JPH09163948A - 自動茹で麺機の水切り方法および同装置 - Google Patents

自動茹で麺機の水切り方法および同装置

Info

Publication number
JPH09163948A
JPH09163948A JP8165972A JP16597296A JPH09163948A JP H09163948 A JPH09163948 A JP H09163948A JP 8165972 A JP8165972 A JP 8165972A JP 16597296 A JP16597296 A JP 16597296A JP H09163948 A JPH09163948 A JP H09163948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
draining
noodles
automatic boiling
noodle machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8165972A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Osako
健一 大迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOMU KK
Original Assignee
TOMU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOMU KK filed Critical TOMU KK
Priority to JP8165972A priority Critical patent/JPH09163948A/ja
Publication of JPH09163948A publication Critical patent/JPH09163948A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J2027/006Cooking-vessels especially adapted for preparing pasta

Landscapes

  • Noodles (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水切り効果を高めて麺の残留水分を減少させ
るるとともに、雑菌や異物の混入を防止する。 【解決手段】 水洗冷却後の水切り区間S2において、
バケット11に設けた駆動ディスク15をベルト機構1
6のベルト19に接触させて回転させ、バケット11の
高速回転による遠心力によって麺およびバケット11に
付着した水分を外部に振り飛ばすようにした方法および
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はうどん、そば等の麺
の茹で上げ、水洗冷却を自動的に行う自動茹で麺機にお
いて、麺の水分を切る水切り方法および同装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動茹で麺機においては、図8に示すよ
うに、麺を網籠状のバケット1…に入れ、このバケット
1…をチェーンコンベア2によって茹で装置3(茹で工
程)に送り、茹で上がった麺を、茹で工程同様、バケッ
ト1…、チェーンコンベア2によって水洗冷却装置4
(水洗冷却工程)に送り、ここで水洗い冷却した後、包
装工程でバケット1…から取り出して袋詰め(または容
器詰め)する。
【0003】図8中、5は圧延された麺を茹で工程に移
す受入れシュート、6は茹で上がった麺を水洗冷却工程
に移す受渡しシュートである。
【0004】なお、図10に示すようにバケット1には
複数の麺収容部1a…が設けられ、この麺収容部1a…
に麺が一つずつ収容される。
【0005】この自動茹で麺機において、茹で工程で茹
で上がった麺は多量の高温水分(湯)を含んでいるた
め、このまま水洗冷却工程に移すと冷却効率が悪くな
る。
【0006】また、水洗冷却工程後の麺も多量の水分を
含んでいるため、包装前に除去する必要がある。
【0007】そこで、茹で工程と水洗冷却工程との間、
および水洗冷却工程と包装工程との間に水切り区間S
1,S2を設定し、同区間S1,S2において水切り装
置Aによって水分を取り除くようにしている。
【0008】従来、この水切り装置Aは、図9,10に
示すようにチェーンコンベア2の下方にブラシ台7を介
して水切りブラシ8を設け、バケット1の底面をこのブ
ラシ8に接触させることにより、毛管現象を利用して麺
およびバケット1の水分を吸い取るように構成してい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
水切り装置Aによると、毛管現象を利用した吸水方式で
あるため、元々水切り効果が低い。しかも、バケット底
面のみがブラシ8に接触し、バケット側面および上面の
水分は全く除去されないため、麺の残留水分が多くな
る。
【0010】このため、包装された麺がふやけるととも
に、重量に大きなばらつきが生じ、また麺が切れ易くな
る等、残留水分による種々の悪影響が出ていた。
【0011】また、ブラシ8に雑菌が付着し易く、この
雑菌が麺に混入するおそれがある。さらに、ブラシの毛
が切れて麺に付着するおそれもあるため、非衛生的とな
っていた。
【0012】そこで本発明は、水切り効果が高く、麺の
残留水分を減少させることができるとともに、雑菌や異
物の混入を防止することができる自動茹で麺機の水切り
方法および同装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明(自動茹
で麺機の水切り方法)は、麺を収容したバケットがバケ
ット搬送手段によって自動茹で麺工程中を搬送され、か
つ、搬送途中で水分を含んだ麺の水切りを行う水切り区
間が設けられた自動茹で麺機において、上記バケットを
上記バケット搬送手段に対して回転自在に取付け、上記
水切り区間でこのバケットを回転させて遠心力による水
切り作用を行わせるものである。
【0014】請求項2の発明(自動茹で麺機の水切り装
置)は、麺を収容したバケットがバケット搬送手段によ
って自動茹で麺工程中を搬送され、かつ、搬送途中で水
分を含んだ麺の水切りを行う水切り区間が設けられた自
動茹で麺機において、上記バケットを上記バケット搬送
手段に対してバケット搬送方向と直交する軸まわりに回
転自在に取付け、かつ、上記水切り区間でこのバケット
を回転させて遠心力による水切り作用を行わせるバケッ
ト回転駆動手段を設けてなるものである。
【0015】請求項3の発明は、請求項2の構成におい
て、複数の麺を区画して収容しうる細長形状に形成され
たバケットを、バケット搬送手段に対してバケット搬送
方向と直交する水平軸まわりに回転自在に取付けたもの
である。
【0016】請求項4の発明は、請求項2の構成におい
て、バケット搬送手段にバケット搬送方向と直交する水
平な複数のバケットフレームをバケット搬送方向に間隔
を置いて取付け、この各バケットフレームに、麺を一つ
ずつ収容しうる複数のバケットを回転自在に取付けたも
のである。
【0017】請求項5の発明は、請求項4の構成におい
て、各バケットをバケットフレームに対し縦軸まわりに
回転自在に取付けたものである。
【0018】請求項6の発明は、請求項2乃至5のいず
れかの構成において、バケット回転駆動手段として、バ
ケットに駆動ディスクをバケットと一体回転可能に設け
る一方、水切り区間に、無端ベルトがプーリ間に掛け渡
されてなるベルト機構を、バケット搬送ラインに沿って
かつ上記無端ベルトが上記駆動ディスクに接触して回転
力を伝達する状態で設けたものである。
【0019】請求項7の発明は、請求項2乃至5のいず
れかの構成において、バケット回転駆動手段として、バ
ケットに羽根車をバケットと一体回転可能に設ける一
方、水切り区間に、この羽根車に圧縮空気を吹き付けて
回転させる空気噴射ノズルを設けたものである。
【0020】上記構成によると、バケットの回転による
遠心力によって麺およびバケットに付着した水分を外部
に振り飛ばすため、従来の毛管現象を利用したブラシ吸
水方式と比較して、遥かに強力な脱水作用が麺およびバ
ケットの全体に均等に働く。
【0021】このため、水切り効果が格段に向上し、残
留水分を大幅に減少させることができる。
【0022】しかも、従来のブラシ方式のようにブラシ
に付着した雑菌、毛片等の異物が麺に混入するおそれが
なくなる。
【0023】ここで、複数の麺を収容する一体型バケッ
トを回転させる請求項3の構成によると、バケット回転
駆動手段の駆動対象が一つだけでよいため、同手段の構
成が簡単ですむ。
【0024】一方、麺を一つずつ収容する別体型バケッ
トを縦軸まわりに回転させる請求項4の構成によると、
一体型バケットを回転させる場合と比較して、より高速
で回転させることが可能となるため、水切り効果を一層
高めることができる。
【0025】しかも、別体型バケットを縦軸まわりに水
平回転させる請求項5の構成によると、バケットの蓋が
不要となり、この蓋を自動開閉させるための蓋開閉操作
機構が不要となるため、バケット構造および自動茹で麺
機全体の構成が簡単となる。
【0026】また、バケット回転駆動手段としてベルト
機構を用いた請求項6の構成によると、バケットと麺の
合計重量のばらつきに関係なくバケットを常に一定速度
で回転させて安定した水切り作用を得ることができる。
【0027】また、麺重量の増減等に応じたバケット回
転速度の調整をベルト機構の速度調整によって簡単に行
うことができる。
【0028】一方、バケット回転駆動手段として羽根車
と空気噴射ノズル(タービン)を用いた請求項7の構成
によると、同手段の占有スペースが少なくてすむ。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図7に
よって説明する。
【0030】以下の実施形態においては、図8に示す自
動茹で麺機における水洗冷却後の水切り区間S2で水分
を切る水切り装置を適用対象として例にとっているが、
本発明は図8に示す茹で工程と水洗冷却工程との間の水
切り区間S1で水分を切る水切り装置にも以下同様に適
用することができる。
【0031】なお、以下の実施形態において図8と同一
部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略す
る。
【0032】第1実施形態(図1〜図3参照) 11は麺を収容するバケット、12はこのバケット11
を水洗冷却装置4内で搬送するバケット搬送手段として
のチェーンコンベアである。
【0033】バケット11は、複数の麺収容部11a…
と、この麺収容部11a…を一括して開閉する蓋11a
を備え、茹で上がった麺を受け取る際、および水洗冷却
・水切り後の麺を包装工程に移す際に蓋11bが自動的
に開かれて麺の受渡しが行われるようになっている。
【0034】このバケット11は、チェーンコンベア1
2に対し、バケット搬送方向と直交する水平軸(以下、
バケット支軸という)13,13まわりに回転自在に取
付けられている。図3中、14,14はバケット支軸1
3,13を回転自在に支持する軸受である。
【0035】また、バケット11の一端に円板状の駆動
ディスク15が、バケット11と一体にバケット支軸1
3まわりに回転自在に設けられている。
【0036】一方、水切り区間S2におけるバケット搬
送ライン(チェーンコンベア12)の下側に、同区間S
2でバケット11を回転させるバケット回転駆動手段と
してのベルト機構16がバケット搬送方向に沿って設け
られている。
【0037】このベルト機構16は、図示しないモータ
を駆動源とする駆動プーリ17と、遊動プーリ18と、
これらの間に無端ループ状に掛け渡されたベルト19と
から成り、このベルト19がバケット11側の駆動ディ
スク15に下側から接触して同ディスク15を図2矢印
イ方向に高速(たとえば200rpm)で回転させるよ
うになっている。
【0038】なお、この駆動ディスク15とベルト機構
16によるバケット回転駆動作用を、バケット11の両
端または中央部で行わせるように構成してもよい。
【0039】この構成において、水洗冷却装置6から出
たバケット11…は、水切り区間S2で上記のように駆
動ディスク15とベルト機構16によってバケット支軸
13,13まわりに回転駆動され、このバケット11…
の回転による遠心力によって麺およびバケット11…に
付着した水分が外部に振り飛ばされ除去される。
【0040】この遠心脱水作用によって水切りを行うこ
の水切り装置によると、水切り作用が、従来のブラシ式
水切り装置のようにバケット底面側のみではなく、麺お
よびバケットの全体に均等に、しかも強力に働くため、
水切り効果が格段に向上し、残留水分を大幅に減少させ
ることができる。
【0041】この水切り効果について発明者が行った実
験結果を以下に示す。
【0042】実験方法 サンプル1(含水前重量42.4g)、サンプル2(同
39.3g)、サンプル3(同39.0g)の茹で麺
(割子そば)について、200mlの水とともにバケッ
トに入れ、バケットの蓋を閉じた後、さらに200ml
の水をかけ、この状態から水切り処理を行った。処理時
間は合計45秒。
【0043】処理方法 (a)水切り処理なし:45秒間放置する。
【0044】(b)ブラシ1回処理(従来方法):40
秒間放置した後、バケットの底を1回こする(5秒
間)。
【0045】(c)ブラシ3回処理:30秒間放置した
後、バケットの底をブラシの底を3回こする(5秒間×
3回)。
【0046】(d)本装置による回転処理:30秒間放
置後、15秒間バケットを回転させる(200rp
m)。
【0047】実験結果 なお、下表中、補正後重量とは、実験中、時間経過に伴
って麺が水分を吸収し、重量が増すため、この分を差し
引いた重量をいう。
【0048】また、麺重量比とは、水切り後の残留水分
を含む麺重量を含水前の麺重量で割ったものをいう。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
【表3】
【0052】以上により、麺重量比の平均値を比較する
と、 (a)水切り処理なし:125.8% (b)ブラシ1回処理:123.7% (c)ブラシ3回処理:117.3% (d)回転処理 :107.5% となり、本装置による回転処理方式によると、従来のブ
ラシ1回処理方式と比較すると麺重量比16.2%減の
結果を得た。
【0053】しかも、本装置によると、従来のブラシ方
式のようにブラシに付着した雑菌、毛片等の異物が麺に
混入するおそれがなくなる。
【0054】また、バケット回転駆動手段としてベルト
機構16を用いたこの実施形態によると、バケット11
と麺の合計重量のばらつきに関係なくバケット11を常
に一定速度で回転させて安定した水切り作用を得ること
ができる。
【0055】また、麺重量の増減等に応じたバケット回
転速度の調整をベルト機構16の速度調整によって簡単
に行うことができる。
【0056】第2実施形態(図4参照) 第1実施形態との相違点のみを説明する。
【0057】第2実施形態においては、バケット回転駆
動手段としてタービンが用いられている。
【0058】すなわち、回転自在に支持されたバケット
11の一端(または両端)に羽根車20が取付けられる
一方、図1の水切り区間S2におけるバケット搬送ライ
ンの下側に空気噴射ノズル21が設けられ、同ノズル2
1から羽根車20に圧縮空気を吹き付けることにより、
羽根車20(バケット11)を矢印イ方向に回転させる
ように構成されている。
【0059】この第2実施形態によっても第1実施形態
と基本的に同様の作用効果を得ることができる。
【0060】また、同実施形態によると、水切り区間S
2にはノズル21のみを設ければよいため、ベルト機構
16を用いる第1実施形態と比較して水切り区間S2に
おける回転駆動手段の占有スペースが少なくてすむ。
【0061】第3実施形態(図5〜図7) 第1、第2両実施形態では、複数の麺を収容する細長状
の一体型バケット11を水平なバケット支軸13まわり
に回転させる構成をとったのに対し、第3実施形態で
は、麺を一つずつ収容する別体型バケット22を個別に
縦軸まわりに回転させる構成をとっている。
【0062】すなわち、両側チェーンコンベア12,1
2間に多数のバケットフレーム23…がバケット搬送方
向と直角に、かつ、バケット搬送方向に一定間隔を置い
て水平に取付けられ、この各バケットフレーム23…
に、麺を一つずつ収容しうる円筒状の複数個(図例では
6個)のバケット22…が一定間隔起きにそれぞれ縦方
向のバケット支軸24まわりに回転自在に取付けられて
いる。
【0063】また、各バケット支軸24の下端部に羽根
車25が取付けられ、水切り区間S2において、バケッ
ト搬送ラインの下側にバケット22…に対応して設けら
れた空気噴射ノズル26からこの羽根車25に圧縮空気
を吹き付けることにより、バケット22…を図7矢印ロ
方向に回転させるように構成している。
【0064】図7中、27,27は軸受、28はバケッ
ト支持板である。
【0065】この構成によると、一体型バケット11と
比較してバケット重量が軽いため、バケット22をより
高速で回転させることが可能となる。このため、遠心脱
水力を強めて水切り効果を一層高めることができる。
【0066】また、バケット22を縦軸(バケット支軸
24)まわりに水平回転させるため、回転によって麺が
脱落するおそれがなくなる。従って、麺の脱落防止用の
蓋が不要となり、この蓋を自動開閉させるための蓋開閉
操作機構も不要となるため、バケット構造および自動茹
で麺機全体の構成を簡略化することができる。
【0067】ところで、上記のように別体型バケットを
用いる場合に、各バケットを蓋付きとして水平軸まわり
に回転させるように構成してもよい。
【0068】また、バケット回転駆動手段の他の例とし
て、バケット側にスプロケット、水切り区間にエンドレ
スチェーン機構を設け、スプロケットをチェーンに噛合
させて回転させる構成をとってもよい。
【0069】
【発明の効果】上記のように本発明の水切り方法および
同装置によるときは、水切り区間で回転駆動手段によっ
てバケットを回転させ、このバケットの回転による遠心
力によって麺およびバケットに付着した水分を外部に振
り飛ばすようにしたから、従来の毛管減少を利用したブ
ラシ吸水方式と比較して、遥かに強力な脱水作用が麺お
よびバケットの全体に均等に働く。
【0070】これにより、水切り効果を格段に向上さ
せ、残留水分を大幅に減少させることができる。
【0071】このため、包装された麺がふやけたり、重
量に大きなばらつきが生じたり、麺が切れ易くなったり
する等、残留水分による種々の悪影響を排除することが
できる。
【0072】しかも、従来のブラシ方式のようにブラシ
に付着した雑菌、毛片等の異物が麺に混入するおそれが
なくなるため、衛生的となる。
【0073】ここで、複数の麺を収容する一体型バケッ
トを回転させる請求項3の発明によると、バケット回転
駆動手段の駆動対象が一つだけでよいため、同手段の構
成が簡単ですむ。
【0074】一方、麺を一つずつ収容する別体型バケッ
トを縦軸まわりに回転させる請求項4の発明によると、
一体型バケットを回転させる場合と比較して、より高速
で回転させることが可能となるため、水切り効果を一層
高めることができる。
【0075】しかも、別体型バケットを縦軸まわりに水
平回転させる請求項5の構成によると、バケットの蓋が
不要となり、この蓋を自動開閉させるための蓋開閉操作
機構が不要となるため、バケット構造および自動茹で麺
機全体の構成が簡単となる。
【0076】また、バケット回転駆動手段としてベルト
機構を用いた請求項6の発明によると、バケットと麺の
合計重量のばらつきに関係なくバケットを常に一定速度
で回転させて安定した水切り作用を得ることができる。
【0077】また、麺重量の増減等に応じたバケット回
転速度の調整をベルト機構の速度調整によって簡単に行
うことができる。
【0078】一方、バケット回転駆動手段として羽根車
と空気噴射ノズル(タービン)を用いた請求項7の発明
によると、同手段の占有スペースが少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる水切り装置と水
洗冷却装置の概略正面図である。
【図2】水切り装置の拡大図である。
【図3】同装置の側面図である。
【図4】本発明の第2実施形態にかかる水切り装置の図
2相当図である。
【図5】本発明の第3実施形態にかかる水切り装置の概
略正面図である。
【図6】同平面図である。
【図7】同装置の正断面図である。
【図8】従来の水切り装置を含む自動茹で麺機を示す概
略正面図である。
【図9】従来の水切り装置を示す拡大正面図である。
【図7】同装置の側面図である。
【符号の説明】
11 一体型バケット 12 バケット搬送手段としてのチェーンコンベア 13 バケットの回転中心となる水平軸 15 回転駆動手段を構成する駆動ディスク 16 同ベルト機構 17 ベルト機構を構成する駆動プーリ 18 同遊動プーリ 19 同ベルト 20 回転駆動手段を構成する羽根車 21 同空気噴射ノズル 22 別体型バケット 23 バケットフレーム 24 バケット支軸(縦軸) 25 羽根車 26 空気噴射ノズル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月29日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる水切り装置と水
洗冷却装置の概略正面図である。
【図2】水切り装置の拡大図である。
【図3】同装置の側面図である。
【図4】本発明の第2実施形態にかかる水切り装置の図
2相当図である。
【図5】本発明の第3実施形態にかかる水切り装置の概
略正面図である。
【図6】同平面図である。
【図7】同装置の正断面図である。
【図8】従来の水切り装置を含む自動茹で麺機を示す概
略正面図である。
【図9】従来の水切り装置を示す拡大正面図である。
【図10】同装置の側面図である。
【符号の説明】 11 一体型バケット 12 バケット搬送手段としてのチェーンコンベア 13 バケットの回転中心となる水平軸 15 回転駆動手段を構成する駆動ディスク 16 同ベルト機構 17 ベルト機構を構成する駆動プーリ 18 同遊動プーリ 19 同ベルト 20 回転駆動手段を構成する羽根車 21 同空気噴射ノズル 22 別体型バケット 23 バケットフレーム 24 バケット支軸(縦軸) 25 羽根車 26 空気噴射ノズル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 麺を収容したバケットがバケット搬送手
    段によって自動茹で麺工程中を搬送され、かつ、搬送途
    中で水分を含んだ麺の水切りを行う水切り区間が設けら
    れた自動茹で麺機において、上記バケットを上記バケッ
    ト搬送手段に対して回転自在に取付け、上記水切り区間
    でこのバケットを回転させて遠心力による水切り作用を
    行わせることを特徴とする自動茹で麺機の水切り方法。
  2. 【請求項2】 麺を収容したバケットがバケット搬送手
    段によって自動茹で麺工程中を搬送され、かつ、搬送途
    中で水分を含んだ麺の水切りを行う水切り区間が設けら
    れた自動茹で麺機において、上記バケットを上記バケッ
    ト搬送手段に対してバケット搬送方向と直交する軸まわ
    りに回転自在に取付け、かつ、上記水切り区間でこのバ
    ケットを回転させて遠心力による水切り作用を行わせる
    バケット回転駆動手段を設けてなることを特徴とする自
    動茹で麺機の水切り装置。
  3. 【請求項3】 複数の麺を区画して収容しうる細長形状
    に形成されたバケットを、バケット搬送手段に対してバ
    ケット搬送方向と直交する水平軸まわりに回転自在に取
    付けたことを特徴とする請求項2記載の自動茹で麺機の
    水切り装置。
  4. 【請求項4】 バケット搬送手段にバケット搬送方向と
    直交する水平な複数のバケットフレームをバケット搬送
    方向に間隔を置いて取付け、この各バケットフレーム
    に、麺を一つずつ収容しうる複数のバケットを回転自在
    に取付けたことを特徴とする請求項2記載の自動茹で麺
    機の水切り装置。
  5. 【請求項5】 各バケットをバケットフレームに対し縦
    軸まわりに回転自在に取付けたことを特徴とする請求項
    4記載の自動茹で麺機の水切り装置。
  6. 【請求項6】 バケット回転駆動手段として、バケット
    に駆動ディスクをバケットと一体回転可能に設ける一
    方、水切り区間に、無端ベルトがプーリ間に掛け渡され
    てなるベルト機構を、バケット搬送ラインに沿ってかつ
    上記無端ベルトが上記駆動ディスクに接触して回転力を
    伝達する状態で設けたことを特徴とする請求項2乃至5
    のいずれかに記載の自動茹で麺機の水切り装置。
  7. 【請求項7】 バケット回転駆動手段として、バケット
    に羽根車をバケットと一体回転可能に設ける一方、水切
    り区間に、この羽根車に圧縮空気を吹き付けて回転させ
    る空気噴射ノズルを設けたことを特徴とする請求項2乃
    至5のいずれかに記載の自動茹で麺機の水切り装置。
JP8165972A 1995-10-12 1996-06-26 自動茹で麺機の水切り方法および同装置 Withdrawn JPH09163948A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8165972A JPH09163948A (ja) 1995-10-12 1996-06-26 自動茹で麺機の水切り方法および同装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26452595 1995-10-12
JP7-264525 1995-10-12
JP8165972A JPH09163948A (ja) 1995-10-12 1996-06-26 自動茹で麺機の水切り方法および同装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09163948A true JPH09163948A (ja) 1997-06-24

Family

ID=26490512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8165972A Withdrawn JPH09163948A (ja) 1995-10-12 1996-06-26 自動茹で麺機の水切り方法および同装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09163948A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111904267A (zh) * 2020-08-28 2020-11-10 武汉市宽途自动化设备有限公司 一种面条定量分装装置的供面烫面系统及方法
JP6899569B1 (ja) * 2021-02-09 2021-07-07 礼美 丸山 麺茹で装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111904267A (zh) * 2020-08-28 2020-11-10 武汉市宽途自动化设备有限公司 一种面条定量分装装置的供面烫面系统及方法
CN111904267B (zh) * 2020-08-28 2024-05-17 武汉市宽途自动化设备有限公司 一种面条定量分装装置的供面烫面系统及方法
JP6899569B1 (ja) * 2021-02-09 2021-07-07 礼美 丸山 麺茹で装置
WO2022172611A1 (ja) * 2021-02-09 2022-08-18 礼美 丸山 麺茹で装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060107977A1 (en) Method of continuously treating batches of pre-washed lettuces prior to packaging them as well as an installation designed to implement this method
CN112495924B (zh) 一种医疗器械自动清洗装置
CN106821271A (zh) 一种鞋类清洁装置
JPH09163948A (ja) 自動茹で麺機の水切り方法および同装置
JP2002130942A (ja) 乾燥方法及び装置
US2115107A (en) Corn silker and cleaner
US2503556A (en) Vegetable washer
US4169409A (en) Food processing equipment
JP2991979B2 (ja) 食器洗浄用浸漬装置
US2528069A (en) Processing apparatus
US2027558A (en) Attachment for fruit cleaning apparatus
US3941232A (en) Curved path delivery conveyor
JP3041642U (ja) 真空連続紫外線殺菌機
US2973289A (en) Method for cleaning articles of manufacture
JP3268984B2 (ja) 鶏卵のゴミ除去装置
FR2624144A1 (fr) Traitement d'etoffe ou d'autres materiaux absorbant les liquides
US1498314A (en) Fruit-treating machine
JP4223204B2 (ja) 殻剥きゆで卵の表面殺菌装置
FR2601853A1 (fr) Procede et chaine pour le traitement et la mise en conserve des feuilles de manioc.
JP3025365U (ja) 洗卵装置
KR100536057B1 (ko) 청과물냉각장치
US2574752A (en) Laundry machine having washing, rinsing, and liquid expelling means
JP2866579B2 (ja) 浅漬の製造装置
JP2000092919A (ja) 球根類根除去機の移送ベルト駆動装置
JPS6020251B2 (ja) 食品缶詰製造処理方法およびラインプラント

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902