JPH09166672A - からくり時計 - Google Patents

からくり時計

Info

Publication number
JPH09166672A
JPH09166672A JP32700695A JP32700695A JPH09166672A JP H09166672 A JPH09166672 A JP H09166672A JP 32700695 A JP32700695 A JP 32700695A JP 32700695 A JP32700695 A JP 32700695A JP H09166672 A JPH09166672 A JP H09166672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
melody
circuit
signal
clock
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32700695A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Baba
康治 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seikosha KK filed Critical Seikosha KK
Priority to JP32700695A priority Critical patent/JPH09166672A/ja
Publication of JPH09166672A publication Critical patent/JPH09166672A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の音または音質等の特定信号を検出した
ときにメロディの発生を停止する。 【解決手段】 時刻信号を受けて作動するからくり装置
5と、このからくり装置5の作動時にメロディを発生す
るメロディ発生装置15とを備えたからくり時計であっ
て、特定の音または音質等の特定信号を検出する非接触
型の検出手段12と、この検出手段12の作動によりメ
ロディ発生装置の作動を停止する制御回路13とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、例えば毎正時等の所定の
時刻にからくり装置が作動すると共にメロディを発生す
るからくり時計に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、からくり装置(可動飾り)を備
えたからくり時計には、からくり装置の作動およびメロ
ディの発生を停止するための機能が設けてある。例え
ば、夜間におけるからくり装置の作動を止めるために、
時計の前面に明暗センサを設け、この明暗センサの働き
により、周囲の明るさがある一定以下(約10ルクス以
下)になると、報時や毎正時のからくり装置の作動およ
びメロディの発生を自動的に止めるようにしている。ま
た、このような明暗センサの他に、外出時等に電池が不
要に消耗するのを防ぐために、からくり装置の作動を強
制的に止めるためのオン・オフスイッチが設けてある。
さらにまた、からくり装置の作動を停止するための機能
の他に、メロディの音量を調節する音量調節つまみが設
けてあるものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、電話や来客等
の所用中に正時となり、からくり装置の作動とメロディ
の発生がスタートしてしまったような場合、メロディ音
が大きいと、電話や来客の相手の声が聞きとれないおそ
れがある。また、前記したオン・オフスイッチをオフに
切り換えれば、からくり装置の作動およびメロディの発
生をその途中で強制的に停止することはできるが、この
オン・オフスイッチは、かかる目的のために設けてある
ものではなく、かつ頻繁に使用するものではないため、
からくり時計の側面や背面のような目立たない箇所に設
けてあるのが一般であり、操作し難い。しかも、このよ
うなからくり時計が壁掛け型のもので高い所に掛け止め
てある場合は、手が届きにくいこともある。したがっ
て、電話や来客時に、即座にオン・オフスイッチをオフ
に切り換えるのは困難である。前記した音量調節つまみ
を操作してメロディの音量を絞る方法も考えられるがこ
の音量調節つまみも、前記したオン・オフスイッチと同
様に頻繁に使用するものではないため、からくり時計の
側面や背面のような目立たない箇所に設けてあるのが一
般であり、操作し難い。さらに共通していえることは、
電話や来客時に一旦スタートしたからくり装置の作動お
よびメロディの発生を途中で停止するには、からくり時
計のそばまで行って、前記したオン・オフスイッチある
いは音量調節つまみ等を操作しなくてはならず、そのた
めに電話の相手や来客を待たせることになってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、特定の音また
は音質等の特定信号を非接触式のセンサで検出したとき
にメロディの発生を停止するようにしてある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明においては、時刻信号を受
けて作動するからくり装置と、このからくり装置の作動
時にメロディを発生するメロディ発生装置とを備えたか
らくり時計において、特定の音または音質等の特定信号
を検出する非接触型の検出手段と、この検出手段の作動
によりメロディ発生装置の作動を停止する制御回路とを
設けてある。
【0006】
【実施例】本発明に係るからくり時計の概略について説
明すると、図1(a)に示すように、時計本体1の正面
上方には、時計文字板および指針からなる時刻表示部2
が設けてあり、この時刻表示部2の下方には、複数の人
形3…およびこの人形の動きに合せて作動する回転飾り
4…からなるからくり装置5が設けてある。このからく
り装置5は、毎正時になると、正時信号を受けて回転飾
り4が回転し、それに合わせて人形4が上体を前後に反
らす動きを所定時間だけ行なうものである。図1(b)
に示すように、時計本体1の右側面には、からくり装置
5の作動時にメロディを発生するスピーカ6が設けてあ
る。
【0007】図1(a)に示すように、時計本体1の正
面右方には、夜間におけるからくり装置5の作動を止め
るための明暗センサ7が設けてある。この明暗センサ7
の働きにより、周囲の明るさがある一定以下(約10ル
クス以下)になると、毎正時におけるからくり装置5の
作動およびスピーカ6からのメロディの発生を自動的に
止めるようになっている。図1(b)に示すように、時
計本体1の右側面下方には、メロディ音量を調節するた
めの音量調節つまみ8およびからくり装置5の作動を強
制的に止めるためのスライド式オン・オフスイッチ9が
それぞれ設けてある。図1(a)に示すように、時計本
体1の正面中央下部には、特定の音、例えばある一定以
上の音量や拍手による特定音をピックアップするための
マイク10が設けてある。このマイク10は、時計本体
1の前方において例えば70デシベル以上の音を検出し
て、後述する検出回路に検出信号を送るようになってい
る。マイク10によりピックアップされた音は、図2に
示す検出回路11で分析され、該検出信号が制御回路1
3に送られるようになっている。このマイク10および
検出回路11により、検出手段12を構成している。制
御回路13は、検出手段12から検出信号を受けたと
き、メロディ発生装置15を構成するメロディ発生回路
13に停止信号を送り、スピーカ6からのメロディの放
出をその途中で停止するようになっている。
【0008】なお、この制御回路13には、前記した明
暗センサ7、音量調節つまみ8、オン・オフスイッチ9
が接続してあり、周囲の明るさがある一定以下(約10
ルクス以下)になったことを明暗センサ7が検出したと
き、あるいはオン・オフスイッチ9がオフに切り換えら
れたとき、メロディ発生回路14およびからくり駆動回
路16への駆動信号の供給を停止し、毎正時のからくり
装置5の作動およびスピーカ6からのメロディの発生を
止めるよう制御し、音量調節つまみ8が操作されたとき
は、スピーカ6からのメロディの音量を制御するように
なっている。
【0009】さらに制御回路13には、図示しない時計
機械体に組込まれている正時スイッチ17および計時回
路18が接続してあり、正時スイッチ17からの正時信
号を受けて、かつ明暗センサ7またはオン・オフスイッ
チ9からの信号入力(停止命令)がないときは、からく
り装置5およびメロディ発生装置15を作動させるよう
になっている。からくり装置5の作動が完了する等によ
り、制御回路13よりからくり駆動回路16に停止信号
が供給されると、からくり装置5は初期状態に復帰する
ようになっている。
【0010】つぎに、本発明に係るからくり時計の作用
について、図3のフローチャートに基づいて説明する。
正時になり、正時スイッチ17から制御回路13に正時
信号が入力されると、制御回路13からメロディ発生回
路14およびからくり駆動回路16へそれぞれ駆動信号
が供給され、からくり装置5およびメロディ発生装置1
5が作動する。このメロディ発生を含むからくり装置5
の作動途中に、ある一定以上の音量の声や拍手による特
定音が検出手段12により検出されると、メロディ発生
装置15への出力を停止し、スピーカ6からのメロディ
発生をその途中で停止する。なおこのとき、メロディ発
生は停止するが、からくり装置5の動きは途中で停止す
ることなく無音の状態で作動を続ける。なお、検出手段
12による特定音の検出がないときは、からくり装置5
およびメロディ発生装置15は通常通り作動する。から
くり装置5の作動が完了すると、からくり駆動回路16
に停止信号が供給され、からくり装置5は初期状態に復
帰する。このような構成であるため、例えば、電話の最
中に正時となり、からくり装置5およびメロディ発生装
置15が作動した場合には、手を叩く等して特定音を出
せば、その特定音が検出手段12により検出され、メロ
ディ発生装置15の作動が停止する。
【0011】つぎに他の実施例について、図4のフロー
チャートに基づいて説明する。正時になり、正時スイッ
チ17から制御回路13に正時信号が入力されると、制
御回路13からメロディ発生回路14およびからくり駆
動回路16へそれぞれ駆動信号が供給され、からくり装
置5およびメロディ発生装置15が作動する。このメロ
ディ発生を含むからくり装置5の作動途中に、ある一定
以上の音量の声や拍手による特定音が検出手段12によ
り検出されると、からくり駆動回路16に停止信号が供
給され、からくり装置5は初期状態に復帰する。なお、
検出手段12による特定音の検出がないときは、からく
り装置5およびメロディ発生装置15は通常通り作動す
る。
【0012】さらに他の実施例について、図5のフロー
チャートに基づいて説明する。正時になり、正時スイッ
チ17から制御回路13に正時信号が入力されると、制
御回路13からメロディ発生回路14およびからくり駆
動回路16へそれぞれ駆動信号が供給され、からくり装
置5およびメロディ発生装置15が作動する。この作動
途中に、拍手による特定音が検出手段12により検出さ
れると、からくり装置5およびメロディ発生装置15の
作動が停止する。そして所定時間(例えば5分間)が経
過すると、停止状態にあったからくり装置5およびメロ
ディ発生装置15が共にその作動を再開する。再開され
たからくり装置5の作動が完了すると、からくり駆動回
路16に停止信号が供給され、からくり装置5は初期状
態に復帰する。このような構成にすれば、からくり装置
自体から発生する作動音や演出音(例えば人形が鐘を叩
いて音を出す等)を途中で停止することができる。
【0013】本実施例では、スピーカ6からのメロディ
発生をその途中で強制的に停止するために、ある一定音
量以上の大声で叫ぶか、手を叩く等して特定音を出し、
その特定音を検出手段12により検出するようにした例
を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば
音声認識回路を設け、該回路にユーザーの声を予め登録
しておき、この登録されたユーザーの声を検出手段によ
り検出するように構成してもよい。あるいは、時計から
離れた場所より操作されるリモートコントローラによっ
て作動する検出手段(受信部)を設けて構成してもよ
い。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
時計の近くまでいってオン・オフスイッチをオフに切り
換えたり、音量調節つまみを操作してメロディの音量を
絞ったりすることなく、時計から離れた場所にいながら
にして特定の音または音質等の特定信号を出せば、一度
スタートしたからくり装置の作動に伴うメロディ発生を
その途中で停止することができるので、例えば、電話の
最中であっても即座に時計の音を消すことができ、電話
の相手または来客の声が聞き取れなくなったりすること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るからくり時計の概略図であり、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】本発明に係るからくり時計の回路ブロック図で
ある。
【図3】本発明に係るからくり時計のフローチャートで
ある。
【図4】他の実施例を示すフローチャートである。
【図5】さらに他の実施例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
5 からくり装置 12 検出手段 13 制御回路 15 メロディ発生装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻信号を受けて作動するからくり装置
    と、このからくり装置の作動時にメロディを発生するメ
    ロディ発生装置とを備えたからくり時計において、特定
    の音または音質等の特定信号を検出する非接触型の検出
    手段と、上記検出手段の作動により上記メロディ発生装
    置の作動を停止する制御回路とを設けてあることを特徴
    とするからくり時計。
JP32700695A 1995-12-15 1995-12-15 からくり時計 Pending JPH09166672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32700695A JPH09166672A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 からくり時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32700695A JPH09166672A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 からくり時計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09166672A true JPH09166672A (ja) 1997-06-24

Family

ID=18194270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32700695A Pending JPH09166672A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 からくり時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09166672A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6044279A (en) Portable electronic apparatus with adjustable-volume of ringing tone
CA1280525C (en) Telephone having receive call indicating function and mute/light key
JPH09166672A (ja) からくり時計
US6190227B1 (en) Incoming call reporting toy
JP3066762U (ja) 会話玩具
US2572814A (en) Telephone shell and signal light
US2572815A (en) Illuminating attachment for telephones
JP2003066172A (ja) 携帯電話機のアラーム通知装置
US5867452A (en) Watch with invisible speaker
JPH03187654A (ja) 通信端末用着信表示案内方式
JPS6115644Y2 (ja)
JP2000069183A (ja) 呼出装置
KR200267734Y1 (ko) 음성스위치를 구비한 음성 하프거울 장치
JP3029384B2 (ja) 目覚し時計及び目覚し時計におけるアラーム音形成方法と目覚し時計のアラーム遠隔操作システム
JPH10239467A (ja) 目覚時計
JP3185092B2 (ja) アラーム時計
KR200166406Y1 (ko) 도어폰
JP2023012066A (ja) 音出力玩具
JPH03101562A (ja) ドアホンシステム
JPH11136318A (ja) バイブレータ付き携帯電話機
KR200324621Y1 (ko) 장식용시계
JP3236507B2 (ja) 時 計
JPH0662097A (ja) コードレス電話機
JPH07123158A (ja) ハンズフリーインターホン及びこのインターホンを用いた集合住宅用ハンズフリーインターホンシステム
JP2009111528A (ja) インターホン装置