JPH09167091A - 通信ソフトウエア配信課金方法および装置 - Google Patents
通信ソフトウエア配信課金方法および装置Info
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- JPH09167091A JPH09167091A JP34755795A JP34755795A JPH09167091A JP H09167091 A JPH09167091 A JP H09167091A JP 34755795 A JP34755795 A JP 34755795A JP 34755795 A JP34755795 A JP 34755795A JP H09167091 A JPH09167091 A JP H09167091A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 38
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 19
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンピュータ通信により使用期限を決めて配
信されるソフトウエアが使用期限が過ぎても不正に使用
されることを防止する。 【解決手段】 通信機能とソフトウエアの期限管理機能
を有するコンピュータ通信・ソフトウエア管理手段およ
びユーザーが変更不可能な計時機構を備えた通信ソフト
ウエア管理用外部記憶装置を備えたコンピュータ装置に
たいして、前記コンピュータ通信・ソフトウエア管理手
段を介するアクセスに対して使用期限を設定したソフト
ウエアをコンピュータ通信により配信するとともに使用
期限に対応する課金を行う。
信されるソフトウエアが使用期限が過ぎても不正に使用
されることを防止する。 【解決手段】 通信機能とソフトウエアの期限管理機能
を有するコンピュータ通信・ソフトウエア管理手段およ
びユーザーが変更不可能な計時機構を備えた通信ソフト
ウエア管理用外部記憶装置を備えたコンピュータ装置に
たいして、前記コンピュータ通信・ソフトウエア管理手
段を介するアクセスに対して使用期限を設定したソフト
ウエアをコンピュータ通信により配信するとともに使用
期限に対応する課金を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ通信
機能を用いたソフトウエアの配信課金方法および装置に
関する。
機能を用いたソフトウエアの配信課金方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ通信によるゲームソフトウ
エアの配布は、無料のソフトウェア(フリーウェア)、
あるいは有料のソフトウェア(シェアウェア)がある。
有料情報の場合、その課金はネットワークのキーとなる
ステーションすなわちホスト局で行っている。ネットワ
ークユーザーはホスト局とユーザー会員契約を結び、パ
スワードとユーザーIDを取得することによってネット
ワークが利用できるようになる。有料ソフトや情報を取
得した場合は、料金は情報量や利用時間などによって算
出され、ホスト局を通して徴収される。
エアの配布は、無料のソフトウェア(フリーウェア)、
あるいは有料のソフトウェア(シェアウェア)がある。
有料情報の場合、その課金はネットワークのキーとなる
ステーションすなわちホスト局で行っている。ネットワ
ークユーザーはホスト局とユーザー会員契約を結び、パ
スワードとユーザーIDを取得することによってネット
ワークが利用できるようになる。有料ソフトや情報を取
得した場合は、料金は情報量や利用時間などによって算
出され、ホスト局を通して徴収される。
【0003】また、パソコン通信による使用期間制限付
きソフトウェアの提供すなわち貸し出しも行われてい
る。このシステムでは利用金を払い込むと、要求したソ
フトウェアを公衆回線を通じて自分の端末にコピーで
き、一定期間自分の端末(パソコン)で独立して使用で
きるというものである。
きソフトウェアの提供すなわち貸し出しも行われてい
る。このシステムでは利用金を払い込むと、要求したソ
フトウェアを公衆回線を通じて自分の端末にコピーで
き、一定期間自分の端末(パソコン)で独立して使用で
きるというものである。
【0004】使用期限のチェックは、ソフトが配信され
た日時をパソコンのタイマーから取り出してコピーファ
イルに記憶し、使用期限が過ぎたときにソフトウェア的
に使用不可能とするものである。期限のチェックはコピ
ー日時と現在のパソコンのタイマーと比較することによ
って行われる。市販で購入するときに比べて貸し出しソ
フトは安価で、しかも通信システムを通じて入手が可能
であるからユーザーにとってのメリットは大きい。また
メーカーとしても、不特定多数のユーザーが見込めるな
どのメリットをもっている。とくにゲームソフトの場
合、ビジネスソフトに比べて継続性が薄いから、通信に
よるソフトウエアの使用期間制限付き提供いわゆる貸し
出しシステムはユーザーにとってメリットが多い。
た日時をパソコンのタイマーから取り出してコピーファ
イルに記憶し、使用期限が過ぎたときにソフトウェア的
に使用不可能とするものである。期限のチェックはコピ
ー日時と現在のパソコンのタイマーと比較することによ
って行われる。市販で購入するときに比べて貸し出しソ
フトは安価で、しかも通信システムを通じて入手が可能
であるからユーザーにとってのメリットは大きい。また
メーカーとしても、不特定多数のユーザーが見込めるな
どのメリットをもっている。とくにゲームソフトの場
合、ビジネスソフトに比べて継続性が薄いから、通信に
よるソフトウエアの使用期間制限付き提供いわゆる貸し
出しシステムはユーザーにとってメリットが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のソフトウエアの
貸し出しは、ソフトウエアのメーカーにとって問題があ
る。現在行われている貸し出し期限のチェックがユーザ
ー側のパソコンのタイマーで行われているために、使用
期限が過ぎても不正に使用されることが挙げられる。パ
ソコンではタイマーの日時をユーザーが自由に変えらる
ためである。このため、通信による有料のゲームソフト
貸し出しはほとんど行われていないのが現状である。本
発明の課題としては、上記のような不正使用を防止する
ためのシステムを開発することである。
貸し出しは、ソフトウエアのメーカーにとって問題があ
る。現在行われている貸し出し期限のチェックがユーザ
ー側のパソコンのタイマーで行われているために、使用
期限が過ぎても不正に使用されることが挙げられる。パ
ソコンではタイマーの日時をユーザーが自由に変えらる
ためである。このため、通信による有料のゲームソフト
貸し出しはほとんど行われていないのが現状である。本
発明の課題としては、上記のような不正使用を防止する
ためのシステムを開発することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の方法は通信機能とソフトウエアの期限管
理機能を有するコンピュータ通信・ソフトウエア管理手
段、およびユーザーが変更不可能な計時機構を備えた外
部記憶装置を備えたコンピュータ装置にたいして、前記
コンピュータ通信・ソフトウエア管理手段を介するアク
セスに対して使用期限を設定したソフトウエアをコンピ
ュータ通信により送るとともに前記使用期限に対応する
課金を行う。
めに、本発明の方法は通信機能とソフトウエアの期限管
理機能を有するコンピュータ通信・ソフトウエア管理手
段、およびユーザーが変更不可能な計時機構を備えた外
部記憶装置を備えたコンピュータ装置にたいして、前記
コンピュータ通信・ソフトウエア管理手段を介するアク
セスに対して使用期限を設定したソフトウエアをコンピ
ュータ通信により送るとともに前記使用期限に対応する
課金を行う。
【0007】配信されたソフトウエアの期限管理に用い
る計時機構の日時の設定は初回のみ可能で、それ以降は
ユーザーが変更できないように設計されている。ただし
継続使用がある場合には、料金を振り込むことによって
ネットワーク上で日時の変更が行える。
る計時機構の日時の設定は初回のみ可能で、それ以降は
ユーザーが変更できないように設計されている。ただし
継続使用がある場合には、料金を振り込むことによって
ネットワーク上で日時の変更が行える。
【0008】本発明では、コンピュータ通信でソフトウ
エアをホスト局からダウンロードする場合、通信ソフト
ウエア管理用外部記憶装置内のROMに登録されたコン
ピュータ通信管理プログラム以外からはソフトウエアを
ダウンロードできないようにする必要がある。ダウンロ
ードされた貸し出しソフトウエアは記憶装置内の電気的
に書き込み可能な不揮発性メモリに登録する。このとき
同時に、通信ソフトウエア管理用外部記憶装置に内蔵さ
れた計時機構から日時を取り出し、ソフト登録ファイル
のヘッダーに記録しておく。
エアをホスト局からダウンロードする場合、通信ソフト
ウエア管理用外部記憶装置内のROMに登録されたコン
ピュータ通信管理プログラム以外からはソフトウエアを
ダウンロードできないようにする必要がある。ダウンロ
ードされた貸し出しソフトウエアは記憶装置内の電気的
に書き込み可能な不揮発性メモリに登録する。このとき
同時に、通信ソフトウエア管理用外部記憶装置に内蔵さ
れた計時機構から日時を取り出し、ソフト登録ファイル
のヘッダーに記録しておく。
【0009】ユーザーが貸し出されたソフトウエアを使
用する場合も、必ず通信ソフトウエア管理用外部記憶装
置内のコンピュータ通信・ソフトウエア管理プログラム
を介して行われる。このときに、ヘッダーに記録された
日時と通信ソフトウエア管理用外部記憶装置内の計時機
構の現時点での日時を比較し、貸し出し期限切れの場合
にはソフトウエアが利用できないようにする。
用する場合も、必ず通信ソフトウエア管理用外部記憶装
置内のコンピュータ通信・ソフトウエア管理プログラム
を介して行われる。このときに、ヘッダーに記録された
日時と通信ソフトウエア管理用外部記憶装置内の計時機
構の現時点での日時を比較し、貸し出し期限切れの場合
にはソフトウエアが利用できないようにする。
【0010】なお、上の説明では貸し出しソフトウエア
は本発明の外部記憶媒体の不揮発性メモリに記憶すると
したが、他の外部記憶媒体(FDやMOなど)にも書き
込みが可能である。ただしその場合にも、貸し出し日時
は通信ソフトウエア用外部記憶装置内に設けた不揮発性
メモリに書き出され、通信ソフトウエア管理用外部記憶
装置内のコンピュータ通信管理プログラムを介さないと
アクセスできないように設計されている。
は本発明の外部記憶媒体の不揮発性メモリに記憶すると
したが、他の外部記憶媒体(FDやMOなど)にも書き
込みが可能である。ただしその場合にも、貸し出し日時
は通信ソフトウエア用外部記憶装置内に設けた不揮発性
メモリに書き出され、通信ソフトウエア管理用外部記憶
装置内のコンピュータ通信管理プログラムを介さないと
アクセスできないように設計されている。
【0011】上記の機能をもつ本発明の通信ソフトウエ
ア管理用外部記憶媒体に連動させて、コンピュータ通信
管理プログラム以外の通信ソフトによる貸し出しソフト
のダウンロードはできないように、ホスト局のコンピュ
ータがコントロールする。また日時の変更や初期化もネ
ットワーク上でのみ可能とする。
ア管理用外部記憶媒体に連動させて、コンピュータ通信
管理プログラム以外の通信ソフトによる貸し出しソフト
のダウンロードはできないように、ホスト局のコンピュ
ータがコントロールする。また日時の変更や初期化もネ
ットワーク上でのみ可能とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としてコンピ
ュータゲーム機を例に挙げて説明する。図1は本発明で
用いるシステムの説明図である。ゲーム機本体1は内蔵
された通信装置2および通信回線3を介してホストコン
ピュータ4との接続している。通信装置2はゲーム機本
体1に内蔵型であっても、また増設された外部装置であ
ってもよい。通信回線3はホスト局がCATVの場合に
は専用回線であり、ホスト局が一般のコンピュータ通信
用の場合には通常公衆回線である。
ュータゲーム機を例に挙げて説明する。図1は本発明で
用いるシステムの説明図である。ゲーム機本体1は内蔵
された通信装置2および通信回線3を介してホストコン
ピュータ4との接続している。通信装置2はゲーム機本
体1に内蔵型であっても、また増設された外部装置であ
ってもよい。通信回線3はホスト局がCATVの場合に
は専用回線であり、ホスト局が一般のコンピュータ通信
用の場合には通常公衆回線である。
【0013】ゲーム機本体1には通信ソフトウエア管理
用外部記憶装置5が接続ケーブルを介して接続されてい
る。通信ソフトウエア管理用外部記憶装置5はROM
6、不揮発性RAM7および計時機構(RTC)8から
構成されている。ROM6には通信ソフトウエア管理プ
ログラムが登録されている。通信ソフトウエア管理プロ
グラムはホスト局のゲームソフトのダウンロード、ダウ
ンロードしたプログラムの不揮発性RAM7への書き込
みおよびロード、貸し出し期間等の時間管理などを行
う。
用外部記憶装置5が接続ケーブルを介して接続されてい
る。通信ソフトウエア管理用外部記憶装置5はROM
6、不揮発性RAM7および計時機構(RTC)8から
構成されている。ROM6には通信ソフトウエア管理プ
ログラムが登録されている。通信ソフトウエア管理プロ
グラムはホスト局のゲームソフトのダウンロード、ダウ
ンロードしたプログラムの不揮発性RAM7への書き込
みおよびロード、貸し出し期間等の時間管理などを行
う。
【0014】不揮発性RAM7に登録されたゲームソフ
トを実行するには、いったんゲーム機本体1のRAM9
にロードされなければならないが、その際のロードも通
信ソフトウエア管理プログラムで行う。したがってこの
とき、貸し出し期限のチェックが行われる。不揮発性R
AM7に新しい通信ソフトが書き込まれる場合、通信ソ
フトウエア管理プログラムは不揮発性RAM7内の貸し
出し通信ソフトウエアの貸し出し有効期限の切れている
ものがあれば、その上に書き込みが行われる。
トを実行するには、いったんゲーム機本体1のRAM9
にロードされなければならないが、その際のロードも通
信ソフトウエア管理プログラムで行う。したがってこの
とき、貸し出し期限のチェックが行われる。不揮発性R
AM7に新しい通信ソフトが書き込まれる場合、通信ソ
フトウエア管理プログラムは不揮発性RAM7内の貸し
出し通信ソフトウエアの貸し出し有効期限の切れている
ものがあれば、その上に書き込みが行われる。
【0015】計時機構(RTC)8は時計機能をもつ回
路である。一般に家庭用ゲーム機本体にはタイマーは付
いていないが、パソコンなどのコンピュータには時計機
能回路(タイマー)が内蔵されている。市販のパソコン
ゲームや一般ソフトをパソコンで実行する場合に、ソフ
トで使用される時間はパソコン内のタイマーである。し
かし通信による貸し出しソフトを使用する場合には本発
明の計時機構(RTC)8が使われる。というのも、本
発明の通信ソフトウエア管理用外部記憶装置内のソフト
は通信ソフト管理プログラムを介さないと使用できない
からである。計時機構(RTC)8の日時は初期時のみ
設定できるが、それ以外はユーザーが自由に変更するこ
とはできない。したがって、ユーザーが日時を変えるこ
とによって貸し出し期限の不正変更はできないようにな
っている。
路である。一般に家庭用ゲーム機本体にはタイマーは付
いていないが、パソコンなどのコンピュータには時計機
能回路(タイマー)が内蔵されている。市販のパソコン
ゲームや一般ソフトをパソコンで実行する場合に、ソフ
トで使用される時間はパソコン内のタイマーである。し
かし通信による貸し出しソフトを使用する場合には本発
明の計時機構(RTC)8が使われる。というのも、本
発明の通信ソフトウエア管理用外部記憶装置内のソフト
は通信ソフト管理プログラムを介さないと使用できない
からである。計時機構(RTC)8の日時は初期時のみ
設定できるが、それ以外はユーザーが自由に変更するこ
とはできない。したがって、ユーザーが日時を変えるこ
とによって貸し出し期限の不正変更はできないようにな
っている。
【0016】また、ゲーム機本体1にはこの他に外部装
置用インターフェイス10を介して外部記憶装置11を
接続できる。これは通常のゲーム機用の外部記憶装置で
あり、たとえば、CD−ROM、ROMカートリッジ、
またパソコンの場合はFD(フロッピーディスク)、C
D−ROM、MO(光磁気ディスク)などである。本発
明では、これらの外部記憶媒体にも貸し出しソフトの格
納が可能である。その場合にも、貸し出しソフトの使用
には通信ソフトウエア管理プログラムを介さないと実行
できないようなファイル編成になっている。
置用インターフェイス10を介して外部記憶装置11を
接続できる。これは通常のゲーム機用の外部記憶装置で
あり、たとえば、CD−ROM、ROMカートリッジ、
またパソコンの場合はFD(フロッピーディスク)、C
D−ROM、MO(光磁気ディスク)などである。本発
明では、これらの外部記憶媒体にも貸し出しソフトの格
納が可能である。その場合にも、貸し出しソフトの使用
には通信ソフトウエア管理プログラムを介さないと実行
できないようなファイル編成になっている。
【0017】
【実施例】本発明の実施例につて説明する。図2はネッ
トワーク回線でゲーム機本体とホストコンピュータを接
続する例である。CPU12、RAM13、画像表示部
14、音声出力部15、通信装置16、外部装置インタ
ーフェイス17を含むゲーム機18に計時機構を備えた
通信ソフトウエア管理用外部記憶装置19、ネットワー
ク回線20を経由してホストコンピュータに接続してい
る。この他に必要に応じてCD−ROM、MO、FDな
どの外部記憶装置21を接続する。ゲーム機にはディス
プレイ22とスピーカ23が接続されている。
トワーク回線でゲーム機本体とホストコンピュータを接
続する例である。CPU12、RAM13、画像表示部
14、音声出力部15、通信装置16、外部装置インタ
ーフェイス17を含むゲーム機18に計時機構を備えた
通信ソフトウエア管理用外部記憶装置19、ネットワー
ク回線20を経由してホストコンピュータに接続してい
る。この他に必要に応じてCD−ROM、MO、FDな
どの外部記憶装置21を接続する。ゲーム機にはディス
プレイ22とスピーカ23が接続されている。
【0018】計時機構を備えた通信ソフトウエア管理用
外部記憶装置11の不揮発性メモリとしてSRAM24
が用いられている。SRAM24はバッテリ(電池)2
5によって不揮発性を維持する。このメモリの管理はす
べてROM26に登録されている通信ソフトウエア管理
プログラムによって管理される。したがって、ユーザー
が自由にこのメモリを使用することはできない。
外部記憶装置11の不揮発性メモリとしてSRAM24
が用いられている。SRAM24はバッテリ(電池)2
5によって不揮発性を維持する。このメモリの管理はす
べてROM26に登録されている通信ソフトウエア管理
プログラムによって管理される。したがって、ユーザー
が自由にこのメモリを使用することはできない。
【0019】図3は計時機構を備えた通信ソフトウエア
管理用外部記憶装置の不揮発性メモリにフラッシュメモ
リまたはEEPROMを使用した例である。フラッシュ
メモリまたはEEPROM27は電気的に書き込み可能
なメモリであるが、電源を切ってもメモリ内の記録内容
は保持される。このメモリも図2のシステムと同様に通
信ソフトウエア管理プログラムによって管理される。
管理用外部記憶装置の不揮発性メモリにフラッシュメモ
リまたはEEPROMを使用した例である。フラッシュ
メモリまたはEEPROM27は電気的に書き込み可能
なメモリであるが、電源を切ってもメモリ内の記録内容
は保持される。このメモリも図2のシステムと同様に通
信ソフトウエア管理プログラムによって管理される。
【0020】図4は、図2または図3のハードウェア構
成のシステムでホストコンピュータからゲームソフトを
ダウンロードするときのフローチャートを示している。
このとき使用される通信ソフトウエアはROM26内に
登録されている通信ソフトウエア管理プログラムであ
る。通信ソフトウエア管理プログラムは通信ソフトウエ
ア管理用外部記憶装置内のRTCのタイマーを読みにい
く。このときに計時機構(RTC)が見つからないと、
ネットワークと接続されない。
成のシステムでホストコンピュータからゲームソフトを
ダウンロードするときのフローチャートを示している。
このとき使用される通信ソフトウエアはROM26内に
登録されている通信ソフトウエア管理プログラムであ
る。通信ソフトウエア管理プログラムは通信ソフトウエ
ア管理用外部記憶装置内のRTCのタイマーを読みにい
く。このときに計時機構(RTC)が見つからないと、
ネットワークと接続されない。
【0021】計時機構(RTC)が存在している場合に
は、通信ソフトウエア管理プログラムは以下の手順でゲ
ームソフトをダウンロードする。 1.ネットワーク経由でホストコンピュータに接続す
る。 2.要求のゲームソフトをダウンロードする。 3.計時機構(RTC)の時間を通信ソフトウエア管理
用外部記憶装置内の不揮発性メモリに書き込む。 4.ホストコンピュータとの接続を切断する。 上記の手順では“ゲームソフトのダウンロード”とした
が、データや他の商用プログラムであってもよい。それ
は、ホスト側との契約内容によって決まる。
は、通信ソフトウエア管理プログラムは以下の手順でゲ
ームソフトをダウンロードする。 1.ネットワーク経由でホストコンピュータに接続す
る。 2.要求のゲームソフトをダウンロードする。 3.計時機構(RTC)の時間を通信ソフトウエア管理
用外部記憶装置内の不揮発性メモリに書き込む。 4.ホストコンピュータとの接続を切断する。 上記の手順では“ゲームソフトのダウンロード”とした
が、データや他の商用プログラムであってもよい。それ
は、ホスト側との契約内容によって決まる。
【0022】図5は、ダウンロードしたゲームソフトを
使用する場合のフローチャートである。このときに実行
可能か否かのチェックを行うのも通信ソフトウエア管理
プログラムである。通信ソフトウエア管理プログラムは
通信ソフトウエア管理用外部記憶装置に計時機構(RT
C)が存在する否かをチェックし、計時機構(RTC)
が存在しない場合には実行は打ち切られる。
使用する場合のフローチャートである。このときに実行
可能か否かのチェックを行うのも通信ソフトウエア管理
プログラムである。通信ソフトウエア管理プログラムは
通信ソフトウエア管理用外部記憶装置に計時機構(RT
C)が存在する否かをチェックし、計時機構(RTC)
が存在しない場合には実行は打ち切られる。
【0023】計時機構(RTC)が存在する場合には、
不揮発性メモリに書き込まれているダウンロードした日
時と計時機構(RTC)の現時点での日時を読み、使用
期限を超えているか否かをチェックする。使用期限を過
ぎている場合には、その旨をメッセージ表示し、ゲーム
ソフトの実行は行わない。使用期限以内なら、そのまま
ゲーム機本体のRAMにロードされ、実行される。
不揮発性メモリに書き込まれているダウンロードした日
時と計時機構(RTC)の現時点での日時を読み、使用
期限を超えているか否かをチェックする。使用期限を過
ぎている場合には、その旨をメッセージ表示し、ゲーム
ソフトの実行は行わない。使用期限以内なら、そのまま
ゲーム機本体のRAMにロードされ、実行される。
【0024】ユーザーとソフト提供者との間では、ゲー
ムソフト使用契約があらかじめ交わされる。また継続使
用する場合には、そのつどユーザーは継続使用料金をソ
フト提供者に振り込む。使用料金が振り込まれると、ホ
ストコンピュータにそのユーザーに対する貸し出しソフ
トの使用期限が登録される。ユーザーはその使用期限の
確認を端末側から行うことができる。
ムソフト使用契約があらかじめ交わされる。また継続使
用する場合には、そのつどユーザーは継続使用料金をソ
フト提供者に振り込む。使用料金が振り込まれると、ホ
ストコンピュータにそのユーザーに対する貸し出しソフ
トの使用期限が登録される。ユーザーはその使用期限の
確認を端末側から行うことができる。
【0025】その手順を示したのが図6のフローチャー
トである。このときに介在する通信ソフトも通信ソフト
管理プログラムである。この継続使用確認処理では、継
続使用料金が納入されている場合に計時機構(RTC)
の時間(日時)が不揮発性メモリに書き込まれる。いわ
ゆる、日時が変更される。したがって、この時点を基点
に新たな継続使用期間が決まるからユーザーに不利はな
い。また不揮発性メモリに時間が書き込まれると同時に
その旨でホストコンピュータにも書き込まれるので、ユ
ーザーは繰り返し日時を変更することはできない。ただ
し、使用期間の確認はできる。
トである。このときに介在する通信ソフトも通信ソフト
管理プログラムである。この継続使用確認処理では、継
続使用料金が納入されている場合に計時機構(RTC)
の時間(日時)が不揮発性メモリに書き込まれる。いわ
ゆる、日時が変更される。したがって、この時点を基点
に新たな継続使用期間が決まるからユーザーに不利はな
い。また不揮発性メモリに時間が書き込まれると同時に
その旨でホストコンピュータにも書き込まれるので、ユ
ーザーは繰り返し日時を変更することはできない。ただ
し、使用期間の確認はできる。
【0026】
【発明の効果】パソコン通信では、使用期間を設けてソ
フトウェアの貸し出しが行われている。貸し出し期間は
パソコン本体の時計を利用し管理している。しかし、パ
ソコンのタイマーは簡単にユーザーによる日時の変更が
できるために、使用期間制限を設けても勝手に日時が変
更され、使用期間を過ぎても不正に使用されることがあ
る。その点、本発明ではユーザーが自由に変更すること
のできない計時機構(RTC)を特別な外部記憶装置に
設け、しかもソフトウェアのコピーから実行までの管理
をすべて当該の外部記憶装置に登録されている通信ソフ
ト管理プログラムが行っているために、ユーザーが不正
に日時を変更することができず、従来のような使用期限
を越しての不正使用ができない仕組みになっている。
フトウェアの貸し出しが行われている。貸し出し期間は
パソコン本体の時計を利用し管理している。しかし、パ
ソコンのタイマーは簡単にユーザーによる日時の変更が
できるために、使用期間制限を設けても勝手に日時が変
更され、使用期間を過ぎても不正に使用されることがあ
る。その点、本発明ではユーザーが自由に変更すること
のできない計時機構(RTC)を特別な外部記憶装置に
設け、しかもソフトウェアのコピーから実行までの管理
をすべて当該の外部記憶装置に登録されている通信ソフ
ト管理プログラムが行っているために、ユーザーが不正
に日時を変更することができず、従来のような使用期限
を越しての不正使用ができない仕組みになっている。
【0027】また通信ソフト管理プログラムが本発明の
外部記憶媒体内にコピーされたソフトを管理しているた
めに、不正に他の外部記憶媒体にコピーし、使用するこ
との防止にもなっている。通信ソフト管理プログラムは
使用期限付き貸し出しソフトに対してのみ有効であるた
めに、従来通りのパソコンソフトの利用にはなんら支障
を来さない。
外部記憶媒体内にコピーされたソフトを管理しているた
めに、不正に他の外部記憶媒体にコピーし、使用するこ
との防止にもなっている。通信ソフト管理プログラムは
使用期限付き貸し出しソフトに対してのみ有効であるた
めに、従来通りのパソコンソフトの利用にはなんら支障
を来さない。
【0028】ユーザーにとって本発明の方式によるソフ
トウェアあるいはデータの借り入れは、購入するより安
くつく。一方、提供者にとっても使用期限付きソフトウ
ェアの提供は、1本1本は安くコストマージンが少ない
が、量的なメリットが得られる。しかも本発明の形態を
とることによって、貸し出しソフトやデータの不正期限
延長利用防止あるいは不正コピーの防止などのメリット
をもっている。
トウェアあるいはデータの借り入れは、購入するより安
くつく。一方、提供者にとっても使用期限付きソフトウ
ェアの提供は、1本1本は安くコストマージンが少ない
が、量的なメリットが得られる。しかも本発明の形態を
とることによって、貸し出しソフトやデータの不正期限
延長利用防止あるいは不正コピーの防止などのメリット
をもっている。
【図1】本発明のシステムの説明図である。
【図2】本発明の実施例におけるシステムの構成図であ
る。
る。
【図3】本発明の実施例におけるシステムの構成図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施例における通信によるソフトウェ
アダウンロードの手順を示すフローチャートである。
アダウンロードの手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施例におけるダウンロードしたソフ
トウェアの使用手順を示すフローチャートである。
トウェアの使用手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施例における貸し出しソフトウェア
の継続使用確認手順を示すフローチャートである。
の継続使用確認手順を示すフローチャートである。
1 ゲーム機本体 2 通信装置 3 通信回線 4 ホストコンピュータ 5 通信ソフトウエア管理用外部記憶装置 6 ROM 7 不揮発性RAM 8 計時機構(RTC) 9 RAM 10 外部装置用インターフェイス 11 通信ソフトウエア管理用外部記憶装置 12 CPU 13 RAM 14 画像表示部 15 音声出力部 16 通信装置 17 外部装置インターフェイス 18 ゲーム機 19 通信ソフトウエア管理用外部記憶装置 20 ネットワーク回線 21 外部記憶装置 22 ディスプレイ 23 スピーカ 24 SRAM 25 バッテリ(電池) 26 ROM 27 フラッシュメモリまたはEEPROM
Claims (2)
- 【請求項1】 通信機能とソフトウエアの期限管理機能
を有するコンピュータ通信・ソフトウエア管理手段およ
びユーザーが変更不可能な計時機構を備えた通信ソフト
ウエア管理用外部記憶装置を備えたコンピュータ装置に
たいして、前記コンピュータ通信・ソフトウエア管理手
段を介するアクセスに対して使用期限を設定したソフト
ウエアをコンピュータ通信により配信するとともに前記
使用期限に対応する課金を行うことを特徴とする通信ソ
フトウエア配信課金方法。 - 【請求項2】 通信機能とソフトウエアの期限管理機能
を有するコンピュータ通信・ソフトウエア管理手段およ
びユーザーが変更不可能な計時機構を備えたことを特徴
とする通信ソフトウエア管理用外部記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34755795A JPH09167091A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 通信ソフトウエア配信課金方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34755795A JPH09167091A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 通信ソフトウエア配信課金方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09167091A true JPH09167091A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18391037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34755795A Pending JPH09167091A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 通信ソフトウエア配信課金方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09167091A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001195332A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Hitachi Ltd | 地図配信装置、地図受信端末および地図配信方法 |
JP2002287844A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Asahi Kasei Corp | プログラムソフトのレンタルシステム |
US6746333B1 (en) | 1998-07-22 | 2004-06-08 | Namco Ltd. | Game system, game machine and game data distribution device, together with computer-usable information for accessing associated data of a game over a network |
-
1995
- 1995-12-18 JP JP34755795A patent/JPH09167091A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6746333B1 (en) | 1998-07-22 | 2004-06-08 | Namco Ltd. | Game system, game machine and game data distribution device, together with computer-usable information for accessing associated data of a game over a network |
WO2004101089A1 (ja) * | 1998-07-22 | 2004-11-25 | Koh Onda | ゲームシステム、ゲーム装置およびゲームデータ配信装置並びに情報記録媒体 |
JP2001195332A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Hitachi Ltd | 地図配信装置、地図受信端末および地図配信方法 |
JP2002287844A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Asahi Kasei Corp | プログラムソフトのレンタルシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050201 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050607 |