JPH09167452A - 磁気ディスク装置および薄板状ロードアームの製造方法 - Google Patents

磁気ディスク装置および薄板状ロードアームの製造方法

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JPH09167452A
JPH09167452A JP32686195A JP32686195A JPH09167452A JP H09167452 A JPH09167452 A JP H09167452A JP 32686195 A JP32686195 A JP 32686195A JP 32686195 A JP32686195 A JP 32686195A JP H09167452 A JPH09167452 A JP H09167452A
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孝 石上
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、磁気ディスク装置の磁気ヘッ
ド支持用のロードアームを、生産性のよい一体成形構造
とし、磁気ディスク装置の組立作業時間の短縮を図るこ
とにある。 【解決手段】本発明は、ジンバル30、アーム部31上
に配線パターン33を形成し、その端部にアーム部の面
とほぼ直交するコネクタ接続用の端子36を設け、外部
の記録・再生装置から伸びているFPC41とコネクタ
42を用いて接続する。また配線パターンコイル81を
ロードアーム29と一体で成形する。また複数のロード
アーム56を連結部59a〜59cを設けて一体で成形
し、折りたたみ加工によって中間部品65を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ヘッド支持用の
薄板状ロードアームをキャリッジに取り付けた磁気ディ
スク装置および磁気ヘッド支持用の薄板状ロードアーム
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置に用いられているロー
ドアームの従来技術1としては、図22に示すように、
日本機械学会第71期通常総会講演会講演論文集4、p
689〜p691に記載された配線パターン付き一体型
ヘッド支持機構が知られている。即ち、これは、ロード
アーム13のアーム部14とジンバル15を同一の基板
から一体で成形し、その上に絶縁層(図示しない)を介
して信号線パターン16を形成したロードアームであ
る。そして、これに磁気ヘッド17を貼り付け、信号線
パターン16と磁気ヘッド17を金のボールボンディン
グ18などで電気的に接続する。また磁気ディスク装置
に用いられているロードアームの従来技術2としては、
特開平07−57418号公報が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術1、2
では、以下の課題を有していた。
【0004】(1)磁気ヘッドから伸びた信号伝達用の
細線、もしくは配線パターンと外部の記録・再生装置と
電気的につながったFPCの端子部は、人手によって細
線の半田付けを行い連結していた。顕微鏡を覗きながら
狭ピッチに細線を配置して半田付けを行うため、作業に
は熟練が要求され、時間を要すると共に品質向上の隘路
になっていた。また、磁気ヘッドを含むロードアームの
不良により、その交換が必要になった場合、半田付けを
取り除いてからアームを交換し、再び結線して絶縁剤の
塗布を行わねばならず、リペア性が悪かった。さらに、
外部装置との電気的接続・分離が容易でないため、ロー
ドアーム単位で磁気ヘッドのR/W(読み書き)特性の
チェックを行っておらず、ロードアームをキャリッジに
組付けるまで不良が見逃され、磁気ディスク装置の組上
がり品の歩留り低下をまねいていた。 (2)キャリッジにコイルを接着していたため、その接
着作業と接着剤の硬化に多くの時間を要していた。ま
た、コイルの線端と外部の記録・再生装置とつながった
FPCの端子部は、人手により細線の半田付けを行って
接続しており、これも時間を要する熟練作業であった。 (3)複数のロードアームをキャリッジに取り付ける磁
気ディスク装置の場合、それぞれのロードアーム上への
細線の取り付けや配線パターンの形成を個別に行うた
め、製作に多くの時間がかかっていた。また、キャリッ
ジへのアームの取り付け回数が多くなるため、組立にも
多くの時間がかかっていた。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決すべく、磁気ヘッドから伸びた信号伝達用の配線パタ
ーンと外部の記録・再生装置と電気的につながったFP
Cの端子部との接続・分離を容易にしてロードアームの
交換やロードアーム単位での磁気ヘッドのR/W(読み
書き)特性のチェックを可能にした磁気ディスク装置を
提供することにある。また本発明の他の目的は、磁気ヘ
ッドを取付けるジンバルと薄板状のアーム部とを同じ薄
板状素材から一体成形で形成される薄板状のロードアー
ムを回動するキャリッジのアームに取付けて構成する
際、磁気ヘッドから伸びた信号伝達用の配線パターンと
外部の記録・再生装置と電気的につながったFPCの端
子部との間においてコネクタを用いた接続・分離を可能
にした磁気ディスク装置を提供することにある。また本
発明の他の目的は、組立性を向上して原価低減を図った
薄板状ロードアームの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、磁気ヘッドとボンディング接続されたジ
ンバルから接続用の端子部まで絶縁膜で被覆された配線
パターンを布設して上記磁気ヘッドを取付けたジンバル
を先端部に薄板状素材から一体に形成した薄板状アーム
部と該薄板状アーム部の根本部近傍において上記薄板状
素材から折り曲げて一体に形成された上記接続用の端子
部とを有する薄板状ロードアームを、回動可能または移
動可能に構成されたキャリッジのアーム先端部に取り付
けて構成し、上記接続用の端子部と記録・再生装置につ
ながった可撓性印刷配線の端子部とを接続して上記磁気
ヘッドと上記記録・再生装置との間において信号伝達可
能に構成したことを特徴とする磁気ディスク装置であ
る。また本発明は、磁気ヘッドとボンディング接続され
たジンバルからコネクタ接続用の端子部まで絶縁膜で被
覆された配線パターンを布設して上記磁気ヘッドを取付
けたジンバルを先端部に薄板状素材から一体に形成した
薄板状アーム部と該薄板状アーム部の根本部近傍におい
て上記薄板状素材から折り曲げて一体に形成された上記
コネクタ接続用の端子部とを有する薄板状ロードアーム
を、回動可能または移動可能に構成されたキャリッジの
アーム先端部に取り付けて構成し、上記コネクタ接続用
の端子部と記録・再生装置につながった可撓性印刷配線
の端子部とをコネクタ接続して上記磁気ヘッドと上記記
録・再生装置との間において信号伝達可能に構成したこ
とを特徴とする磁気ディスク装置である。
【0007】また本発明は、磁気ヘッドとボンディング
接続されたジンバルから延長可撓性印刷配線としてのコ
ネクタ接続用の端子部まで絶縁膜で被覆された配線パタ
ーンを布設して上記磁気ヘッドを取付けたジンバルを先
端部に薄板状素材から一体に形成した薄板状アーム部と
該薄板状アーム部の根本部近傍において上記薄板状素材
から折り曲げて一体に形成された上記延長可撓性印刷配
線としてのコネクタ接続用の端子部とを有する薄板状ロ
ードアームを、回動可能または移動可能に構成されたキ
ャリッジのアーム先端部に取り付けて構成し、上記延長
可撓性印刷配線としてのコネクタ接続用の端子部と記録
・再生装置につながった可撓性印刷配線の端子部とをコ
ネクタ接続して上記磁気ヘッドと上記記録・再生装置と
の間において信号伝達可能に構成したことを特徴とする
磁気ディスク装置である。また本発明は、磁気ヘッドと
ボンディング接続されたジンバルから接続用の端子部ま
で絶縁膜で被覆された配線パターンを布設して上記磁気
ヘッドを取付けたジンバルを先端部に薄板状素材から一
体に形成した薄板状アーム部と該薄板状アーム部の根本
部近傍において上記薄板状素材から折り曲げて一体に形
成された上記接続用の端子部とを有する薄板状ロードア
ームを磁気ディスクに対応させて複数、回動可能または
移動可能に構成されたキャリッジのアーム先端部に取り
付けて構成し、上記各接続用の端子部と記録・再生装置
につながった可撓性印刷配線の端子部とを接続して上記
磁気ヘッドと上記記録・再生装置との間において信号伝
達可能に構成したことを特徴とする磁気ディスク装置で
ある。
【0008】また本発明は、磁気ヘッドとボンディング
接続されたジンバルからコネクタ接続用の端子部まで絶
縁膜で被覆された配線パターンを布設して上記磁気ヘッ
ドを取付けたジンバルを先端部に薄板状素材から一体に
形成した薄板状アーム部と該薄板状アーム部の根本部近
傍において上記薄板状素材から折り曲げて一体に形成さ
れた上記コネクタ接続用の端子部とを有する薄板状ロー
ドアームを磁気ディスクに対応させて複数、回動可能ま
たは移動可能に構成されたキャリッジのアーム先端部に
取り付けて構成し、上記各コネクタ接続用の端子部と記
録・再生装置につながった可撓性印刷配線の端子部とを
コネクタ接続して上記磁気ヘッドと上記記録・再生装置
との間において信号伝達可能に構成したことを特徴とす
る磁気ディスク装置である。また本発明は、磁気ヘッド
とボンディング接続されたジンバルから延長可撓性印刷
配線としてのコネクタ接続用の端子部まで絶縁膜で被覆
された配線パターンを布設して上記磁気ヘッドを取付け
たジンバルを先端部に薄板状素材から一体に形成した薄
板状アーム部と該薄板状アーム部の根本部近傍において
上記薄板状素材から折り曲げて一体に形成された上記延
長可撓性印刷配線としてのコネクタ接続用の端子部とを
有する薄板状ロードアームを磁気ディスクに対応させて
複数、回動可能または移動可能に構成されたキャリッジ
のアーム先端部に取り付けて構成し、上記各延長可撓性
印刷配線としてのコネクタ接続用の端子部と記録・再生
装置につながった可撓性印刷配線の端子部とをコネクタ
接続して上記磁気ヘッドと上記記録・再生装置との間に
おいて信号伝達可能に構成したことを特徴とする磁気デ
ィスク装置である。
【0009】また本発明は、磁気ヘッドとボンディング
接続されたジンバルから連結部まで絶縁膜で被覆された
配線パターンを布設して上記磁気ヘッドを取付けたジン
バルを先端部に薄板状素材から一体に形成した薄板状ア
ーム部と該薄板状アーム部の根本部近傍において上記薄
板状素材から折り曲げて一体に形成された上記連結部と
を有する薄板状ロードアームを複数積み重ねて、回動可
能または移動可能に構成されたキャリッジのアーム先端
部に取り付けて構成し、上記各薄板状アーム部上の配線
パターンをコネクタ接続用の端子部へと集中し、このコ
ネクタ接続用の端子部と記録・再生装置につながった可
撓性印刷配線の端子部とをコネクタ接続して上記磁気ヘ
ッドと上記記録・再生装置との間において信号伝達可能
に構成したことを特徴とする磁気ディスク装置である。
また本発明は、磁気ヘッドとボンディング接続されたジ
ンバルから連結部まで絶縁膜で被覆された配線パターン
を布設して上記磁気ヘッドを取付けたジンバルを先端部
に薄板状素材から一体に形成した薄板状アーム部と該薄
板状アーム部の根本部近傍において上記薄板状素材から
折り曲げて一体に形成された上記連結部とを有する薄板
状ロードアームを複数積み重ねて、回動可能または移動
可能に構成されたキャリッジのアーム先端部に取り付け
て構成し、上記各薄板状アーム部上の配線パターンを延
長可撓性印刷配線としてのコネクタ接続用の端子部へと
集中し、この延長可撓性印刷配線としてのコネクタ接続
用の端子部と記録・再生装置につながった可撓性印刷配
線の端子部とをコネクタ接続して上記磁気ヘッドと上記
記録・再生装置との間において信号伝達可能に構成した
ことを特徴とする磁気ディスク装置である。
【0010】また本発明は、磁気ヘッドとボンディング
接続されたジンバルから連結部まで絶縁膜で被覆された
配線パターンを布設して上記磁気ヘッドを取付けたジン
バルを先端部に薄板状素材から一体に形成した薄板状ア
ーム部と該薄板状アーム部の根本部近傍において上記薄
板状素材から折り曲げて一体に形成された上記連結部と
を有する薄板状ロードアームを複数積み重ねて、回動可
能または移動可能に構成されたキャリッジのアーム先端
部に取り付けて構成し、上記各薄板状アーム部上の配線
パターンをコネクタ接続用の端子部へと集中し、このコ
ネクタ接続用の端子部と記録・再生装置につながった可
撓性印刷配線の端子部とをコネクタ接続して上記磁気ヘ
ッドと上記記録・再生装置との間において信号伝達可能
に構成したことを特徴とする磁気ディスク装置である。
また本発明は、磁気ヘッドとボンディング接続されたジ
ンバルから接続用の端子部まで絶縁膜で被覆された配線
パターンを布設して上記磁気ヘッドを取付けたジンバル
を先端部に薄板状素材から一体に形成した薄板状アーム
部と絶縁膜で被覆された配線パターンコイルを設けて上
記薄板状素材から一体に形成されたボイスコイル部とを
有する薄板状ロードアームを、回動可能または移動可能
に構成されたキャリッジのアーム先端部に取り付けて構
成し、上記接続用の端子部と記録・再生装置につながっ
た可撓性印刷配線の端子部とを接続して上記磁気ヘッド
と上記記録・再生装置との間において信号伝達可能に構
成したことを特徴とする磁気ディスク装置である。
【0011】また本発明は、磁気ヘッドとボンディング
接続されたジンバルからコネクタ接続用の端子部まで絶
縁膜で被覆された配線パターンを布設して上記磁気ヘッ
ドを取付けたジンバルを先端部に薄板状素材から一体に
形成した薄板状アーム部と絶縁膜で被覆された配線パタ
ーンコイルを設けて上記薄板状素材から一体に形成され
たボイスコイル部とを有する薄板状ロードアームを、回
動可能または移動可能に構成されたキャリッジのアーム
先端部に取り付けて構成し、上記コネクタ接続用の端子
部と記録・再生装置につながった可撓性印刷配線の端子
部とをコネクタ接続して上記磁気ヘッドと上記記録・再
生装置との間において信号伝達可能に構成したことを特
徴とする磁気ディスク装置である。また本発明は、磁気
ヘッドとボンディング接続されたジンバルから延長可撓
性印刷配線としてのコネクタ接続用の端子部まで絶縁膜
で被覆された配線パターンを布設して上記磁気ヘッドを
取付けたジンバルを先端部に薄板状素材から一体に形成
した薄板状アーム部と絶縁膜で被覆された配線パターン
コイルを設けて上記薄板状素材から一体に形成されたボ
イスコイル部とを有する薄板状ロードアームを、回動可
能または移動可能に構成されたキャリッジのアーム先端
部に取り付けて構成し、上記延長可撓性印刷配線として
のコネクタ接続用の端子部と記録・再生装置につながっ
た可撓性印刷配線の端子部とをコネクタ接続して上記磁
気ヘッドと上記記録・再生装置との間において信号伝達
可能に構成したことを特徴とする磁気ディスク装置であ
る。
【0012】また本発明は、磁気ヘッドとボンディング
接続されたジンバルから連結部まで絶縁膜で被覆された
配線パターンを布設して上記磁気ヘッドを取付けたジン
バルを先端部に薄板状素材から一体に形成した薄板状ア
ーム部と該薄板状アーム部の根本部近傍において上記薄
板状素材から折り曲げて一体に形成された上記連結部と
を有する薄板状ロードアームを複数積み重ねて、回動可
能または移動可能に構成されたキャリッジのアーム先端
部に取り付けて構成し、上記所望の薄板状ロードアーム
には絶縁膜で被覆された配線パターンコイルを設けて上
記薄板状素材から一体に形成されたボイスコイル部を有
し、上記各薄板状アーム部上の配線パターンを延長可撓
性印刷配線としてのコネクタ接続用の端子部へと集中
し、この延長可撓性印刷配線としてのコネクタ接続用の
端子部と記録・再生装置につながった可撓性印刷配線の
端子部とをコネクタ接続して上記磁気ヘッドと上記記録
・再生装置との間において信号伝達可能に構成したこと
を特徴とする磁気ディスク装置である。また本発明は、
磁気ヘッドとボンディング接続されたジンバルから連結
部まで絶縁膜で被覆された配線パターンを布設して上記
磁気ヘッドを取付けたジンバルを先端部に薄板状素材か
ら一体に形成した薄板状アーム部と該薄板状アーム部の
根本部近傍において上記薄板状素材から折り曲げて一体
に形成された上記連結部とを有する薄板状ロードアーム
を複数積み重ねて、回動可能または移動可能に構成され
たキャリッジのアーム先端部に取り付けて構成し、上記
所望の薄板状ロードアームには絶縁膜で被覆された配線
パターンコイルを設けて上記薄板状素材から一体に形成
されたボイスコイル部を有し、上記各薄板状アーム部上
の配線パターンをコネクタ接続用の端子部へと集中し、
このコネクタ接続用の端子部と記録・再生装置につなが
った可撓性印刷配線の端子部とをコネクタ接続して上記
磁気ヘッドと上記記録・再生装置との間において信号伝
達可能に構成したことを特徴とする磁気ディスク装置で
ある。
【0013】また本発明は、前記磁気ディスク装置にお
いて、コネクタ接続用の端子の面(コネクタが差し込ま
れる面)が上記薄板状アーム部の面とほぼ直交するよう
に形成したことを特徴とする。また本発明は、薄板状素
材上にジンバルの箇所から接続用の端子部まで絶縁膜で
被覆された配線パターンを布設する配線パターン布設工
程と、該配線パターン布設工程で配線パターンが布設さ
れた薄板状素材に対してマスキングしてエッチング加工
を施してジンバル部と薄板状アーム部と接続用の端子部
を形成し、上記マスキングを取り除くエッチング加工工
程と、該エッチング加工工程で形成された薄板状アーム
部について曲げ加工によってリブを形成し、前記エッチ
ング加工工程で形成された接続用の端子部を曲げ加工し
て薄板状ロードアームを形成する曲げ加工工程と、該曲
げ加工工程で形成された薄板状ロードアームの根本部に
マウンタを固着するマウンタ取付け工程と、前記曲げ加
工工程で形成された薄板状ロードアームの先端部のジン
バルに磁気ヘッドを取付けてボンディング接続する磁気
ヘッド取付け工程と、前記マウンタ取付け工程でマウン
タが固着され、前記磁気ヘッド取付け工程で磁気ヘッド
が取付けられた薄板状ロードアームをキャリッジのアー
ム先端部に取付ける薄板状ロードアーム取付け工程とを
有することを特徴とする薄板状ロードアームの製造方法
である。
【0014】また本発明は、薄板状素材上にジンバルの
箇所から延長可撓性印刷配線としてのコネクタ接続用の
端子部まで絶縁膜で被覆された配線パターンを布設する
配線パターン布設工程と、該配線パターン布設工程で配
線パターンが布設された薄板状素材に対してマスキング
してエッチング加工を施してジンバル部と薄板状アーム
部と延長可撓性印刷配線としてのコネクタ接続用の端子
部を形成し、上記マスキングを取り除くエッチング加工
工程と、該エッチング加工工程で形成された薄板状アー
ム部について曲げ加工によってリブを形成し、前記エッ
チング加工工程で形成された延長可撓性印刷配線として
のコネクタ接続用の端子部を曲げ加工して薄板状ロード
アームを形成する曲げ加工工程と、該曲げ加工工程で形
成された薄板状ロードアームの根本部にマウンタを固着
するマウンタ取付け工程と、前記曲げ加工工程で形成さ
れた薄板状ロードアームの先端部のジンバルに磁気ヘッ
ドを取付けてボンディング接続する磁気ヘッド取付け工
程と、前記マウンタ取付け工程でマウンタが固着され、
前記磁気ヘッド取付け工程で磁気ヘッドが取付けられた
薄板状ロードアームをキャリッジのアーム先端部に取付
ける薄板状ロードアーム取付け工程とを有することを特
徴とする薄板状ロードアームの製造方法である。
【0015】また本発明は、薄板状素材上に、ジンバル
の箇所から接続用の端子部まで絶縁膜で被覆された配線
パターンを布設し、ボイスコイル箇所に絶縁膜で被覆さ
れた配線パターンコイルを形成する配線パターン布設工
程と、該配線パターン布設工程で配線パターンおよび配
線パターンコイルが布設された薄板状素材に対してマス
キングしてエッチング加工を施してジンバル部と薄板状
アーム部と接続用の端子部とボイスコイル部とを形成
し、上記マスキングを取り除くエッチング加工工程と、
該エッチング加工工程で形成された薄板状アーム部につ
いて曲げ加工によってリブを形成し、前記エッチング加
工工程で形成された接続用の端子部を曲げ加工して薄板
状ロードアームを形成する曲げ加工工程と、該曲げ加工
工程で形成された薄板状ロードアームの根本部にマウン
タを固着するマウンタ取付け工程と、前記曲げ加工工程
で形成された薄板状ロードアームの先端部のジンバルに
磁気ヘッドを取付けてボンディング接続する磁気ヘッド
取付け工程と、前記マウンタ取付け工程でマウンタが固
着され、前記磁気ヘッド取付け工程で磁気ヘッドが取付
けられた薄板状ロードアームをキャリッジのアーム先端
部に取付ける薄板状ロードアーム取付け工程とを有する
ことを特徴とする薄板状ロードアームの製造方法であ
る。
【0016】また本発明は、薄板状素材上に、ジンバル
の箇所から延長可撓性印刷配線としてのコネクタ接続用
の端子部まで絶縁膜で被覆された配線パターンを布設
し、ボイスコイル箇所に絶縁膜で被覆された配線パター
ンコイルを形成する配線パターン布設工程と、該配線パ
ターン布設工程で配線パターンが布設された薄板状素材
に対してマスキングしてエッチング加工を施してジンバ
ル部と薄板状アーム部と延長可撓性印刷配線としてのコ
ネクタ接続用の端子部とボイスコイル部とを形成し、上
記マスキングを取り除くエッチング加工工程と、該エッ
チング加工工程で形成された薄板状アーム部について曲
げ加工によってリブを形成し、前記エッチング加工工程
で形成された延長可撓性印刷配線としてのコネクタ接続
用の端子部を曲げ加工して薄板状ロードアームを形成す
る曲げ加工工程と、該曲げ加工工程で形成された薄板状
ロードアームの根本部にマウンタを固着するマウンタ取
付け工程と、前記曲げ加工工程で形成された薄板状ロー
ドアームの先端部のジンバルに磁気ヘッドを取付けてボ
ンディング接続する磁気ヘッド取付け工程と、前記マウ
ンタ取付け工程でマウンタが固着され、前記磁気ヘッド
取付け工程で磁気ヘッドが取付けられた薄板状ロードア
ームをキャリッジのアーム先端部に取付ける薄板状ロー
ドアーム取付け工程とを有することを特徴とする薄板状
ロードアームの製造方法である。
【0017】また本発明は、薄板状素材上に各ジンバル
の箇所から各根本部の近傍まで絶縁膜で被覆された配線
パターンを布設する配線パターン布設工程と、該配線パ
ターン布設工程で配線パターンが布設された薄板状素材
に対してマスキングしてエッチング加工を施して各ジン
バル部を有する複数の薄板状アーム部とこれら薄板状ア
ーム部を連結する連結部を形成し、上記マスキングを取
り除くエッチング加工工程と、該エッチング加工工程で
形成された各薄板状アーム部について曲げ加工によって
リブを形成する曲げ加工工程と、該曲げ加工工程で形成
された各薄板状ロードアームの根本部にマウンタを固着
するマウンタ取付け工程と、前記曲げ加工工程で形成さ
れた各薄板状ロードアームの先端部のジンバルに磁気ヘ
ッドを取付けてボンディング接続する磁気ヘッド取付け
工程と、前記連結部に対して曲げ加工を施して前記複数
の薄板状ロードアームを積み重ねる積み重ね工程と、前
記積み重ね工程で積み重ねられた前記複数の薄板状ロー
ドアームをキャリッジのアーム先端部に取付ける薄板状
ロードアーム取付け工程とを有することを特徴とする薄
板状ロードアームの製造方法である。
【0018】以上説明したように本発明によれば、次の
ような効果を奏することができる。 (1)ロードアーム上に一体で配線パターンを形成し、
その端部に薄板状アーム部の面とほぼ直交するシート状
の端子部を設けることで、キャリッジの動きを拘束する
ことなく、コネクタを用いて外部の記録・再生装置とつ
ながったFPCの端子部と電気的に接続することが可能
になる。これにより、熟練作業者以外でも容易に接続が
可能になり、作業が一度で済むために時間の短縮が図れ
る。また、絶縁剤を塗布し、硬化させる作業も省くこと
ができる。そして、ロードアームの交換を行う場合も、
半田付けの除去、再結線、絶縁剤の塗布を行う必要がな
くなり、リペア性を良くすることができる。さらに、図
22に示すように本発明のロードアーム29、45のア
ーム部31の根本を固定用部材22で回転用治具23に
固定し、チェック用の磁気ディスク24上に磁気ヘッド
34を配置させる。そして、コネクタ26によってチェ
ック用の記録・再生装置27にFPC28を介して電気
的に接続すれば、キャリッジへの取り付け前にロードア
ーム単体で磁気ヘッドのR/W特性のチェックを簡単に
行うことができ、磁気ディスク装置の組上がり品の歩留
りを上げることができる。 (2)配線パターンコイルをロードアーム上に一体で成
形することにより、キャリッジとコイルの接着作業がな
くなり、接着剤の硬化時間を省くことができる。さら
に、コイルから伸びた配線パターンの端部に薄板状アー
ム部の面とほぼ直交するシート状の接続用の端子を設け
ることにより、外部の記録・再生装置とつながったFP
Cの端子部とコネクタを用いて電気的に接続することが
できる。よって、熟練作業者以外でも容易に接続が可能
になり、作業時間の短縮が図れる。さらに、絶縁剤の塗
布、硬化も省くことができる。 (3)ロードアームを連結して一体で成形することで、
複数のロードアーム上の配線パターンを一ヶ所にまとめ
ることができる。これにより、コネクタへの接続数を減
らすことができ、装置の小形化も図れる。さらに、複数
のロードアームを所定の間隔に配置した中間部品を作る
ことで、キャリッジへの取り付けが一括化され、組立作
業時間が短縮できる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施の形態について
図面を用いて説明する。まず、本発明に係る第1の実施
の形態について図1および図2を用いて説明する。図1
(a)はキャリッジ38に取り付ける前のロードアーム
29を示す斜視図、図1(b)は図1(a)に示すA−
A矢視断面図である。図2はこのロードアーム29のマ
ウンタ37をキャリッジ38のキャリッジアーム39の
先端部に取り付けた状態を示す斜視図である。まず厚さ
0.03mm程度のステンレスシート(板状素材:金属
材料からなる薄板状素材)を用意する。ロードアーム2
9の素材として金属材料の内、ステンレスシートを用い
るのは、動特性の面で優れ、成形(エッチング、曲げ加
工)が容易であるためである。このステンレスシート上
に全面に亘って、絶縁膜であるポリイミド樹脂(厚さ5
〜15μm程度)を塗布し、その上に銅金属膜(厚さ3
5〜45μm程度)をスパッタ、蒸着、めっき等で形成
し、エッチングによってシンバル30の箇所からロード
アーム29の根本近傍に形成されるコネクタ接続用の端
子36の箇所まで、銅の配線パターン33を伸延して形
成するとともに、不要のポリイミド膜を除去し、その上
にポリイミド樹脂(厚さ40〜50μm程度)の保護膜
を塗布して絶縁薄膜32で被覆した銅配線パターン33
(図1(b)に断面を示す。)を形成する。なお、コネ
クタ接続用の端子36の箇所は、コネクタ42によるコ
ネクタ接続が可能なように配線パターンを露出させる。
またジンバル部30においても、磁気ヘッド34との間
で金のボールボンディング35が可能なように配線パタ
ーンを露出させている。なお、図1(a)においては、
銅配線パターン33をアーム部31の幅方向の端の方に
形成しているが、幅方向の中央に形成しても良い。中央
の方が、対称性がよく、バランスの上からも望ましい。
【0020】次に、絶縁薄膜32で被覆した銅配線パタ
ーン33を形成したステンレスシートに対して、エッチ
ングパターンを除いて全てマスキングし、例えばウエッ
トエッチング(例えばイオンビーム照射によるドライエ
ッチングでも可能である。)によって、ジンバル30及
びアーム部31(コネクタ接続用の端子部36も含む)
を一体成形し、その後マスキングを除去する。ジンバル
30は、2軸方向に微回動できるように上記ウエットエ
ッチングによってアーム部31の先端部に溝を形成する
ことによってステンレスシートによってアーム部31と
一体に形成される。またコネクタ接続用の端子部36
も、アーム部31の外形とともに上記ウエットエッチン
グによってステンレスシートによってアーム部31と一
体に形成される。 その後、アーム部31の長手方向の
剛性を高めるために、図1(b)に示すようにアーム部
31の両側にプレス曲げ加工によってリブ31aを形成
する。その後、銅配線パターン33を切断しないように
最小曲げR以上の曲げ加工を行ってコネクタ接続用の端
子部36を形成する。即ち、コネクタ接続用の端子部3
6は、プレス曲げ(曲げ型のR寸法の設定を行う。)若
しくはロール曲げ(ロール曲げの軌跡の設定を行う。)
によって銅配線パターン33を切断しないように最小曲
げR以上の曲げ加工を行ってほぼ90度に曲げ、更にそ
の先の部分をほぼ90度になるように折り曲げて形成さ
れる。この曲げ加工の際、場合によっては潤滑液を用い
て摩擦を減らす必要がある。このようにコネクタ接続用
の端子部36の面は、アーム部31の面に対してほぼ直
角な状態に形成される。即ち、このコネクタ接続用の端
子部36は、プレスにより折り曲げを行い、アーム部3
1の横側からアームと垂直な面を持たせて突出させる。
【0021】次のロードアーム29の根本には、アーム
部31の根本の剛性を確保するためにマウンタ37を溶
接する。次に、アーム部31と一体成形されたジンバル
30上には磁気ヘッド34を接着し、金のボールボンデ
ィング35などによってジンバル上の配線パターン33
と電気的に接続する。以上によりコネクタ接続用の端子
部36が磁気ヘッド34との間において銅配線パターン
33によって信号伝達が可能なように電気的に接続され
た一体のステンレスシート(板状金属素材)からなるロ
ードアーム29が完成する。このように完成したロード
アーム29を、図2に示すように軸380を中心に回動
するキャリッジ38のキャリッジアーム39の先端部
に、スエッジ、若しくは溶接により固定される。キャリ
ッジ38にはコイル43が接着され、コイル43の配線
の端末44はFPC(Flexible Printed Circuit:フレ
キシブル(可撓性)印刷配線)41もしくはどれか一つ
のロードアームの配線パターン上に接続部を設け、そこ
に直接半田付けされる。これによりコイル43は、対向
する磁極との間でキャリッジ38を回動駆動して磁気デ
ィスクに対して磁気ヘッド34を位置決めして走行させ
るように構成される。以上は、キャリッジ38が回動さ
れる場合について説明したが、キャリッジが直線往復移
動する構成の場合にも適用することが可能である。
【0022】そして、ロードアーム29のコネクタ接続
用の端子部36を、外部の記録・再生装置(具体的には
記録・再生回路)とつながったFPC(Flexible Print
ed Circuit:フレキシブル(可撓性)印刷配線)41の
端子部とコネクタ42を介して電気的に接続する。ここ
で、コネクタ接続用の端子部36及びFPC41の面が
アーム部31の面とほぼ直交しているため、キャリッジ
38の回動動作が拘束されることはない。他に複数のロ
ードアーム29a、29b、29c、29dをキャリッ
ジ38のキャリッジアーム39a、39b、39cに取
り付ける場合も、同様にそれらのコネクタ接続用の端子
部36a、36b、36c、36dをコネクタ42を用
いてFPC(Flexible Printed Circuit:フレキシブル
(可撓性)印刷配線)41の端子部と電気的に接続す
る。そして、このコネクタ42は、キャリッジ38に固
定する。また、キャリッジ38にはコイル43を接着
し、コイルの配線の端末44はFPC41もしくはどれ
か一つのロードアームの配線パターン上に接続部を設
け、そこに直接半田付けをする。以上の構成により、ロ
ードアーム29のコネクタ接続用の端子部36と、外部
の記録・再生装置(具体的には記録・再生回路)とつな
がったFPC41の端子部との間においてコネクタ42
を用いて電気的接続、分離が行えるので、磁気ヘッド3
4と外部の記録・再生装置との電気的接続、分離が簡単
に短時間で行うことができ、ロードアーム29の交換作
業も容易にすることができると共にロードアーム単位で
磁気ヘッドのR/W(読み書き)特性のチェックが可能
となって、磁気ディスク装置の組上がり品の歩留まり向
上を果たすことができる。当然コネクタ接続によって。
絶縁剤の塗布や硬化も省くことができる。またロードア
ームとしても組立性を向上させて、大幅な原価低減を実
現することができる。
【0023】次に本発明に係る第2の実施の形態につい
て図3、図4および図5を用いて説明する。図3はキャ
リッジ38、52に取り付ける前のロードアーム45を
示す斜視図である。ロードアーム45は、第1の実施の
形態におけるロードアーム29とほぼ同じ構造である
が、ジンバル30、アーム部31に加えてアーム部と並
列した延長FPC部48を、厚さ0.03mm程度の同
一のステンレスシート(板状素材:金属材料からなる薄
板状素材)から一体成形し、ジンバル30からロードア
ーム45の根本(アーム部31の根本)を経由して絶縁
薄膜32で被覆された銅配線パターン49を形成したス
テンレスシートからなる延長FPC(Flexible Printed
Circuit:フレキシブル(可撓性)印刷配線)部48の
先端まで絶縁薄膜32で被覆された銅配線パターン49
を形成し、先端にコネクタ接続用の端子50を設けた点
が異なっている。ここで、延長FPC部48をアーム部
31(ロードアーム45)と並列させたのは、ステンレ
スシートからロードアームを切りだす時の材料の無駄を
なくすためである。このロードアーム45は、図4およ
び図5に示すように、外部の記録・再生装置と電気的に
接続されたコネクタ53、54がロードアーム45の根
本から離れた位置に配置された場合でも、第1の実施の
形態におけるロードアーム29と同様の効果を得ること
ができる。例えば、より大きな径の磁気ディスクの使用
に対応させて、図4に示すようにキャリッジアーム51
が長くなった場合、延長FPC部48をロードアーム4
5の根本で180度折り返し、キャリッジ52に取り付
けたコネクタ53にコネクタ接続用の端子50を届かせ
ることができる。
【0024】他に複数のロードアーム45a、45b、
45c、45dを軸380を中心に回動するキャリッジ
52のキャリッジアーム51a、51b、51cに取り
付ける場合も、同様にしてそれらの延長FPC部48
a、48b、48c、48dのコネクタ接続用の端子5
0をコネクタ53に接続する。折り返した延長FPC部
48a〜48dはキャリッジアーム51a、51b、5
1cの側面に固定する。また、図5に示すように、外部
の記録・再生装置(具体的には記録・再生回路)と電気
的に接続されたコネクタ54をキャリッジ55の外部に
配置した場合、延長FPC部48a、48b、48c、
48dを90度折り曲げ、それ自体を外部の記録・再生
装置から伸びていたFPC41の代わりにすることもで
きる。次に本発明に係る第3の実施の形態について図6
および図7を用いて説明する。図6は折り曲げ加工前の
ロードアーム56の展開図である。ロードアーム56は
厚さ0.03mm程度のステンレス板をエッチングし、
複数のジンバル57a、57b、57c、57d及びア
ーム部58a、58b、58c、58dを一体成形した
ものである。これらの複数のアーム部は連結部59a、
59b、59cによって連結されている。そして、複数
のアーム部58a、58b、58c、58dの各々の上
に、各ジンバル部30a、30b、30c、30dから
例えばポリイミドなどの絶縁薄膜32で被覆された銅配
線パターン33a、33b、33c、33dを伸延して
連結部59a、59b、59cを介してコネクタ接続用
の端子62へ到達する(集中)するように張り巡らして
形成される。それぞれのジンバル30a〜30d上に
は、磁気ヘッド61a、61b、61c、61dを接着
し、金のボールボンディングなどによって各ジンバル上
の配線パターンと電気的に接続する。各ジンバル30a
〜30dから伸びた配線パターン33a〜33dは連結
部59a、59b、59c上を通ってコネクタ接続用の
端子62に集中(集約)する。また、各アーム部58a
〜58dの根本には、アーム部の根本の剛性を確保する
ためにマウンタ63a、63b、63c、63dを溶接
する。そして、図7に示すように連結部59a、59
b、59cにスペーサ64a、64b、64cを挟んで
折りたたみ(積み重ね)、溶接などにより固定して複数
のロードアームを一定間隔に配置した中間部品65を作
成する。図7に示すように、この中間部品65をキャリ
ッジ66の先端部66aに溶接などで取り付ける。第1
の実施の形態におけるロードアーム29と同様に、コネ
クタ接続用の端子62(36)を外部の記録・再生装置
と電気的につながったFPC67とコネクタ68を介し
て接続し、コネクタ68はキャリッジ66に固定する。
また、キャリッジ66にはコイル43を接着し、コイル
43の配線の端末44はFPC67もしくはロードアー
ムの配線パターン33a〜33d上に設けた接続部に直
接半田付けをする。
【0025】以上の構成により、第1の実施の形態にお
けるロードアーム29と同様に、ロードアーム56のコ
ネクタ接続用の端子部62(36)と、外部の記録・再
生装置(具体的には記録・再生回路)とつながったFP
C67の端子部との間においてコネクタ68を用いて電
気的接続、分離が行えるので、磁気ヘッド34と外部の
記録・再生装置との電気的接続、分離が簡単に短時間で
行うことができ、ロードアーム65の交換作業も容易に
することができると共にロードアーム単位で磁気ヘッド
のR/W(読み書き)特性のチェックが可能となって、
磁気ディスク装置の組上がり品の歩留まり向上を果たす
ことができる。当然コネクタ接続によって。絶縁剤の塗
布や硬化も省くことができる。それに加えて、コネクタ
への接続数をさらに減らすことができ、キャリッジへの
取り付けの一括化により組立作業時間を大幅に短縮する
ことができる。即ち、ロードアームとして組立性を向上
させて、大幅な原価低減を実現することができる。
【0026】次に本発明に係る第4の実施の形態につい
て図8および図9を用いて説明する。図8は折り曲げ加
工前のロードアーム69の展開図である。ロードアーム
69は第3の実施の形態におけるロードアーム65とほ
ぼ同じ構造であるが、ジンバル30a〜30d、アーム
部58a〜58dに加えてアーム部と並列した延長FP
C部72(48)を同一のステンレスシートから一体成
形し、各ジンバル30a〜30dから連結部59a、5
9b、59cを経由して延長FPC部72(48)の先
端まで配線パターンを形成し、先端にコネクタ接続用の
端子302を設けた点が異なっている。ここで、延長F
PC部72をアーム部58dと並列させたのは、ステン
レスシートからアームを切りだす時の材料の無駄をなく
すためである。このロードアーム69は、外部の記録・
再生装置と電気的に接続されたコネクタがロードアーム
の根本から離れた位置に配置された場合でも、第3の実
施の形態におけるアームと同様の効果を得ることができ
る。例えば、図9に示すように外部の記録・再生装置
(具体的には記録・再生回路)と電気的に接続されたコ
ネクタ74をキャリッジ66の外部に配置した場合、延
長FPC部72(48)を90度折り曲げ、それ自体を
外部の記録・再生装置から伸びていたFPC41の代わ
りにすることができる。
【0027】次に本発明に係る第5の実施の形態につい
て図10、図11および図12を用いて説明する。図1
0はキャリッジ85に取り付ける前のロードアーム76
である。まず厚さ0.03mm程度のステンレスシート
(板状素材:金属材料からなる薄板状素材)を用意す
る。ロードアーム29の素材として金属材料の内、ステ
ンレスシートを用いるのは、動特性の面で優れ、成形
(エッチング、曲げ加工)が容易であるためである。こ
のステンレスシート上に全面に亘って、絶縁膜であるポ
リイミド樹脂(厚さ5〜15μm程度)を塗布し、その
上に銅金属膜(厚さ35〜45μm程度)をスパッタ、
蒸着、めっき等で形成し、エッチングによってシンバル
30の箇所からロードアーム76の根本近傍に形成され
る接続用の端子82の箇所まで、銅の配線パターン33
を伸延して形成するとともに、不要のポリイミド膜を除
去し、その上にポリイミド樹脂(厚さ40〜50μm程
度)の保護膜を塗布して絶縁薄膜32で被覆した銅配線
パターン33(図1(b)に断面を示す。)を形成す
る。なお、コネクタ接続用の端子36の箇所は、コネク
タ42によるコネクタ接続が可能なように配線パターン
を露出させる。またジンバル部30においても、磁気ヘ
ッド34との間で金のボールボンディング35が可能な
ように配線パターンを露出させている。なお、図1
(a)においては、銅配線パターン33をアーム部31
の幅方向の端の方に形成しているが、幅方向の中央に形
成しても良い。中央の方が、対称性がよく、バランスの
上からも望ましい。
【0028】次に、ボイスコイル部に例えばポリイミド
などの絶縁薄膜200で絶縁された複数層からなる配線
パターンコイル81を形成する。即ち、配線パターンコ
イル81は、ステンレスシート上のボイスコイル部に、
絶縁薄膜200で被覆された4層のコイル215〜21
8を形成すべく、ポリイミド樹脂を塗布し、その上に銅
金属膜をスパッタ、蒸着、めっき等で形成し、エッチン
グによってコイルを形成することを例えば4回繰り返
し、最後に保護膜としてポリイミド樹脂を塗布すること
によって形成される。なお、この際不要のポリイミド膜
は除去される。
【0029】図11(a)は図10におけるB−B矢視
断面図である。図11(b)(c)(d)(e)は、各
々層毎のコイル215、216、217、218を示す
図である。ボイスコイル部79のステンレスシートの上
に、銅の配線パターンコイル215、216、217、
218を絶縁層200を間に挟みながら下から順に形成
する。ここで、各パターンの端部201と202、20
3と204、205と206の間は絶縁層を形成せず、
銅の蒸着によって配線パターン同士を連結する。また、
同様に端部210と211の間も銅の蒸着により連結す
る。この様にすると、端末213から伸びた配線パター
ンコイル215〜218へと順につながって端末214
に至り、コイルになる。端末213、214は、外部装
置との電気的接続を行なうための接続部(接続端子部)
83になる。なお、コイルを高密度にして巻数を増やす
ことによって、層数を著しく低減して一層にすることも
可能となる。
【0030】次に、絶縁薄膜32で被覆した銅配線パタ
ーン33および絶縁物200で絶縁された配線パターン
コイル81を形成したステンレスシートに対して、エッ
チングパターンを除いて全てマスキングし、例えばウエ
ットエッチング(例えばイオンビーム照射によるドライ
エッチングでも可能である。)によって、ジンバル30
及びアーム部31(コネクタ接続用の端子部36も含
む)並びにボイスコイル部79を一体成形し、その後マ
スキングを除去する。ジンバル30は、2軸方向に微回
動できるように上記ウエットエッチングによってアーム
部31の先端部に溝を形成することによってステンレス
シートによってアーム部31と一体に形成される。その
後、アーム部31の長手方向の剛性を高めるために、図
1(b)に示すようにアーム部31の両側にプレス曲げ
加工によってリブ31aを形成する。
【0031】ボイスコイル部79においても、剛性を高
める必要がある場合には、プレス曲げ加工によってリブ
を形成すればよい。一方、ジンバル30上には磁気ヘッ
ド34を接着し、金のボールボンディングなどによって
ジンバル上の配線パターン33と電気的に接続する。ジ
ンバル30から伸びた配線パターン33はアーム部31
(ロードアーム76)の根本付近まで延長し、接続部8
2を形成する。また、ロードアーム76のアーム部31
とボイスコイル部79の間には、アーム部の根本の剛性
を確保するためにマウンタ37を溶接する。図12はこ
のロードアーム76と他に同じ構造でボイスコイル部の
ないロードアーム76a、76b、76cをキャリッジ
85に取り付けた状態を示している。各アームのジンバ
ルから伸びた配線パターン及び配線パターンコイルの接
続部と外部の記録・再生装置とつながったFPC41の
端子部の間には細線88、88a、88b、88c、8
9を介し、半田付けによって電気的に接続する。以上の
構成により、部品点数を減らすと共にキャリッジとコイ
ルの接着、硬化を省くことができる。
【0032】次に本発明に係る第6の実施の形態につい
て図13および図14を用いて説明する。図13はキャ
リッジ85に取り付ける前のロードアーム90である。
このロードアーム90は、第5の実施の形態におけるロ
ードアーム76とほぼ同じ構造を持つが、ジンバル30
から伸びた配線パターン33及びプリント配線コイル8
1から伸びた配線パターン94をロードアーム90の根
本付近まで延長し、コネクタ接続用の端子36を形成し
た点が異なる。この接続端子36はプレスにより折り曲
げを行い、アーム部31の横側からアームと垂直な面を
持たせて突出させる。図14はこのロードアーム90の
マウンタ37をキャリッジ85のキャリッジアーム39
aの先端部に取り付けた状態を示す。複数のロードアー
ム90、29が必要な場合は、他のキャリッジアーム3
9b、39cの先端部に図1に示す如く第1の実施の形
態で示したロードアーム29a〜29cを取り付ける。
そして、ロードアームの接続端子36、36a〜36c
と外部の記録・再生装置とつながったFPC41の端子
部をコネクタ42を介して電気的に接続する。このコネ
クタ42は、キャリッジユニット85に固定する。
【0033】以上の構成により、第5の実施の形態のロ
ードアーム76と同様にキャリッジユニットへのコイル
の接着、硬化を省くことができ、さらに磁気ヘッド及び
コイルと外部の記録・再生装置との電気的接続、分離が
簡単に短時間で行うことができ、しかもこの接続部分に
おける絶縁剤の塗布、硬化も省くことができる。
【0034】次に本発明に係る第7の実施の形態につい
て図15および図16を用いて説明する。図15はキャ
リッジユニット85に取付ける前のロードアーム101
である。ロードアーム101は第6の実施の形態におけ
るロードアーム90とほぼ同じ構造であるが、ジンバル
30、アーム部31及びボイスコイル部79に加えてア
ーム部31と並列した延長FPC部72(48)を同一
のステンレスシートから一体成形し、ジンバル30から
伸びた配線パターン33及びボイスコイル部79から伸
びた配線パターン94を、ロードアーム101の根本を
経由して延長FPC部72(48)の先端まで伸ばし、
コネクタ接続用の端子50を形成した点が異なってい
る。ここで、延長FPC部72をアーム部31と並列さ
せたのは、ステンレスシートからアーム部を切りだす時
の材料の無駄をなくすためである。このロードアーム1
01は、外部の記録・再生装置と電気的につながったコ
ネクタがロードアームの根本から離れた位置に配置され
た場合でも、第6の実施の形態におけるロードアーム9
0と同様の効果を得ることができる。例えば、図16の
ように、外部の記録・再生装置と電気的に接続されたコ
ネクタ54をキャリッジ85の外部に配置した場合、延
長FPC部72を90度に折り曲げ、それ自体を外部の
記録・再生装置から伸びていたFPC41の代わりにす
ることができる。ここで、複数のロードアームが必要な
場合は、他のキャリッジアーム39b、39cに第2の
実施の形態で示したロードアーム45a、45b、45
cを取り付け、同様に延長FPC部48a、48b、4
8cを90度折り曲げ、先端の接続端子をコネクタ54
に接続する。
【0035】次に本発明に係る第8の実施の形態につい
て図17および図18を用いて説明する。図17は折り
曲げ加工前のロードアーム112の展開図である。この
ロードアーム112は、第3の実施の形態におけるロー
ドアーム56とほぼ同じ構造を持つが、ジンバル30
a、30b、30c、30d、アーム部31a、31
b、31c、31dに加えてボイスコイル部79を同一
のステンレスシートから一体成形し、ボイスコイル部7
9上には絶縁層を介してプリント配線コイル81を形成
し、そこから伸びた配線パターン94も各ジンバル30
a〜30dから伸びた各配線パターン33a〜33dと
共に連結部59a、59b、59cを経由してコネクタ
接続用の端子62(36)に集約した点が異なる。そし
て、図18のように、連結部59a、59b、59cに
スペーサ64a、64b、64cを挟んで折りたたみ、
溶接などにより固定して複数のロードアームを一定間隔
で配置した中間部品122を作成する。この中間部品1
22をキャリッジ123の先端部123aに溶接などで
取り付ける。そして、第3の実施の形態におけるロード
アーム56と同様に、接続端子62(36)を外部の記
録・再生装置と電気的につながったFPC67の端子部
とコネクタ68を介して接続する。コネクタ68は、キ
ャリッジ123に固定する。
【0036】以上の構成により、第6の実施の形態のお
けるロードアーム90と同様の効果に加えて、コネクタ
68への接続数をさらに減らすことができ、キャリッジ
123へのロードアーム122の取り付けが一括化さ
れ、組立作業時間を短縮することができる。次に本発明
に係る第9の実施の形態について図19および図20を
用いて説明する。図19は折り曲げ加工前のロードアー
ム126の展開図である。ロードアーム126は第8の
実施の形態におけるロードアーム122とほぼ同じ構造
であるが、ジンバル30a〜30d、アーム部31a〜
31d及びボイスコイル部79に加えてアーム部31d
と並列した延長FPC部72(48)を同一のステンレ
スシートから一体成形し、各ジンバルから伸びた複数の
配線パターン33a〜33d及びボイスコイル部79か
ら伸びた複数の配線パターン94を連結部59a、59
b、59cを経由して延長FPC部72(48)の先端
まで伸ばし、コネクタ接続用の端子302を形成した点
が異なっている。ここで、延長FPC部72(48)を
アーム部31dと並列させたのは、ステンレスシートか
らアームを切りだす時の材料の無駄をなくすためであ
る。このロードアーム126は、外部の記録・再生装置
と電気的につながったコネクタがロードアームの根本か
ら離れた位置に配置された場合でも、第8の実施の形態
におけるロードアーム112と同様の効果を得ることが
できる。例えば、図20のように外部の記録・再生装置
と電気的に接続されたコネクタ74をキャリッジ134
(123)の外部に配置した場合、延長FPC部72
(48)を90度折り曲げ、それ自体を外部の記録・再
生装置から伸びていたFPC41の代わりにすることが
できる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。 (1)磁気ヘッドと外部の記録・再生装置の電気的接
続、及び分離を簡単に短時間で行うことができ、磁気デ
ィスク装置の製造時間及びリペア作業時間の短縮によっ
て大幅なコストダウンが図れることができる。また、ロ
ードアーム単位で磁気ヘッドのR/W特性のチェックを
容易に行えるので、磁気ディスク装置本体へ組付ける前
に不良品を除くことができ、組上がり品の歩留りを向上
させることができる。 (2)コイルとキャリッジの接着、硬化を省くと共に、
配線パターンコイルと外部の記録・再生装置の電気的接
続を簡単に短時間で行うことができ、磁気ディスク装置
の製造時間を短縮できる。 (3)複数のロードアームが一体となった中間部品を作
ることにより、キャリッジへの組立作業時間を減らし、
磁気ディスク装置のコストダウンを図れる。また、配線
パターンを1ヶ所にまとめることで、接続作業数を減ら
すことができると共に、装置の小型化を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態であるロードア
ームの構造を示す図であり、(a)はロードアームを示
す斜視図、(b)は(a)におけるA−A矢視断面図で
ある。
【図2】本発明に係る第1の実施の形態であるロードア
ームをキャリッジに取り付けた状態を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明に係る第2の実施の形態であるロードア
ームの構造を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る第2の実施の形態であるロードア
ームを長いキャリッジアームを持つキャリッジに取り付
けた状態を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る第2の実施の形態であるロードア
ームを短いキャリッジアームを持つキャリッジに取り付
けた状態を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る第3の実施の形態であるロードア
ームの折り曲げ加工前の展開斜視図である。
【図7】本発明に係る第3の実施の形態であるロードア
ームをキャリッジに取り付ける状態を示す斜視図であ
る。
【図8】本発明に係る第4の実施の形態であるロードア
ームの折り曲げ加工前の展開斜視図である。
【図9】本発明に係る第4の実施の形態であるロードア
ームをキャリッジに取り付けた状態を示す斜視図であ
る。
【図10】本発明に係る第5の実施の形態であるプリン
ト配線コイル一体型のロードアームを示す斜視図であ
る。
【図11】本発明に係る第5の実施の形態であるプリン
ト配線コイルの形成方法を説明するための図で、(a)
は図10に示すB−B矢視断面図、(b)〜(e)は各
層のコイル形状を示す図である。
【図12】本発明に係る第5の実施の形態であるプリン
ト配線コイル一体型のロードアーム等をキャリッジに取
り付けた状態を示す斜視図である。
【図13】本発明に係る第6の実施の形態であるプリン
ト配線コイル一体型のロードアームを示す斜視図であ
る。
【図14】本発明に係る第6の実施の形態であるプリン
ト配線コイル一体型のロードアームと本発明に係る第1
の実施の形態であるロードアームとをキャリッジに取り
付けた状態を示す斜視図である。
【図15】本発明に係る第7の実施の形態であるプリン
ト配線コイル一体型のロードアームを示す斜視図であ
る。
【図16】本発明に係る第7の実施の形態であるプリン
ト配線コイル一体型のロードアームと本発明に係る第2
の実施の形態であるロードアームをキャリッジに取り付
けた状態を示す斜視図である。
【図17】本発明に係る第8の実施の形態であるプリン
ト配線コイル一体型のロードアームを有する積み重ね型
のロードアームの折り曲げ前の展開した状態を示す斜視
図である。
【図18】本発明に係る第8の実施の形態であるロード
アームをキャリッジに取り付ける状態を示す斜視図であ
る。
【図19】本発明に係る第9の実施の形態であるプリン
ト配線コイル一体型のロードアームを有する積み重ね型
のロードアームの折り曲げ前の展開した状態を示す斜視
図である。
【図20】本発明に係る第9の実施の形態であるロード
アームをキャリッジに取り付けた状態を示す斜視図であ
る。
【図21】本発明に係る実施の形態におけるロードアー
ム単体で、磁気ヘッドのR/W特性をチェックするため
の機構を示したものである。
【図22】従来の配線パターン付き一体型ヘッド支持機
構を示す図である。
【符号の説明】
29、29a〜29d…ロードアーム、30、30a〜
30d…ジンバル 31…アーム部、31a…リブ、32…絶縁薄膜(絶縁
層) 33、33a〜33d…銅配線パターン、34、34a
〜34d…磁気ヘッド 35…金のボールボンディング 36、36a〜36d…コネクタ接続用の端子、37…
マウンタ 38…キャリッジ、39、39a〜39c…キャリッジ
アーム、41…FPC 42…コネクタ、43…コイル、44…コイルの端末線 45、45a〜45d…ロードアーム、48、48a〜
48d…延長FPC部 49…銅配線パターン、50…コネクタ接続用の端子 51a〜51c…キャリッジアーム、52…キャリッジ 53、54…コネクタ、56…ロードアーム 58a〜58d…アーム部、59a〜59c…連結部 62…コネクタ用接続端子、63a〜63d…マウンタ 64a〜64c…スペーサ、65…中間部品、66…キ
ャリッジ 67…FPC、68…コネクタ、69…ロードアーム、
72…延長FPC部 302…コネクタ用接続端子、76、90…ロードアー
ム 79…ボイスコイル部、81…配線パターンコイル 85、123、134…キャリッジ、94…延長パター
ン 101、112、122、126…ロードアーム

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドとボンディング接続されたジン
    バルから接続用の端子部まで絶縁膜で被覆された配線パ
    ターンを布設して上記磁気ヘッドを取付けたジンバルを
    先端部に薄板状素材から一体に形成した薄板状アーム部
    と該薄板状アーム部の根本部近傍において上記薄板状素
    材から折り曲げて一体に形成された上記接続用の端子部
    とを有する薄板状ロードアームを、回動可能または移動
    可能に構成されたキャリッジのアーム先端部に取り付け
    て構成し、上記接続用の端子部と記録・再生装置につな
    がった可撓性印刷配線の端子部とを接続して上記磁気ヘ
    ッドと上記記録・再生装置との間において信号伝達可能
    に構成したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】磁気ヘッドとボンディング接続されたジン
    バルからコネクタ接続用の端子部まで絶縁膜で被覆され
    た配線パターンを布設して上記磁気ヘッドを取付けたジ
    ンバルを先端部に薄板状素材から一体に形成した薄板状
    アーム部と該薄板状アーム部の根本部近傍において上記
    薄板状素材から折り曲げて一体に形成された上記コネク
    タ接続用の端子部とを有する薄板状ロードアームを、回
    動可能または移動可能に構成されたキャリッジのアーム
    先端部に取り付けて構成し、上記コネクタ接続用の端子
    部と記録・再生装置につながった可撓性印刷配線の端子
    部とをコネクタ接続して上記磁気ヘッドと上記記録・再
    生装置との間において信号伝達可能に構成したことを特
    徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】磁気ヘッドとボンディング接続されたジン
    バルから延長可撓性印刷配線としてのコネクタ接続用の
    端子部まで絶縁膜で被覆された配線パターンを布設して
    上記磁気ヘッドを取付けたジンバルを先端部に薄板状素
    材から一体に形成した薄板状アーム部と該薄板状アーム
    部の根本部近傍において上記薄板状素材から折り曲げて
    一体に形成された上記延長可撓性印刷配線としてのコネ
    クタ接続用の端子部とを有する薄板状ロードアームを、
    回動可能または移動可能に構成されたキャリッジのアー
    ム先端部に取り付けて構成し、上記延長可撓性印刷配線
    としてのコネクタ接続用の端子部と記録・再生装置につ
    ながった可撓性印刷配線の端子部とをコネクタ接続して
    上記磁気ヘッドと上記記録・再生装置との間において信
    号伝達可能に構成したことを特徴とする磁気ディスク装
    置。
  4. 【請求項4】磁気ヘッドとボンディング接続されたジン
    バルから接続用の端子部まで絶縁膜で被覆された配線パ
    ターンを布設して上記磁気ヘッドを取付けたジンバルを
    先端部に薄板状素材から一体に形成した薄板状アーム部
    と該薄板状アーム部の根本部近傍において上記薄板状素
    材から折り曲げて一体に形成された上記接続用の端子部
    とを有する薄板状ロードアームを磁気ディスクに対応さ
    せて複数、回動可能または移動可能に構成されたキャリ
    ッジのアーム先端部に取り付けて構成し、上記各接続用
    の端子部と記録・再生装置につながった可撓性印刷配線
    の端子部とを接続して上記磁気ヘッドと上記記録・再生
    装置との間において信号伝達可能に構成したことを特徴
    とする磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】磁気ヘッドとボンディング接続されたジン
    バルからコネクタ接続用の端子部まで絶縁膜で被覆され
    た配線パターンを布設して上記磁気ヘッドを取付けたジ
    ンバルを先端部に薄板状素材から一体に形成した薄板状
    アーム部と該薄板状アーム部の根本部近傍において上記
    薄板状素材から折り曲げて一体に形成された上記コネク
    タ接続用の端子部とを有する薄板状ロードアームを磁気
    ディスクに対応させて複数、回動可能または移動可能に
    構成されたキャリッジのアーム先端部に取り付けて構成
    し、上記各コネクタ接続用の端子部と記録・再生装置に
    つながった可撓性印刷配線の端子部とをコネクタ接続し
    て上記磁気ヘッドと上記記録・再生装置との間において
    信号伝達可能に構成したことを特徴とする磁気ディスク
    装置。
  6. 【請求項6】磁気ヘッドとボンディング接続されたジン
    バルから延長可撓性印刷配線としてのコネクタ接続用の
    端子部まで絶縁膜で被覆された配線パターンを布設して
    上記磁気ヘッドを取付けたジンバルを先端部に薄板状素
    材から一体に形成した薄板状アーム部と該薄板状アーム
    部の根本部近傍において上記薄板状素材から折り曲げて
    一体に形成された上記延長可撓性印刷配線としてのコネ
    クタ接続用の端子部とを有する薄板状ロードアームを磁
    気ディスクに対応させて複数、回動可能または移動可能
    に構成されたキャリッジのアーム先端部に取り付けて構
    成し、上記各延長可撓性印刷配線としてのコネクタ接続
    用の端子部と記録・再生装置につながった可撓性印刷配
    線の端子部とをコネクタ接続して上記磁気ヘッドと上記
    記録・再生装置との間において信号伝達可能に構成した
    ことを特徴とする磁気ディスク装置。
  7. 【請求項7】磁気ヘッドとボンディング接続されたジン
    バルから連結部まで絶縁膜で被覆された配線パターンを
    布設して上記磁気ヘッドを取付けたジンバルを先端部に
    薄板状素材から一体に形成した薄板状アーム部と該薄板
    状アーム部の根本部近傍において上記薄板状素材から折
    り曲げて一体に形成された上記連結部とを有する薄板状
    ロードアームを複数積み重ねて、回動可能または移動可
    能に構成されたキャリッジのアーム先端部に取り付けて
    構成し、上記各薄板状アーム部上の配線パターンをコネ
    クタ接続用の端子部へと集中し、このコネクタ接続用の
    端子部と記録・再生装置につながった可撓性印刷配線の
    端子部とをコネクタ接続して上記磁気ヘッドと上記記録
    ・再生装置との間において信号伝達可能に構成したこと
    を特徴とする磁気ディスク装置。
  8. 【請求項8】磁気ヘッドとボンディング接続されたジン
    バルから連結部まで絶縁膜で被覆された配線パターンを
    布設して上記磁気ヘッドを取付けたジンバルを先端部に
    薄板状素材から一体に形成した薄板状アーム部と該薄板
    状アーム部の根本部近傍において上記薄板状素材から折
    り曲げて一体に形成された上記連結部とを有する薄板状
    ロードアームを複数積み重ねて、回動可能または移動可
    能に構成されたキャリッジのアーム先端部に取り付けて
    構成し、上記各薄板状アーム部上の配線パターンを延長
    可撓性印刷配線としてのコネクタ接続用の端子部へと集
    中し、この延長可撓性印刷配線としてのコネクタ接続用
    の端子部と記録・再生装置につながった可撓性印刷配線
    の端子部とをコネクタ接続して上記磁気ヘッドと上記記
    録・再生装置との間において信号伝達可能に構成したこ
    とを特徴とする磁気ディスク装置。
  9. 【請求項9】磁気ヘッドとボンディング接続されたジン
    バルから連結部まで絶縁膜で被覆された配線パターンを
    布設して上記磁気ヘッドを取付けたジンバルを先端部に
    薄板状素材から一体に形成した薄板状アーム部と該薄板
    状アーム部の根本部近傍において上記薄板状素材から折
    り曲げて一体に形成された上記連結部とを有する薄板状
    ロードアームを複数積み重ねて、回動可能または移動可
    能に構成されたキャリッジのアーム先端部に取り付けて
    構成し、上記各薄板状アーム部上の配線パターンをコネ
    クタ接続用の端子部へと集中し、このコネクタ接続用の
    端子部と記録・再生装置につながった可撓性印刷配線の
    端子部とをコネクタ接続して上記磁気ヘッドと上記記録
    ・再生装置との間において信号伝達可能に構成したこと
    を特徴とする磁気ディスク装置。
  10. 【請求項10】磁気ヘッドとボンディング接続されたジ
    ンバルから接続用の端子部まで絶縁膜で被覆された配線
    パターンを布設して上記磁気ヘッドを取付けたジンバル
    を先端部に薄板状素材から一体に形成した薄板状アーム
    部と絶縁膜で被覆された配線パターンコイルを設けて上
    記薄板状素材から一体に形成されたボイスコイル部とを
    有する薄板状ロードアームを、回動可能または移動可能
    に構成されたキャリッジのアーム先端部に取り付けて構
    成し、上記接続用の端子部と記録・再生装置につながっ
    た可撓性印刷配線の端子部とを接続して上記磁気ヘッド
    と上記記録・再生装置との間において信号伝達可能に構
    成したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  11. 【請求項11】磁気ヘッドとボンディング接続されたジ
    ンバルからコネクタ接続用の端子部まで絶縁膜で被覆さ
    れた配線パターンを布設して上記磁気ヘッドを取付けた
    ジンバルを先端部に薄板状素材から一体に形成した薄板
    状アーム部と絶縁膜で被覆された配線パターンコイルを
    設けて上記薄板状素材から一体に形成されたボイスコイ
    ル部とを有する薄板状ロードアームを、回動可能または
    移動可能に構成されたキャリッジのアーム先端部に取り
    付けて構成し、上記コネクタ接続用の端子部と記録・再
    生装置につながった可撓性印刷配線の端子部とをコネク
    タ接続して上記磁気ヘッドと上記記録・再生装置との間
    において信号伝達可能に構成したことを特徴とする磁気
    ディスク装置。
  12. 【請求項12】磁気ヘッドとボンディング接続されたジ
    ンバルから延長可撓性印刷配線としてのコネクタ接続用
    の端子部まで絶縁膜で被覆された配線パターンを布設し
    て上記磁気ヘッドを取付けたジンバルを先端部に薄板状
    素材から一体に形成した薄板状アーム部と絶縁膜で被覆
    された配線パターンコイルを設けて上記薄板状素材から
    一体に形成されたボイスコイル部とを有する薄板状ロー
    ドアームを、回動可能または移動可能に構成されたキャ
    リッジのアーム先端部に取り付けて構成し、上記延長可
    撓性印刷配線としてのコネクタ接続用の端子部と記録・
    再生装置につながった可撓性印刷配線の端子部とをコネ
    クタ接続して上記磁気ヘッドと上記記録・再生装置との
    間において信号伝達可能に構成したことを特徴とする磁
    気ディスク装置。
  13. 【請求項13】磁気ヘッドとボンディング接続されたジ
    ンバルから連結部まで絶縁膜で被覆された配線パターン
    を布設して上記磁気ヘッドを取付けたジンバルを先端部
    に薄板状素材から一体に形成した薄板状アーム部と該薄
    板状アーム部の根本部近傍において上記薄板状素材から
    折り曲げて一体に形成された上記連結部とを有する薄板
    状ロードアームを複数積み重ねて、回動可能または移動
    可能に構成されたキャリッジのアーム先端部に取り付け
    て構成し、上記所望の薄板状ロードアームには絶縁膜で
    被覆された配線パターンコイルを設けて上記薄板状素材
    から一体に形成されたボイスコイル部を有し、上記各薄
    板状アーム部上の配線パターンを延長可撓性印刷配線と
    してのコネクタ接続用の端子部へと集中し、この延長可
    撓性印刷配線としてのコネクタ接続用の端子部と記録・
    再生装置につながった可撓性印刷配線の端子部とをコネ
    クタ接続して上記磁気ヘッドと上記記録・再生装置との
    間において信号伝達可能に構成したことを特徴とする磁
    気ディスク装置。
  14. 【請求項14】磁気ヘッドとボンディング接続されたジ
    ンバルから連結部まで絶縁膜で被覆された配線パターン
    を布設して上記磁気ヘッドを取付けたジンバルを先端部
    に薄板状素材から一体に形成した薄板状アーム部と該薄
    板状アーム部の根本部近傍において上記薄板状素材から
    折り曲げて一体に形成された上記連結部とを有する薄板
    状ロードアームを複数積み重ねて、回動可能または移動
    可能に構成されたキャリッジのアーム先端部に取り付け
    て構成し、上記所望の薄板状ロードアームには絶縁膜で
    被覆された配線パターンコイルを設けて上記薄板状素材
    から一体に形成されたボイスコイル部を有し、上記各薄
    板状アーム部上の配線パターンをコネクタ接続用の端子
    部へと集中し、このコネクタ接続用の端子部と記録・再
    生装置につながった可撓性印刷配線の端子部とをコネク
    タ接続して上記磁気ヘッドと上記記録・再生装置との間
    において信号伝達可能に構成したことを特徴とする磁気
    ディスク装置。
  15. 【請求項15】薄板状素材上にジンバルの箇所から接続
    用の端子部まで絶縁膜で被覆された配線パターンを布設
    する配線パターン布設工程と、 該配線パターン布設工程で配線パターンが布設された薄
    板状素材に対してマスキングしてエッチング加工を施し
    てジンバル部と薄板状アーム部と接続用の端子部を形成
    し、上記マスキングを取り除くエッチング加工工程と、 該エッチング加工工程で形成された薄板状アーム部につ
    いて曲げ加工によってリブを形成し、前記エッチング加
    工工程で形成された接続用の端子部を曲げ加工して薄板
    状ロードアームを形成する曲げ加工工程と、 該曲げ加工工程で形成された薄板状ロードアームの根本
    部にマウンタを固着するマウンタ取付け工程と、 前記曲げ加工工程で形成された薄板状ロードアームの先
    端部のジンバルに磁気ヘッドを取付けてボンディング接
    続する磁気ヘッド取付け工程と、 前記マウンタ取付け工程でマウンタが固着され、前記磁
    気ヘッド取付け工程で磁気ヘッドが取付けられた薄板状
    ロードアームをキャリッジのアーム先端部に取付ける薄
    板状ロードアーム取付け工程とを有することを特徴とす
    る薄板状ロードアームの製造方法。
  16. 【請求項16】薄板状素材上にジンバルの箇所から延長
    可撓性印刷配線としてのコネクタ接続用の端子部まで絶
    縁膜で被覆された配線パターンを布設する配線パターン
    布設工程と、 該配線パターン布設工程で配線パターンが布設された薄
    板状素材に対してマスキングしてエッチング加工を施し
    てジンバル部と薄板状アーム部と延長可撓性印刷配線と
    してのコネクタ接続用の端子部を形成し、上記マスキン
    グを取り除くエッチング加工工程と、 該エッチング加工工程で形成された薄板状アーム部につ
    いて曲げ加工によってリブを形成し、前記エッチング加
    工工程で形成された延長可撓性印刷配線としてのコネク
    タ接続用の端子部を曲げ加工して薄板状ロードアームを
    形成する曲げ加工工程と、 該曲げ加工工程で形成された薄板状ロードアームの根本
    部にマウンタを固着するマウンタ取付け工程と、 前記曲げ加工工程で形成された薄板状ロードアームの先
    端部のジンバルに磁気ヘッドを取付けてボンディング接
    続する磁気ヘッド取付け工程と、 前記マウンタ取付け工程でマウンタが固着され、前記磁
    気ヘッド取付け工程で磁気ヘッドが取付けられた薄板状
    ロードアームをキャリッジのアーム先端部に取付ける薄
    板状ロードアーム取付け工程とを有することを特徴とす
    る薄板状ロードアームの製造方法。
  17. 【請求項17】薄板状素材上に、ジンバルの箇所から接
    続用の端子部まで絶縁膜で被覆された配線パターンを布
    設し、ボイスコイル箇所に絶縁膜で被覆された配線パタ
    ーンコイルを形成する配線パターン布設工程と、 該配線パターン布設工程で配線パターンおよび配線パタ
    ーンコイルが布設された薄板状素材に対してマスキング
    してエッチング加工を施してジンバル部と薄板状アーム
    部と接続用の端子部とボイスコイル部とを形成し、上記
    マスキングを取り除くエッチング加工工程と、 該エッチング加工工程で形成された薄板状アーム部につ
    いて曲げ加工によってリブを形成し、前記エッチング加
    工工程で形成された接続用の端子部を曲げ加工して薄板
    状ロードアームを形成する曲げ加工工程と、 該曲げ加工工程で形成された薄板状ロードアームの根本
    部にマウンタを固着するマウンタ取付け工程と、 前記曲げ加工工程で形成された薄板状ロードアームの先
    端部のジンバルに磁気ヘッドを取付けてボンディング接
    続する磁気ヘッド取付け工程と、 前記マウンタ取付け工程でマウンタが固着され、前記磁
    気ヘッド取付け工程で磁気ヘッドが取付けられた薄板状
    ロードアームをキャリッジのアーム先端部に取付ける薄
    板状ロードアーム取付け工程とを有することを特徴とす
    る薄板状ロードアームの製造方法。
  18. 【請求項18】薄板状素材上に、ジンバルの箇所から延
    長可撓性印刷配線としてのコネクタ接続用の端子部まで
    絶縁膜で被覆された配線パターンを布設し、ボイスコイ
    ル箇所に絶縁膜で被覆された配線パターンコイルを形成
    する配線パターン布設工程と、 該配線パターン布設工程で配線パターンが布設された薄
    板状素材に対してマスキングしてエッチング加工を施し
    てジンバル部と薄板状アーム部と延長可撓性印刷配線と
    してのコネクタ接続用の端子部とボイスコイル部とを形
    成し、上記マスキングを取り除くエッチング加工工程
    と、 該エッチング加工工程で形成された薄板状アーム部につ
    いて曲げ加工によってリブを形成し、前記エッチング加
    工工程で形成された延長可撓性印刷配線としてのコネク
    タ接続用の端子部を曲げ加工して薄板状ロードアームを
    形成する曲げ加工工程と、 該曲げ加工工程で形成された薄板状ロードアームの根本
    部にマウンタを固着するマウンタ取付け工程と、 前記曲げ加工工程で形成された薄板状ロードアームの先
    端部のジンバルに磁気ヘッドを取付けてボンディング接
    続する磁気ヘッド取付け工程と、 前記マウンタ取付け工程でマウンタが固着され、前記磁
    気ヘッド取付け工程で磁気ヘッドが取付けられた薄板状
    ロードアームをキャリッジのアーム先端部に取付ける薄
    板状ロードアーム取付け工程とを有することを特徴とす
    る薄板状ロードアームの製造方法。
  19. 【請求項19】薄板状素材上に各ジンバルの箇所から各
    根本部の近傍まで絶縁膜で被覆された配線パターンを布
    設する配線パターン布設工程と、 該配線パターン布設工程で配線パターンが布設された薄
    板状素材に対してマスキングしてエッチング加工を施し
    て各ジンバル部を有する複数の薄板状アーム部とこれら
    薄板状アーム部を連結する連結部を形成し、上記マスキ
    ングを取り除くエッチング加工工程と、 該エッチング加工工程で形成された各薄板状アーム部に
    ついて曲げ加工によってリブを形成する曲げ加工工程
    と、 該曲げ加工工程で形成された各薄板状ロードアームの根
    本部にマウンタを固着するマウンタ取付け工程と、 前記曲げ加工工程で形成された各薄板状ロードアームの
    先端部のジンバルに磁気ヘッドを取付けてボンディング
    接続する磁気ヘッド取付け工程と、 前記連結部に対して曲げ加工を施して前記複数の薄板状
    ロードアームを積み重ねる積み重ね工程と、 前記積み重ね工程で積み重ねられた前記複数の薄板状ロ
    ードアームをキャリッジのアーム先端部に取付ける薄板
    状ロードアーム取付け工程とを有することを特徴とする
    薄板状ロードアームの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR19990053020A (ko) * 1997-12-23 1999-07-15 윤종용 하드 디스크 드라이브의 신호전달부
KR100501693B1 (ko) * 1998-02-18 2005-09-30 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브의 액츄에이터

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KR19990053020A (ko) * 1997-12-23 1999-07-15 윤종용 하드 디스크 드라이브의 신호전달부
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