JPH09166124A - 連結環 - Google Patents

連結環

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JPH09166124A
JPH09166124A JP32847795A JP32847795A JPH09166124A JP H09166124 A JPH09166124 A JP H09166124A JP 32847795 A JP32847795 A JP 32847795A JP 32847795 A JP32847795 A JP 32847795A JP H09166124 A JPH09166124 A JP H09166124A
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JP
Japan
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rod
opening
closing
locking
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP32847795A
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English (en)
Inventor
Masamichi Ito
勝通 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoi Seisakusho KK
Original Assignee
Itoi Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結環を素早く開閉でき、製造コストの安い
連結環を提供すること。 【解決手段】 C状杆1の開口部の一端に開閉杆2の基
端を枢着し、この開閉杆2を開閉回動することにより前
記開口部が開閉自在となるように構成した連結環におい
て、前記開閉杆2と、前記C状杆1のこの開閉杆2と対
向する位置との間に、この開閉杆2の内側への開放回動
を阻止する係止杆3を架設状態に配設し、少なくともこ
の係止杆3の一端を前記開閉杆2若しくはC状杆1に枢
着して逃げ回動自在に構成し、且つ他端を前記C状杆1
若しくは開閉杆2に係脱自在に係止するように構成した
連結環。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連結環に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】C状杆
の開口部の一端に開閉杆の基端を枢着してこの開閉杆を
開閉回動することにより開口部を開閉杆により開閉自在
とした連結環には、用途に応じて様々な構造のものが提
案されているが、登山用のカラビナや高所作業での墜落
防止のため命綱との連結などに用いる連結環において
は、開閉杆が誤って開放回動しないように、C状杆の開
口部の一端に枢着した開閉杆の先端とこの開口部の他端
との閉塞係合部に閉塞ロック筒体を被嵌状態に螺着して
いる。
【0003】従って、この閉塞ロック筒体が移動しない
限り、誤って開閉杆が開放回動することはなく、また開
口部を開放したい場合には、この閉塞ロック筒体を手で
回動してC状杆若しくは開閉杆に沿って移動し前記閉塞
係合部を露出させて、開閉杆を開放回動し開口部を開口
する構造としている。
【0004】前記従来の連結環では、開閉杆を開放する
ためには、閉塞ロック筒体を手で回転させる必要がある
ため、素早く開閉杆を開放したい場合には大変不便であ
る。 また、閉塞ロック筒体と開閉杆とを螺着するために各々
にネジ山を形成する必要があり、連結環の製造はコスト
が高いものとなっている。
【0005】本発明の目的は、以上のような問題点を解
消し、連結環を素早く開閉でき、製造コストの安い連結
環を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】C状杆1の開口部の一端に開閉杆2の基端
を枢着し、この開閉杆2を開閉回動することにより前記
開口部が開閉自在となるように構成した連結環におい
て、前記開閉杆2と、前記C状杆1のこの開閉杆2と対
向する位置との間に、この開閉杆2の内側への開放回動
を阻止する係止杆3を架設状態に配設し、少なくともこ
の係止杆3の一端を前記開閉杆2若しくはC状杆1に枢
着して逃げ回動自在に構成し、且つ他端を前記C状杆1
若しくは開閉杆2に係脱自在に係止するように構成した
ことを特徴とする連結環に係るものである。
【0008】また、前記係止杆3が前記逃げ回動方向と
逆方向に付勢され、架設状態が付勢保持されるように構
成したことを特徴とする請求項1記載の連結環に係るも
のである。
【0009】また、線杆を折り返して前記係止杆3を構
成し、この係止杆3の折り返し側と反対側の基端部を前
記開閉杆2若しくはC状杆1に枢着して逃げ回動自在に
構成し、且つ折り返し側の他端部を前記C状杆1若しく
は開閉杆2に係脱自在に係止するように構成したことを
特徴とする請求項1,2いずれか1項に記載の連結環に
係るものである。
【0010】また、前記C状杆1若しくは開閉杆2に凹
部を形成して前記係止杆3の前記折り返し側の他端部で
ある回動先端が嵌合係止する係止部4を形成したことを
特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の連結環に
係るものである。
【0011】また、線杆を折り返して前記係止杆3を構
成し、この係止杆3の折り返し側と反対側の遊離基端部
を差し込み係止によって前記開閉杆2若しくはC状杆1
に枢着して逃げ回動自在に構成すると共に、前記係止杆
3が前記逃げ回動方向と逆方向に付勢され、架設状態が
付勢保持されるように構成し、前記C状杆1若しくは開
閉杆2に凹部を形成して前記係止杆3の折り返し側の他
端部である回動先端が嵌合係止する係止部4を形成した
ことを特徴とする請求項並びに請求項4記載の連結環に
係るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を作用効果を
示して実施の一例である図面に基づいて簡単に説明す
る。
【0013】係止杆3を開閉杆2とC状杆1の開閉杆2
と対向する位置との間に、開閉杆2の内側への開放回動
を阻止するように架設状態に配設すると、係止杆3が開
閉杆2の開放回動を阻止して、開閉杆2を外側から押圧
して開放しようとしても開放することができず、連結環
の閉状態はロック状態となる。
【0014】そして、係止杆3の一端を開閉杆2若しく
はC状杆1に枢着して逃げ回動自在にし、係止杆3の他
端をC状杆1若しくは開閉杆2に係脱自在に係止する
と、連結環を開放する場合、係止環3を手で押圧するだ
けで係止状態は容易に解除でき、開閉杆2を外側から押
圧すると連結環は開状態となる。従って、連結環を素早
く開放することができる。
【0015】請求項2記載の発明によれば、開状態の係
止杆3は外部からの力を解除すると、係止杆3が逃げ回
動方向と逆方向に付勢されているので、係止杆3は自動
的に閉状態(係止状態)となり、連結環を素早く閉状態
にすることができる。そして、係止杆3の架設状態が付
勢保持されるので、開閉杆を外側から押圧しても開閉杆
は開くことができない。
【0016】請求項3記載の発明によれば、線杆を折り
返して係止杆3を形成すると、係止杆3を簡易な構造と
することができ、連結環の材料費や製造コストを安くす
ることができる。
【0017】請求項4記載の発明によれば、C状杆1若
しくは開閉杆2に凹部を形成して係止杆3の回動先端が
嵌合係止する係止部4を形成すると、係止部4の構造を
簡単に形成することができ、連結環の製造コストを安く
することができる。
【0018】請求項5記載の発明によれば、係止杆3の
折り返し側と反対側の遊離基端部を差し込み係止によっ
て開閉杆2若しくはC状杆1に枢着して逃げ回動自在に
構成すると、開閉杆2若しくはC状杆1への取り付けが
簡易にでき、連結環の製造コストを安くすることができ
る。
【0019】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0020】図1〜図3に示すように、連結環はC状杆
1の開口部の一端に開閉杆2の基端を連結部材5により
枢着し、この開閉杆2を開閉回動することにより開口部
が開閉自在となるように構成している。
【0021】開閉杆2とC状杆1の開閉杆2に対向する
位置との間に、開閉杆の内側への開放回動を阻止する係
止杆3と架設状態に配設し、少なくとも係止杆3の一端
を開閉杆2若しくはC状杆1に枢着して逃げ回動自在に
構成し、且つ他端をC状杆1若しくは開閉杆2に係脱自
在に係止するように構成している。
【0022】前記係止杆3は前記逃げ回動方向と逆方向
に付勢し、架設状態が付勢保持されるように構成してい
る。
【0023】また、前記係止杆3は線杆を折り返して構
成し、係止杆3の折り返し側と反対側の基端部を前記開
閉杆2若しくはC状杆1に枢着して逃げ回動自在に構成
し、且つ折り返し側の他端部をC状杆1若しくは開閉杆
2に係脱自在に係止するように構成している。
【0024】また、前記C状杆1若しくは開閉杆2に切
欠き状の凹部を係止部4として形成し、前記係止杆3の
前記折り返し側の他端部である回動先端が係止部4に嵌
合係止するように構成している。
【0025】更に、前記係止杆3の折り返し側と反対側
の遊離基端部を差し込み係止によって前記開閉杆2若し
くはC状杆1に枢着して逃げ回動自在に構成している。
【0026】以上の本実施例を更に詳述すると、図1に
示した開放状態の連結環は、C状杆1と開閉杆2との間
にバネ6を設けることにより、このバネ6のバネ力によ
り開閉杆2がC状杆1の係合部8と開閉杆2の係合部7
とが係合するように閉じる力が働いている。
【0027】次に係止杆3のC状杆1への取付方法は、
係止杆3の折り返し側と反対側の遊離基端部に係止杆3
の内側へ両側からL字状に折り曲げた枢着部3b,3c
を設け、この枢着部3b,3cが嵌入できるように、C
状杆1の両側に穴9a,9bを設けている。穴9a,9
bを図3に示すように段違いにしているのは、係止杆3
が前記逃げ回動方向と逆方向に付勢するように、係止杆
3にバネ性を持たせるためである。
【0028】尚、係止杆3の遊離基端部を取り付けるC
状杆1の枢着部9は前記実施例の穴9a,9bでなくと
もC状杆1を貫通する穴でも、穴ではなく切欠き状の枢
着部等であっても良い。
【0029】また、開閉杆2に設けた切欠き状の凹部
は、凹部の片側を鋭角,他側を鈍角のY字状の切欠部と
し、係止杆3は凹部の鈍角側で係止され、開閉杆2を開
く時には、係止杆3を凹部の鈍角側へ押圧することによ
り、係止杆3の係止部3aが開閉杆2の係止部4から外
れ、これと同時に開閉杆2の外面を押圧することにより
連結杆を開放することができる。
【0030】連結環を閉じる時には、開閉杆2の外面か
らの押圧をなくすと、C状杆1と開閉杆2との間に設け
たバネ6のバネ力により、開閉杆2がC状杆1の係合部
8と開閉杆2の係合部7とが係合するように閉じる。そ
して、係止杆3は外部からの押圧を解除すると自動的に
開閉杆2の係止部4へ係止することにより、開閉杆2を
外面から押圧しても開閉杆2は開くことはない。
【0031】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、係
止杆を開閉杆の開放回動を阻止するように架設状態に配
設したので、開閉杆を外側から押圧して開放しようとし
ても開放することができず、連結環の閉状態はロック状
態となり、安全性の高い連結環となる。そして、連結環
を開放する場合、係止杆を手で押圧するだけで係止状態
は容易に解除でき、開閉杆を外側から押圧すると連結環
は開状態となり、連結環を素早く開放することができ
る。
【0032】請求項2記載の発明では、閉状態の係止杆
は外部からの力を解除すると、係止杆が逃げ回動方向と
逆方向に付勢されているので、係止杆は自動的に閉状態
(係止状態)となり、連結環を素早く閉状態にすること
ができる。そして、係止杆の架設状態が付勢保持される
ので、開閉杆を外側から押圧しても開閉杆は開くことが
なく安全性の高い連結環となる。
【0033】請求項3記載の発明では、線杆を折り返し
て係止杆を形成したので、係止環を簡易な構造にするこ
とができ、連結環の材料費や製造コストを安くすること
ができる。
【0034】請求項4記載の発明では、C状杆若しくは
開閉杆に凹部を形成して係止杆の回動先端が嵌合係止す
る係止部を形成しているので、係止部は単に凹部を設け
るだけで形成でき係止部の構造を簡単に形成することが
でき、連結環の製造コストを安くすることができる。
【0035】請求項5記載の発明では、係止杆の折り返
し側と反対側の遊離基端部を差し込み係止によって開閉
杆若しくはC状杆に枢着して逃げ回動自在にしたので、
係止杆の開閉杆若しくはC状杆への取り付けが簡易にで
き、連結環の製造コストを安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る連結環の開放状態を示
す正面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る連結環の閉状態を示す
正面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る連結環の閉状態を示す
側断面図である。
【符号の説明】
1 C状杆 2 開閉杆 3 係止部 4 係止部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C状杆の開口部の一端に開閉杆の基端を
    枢着し、この開閉杆を開閉回動することにより前記開口
    部が開閉自在となるように構成した連結環において、前
    記開閉杆と、前記C状杆のこの開閉杆と対向する位置と
    の間に、この開閉杆の内側への開放回動を阻止する係止
    杆を架設状態に配設し、少なくともこの係止杆の一端を
    前記開閉杆若しくはC状杆に枢着して逃げ回動自在に構
    成し、且つ他端を前記C状杆若しくは開閉杆に係脱自在
    に係止するように構成したことを特徴とする連結環。
  2. 【請求項2】 前記係止杆が前記逃げ回動方向と逆方向
    に付勢され、架設状態が付勢保持されるように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の連結環。
  3. 【請求項3】 線杆を折り返して前記係止杆を構成し、
    この係止杆の折り返し側と反対側の基端部を前記開閉杆
    若しくはC状杆に枢着して逃げ回動自在に構成し、且つ
    折り返し側の他端部を前記C状杆若しくは開閉杆に係脱
    自在に係止するように構成したことを特徴とする請求項
    1,2いずれか1項に記載の連結環。
  4. 【請求項4】 前記C状杆若しくは開閉杆に凹部を形成
    して前記係止杆の前記折り返し側の他端部である回動先
    端が嵌合係止する係止部を形成したことを特徴とする請
    求項1〜3いずれか1項に記載の連結環。
  5. 【請求項5】 線杆を折り返して前記係止杆を構成し、
    この係止杆の折り返し側と反対側の遊離基端部を差し込
    み係止によって前記開閉杆若しくはC状杆に枢着して逃
    げ回動自在に構成すると共に、前記係止杆が前記逃げ回
    動方向と逆方向に付勢され、架設状態が付勢保持される
    ように構成し、前記C状杆若しくは開閉杆に凹部を形成
    して前記係止杆の折り返し側の他端部である回動先端が
    嵌合係止する係止部を形成したことを特徴とする請求項
    3並びに請求項4記載の連結環。
JP32847795A 1995-12-18 1995-12-18 連結環 Pending JPH09166124A (ja)

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JP32847795A JPH09166124A (ja) 1995-12-18 1995-12-18 連結環

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JP32847795A JPH09166124A (ja) 1995-12-18 1995-12-18 連結環

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JPH09166124A true JPH09166124A (ja) 1997-06-24

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ID=18210717

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32847795A Pending JPH09166124A (ja) 1995-12-18 1995-12-18 連結環

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016509655A (ja) * 2013-01-06 2016-03-31 ナイト・アイズ,インコーポレーテッド ロック式ダブルカラビナのためのシステムおよび方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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