JPH09166456A - 計測システム - Google Patents

計測システム

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JPH09166456A
JPH09166456A JP32539795A JP32539795A JPH09166456A JP H09166456 A JPH09166456 A JP H09166456A JP 32539795 A JP32539795 A JP 32539795A JP 32539795 A JP32539795 A JP 32539795A JP H09166456 A JPH09166456 A JP H09166456A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気設備のない環境下においても、バッテリ
の取り替えや充電を行わないで長期間の計測が可能な計
測システムを提供すること。 【解決手段】 計測システム本体2をデータサンプリン
グ部4とデータ処理部10に分け、通常はデータサンプ
リング部4にのみにバッテリから電源を供給し動作させ
る。データサンプリング部4では、センサから取り入れ
た計測データに必要な変換(電流/電圧変換5,A/D
変換6)を施してバッファメモリ8に格納する。計測が
進みバッファメモリ8がフルになった場合に、バッテリ
3からの電源をデータ処理部10にも供給するととも
に、該バッファメモリのデータをデータ処理部10に送
出する。データ処理部10では、受け取ったデータに演
算を施し演算結果をメモリ媒体12に格納したり、表示
・入力手段14に表示してユーザに知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の物理的状態
および化学的状態を計測するための計測システムに関
し、特に、電源設備のない環境下であっても、使用する
バッテリの電力消費を低減させることにより長期間の計
測を可能にした計測システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境の悪化が大きな社会問題とし
て取り上げられており、温度、湿度、風速、ガス(排気
ガスなどの有害ガス量の計測など)、変位(センサと対
象物との相対的な位置の変位の計測、例えば水位計測)
など様々な環境データを計測する計測システムの重要性
が増している。従来から、この種の複数の計測データを
取り込む計測システムとしては、例えば、特開平4−3
58293号公報に記載されている計測システムがあ
る。この計測システムは、計測データ取り込み装置から
取り込んだ実測データに基づいて特定の計測点に置いた
仮想計測器における仮想の計測値を算出するためのもの
であり、そのために、計測データ取り込み装置から取り
込んだ実測データを蓄積ファイルに格納し、このデータ
を基に演算実行プログラムが演算式ファイルに格納した
代数式を参照して仮想計測器における仮想測定値を算出
するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公開公報に記載さ
れた計測システムを用いると特定の計測点の仮想の計測
値を得ることができるため、設備構成の変更や計測項
目,計測目的が変更になった場合にも、計測地点,計測
内容が変更される都度プログラムを修正する必要がなく
なり、プログラムの熟練者や多数プログラマーが不要に
なるという効果を有している。しかしながら、この計測
システムは、ビルディングや工場など電気設備が存在す
る環境下で動作することを前提としたものである。温
度、湿度、風速、排気ガスなどの環境データを計測する
計測システムは、通常、電気設備(電源設備)のない人
里離れた場所で使用されることも多く、このような場所
で計測システムを稼働させるには、電源としてバッテリ
を用いることが不可欠である。一般的にバッテリを電源
として用いる場合には消費電力が問題となり長時間の連
続使用は難しく、バッテリの取り替えや充電を頻繁に行
わなければならない。上記公開公報に記載された如き計
測システムをバッテリで稼働させる場合にも同様なこと
がいえ、特に、計測システムが人里離れた電気設備のな
い場所に設置されている場合には、バッテリの取り替え
や充電に多大の労力を費やさなければならないという問
題がある。本発明の目的は、上記問題を解決し、電気設
備のない環境下においても、バッテリの取り替えや充電
を行わないで長期間の計測が可能な計測システムを提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、1以上のセンサで計測されたデータをサ
ンプリングして必要な変換をする変換手段(5、6)と
該変換手段(5、6)で変換されたデータを記憶するバ
ッファメモリ(8)と第1の処理装置(CPU7)とを
有するデータサンプリング部(4)と、前記バッファメ
モリ(8)に記憶されたデータをデータサンプリング部
(4)から受け取って処理する第2の処理装置(CPU
11)と該第2の処理装置(CPU11)で処理したデ
ータを記憶するメモリ部(HDDなどのメモリ媒体1
2)とアプリケーション部(13)とを有するデータ処
理部(10)と、各種データを表示したり必要なデータ
を入力する表示・入力手段(タッチパネルなどのLCD
14)と、前記データサンプリング部(4)と前記デー
タ処理部(10)の電源を制御する電源コントロール部
(9)とを有する計測システムであって、第1の処理装
置(CPU7)は、前記バッファメモリ(8)へのデー
タの書き込み読み出しを制御するとともに、前記バッフ
ァメモリ(8)が一杯になったのを検出した場合、バッ
ファメモリ(8)のデータを読み出して前記データ処理
部(10)に送出するものであり、前記電源コントロー
ル部(9)は、前記バッファメモリ(8)が一杯になっ
た場合にのみ前記データ処理部(10)に電源を供給す
るものであることを特徴としている。
【0005】また、上記計測システムに、初期設定時に
バッテリの残量を検出する手段とバッテリ使用回数を入
力する入力手段とを設けるとともに、前記アプリケーシ
ョン部(13)にバッテリの劣化特性および放電特性の
演算式を持たせておき、前記第2の処理装置(11)に
よって、前記バッテリの残量を検出する手段で検出され
たバッテリの残量と前記入力手段から入力されたバッテ
リ使用回数のデータと前記演算式に基づいてシステムの
動作可能時間を算出し、表示・入力手段(14)に表示
してユーザに知らせることを特徴としている。さらに、
バッテリの充電を検知した場合に使用回数の値を1プラ
スして保持するとともに、放電を検知した場合に前記保
持されている使用回数の値を前記データ処理部(10)
に送信する充放電検出回路を設けたことを特徴としてい
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、計測システムをデータ
サンプリング部とデータ処理部に分け、通常はデータサ
ンプリング部にのみバッテリから電源を供給し動作させ
る。データサンプリング部では、センサから取り入れた
計測データに必要な変換(電流/電圧変換,A/D変
換)を施してバッファメモリに格納する。計測が進みバ
ッファメモリがフルになった場合に、バッテリからの電
源をデータ処理部にも供給するとともに、該バッファメ
モリのデータをデータ処理部に送出する。データ処理部
では、受け取ったデータに演算を施し演算結果をメモリ
媒体に格納したり、表示してユーザに知らせる。すなわ
ち、本発明では、データをバッファメモリに取り込むと
きはデータサンプリング部にのみ電源を供給し、データ
の演算,演算結果の格納などを行うときのみデータ処理
部にも電源を供給するようにしているため、消費電力の
大きいデータ処理部の動作を極力抑えることができ、大
幅に消費電力を抑えることができる。その結果、電気設
備のない場所においてもバッテリによって計測システム
の長期計測を可能にすることができる。
【0007】
【実施例】まず、本発明の計測システムの第1の実施例
を図1を用いて説明する。図1において、1a〜1cは
センサ(1以上の任意の個数)、2は計測システム本
体、3は計測システム2に電源を供給するためのバッテ
リである。計測システム本体2は、計測されたデータを
サンプリングするデータサンプリング部4と、サンプリ
ングされたデータを処理・格納するデータ処理部10
と、タッチパネルLCDなどの表示・入力手段14から
構成される。
【0008】データサンプリング部4は、各センサ(1
a〜1c)から送られてくる計測電流を電圧値に変換す
る電流/電圧変換回路5(図1では、センサとして4〜
20mAの電流を出力する4〜20mA出力センサを使
用し、200オームの抵抗を用いてアナログ電圧に変換
する場合を示している)と、電流/電圧変換回路5で得
られたアナログ電圧値をサンプリングしてディジタル値
に変換するA/Dコンバータ6と、CPU(第1の処理
装置)7と、CPU7を介してA/Dコンバータ6から
のディジタルデータを保持するバッファメモリ8と、計
測システム本体2の内部回路への電源供給を制御する電
源コントロール部9から構成されている。
【0009】データ処理部10は、ユーザインタフェー
ス,データの演算,演算データの保管などを担当してお
り、データサンプリング部4からRS232Cなどの通
信手段15を介して送られてきたデータまたはそのデー
タに演算を施した結果を格納するハードディスク装置
(HDD)などの記憶媒体12と、得られたデータに対
する各種処理を行うためのアプリケーション部13と、
実際のデータ処理を実行するCPU(第2の処理装置)
11とから構成されている。
【0010】次に、本実施例の全体的な動作を説明す
る。最初は、電源コントロール部9はデータサンプリン
グ部4にのみ電源を供給しており、データ処理部5には
省電力化のために電源を供給していない。データサンプ
リング部4の電流/電圧変換回路5は、センサ(1a〜
1cなど)で計測された各種の電流値データ(例えば、
4〜20mA)を抵抗(例えば、200オーム)を用い
て電圧値に変換する。A/Dコンバータ6は電流/電圧
変換回路5からのアナログの電圧値を一定周期でサンプ
リングしてディジタル値に変換する。CPU7は、この
変換されたディジタル値を一時的にバッファメモリ8に
格納する。データサンプリング部4のCPU7は、バッ
ファメモリ8がフルになった時点で、データ処理部10
の電源を起動するとともに(通常は、省電力化のため上
述したようにデータ処理部10には電源が供給されてい
ない)、バッファメモリ8に格納されているサンプリン
グデータを読み出し、RS232C等の通信手段15を
介してデータ処理部10に転送する。
【0011】データ処理部10のCPU11は、バッフ
ァメモリ8から転送されてきたサンプリングデータをア
プリケーション部13を用いて必要な演算を実行し、結
果をHDDなどのメモリ媒体12に格納したり、タッチ
パネルLCDなどの表示・入力装置14に出力したりす
る。なお、データサンプリング部4から送られてきたサ
ンプリングデータを一旦メモリ媒体12に格納し、必要
に応じてそれを取り出して演算し、その結果を表示・入
力装置14に出力したり、再度メモリ媒体12に格納す
るようにしてもよい。演算結果がメモリ媒体12に格納
されたのを確認した後、データサンプリング部4の電源
コントロール部9は、データ処理部10への電源供給を
ストップ(電源OFF)する。このように、本発明の第
1の実施例では、データサンプリング部4と、ユーザイ
ンタフェース,演算,演算データの保管を担当するデー
タ処理部10の電源を独立に制御し、バッファメモリ8
がフルになるまでデータ処理部10の電源をOFFにし
ておくことにより、消費電力を大幅に抑えることができ
る。このため、バッテリの消耗を防止でき、計測システ
ムを長期間稼働させることができる。
【0012】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
上述した第1の実施例の計測システムによると、データ
サンプリング部4とデータ処理部10の電源を独立に制
御することにより、消費電力を大幅に抑えてバッテリ3
を有効利用し、計測システムを長期間連続稼働可能にし
ているが、計測システムを電源設備のない場所に長期に
渡り設置した場合、バッテリの残量が少なかったり、バ
ッテリの使用回数が多かったりすると、計測中にバッテ
リがなくなりシステムダウンになる危険性がある。この
場合、計測する対象によっては社会的に大きな問題にな
りかねない。本発明の第2の実施例は、第1の実施例を
改善し、予め稼働期間(システム動作可能時間)をユー
ザに報知するようにしてこの危険性を防止するものであ
る。
【0013】本発明の第2の実施例では、データサンプ
リング部4に、システムの初期設定時にバッテリ3の残
量を検出する手段(図示せず)を設けるとともに、ユー
ザにバッテリ使用回数を入力させる手段(例えば、表示
・入力手段6)を設ける。また、データ処理部10内の
アプリケーション部13にバッテリ10の劣化特性、放
電特性の演算式を持たせておく。そして、検出されたバ
ッテリの残量と入力されたバッテリ使用回数のデータと
前記演算式に基づいてシステムの動作可能時間を算出し
(CPU11)、算出された動作可能時間をユーザに知
らせる(例えば、図示しないプリンタや表示・入力手段
6など)ようにしている。これにより、ユーザは初期設
定時に動作可能時間を知ることができるので、計測期間
をシステムに設定する際、誤ってシステムが動作しなく
なってしまう時間を設定する恐れがなくなり、その結
果、計測中にシステムが電源OFFによりダウンしてし
まう危険性がなくなる。
【0014】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
一般に、使用するバッテリは何回も使用すると使用回数
によって放電特性が若干変わってくる。そのため、上記
第2の実施例においては、計測前にユーザにより使用回
数を設定するようにしている。しかしながら、バッテリ
毎に使用回数を正確に管理していないと、実際の使用回
数と異なる回数を設定してしまうという問題がある。本
発明の第3の実施例はこれを改善したもので、バッテリ
の使用回数を自動的に検知、設定するようにしたもので
ある。
【0015】図2は本発明の第3の実施例の計測システ
ムの構成図である。図2に示された第3の実施例では、
第1の実施例を示す図1と比較して、バッテリ3の充放
電を検出する充放電検出回路31を設けた点が異なって
いる。バッテリ3と充放電検出回路31を合わせてバッ
テリユニット30を構成している。図3は第3の実施例
のバッテリユニット30の具体的構成例であり、特に、
充放電検出回路31の詳細な構成を示す図である。充放
電検出回路31は、充放電検出回路31全体に電源を供
給するための電源生成部311、充放電検出回路31全
体の制御を行うマイコン312、バッテリの使用回数を
格納するメモリ313、バッテリ3から電源を供給する
ためのトランジスタ314、メモリ313に格納されて
いるバッテリの使用回数を計測システム本体2へ伝送す
るための通信手段316、バッテリ3からの電源供給が
ストップ(トランジスタ314がOFF)したときにメ
モリ313に電源を供給するためのサブバッテリ317
から構成される。
【0016】充放電検出回路31の内部回路をONにす
るには、マイコン312によってトランジスタ314を
ONにする必要があるが、マイコン312を動作させる
ためにはまず電源生成部311に電源を供給しなくては
ならない。そこで、モーメンタリスイッチ付きコネクタ
300を採用し、該コネクタの装着時、一瞬モーメンタ
リスイッチがONになる間に、モーメンタリスイッチを
通し電源生成部311に電源を供給する。電源生成部3
11に電源が供給されることにより、マイコン312が
動作し、トランジスタ314をONにする。モーメンタ
リスイッチがOFFになった後は、マイコン312から
の信号によりトランジスタ314がONになっているの
で、充電器もしくはバッテリ3の電力がトランジスタ3
14を通して供給される。充放電検出回路31は、マイ
コン312がトランジスタ314をOFFにしない限
り、ONを保つ。
【0017】図4は、図3のバッテリユニットの動作フ
ローチャートである。モーメンタリスイッチ(コネクタ
が挿入されたとき一瞬だけONになるスイッチ)付きコ
ネクタ300が、充電器(図示せず)もしくは計測シス
テム本体2に接続されると、図3の矢印で示した経路を
介して充放電検出回路31の電源生成部311に電源が
供給される(ステップS1)。充放電検出回路31の電
源生成部311に電源が供給されたことにより、充放電
検出回路31内のマイコン312やメモリ313などの
各構成回路に電源生成回路で生成された電圧Vccが供
給される。電源が供給されたことによりマイコン312
が予め決められたシーケンス動作を開始し、モーメンタ
リスイッチがOFFになる前にトランジスタ318をO
Nにし、それによってトランジスタ314もONにす
る、すなわちバッテリ3から充放電検出回路31へのバ
ッテリ電源供給ポートを開く(ステップS2)。その
後、モーメンタリスイッチは自動的にOFFになる(ス
テップS3)。なお、この場合、充放電検出回路31
は、トランジスタ318がONを保ち、それによってト
ランジスタ314もONを保つのでバッテリ3からの電
源が供給され続ける。
【0018】次に、マイコン312は、A/Dコンバー
タによって、この時のオペアンプ315の出力部b点の
電圧をサンプリングし、その値とオペアンプ入力部の抵
抗値からバッテリ端子a点の電圧を算出する。b点の電
圧をVbとすると、a点の電圧Vaは、Va=Vb×R
1/R2として算出される。算出されたバッテリ端子a
の電圧Vaにより、バッテリ3が充電時か放電時かを認
識する(ステップS4)。充電時か放電時かの認識は、
バッテリ端子aの電圧Vaは、充電時はバッテリ3の定
格電圧より高い電圧レベルとなり、放電時はバッテリ電
圧となるという事実に基づいて行われる。充電時と認識
された場合はステップS6へ、放電時と認識された場合
はステップS7へ進む(ステップS5)。
【0019】もし、充電時と認識された場合にはバッテ
リの使用回数が1プラスされ、その値がメモリ313に
格納される(ステップS6)。放電時と認識された場合
には、マイコン312は、メモリ313内に格納されて
いる使用回数を、通信手段316を介して計測システム
本体2に伝送する(ステップS7)。その後、マイコン
312がトランジスタ318をOFFにすることによっ
てトランジスタ314をOFFにし、結果的に、電源生
成部311をOFFにする。これにより、充放電検出回
路31の各構成回路への電源供給は全く行われなくな
る。なお、充放電検出回路31の電源をOFFにした後
のメモリ313内の使用回数のデータはサブバッテリ3
17によって保持される。
【0020】充放電検出回路31は、充電時の使用回数
をメモリ313に格納するときと、放電時の使用回数を
データ処理部5(計測システム本体2)に伝送するとき
以外には電源がOFFにされているため、バッテリ3の
消費はほとんどない。本実施例によれば、バッテリの使
用回数を自動的に計数して設定するようにしたため、ユ
ーザがバッテリ毎に使用回数を管理する必要がなくな
り、また、必ず正確な使用回数を設定することができ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明の計測システムによれば、バッテ
リの消費を大幅に減らすことが可能になり、そのため、
バッテリの取り替えや充電を行わないで長期間の連続計
測ができ、電気設備のない環境下において使用する場合
に特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の計測システムの構成図
である。
【図2】本発明の第3の実施例の計測システムの構成図
である。
【図3】本発明の第3の実施例のバッテリユニット30
の具体的構成例を示す図である。
【図4】図3のバッテリユニット30の動作フローチャ
ートである。
【符号の説明】
1a〜1c:センサ、2:計測システム本体、3:バッ
テリ、4:データサンプリング部、5:電流/電圧変換
回路、6:A/Dコンバータ、7:CPU、8:バッフ
ァメモリ、9:電源コントロール部、10:データ処理
部、11:CPU、12:メモリ媒体(HDD)、1
3:アプリケーション部、14:表示・入力手段(タッ
チパネルLCDなど)、15:通信手段(RS232C
など)、30:バッテリユニット、31:充放電検出回
路、300:モーメンタリスイッチ、311:電源生成
部、312:マイコン、313:メモリ、314:トラ
ンジスタ、315:オペアンプ、316:通信手段、3
17:サブバッテリ、318トランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上のセンサで計測されたデータをサ
    ンプリングして必要な変換をする変換手段と該変換手段
    で変換されたデータを記憶するバッファメモリと第1の
    処理装置とを有するデータサンプリング部と、前記バッ
    ファメモリに記憶されたデータをデータサンプリング部
    から受け取って処理する第2の処理装置と該第2の処理
    装置で処理したデータを記憶するメモリ部とアプリケー
    ション部とを有するデータ処理部と、各種データを表示
    したり必要なデータを入力する表示・入力手段と、前記
    データサンプリング部と前記データ処理部の電源を制御
    する電源コントロール部とを有する計測システムであっ
    て、 前記第1の処理装置は、前記バッファメモリへのデータ
    の書き込み読み出しを制御するとともに、前記バッファ
    メモリが一杯になったのを検出した場合、該バッファメ
    モリのデータを読み出して前記データ処理部に送出する
    ものであり、 前記電源コントロール部は、前記バッファメモリが一杯
    になった場合にのみ前記データ処理部に電源を供給する
    ものであることを特徴とする計測システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の計測システムにおいて、
    さらに、初期設定時にバッテリの残量を検出する手段と
    バッテリ使用回数を入力する入力手段とを設けるととも
    に、前記アプリケーション部にバッテリの劣化特性およ
    び放電特性の演算式を持たせ、前記第2の処理装置は、
    前記バッテリの残量を検出する手段で検出されたバッテ
    リの残量と前記入力手段から入力されたバッテリ使用回
    数のデータと前記演算式に基づいてシステムの動作可能
    時間を算出し、前記表示・入力手段は、該算出された動
    作可能時間を表示するものであることを特徴とする計測
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の計測システム
    において、さらに、バッテリの充電を検知した場合に使
    用回数の値を1プラスして保持するとともに、バッテリ
    の放電を検知した場合に前記保持した使用回数の値を前
    記データ処理部に送信する充放電検出回路を設けたこと
    を特徴とする計測システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005312769A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Olympus Corp 受信装置および医療装置
JP2013108812A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Lintec Corp 記録装置及びセンシングシステム

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