JPH09166241A - 誤操作防止バルブ - Google Patents

誤操作防止バルブ

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Publication number
JPH09166241A
JPH09166241A JP32911995A JP32911995A JPH09166241A JP H09166241 A JPH09166241 A JP H09166241A JP 32911995 A JP32911995 A JP 32911995A JP 32911995 A JP32911995 A JP 32911995A JP H09166241 A JPH09166241 A JP H09166241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
coupler
outlet
handle
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32911995A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tsuchiya
弘 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP32911995A priority Critical patent/JPH09166241A/ja
Publication of JPH09166241A publication Critical patent/JPH09166241A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は弁の開閉操作を誤りなく行うことがで
きる新規なバルブに関する。 【解決手段】弁開閉操作角度が約90度であるバルブお
よびその流出口にカムレバー付きカプラーを装着したバ
ルブ装置であり、該カムレバー付きカプラーを包囲する
筒状カバーを該流出口と同方向にしゅう動するように取
り付け、しかも該バルブの弁開閉用ステム(弁体)頂部
にハンドルが付設してあり、該ハンドルの操作によりL
字型アームを介して該筒状カバーを上記方向にしゅう動
可能にし、バルブが閉じた状態でのみ該カプラーが脱着
できるようにしたことを特徴とする誤操作防止バルブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は弁の開閉操作を誤りなく
行うことができる新規なバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】バルブは、液体や気体などを流す配管に
組み込み、流れを通したり止めたりするために使用され
る。バルブとして、流路をくり抜いたボール状の弁体を
弁箱に入れ、そのボールを直径軸のまわりに90度旋回
して流路の開閉を行うボール弁を用いたものや、このボ
ール状の弁体に代えて円錐状のプラグを使用するコック
バルブなどがあり、これらはいずれも構造が単純なわり
に機密性が高く、また90度の回転で開閉が迅速に行わ
れるという特徴があり、広く用いられている。
【0003】これらのバルブの流出口から他の容器など
に流体を流出させる装置において、流出作業を行わない
で放置して該流出口内にゴミなどが流入したり、流体を
流出した後の残部が漏出するのを防止するために、カム
レバー付きカプラーを装着して該流出口を閉鎖しておく
ことが多く行われている。
【0004】このような、流出口にカプラーを装着した
バルブにおいて、該カプラーを取り外すときにはボール
弁等の弁体は必ず閉じていなければならないが、日常の
作業では弁体が開放された状態でうっかりカプラーを取
り外すというウッカリミスが発生するおそれがある。そ
の結果、流体が突如大量に流出して非常に危険な状態に
なる。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】本発明は流出口に
カプラーを装着したバルブにおける上記ウッカリミスの
発生を解消することである。
【0006】すなわち、本発明は、弁開閉操作角度が約
90゜以内であるバルブおよびその流出口にカムレバー
付きカプラーを装着したバルブ装置であり、該カムレバ
ー付きカプラ−を包囲する筒状カバーを該流出口と同方
向にしゅう動するように取り付け、しかも該バルブの弁
開閉用ステム(弁体)頂部にハンドルが付設してあり、
該ハンドルの操作によりL字型アームを介して該筒状カ
バーを上記方向にしゅう動可能にし、バルブが閉じた状
態でのみ該カプラーが脱着できるようにしたことを特徴
とする誤操作防止バルブに関する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のバルブに関する
具体例を図面に示したので、それに基いて説明するが、
この図面のみに限定されることはない。
【0008】図1〜2は本発明の誤操作防止バルブの概
略を示した実施例であって、これらに基づいてさらに詳
細に説明する。
【0009】図1は筒状カバーが弁体側に移動している
概略図、図2は筒状カバーが流出口にしゅう動しカプラ
ーを包囲している概略図、図3はカプラーの概略図であ
る。図1において、バルブ1と流出口2とはフランジ3
を介して連通している。バルブ1は液体や気体などの流
体を流す配管に組み込み、流れを通したり止めたりする
ために使用されるもので、本発明では、流路をくり抜い
たボール状の弁体を弁箱に入れ、そのボールを直径軸の
まわりに90度旋回して流路の開閉を行うボール弁を使
用したものやこのボール状の弁体に代えて円錐状のプラ
グを使用するコックバルブなどの既知のバルブが適用で
きる。該バルブ1にはフランジ3を介して流出口2が連
通するように取り付けられている。つまりボール弁やコ
ック(図示せず)が開放され、バルブ1から流体がフラ
ンジ3を介して流出口2から流出する。流体としては塗
料、ワニスおよび溶剤などの液体、さらに粉体および気
体なども含まれる。
【0010】そして、該流出口2を包囲する筒状カバー
4が設けられている。この筒状カバー4にはシュー5が
固着されており、このシュー5が、片端がフランジ3に
固着されているガイド6に沿って流出口2と同方向にし
ゅう動するようになっている。
【0011】バルブ1の弁開閉用弁体7頂部にはハンド
ル8が付設してある。ハンドル8は手動で回転可能であ
り、図1の示した位置はボール弁やコックが閉じた状態
であり、ハンドル8を90度回転させて図2に示した位
置にするとボール弁やコックバルブは全開し、流体が流
出口3から流出する。
【0012】本発明ではこのハンドル8の適宜な位置を
支点としてL字型クランクアーム9の片端が回転可能な
状態で連接されており、そして該アーム9の他端は筒状
カバー4の適宜な位置に回転可能な状態で連接されてい
る。つまり、ハンドル8と筒状カバー4とはクランクア
ーム9を介して連動しており、ハンドル8の位置が図1
に示したように流体の流れ方向に対して直角方向にある
とき(ボール弁などが閉じている)は筒状カバー4はフ
ランジ2側に最も近接し、流通口2に装着したカプラ−
の脱着が可能である。そして、ハンドル8を90度回転
し図2に示した位置にすると、筒状カバー4はフランジ
2に対して最も遠い位置にしゅう動し、流通口2に装着
したカプラー10の外周を包囲し、該カプラ−の脱着が
不可能となる。
【0013】流出口2にはカムレバー付きカプラー10
を装着してある。該カプラー10は流出口2に固着で
き、該流出口2を完全に密閉する蓋、または該カプラー
10にホースを連接せしめてバルブ1からの流体を流出
口2およびカプラー10を経て他の目的地に搬送するた
めのホース連結手段として有用である。
【0014】カプラー10は図3に示したように、流出
口2を包囲する本体11とその本体の複数箇所に固着し
たカムレバー12からなり、カムレバー12の操作によ
りカプラー10は流出口2から容易に脱着できる。すな
わち、カムレバー12を図3に示したように流出口2と
同方向にするとカプラー10は流出口2の外周に密接し
ており取り外すことは困難であるが、カムレバー12を
流出口2に対して直角方向に回転させるとカプラー10
は流出口2から容易にて取り外すことができる。
【0015】本発明の誤操作防止バルブの主たる構造は
上記のとおりで、ハンドル8と筒状カバー4とはクラン
クアーム9を介して連動し、ハンドル8が図1に示した
ような位置にあるときはボール弁などが閉じており、し
かも筒状カバー4はフランジ2側に最も近接し、流通口
2に装着したカプラ−10の脱着が可能である。つま
り、ボール弁などが閉じているのでに装着したカプラ−
10の装着が可能で、しかもそれを取り外しても流体が
流出することはない。一方、ハンドル8を90度回転し
図2に示した位置にするとボール弁などが解放され、流
体は流出口まで達するが、筒状カバー4はフランジ2に
対して最も遠い位置にしゅう動し、流通口2に装着した
カプラー10の外周を包囲し、該カプラ−10のカムレ
バ−12に触れることができないのでカプラー10を脱
着が不可能となる。
【0016】このようにして、バルブのボール弁などが
解放されているときはカプラー10を脱着することは不
可能であって、ボール弁などが閉じているときのみカプ
ラー10を脱着できるので、前記した誤操作が生じるこ
とは全くなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誤操作防止バルブの筒状カバーが弁体
側に移動している概略図。
【図2】本発明の誤操作防止バルブの筒状カバーが流出
口にしゅう動しカプラーを包囲している概略図。
【図3】カプラーの概略図。
【符号の説明】
1 バルブ1 2 流出口 3 フランジ 4 筒状カバー 5 シュー 6 ガイド 7 頂部 8 ハンドル 9 L字型クランクアーム 10 カプラー 11 カプラ−本体 12 カムレバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁開閉操作角度が約90度であるバルブお
    よびその流出口にカムレバー付きカプラーを装着したバ
    ルブ装置であり、該カムレバー付きカプラーを包囲する
    筒状カバーを該流出口と同方向にしゅう動するように取
    り付け、しかも該バルブの弁開閉用ステム(弁体)頂部
    にハンドルが付設してあり、該ハンドルの操作によりL
    字型アームを介して該筒状カバーを上記方向にしゅう動
    可能にし、バルブが閉じた状態でのみ該カプラーが脱着
    できるようにしたことを特徴とする誤操作防止バルブ。
JP32911995A 1995-12-18 1995-12-18 誤操作防止バルブ Pending JPH09166241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32911995A JPH09166241A (ja) 1995-12-18 1995-12-18 誤操作防止バルブ

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JP32911995A JPH09166241A (ja) 1995-12-18 1995-12-18 誤操作防止バルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09166241A true JPH09166241A (ja) 1997-06-24

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ID=18217832

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32911995A Pending JPH09166241A (ja) 1995-12-18 1995-12-18 誤操作防止バルブ

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JP (1) JPH09166241A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11153249A (ja) * 1997-11-18 1999-06-08 Kansai Paint Co Ltd 誤操作防止バルブ
JPWO2010087216A1 (ja) * 2009-02-02 2012-08-02 テルモ株式会社 クランプおよび採血器具
JP2012251632A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Chugoku Electric Power Co Inc:The 終端蓋誤開放防止装置

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