JPH09168023A - 多重伝送システム - Google Patents

多重伝送システム

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Publication number
JPH09168023A
JPH09168023A JP7326878A JP32687895A JPH09168023A JP H09168023 A JPH09168023 A JP H09168023A JP 7326878 A JP7326878 A JP 7326878A JP 32687895 A JP32687895 A JP 32687895A JP H09168023 A JPH09168023 A JP H09168023A
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JP
Japan
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speed packet
transmission
speed
signal
fixed
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Withdrawn
Application number
JP7326878A
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English (en)
Inventor
Mitsunobu Kuroda
光信 黒田
Moroo Koyama
師生 小山
Toshihiro Hosokawa
智弘 細川
Hirotatsu Shinomiya
弘達 篠宮
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1本の信号線に複数の伝送速度の端末器を共存
させても、互いに誤動作が生じないようにすることを目
的とする。 【解決手段】伝送信号のパケットは固定速パケット部P
1 と可変速パケット部P2 とで構成され、可変速パケッ
ト部P2 の後ろに10ms幅の無信号のエンドコンデシ
ョンEを設けてある。固定速パケット部P1 は1バイト
構成で、その先頭ビットa1 をスタートビット、次の2
ビットa1 ,a2 を優先コード指定フラグ、次の2ビッ
トa3 ,a4 を伝送速度指定フラグ、次の3ビットa5
乃至a7を可変速パケットバイトカウンタとしている。
可変速パケット部P2 は1乃至8バイトの構成で、その
伝送速度は10kbps又は20kbps又は40kb
ps又は80kbpsをとるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末器間で通信を
行うことができる多重伝送システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図10に示すような遠隔制御に用
いる多重伝送システムにおいて、伝送速度が10Kbp
sである端末器41と端末器42、及び伝送速度が80
Kbpsである端末器51と端末器52が、1本の信号
線30に接続されて信号線30を共有して伝送を行おう
とした場合、伝送速度が異なる端末器間例えば端末器4
1と端末器5lの間での通信ができないのは当然である
が、伝送速度が同じ10Kbpsの端末器41と端末器
42の間で伝送を行った場合、その信号を異なる伝送速
度の端末器5lや端末器52が誤って異常な信号として
受信してしまい誤動作してしまうことがあった。
【0003】そのため可変速の伝送速度を同一信号線に
共存させるために、1ビット目のパルス幅により伝送速
度を判断する方法を用いた伝送方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1ビット目の
パルス幅により伝送速度を判断する方法を用いた伝送方
式では、アクセス制御における優先順位が伝送速度に依
存してしまうという問題があり、優先コード等のデータ
内容により送信権の優先順位を指定することができなか
った。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
で、アクセス制御における優先準位が伝送速度に依存す
ることなく、1本の信号線に複数の伝送速度の端末器を
共存させても互いに誤動作が生じない多重伝送システム
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、複数の端末器が信号線を介
して接続され、各端末器が互いに信号の送受信を行う多
重伝送システムにおいて、信号の1パケットが、固定速
パケット部と可変速パケット部とで構成され、固定速パ
ケット部に可変速パケット部の伝送速度を示すデータを
有することを特徴とし、各端末器は固定速の伝送速度で
固定速パケット部のデータ内容を受信し、可変速パケッ
ト部の伝送速度を認識することができる。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、固定速パケット部を可変速パケット部よりも前に
設け、固定速パケット部に可変速パケット部の伝送速度
を示すデータとして指定フラグを有するので、指定フラ
グの内容を判断することにより可変速パケット部の伝送
速度を判断することができる。請求項3の発明では、請
求項2の発明において、各端末器が、固定速パケット部
の伝送速度の指定フラグの内容に従って信号受信処理部
の伝送速度を切り替える機能を有するので、指定フラグ
の内容に従って信号受信処理部の伝送速度を可変速パケ
ット部の伝送速度に対応させるように切り替えることが
できる。
【0008】請求項4の発明では、請求項2の発明にお
いて、各端末器が、固定速パケット部の伝送速度の指定
フラグの内容と自端末器の伝送速度とを比較して一致し
ていなければ可変速パケット部の信号を無視する機能を
有するので、可変速パケット部を正常に受信できない場
合には無視し、誤った信号を受信するのを防ぐことがで
きる。
【0009】請求項5の発明では、請求項1乃至4の発
明において、可変速パケット部の伝送速度と固定速パケ
ット部の伝送速度の関係が定数倍であることを特徴と
し、高速の可変速パケット部の伝送速度で固定速パケッ
ト部のデータを受信した場合に、固定速パケット部の1
ビットのデータが複数ビットの同じレベルのデータとし
て受信され、ハードウェア的に伝送速度を切り替える必
要がなく、ソフトウェア的に正常に受信データを判断す
ることができる。
【0010】請求項6の発明では、請求項1乃至5の発
明において、固定速パケット部で、CSMA/CDによ
る勝ち残り方式によって送信権獲得のアクセス制御を行
うことを特徴とし、固定速パケット部で競合判断するこ
とができる。請求項7の発明では、請求項6の発明にお
いて、固定速パケット部にアクセス制御における優先レ
ベルの指定フラグを有することを特徴とし、可変速パケ
ット部の伝送速度とは無関係に優先レベルを指定したア
クセス制御を行うことができる。
【0011】請求項8の発明では、請求項1乃至7の発
明において、固定速パケット部に可変速パケット部の伝
送時間要素データを有することを特徴とし、伝送速度の
速い可変速パケット部を正常に受信できない場合でも、
どれだけの時間を無視しておれば良いか判断することが
できる。請求項9の発明では、請求項1乃至8の発明に
おいて、1パケットの終了を示す無信号時間が可変速パ
ケット部の伝送速度によらず一定であることを特徴と
し、可変速パケット部を受信できない端末器でも、一定
の無信号時間を検出して、次のパケットを受信開始する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図9は伝送速度が異なる端末器1
1、12と、端末器21、22とを共通の信号線30に
接続した本発明の一実施の形態のシステム構成図を示し
ており、この多重伝送システムでは、信号の1パケット
を図1に示すような固定速パケット部P1 と可変速パケ
ット部P2 とで構成し、可変速パケット部P2 の後ろに
10ms幅の無信号のエンドコンデションEを設け、図
2のような信号ストラクチヤーの信号を送受信するよう
になっている。ここで固定速パケット部P1 は1バイト
構成となっており、その先頭ビットa1 をスタートビッ
ト、次の2ビットa1 ,a2 を優先コード指定フラグ、
次の2ビットa3 ,a4 を伝送速度指定フラグ、次の3
ビットa5 乃至a7 を可変速パケットバイトカウンタと
し、優先コード指定フラグはその内容が”00”であれ
ば優先レベル1(最優先)、”01”であれば優先レベ
ル2、”10”であれば優先レベル3、”11”であれ
ば優先レベル4とし、また伝送速度指定フラグはその内
容が”00”であれば10Kbps、”01”であれば
20Kbps、”10”であれば40Kbps、”1
1”であれば80Kbpsを夫々示すようになってい
る。可変速パケット部P2 は1乃至8バイトの構成とな
っており、その伝送速度は10Kbps(単位伝送時間
100μs)又は20Kbps(単位伝送時間50μ
s)又は40Kbps(単位伝送時間25μs)又は8
0Kbps(単位伝送時間12.5μs)をとるように
なっている。優先コード指定は、伝送速度に依存しない
優先準位を持たせ、可変速パケット部P2 の伝送速度と
は無関係に優先レベルを指定したアクセス制御を可能と
するためのものである。また可変速パケット部P2 の伝
送速度を定数倍としているのは、高速の可変速パケット
部P2 の伝送速度で固定速パケット部P 1 のデータを受
信した場合に、固定速パケット部P1 の1ビットデータ
が複数ビットの同じレベルのデータとして受信され、後
述のように伝送速度とは無関係に優先レベルを指定した
アクセス制御を可能とする。
【0013】図1に示す端末器11及び端末器12は2
0Kbpsの可変速パケット部P2の送受信を行う端末
器であり、各々図3、図4のような端末器構成となって
いる。端末器21及び端末器22は10Kbpsの可変
速パケット部の送受信を行う端末器であり、図5(a)
(b)のような端末器構成をしている。
【0014】次に本実施の形態の動作を端末器22が端
末器21に対して図6のような信号を送信する場合につ
いて説明する。今端末器22が信号処理部224から図
6(a)に示す送信データを出力して信号送信部225
で同図(b)に示す信号に変換し、信号線30を介して
端末器21に対して送信するのと同時に、端末器12が
信号処理部124から図7(a)に示す送信データを出
力して信号送信部125で同図(b)に示す信号に変換
し端末器11に対して送信を開始したとする。
【0015】各端末器11,12、21,22はアクセ
ス制御方式としてCSMA/CDの勝ち残り方式を採用
しており、データ”0”とデータ”1”が競合した場合
に、データ”0”が勝ち残るようになっている。端末器
22が送信した図6(a)のデータと、端末器12が送
信した図7(a)のデータが競合していくと、3ビット
目のデータで端末器22の送信したデータ”0”が端末
器12が送信したデータ”1”に競合勝ちするため、端
末器12はその時点で送信を停止する。
【0016】端末器22は、競合勝ちしているため、そ
のまま送信を続ける。端末器22の送信している図6
(b)の信号の最初の8ビットの固定速パケット部P1
を、端末器21及び端末器11は信号受信部211及び
111にて10KHzのクロックで受信する。このクロ
ックは伝送処理部クロック発生部213及び113から
伝送処理用クロックとして与えられる。
【0017】端末器21及び端末器11の伝送速度指定
フラグ判断部212及び112は固定速パケット部P1
にある伝送速度指定フラグの内容を確認して、送信され
てきている信号の可変速パケット部P2 の伝送速度が1
0Kbpsであると判断する。端末器21は伝送速度指
定フラグ判断部212で自分が受信処理を行うことがで
きる10Kbpsの信号伝送速度の信号であると判断し
て、伝送処理用クロック発生部213の伝送処理用のク
ロックを図6(c)に示すように10KHzのままにし
て伝送速度10Kbpsで受信を継続し、図6(d)に
示す受信データを信号処理部214は取り込む。
【0018】端末器11は、伝送速度指定フラグ判断部
112で10Kbpsの信号であると判断して信号伝送
速度を10KHzのままで受信を継続するが、データ内
容が自己宛でないことを判断して、信号処理部114で
受信データを破棄する。このようにして、端末器22の
送信した可変速パケット部P2 の10Kbpsの伝送速
度の信号が、端末器21に正常に受信されると共に、2
0KHzの可変速パケット部P2 の送受信を行う端末器
11も誤動作することがなく送信が完了する。
【0019】次に、端末器12が端末器11に対して図
7のような信号を送信する場合について説明する。端末
器22の信号送信後、先程CSMA/CDの競合に負け
た端末器12が図7(a)に示すデータを持つ図7
(b)の信号の送信を開始したとする。端末器12の送
信している図7(b)の信号の最初の8ビットの固定速
パケット部P1 を、端末器11及び端末器21は伝送処
理用クロック発生部113及び213から与えられる1
0KHzのクロックで受信する。
【0020】端末器11及び端末器21は、伝送速度指
定フラグ判断部112及び212で固定速パケット部P
1 にある伝送速度指定フラグを確認して、送信されてき
ている信号の可変速パケット部P2 の伝送速度が20K
bpsであると判断する。つまり端末器21は、伝送速
度指定フラグ判断部212で自分が受信処理を行うこと
ができない20Kbpsの信号伝送速度の信号であると
判断して、信号無視タイミング信号を出力して伝送時間
要素たる可変速パケットバイトカウンタの値である4バ
イト分の時間、信号受信処理を停止する。20Kbps
の信号の4バイト分は10Kbpsの2バイト分の時間
に相当し、1600μsの間信号受信を無視し、その後
次の信号受信処理を開始する。
【0021】尚、ここでは信号受信を無視するタイミン
グを可変速パケットバイトカウンタの値で判断したが、
エンドコンディションEである10msの無信号を検出
するまで受信した信号を無視するようにしてもよい。他
方端末器11は、伝送速度指定フラグ判断部112で可
変速パケット部P1の伝送速度が20Kpsであると判
断し、伝送処理用クロック発生部113に切替信号を与
えて図7(c)に示すように伝送処理用クロックを20
KHzに切り替えることにより、20Kbpsで送信し
てくる可変速パケット部P2 の信号を図7(d)に示す
ように正常に受信することができる。
【0022】このようにして、端末器12の送信した可
変速パケット部P2 が20Kbpsの伝送速度の信号
が、端末器11に正常に受信されると共に、10KHz
の可変速パケット部P2 の送受信を行う端末器21も誤
動作することがなく送信が完了する。端末器11は、2
0KHzでの信号の受信が終了すると、信号処理部11
4の制御の下で伝送処理用クロック発生部113から出
力する伝送処理用クロックを固定速パケット部P1 の伝
送速度に対応して10KHzに戻して処理を終了する。
【0023】次に、端末器11が端末器12に対して図
8のような信号を送信する場合について説明する。端末
器11は信号処理部114が出力する図8(a)に示す
送信データを信号処理部115で図8(b)に示す信号
に変換し端末器12に対して送信すると、端末器12の
信号受信部121では伝送処理用クロック発生部123
から図8(c)に示す出力する20KHzの伝送処理用
クロックで10Kbpsの固定速パケット部P1 の信号
の受信処理を行う。
【0024】信号受信部121からの図8(d)に示す
受信データを取り込む信号処理部124では、10Kb
psの固定速パケット部P1 を受信していることが分か
っているため、受信した2ビットのデータを1ビットの
データに図8(e)に示すように変換して受信データの
判断を行い、伝送速度指定フラグのデータ内容より可変
速パケット部P2 の伝送速度が20Kbpsの信号であ
ることを判断する。
【0025】可変速パケット部P2 を受信する際は、自
己の伝送処理用クロックと同じ伝送速度であるため、受
信データ変換は行わずそのまま受信を行う。このように
して、端末器12は伝送処理用クロックが20KHzに
固定していても固定速パケットの10Kbpsの信号の
受信を正常に行うことができる。尚、本発明は実施の形
態で使用した信号パケット構成や信号ストラクチヤーに
限定するものではい。
【0026】固定速パケット部P1 の伝送速度も10K
bpsに限定する必要はなく、勿論可変速パケット部P
2 の伝送速度も本実施の形態のような10Kbpsの2
倍、4倍、8倍に限定するものではない。
・また、可変速パケット部P2 の伝送速
度が固定速パケット部P1 の伝送速度の定数倍としてい
るが、各可変速パケット部P2 の伝送速度間の関係も定
数倍になるようにするとより効果的である。
【0027】逆に可変速パケット部P2 の伝送速度を定
数倍した伝送速度が固定速パケット部P1 の伝送速度と
なるような可変速パケット部P1 の伝送速度を採用して
も同様の効果を得ることができる。また、システム構成
や端末器構成も本実施の形態ものに限定するものではな
く、伝送処理用クロックも、処理する伝送速度と同じで
ある必要性はない。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数の端末器が信号
線を介して接続され、各端末器が互いに信号の送受信を
行う多重伝送システムにおいて、信号の1パケットが、
固定速パケット部と可変速パケット部とで構成され、固
定速パケット部に可変速パケット部の伝送速度を示すデ
ータを有することを特徴とし、各端末器は固定速の伝送
速度で固定速パケット部のデータ内容を受信し、可変速
パケット部の伝送速度を認識することができ、そのため
アクセス制御における優先順位が伝送速度に依存するこ
となく、可変速パケット部に対応した最適な可変速度を
選択して受信することが可能となり、その結果各種伝送
速度の端末器が共存していても互いに誤動作することが
ないという効果がある。
【0029】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、固定速パケット部を可変速パケット部よりも前に設
け、固定速パケット部に可変速パケット部の伝送速度を
示すデータとして指定フラグを有するので、まず固定速
パケット部の指定フラグの内容を判断することにより次
の可変速パケット部の伝送速度を判断することができ
る。
【0030】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、各端末器が、固定速パケット部の伝送速度の指定フ
ラグの内容に従って信号受信処理部の伝送速度を切り替
える機能を有するので、固定速パケット部の指定フラグ
の内容に従って信号受信処理部の伝送速度を可変速パケ
ット部の伝送速度に対応させるように切り替えることが
できる。
【0031】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、各端末器が、固定速パケット部の伝送速度の指定フ
ラグの内容と自端末器の伝送速度とを比較して一致して
いなければ可変速パケット部の信号を無視する機能を有
するので、可変速パケット部を正常に受信できない場合
には無視し、誤った信号を受信するのを防ぐことができ
る。
【0032】請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明
において、可変速パケット部の伝送速度と固定速パケッ
ト部の伝送速度の関係が定数倍であるので、高速の可変
速パケット部の伝送速度で固定速パケット部のデータを
受信した場合に、固定速パケット部の1ビットのデータ
が複数ビットの同じレベルのデータとして受信され、ハ
ードウェア的に伝送速度を切り替える必要がなく、ソフ
トウェア的に正常に受信データを判断することができ
る。
【0033】請求項6の発明は、請求項1乃至5の発明
において、固定速パケット部で、CSMA/CDによる
勝ち残り方式によって送信権獲得のアクセス制御を行う
ので、固定速パケット部で競合判断することができる。
請求項7の発明は、請求項6の発明において、固定速パ
ケット部にアクセス制御における優先レベルの指定フラ
グを有するので、可変速パケット部の伝送速度とは無関
係に優先レベルを指定したアクセス制御を行うことがで
きる。
【0034】請求項8の発明は、請求項1乃至7の発明
において、固定速パケット部に可変速パケット部の伝送
時間要素データを有するので、伝送速度の速い可変速パ
ケット部を正常に受信できない場合でも、どれだけの時
間を無視しておれば良いか判断することができる。請求
項9の発明は、請求項1乃至8の発明において、1パケ
ットの終了を示す無信号時間が可変速パケット部の伝送
速度によらず一定であるので、可変速パケット部を受信
できない端末器でも、一定の無信号時間を検出して、次
のパケットを受信開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に用いる伝送信号の信号
パケットの説明図である。
【図2】同上の伝送信号の信号ストラクチャーの説明図
である。
【図3】同上の可変速パケット部の伝送速度が10Kb
psの端末器の一例の構成図である。
【図4】同上の可変速パケット部の伝送速度が10Kb
psの端末器の別の例の構成図である。
【図5】(a)は同上の可変速パケット部の伝送速度が
20Kbpsの端末器の他の例の構成図である。(b)
は同上の可変速パケット部の伝送速度が20Kbpsの
端末器のその他の例の構成図である。
【図6】同上の図5(b)の端末器から図5(a)の端
末器へ伝送信号を送信する時の動作説明図である。
【図7】同上の図4に示す端末器から図3に示す端末器
へ伝送信号を送信する時の動作説明図である。
【図8】同上の図3の端末器から図4の端末器へ伝送信
号を送信する時の動作説明図である。
【図9】同上のシステム構成図である。
【図10】従来例のシステム構成図である。
【符号の説明】
1 固定速パケット部 P2 可変速パケット部 E エンドコンディション a0 スタートビット a1 ,a2 優先コード指定フラグのビット a3 ,a3 伝送速度指定フラグのビット a4 〜a7 可変速パケットバイトカウンタ
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、複数の端末器が信号線を介
して接続され、各端末器が互いに信号の送受信を行う多
重伝送システムにおいて、信号の1パケットが、固定速
パケット部と可変速パケット部とで構成されことを特
徴とし、各端末器は固定速の伝送速度で固定速パケット
部のデータ内容を受信し、可変速パケット部の伝送速度
を認識することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数の端末器が信号
線を介して接続され、各端末器が互いに信号の送受信を
行う多重伝送システムにおいて、信号の1パケットが、
固定速パケット部と可変速パケット部とで構成され
とを特徴とし、各端末器は固定速の伝送速度で固定速パ
ケット部のデータ内容を受信し、可変速パケット部の伝
送速度を認識することができ、そのためアクセス制御に
おける優先順位が伝送速度に依存することなく、可変速
パケット部に対応した最適な可変速度を選択して受信す
ることが可能となり、その結果各種伝送速度の端末器が
共存していても互いに誤動作することがないという効果
がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠宮 弘達 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末器が信号線を介して接続され、
    各端末器が互いに信号の送受信を行う多重伝送システム
    において、信号の1パケットが、固定速パケット部と可
    変速パケット部とで構成され、固定速パケット部に可変
    速パケット部の伝送速度を示すデータを有することを特
    徴とする多重伝送システム。
  2. 【請求項2】固定速パケット部を可変速パケット部より
    も前に設け、固定速パケット部に可変速パケット部の伝
    送速度を示すデータとして指定フラグを有することを特
    徴とする請求項1記載の多重伝送システム。
  3. 【請求項3】各端末器が、固定速パケット部の伝送速度
    の指定フラグの内容に従って信号受信処理部の伝送速度
    を切り替える機能を有することを特徴とする請求項2記
    載の多重伝送システム。
  4. 【請求項4】各端末器が、固定速パケット部の伝送速度
    の指定フラグの内容と自端末器の伝送速度とを比較して
    一致していなければ可変速パケット部の信号を無視する
    機能を有することを特徴とする請求項2記載の多重伝送
    システム。
  5. 【請求項5】可変速パケット部の伝送速度と固定速パケ
    ット部の伝送速度の関係が定数倍であることを特徴とす
    る請求項1乃至4記載の多重伝送システム。
  6. 【請求項6】固定速パケット部で、CSMA/CDによ
    る勝ち残り方式によって送信権獲得のアクセス制御を行
    うことを特徴とする請求項1乃至5記載の多重伝送シス
    テム。
  7. 【請求項7】固定速パケット部にアクセス制御における
    優先レベルの指定フラグを有することを特徴とする請求
    項6記載の多重伝送システム。
  8. 【請求項8】固定速パケット部に可変速パケット部の伝
    送時間要素データを有することを特徴とする請求項1乃
    至7記載の多重伝送システム。
  9. 【請求項9】1パケットの終了を示す無信号時間が可変
    速パケット部の伝送速度によらず一定であることを特徴
    とする請求項1乃至8記載の多重伝送システム。
JP7326878A 1995-12-15 1995-12-15 多重伝送システム Withdrawn JPH09168023A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004096614A (ja) * 2002-09-03 2004-03-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信システム
JP2011176436A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Mitsubishi Electric Corp データ伝送装置およびそれを備えた空気調和機
WO2017188011A1 (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 設備装置、及びそれを備えた設備通信システム

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