝に沿ってその折曲溝外側の
薄板部を起立させることにより箱体１が構成される組立
式箱体であって、多角形薄板部材の各角部１ｃは、薄板
部１ａ，１ｂを起立させた際に２つの三角形に折り畳ま
れるよう構成され、起立させた薄板部１ｂの外壁には、
折り畳みによって形成された三角形翼片１ｃを離脱自在
に添着係止する係止手段３が設けられ、さらに、薄板部
１ａ，１ｂが起立することによって形成される箱体１の
隅部には、その隅部を着脱自在に鈎状に保形する保形手
段４が備えられていることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は組立式箱体に関し、
より詳しくは、組み立てた場合に物品を整頓する整理箱
や衣裳保管用の衣裳ケースのように屋内で使用される箱
体として、また、キャンプ用バスケットや植木鉢等のよ
うに屋外で使用される箱体として、それぞれ利用するこ
とのできる組立式箱体に関するものである。
より詳しくは、組み立てた場合に物品を整頓する整理箱
や衣裳保管用の衣裳ケースのように屋内で使用される箱
体として、また、キャンプ用バスケットや植木鉢等のよ
うに屋外で使用される箱体として、それぞれ利用するこ
とのできる組立式箱体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、衣裳ケースは一般的に箱状に一体
成形されたプラスチックから構成されたものが多い。こ
の種の衣裳ケースに限らず箱状をなすもの、具体的には
小物を整頓する際に使用される整理ボックス、事務用フ
ァイルを保管するためのファイル収納ケース、磁気ディ
スクまたはカセットテープを収納するための収納箱、サ
ニタリー用品としての洗濯物籠，または食品の保存用と
して使用されるストックボックス等のほとんどが、金型
を用いた一体成形によって製造されている。
成形されたプラスチックから構成されたものが多い。こ
の種の衣裳ケースに限らず箱状をなすもの、具体的には
小物を整頓する際に使用される整理ボックス、事務用フ
ァイルを保管するためのファイル収納ケース、磁気ディ
スクまたはカセットテープを収納するための収納箱、サ
ニタリー用品としての洗濯物籠，または食品の保存用と
して使用されるストックボックス等のほとんどが、金型
を用いた一体成形によって製造されている。
【０００３】このように様々な用途における箱がプラス
チック成形品で構成されている背景には、プラスチック
固有の特長に依存するところが大きい。即ち、軽量であ
ること、加工性が良好であること、物品を収納する箱体
としての強度が確保できること等である。
チック成形品で構成されている背景には、プラスチック
固有の特長に依存するところが大きい。即ち、軽量であ
ること、加工性が良好であること、物品を収納する箱体
としての強度が確保できること等である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
衣裳ケースでは、極めて簡単な構造の箱体を製造する場
合であっても広面の金型を用いて成形するものであるか
ら、当然、製品には金型代が付加されて製品コストを高
めることになる。また、一旦成形された箱体は軽量であ
る反面、嵩高いため、運送の効率が極めて悪く運送コス
トをも高めている。このような嵩高い点は、製造業者に
おいて不都合であるばかりでなく、流通業者にとっても
保管スペースを圧迫するという問題を引き起こし、さら
には消費者にとっては、持ち帰りが容易でなく多数個購
入することができないという不便な衣裳ケースを高額で
購入しなければならないという問題がある。
衣裳ケースでは、極めて簡単な構造の箱体を製造する場
合であっても広面の金型を用いて成形するものであるか
ら、当然、製品には金型代が付加されて製品コストを高
めることになる。また、一旦成形された箱体は軽量であ
る反面、嵩高いため、運送の効率が極めて悪く運送コス
トをも高めている。このような嵩高い点は、製造業者に
おいて不都合であるばかりでなく、流通業者にとっても
保管スペースを圧迫するという問題を引き起こし、さら
には消費者にとっては、持ち帰りが容易でなく多数個購
入することができないという不便な衣裳ケースを高額で
購入しなければならないという問題がある。
【０００５】本発明は以上のような従来の衣裳ケース等
の箱体における課題を考慮してなされたものであり、か
さばらずに運搬が容易であり、簡単に製造できてコスト
ダウンを図ることのできる組立式箱体を提供するもので
ある。
の箱体における課題を考慮してなされたものであり、か
さばらずに運搬が容易であり、簡単に製造できてコスト
ダウンを図ることのできる組立式箱体を提供するもので
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成樹脂製の
多角形薄板部材における各辺と平行に形成された折曲溝
に沿ってその折曲溝外側の薄板部を起立させることによ
り箱体が構成される組立式箱体であって、多角形薄板部
材の各角部は、薄板部を起立させた際に２つの三角形に
折り畳まれるよう構成され、起立させた薄板部の外壁に
は、折り畳みによって形成された三角形翼片を離脱自在
に添着係止する係止手段が設けられ、さらに、薄板部が
起立することによって形成される箱体の隅部には、該隅
部を着脱自在に鈎状に保形する保形手段が備えられてい
る組立式箱体である。
多角形薄板部材における各辺と平行に形成された折曲溝
に沿ってその折曲溝外側の薄板部を起立させることによ
り箱体が構成される組立式箱体であって、多角形薄板部
材の各角部は、薄板部を起立させた際に２つの三角形に
折り畳まれるよう構成され、起立させた薄板部の外壁に
は、折り畳みによって形成された三角形翼片を離脱自在
に添着係止する係止手段が設けられ、さらに、薄板部が
起立することによって形成される箱体の隅部には、該隅
部を着脱自在に鈎状に保形する保形手段が備えられてい
る組立式箱体である。
【０００７】本発明は、物品整理用容器として使用する
ことができ、また、植木鉢，プランター等の園芸用容器
として使用することができ、また、本発明の薄板部及び
底板部を多孔構造としたものは、水切り籠として使用す
ることができる。
ことができ、また、植木鉢，プランター等の園芸用容器
として使用することができ、また、本発明の薄板部及び
底板部を多孔構造としたものは、水切り籠として使用す
ることができる。
【０００８】本発明において、薄板部及び／または底板
部を多孔構造とするとともに運搬用の把手を取り付けた
ものは、キャンプ用バスケット，買い物籠等の運搬具と
して使用することができる。
部を多孔構造とするとともに運搬用の把手を取り付けた
ものは、キャンプ用バスケット，買い物籠等の運搬具と
して使用することができる。
【０００９】また、組立式箱体の開口を閉塞する蓋を備
えた本発明は、衣裳ケースとして使用することができ
る。さらにまた、組立式箱体を複数段格納する外枠を備
えた本発明もまた、衣裳ケースとして使用することがで
きる。
えた本発明は、衣裳ケースとして使用することができ
る。さらにまた、組立式箱体を複数段格納する外枠を備
えた本発明もまた、衣裳ケースとして使用することがで
きる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施例に基づ
いて本発明を詳細に説明する。図１は、本発明の組立式
箱体の基本構成を示す斜視図である。同図において、組
立式箱体１は、一枚のポリプロピレン樹脂製長方形薄板
部材（以下、薄板部材と略称する）における長辺側壁１
ａ，１ａと短辺側壁１ｂ，１ｂとをそれぞれ垂直に起立
させることにより箱体を構成するものであり、各側壁１
ａ，１ｂを起立させるにあたっては、薄板部材表面にそ
の各辺と平行に形成された折曲溝１ａ´，１ｂ´（図４
( ｃ) 参照）を折り目として起立させるようになってい
る。
いて本発明を詳細に説明する。図１は、本発明の組立式
箱体の基本構成を示す斜視図である。同図において、組
立式箱体１は、一枚のポリプロピレン樹脂製長方形薄板
部材（以下、薄板部材と略称する）における長辺側壁１
ａ，１ａと短辺側壁１ｂ，１ｂとをそれぞれ垂直に起立
させることにより箱体を構成するものであり、各側壁１
ａ，１ｂを起立させるにあたっては、薄板部材表面にそ
の各辺と平行に形成された折曲溝１ａ´，１ｂ´（図４
( ｃ) 参照）を折り目として起立させるようになってい
る。
【００１１】図４( ｃ) に示す薄板部材（内面を示す）
の各角部１ｃには、折曲溝の交点Ｆから薄板部材の角部
１ｃ頂点に向けて第二の折曲溝１ｃ´が形成されてお
り、側壁１ａ及び１ｂを垂直に起立させると、第二の折
曲げ溝１ｃ´を折り目として角部１ｃが２つの三角形に
折り畳まれ（図２参照）、三角形翼片を形成するように
なっている。また、角部１ｃには第二の折曲げ溝１ｃ´
を線対称として貫通孔２ａ，２ｂが穿設されており、両
者は折り畳まれた際に連通するようになっている。
の各角部１ｃには、折曲溝の交点Ｆから薄板部材の角部
１ｃ頂点に向けて第二の折曲溝１ｃ´が形成されてお
り、側壁１ａ及び１ｂを垂直に起立させると、第二の折
曲げ溝１ｃ´を折り目として角部１ｃが２つの三角形に
折り畳まれ（図２参照）、三角形翼片を形成するように
なっている。また、角部１ｃには第二の折曲げ溝１ｃ´
を線対称として貫通孔２ａ，２ｂが穿設されており、両
者は折り畳まれた際に連通するようになっている。
【００１２】一方、短辺側壁１ｂの外面には、連通する
上記貫通孔２ａ，２ｂと嵌合することによって角部１ｃ
を係止し得るボタン状の突起３が、短辺側壁１ｂと一体
に形成されており、折り畳まれた角部１ｃを側壁１ｂに
沿わせた状態で離脱自在に係止することができるように
なっている。なお、図２中、符号１ｄは、折り畳まれた
角部１ｃが側壁１ｂ表面と略面一になるように凹設され
た収容凹部である。
上記貫通孔２ａ，２ｂと嵌合することによって角部１ｃ
を係止し得るボタン状の突起３が、短辺側壁１ｂと一体
に形成されており、折り畳まれた角部１ｃを側壁１ｂに
沿わせた状態で離脱自在に係止することができるように
なっている。なお、図２中、符号１ｄは、折り畳まれた
角部１ｃが側壁１ｂ表面と略面一になるように凹設され
た収容凹部である。
【００１３】また、連通する貫通孔２ａ，２ｂが突起３
によって係止された後の箱体１の隅部４箇所には、各側
壁同士１ａ，１ｂを跨るようにして、保形手段としての
鈎状のポリプロピレン樹脂製またはＡＢＳ樹脂製の止め
具（以下止め具と略称する）４がそれぞれ装着され、側
壁１ａ，１ｂを連結して補強するとともにＬ字状に保形
するようになっている。詳しくは、止め具４の下面には
ピン４ａが突設され、これに対し、側壁１ａ，１ｂの上
縁にはそのピン４ａを挿入するためのピン孔４ａ´が形
成されている。なお、ピン孔４ａ´が形成されている上
縁には、図４(ｂ) 及び図４( ｄ) に示すように、側壁
１ａまたは１ｂ上縁から内向き鈎状に延設された鍔部１
ｅまたは１ｆが形成されている。なお、図４（ａ）は薄
板部材の外面形状を示している。
によって係止された後の箱体１の隅部４箇所には、各側
壁同士１ａ，１ｂを跨るようにして、保形手段としての
鈎状のポリプロピレン樹脂製またはＡＢＳ樹脂製の止め
具（以下止め具と略称する）４がそれぞれ装着され、側
壁１ａ，１ｂを連結して補強するとともにＬ字状に保形
するようになっている。詳しくは、止め具４の下面には
ピン４ａが突設され、これに対し、側壁１ａ，１ｂの上
縁にはそのピン４ａを挿入するためのピン孔４ａ´が形
成されている。なお、ピン孔４ａ´が形成されている上
縁には、図４(ｂ) 及び図４( ｄ) に示すように、側壁
１ａまたは１ｂ上縁から内向き鈎状に延設された鍔部１
ｅまたは１ｆが形成されている。なお、図４（ａ）は薄
板部材の外面形状を示している。
【００１４】次に、上記構成を有する本実施例の組立方
法を図１〜図３を参照しながら説明する。まず、図３に
おいて、第二の溝１ｃ´を折り目として、角部１ｃを矢
印Ｃ 1 及びＣ2 方向に向けて２つの三角形に折り畳む。
次いで図２に示すように折り畳まれた角部１ｃとしての
三角形翼片をＣ3 方向に折曲げ、連通する貫通孔２ａ，
２ｂに突起３を嵌め込む。さらに、図１に示すように、
側壁１ａ，１ｂの上縁に形成されているピン孔４ａ´に
止め具４のピン４ａを差し込み、側壁１ａと１ｂをＬ字
状に固定する。このような動作を、箱体１の各角部につ
いて行うことにより、工具を使用することなく、簡便に
箱体１を組み立てることができる。なお、上記と逆の動
作を行なえば、箱体１を簡単に元の薄板部材に展開する
ことができる。
法を図１〜図３を参照しながら説明する。まず、図３に
おいて、第二の溝１ｃ´を折り目として、角部１ｃを矢
印Ｃ 1 及びＣ2 方向に向けて２つの三角形に折り畳む。
次いで図２に示すように折り畳まれた角部１ｃとしての
三角形翼片をＣ3 方向に折曲げ、連通する貫通孔２ａ，
２ｂに突起３を嵌め込む。さらに、図１に示すように、
側壁１ａ，１ｂの上縁に形成されているピン孔４ａ´に
止め具４のピン４ａを差し込み、側壁１ａと１ｂをＬ字
状に固定する。このような動作を、箱体１の各角部につ
いて行うことにより、工具を使用することなく、簡便に
箱体１を組み立てることができる。なお、上記と逆の動
作を行なえば、箱体１を簡単に元の薄板部材に展開する
ことができる。
【００１５】図５は上記貫通孔２ａ，２ｂを利用して把
手５を取り付け、蓋６を別部品として用意し、衣裳ケー
スに構成したものである。また、図６は、短辺側壁７ｂ
に把手７ｃを一体に設け、角部７ｄを突起８に対して係
止または離脱するように構成したものである。このよう
な構成の衣裳ケースでは、積み重ねた状態のまま、角部
７ｄを容易に開放することができるため、衣裳の収納ま
たは取り出しができる。また、図７は図５に示した箱体
１を複数段積み重ね、箱状の外枠９内に格納して衣裳ケ
ースを構成したものである。
手５を取り付け、蓋６を別部品として用意し、衣裳ケー
スに構成したものである。また、図６は、短辺側壁７ｂ
に把手７ｃを一体に設け、角部７ｄを突起８に対して係
止または離脱するように構成したものである。このよう
な構成の衣裳ケースでは、積み重ねた状態のまま、角部
７ｄを容易に開放することができるため、衣裳の収納ま
たは取り出しができる。また、図７は図５に示した箱体
１を複数段積み重ね、箱状の外枠９内に格納して衣裳ケ
ースを構成したものである。
【００１６】図８〜１０は本発明の組立式箱体を整理ボ
ックスとして使用する場合を示したものである。図８に
おいて、側壁１０ａ及び１０ｂを垂直に起立させ、角部
１１ａ，１１ｂを折曲げて突起１２に係止させる構成の
整理ボックスは、有底筒状をなすものである。なお図
中、符号１３は鈎状の止め具を示している。
ックスとして使用する場合を示したものである。図８に
おいて、側壁１０ａ及び１０ｂを垂直に起立させ、角部
１１ａ，１１ｂを折曲げて突起１２に係止させる構成の
整理ボックスは、有底筒状をなすものである。なお図
中、符号１３は鈎状の止め具を示している。
【００１７】図９は図８の変形例を示したものであり、
図中、符号１４ａ，１４ｂは側壁を示し、１５ａ，１５
ｂは折り畳まれた角部を示している。なお、以下、図８
と同じ構成要素については同一符号を付してその説明を
省略する。
図中、符号１４ａ，１４ｂは側壁を示し、１５ａ，１５
ｂは折り畳まれた角部を示している。なお、以下、図８
と同じ構成要素については同一符号を付してその説明を
省略する。
【００１８】図１０は側壁１６ａ，１６ｂの一方に把手
１７を一体成形したものである。なお、上記図８〜１０
において、折り畳むための角部を除く側壁については網
目（多孔）構造として軽量化，通気性を図ることができ
る。
１７を一体成形したものである。なお、上記図８〜１０
において、折り畳むための角部を除く側壁については網
目（多孔）構造として軽量化，通気性を図ることができ
る。
【００１９】図１１は本発明の組立式箱体における側壁
１８ａ，１８ｂを網目（多孔）構造とするとともに運搬
用の把手１９を取り付け、キャンプ用のバスケット、ま
たは買い物籠等の運搬具として使用できるように構成し
たものである。
１８ａ，１８ｂを網目（多孔）構造とするとともに運搬
用の把手１９を取り付け、キャンプ用のバスケット、ま
たは買い物籠等の運搬具として使用できるように構成し
たものである。
【００２０】図１２は本発明の組立式箱体を植木鉢とし
て使用する場合の構成を示したものである。図中、符号
２０ａ，２０ｂは側壁を示し、２１は折り畳まれた角部
を示している。なお、側壁２０ａ，２０ｂ外壁には、装
飾用、及び土圧，植物根の繁殖力に抗する補強用として
多数本の溝２０ａ´を形成することができる。
て使用する場合の構成を示したものである。図中、符号
２０ａ，２０ｂは側壁を示し、２１は折り畳まれた角部
を示している。なお、側壁２０ａ，２０ｂ外壁には、装
飾用、及び土圧，植物根の繁殖力に抗する補強用として
多数本の溝２０ａ´を形成することができる。
【００２１】また、図１３は一方の側壁２２ａを網目
（多孔）構造として植木鉢カバーを構成したものであ
る。他方の側壁２２ｂには角部２３が折り畳まれ、把手
２４が取り付けられている。なお、本発明において側壁
の断面形状は、平板断面に限らず、丸波断面，角波断面
等任意の断面形状で構成することができる。
（多孔）構造として植木鉢カバーを構成したものであ
る。他方の側壁２２ｂには角部２３が折り畳まれ、把手
２４が取り付けられている。なお、本発明において側壁
の断面形状は、平板断面に限らず、丸波断面，角波断面
等任意の断面形状で構成することができる。
【００２２】また、本発明の組立式箱体は、上記したポ
リプロピレン樹脂に限らず、ポリエチレン樹脂、ポリス
チレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂
等で構成することもできる。また、本発明の多角形薄板
部材は、上記実施例に示したような底面が正方形，長方
形のものに限らず、それ以外の例えば正六角形等の多角
形のものも含まれる。
リプロピレン樹脂に限らず、ポリエチレン樹脂、ポリス
チレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂
等で構成することもできる。また、本発明の多角形薄板
部材は、上記実施例に示したような底面が正方形，長方
形のものに限らず、それ以外の例えば正六角形等の多角
形のものも含まれる。
【００２３】また、本発明の保形手段は、上記実施例で
はポリプロピレン樹脂またはＡＢＳ樹脂で構成したが、
これに限らず、アルミニウム，ステンレス等の金属製止
め具で構成することもできる。また、本発明の組立式箱
体は、内面となる一方表面が平滑面で構成されているた
め印刷を施すことが可能である。
はポリプロピレン樹脂またはＡＢＳ樹脂で構成したが、
これに限らず、アルミニウム，ステンレス等の金属製止
め具で構成することもできる。また、本発明の組立式箱
体は、内面となる一方表面が平滑面で構成されているた
め印刷を施すことが可能である。
【００２４】また、本発明の組立式箱体は、上記実施例
に限らず、弁当箱，サンドイッチケース等のランチ用品
として、キャンプ用品等を収納するアウトドア用品とし
て、書類，事務用品を収納するステーショナリー用品と
して、新聞ストッカー等のインテリア用品として、工具
箱，洗車用バケツ等のカー用品として、店舗販売用の容
器として、必要なときに組み立てて使用する踏み台とし
て等、様々な分野において適用することができる。さら
にまた、本発明の組立式箱体の側壁及び底板を目の細か
い網目（多孔）構造とすれば、例えばコップ，茶碗の水
切り籠等の水廻り用品として使用することができる。
に限らず、弁当箱，サンドイッチケース等のランチ用品
として、キャンプ用品等を収納するアウトドア用品とし
て、書類，事務用品を収納するステーショナリー用品と
して、新聞ストッカー等のインテリア用品として、工具
箱，洗車用バケツ等のカー用品として、店舗販売用の容
器として、必要なときに組み立てて使用する踏み台とし
て等、様々な分野において適用することができる。さら
にまた、本発明の組立式箱体の側壁及び底板を目の細か
い網目（多孔）構造とすれば、例えばコップ，茶碗の水
切り籠等の水廻り用品として使用することができる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の組立式箱体によれば、かさばらずに運搬が容易
であり、しかも簡単に製造できてコストダウンを図るこ
とができる。また、板状に展開すれば保管スペースが極
めて小さくなり、保管のための維持費を節約することが
できる。また、本発明の組立式箱体は、工具を使わず極
めて簡単に組み立てることができるため、熟練者である
か否かに拘らず均一な箱体が得られる。
本発明の組立式箱体によれば、かさばらずに運搬が容易
であり、しかも簡単に製造できてコストダウンを図るこ
とができる。また、板状に展開すれば保管スペースが極
めて小さくなり、保管のための維持費を節約することが
できる。また、本発明の組立式箱体は、工具を使わず極
めて簡単に組み立てることができるため、熟練者である
か否かに拘らず均一な箱体が得られる。
【００２６】また、本発明の組立式箱体は、継ぎ目のな
い構造であるため、液体を収容することもできる。ま
た、板状に展開した場合は洗浄が容易である。また、本
発明の組立式箱体は、内面については印刷することがで
き、また、外面については様々な断面形状を付与するこ
とができる等、デザインを施す自由度があるという長所
がある。
い構造であるため、液体を収容することもできる。ま
た、板状に展開した場合は洗浄が容易である。また、本
発明の組立式箱体は、内面については印刷することがで
き、また、外面については様々な断面形状を付与するこ
とができる等、デザインを施す自由度があるという長所
がある。
【図１】本発明の組立式箱体の基本構成を示す斜視図で
ある。
ある。
【図２】図１に示す角部の折り畳み状態を説明する斜視
図である。
図である。
【図３】本発明の組立方法を説明する斜視図である。
【図４】図１に示す組立式箱体の展開図である。
【図５】本発明の組立式箱体を衣裳ケースとして構成し
た場合を示す斜視図である。
た場合を示す斜視図である。
【図６】本発明の衣裳ケースを多段積みして使用する場
合を示す斜視図である。
合を示す斜視図である。
【図７】本発明の組立式箱体を多段収納式衣裳ケースと
して構成した場合を示す斜視図である。
して構成した場合を示す斜視図である。
【図８】本発明の組立式箱体を整理ボックスとして構成
した場合を示す斜視図である。
した場合を示す斜視図である。
【図９】本発明の整理ボックスの他の実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図１０】本発明の整理ボックスのさらに他の実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図１１】本発明の組立式箱体を運搬具として構成した
場合を示す斜視図である。
場合を示す斜視図である。
【図１２】本発明の組立式箱体を植木鉢として構成した
場合を示す斜視図である。
場合を示す斜視図である。
【図１３】本発明の組立式箱体を植木鉢カバーとして構
成した場合を示す斜視図である。
成した場合を示す斜視図である。
１ 組立式箱体 １ａ，１ｂ 側壁 １ａ´，１ｂ´ 折曲溝 １ｃ 角部 ２ａ，２ｂ 貫通孔 ３ 突起 ４ 止め具 ５ 把手 ６ 蓋
Claims (7)
- 【請求項１】 合成樹脂製の多角形薄板部材における各
辺と平行に形成された折曲溝に沿ってその折曲溝外側の
薄板部を起立させることにより箱体が構成される組立式
箱体であって、 前記多角形薄板部材の各角部は、前記薄板部を起立させ
た際に２つの三角形に折り畳まれるよう構成され、起立
させた前記薄板部の外壁には、折り畳みによって形成さ
れた三角形翼片を離脱自在に添着係止する係止手段が設
けられ、さらに、前記薄板部が起立することによって形
成される前記箱体の隅部には、該隅部を着脱自在に鈎状
に保形する保形手段が備えられていることを特徴とする
組立式箱体。 - 【請求項２】 請求項１記載の組立式箱体を、物品整理
用容器として使用することを特徴とする組立式箱体。 - 【請求項３】 請求項１記載の組立式箱体を、植木鉢，
プランター等の園芸用容器として使用することを特徴と
する組立式箱体。 - 【請求項４】 請求項１記載の組立式箱体において、前
記薄板部及び底板部を多孔構造とし、水切り籠として使
用することを特徴とする組立式箱体。 - 【請求項５】 請求項１記載の組立式箱体において、前
記薄板部及び／または底板部を多孔構造とするとともに
運搬用の把手を取り付け、キャンプ用バスケット，買い
物籠等の運搬具として使用することを特徴とする組立式
箱体。 - 【請求項６】 請求項１記載の組立式箱体と、該組立式
箱体の開口を閉塞する蓋とを備え、衣裳ケースとして使
用することを特徴とする組立式箱体。 - 【請求項７】 請求項１記載の組立式箱体と、該組立式
箱体を格納する外枠とを備え、衣裳ケースとして使用す
る組立式箱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33083195A JP3439010B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 組立式箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33083195A JP3439010B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 組立式箱体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09169330A true JPH09169330A (ja) | 1997-06-30 |
| JP3439010B2 JP3439010B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=18237033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33083195A Expired - Fee Related JP3439010B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 組立式箱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3439010B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010533110A (ja) * | 2007-07-13 | 2010-10-21 | エイドリアン ポール ライト、 | 折り目を取り入れたシート材料 |
| JP6435390B1 (ja) * | 2017-10-17 | 2018-12-05 | 山下 健治 | 金具類及び金釘無し棺、およびその製造方法 |
| JP2021127180A (ja) * | 2020-01-22 | 2021-09-02 | クーパン コーポレイション | 保冷包装箱 |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP33083195A patent/JP3439010B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010533110A (ja) * | 2007-07-13 | 2010-10-21 | エイドリアン ポール ライト、 | 折り目を取り入れたシート材料 |
| JP6435390B1 (ja) * | 2017-10-17 | 2018-12-05 | 山下 健治 | 金具類及び金釘無し棺、およびその製造方法 |
| JP2021127180A (ja) * | 2020-01-22 | 2021-09-02 | クーパン コーポレイション | 保冷包装箱 |
| US11273968B2 (en) | 2020-01-22 | 2022-03-15 | Coupang Corp. | Packaging box for cooling |
| TWI803793B (zh) * | 2020-01-22 | 2023-06-01 | 韓商韓領有限公司 | 用於冷卻之包裝盒 |
| US11667454B2 (en) | 2020-01-22 | 2023-06-06 | Coupang Corp. | Packaging box for cooling |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3439010B2 (ja) | 2003-08-25 |
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