JPH09168759A - 流体送出システムにおける変動補償方法 - Google Patents

流体送出システムにおける変動補償方法

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JPH09168759A
JPH09168759A JP25201596A JP25201596A JPH09168759A JP H09168759 A JPH09168759 A JP H09168759A JP 25201596 A JP25201596 A JP 25201596A JP 25201596 A JP25201596 A JP 25201596A JP H09168759 A JPH09168759 A JP H09168759A
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ゲイリー・ダヴリュー・ボックス
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D7/00Control of flow
    • G05D7/06Control of flow characterised by the use of electric means
    • G05D7/0617Control of flow characterised by the use of electric means specially adapted for fluid materials
    • G05D7/0629Control of flow characterised by the use of electric means specially adapted for fluid materials characterised by the type of regulator means
    • G05D7/0635Control of flow characterised by the use of electric means specially adapted for fluid materials characterised by the type of regulator means by action on throttling means

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体圧力を調整しつつ送出するシステムにお
いて部品の磨耗や送出流体の粘性の変化による変動のた
めの補償をリアルタイムで行うことができる変動補償方
法の提供。 【解決手段】 第1カウンタ16と第2カウンタ18に
所定の値を予めセットする。第1のカウンタ16はシス
テム出口のフローメータ14からのパルス毎に減少し、
第2のカウンタ18はコマンド入力28に応じて減少す
る。第1のカウンタ16の値がゼロになったら第2のカ
ウンタ18の値に応じてゲインを増減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は流体送出システムにお
ける変動補償方法に関するものである。また、この発明
は1995年9月22日に出願された、アメリカ合衆国
特許出願第60/004,204号の継続出願に対応するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】流体を圧力調整制御して送出するシステ
ムは多年にわたり利用されている。しかしながら、この
ようなシステムはその構成部品が磨耗し或いはその送出
材料そのものの粘性等が変化すると、正確度が失われる
ことが知られている。従来、このようなシステムは例え
ば自動車のフロントガラスの周囲に接着剤のビードを設
けるためのロボットに利用されている。過去において実
施されていた限りでは、このような変動の補正はロボッ
トの作動の一つのサイクル、例えばフロントガラスの周
囲に一つの完全なビードが設けられることを基礎として
なされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、状況の
変化は作動の一つのサイクルよりも速いため、変動の補
償を正確に行うことができなかった。
【0004】
【発明の目的】従って、本発明は自動体積補償によって
このようなシステムの変動のための補償をリアルタイム
で行うことができる変動補償方法の提供を目的とする。
また、本発明のもう一つの目的は容易に実行でき、かつ
基本的なシステムに既に組み込まれているハードウェア
を利用できる変動補償方法の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の方法を適用する
システムではギヤメータのようなフローメータと、コン
トローラの設定値を係数Kで乗算するゲインブロックと
を有している。このゲインブロック及び他のデータ処理
機能は付属のコントローラにソフトウェアとして組み入
れられている。補償の順序は第1及び第2の2つのカウ
ンタに一定の値をセットすることで開始される。第1の
カウンタはフローメータからのパルス毎に減少し、第2
のカウンタは他の設備(例えばロボットのコントロー
ラ)からの設定値コマンドに比例した量だけ、定期的に
減少する。第1のカウンタがゼロになると、これは予め
設定された一定の値がなくなったことであり、第2のカ
ウンタの内容がゼロと比較される。第2のカウンタの内
容がゼロよりも大きければゲインが所定の小さな量だけ
増加され、第2のカウンタの内容がゼロよりも小さけれ
ばゲインが同様な所定の小さな量だけ減少される。次い
で両カウンタがリセットされて、同様なプロセスが繰り
返される。
【0006】ゲインの係数Kは値1から始まり、最大値
から最小値の間(例えば0.5〜1.5の間)を変動で
きる。サンプル体積は全体の送出サイクル(例えば上記
のフロントガラスのためのサイクル)の過程で何度も調
整がなされるよう、十分に小さな値に設定される。この
ような補償を実施するのに操作者の入力操作は不要であ
る。
【0007】また、好ましい実施形態において、各カウ
ンタには最初は64カウントが負荷される。ゲインの係
数Kは0.01で増加あるいは減少され、0.5もしく
は1.5の限界に達したら操作者に警報が出され、操作
者に装置の全体の作動のチェックと再校正の指示がなさ
れる。
【0008】以上述べてきた発明の目的や利点は、添付
の図面を参照した以下の説明により、さらに明らかにな
るであろう。
【0009】
【実施の形態】以下、添付図面に基づいてこの発明の実
施形態を説明する。本発明の方法を実施するためのシス
テムは点線のブロック12で示したような一般的な流体
の圧力調整のための制御装置に利用されるように設計さ
れたものであり、全体が10で示してある。この装置の
流体出口にはフローメータ14が設けられており、この
フローメータ14は第1カウンタ16にパルス信号を送
る。例えば、フローメータ14は流体が0.1914c
c送出される毎に一つの出力パルスを出し、このパルス
によって第1カウンタ16が減少される。
【0010】第1カウンタ16は第2カウンタ18と同
時に設定され、第2カウンタ18はクロック26を介す
るコマンド入力28の入力によって減少される。第1カ
ウンタ16がゼロに達した時点でコンパレータ20が第
2カウンタ18の内容を見る。第2カウンタ18の内容
がゼロよりも大きければブロック24のゲインが小さな
一定量だけ増加され(好ましい実施形態では0.0
1)、第2カウンタ18の内容がゼロよりも小さければ
ゲインが同じ量だけ減少される。ブロック24における
ゲインは、好ましい実施形態では、最大で1.5,最小
で0.5の値をとることが許容されており、この最小値
では何らの変化も生じず、システムに注意する必要が有
ることを操作者に警告するための警報が出される。
【0011】本発明の方法は特許請求の範囲により限定
された発明の精神及び範囲を逸脱することなく、様々な
変形や変更をなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による送出システムのブロ
ック線図である。
【符号の説明】
14 フローメータ 16 第1カウンタ 18 第2カウンタ 20 コンパレータ 24 ブロック 28 コマンド入力

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力コマンドと、ループゲインを有する
    ゲインブロックと、システムの実際の出力を測定し、送
    出される流体の単位体積毎に出力パルスを出すフローメ
    ータとを有する流体送出システムにおける変動補償方法
    であって、 第1及び第2のカウンタを設けて、各カウンタに所定量
    を負荷し、 前記フローメータからの各パルスで前記第1カウンタを
    減少させ、 前記入力コマンドから算出される流量に相当する量だけ
    前記第2カウンタを定期的に減少させ、 前記第1カウンタがゼロになったら前記第1及び第2カ
    ウンタを比較し、 前記第2カウンタの内容がゼロよりも大きければ前記ゲ
    インブロックを増加させ、 前記第2カウンタの内容がゼロよりも小さければ前記ゲ
    インブロックを減少させる、 流体送出システムにおける変動補償方法。
  2. 【請求項2】 前記ゲインブロックは一定の量で増加さ
    れる請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記ゲインブロックは一定の量で減少さ
    れる請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 前記ループゲインは最大値と最小値を有
    する請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 前記最大値と最小値の一方に達すると警
    報が出される請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 入力コマンドと、ループゲインを有する
    ゲインブロックと、システムの実際の出力を測定し、送
    出される流体の体積に対応する信号を出すフローメータ
    とを有する流体送出システムにおける変動補償方法であ
    って、 所定量の流体が送出されたら前記入力コマンドと前記体
    積信号とを比較し、 前記入力コマンドと前記体積信号との差がゼロよりも大
    きければ前記ゲインブロックを増加させ、 前記入力コマンドと前記体積信号との差がゼロよりも小
    さければ前記ゲインブロックを減少させる、 流体送出システムにおける変動補償方法。
  7. 【請求項7】 前記ゲインブロックは一定の量で増加さ
    れる請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 前記ゲインブロックは一定の量で減少さ
    れる請求項6の方法。
  9. 【請求項9】 前記ループゲインは最大値と最小値を有
    する請求項6の方法。
  10. 【請求項10】 前記最大値と最小値の一方に達すると
    警報が出される請求項9の方法。
JP25201596A 1995-09-22 1996-09-24 流体送出システムにおける流量変動補償方法 Expired - Fee Related JP4006040B2 (ja)

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DE69614628T2 (de) 2001-12-06
DE69614628D1 (de) 2001-09-27
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