JPH09166016A - エンジンの排気浄化装置 - Google Patents

エンジンの排気浄化装置

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JPH09166016A
JPH09166016A JP32740195A JP32740195A JPH09166016A JP H09166016 A JPH09166016 A JP H09166016A JP 32740195 A JP32740195 A JP 32740195A JP 32740195 A JP32740195 A JP 32740195A JP H09166016 A JPH09166016 A JP H09166016A
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JP
Japan
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engine
alternator
air amount
catalyst
intake air
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JP32740195A
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English (en)
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Taku Yamada
卓 山田
Tadashi Nomura
正 野村
Masayoshi Nishizawa
公良 西沢
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの排気浄化装置において、エンジン
回転数の変動を抑えつつ、電熱触媒コンバータを速やか
に昇温させる。 【解決手段】 触媒の不活性域にオルタネータcからE
HCスイッチjを介して電熱手段bに供給される電圧を
制御する通電制御手段fと、エンジンの吸入空気量を調
節する吸入空気量調節手段gと、オルタネータcの出力
電圧に応じてエンジンの吸入空気量を調節する吸入空気
量制御手段hとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オルタネータにより電
熱触媒コンバータを通電するエンジンの排気浄化装置の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジン等の大気汚染対策のた
めに用いられる触媒コンバータにおいて、冷間始動時等
に触媒をその活性温度以上に加熱する電熱触媒コンバー
タ(Electrically heated cat
alyst)を備えるものがある(例えば実開昭58−
191347号公報、参照)。
【0003】この種の排気浄化装置として、オルタネー
タによる電熱触媒コンバータの通電を断続するスイッチ
(以下EHCスイッチと呼ぶ)を備え、オルタネータの
発生電圧を直接電熱触媒コンバータに供給して、触媒を
速やかに昇温させるものがある。これ自体は本出願人に
より特願平7−175069号等として既に提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエンジンの排気浄化装置にあっては、EHC
スイッチの断続時やレギュレータによる設定電圧の変更
時に、オルタネータの発生電圧が変化するのに伴って、
オルタネータの駆動負荷が変化して、エンジン回転数が
落ち込んだり、あるいは吹け上がる可能性があった。
【0005】本発明は上記の問題点を解消し、エンジン
の排気浄化装置において、エンジンの回転数変動を抑え
つつ、電熱触媒コンバータを速やかに昇温させることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のエンジ
ンの排気浄化装置は、図7に示すように、排気通路の途
中に介装される触媒コンバータaと、通電により触媒コ
ンバータaを加熱する電熱手段bと、エンジンにより駆
動されて発電するオルタネータcと、オルタネータcの
出力電圧を調節するレギュレータdと、オルタネータc
から電熱手段bに供給される電流を断続するEHCスイ
ッチjと、触媒の不活性域を判定する不活性域判定手段
eと、触媒の不活性域にオルタネータcからEHCスイ
ッチjを介して電熱手段bに供給される電圧を制御する
通電制御手段fと、エンジンの吸入空気量を調節する吸
入空気量調節手段gと、オルタネータcの出力電圧に応
じてエンジンの吸入空気量を調節する吸入空気量制御手
段hと、を備える。
【0007】請求項2に記載のエンジンの排気浄化装置
は、請求項1に記載の発明において、吸入空気量制御手
段hはEHCスイッチjの接続時に補助空気量を増やす
構成とする。
【0008】請求項3に記載のエンジンの排気浄化装置
は、請求項1または2に記載の発明において、吸入空気
量制御手段hはレギュレータdによる設定電圧の増加時
に補助空気量を増やす構成とする。
【0009】請求項4に記載のエンジンの排気浄化装置
は、請求項1から3のいずれか一つに記載の発明におい
て、吸入空気量制御手段hはレギュレータdによる設定
電圧の減少時に補助空気量を減らす構成とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載のエンジンの排気浄化装置にお
いて、触媒の不活性域にオルタネータcの出力電流をE
HCスイッチjを介して直接電熱手段bに供給して、触
媒を速やかに昇温させる。
【0011】オルタネータcの出力電圧に応じてエンジ
ンの吸入空気量を調節することにより、オルタネータc
の駆動負荷が増減するのに対応してエンジンの発生トル
クを増減させて、エンジン回転数が落ち込んだり吹け上
がることを抑える。
【0012】請求項2に記載のエンジンの排気浄化装置
において、EHCスイッチjの接続時に補助空気量を増
やすことにより、オルタネータcの駆動負荷が増加する
のに対応してエンジンの発生トルクを高めて、エンジン
回転数の落ち込みを抑える。
【0013】請求項3に記載のエンジンの排気浄化装置
において、レギュレータdによる設定電圧の増加時に補
助空気量を増やすことにより、オルタネータcの駆動負
荷が増加するのに対応してエンジンの発生トルクを高め
て、エンジン回転数の落ち込みを抑える。
【0014】請求項4に記載のエンジンの排気浄化装置
において、レギュレータdによる設定電圧の減少時に補
助空気量を減らすことにより、オルタネータcの駆動負
荷が減少するのに対応してエンジンの発生トルクを低下
させて、エンジン回転数の吹け上がりを抑える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0016】図2に示すエンジンのシステム図におい
て、21はエンジン本体、22は吸気通路、23は排気
通路、24は吸気弁、25は排気弁である。排気通路2
3には電熱触媒コンバータ4と下流側触媒コンバータ2
6が直列に設置され、排気中のHC、COを酸化すると
ともに、NOxを還元する。
【0017】27は吸気通路22に燃料を噴射する燃料
噴射弁、28は燃焼室29の混合気に点火する点火栓で
ある。
【0018】コントロールユニット16は、エアフロー
センサ32の検出する吸入空気量と、回転数センサ33
の検出するエンジン回転数等に応じて燃料噴射量を演算
し、燃料噴射弁27からの噴射燃料を理論空燃比となる
ように制御し、触媒の転化効率を最大限に維持するよう
になっている。
【0019】また、アイドル回転数を目標値にフィード
バック制御するため、絞弁30を迂回するバイパス通路
48にはアイドルスピードコントロールバルブ49が設
けられる。アイドルスピードコントロールバルブ49は
ステップモータを介して駆動される。
【0020】車内の空調を行うエアコンの作動時や、車
両のオートマチックトンスミッションがニュートラルレ
ンジからドライブレンジへ移行する時に、コントロール
ユニット16はアイドルスピードコントロールバルブ4
9の開度を制御してバイパス通路48を流れる補助空気
量を増大し、エンジンの発生トルクを高めて、エンジン
回転数の落ち込みを抑えるようになっている。
【0021】電熱触媒コンバータ4は、触媒担体に通電
されることにより発熱するヒータ機能を持ち、電熱手段
を構成する。
【0022】図1に示す車両の電力供給システム図にお
いて、5はオルタネータである。オルタネータ5はエン
ジンによって回転駆動されて発電する。オルタネータ5
はその回転速度が高い程その発生電圧が高くなる。
【0023】レギュレータ8はコントロールユニット1
6から送られる制御デューティ信号によりオルタネータ
5の出力電圧を所定値以下に調節する。
【0024】図3に示すように、レギュレータ8はデュ
ーティ信号が0%でオルタネータ5の出力電圧を所定値
(例えば14,4V)以下に調節し、デューティ信号が
1〜100%の間でオルタネータ5の出力電圧を例えば
7〜24Vの範囲で所定値以下に調節する。
【0025】オルタネータ5の発生電流をEHCスイッ
チ1を介して電熱触媒コンバータ4に供給するヒータ回
路2と、発生電流をEHCスイッチ1を介してバッテリ
18と電気負荷6に供給するチャージ回路7が発生され
る。電気負荷6としては、例えば車両のヘッドライト、
エアコン等がある。
【0026】コントロールユニット16は、エンジンを
循環する冷却水の温度Twを検出する水温センサ3から
の検出信号と、イグニッションスイッチ11等の信号を
それぞれ入力し、EHCスイッチ1を介して電熱触媒コ
ンバータ4への通電を制御する。
【0027】始動時に冷却水温度Twが所定値Tw0
下の冷機時を触媒不活性域と判定し、EHCスイッチ1
を介してヒータ回路2を閉成し、オルタネータ5から出
力される電流を熱触媒コンバータ4へ供給する。
【0028】なお、電熱触媒コンバータ4の触媒温度T
を検出する温度センサを設けて、始動時に触媒温度Tが
所定値T0(例えば350°C)以下の触媒不活性域
に、EHCスイッチ1を介してヒータ回路2を閉成し、
オルタネータ5から出力される電流を熱触媒コンバータ
4へ供給するようにしてもよい。
【0029】コントロールユニット16は、図4のタイ
ミングチャートに示すように、触媒の不活性域における
エンジンの始動後、レギュレータ8へのデューティ信号
を0%として、レギュレート電圧を14.4Vに調節す
る。
【0030】オルタネータ5の回転数が立ち上がった運
転状態におけるのタイミングで、EHCスイッチ1を
介してヒータ回路2を閉成するのと同時にアイドルスピ
ードコントロールバルブ49の開度を大きくして、補助
空気量を所定値だけ増加させる。
【0031】このようにのタイミングで、EHCスイ
ッチ1を介してヒータ回路2を閉成するとともに補助空
気量を増加させることにより、オルタネータ5の駆動負
荷が増加するのに対応してエンジンの発生トルクを高め
て、エンジン回転数の落ち込みを抑えるようになってい
る。
【0032】電熱触媒コンバータ4の通電を開始してか
らの経過時間TIMER1が所定時間t1を越えるの
タイミングで、レギュレータ8へのデューティ信号をA
〜100%にして、オルタネータ5が発生電圧を14.
4Vから24Vへと高める制御を行う。
【0033】このようにオルタネータ5が発生電圧を2
4Vまで高めることにより、電熱触媒コンバータ4を速
やかに加熱し、触媒が活性温度に達する時間を短くし、
冷間始動後における電熱触媒コンバータ4の排気浄化性
能を高められ、未燃焼HC等の排出量を低減することが
できる。
【0034】同じくのタイミングで、レギュレート電
圧を14.4Vから24Vへと高めるのと同時にアイド
ルスピードコントロールバルブ49の開度を大きくし
て、補助空気量を所定値だけ増加させる。
【0035】このようにのタイミングで、レギュレー
ト電圧が段階的に高められるとともに補助空気量を増加
させることにより。オルタネータ5の駆動負荷が増加す
るのに対応してエンジンの発生トルクを高めて、エンジ
ン回転数の落ち込みを抑えるようになっている。
【0036】電熱触媒コンバータ4の通電を開始してか
らの経過時間TIMER1が所定時間t2を越えるの
タイミングで、レギュレータ8へのデューティ信号を0
〜B%の間に減少させて、オルタネータ5が発生電圧を
7Vまで減少させる制御を行う。
【0037】このように電熱触媒コンバータ4の通電を
開始してから所定時間t2を経過するまで24Vで電熱
触媒コンバータ4を通電することにより、触媒の温度を
検出するセンサを用いることなく電熱触媒コンバータ4
を十分に加熱して浄化性能が得られる。
【0038】また、オルタネータ5の発生電圧を7Vま
で減少させることにより、EHCスイッチ1の切換え時
にヒータ回路2側の端子間の電位差を小さくすること
と、チャージ回路7側の端子間の電位差を小さくするこ
とを両立し、各端子間に火花が飛ぶことを防止して、E
HCスイッチ1の耐久性を維持できる。また、EHCス
イッチ1の切換え時におけるヒータ回路2側の端子間の
電位差を小さくすることにより、バッテリ18にかかる
負荷を低減し、バッテリ18の耐久性を維持できる。
【0039】同じくのタイミングで、レギュレート電
圧を24Vから7Vへと下げるのと同時にアイドルスピ
ードコントロールバルブ49の開度を小さくして、補助
空気量を所定値だけ減少させる。
【0040】このようにのタイミングで、レギュレー
ト電圧が段階的に下げられるとともに補助空気量を減少
させることにより、オルタネータ5の駆動負荷が減少す
るのに対応してエンジンの発生トルクを低下させて、エ
ンジン回転数の上昇を抑えるようになっている。
【0041】オルタネータ5の発生電圧を減少させる制
御を開始してからの経過時間TIMER2が所定時間t
3を越えるのタイミングで、EHCスイッチ1を介し
てヒータ回路2を開成してチャージ回路7を閉成する。
そして、レギュレータ8へのデューティ信号を0%にし
て、オルタネータ5の発生電圧を14.4Vに保つ制御
を行う。これにより、オルタネータの発生電流は、電気
負荷6およびバッテリ18に供給され、例えば車両のヘ
ッドライト等の電気負荷6の作動性が維持されるととも
に、バッテリ18の充電が行われる。
【0042】オルタネータ5の発生電圧を減少させる制
御を開始してから所定時間t3が経過するまで遅延させ
てEHCスイッチ1を切換えることにより、オルタネー
タ5の発生電圧がレギュレータ8を介して確実に7Vま
で低下する。この結果、オルタネータ5の発生電圧を検
出する電圧センサ等を用いる必要がなく、構造の簡素化
がはかれる。
【0043】同じくEHCスイッチ1を介してチャージ
回路7を閉成するのと同時にアイドルスピードコントロ
ールバルブ49の開度を小さくして、補助空気量を所定
値だけ減少させる。
【0044】このようにのタイミングで、EHCスイ
ッチ1を介してチャージ回路7を閉成するとともに補助
空気量を減少させることにより、オルタネータ5の駆動
負荷が減少するのに対応してエンジンの発生トルクを下
げて、エンジン回転数の上昇を抑えるようになってい
る。
【0045】図5、図6のフローチャートは、コントロ
ールユニット16において実行される電熱触媒コンバー
タ4の通電およびアイドルスピードコントロールバルブ
49の開度を制御するプログラムを示しており、これは
一定周期毎に実行される。
【0046】これについて説明すると、まず、ステップ
1でイグニッションスイッチ11がOFFからONに反
転したことが判定されると、ステップ2で全てのフラグ
をクリアし、ステップ3でレギュレータ8に対するデュ
ーティ信号を0%とし、ステップ4でEHCスイッチ1
をチャージ回路7を閉成するポジションに保持し、ステ
ップ5にてアイドルスピードコントロールバルブ49の
補正量EISCを0とする。
【0047】続いてステップ6に進んで、冷却水温度T
wが所定値Tw0以下の通電条件かどうかを判定する。
また、この通電条件にはバッテリ18の電圧が所定値以
上であること等も入っている。
【0048】ここで通電条件と判定された場合、ステッ
プ7に進んでフラグF4がEHCスイッチ1がOFFに
なっていることを示す0となっていることを判定し、ス
テップ8に進んでEHCスイッチ1をヒータ回路2を閉
成するポジションに切換えるとともに、ステップ9に進
んでアイドルスピードコントロールバルブ49の補正量
EISCを1として、補助空気量を増加させる。続いて
ステップ10で電熱触媒コンバータ4の通電を開始して
からの経過時間TIMER1を0とする。続いてステッ
プ11でフラグF4をEHCスイッチ1がONになって
いることを示す1にする。
【0049】このようにして図4ののタイミングで、
EHCスイッチ1を介してヒータ回路2を閉成するとと
もに補助空気量を増加させることにより、オルタネータ
5の駆動負荷が増加するのに対応してエンジンの発生ト
ルクを高めて、エンジン回転数の落ち込みを抑える。
【0050】続いて、ステップ10,11,12,18
を経て電熱触媒コンバータ4の通電を開始してからの経
過時間TIMER1を計測する。ステップ12でTIM
ER1が所定時間t1を越えるまでは、ステップ18に
進んでTIMER1にΔTを加算し続ける。ステップ1
2で経過時間TIMER1が所定時間t1を越えたこと
が判定されると、ステップ13でフラグF1がレギュレ
ータ8のデューティ制御開始前を示す0であることを判
定し、ステップ14へと進み、レギュレータ8へのデュ
ーティ信号を100%にして、オルタネータ5が発生電
圧を14.4Vから24Vまで高めるとともに、ステッ
プ15に進んでアイドルスピードコントロールバルブ4
9の補正量EISCを2として、補助空気量を増加させ
る。続いてステップ16でフラグF1をギュレータ8の
デューティ制御開始後を示す1にする。
【0051】このようにして図4ののタイミングで、
レギュレート電圧が高められるとともに補助空気量を増
加させることにより、オルタネータ5の駆動負荷が増加
するのに対応してエンジンの発生トルクを高めて、エン
ジン回転数の落ち込みを抑える。
【0052】続いてステップ17で電熱触媒コンバータ
4の通電を開始してからの経過時間TIMER1が所定
時間t2を越えたことが判定されると、電熱触媒コンバ
ータ4の暖機が終了したものとみなし、ステップ19で
フラグF2がレギュレータ8のデューティ電圧降下前を
示す0であることを判定し、ステップ20に進んで、レ
ギュレータ8へのデューティ信号をA〜B%の間にし
て、オルタネータ5の発生電圧を7Vまで漸次減少させ
る。そして、ステップ21に進んでアイドルスピードコ
ントロールバルブ49の補正量EISCを0.5とし、
補助空気量を減少する。続いてステップ22でオルタネ
ータ5の発生電圧を減少させる制御を開始してからの経
過時間TIMER2を0とする。続いてステップ23で
フラグF2をレギュレータ8のデューティ電圧降下後を
示す1とする。
【0053】このように図4においてのタイミング
で、レギュレート電圧が下げられるとともに補助空気量
を減少させることにより、オルタネータ5の駆動負荷が
減少するのに対応してエンジンの発生トルクを低下させ
て、エンジン回転数の上昇を抑える。
【0054】ステップ24でTIMER2が所定時間t
3を越えたことが判定されるまでは、ステップ28に進
んでTIMER1にΔTを加算し続ける。ステップ24
でオルタネータ5の発生電圧を減少させる制御を開始し
てからの経過時間TIMER2が所定時間t3を越えた
ことが判定されると、ステップ25に進み、EHCスイ
ッチ1を介してヒータ回路2を開成してチャージ回路7
を閉成する。そして、ステップ26に進んでアイドルス
ピードコントロールバルブ49の補正量EISCを0と
し、補助空気量を減少する。続いて、ステップ27でレ
ギュレータ8へのデューティ信号を0%にして、オルタ
ネータ5の発生電圧を14.4Vに保つ制御を行う。
【0055】このように図4においてのタイミング
で、EHCスイッチ1を介してチャージ回路7を閉成す
るのに伴って補助空気量を減少させることにより、オル
タネータ5の駆動負荷が減少するのに対応してエンジン
の発生トルクを下げて、エンジン回転数の上昇を抑え
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載のエ
ンジンの排気浄化装置は、オルタネータの出力電圧に応
じてエンジンの吸入空気量を調節することにより、オル
タネータの駆動負荷が増減するのに対応してエンジンの
発生トルクを増減させて、エンジン回転数が落ち込んだ
り吹け上がることを抑えられる。
【0057】請求項2に記載のエンジンの排気浄化装置
において、EHCスイッチの接続時に補助空気量を増や
すことにより、オルタネータの駆動負荷が増加するのに
対応してエンジンの発生トルクを高めて、エンジン回転
数の落ち込みを抑えられる。
【0058】請求項3に記載のエンジンの排気浄化装置
において、レギュレータによる設定電圧の増加時に補助
空気量を増やすことにより、オルタネータの駆動負荷が
増加するのに対応してエンジンの発生トルクを高めて、
エンジン回転数の落ち込みを抑えられる。
【0059】請求項4に記載のエンジンの排気浄化装置
において、レギュレータによる設定電圧の減少時に補助
空気量を減らすことにより、オルタネータの駆動負荷が
減少するのに対応してエンジンの発生トルクを低下させ
て、エンジン回転数の吹け上がりを抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す電力供給システム図。
【図2】同じくエンジンのシステム図。
【図3】同じくレギュレータの特性図。
【図4】同じく制御例を示すタイミングチャート。
【図5】同じく制御内容を示すフローチャートの前半部
分。
【図6】同じく制御内容を示すフローチャートの後半部
分。
【図7】請求項1に記載の発明を示すクレーム対応図。
【符号の説明】
1 EHCスイッチ 2 チャージ回路 3 水温センサ 4 電熱触媒コンバータ 5 オルタネータ 6 電気負荷 7 チャージ回路 8 電圧レギュレータ 11 イグニッションスイッチ 12 スタータスイッチ 16 コントロールユニット 18 バッテリ 49 アイドルスピードコントロールバルブ a 触媒コンバータ b 電熱手段 c オルタネータ d レギュレータ e 不活性域判定手段 f 通電制御手段 g 吸入空気量調節手段 h 吸入空気量制御下手段 j EHCスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気通路の途中に介装される触媒コンバー
    タと、 通電により触媒コンバータを加熱する電熱手段と、 エンジンにより駆動されて発電するオルタネータと、 オルタネータの出力電圧を調節するレギュレータと、 オルタネータから電熱手段に供給される電流を断続する
    EHCスイッチと、 触媒の不活性域を判定する不活性域判定手段と、 触媒の不活性域にオルタネータから電熱手段にEHCス
    イッチを介して供給される電圧を制御する通電制御手段
    と、 エンジンの吸入空気量を調節する吸入空気量調節手段
    と、 オルタネータの出力電圧に応じてエンジンの吸入空気量
    を調節する吸入空気量制御手段と、 を備えたことを特徴とするエンジンの排気浄化装置。
  2. 【請求項2】吸入空気量制御手段はEHCスイッチの接
    続時に補助空気量を増やす構成としたことを特徴とする
    請求項1に記載のエンジンの排気浄化装置。
  3. 【請求項3】吸入空気量制御手段はレギュレータによる
    設定電圧の増加時に補助空気量を増やす構成としたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載のエンジンの排気
    浄化装置。
  4. 【請求項4】吸入空気量制御手段はレギュレータによる
    設定電圧の減少時に補助空気量を減らす構成としたこと
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のエ
    ンジンの排気浄化装置。
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