JPH09166484A - 光学系ブロックに対する塵埃検査装置 - Google Patents

光学系ブロックに対する塵埃検査装置

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Publication number
JPH09166484A
JPH09166484A JP32733295A JP32733295A JPH09166484A JP H09166484 A JPH09166484 A JP H09166484A JP 32733295 A JP32733295 A JP 32733295A JP 32733295 A JP32733295 A JP 32733295A JP H09166484 A JPH09166484 A JP H09166484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
system block
light
dust
solid
Prior art date
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Pending
Application number
JP32733295A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Kobayashi
和行 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP32733295A priority Critical patent/JPH09166484A/ja
Publication of JPH09166484A publication Critical patent/JPH09166484A/ja
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のマスターレンズでは設定不可能なF値
に絞り設定が行え、微細な塵埃の検出を可能にする。 【解決手段】 ハロゲン光源装置8を光ガイド・ファイ
バー9を介してピンホール治具10に取り付ける。ピンホ
ール治具10は、筒10aの中で入射光を平行光Aにし、ま
たピンホール10bの孔径によってF値を設定することが
できる。さらに、ピンホール治具10から出射した平行光
Aは、平行光Aをマスターレンズ2の光軸L方向へ直角
に偏向させる反射ミラー11と、反射ミラー11からの平行
光Aをマスターレンズ2の光軸Lに合わせ、かつ偏向す
る光路補正ガラス12とからなる光学部材によって、撮像
光学系3と固体撮像素子4等からなる光学系ブロックに
入射し、固体撮像素子4上に集束する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子とそ
の前面に位置する撮像光学系等からなる光学系ブロック
における塵埃の存在を検出する塵埃検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の塵埃検査装置の構成を示す
説明図であり、検査時には、まず、面照明光源(面照明
ライト)1によりマスターレンズ2,撮像光学系3を介
して固体撮像素子4を照明し、固体撮像素子4からの撮
像信号により固体撮像素子4の所定の位置決めを行った
後、マスターレンズ2のアイリス(絞り)を絞り、面照明
ライト1をマスターレンズ2,撮像光学系3を介して固
体撮像素子4に結像し、検査対象部分に対応させて画出
し治具5を用いることによって適宜選択された前記固体
撮像素子4から得られる撮像信号を、ウェーブフォーム
モニタ6等の計測器を介して映像モニタ7に入力する。
そして、この映像モニタ7によって塵埃を探し、ウェー
ブフォームモニタ6によりラインセレクトし、塵埃の大
きさ,コントラスト等を計測し、この計測結果に基づい
て前記固体撮像素子4とその前面に位置する撮像光学系
3等に付着した塵埃を検出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の塵埃検査装
置において、マスターレンズ2のF値を大きくすればす
るほど、焦点深度が大となって微細な塵埃の検出が可能
になるが、この種の装置において一般的に使用されてい
るマスターレンズは、前記位置決め調整にも使用される
ことからそのF値がF16程度である。しかし、このF16
以上のF値からレンズクローズまでの間の絞りの微妙な
設定は通常のレンズでは非常に困難であり、また、設定
することが可能であってもその設定された絞り状態に維
持することが困難である。
【0004】このため、F16以上のF値(F50あるいは
F65程度)のものによって検査したい場合には、そのF
値に設定できるレンズと交換する必要がある。しかしな
がら、その交換時において、レンズ光軸合わせが必要に
なるという問題が生じる。
【0005】そこで、本発明は、従来のマスターレンズ
では設定不可能なF値まで絞り設定が行え、微細な塵埃
の検出を可能にした光学系ブロックに対する塵埃検査装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、光源を、ピンホール径の変更によってF
値を設定することが可能なピンホール部材と撮像光学系
とを介して固体撮像素子に結像し、この固体撮像素子か
ら得られる撮像信号を、計測器を介して画像モニタに出
力することによって、画像モニタの表示から前記撮像光
学系と前記固体撮像素子等からなる光学系ブロックに付
着した塵埃を検出するものである。
【0007】この構成によれば、ピンホール部材のピン
ホール径を変更することによって、F値を任意に設定す
ることができ、従来のマスターレンズでは行えなかった
F16程度からレンズクローズ間の微妙な絞り設定と同等
な設定が簡単かつ容易に行える。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1に記載の発
明は、光源を光集束部材と撮像光学系を介して固体撮像
素子に結像し、この固体撮像素子から得られる撮像信号
を画像モニタに出力することによって、画像モニタの表
示から前記撮像光学系と前記固体撮像素子等からなる光
学系ブロックに付着した塵埃を検出する光学系ブロック
に対する塵埃検査装置において、前記光集束部材とし
て、ピンホール径を変更することによってF値を設定す
ることが可能なピンホール部材を用いたものであり、ピ
ンホール部材のピンホール径を設定することによって、
F値を任意に設定することができ、従来のマスターレン
ズでは行えなかったF16程度からレンズクローズ間の微
妙な絞り設定と同等な設定が簡単かつ容易に行える。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記光学系ブロ
ックの前方に前記固体撮像素子の位置決めに際して用い
られるレンズ体を設け、このレンズ体の近傍に前記ピン
ホール部材を設け、前記光学系ブロックの前方にピンホ
ール部材から出射する光を光学系ブロック方向へ偏向さ
せる光学部材を設置したものであり、固体撮像素子位置
決めに用いられるレンズ体と、塵埃検出に用いられるピ
ンホール部材を備えることによって各作業に適したF値
が容易に設定することができ、検査作業が良好かつ効率
的に行われる。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記光学部材
が、ピンホール部材から出射する光を反射ミラーで前記
レンズ体の光軸方向へ反射させ、かつ光路補正ガラスに
よって前記レンズ体の光軸に合わせて前記光学系ブロッ
クへ入射させる構成であるものであり、固体撮像素子位
置決めに用いられるレンズ体と、塵埃検出に用いられる
ピンホール部材とを用いても、作業ごとの光軸合わせが
不要になり、かつ設置位置が互いに光学的に干渉するこ
となく配置することができる。
【0011】以下、本発明の好適な実施形態を図面に基
づいて説明する。なお、図2によって説明した部材と同
一部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0012】図1は本発明の一実施形態を説明するため
の構成の説明図であり、ハロゲン光源装置8が光ガイド
・ファイバー9を介して光集束部材としてのピンホール
治具10に取り付けられている。光ガイドファイバー9
は、光ガイドファイバー9からピンホール治具10へ光が
入射する際にその光が屈折しないように、ピンホール治
具10に設けられている。ピンホール治具10は筒体10aと
ピンホール10bとを備えている。前記筒体10aは、内部が
螺旋状であって、かつ反射防止コート剤が塗布されてお
り、筒中で入射光を平行光Aにするように作用する。ま
た前記ピンホール10bは、その孔径を変更することによ
って、F値を設定することができるものである。
【0013】ピンホール治具10から出射した平行光A
は、平行光Aをマスターレンズ2の光軸L方向へ直角に
偏向させる反射ミラー11と、反射ミラー11からの平行光
Aをマスターレンズ2の光軸Lに合わせて、かつ偏向さ
せる光路補正ガラス12とからなる光学部材によって、撮
像光学系3と固体撮像素子4等からなる光学系ブロック
に入射し、固体撮像素子4上に集束するようになってい
る。
【0014】次に塵埃検査に付いて説明する。まず、ハ
ロゲン光源装置8により照明された固体撮像素子4から
の撮像信号を基に、前記固体撮像素子4を撮像光学系3
に対してマスターレンズ2を用いて位置決めした後、マ
スターレンズ2の絞りをクローズさせる。そして、ハロ
ゲン光源装置8の光量を図示しない調光体によって塵埃
が確認しやすい量に調節する。ハロゲン光源装置8から
出射された光を、光ガイド・ファイバー9を介してピン
ホール治具10に入射させる。ピンホール治具10では、ピ
ンホール10bの孔径を設定することによって塵埃が確認
しやすいF値に設定されており、また入射光が筒10a内
において集束せずに拡散されて平行光Aとなって反射ミ
ラー11に達する。
【0015】前記平行光Aは、反射ミラー11で直角方向
へ偏向され、光路補正ガラス12に入射する。平行光A
は、光路補正ガラス12の内部において直角方向へ反射
(この反射率は撮像光学系3の光路長および塵埃を確認
しやすい光量が得られるように設定される)され、かつ
マスターレンズ2の光軸Lに合わせられる。
【0016】したがって、ハロゲン光源装置8の出射光
は、光ガイド・ファイバー9,ピンホール10,反射ミラ
ー11,光路補正ガラス12,撮像光学系3を介して固体撮
像素子4に集束することになる。そして、検査対象部分
に対応させて画出し治具5を用いることによって適宜選
択された前記固体撮像素子4から得られる撮像信号を、
ウェーブフォームモニタ6等の計測器を介して映像モニ
タ7に入力する。そして、この映像モニタ7によって塵
埃を探し、ウェーブフォームモニタ6によりラインセレ
クトし、塵埃の大きさ,コントラスト等を計測し、この
計測結果に基づいて前記固体撮像素子4とその前面に位
置する撮像光学系3等に付着した塵埃を検出することが
できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の塵埃検査
装置によれば、ピンホール部材のピンホール径を設定す
ることによって、F値を任意に設定することができるの
で、従来のマスターレンズでは行えなかったF16程度か
らレンズクローズ間の微妙な絞り設定と同等な設定を簡
単かつ容易に行うことができるため、微細な塵埃まで確
実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するための塵埃検査
装置の構成を示す説明図である。
【図2】従来の塵埃検査装置の構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
2…マスターレンズ、 3…撮像光学系、 4…固体撮
像素子、 5…画出し治具、 6…ウェーブフォームモ
ニタ、 7…モニタ、 8…ハロゲン光源装置、9…光
ガイド・ファイバー、 10…ピンホール治具、 11…反
射ミラー、 12…光路補正ガラス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源を光集束部材と撮像光学系を介して
    固体撮像素子に結像し、この固体撮像素子から得られる
    撮像信号を画像モニタに出力することによって、画像モ
    ニタの表示から前記撮像光学系と前記固体撮像素子等か
    らなる光学系ブロックに付着した塵埃を検出する光学系
    ブロックに対する塵埃検査装置において、前記光集束部
    材として、ピンホール径を変更することによってF値を
    設定することが可能なピンホール部材を用いたことを特
    徴とする光学系ブロックに対する塵埃検査装置。
  2. 【請求項2】 前記光学系ブロックの前方に前記固体撮
    像素子の位置決めに際して用いられるレンズ体を設け、
    このレンズ体の近傍に前記ピンホール部材を設け、前記
    光学系ブロックの前方にピンホール部材から出射する光
    を光学系ブロック方向へ偏向させる光学部材を設置した
    ことを特徴とする請求項1記載の光学系ブロックに対す
    る塵埃検査装置。
  3. 【請求項3】 前記光学部材が、ピンホール部材から出
    射する光を反射ミラーで前記レンズ体の光軸方向へ反射
    させ、かつ光路補正ガラスによって前記レンズ体の光軸
    に合わせて前記光学系ブロックへ入射させる構成である
    ことを特徴とする請求項2記載の光学系ブロックに対す
    る塵埃検査装置。
JP32733295A 1995-12-15 1995-12-15 光学系ブロックに対する塵埃検査装置 Pending JPH09166484A (ja)

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JP32733295A JPH09166484A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 光学系ブロックに対する塵埃検査装置

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JPH09166484A true JPH09166484A (ja) 1997-06-24

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ID=18197962

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JP (1) JPH09166484A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103698334A (zh) * 2013-10-25 2014-04-02 明基材料有限公司 隔离膜的针孔瑕疵检测系统及其检测方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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