JPH0916666A - ショッピングクレジットシステムおよび該システムを用いたクレジット販売契約書の作成方法 - Google Patents
ショッピングクレジットシステムおよび該システムを用いたクレジット販売契約書の作成方法Info
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】販売店等において即時にクレジット販売を可能
としつつ、契約書の作成を簡易にしながら、しかも安全
性の高いクレジット販売を可能とする。 【構成】主に顧客のクレジット申込み受付情報を管理す
る第１の情報処理システムと、主に顧客情報を管理する
第２の情報処理システムを有し、前記第１のシステムに
は、少なくとも、画像入力装置のほか、顧客のクレジッ
ト申込み受付情報並びにイメージ情報を格納する記憶装
置を備え、第２のシステムには、少なくとも顧客特定情
報を格納する記憶装置を備え、顧客のクレジット申込み
があったときは、第１のシステムは、画像入力装置によ
り顧客確認情報を記憶装置に格納すると共に、手入力装
置から入力された顧客のキイ情報により、第２のシステ
ムの顧客特定情報を検索し、これによって得た情報およ
び手入力装置から入力されたクレジット申込み情報に基
づきクレジット販売契約書を印字装置に出力する。
としつつ、契約書の作成を簡易にしながら、しかも安全
性の高いクレジット販売を可能とする。 【構成】主に顧客のクレジット申込み受付情報を管理す
る第１の情報処理システムと、主に顧客情報を管理する
第２の情報処理システムを有し、前記第１のシステムに
は、少なくとも、画像入力装置のほか、顧客のクレジッ
ト申込み受付情報並びにイメージ情報を格納する記憶装
置を備え、第２のシステムには、少なくとも顧客特定情
報を格納する記憶装置を備え、顧客のクレジット申込み
があったときは、第１のシステムは、画像入力装置によ
り顧客確認情報を記憶装置に格納すると共に、手入力装
置から入力された顧客のキイ情報により、第２のシステ
ムの顧客特定情報を検索し、これによって得た情報およ
び手入力装置から入力されたクレジット申込み情報に基
づきクレジット販売契約書を印字装置に出力する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、商品、サービス等（本
明細書ではこれらを含めて商品と称する。）をクレジッ
トで販売する際に作成する契約書作成システムに関する
ものである。 【０００２】 【従来の技術】従来商品の販売にクレジットを利用して
決済するために、ショッピングクレジットと呼ばれる個
品毎の割賦販売方式か、クレジットカードを用いた決済
方式が用いられている。ショッピングクレジットは、商
品等を購入する都度、購入者が申し込み書に所定事項を
記載して販売店を通し信販会社等に割賦販売の申し込み
を行い、信販会社等は購入者の信用度を調査しクレジッ
ト申し込みの受諾を販売店に通知してくると販売店はク
レジット販売に応ずるものである。この方式はクレジッ
ト販売の都度信販会社等の承認を受け、信販会社等の規
制が個々の商品等の販売契約毎に及び、クレジット販売
における多重債務や債権回収事故等が少ない利点があ
る。購入者にとってはクレジット申し込みと同時に商品
等の購入ができ、その場で商品を持ち帰ることができる
など、顧客や販売店に簡易で利便性がある。 【０００３】クレジットカードによる場合は、利用者は
商品等を購入する前に予めクレジットカードを作成して
おく必要がある。利用者は申し込み書に必要事項を記載
して提出し、販売店等が該申し込み書等を信販会社等に
提出すると、信販会社等は該内容を審査し、利用者毎に
利用限度額を設定し、その額の通知と併せてクレジット
カードを利用者に発行する。利用者がクレジットカード
の発行を受けると、通知された利用限度額以内であれ
ば、個々の商品等の購入の都度クレジットの申し込みを
することなく、伝票にサインするだけでクレジットによ
る購入ができる。 【０００４】しかしショッピングクレジット（個品割
賦）は、前記のような簡便性がある反面、クレジットで
商品等を購入する都度申し込み手続きをする必要があ
り、利用者にとっては手続きが煩雑である。 【０００５】後者のクレジットカードにあっては、詳細
な信用調査を含む審査が必要であり、かつカードの作成
や郵送期間等により、カードを顧客に発行するまでに長
時間かかるので、即時にクレジット販売を希望する顧客
に対応できない。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】このように従来のショ
ピングクレジットでは、利用の都度の申し込みと契約書
の作成が必要であり反復利用に適さない反面、即時に商
品を持ち帰れる利点があり、クレジットカードでは、利
用の都度の申し込みが不要で反復利用に適する反面、即
時にクレジット販売に応ずるという簡便性・即時性に欠
ける問題がある。本発明は、これら従来のクレジット販
売の欠点を補い、販売店等において即時にクレジット販
売を可能としつつ、契約書の作成を簡易にしながら、し
かも安全性の高いクレジット販売を可能とするクレジッ
トシステムを提供するものである。 【０００７】 【課題を解決するための手段】本発明による前記課題を
解決するための手段は、特許請求の範囲に記載したとお
り、主に顧客のクレジット申込み受付情報を管理する第
１の情報処理システムと、主に顧客情報を管理する第２
の情報処理システムを有し、前記第１のシステムには、
手入力装置と、画像入力装置と、印字装置と、表示装置
と、少なくとも顧客のクレジット申込み受付情報並びに
イメージ情報を格納する記憶装置を備え、前記第２のシ
ステムには、少なくとも顧客特定情報を格納する記憶装
置を備え、顧客のクレジット申込みがあったときは、第
１のシステムは、画像入力装置により顧客確認情報を記
憶装置に格納すると共に、手入力装置から入力された顧
客のキイ情報により、第２のシステムの顧客特定情報を
検索し、これによって得た情報および手入力装置から入
力されたクレジット申込み情報に基づきクレジット販売
契約書を印字装置に出力することを特徴とするショッピ
ングクレジットシステムおよびそのクレジット販売契約
書の作成方法、並びに主に顧客のクレジット申込み受付
情報を管理する第１の情報処理システムと、主に顧客情
報を管理する第２の情報処理システムと、主に顧客のク
レジット情報を管理する第３の情報処理システムを有
し、前記第１のシステムには、手入力装置と、画像入力
装置と、印字装置と、表示装置と、少なくとも顧客のク
レジット申込み受付情報並びにイメージ情報を格納する
記憶装置を備え、前記第２のシステムには、少なくとも
顧客特定情報を格納する記憶装置を備え、前記第３のシ
ステムには、処理装置と、少なくとも顧客のクレジット
販売履歴情報を格納する記憶装置を備え、顧客のクレジ
ット申込みがあったときは、第１のシステムは、画像入
力装置により顧客確認情報を記憶装置に格納すると共
に、手入力装置から入力された顧客のキイ情報により、
第２のシステムの顧客特定情報を検索し、これによって
得た情報および手入力装置から入力されたクレジット申
込み情報に基づき第３のシステムにクレジット販売の可
否を問い合わせ、該回答がこれを可とするときには、ク
レジット販売契約書を印字装置に出力することを特徴と
するショッピングクレジットシステムおよび該システム
によるクレジット販売契約書の作成方法などを含む。 【０００８】 【作用】顧客のクレジット申込みがあったときは、第１
のシステムは、画像入力装置により顧客確認情報を記憶
装置に格納する。同時に手入力装置から入力された顧客
のキイ情報により、第２のシステムの記憶装置に格納さ
れている顧客特定情報を検索し、第２のシステムは該顧
客の情報を第１のシステムに送る。第１のシステムはこ
れによって得た情報および手入力装置から入力されたク
レジット申込み情報に基づき第３のシステムにクレジッ
ト販売の可否を問い合わせる。第３のシステムは自己の
記憶装置のクレジット情報を調べて、クレジット販売の
可否を直接または第２のシステム経由で第１のシステム
に回答する。第１のシステムは該回答がクレジット販売
を可とするときは、前記顧客特定情報およびクレジット
申込み情報によってクレジット販売契約書を作成しこれ
を印字装置に出力する。 【０００９】 【実施例】図１〜図８は、本発明の方法およびシステム
を実現する実施例を示す図であり、図１は本発明の方法
における第１のシステム乃至第３のシステム全体の図、
図２は本発明の第１のシステムに用いる申込み受付情報
ファイルの例を示す図、図３は同じ第１のシステムのイ
メージ情報ファイルの例を示す図、図４及び図５は、本
発明の第２のシステムに用いる顧客特定情報ファイルの
例を示す図、図６は本発明の第２のシステムに用いる顧
客情報ファイルの例を示す図、図７は第３のシステムに
用いる顧客のクレジット情報を管理する会員マスターフ
ァイルの例を示す図、図８は本発明の実施例に用いるク
レジット申込書（契約書）の例を示す図である。 【００１０】図中１は第１のシステム、２は第２のシス
テム、３は第３のシステム、１１は、第１のシステムの
処理装置、１２は、この例ではペン入力方式の入力装置
と表示装置を兼用したペン入力タブレット装置、１３は
イメージ入力装置、１４はメモリ装置、１５は印字装
置、１６は通信アダプタ、２１は第２のシステムの処理
装置、、２４はその記憶装置、２６は通信アダプタ、３
１は第３のシステムの処理装置、３４はその記憶装置、
３６は通信アダプタを示す。 該実施例では、第１のシ
ステム１はクレジット販売を行う販売店の店頭に設置し
てあり、第２のシステム２は該販売店もしくは他の任意
の場所に設置してある。第３のシステム３はクレジット
情報を管理する信販会社の大型システムである。但し、
本発明では、第２のシステムと第３のシステムが必ず分
離している必要はなく、１つのシステムでこれらを兼用
している場合などを含む。 【００１１】顧客が販売店等において、クレジットによ
る商品等の購入を希望した場合には、販売店の担当者は
当該顧客にペン入力タブレット装置１２から、当該顧客
のキイ情報の入力を求める。この例の場合は、当該顧客
の電話番号の入力を行うと、処理装置１１は、第２のシ
ステムの顧客特定情報ファイルの検索を第２のシステム
に依頼する。顧客特定情報ファイルは、図４、図５に示
すような当該地域の電話番号と住所氏名などを記憶装置
２４に格納したデータベースであり、第２のシステムの
処理装置２１は、該電話番号をキイとして該当する人物
の氏名、住所等の情報を検索して該当する顧客の情報
を、第１のシステム１に回答する。 【００１２】第１のシステムでは、回答された顧客の住
所氏名等の情報をペン入力タブレット装置１２に図８の
ショッピングクレジット申込書形式で出力する。該表示
情報が、契約に必要な情報に不足するか、誤っていると
きには、更にペン入力タブレット装置１２から、必要な
情報の入力を求め、そのほか、購入商品名、クレジット
金額、分割回数等を入力する。処理装置１１は、当該取
引について特有の契約番号を付し、図２に示す申込み受
付情報ファイルを作成して記憶装置１４に格納する。 【００１３】販売店担当者は、更に顧客から本人の同一
性が識別できる資料、例えば自動車運転免許証を預か
り、これを画像入力装置１３によって読み取らせる。処
理装置１１は、該画像データを、図３に示すイメージ情
報ファイルに、当該契約番号を付して格納する。ここで
顧客の同一性を確認する資料としては、免許証等の文書
でもよいが、当該顧客の顔写真を画像入力装置によって
読み取らせるような方法でもよい。 【００１４】販売店担当は、入力された情報の確認をし
た後、第３のシステムへの問い合わせを指示する。処理
装置１１は、該顧客の特定情報と、クレジット金額等の
情報を合わせて、第２のシステム経由もしくは、直接第
３のシステムに、クレジット販売の可否を問い合わせ
る。第３のシステムでは、記憶装置３４に格納されてい
る会員マスターファイルを検索し、当該顧客について、
信用調査を行い、そのクレジット販売の可否情報を第１
のシステムに回答する。図７は該会員マスターファイル
の例である。 【００１５】第３のシステム側からの回答が、クレジッ
ト販売を可とするものであるときには、第１のシステム
の処理装置１１は、印字装置１５から、図８のショッピ
ングクレジット申込み書と同一形式のクレジット販売契
約書を印字し、同時に該契約書上に、イメージ情報ファ
イルに格納された顧客の同一性確認資料もプリントす
る。但し、該資料は、契約書上に必ず印字する必要はな
く、確認資料として第１のシステムまたは第２のシステ
ムの記憶装置に保存しておくだけでもよい。 【００１６】販売店の担当者は、印字出力された契約書
に、顧客の署名を求め、署名が得られたときには、クレ
ジット販売成立として取り扱い、顧客に希望の商品を引
き渡すことができる。また処理装置２１は、申込み受付
情報（契約書）およびイメージ情報をまとめて第２のシ
ステムに営業終了後の適当な時間等に送り、第２のシス
テムは申込み受付情報とイメージ情報を共に、若しくは
申込み受付情報のみを同様第３のシステムに送付し、そ
れぞれのシステムは該情報をそれぞれの記憶装置に格納
しておく。 【００１７】前記実施例によれば、顧客は自己の電話番
号や住所等の簡単な情報を入力するだけで、契約書の作
成に必要な殆どの情報を顧客自らが入力したり記入した
りすることなく、自動的に契約書の作成が可能である。
また、顧客の本人確認情報は、イメージ情報として契約
書に印字したり、記憶装置に格納しておくので、契約の
安全性が高く、印鑑等の押捺を省くこともでき、本人確
認の結果を保存しておくことができるため装置間で容易
に転送等が可能であり、詐欺等の事故防止が可能であ
る。 【００１８】 【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
従来作成が面倒であったショッピングクレジットの申込
みや契約書の作成を極めて簡易に行うことができ、クレ
ジットの申込みから販売までの時間を極めて短縮するこ
とができる。このため従来クレジットカードによっての
み可能であったような、反覆的な販売をショッピングク
レジットによって達成することができ、また、販売の都
度顧客の同一性確認や信用調査を行うことができるの
で、クレジット販売による債権回収不能や、詐欺等の危
険を回避することができる。
明細書ではこれらを含めて商品と称する。）をクレジッ
トで販売する際に作成する契約書作成システムに関する
ものである。 【０００２】 【従来の技術】従来商品の販売にクレジットを利用して
決済するために、ショッピングクレジットと呼ばれる個
品毎の割賦販売方式か、クレジットカードを用いた決済
方式が用いられている。ショッピングクレジットは、商
品等を購入する都度、購入者が申し込み書に所定事項を
記載して販売店を通し信販会社等に割賦販売の申し込み
を行い、信販会社等は購入者の信用度を調査しクレジッ
ト申し込みの受諾を販売店に通知してくると販売店はク
レジット販売に応ずるものである。この方式はクレジッ
ト販売の都度信販会社等の承認を受け、信販会社等の規
制が個々の商品等の販売契約毎に及び、クレジット販売
における多重債務や債権回収事故等が少ない利点があ
る。購入者にとってはクレジット申し込みと同時に商品
等の購入ができ、その場で商品を持ち帰ることができる
など、顧客や販売店に簡易で利便性がある。 【０００３】クレジットカードによる場合は、利用者は
商品等を購入する前に予めクレジットカードを作成して
おく必要がある。利用者は申し込み書に必要事項を記載
して提出し、販売店等が該申し込み書等を信販会社等に
提出すると、信販会社等は該内容を審査し、利用者毎に
利用限度額を設定し、その額の通知と併せてクレジット
カードを利用者に発行する。利用者がクレジットカード
の発行を受けると、通知された利用限度額以内であれ
ば、個々の商品等の購入の都度クレジットの申し込みを
することなく、伝票にサインするだけでクレジットによ
る購入ができる。 【０００４】しかしショッピングクレジット（個品割
賦）は、前記のような簡便性がある反面、クレジットで
商品等を購入する都度申し込み手続きをする必要があ
り、利用者にとっては手続きが煩雑である。 【０００５】後者のクレジットカードにあっては、詳細
な信用調査を含む審査が必要であり、かつカードの作成
や郵送期間等により、カードを顧客に発行するまでに長
時間かかるので、即時にクレジット販売を希望する顧客
に対応できない。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】このように従来のショ
ピングクレジットでは、利用の都度の申し込みと契約書
の作成が必要であり反復利用に適さない反面、即時に商
品を持ち帰れる利点があり、クレジットカードでは、利
用の都度の申し込みが不要で反復利用に適する反面、即
時にクレジット販売に応ずるという簡便性・即時性に欠
ける問題がある。本発明は、これら従来のクレジット販
売の欠点を補い、販売店等において即時にクレジット販
売を可能としつつ、契約書の作成を簡易にしながら、し
かも安全性の高いクレジット販売を可能とするクレジッ
トシステムを提供するものである。 【０００７】 【課題を解決するための手段】本発明による前記課題を
解決するための手段は、特許請求の範囲に記載したとお
り、主に顧客のクレジット申込み受付情報を管理する第
１の情報処理システムと、主に顧客情報を管理する第２
の情報処理システムを有し、前記第１のシステムには、
手入力装置と、画像入力装置と、印字装置と、表示装置
と、少なくとも顧客のクレジット申込み受付情報並びに
イメージ情報を格納する記憶装置を備え、前記第２のシ
ステムには、少なくとも顧客特定情報を格納する記憶装
置を備え、顧客のクレジット申込みがあったときは、第
１のシステムは、画像入力装置により顧客確認情報を記
憶装置に格納すると共に、手入力装置から入力された顧
客のキイ情報により、第２のシステムの顧客特定情報を
検索し、これによって得た情報および手入力装置から入
力されたクレジット申込み情報に基づきクレジット販売
契約書を印字装置に出力することを特徴とするショッピ
ングクレジットシステムおよびそのクレジット販売契約
書の作成方法、並びに主に顧客のクレジット申込み受付
情報を管理する第１の情報処理システムと、主に顧客情
報を管理する第２の情報処理システムと、主に顧客のク
レジット情報を管理する第３の情報処理システムを有
し、前記第１のシステムには、手入力装置と、画像入力
装置と、印字装置と、表示装置と、少なくとも顧客のク
レジット申込み受付情報並びにイメージ情報を格納する
記憶装置を備え、前記第２のシステムには、少なくとも
顧客特定情報を格納する記憶装置を備え、前記第３のシ
ステムには、処理装置と、少なくとも顧客のクレジット
販売履歴情報を格納する記憶装置を備え、顧客のクレジ
ット申込みがあったときは、第１のシステムは、画像入
力装置により顧客確認情報を記憶装置に格納すると共
に、手入力装置から入力された顧客のキイ情報により、
第２のシステムの顧客特定情報を検索し、これによって
得た情報および手入力装置から入力されたクレジット申
込み情報に基づき第３のシステムにクレジット販売の可
否を問い合わせ、該回答がこれを可とするときには、ク
レジット販売契約書を印字装置に出力することを特徴と
するショッピングクレジットシステムおよび該システム
によるクレジット販売契約書の作成方法などを含む。 【０００８】 【作用】顧客のクレジット申込みがあったときは、第１
のシステムは、画像入力装置により顧客確認情報を記憶
装置に格納する。同時に手入力装置から入力された顧客
のキイ情報により、第２のシステムの記憶装置に格納さ
れている顧客特定情報を検索し、第２のシステムは該顧
客の情報を第１のシステムに送る。第１のシステムはこ
れによって得た情報および手入力装置から入力されたク
レジット申込み情報に基づき第３のシステムにクレジッ
ト販売の可否を問い合わせる。第３のシステムは自己の
記憶装置のクレジット情報を調べて、クレジット販売の
可否を直接または第２のシステム経由で第１のシステム
に回答する。第１のシステムは該回答がクレジット販売
を可とするときは、前記顧客特定情報およびクレジット
申込み情報によってクレジット販売契約書を作成しこれ
を印字装置に出力する。 【０００９】 【実施例】図１〜図８は、本発明の方法およびシステム
を実現する実施例を示す図であり、図１は本発明の方法
における第１のシステム乃至第３のシステム全体の図、
図２は本発明の第１のシステムに用いる申込み受付情報
ファイルの例を示す図、図３は同じ第１のシステムのイ
メージ情報ファイルの例を示す図、図４及び図５は、本
発明の第２のシステムに用いる顧客特定情報ファイルの
例を示す図、図６は本発明の第２のシステムに用いる顧
客情報ファイルの例を示す図、図７は第３のシステムに
用いる顧客のクレジット情報を管理する会員マスターフ
ァイルの例を示す図、図８は本発明の実施例に用いるク
レジット申込書（契約書）の例を示す図である。 【００１０】図中１は第１のシステム、２は第２のシス
テム、３は第３のシステム、１１は、第１のシステムの
処理装置、１２は、この例ではペン入力方式の入力装置
と表示装置を兼用したペン入力タブレット装置、１３は
イメージ入力装置、１４はメモリ装置、１５は印字装
置、１６は通信アダプタ、２１は第２のシステムの処理
装置、、２４はその記憶装置、２６は通信アダプタ、３
１は第３のシステムの処理装置、３４はその記憶装置、
３６は通信アダプタを示す。 該実施例では、第１のシ
ステム１はクレジット販売を行う販売店の店頭に設置し
てあり、第２のシステム２は該販売店もしくは他の任意
の場所に設置してある。第３のシステム３はクレジット
情報を管理する信販会社の大型システムである。但し、
本発明では、第２のシステムと第３のシステムが必ず分
離している必要はなく、１つのシステムでこれらを兼用
している場合などを含む。 【００１１】顧客が販売店等において、クレジットによ
る商品等の購入を希望した場合には、販売店の担当者は
当該顧客にペン入力タブレット装置１２から、当該顧客
のキイ情報の入力を求める。この例の場合は、当該顧客
の電話番号の入力を行うと、処理装置１１は、第２のシ
ステムの顧客特定情報ファイルの検索を第２のシステム
に依頼する。顧客特定情報ファイルは、図４、図５に示
すような当該地域の電話番号と住所氏名などを記憶装置
２４に格納したデータベースであり、第２のシステムの
処理装置２１は、該電話番号をキイとして該当する人物
の氏名、住所等の情報を検索して該当する顧客の情報
を、第１のシステム１に回答する。 【００１２】第１のシステムでは、回答された顧客の住
所氏名等の情報をペン入力タブレット装置１２に図８の
ショッピングクレジット申込書形式で出力する。該表示
情報が、契約に必要な情報に不足するか、誤っていると
きには、更にペン入力タブレット装置１２から、必要な
情報の入力を求め、そのほか、購入商品名、クレジット
金額、分割回数等を入力する。処理装置１１は、当該取
引について特有の契約番号を付し、図２に示す申込み受
付情報ファイルを作成して記憶装置１４に格納する。 【００１３】販売店担当者は、更に顧客から本人の同一
性が識別できる資料、例えば自動車運転免許証を預か
り、これを画像入力装置１３によって読み取らせる。処
理装置１１は、該画像データを、図３に示すイメージ情
報ファイルに、当該契約番号を付して格納する。ここで
顧客の同一性を確認する資料としては、免許証等の文書
でもよいが、当該顧客の顔写真を画像入力装置によって
読み取らせるような方法でもよい。 【００１４】販売店担当は、入力された情報の確認をし
た後、第３のシステムへの問い合わせを指示する。処理
装置１１は、該顧客の特定情報と、クレジット金額等の
情報を合わせて、第２のシステム経由もしくは、直接第
３のシステムに、クレジット販売の可否を問い合わせ
る。第３のシステムでは、記憶装置３４に格納されてい
る会員マスターファイルを検索し、当該顧客について、
信用調査を行い、そのクレジット販売の可否情報を第１
のシステムに回答する。図７は該会員マスターファイル
の例である。 【００１５】第３のシステム側からの回答が、クレジッ
ト販売を可とするものであるときには、第１のシステム
の処理装置１１は、印字装置１５から、図８のショッピ
ングクレジット申込み書と同一形式のクレジット販売契
約書を印字し、同時に該契約書上に、イメージ情報ファ
イルに格納された顧客の同一性確認資料もプリントす
る。但し、該資料は、契約書上に必ず印字する必要はな
く、確認資料として第１のシステムまたは第２のシステ
ムの記憶装置に保存しておくだけでもよい。 【００１６】販売店の担当者は、印字出力された契約書
に、顧客の署名を求め、署名が得られたときには、クレ
ジット販売成立として取り扱い、顧客に希望の商品を引
き渡すことができる。また処理装置２１は、申込み受付
情報（契約書）およびイメージ情報をまとめて第２のシ
ステムに営業終了後の適当な時間等に送り、第２のシス
テムは申込み受付情報とイメージ情報を共に、若しくは
申込み受付情報のみを同様第３のシステムに送付し、そ
れぞれのシステムは該情報をそれぞれの記憶装置に格納
しておく。 【００１７】前記実施例によれば、顧客は自己の電話番
号や住所等の簡単な情報を入力するだけで、契約書の作
成に必要な殆どの情報を顧客自らが入力したり記入した
りすることなく、自動的に契約書の作成が可能である。
また、顧客の本人確認情報は、イメージ情報として契約
書に印字したり、記憶装置に格納しておくので、契約の
安全性が高く、印鑑等の押捺を省くこともでき、本人確
認の結果を保存しておくことができるため装置間で容易
に転送等が可能であり、詐欺等の事故防止が可能であ
る。 【００１８】 【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
従来作成が面倒であったショッピングクレジットの申込
みや契約書の作成を極めて簡易に行うことができ、クレ
ジットの申込みから販売までの時間を極めて短縮するこ
とができる。このため従来クレジットカードによっての
み可能であったような、反覆的な販売をショッピングク
レジットによって達成することができ、また、販売の都
度顧客の同一性確認や信用調査を行うことができるの
で、クレジット販売による債権回収不能や、詐欺等の危
険を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例のシステムを説明する図であ
る。 【図２】本発明の実施例に用いる申込み受付情報ファイ
ルの例を示す図である。 【図３】本発明の実施例に用いるイメージ情報ファイル
の例を示す図である。 【図４】本発明の実施例に用いる顧客特定情報ファイル
の例を示す図である。 【図５】本発明の実施例に用いる顧客特定情報ファイル
の例を示す図である。 【図６】本発明の実施例に用いる顧客情報ファイルの例
を示す図である。 【図７】本発明の実施例に用いる会員マスターファイル
の例を示す図である。 【図８】本発明の実施例に用いるショッピングクレジッ
ト申込書の例を示す図である。 【符号の説明】 １ 第１のシステム ２ 第２のシステム ３ 第３のシステム １１ 処理装置 １２ 入力・表示装置 １３ 画像入力装置 １４ 記憶装置 １５ 印字装置 １６ 通信アダプタ ２１ 処理装置 ２４ 記憶装置 ２６ 通信アダプタ ３１ 処理装置 ３４ 記憶装置 ３６ 通信アダプタ
る。 【図２】本発明の実施例に用いる申込み受付情報ファイ
ルの例を示す図である。 【図３】本発明の実施例に用いるイメージ情報ファイル
の例を示す図である。 【図４】本発明の実施例に用いる顧客特定情報ファイル
の例を示す図である。 【図５】本発明の実施例に用いる顧客特定情報ファイル
の例を示す図である。 【図６】本発明の実施例に用いる顧客情報ファイルの例
を示す図である。 【図７】本発明の実施例に用いる会員マスターファイル
の例を示す図である。 【図８】本発明の実施例に用いるショッピングクレジッ
ト申込書の例を示す図である。 【符号の説明】 １ 第１のシステム ２ 第２のシステム ３ 第３のシステム １１ 処理装置 １２ 入力・表示装置 １３ 画像入力装置 １４ 記憶装置 １５ 印字装置 １６ 通信アダプタ ２１ 処理装置 ２４ 記憶装置 ２６ 通信アダプタ ３１ 処理装置 ３４ 記憶装置 ３６ 通信アダプタ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】主に顧客のクレジット申込み受付情報を管
理する第１の情報処理システムと、主に顧客情報を管理
する第２の情報処理システムを有し、前記第１のシステ
ムには、手入力装置と、画像入力装置と、印字装置と、
表示装置と、少なくとも顧客のクレジット申込み受付情
報並びにイメージ情報を格納する記憶装置を備え、前記
第２のシステムには、少なくとも顧客特定情報を格納す
る記憶装置を備え、顧客のクレジット申込みがあったと
きは、第１のシステムは、画像入力装置により顧客確認
情報を記憶装置に格納すると共に、手入力装置から入力
された顧客のキイ情報により、第２のシステムの顧客特
定情報を検索し、これによって得た情報および手入力装
置から入力されたクレジット申込み情報に基づきクレジ
ット販売契約書を印字装置に出力することを特徴とする
ショッピングクレジットシステム。 【請求項２】主に顧客のクレジット申込み受付情報を管
理する第１の情報処理システムと、主に顧客情報を管理
する第２の情報処理システムと、主に顧客のクレジット
情報を管理する第３の情報処理システムを有し、前記第
１のシステムには、手入力装置と、画像入力装置と、印
字装置と、表示装置と、少なくとも顧客のクレジット申
込み受付情報並びにイメージ情報を格納する記憶装置を
備え、前記第２のシステムには、少なくとも顧客特定情
報を格納する記憶装置を備え、前記第３のシステムに
は、処理装置と、少なくとも顧客のクレジット販売履歴
情報を格納する記憶装置を備え、顧客のクレジット申込
みがあったときは、第１のシステムは、画像入力装置に
より顧客確認情報を記憶装置に格納すると共に、手入力
装置から入力された顧客のキイ情報により、第２のシス
テムの顧客特定情報を検索し、これによって得た情報お
よび手入力装置から入力されたクレジット申込み情報に
基づき第３のシステムにクレジット販売の可否を問い合
わせ、該回答がこれを可とするときには、クレジット販
売契約書を印字装置に出力することを特徴とするショッ
ピングクレジットシステム。 【請求項３】主に顧客のクレジット申込み受付情報を管
理する第１の情報処理システムと、主に顧客情報を管理
する第２の情報処理システムを有し、前記第１のシステ
ムには、手入力装置と、画像入力装置と、印字装置と、
表示装置と、少なくとも顧客のクレジット申込み受付情
報並びにイメージ情報を格納する記憶装置を備え、前記
第２のシステムには、少なくとも顧客特定情報を格納す
る記憶装置を備え、顧客のクレジット申込みがあったと
きは、第１のシステムの画像入力装置により顧客確認情
報を記憶装置に格納すると共に、手入力装置から顧客の
キイ情報を入力して第２のシステムの顧客特定情報を検
索し、これによって得た情報および手入力装置から入力
されたクレジット申込み情報並びに前記顧客確認情報に
基づきクレジット販売契約書を印字装置に出力せしめる
ことを特徴とするクレジット販売契約書の作成方法。 【請求項４】主に顧客のクレジット申込み受付情報を管
理する第１の情報処理システムと、主に顧客情報を管理
する第２の情報処理システムと、主に顧客のクレジット
情報を管理する第３の情報処理システムを有し、前記第
１のシステムには、手入力装置と、画像入力装置と、印
字装置と、表示装置と、少なくとも顧客のクレジット申
込み受付情報並びにイメージ情報を格納する記憶装置を
備え、前記第２のシステムには、少なくとも顧客特定情
報を格納する記憶装置を備え、前記第３のシステムに
は、処理装置と、少なくとも顧客のクレジット販売履歴
情報を格納する記憶装置を備え、顧客のクレジット申込
みがあったときは、第１のシステムの画像入力装置によ
り顧客確認情報を記憶装置に格納すると共に、手入力装
置により顧客のキイ情報を入力して第２のシステムの顧
客特定情報を検索し、これによって得た情報および手入
力装置から入力されたクレジット申込み情報に基づき第
３のシステムにクレジット販売の可否を問い合わせ、該
回答がこれを可とするときには、前記顧客特定情報及び
クレジット申込み情報並びに顧客確認情報によりクレジ
ット販売契約書を印字装置に出力せしめることを特徴と
するクレジット販売契約書の作成方法。 【請求項５】手入力装置が、表示装置と兼用のペン入力
タブレットである請求項１または請求項２のショッピン
グクレジットシステム。 【請求項６】顧客のキイ情報が電話番号である請求項１
または請求項２のショッピングクレジットシステム。 【請求項７】顧客のキイ情報が氏名である請求項１また
は請求項２のショッピングクレジットシステム。 【請求項９】顧客確認情報運転免許証の画像情報である
請求項１または請求項２のショッピングクレジットシス
テム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18508895A JPH0916666A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | ショッピングクレジットシステムおよび該システムを用いたクレジット販売契約書の作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18508895A JPH0916666A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | ショッピングクレジットシステムおよび該システムを用いたクレジット販売契約書の作成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0916666A true JPH0916666A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=16164630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18508895A Pending JPH0916666A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | ショッピングクレジットシステムおよび該システムを用いたクレジット販売契約書の作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0916666A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002245247A (ja) * | 2001-02-15 | 2002-08-30 | Aseputo:Kk | ネットワークを介したクレジット契約システム及び方法 |
| JP2009064457A (ja) * | 2008-10-20 | 2009-03-26 | Konica Minolta Holdings Inc | 電子手形コンピュータシステム及びコンピュータを用いた電子手形振出方法 |
| JP2013178694A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-09 | Epos Card Co Ltd | クレジットカード発行用審査システム |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05165864A (ja) * | 1991-12-13 | 1993-07-02 | Fujitsu Ltd | ダイレクトメールラベル作成装置 |
| JPH05205140A (ja) * | 1992-01-27 | 1993-08-13 | Hokkaido Nippon Denki Software Kk | クレジット処理システム |
| JPH06243150A (ja) * | 1992-09-18 | 1994-09-02 | M O T:Kk | 電話回線を利用したクレジットによるサービス提供方式 |
| JPH0793406A (ja) * | 1993-09-27 | 1995-04-07 | Hitachi Ltd | クレジット売上処理装置 |
| JPH07121621A (ja) * | 1993-10-20 | 1995-05-12 | Nippon Shinpan Kk | クレジット販売システムおよび該システムを用いたクレジットカード発行方法 |
| JPH07141422A (ja) * | 1993-11-12 | 1995-06-02 | Hitachi Ltd | 契約システム及び契約方法 |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP18508895A patent/JPH0916666A/ja active Pending
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