JPH09166358A - 無極性浴槽用循環口 - Google Patents
無極性浴槽用循環口Info
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- JPH09166358A JPH09166358A JP7327684A JP32768495A JPH09166358A JP H09166358 A JPH09166358 A JP H09166358A JP 7327684 A JP7327684 A JP 7327684A JP 32768495 A JP32768495 A JP 32768495A JP H09166358 A JPH09166358 A JP H09166358A
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- circulation port
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- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルタの目詰まりが少ない無極性浴槽循環
口を提供すること。 【解決手段】 循環口本体15を構成する仕切り板21
の前面に、側方の開口46a,46bに向けて一対の通
水路45a,45bを形成し、その通路45a,45b
の屈曲部の下部補助開口47a,47bを設ける。循環
口本体15にはフィルタケース16が取付られる。
口を提供すること。 【解決手段】 循環口本体15を構成する仕切り板21
の前面に、側方の開口46a,46bに向けて一対の通
水路45a,45bを形成し、その通路45a,45b
の屈曲部の下部補助開口47a,47bを設ける。循環
口本体15にはフィルタケース16が取付られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴槽の壁に貫通
固定され、浴槽水を加熱器側に吸入移動させるととも
に、加熱器において加熱された浴槽水を浴槽内に吐出さ
せる無極性浴槽循環口に関するものである。
固定され、浴槽水を加熱器側に吸入移動させるととも
に、加熱器において加熱された浴槽水を浴槽内に吐出さ
せる無極性浴槽循環口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の循環口として、特開平5−19
6295号公報に記載されたものが存在する。この循環
口は一対の開口を有し、一方の開口が加熱器の入口側
に、他方の開口が出口側に接続される。そして、この循
環口は、両開口が加熱器の出口側、入口側のどちらにも
接続されるようになっており、加熱器に対する取付方向
性が問われない。
6295号公報に記載されたものが存在する。この循環
口は一対の開口を有し、一方の開口が加熱器の入口側
に、他方の開口が出口側に接続される。そして、この循
環口は、両開口が加熱器の出口側、入口側のどちらにも
接続されるようになっており、加熱器に対する取付方向
性が問われない。
【0003】このため、両開口のいずれか側から加熱後
の高温の加熱水が吐出されても、入浴者にその高温水が
当たらないように、両開口は循環口本体の側面に横向き
に配置されている。
の高温の加熱水が吐出されても、入浴者にその高温水が
当たらないように、両開口は循環口本体の側面に横向き
に配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、循環口本体には
吸入される浴槽水を濾過するためのフィルタが被嵌され
いるとともに、循環口全体は浴槽内に対して大きく突出
しないように薄めに形成されている。従って、吸込み用
の開口から吸い込まれる領域が狭くなって、濾過面積が
小さくなり、フィルタが早期に目詰まりするおそれがあ
る。
吸入される浴槽水を濾過するためのフィルタが被嵌され
いるとともに、循環口全体は浴槽内に対して大きく突出
しないように薄めに形成されている。従って、吸込み用
の開口から吸い込まれる領域が狭くなって、濾過面積が
小さくなり、フィルタが早期に目詰まりするおそれがあ
る。
【0005】この発明の目的は、浴槽水を入浴者に当た
らないように吐出できるとともに、浴槽水の吸入を前面
の広い範囲から行うことができる無極性浴槽用循環口を
提供することにある。
らないように吐出できるとともに、浴槽水の吸入を前面
の広い範囲から行うことができる無極性浴槽用循環口を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、浴槽水を加熱するため
の外部加熱器の入口側及び出口側にそれぞれ接続されて
吸入口または吐出口として機能する一対の開口を有し、
浴槽の壁に貫通固定される循環口本体と、その循環口本
体に被嵌されるフィルタとを備え、前記両開口を循環口
本体の側面に横向きに配置した浴槽用循環口において、
前記循環口本体にはその前方を向く一対の補助開口を前
記両開口にそれぞれ接続し、その両補助開口を開口より
も低い位置に配置したものである。
に、請求項1に記載の発明では、浴槽水を加熱するため
の外部加熱器の入口側及び出口側にそれぞれ接続されて
吸入口または吐出口として機能する一対の開口を有し、
浴槽の壁に貫通固定される循環口本体と、その循環口本
体に被嵌されるフィルタとを備え、前記両開口を循環口
本体の側面に横向きに配置した浴槽用循環口において、
前記循環口本体にはその前方を向く一対の補助開口を前
記両開口にそれぞれ接続し、その両補助開口を開口より
も低い位置に配置したものである。
【0007】請求項2の発明では、請求項1において、
循環口本体の前面に、両開口と前記外部加熱器の入口側
及び出口側との間をそれぞれ接続する一対の通路を設け
るとともに、その通路の中間部が上端を形成するように
同通路と屈曲させ、補助開口をその屈曲部の下部に配置
したものである。
循環口本体の前面に、両開口と前記外部加熱器の入口側
及び出口側との間をそれぞれ接続する一対の通路を設け
るとともに、その通路の中間部が上端を形成するように
同通路と屈曲させ、補助開口をその屈曲部の下部に配置
したものである。
【0008】従って、請求項1の発明によれば、通水路
の開口面積および方向が増えることから浴槽水の循環効
率を高めることができる。請求項2の発明によれば、請
求項1において、補助開口が屈曲部の下部に位置するた
め、循環口本体のスペースを有効利用できる。
の開口面積および方向が増えることから浴槽水の循環効
率を高めることができる。請求項2の発明によれば、請
求項1において、補助開口が屈曲部の下部に位置するた
め、循環口本体のスペースを有効利用できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1の実施形態
について図1〜図5に基づいて説明する。図1〜図4に
示すように、本実施形態では、循環口11は、浴槽12
の壁13において浴槽12の加熱器の強制循環配管14
に接続される循環口本体15と、浴槽12内で循環口本
体15に係合されるフィルタケース16とから構成され
ている。
について図1〜図5に基づいて説明する。図1〜図4に
示すように、本実施形態では、循環口11は、浴槽12
の壁13において浴槽12の加熱器の強制循環配管14
に接続される循環口本体15と、浴槽12内で循環口本
体15に係合されるフィルタケース16とから構成され
ている。
【0010】循環口本体15は、浴槽12の外側におい
て強制循環配管14に接続され、浴槽12の壁13下部
の取付開口17に水密に固定される後面ケース18と、
後面ケース18に浴槽12内側から締結される固定筒1
9とを有する。また、循環口本体15は、浴槽12内に
おいて浴槽水を加熱器に送って、戻すための通水回路2
0を有する仕切り板21と、通水回路20の前面を覆う
仕切りカバー22とにより構成されている。
て強制循環配管14に接続され、浴槽12の壁13下部
の取付開口17に水密に固定される後面ケース18と、
後面ケース18に浴槽12内側から締結される固定筒1
9とを有する。また、循環口本体15は、浴槽12内に
おいて浴槽水を加熱器に送って、戻すための通水回路2
0を有する仕切り板21と、通水回路20の前面を覆う
仕切りカバー22とにより構成されている。
【0011】前記後面ケース18は、金属からなり、そ
の後端部23には、浴槽12外の加熱器の強制循環配管
14の往き管24aおよび戻り管24bとに接続される
2本の配管接続口25a,25bが設けられており、そ
の一方の配管接続口25aは中心部の内室26に、他方
の配管接続口25bは外周部の外室27に接続されてい
る。内室26の開口側内周には、Oリング28がはめ込
まれている。後面ケース18の開口側内周面には、固定
筒19と締結されるネジ山29が切られているととも
に、フランジ部30が形成されている。パッキン31は
フランジ部30にかぶされ、壁13の外側面との間の水
密を確保している。
の後端部23には、浴槽12外の加熱器の強制循環配管
14の往き管24aおよび戻り管24bとに接続される
2本の配管接続口25a,25bが設けられており、そ
の一方の配管接続口25aは中心部の内室26に、他方
の配管接続口25bは外周部の外室27に接続されてい
る。内室26の開口側内周には、Oリング28がはめ込
まれている。後面ケース18の開口側内周面には、固定
筒19と締結されるネジ山29が切られているととも
に、フランジ部30が形成されている。パッキン31は
フランジ部30にかぶされ、壁13の外側面との間の水
密を確保している。
【0012】固定筒19は合成樹脂製の円筒状をなし、
外周面には後面ケース18と締結されるネジ山32が切
られており、内周面には軸方向に延びる複数(実施形態
では一対)の突条33が突出形成されている。フランジ
34は固定筒19の一端に形成され、その外周面には仕
切り板21の抜け防止ツメ35が係合される係合溝36
が凹設されている。パッキン37は、フランジ34と壁
13の内側面との間の水密を確保している。
外周面には後面ケース18と締結されるネジ山32が切
られており、内周面には軸方向に延びる複数(実施形態
では一対)の突条33が突出形成されている。フランジ
34は固定筒19の一端に形成され、その外周面には仕
切り板21の抜け防止ツメ35が係合される係合溝36
が凹設されている。パッキン37は、フランジ34と壁
13の内側面との間の水密を確保している。
【0013】図2,図3に示すように、前記仕切り板2
1の外周には複数の割溝38が所定深さまで切られてお
り、各割溝38の間の裏面にはフィルタケース16の仕
切り板取付用突起39が係合される凹部40が形成され
ている。仕切り板21の表側上部における割溝38間に
は、前記仕切りカバー22の位置規制片41を収める凹
部42が設けられている。仕切り板21には仕切りカバ
ー22を締結するための複数の締結孔43が開けられて
いるとともに、前記通水回路20が凹設されている。一
方、仕切り板21の裏側には、後面ケース18の内室2
6に挿入され、浴槽水を通水する管状の挿入部44が突
出形成されている。
1の外周には複数の割溝38が所定深さまで切られてお
り、各割溝38の間の裏面にはフィルタケース16の仕
切り板取付用突起39が係合される凹部40が形成され
ている。仕切り板21の表側上部における割溝38間に
は、前記仕切りカバー22の位置規制片41を収める凹
部42が設けられている。仕切り板21には仕切りカバ
ー22を締結するための複数の締結孔43が開けられて
いるとともに、前記通水回路20が凹設されている。一
方、仕切り板21の裏側には、後面ケース18の内室2
6に挿入され、浴槽水を通水する管状の挿入部44が突
出形成されている。
【0014】図4に示すように、前記通水回路20を構
成する一対の通水路45a,45bは仕切り板21の前
面に凹設され、仕切り板21の側縁に設けられた開口4
6a,46bに向けて略ヘ字状に屈曲してその中間部が
上端を形成している。補助開口47a,47bは前記両
屈曲部のそれぞれ下部において前方に向かって開放さ
れ、通水路45a,45bに連通されている。そして、
補助開口47a,47bはそれぞれ開口46a,46b
よりも若干低い位置に配置されている。
成する一対の通水路45a,45bは仕切り板21の前
面に凹設され、仕切り板21の側縁に設けられた開口4
6a,46bに向けて略ヘ字状に屈曲してその中間部が
上端を形成している。補助開口47a,47bは前記両
屈曲部のそれぞれ下部において前方に向かって開放さ
れ、通水路45a,45bに連通されている。そして、
補助開口47a,47bはそれぞれ開口46a,46b
よりも若干低い位置に配置されている。
【0015】そして、一方の開口46aは、通水路45
aと、挿入部44内を介して後面ケース18の内室26
に連通され、他方の開口46bは、通水路45bを介し
て、挿入部44の外周近くに開けられた孔48から後面
ケース18の外室27に連通されている。
aと、挿入部44内を介して後面ケース18の内室26
に連通され、他方の開口46bは、通水路45bを介し
て、挿入部44の外周近くに開けられた孔48から後面
ケース18の外室27に連通されている。
【0016】図3に示すように、仕切り板21の裏側に
は、固定筒19の突条33と係合される複数の回転防止
ツメ49と、フランジ部34の係合溝36に係合される
抜け防止ツメ35とが突出形成されている。
は、固定筒19の突条33と係合される複数の回転防止
ツメ49と、フランジ部34の係合溝36に係合される
抜け防止ツメ35とが突出形成されている。
【0017】そして、挿入部44が内室26に挿入さ
れ、各ツメ35,49がそれぞれ係合されて仕切り板2
1が固定筒19に取り付けられる。また、仕切り板21
を取り外す際には、割溝38間の部分を前方へ湾曲させ
て手前に引けば、仕切り板21が若干たわんで抜け防止
ツメ35が係合溝36から外れる。
れ、各ツメ35,49がそれぞれ係合されて仕切り板2
1が固定筒19に取り付けられる。また、仕切り板21
を取り外す際には、割溝38間の部分を前方へ湾曲させ
て手前に引けば、仕切り板21が若干たわんで抜け防止
ツメ35が係合溝36から外れる。
【0018】図3に示すように、円盤状の仕切りカバー
22の裏面には、通水路45a,45bを形成するため
の通水路突条50が形成されるとともに、両補助開口4
7a,47bを前面に開放させるための一対の開口51
a,51bが開けられている。また、仕切りカバー22
上部には、仕切り板21の凹部42と係合される円弧状
の位置規制片41が突出形成されるとともに、仕切り板
取付用突起39との干渉を避けるための複数の切欠52
が設けられている。
22の裏面には、通水路45a,45bを形成するため
の通水路突条50が形成されるとともに、両補助開口4
7a,47bを前面に開放させるための一対の開口51
a,51bが開けられている。また、仕切りカバー22
上部には、仕切り板21の凹部42と係合される円弧状
の位置規制片41が突出形成されるとともに、仕切り板
取付用突起39との干渉を避けるための複数の切欠52
が設けられている。
【0019】そして、仕切り板21の前面を覆うように
仕切りカバー22が係合され、締結孔43にビス等によ
り締付されて、両通水路45a,45bが区画形成され
るとともに、側縁の開口46および前面の補助開口47
が形成される。なお、仕切りカバー22の締結は、仕切
り板21が後面ケース18に係合される前に行われる。
仕切りカバー22が係合され、締結孔43にビス等によ
り締付されて、両通水路45a,45bが区画形成され
るとともに、側縁の開口46および前面の補助開口47
が形成される。なお、仕切りカバー22の締結は、仕切
り板21が後面ケース18に係合される前に行われる。
【0020】図3及び図5に示すように、フィルタケー
ス16には、前面に並んだ複数の三角状の開口53と、
側方開口46と対向する一致する一対の開口54とが設
けられており、すべての開口にはネット55がはめ込ま
れている。仕切り板取付用突起39は側面内周の複数箇
所に折曲形成されており、この仕切り板取付用突起39
を仕切りカバー22の切欠52に合わせつつ仕切り板2
1の凹部40に係合させて、フィルタケース16が取り
付けられる。
ス16には、前面に並んだ複数の三角状の開口53と、
側方開口46と対向する一致する一対の開口54とが設
けられており、すべての開口にはネット55がはめ込ま
れている。仕切り板取付用突起39は側面内周の複数箇
所に折曲形成されており、この仕切り板取付用突起39
を仕切りカバー22の切欠52に合わせつつ仕切り板2
1の凹部40に係合させて、フィルタケース16が取り
付けられる。
【0021】以上の構成に基づいて、例えば、配管接続
口25aを往き管24aに、配管接続口25bを戻り管
24bに、それぞれ接続させる。そして、浴槽12外の
加熱器で浴槽水を循環させると、浴槽水はフィルタケー
ス16のネット55により濾過され、一方側の開口46
a及びそれと連通する補助開口47aから通水路45a
に吸込まれて、挿入部44内から後面ケース18の内室
26を通って強制循環配管14の往き管24a内に送ら
れる。加熱器により加熱された浴槽水は、再び強制循環
配管14に戻され戻り管24bを通じて、後面ケース1
8の外室27通水路45b内に流れ、開口46b及び補
助開口47bから浴槽12内に吐出される。この時、浴
槽水は、加熱器に送られる時に、側縁および前面の両開
口46a,47aを通る。加熱された浴槽水は、通水路
45bから補助開口へ吹き出される流速により、補助開
口47bの部分で浴槽水がつられて若干吸込されるよう
な負圧となる。また、熱対流によって加熱された温水の
ほとんどが低い位置の補助開口47bを通ることなく、
側縁側の開口46bから側方に向けて吐出される。
口25aを往き管24aに、配管接続口25bを戻り管
24bに、それぞれ接続させる。そして、浴槽12外の
加熱器で浴槽水を循環させると、浴槽水はフィルタケー
ス16のネット55により濾過され、一方側の開口46
a及びそれと連通する補助開口47aから通水路45a
に吸込まれて、挿入部44内から後面ケース18の内室
26を通って強制循環配管14の往き管24a内に送ら
れる。加熱器により加熱された浴槽水は、再び強制循環
配管14に戻され戻り管24bを通じて、後面ケース1
8の外室27通水路45b内に流れ、開口46b及び補
助開口47bから浴槽12内に吐出される。この時、浴
槽水は、加熱器に送られる時に、側縁および前面の両開
口46a,47aを通る。加熱された浴槽水は、通水路
45bから補助開口へ吹き出される流速により、補助開
口47bの部分で浴槽水がつられて若干吸込されるよう
な負圧となる。また、熱対流によって加熱された温水の
ほとんどが低い位置の補助開口47bを通ることなく、
側縁側の開口46bから側方に向けて吐出される。
【0022】以上のように構成された本実施形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (a)前面の補助開口47a,47bを側縁開口46
a,46bより下方に配置することで、加熱された浴槽
水はそのほとんどが側方側開口46a,46bから浴槽
12内に吐出される。このため、入浴者に加熱された湯
が当たることを防止できる。
ば、以下の効果を奏する。 (a)前面の補助開口47a,47bを側縁開口46
a,46bより下方に配置することで、加熱された浴槽
水はそのほとんどが側方側開口46a,46bから浴槽
12内に吐出される。このため、入浴者に加熱された湯
が当たることを防止できる。
【0023】(b)このように、前面に補助開口47
a,47bを配置しても、問題がなく、しかも加熱器に
対する浴槽水の吸い込みは補助開口47a,47b、側
縁開口46a,46bの双方から行われる。従って、浴
槽水の吸い込み領域として、循環口11側部に加えて、
前面の広い面積が確保され、従来に比較して極めて広い
領域を確保できる。このため、フィルタケース16によ
る濾過面積が広くなって、ネット55の目詰まりが非常
に少なくなり、フィルタケース16の清掃の回数を少な
くできる。
a,47bを配置しても、問題がなく、しかも加熱器に
対する浴槽水の吸い込みは補助開口47a,47b、側
縁開口46a,46bの双方から行われる。従って、浴
槽水の吸い込み領域として、循環口11側部に加えて、
前面の広い面積が確保され、従来に比較して極めて広い
領域を確保できる。このため、フィルタケース16によ
る濾過面積が広くなって、ネット55の目詰まりが非常
に少なくなり、フィルタケース16の清掃の回数を少な
くできる。
【0024】(c)固定筒19の向きを選ばずに、抜け
防止ツメ35と係合溝36とにより仕切り板21が後面
ケース18に取り付けられるとともに、回転防止ツメ4
9により循環口本体15の回転が阻止されて、浴槽12
内での取付施工の作業性が格段に向上する。
防止ツメ35と係合溝36とにより仕切り板21が後面
ケース18に取り付けられるとともに、回転防止ツメ4
9により循環口本体15の回転が阻止されて、浴槽12
内での取付施工の作業性が格段に向上する。
【0025】(d)仕切りカバー22が取り付けられた
後は、仕切り板21のたわみが規制されるため、不用意
に係合溝36から抜け防止ツメ35が外れることが防止
される。
後は、仕切り板21のたわみが規制されるため、不用意
に係合溝36から抜け防止ツメ35が外れることが防止
される。
【0026】(e)補助開口47a,47bは上方に屈
曲された通路45a,45bの屈曲下部に配置されてい
るため、補助開口47a,47bの配置のためのスペー
スを無駄なく確保でき、仕切り板21のスペースを有効
利用して、循環口本体15の小型化に寄与できる。
曲された通路45a,45bの屈曲下部に配置されてい
るため、補助開口47a,47bの配置のためのスペー
スを無駄なく確保でき、仕切り板21のスペースを有効
利用して、循環口本体15の小型化に寄与できる。
【0027】この発明は以下のような態様で具体化でき
る。 (1)仕切り板21と仕切りカバー22とを一体化する
こと。 (2)フィルタケース16と仕切りカバー22とを一体
化すること。
る。 (1)仕切り板21と仕切りカバー22とを一体化する
こと。 (2)フィルタケース16と仕切りカバー22とを一体
化すること。
【0028】つぎに、上記実施形態によって把握される
技術的思想を述べる。 (1)各通路は、前面にある隔壁により仕切られて独立
して浴槽水を循環させる請求項1または2に記載の無極
性浴槽用循環口。
技術的思想を述べる。 (1)各通路は、前面にある隔壁により仕切られて独立
して浴槽水を循環させる請求項1または2に記載の無極
性浴槽用循環口。
【0029】このように構成した場合、浴槽水が通路間
で混合することなく、独立して循環される。 (2)一対の通路は、略ヘ字状をなす請求項1または2
に記載の無極性浴槽用循環口。 このように構成した場
合、スペースの有効な利用が図られる。
で混合することなく、独立して循環される。 (2)一対の通路は、略ヘ字状をなす請求項1または2
に記載の無極性浴槽用循環口。 このように構成した場
合、スペースの有効な利用が図られる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば以
下の優れた効果を奏する。請求項1の発明によれば、通
水路の開口面積および方向が増えることから浴槽水の循
環効率を高めることができるとともに、フィルタの目詰
まりを少なくできる。
下の優れた効果を奏する。請求項1の発明によれば、通
水路の開口面積および方向が増えることから浴槽水の循
環効率を高めることができるとともに、フィルタの目詰
まりを少なくできる。
【0031】請求項2の発明によれば、循環口本体のス
ペースを有効利用できて、小型化に寄与できる。
ペースを有効利用できて、小型化に寄与できる。
【図1】 本実施形態の循環口の使用状態を示す断面
図。
図。
【図2】 循環口を示す斜視図。
【図3】 循環口本体を示す斜視図。
【図4】 仕切りカバーを示す正面図。
【図5】 フィルタケースを示す背面図。
11…循環口、12…浴槽、14…強制循環配管、15
…循環口本体、16…フィルタケース、18…後面ケー
ス、19…固定筒、20…通水回路、21…仕切り板、
22…仕切りカバー、45…通水路、46,47,5
1,53…開口。
…循環口本体、16…フィルタケース、18…後面ケー
ス、19…固定筒、20…通水回路、21…仕切り板、
22…仕切りカバー、45…通水路、46,47,5
1,53…開口。
Claims (2)
- 【請求項1】 浴槽水を加熱するための外部加熱器の入
口側及び出口側にそれぞれ接続されて吸入口または吐出
口として機能する一対の開口を有し、浴槽の壁に貫通固
定される循環口本体と、 その循環口本体に被嵌されるフィルタとを備え、 前記両開口を循環口本体の側面に横向きに配置した浴槽
用循環口において、 前記循環口本体にはその前方を向く一対の補助開口を前
記両開口にそれぞれ接続し、その両補助開口を開口より
も低い位置に配置した無極性浴槽用循環口。 - 【請求項2】 循環口本体の前面に、両開口と前記外部
加熱器の入口側及び出口側との間をそれぞれ接続する一
対の通路を設けるとともに、その通路の中間部が上端を
形成するように同通路と屈曲させ、補助開口をその屈曲
部の下部に配置した請求項1に記載の無極性浴槽用循環
口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7327684A JPH09166358A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 無極性浴槽用循環口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7327684A JPH09166358A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 無極性浴槽用循環口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09166358A true JPH09166358A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18201828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7327684A Pending JPH09166358A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 無極性浴槽用循環口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09166358A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003090628A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 浴槽水循環接続装置 |
JP2013104568A (ja) * | 2011-11-10 | 2013-05-30 | Hatano Seisakusho:Kk | 浴槽用給湯口アダプター |
JP2013104567A (ja) * | 2011-11-10 | 2013-05-30 | Hatano Seisakusho:Kk | 浴槽用給湯口アダプター |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP7327684A patent/JPH09166358A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003090628A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 浴槽水循環接続装置 |
JP2013104568A (ja) * | 2011-11-10 | 2013-05-30 | Hatano Seisakusho:Kk | 浴槽用給湯口アダプター |
JP2013104567A (ja) * | 2011-11-10 | 2013-05-30 | Hatano Seisakusho:Kk | 浴槽用給湯口アダプター |
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