JPH09163755A - 電力変換装置の制御装置 - Google Patents

電力変換装置の制御装置

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JPH09163755A
JPH09163755A JP7322067A JP32206795A JPH09163755A JP H09163755 A JPH09163755 A JP H09163755A JP 7322067 A JP7322067 A JP 7322067A JP 32206795 A JP32206795 A JP 32206795A JP H09163755 A JPH09163755 A JP H09163755A
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carrier signal
carrier
voltage
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JP7322067A
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Inventor
Takahisa Maruyama
高央 丸山
Yoshinori Hatano
善範 波多野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な処理でどのような振幅の電圧指令値に
対しても忠実に出力電圧を得ることができる電力変換装
置の制御装置を得る。 【解決手段】 ユニポーラ変調用の第1のキャリア信号
を発生するキャリア信号発生器(7)と、ダイポーラ変
調用の第2のキャリア信号を発生するキャリア信号発生
器(8)と、電圧指令発生器(5)からの電圧指令値と
所定の電圧振幅レベルを電圧レベル判別器(6)で比較
して、この比較結果に応じて第1および第2のキャリア
信号を選択するキャリア信号選択器(9)と、キャリア
信号選択器(9)で選択されたキャリア信号と電圧指令
値を比較器(41,42)で比較し、その出力に基づい
てスイッチング素子(11〜14等)のゲート信号を生
成するゲート信号発生器(43)とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、直流電力を交流
電力または交流電力を直流電力に変換する電力変換装置
の制御装置に関し、特に電力変換装置の出力電圧の制御
を行う電力変換装置の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、3レベルインバータの波形改善用
として、PESC′88 Record(1988年4月号)の第1
255頁から第1262頁に「3レベルPWM波形の新
規な発生および最適化方法」と題して記載されているよ
うに、正負のパルス状電圧を交互にゼロ電圧を介して出
力するダイポーラ変調方式が提案されている。
【0003】また、この文献には、ダイポーラ変調方式
から出力電圧と同一極性のみのパルス状電圧を出力する
ユニポーラ変調方式への移行は、1周期中に存在する最
適6ポイントで行う必要があると記載されている。ま
た、特開平2−101969号公報の図9に出力電圧の
半サイクル中にダイポーラ期間とユニポーラ期間の両者
が存在する記載がある。さらに、特開平5−14616
0号公報には、出力電圧の半サイクル中にダイポーラ期
間とユニポーラ期間の両者が存在する状態を介して、ダ
イポーラ変調とユニポーラ変調の移行を行う具体的な方
法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ダイポーラ変
調方式は、出力波形の改善のみならず、微小電圧制御に
も好適である。しかし、このダイポーラ変調方式は、あ
る電圧を表現するのに、表現しようとする電圧と逆極性
のパルスを用いるため、電圧利用率が減少してしまい、
従って、ユニポーラ変調方式への移行は避けられない。
この移行の際に、単にダイポーラ変調方式からユニポー
ラ変調方式に移行させるのでは、その切り換え時に電流
リップルが増加し、特に、負荷が交流電動機の場合には
トルク変動の原因となる。
【0005】ところで、上述の従来技術のうち、PESC′
88なる文献には、これらダイポーラ変調方式およびユニ
ポーラ変調方式間の移行を特定の位相で行うと記載され
ている。しかし、この方法の場合、1サイクル期間中に
6カ所しか存在しない最適ポイントを見つけ、制御しな
ければならないので、タイミング制御における制御系が
複雑になってしまうという問題点があった。また、例え
ば、ある電圧指令をユニポーラ変調方式を用いて電力変
換装置出力電圧に表現する場合、スイッチング素子には
最小オン時間が存在し、その電圧指令の裾野の部分のよ
うな小さな出力電圧指令が与えられたとしても、電力変
換装置出力電圧として実現されないため、正弦波電圧指
令の裾野の部分(微小電圧)を実現できないという問題
点があった。
【0006】また、特開平2−101969号公報は、
その図9に、1サイクル期間中に固定のダイポーラ期間
(60゜)を有し、その他の部分がユニポーラのパルス
で形成された波形が示されているが、これは変調波が1
を超える部分を他の相にて補うようにするために出力さ
れる波形であり、従って、この従来技術においても、上
述の裾野の部分の微小電圧を表現できないという問題点
があった。
【0007】そこで、特開平5−146160号公報
は、これらの問題点を解決するために、ダイポーラ変調
領域とユニポーラ変調領域間の移行の際に第3の領域
(部分ダイポーラ領域)を介して移行させるものである
が、この場合、2種類の基本波電圧指令の振幅を複雑な
論理で調整する必要があり、処理が複雑になるという問
題点があった。
【0008】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、簡単な処理でどのような振幅の電
圧指令値に対しても忠実に出力電圧を得ることができる
電力変換装置の制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る電
力変換装置の制御装置は、複数のスイッチング素子を制
御して直流電力および交流電力相互間の電力変換を行う
(すなわち直流電力を交流電力または交流電力を直流電
力に変換する)電力変換装置において、電圧指令値と所
定の電圧振幅レベルとを比較し、この比較結果に基づい
て第1および第2のキャリア信号を切り換えて選択し、
この選択されたキャリア信号を電圧指令でパルス幅変調
してスイッチング素子を制御するようにしたものであ
る。
【0010】請求項2の発明に係る電力変換装置の制御
装置は、複数のスイッチング素子を制御して直流電力お
よび交流電力相互間の電力変換を行う電力変換装置にお
いて、ユニポーラ変調用の第1のキャリア信号を発生す
る第1のキャリア信号発生器と、ダイポーラ変調用の第
2のキャリア信号を発生する第2のキャリア信号発生器
と、電圧指令値と所定の電圧振幅レベルを比較して、こ
の比較結果に応じて第1および第2のキャリア信号を選
択するキャリア信号選択手段と、このキャリア信号選択
手段で選択されたキャリア信号と電圧指令値に基づいて
スイッチング素子のゲート信号を生成するゲート信号生
成手段とを備えたものである。
【0011】請求項3の発明に係る電力変換装置の制御
装置は、請求項1または2の発明において、所定の電圧
振幅レベルを可変としたものである。
【0012】請求項4の発明に係る電力変換装置の制御
装置は、請求項1〜3のいずれかの発明において、第2
のキャリア信号のオフセット量を電圧指令値の振幅に応
じて可変としたものである。
【0013】請求項5の発明に係る電力変換装置の制御
装置は、請求項1〜4のいずれかの発明において、所定
の電圧振幅レベルにヒステリシスを持たせたものであ
る。
【0014】請求項6の発明に係る電力変換装置の制御
装置は、請求項1〜5のいずれかの発明において、第1
のキャリア信号と第2のキャリア信号のキャリア周波数
を別々に設定したものである。
【0015】請求項7の発明に係る電力変換装置の制御
装置は、請求項6の発明において、第1のキャリア信号
のキャリア周波数を第2のキャリア信号のキャリア周波
数の2倍に設定したものである。
【0016】請求項8の発明に係る電力変換装置の制御
装置は、請求項1〜7のいずれかの発明において、電圧
指令値の大きい領域では第1のキャリア信号を選択し、
電圧指令値の小さい領域では第2のキャリア信号を選択
するようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態
を、電力変換装置が直流電力から交流電力に変換するも
のであり、負荷が例えば三相誘導電動機の場合を例にと
り、図について説明する。
【0018】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1を示す構成図である。図において、1は直流電圧
源、2,3は直流電圧源1の両端間に直列接続されたコ
ンデンサであって、これらコンデンサ2および3の接続
点が中性点Nとなる。11〜14は直流電圧源1の両端
間に直列接続されたU相の自己消弧可能なスイッチング
素子、15〜18はスイッチング素子11〜14にそれ
ぞれ並列接続された還流用の整流素子例えばダイオー
ド、19は中性点Nとスイッチング素子12のアノード
に接続されて中性点電位を導出するための補助整流素子
例えばダイオード、20は中性点Nとスイッチング素子
13のカソードに接続されて中性点電位を導出するため
の補助整流素子例えばダイオードである。これら構成要
素11〜20によってU相のスイッチングアームUAを
構成する。
【0019】同様に、21〜24は直流電圧源1の両端
間に直列接続されたV相の自己消弧可能なスイッチング
素子、25〜28はスイッチング素子21〜24にそれ
ぞれ並列接続された還流用の整流素子例えばダイオー
ド、29は中性点Nとスイッチング素子22のアノード
に接続されて中性点電位を導出するための補助整流素子
例えばダイオード、30は中性点Nとスイッチング素子
23のカソードに接続されて中性点電位を導出するため
の補助整流素子例えばダイオードである。これら構成要
素21〜30によってV相のスイッチングアームVAを
構成する。
【0020】また、31〜34は直流電圧源1の両端間
に直列接続されたW相の自己消弧可能なスイッチング素
子、35〜38はスイッチング素子31〜34にそれぞ
れ並列接続された還流用の整流素子例えばダイオード、
39は中性点Nとスイッチング素子32のアノードに接
続されて中性点電位を導出するための補助整流素子例え
ばダイオード、40は中性点Nとスイッチング素子33
のカソードに接続されて中性点電位を導出するための補
助整流素子例えばダイオードである。これら構成要素3
1〜40によってW相のスイッチングアームWAを構成
する。4は各相のスイッチングアームUA,VAおよび
WAの交流出力端子Uo,VoおよびWoにそれぞれ接続
された負荷としての誘導電動機である。なお、上述のス
イッチング素子は一例としてIGBTの場合であるが、
これに限定されることなく、その他のスイッチング素子
例えばGTEやトランジスタ等でもよい。
【0021】5は外部から入力される電圧振幅命令Aと
インバータ周波数fiに基づいて電圧指令Asinθを出力
する電圧指令発生器、6は電圧指令発生器5に接続さ
れ、その出力である電圧指令Asinθの値(レベル)と
所定の電圧振幅レベルAduに基づいてダイポーラ変調方
法とユニポーラ変調方法のいずれを使用するかを判別す
る電圧レベル判別器である。7は外部から入力される三
角波キャリアcarのキャリア周波数fcに基づいて所定の
キャリア周期毎に複数の三角波キャリアucar1とucar2
をユニポーラ変調のキャリア信号として発生する第1の
キャリア信号発生器、8は同じく外部から入力される三
角波キャリアcarのキャリア周波数fcに基づいて所定の
キャリア周期毎に複数の三角波キャリアdcar1とdcar2
をダイポーラ変調のキャリア信号として発生する第2の
キャリア信号発生器である。なお、キャリア信号発生器
8には上下方向の所定のオフセット量Aoが与えられて
いる。
【0022】9は電圧レベル判別器6からの判別信号SC
に基づいてキャリア信号発生器7および8の出力を選択
してキャリア信号car1およびcar2として出力するキャ
リア信号選択器、41は電圧指令発生器5からの電圧指
令Asinθとキャリア信号選択器9からのキャリア信号c
ar1に基づいてスイッチング信号gpを生成する比較
器、42は同じく電圧指令発生器5からの電圧指令Asi
nθとキャリア信号選択器9からのキャリア信号car2に
基づいてスイッチング信号gnを生成する比較器、43
はスイッチング信号gpおよびgnに基づいてU相のスイ
ッチング素子11〜20のゲート信号を生成して出力す
るゲート信号発生器である。
【0023】なお、電圧指令発生器5,電圧レベル判別
器6およびキャリア信号選択器9はキャリア信号選択手
段を構成し、比較器41,42およびゲート信号発生器
43はゲート信号生成手段を構成する。また、このゲー
ト信号の作成は、ここではU相の場合を示しているが、
V相およびW相の場合も、電圧指令発生器5から発生さ
れる電圧指令AsinθがAsin{θー(2π/3)}、A
sin{θー(4π/3)}に変わるだけで、他はU相の
場合と同様である。従って、スイッチングアームVAお
よびWAに対するゲートに信号発生器43等のゲート信
号の作成に関連する回路構成は、ここでは省略されてい
る。
【0024】次に、動作について図2〜図4を参照しな
がら説明する。上述の構成において、各相は独立に動作
可能であるが、ここでは、代表的にU相の場合を例に、
先ず基本的なスイッチング素子の動作について説明す
る。いま、コンデンサ2の電圧Ed1,Ed1を完全平滑な
直流電圧源として、Ed1=Ed2=Ed/2とする。但
し、Edは直流電圧源1の電圧である。このとき、スイ
ッチング素子11〜14を表1に示すようにオン,オフ
制御することにより、U相のスイッチングアームUAの
交流出力端子Uoに各スイッチング素子のオン,オフ状
態に応じてEd/2,0,−Ed/2なる3レベルの出力
電圧eが得られる。
【0025】
【表1】
【0026】上記表1のスイッチング信号gp,gnは、
それぞれスイッチング素子11,12および13,14
のゲート信号に対応した信号であり、スイッチング素子
11および12はスイッチング信号gp,gnがハイレベ
ル“1”のときオン、ローレベル“0”のときオフとな
る。一方、スイッチング素子13および14はスイッチ
ング信号gp,gnがハイレベル“0”のときオン、ロー
レベル“1”のときオフとなる。つまり、スイッチング
素子13および14のゲート信号としては、スイッチン
グ素子11および12のゲート信号として使用されるス
イッチング信号gp,gnをそれぞれ反転した信号が用い
られる。
【0027】さて、電圧指令発生器5では、電圧振幅指
令Aとインバータ周波数fiを積分することによって得ら
れる位相θから、図2〜図4に示すような正弦波状の電
圧指令Asinθを出力する。電圧レベル判別器6は電圧
指令発生器5からの電圧指令Asinθの値(レベル)と
所定の電圧振幅レベルAduを比較し、変調方法としてダ
イポーラ変調方法とするかユニポーラ変調方法とするか
を次の表2の論理に従って決定する。
【0028】
【表2】
【0029】従って、電圧レベル判別器6は、その出力
側に判別信号scとして、図4からも分かるように、|A
sinθ|<Aduのときには変調方法がダイポーラ変調方
法であることを表すハイレベル“1”を、また、|Asi
nθ|≧Aduのときには変調方法がユニポーラ変調方法
であることを表すローレベル“0”を出力する。一方、
キャリア信号発生器7では、キャリア周波数fcから決
まるキャリア周期Tc(Tc=1/fc)毎に、図2
(a)に示すような三角波キャリアucar1とucar2を出
力する。また、キャリア信号発生器8では、キャリア周
波数fcから決まるキャリア周期Tc毎に、図3(a)に
示すような三角波キャリアdcar1とdcar2を出力する。
なお、このキャリア信号発生器8におけるダイポーラ変
調時の三角波キャリアdcar1とdcar2は、図3に破線で
示すような三角波キャリアcarから次式の関係を用いて
得られる。
【0030】 dcar1=car+Ao ・・・(1) dcar2=carーAo ・・・(2)
【0031】キャリア信号選択器9は、電圧レベル判別
器6からの判別信号scに基づいて、キャリア信号発生
器7からの三角波キャリアucar1,ucar2とキャリア信
号発生器8からの三角波キャリアdcar1,dcar2のどち
らを選択するかを次の表3の論理で決定し、キャリア信
号car1,car2を出力する。
【0032】
【表3】
【0033】すなわち、キャリア信号選択器9は、電圧
レベル判別器6からの判別信号scがハイレベル“1”
のときは、キャリア信号発生器8からの三角波キャリア
dcar1,dcar2をそれぞれダイポーラ変調のキャリア信
号car1,car2として選択して出力し、判別信号scが
ローレベル“0”のときは、キャリア信号発生器7から
の三角波キャリアucar1,ucar2をそれぞれユニポーラ
変調のキャリア信号car1,car2として選択して出力す
る。
【0034】ユニポーラ変調時には、比較器41は、図
2(a)に示すように電圧指令発生器5からの電圧指令
Asinθとこのときキャリア信号選択器9で選択された
キャリア信号car1としてのキャリア信号発生器7から
の三角波キャリアucar1とを比較して図2(b)に示す
ようなスイッチング信号gpを出力する。一方、比較器
42は、図2(a)に示すように電圧指令発生器5から
の電圧指令Asinθとこのときキャリア信号選択器9で
選択されたキャリア信号car2としてのキャリア信号発
生器7からの三角波キャリアucar2とを比較して図2
(c)に示すようなスイッチング信号gpを出力する。
【0035】また、ダイポーラ変調時には、比較器41
は、図3(a)に示すように電圧指令発生器5からの電
圧指令Asinθとこのときキャリア信号選択器9で選択
されたキャリア信号car1としてのキャリア信号発生器
8からの三角波キャリアdcar1とを比較して図3(b)
に示すようなスイッチング信号gpを出力する。一方、
比較器42は、図3(a)に示すように電圧指令発生器
5からの電圧指令Asinθとこのときキャリア信号選択
器9で選択されたキャリア信号car2としてのキャリア
信号発生器8からの三角波キャリアdcar2とを比較して
図3(c)に示すようなスイッチング信号gpを出力す
る。
【0036】このようにして生成されたスイッチング信
号gp,gnはゲート信号発生器43に供給される。そし
て、ユニポーラ変調時は、ゲート信号発生器43は、入
力されたスイッチング信号gp,gnをそれぞれスイッチ
ング素子11および12のゲート信号として出力すると
共に、これらスイッチング信号gp,gnを反転して図2
(d)および(e)に示すようなスイッチング信号g
p-,gn-(これらはそれぞれgp,gnの反転信号を表
す)をスイッチング素子13および14のゲート信号と
して出力する。
【0037】同様に、ダイポーラ変調時は、ゲート信号
発生器43は、入力されたスイッチング信号gp,gnを
それぞれスイッチング素子11および12のゲート信号
として出力すると共に、これらスイッチング信号gp,
gnを反転して図3(d)および(e)に示すようなス
イッチング信号gp-,gn-(これらはそれぞれgp,gn
の反転信号を表す)をスイッチング素子13および14
のゲート信号として出力する。なお、ゲート信号発生器
43は、ゲート信号の出力に際しては、スイッチング信
号に基づき短絡防止期間等を考慮して出力するものとす
る。
【0038】このようにしてゲート信号発生器43から
出力されたゲート信号は、スイッチングアームUAのス
イッチング素子11〜14のゲートに供給され、そのス
イッチング状態が制御される。この結果、スイッチング
アームUAの交流出力端子Uoには、ユニポーラ変転の
場合には、図2(f)に示すように電圧指令Asinθの
半周期毎に単極性の波形を有する出力電圧eが得られ、
また、ダイポーラ変転の場合には、図3(f)に示すよ
うにキャリア周期Tc間に0,±Ed/2の3つの電圧レ
ベルをとる両極性の波形を有する出力電圧eが得られ
る。
【0039】上述のように、本実施の形態では、電圧指
令Asinθの基礎となる電圧振幅指令AがA<Aduのと
きには常時ダイポーラ変調期間が存在し、A≧Aduのと
きには、実質的に表2の論理に従って電圧指令半周期の
間にダイポーラ変調期間とユニポーラ変調期間が存在す
るように動作するので、電圧指令の小さい裾野付近でも
その電圧指令に忠実に電圧を出力できる。また、ダイポ
ーラ変調とユニポーラ変調は、実質的にキャリア信号を
切り換えるだけで実現でき、従来例の如く2種類の基本
波電圧指令の振幅を複雑な論理で調整する必要がなくな
り、従来例に比べて処理が簡単となる。
【0040】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2を示す構成図である。図において、図1と対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。上
記実施の形態1では、電圧レベル判別器6に印加される
ダイポーラ変調とユニポーラ変調の切り換える電圧振幅
レベルAduを一定としたが、本実施の形態では、この電
圧振幅レベルAduを例えばインバータ周波数の関数とし
て設定するようにする。そのために、電圧レベル設定器
44を設け、この電圧レベル設定器44にインバータ周
波数fiを印加し、その出力を電圧振幅レベルAduとし
て電圧レベル判別器6に供給する。なお、この電圧レベ
ル設定器44への入力は、電圧指令発生器5に供給され
ている電圧振幅指令Aでもよい。その他の構成は、図1
と同様である。
【0041】通常、負荷が誘導電動機の場合、電圧振幅
指令Aに基づく電圧指令Asinθはインバータ周波数fi
に比例して増加させるのが一般的である。従って、電圧
指令Asinθの値が大きくなると、ダイポーラ変調とユ
ニポーラ変調で電圧誤差が無視できるようになる。一
方、ダイポーラ変調とユニポーラ変調の際の三角波キャ
リアのキャリア周期Tcが等しいときには、ダイポーラ
変調時キャリア周期毎に各相4個のスイッチング素子全
てが二度ずつオン,オフするが、ユニポーラ変調時は4
個のうち2個だけがオン,オフする。従って、キャリア
周期Tcが等しいときには、スイッチング損失の点か
ら、ユニポーラ変調の方が有利である。これらを考慮す
ると、図6に示すように、インバータ周波数fiの関数
として電圧振幅レベルAduを可変とすると、スイッチン
グ損失の点から有利となる。
【0042】上述のように、本実施の形態でも、電圧指
令の値の小さい裾野付近でもその電圧指令に忠実に電圧
を出力でき、また、ダイポーラ変調とユニポーラ変調
は、実質的にキャリア信号を切り換えるだけで実現で
き、従来例に比べて処理が簡単となる。また、本実施の
形態では、電圧振幅レベルをインバータ周波数の関数と
して設定し、ダイポーラ変調とユニポーラ変調のキャリ
ア周期が等しいときには、ユニポーラ変調モードで各相
4個のうち2個だけがオン,オフするので、ダイポーラ
変調モードによる動作期間がそれだけ短くなり、全体と
してスイッチング損失を低減できる。
【0043】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3を示す構成図である。図において、図1と対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。上
記実施の形態1では、キャリア信号発生器8に印加され
るダイポーラ変調時のとオフセット量Aoは一定とした
が、本実施の形態では、このオフセット量Aoを電圧振
幅指令Aの関数とし、電圧振幅指令Aの値に応じて可変
とする。そのために、オフセット量設定器45を設け、
このオフセット量設定器45に電圧振幅指令Aを印加
し、その出力をキャリア信号発生器8にオフセット量A
oとして供給する。なお、このオフセット量設定器45
への入力は、インバータ周波数fcでもよい。その他の
構成は、図1と同様である。
【0044】ダイポーラ変調では、電圧振幅指令Aの値
に応じて、出力電圧eの高調波成分を最小にするオフセ
ット量Aoが存在する。従って、この出力電圧eの高調
波成分を最小にする値をオフセット量設定器45でオフ
セット量Aoとしてキャリア信号発生器8に設定する。
これにより、高調波成分の少ない出力電圧eが得られダ
イポーラ変調時の出力電圧eの波形を改善できる。
【0045】上述のように、本実施の形態でも、電圧指
令の値の小さい裾野付近でもその電圧指令に忠実に電圧
を出力でき、また、ダイポーラ変調とユニポーラ変調
は、実質的にキャリア信号を切り換えるだけで実現で
き、従来例に比べて処理が簡単となる。また、本実施の
形態では、ダイポーラ変調の際のオフセット量を電圧振
幅指令の関数として出力電圧eの高調波成分を最小にす
る値に設定したので、ダイポーラ変調時高調波成分の少
ない出力電圧eが得られ、その波形を改善できる。
【0046】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4を示す構成図である。図において、図1と対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。本
実施の形態は、実質的に上述の実施の形態2と3を組み
合わせたものである。従って、実施の形態2と同様に電
圧レベル設定器44を設け、この電圧レベル設定器44
にインバータ周波数fiを印加し、その出力を電圧振幅
レベルAduとして電圧レベル判別器6に供給する。ま
た、実施の形態3と同様にオフセット量設定器45を設
け、このオフセット量設定器45に電圧振幅指令Aを印
加し、その出力をキャリア信号発生器8にオフセット量
Aoとして供給する。その他の構成は、図1と同様であ
る。また、その動作についても、上述の実施の形態と同
様であるので、その説明を省略する。
【0047】上述のように、本実施の形態では、電圧指
令の値の小さい裾野付近でもその電圧指令に忠実に電圧
を出力でき、また、ダイポーラ変調とユニポーラ変調
は、実質的にキャリア信号を切り換えるだけで実現で
き、従来例に比べて処理が簡単となる。また、本実施の
形態では、電圧振幅レベルをインバータ周波数の関数と
して設定し、ダイポーラ変調とユニポーラ変調のキャリ
ア周期が等しいときには、ユニポーラ変調モードで各相
4個のうち2個だけがオン,オフするので、ダイポーラ
変調モードによる動作期間がそれだけ短くなり、全体と
してスイッチング損失を低減できる。さらに、本実施の
形態では、ダイポーラ変調の際のオフセット量を電圧振
幅指令の関数として出力電圧eの高調波成分を最小にす
る値に設定したので、ダイポーラ変調時高調波成分の少
ない出力電圧eが得られ、その波形を改善できる。
【0048】実施の形態5.図9はこの発明の実施の形
態5を説明するための図である。上述の各実施の形態で
は、電圧レベル判別器6は電圧指令発生器5からの電圧
指令Asinθの値(レベル)と所定の電圧振幅レベルAd
uを比較し、変調方法としてダイポーラ変調方法とする
かユニポーラ変調方法とするかを表2の論理に従って決
定する場合について説明したが、このとき電圧レベル判
別器6で使用される所定の電圧振幅レベルAduに、図9
に示すように、ヒステリシスΔAduを持たせて、変調方
法の判別を行うようにしてもよい。このように、電圧振
幅レベルAduにヒステリシスを持たせることにより、電
圧指令Asinθに高調波リップルが含まれる場合でも、
不要な変調方法の切り換えを防止できる。
【0049】上述のように、本実施の形態でも、上記実
施の形態と同様の作用効果が得られると共に、さらに、
本実施の形態では、電圧振幅レベルにヒステリシスを持
たせることにより、電圧指令に高調波リップルが含まれ
る場合でも、ダイポーラ変調方法とユニポーラ変調方法
の間の不要な切り換えを防止できる。
【0050】実施の形態6.図10はこの発明の実施の
形態6を説明するための図である。上述の各実施の形態
では、ユニポーラ変調時のキャリア信号として、キャリ
ア信号発生器7から発生される図3に示すような三角波
キャリアucar1,ucar2を用いる場合について説明した
が、図10に示すような三角波キャリアucar1,ucar2
を用いてもよい。これにより、本実施の形態でも、上記
実施の形態と同様の作用効果が得られる。
【0051】実施の形態7.図11はこの発明の実施の
形態7を説明するための図である。上述の各実施の形態
では、ユニポーラ変調時にキャリア信号発生器7に供給
されるキャリアのキャリア周波数fcとダイポーラ変調
時にキャリア信号発生器8に供給されるキャリアのキャ
リア周波数fcは共通のものとしたが、図11に示すよ
うに別々のキャリア周波数でもよい。すなわち、キャリ
ア信号発生器7へキャリア周波数fcuのキャリアを供給
し、キャリア信号発生器8へキャリア周波数fcdのキャ
リアを供給する。その場合に、上述の実施の形態2で説
明したように、三角波キャリアのキャリア周期Tcが等
しい場合には、ダイポーラ変調の方が、ユニポーラ変調
の場合よりもスイッチング損失が約2倍となるので、例
えばダイポーラ変調時のキャリア周波数fcdをユニポー
ラ変調時のキャリア周波数fcuの1/2(すなわち、ユ
ニポーラ変調時のキャリア周波数fcuをダイポーラ変調
時のキャリア周波数fcdの2倍)に設定する。これによ
り、どちらの変調方法でもほぼ等しいスイッチング損失
とすることができる。
【0052】上述のように、本実施の形態でも、上記実
施の形態と同様の作用効果が得られると共に、さらに、
本実施の形態では、ダイポーラ変調時のキャリア周波数
とユニポーラ変調時のキャリア周波数を個別に設定し
て、どちらの変調方法でもほぼ等しいスイッチング損失
とすることができ、変調方式に依存しないが、スイッチ
ング素子の冷却設計が可能になる。
【0053】実施の形態8.なお、各相のスイッチング
素子に供給されるゲート信号を生成するためのスイッチ
ング信号gp,gnを求めるまでの処理の一部または全て
を、マイクロコンピュータ等でソフトウエアで処理する
ようにしてもよい。また、負荷として三相誘導電動機を
場合について説明したが、これに限定されることなく、
その他の三相の負荷あるいは単相の負荷にも同様に適用
でき、同様の効果を奏する。なお、単相の負荷の場合
は、電圧指令Asinθの位相として、θと(θ−π)を
持つ電圧指令を用いればよい。さらに、上述の各実施の
形態では、電力変換を直流電力から交流電力に変換する
場合につて説明したが、逆に交流電力から直流電力に変
換する場合も同様に適用でき、同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す構成図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態1の動作説明に供する
ためのタイムチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1の動作説明に供する
ためのタイムチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1の動作説明に供する
ための図である。
【図5】 この発明の実施の形態2を示す構成図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態2の動作説明に供する
ための図である。
【図7】 この発明の実施の形態3を示す構成図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態4を示す構成図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態5の説明に供するため
の図である。
【図10】 この発明の実施の形態6の説明に供するた
めの図である。
【図11】 この発明の実施の形態7の説明に供するた
めの図である。
【符号の説明】
5 電圧指令発生器、6 電圧レベル発生器、7,8
キャリア信号発生器、9 キャリア信号選択器、11〜
14,21〜24,31〜34 スイッチング素子、4
1、42 比較器、43 ゲート信号発生器、44 電
圧レベル設定器、45 オフセット量設定器。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスイッチング素子を制御して直流
    電力および交流電力相互間の電力変換を行う電力変換装
    置において、電圧指令値と所定の電圧振幅レベルとを比
    較し、該比較結果に基づいて第1および第2のキャリア
    信号を切り換えて選択し、該選択されたキャリア信号を
    上記電圧指令でパルス幅変調して上記スイッチング素子
    を制御するようにしたことを特徴とする電力変換装置の
    制御装置。
  2. 【請求項2】 複数のスイッチング素子を制御して直流
    電力および交流電力相互間の電力変換を行う電力変換装
    置において、ユニポーラ変調用の第1のキャリア信号を
    発生する第1のキャリア信号発生器と、ダイポーラ変調
    用の第2のキャリア信号を発生する第2のキャリア信号
    発生器と、 電圧指令値と所定の電圧振幅レベルを比較して、該比較
    結果に応じて上記第1および第2のキャリア信号を選択
    するキャリア信号選択手段と、 該キャリア信号選択手段で選択されたキャリア信号と上
    記電圧指令値に基づいて上記スイッチング素子のゲート
    信号を生成するゲート信号生成手段とを備えたことを特
    徴とする電力変換装置の制御装置。
  3. 【請求項3】 上記所定の電圧振幅レベルを可変とした
    ことを特徴とする請求項1または2記載の電力変換装置
    の制御装置。
  4. 【請求項4】 上記第2のキャリア信号のオフセット量
    を上記電圧指令値の振幅に応じて可変としたことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の電力変換装置の
    制御装置。
  5. 【請求項5】 上記所定の電圧振幅レベルにヒステリシ
    スを持たせたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の電力変換装置の制御装置。
  6. 【請求項6】 上記第1のキャリア信号と上記第2のキ
    ャリア信号のキャリア周波数を別々に設定したことを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電力変換装置
    の制御装置。
  7. 【請求項7】 上記第1のキャリア信号のキャリア周波
    数を第2のキャリア信号のキャリア周波数の2倍に設定
    したことを特徴とする請求項6記載の電力変換装置の制
    御装置。
  8. 【請求項8】 上記電圧指令値の大きい領域では上記第
    1のキャリア信号を選択し、上記電圧指令値の小さい領
    域では上記第2のキャリア信号を選択するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の電力変
    換装置の制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001268977A (ja) * 2000-03-17 2001-09-28 New Japan Radio Co Ltd Pwm信号発生方法及びpwm回路
US7872887B2 (en) 2006-02-27 2011-01-18 Mitsubishi Electric Corporation DC-AC inverter powering a single phase commercial power system
JP2011030380A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Hitachi Ltd 電力変換制御装置,電力変換装置及び電力変換制御方法
JP2020088891A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 株式会社豊田自動織機 インバータ装置

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