JPH09163517A - 受配電設備 - Google Patents

受配電設備

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JPH09163517A
JPH09163517A JP34583395A JP34583395A JPH09163517A JP H09163517 A JPH09163517 A JP H09163517A JP 34583395 A JP34583395 A JP 34583395A JP 34583395 A JP34583395 A JP 34583395A JP H09163517 A JPH09163517 A JP H09163517A
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switch
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Yoshinori Yokoyama
義則 横山
Katsuyuki Miyazaki
勝之 宮▲崎▼
Kunihiro Hoshino
訓弘 星野
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 操作連動形のスイッチギヤ設備と自己完結形
のスイッチギヤとを組合せ、それぞれの特長を損ねずに
設備の拡大等を図る。 【解決手段】 一群のスイッチギヤ1a〜1nのうちの
所定の1台に、共通の警報器5,設備側の共通の操作ス
イッチ6,7,8を設けた操作連動形のスイッチギヤ設
備Aと、個別に故障の表示,警報指令の機能,故障の表
示・警報の停止操作用の操作スイッチ32,33,34
を有する増設側のスイッチギヤ18b〜18nと、スイ
ッチギヤ18b〜18nの警報指令,警報停止指令を警
報器5に伝送して警報器5を発,停する第1の伝送路手
段と、設備Aの所定の1台に設けられ,スイッチギヤ1
8b〜18nの故障の表示・警報の停止操作に共用され
る増設側の共通の操作スイッチ9,10,11と、これ
らの故障の表示,警報指令を停止して警報停止指令を発
生させる第2の伝送路手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一群のスイッチギ
ヤの故障の警報及びその停止等の操作を1個所に集中し
て故障時の操作連動を図ったいわゆる操作連動形の既設
のスイッチギヤ設備と、故障の警報の停止等の操作手段
を個別に備えいわゆる自己完結方式で故障時の操作が行
える増設側のスイッチギヤとを組合せた受配電設備に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、多数のスイッチギヤからなる受配
電設備は、つぎに説明する操作連動形の設備と自己完結
形の設備とに大別される。
【0003】(i)操作連動形の設備 この設備においては、一群のスイッチギヤそれぞれが、
故障報知に関連する機能として、個々の故障の発生を検
出して点滅(フリッカ)表示するとともに警報指令を出
力する故障の表示,警報指令の機能のみを有する。
【0004】そして、各スイッチギヤの所定の1台に、
各スイッチギヤの警報指令により作動して警報を発生す
る警報器(警報手段)と、各スイッチギヤの故障の表示
・警報を停止する共通の操作スイッチ(操作手段)とが
設けられる。
【0005】そのため、各スイッチギヤの故障の表示・
警報の停止が1個所のスイッチ操作で行え、操作性に優
れ、しかも、部品数が少なく、安価,小型になる利点も
ある。
【0006】(ii)自己完結形の設備 この設備においては、警報器のみを各スイッチギヤに共
通とし、各スイッチギヤに個別に前記の故障の表示,警
報指令の機能の他、故障の表示・警報の停止の操作スイ
ッチが設けられる。そのため、各スイッチギヤの故障の
表示・警報の停止がそれぞれの操作スイッチの操作が行
える利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の受配電設備
の場合、設備規模の拡大等を行うため、スイッチギヤを
増設するときは、既設のスイッチギヤと同一形式のスイ
ッチギヤを使用しなければ、既設の利点(特長)を活か
すことができなくなる。
【0008】すなわち、既設のスイッチギヤ設備が操作
連動形の設備の場合、この設備と自己完結形の1又は複
数台のスイッチギヤとを単に組合せてスイッチギヤを増
設するのみでは、増設した自己完結形のスイッチギヤに
ついては操作連動が図られず、既設設備の特徴(操作連
動)を活かすことができなくなる。
【0009】そのため、従来は操作連動形のスイッチギ
ヤ設備(既設設備)と自己完結形のスイッチギヤとを組
合せても、それぞれの特長を損ねることなく設備規模を
拡大等することができない問題点がある。
【0010】本発明は、操作連動形の既設のスイッチギ
ヤ設備と自己完結形のスイッチギヤとを組合せて設備規
模を拡大等する際に、全体の操作連動が図れ、しかも、
増設した自己完結形のスイッチギヤについては個別に操
作することも可能にし、それぞれの特長を損ねることな
く設備規模を拡大等し得るようにすることを課題とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の受配電設備の場合、個々に故障の表示,
警報指令の機能を有する一群のスイッチギヤのうちの所
定の1台に、各スイッチギヤの警報指令により作動して
故障の警報を発生する共通の警報手段,各スイッチギヤ
の故障の表示・警報の停止操作に共用される設備側の共
通の操作手段を設けた操作連動形のスイッチギヤ設備
と、個別に故障の表示,警報指令の機能,故障の表示・
警報の停止操作用の操作手段を有する増設側のスイッチ
ギヤと、増設側のスイッチギヤの警報指令,警報停止指
令を警報手段に伝送してこの警報手段を発,停する第1
の伝送路手段と、スイッチギヤ設備の前記所定の1台の
スイッチギヤに設けられ,増設側のスイッチギヤの故障
の表示・警報の停止操作に共用される増設側の共通の操
作手段と、増設側の共通の操作手段の操作出力を増設側
のスイッチギヤに伝送し,このスイッチギヤの故障の表
示,警報指令を停止して警報停止指令を発生させる第2
の伝送路手段とを備える。
【0012】したがって、操作連動形の既設のスイッチ
ギヤ設備と増設側の自己完結形のスイッチギヤとの間に
第1,第2の伝送路手段が介在し、増設側の自己完結形
のスイッチギヤの警報指令が第1の伝送路手段を介して
スイッチギヤ設備の所定の1台のスイッチギヤの共通の
警報手段に供給され、この警報手段がスイッチギヤ設備
の各スイッチギヤ及び増設側のスイッチギヤの警報に共
用される。
【0013】また、前記所定の1台のスイッチギヤに設
備側の共通の操作手段とともに設けられた増設側の共通
の操作手段の操作出力が第2の伝送路手段を介して増設
側スイッチギヤに供給され、このスイッチギヤの故障の
表示,警報指令が停止する。
【0014】このとき、そのスイッチギヤに警報停止指
令が発生し、この指令が第1の伝送路手段を介して前記
所定の1台のスイッチギヤに伝送され、その警報も停止
する。一方、増設側のスイッチギヤの個々の操作手段に
よってもその故障の表示,警報指令及び警報手段の警報
が停止する。
【0015】そのため、操作連動形のスイッチギヤ設備
と自己完結形の増設側のスイッチギヤとを組合せ、スイ
ッチギヤ設備及び増設側のスイッチギヤの特徴と損ねる
ことなく、設備規模の拡大等が図られる。
【0016】
【発明の実施の形態】発明の実施の1形態について、図
1ないし図3を参照して説明する。図1は全体構成を示
し、既設の操作連動形のスイッチギヤ設備Aと、この設
備Aに連結された増設設備Bとからなる。
【0017】そして、既設のスイッチギヤ設備Aは図2
に示すように構成され、一群のスイッチギヤ1a,1
b,1c,…,1nはいずれも集約化された回路ユニッ
トの直流100Vの正,負電源ラインP,N間にそれぞ
れの故障検出スイッチ(常開)2を介して故障の表示,
指令の機能を備えた故障表示回路3が設けられ、故障表
示回路3の指令により点灯,点滅する発光ダイオード構
成の故障表示灯4を有する。
【0018】また、1番目のスイッチギヤ1aが所定の
スイッチギヤを形成し、このスイッチギヤ1aの回路ユ
ニットには共通の警報器5,設備側の共通の操作手段を
形成する警報停止,点滅停止及び表示復帰の操作スイッ
チ6,7,8の他、増設側の共通の操作手段を形成する
警報停止,点滅停止及び表示復帰の操作スイッチ9,1
0,11,複数の補助継電器12〜17,それらの補助
接点12a,12b,…,17a,17bが設けられて
いる。
【0019】そして、各スイッチギヤ1a〜1nの故障
表示回路3の警報指令の出力が補助継電器12に供給さ
れ、補助接点14a,15a,17bの警報停止,点滅
停止,表示復帰の接点信号が各スイッチギヤ1a〜1n
の故障表示回路3に供給される。
【0020】つぎに、増設設備Bは図3に示すように、
母線連絡盤等の故障の表示,警報が不要な1番目の増設
側のスイッチギヤ18aをスイッチギヤ1aにケーブル
接続し、このスイッチギヤ18aと故障の表示,警報が
必要な2〜n番目の増設側のスイッチギヤ18b,18
c,…,18nとをケーブル接続して形成されている。
【0021】そして、スイッチギヤ18aはスイッチギ
ヤ18b〜18nの故障の警報及びその停止等の操作を
スイッチギヤ1aで行えるようにするため、スイッチギ
ヤ18b〜18nからスイッチギヤ1aに信号を伝送す
る第1の伝送路手段及びその逆に信号を伝送する第2の
伝送路手段を有する集約化された結合用の回路ユニット
19aが設けられ、回路ユニット19aがスイッチギヤ
1aとスイッチギヤ18b〜18nとの間に介在する。
【0022】この回路ユニット19aはスイッチギヤ1
aの正,負電源ラインP,Nに接続された電源装置20
を有し、この装置20により増設側のスイッチギヤ18
a〜18nの回路電源として必要な12Vの直流電源を
形成し、正,負電源ラインP’,N’間の12Vの直流
電源をスイッチギヤ18b〜18nに給電する。
【0023】また、回路ユニット19aにはスイッチギ
ヤ18b〜18nの警報指令のオア出力により通電励磁
される補助継電器21等の複数の補助継電器21〜27
及びそれらの補助接点21a,21b,…,27aが設
けられている。
【0024】一方、2番目以降のスイッチギヤ18b〜
18nはいずれも自己完結形の故障の表示,操作の機能
を有するスイッチギヤからなり、その集約化された同一
構成の回路ユニット19b,19c,…,19nは、正
負電源ラインP’,N’間にそれぞれの故障検出スイッ
チ(常開)28を介して故障の表示,警報指令の機能を
備えた故障表示回路29が設けられ、故障表示回路29
の表示出力により点灯,点滅する発光ダイオード構成の
故障表示灯30及び故障表示回路29の操作禁止出力に
より表示・警報の停止操作を許可するときにのみ通電励
磁される補助継電器31,その補助接点31aを有す
る。
【0025】さらに、回路ユニット19b〜19nは個
別に故障の表示,警報の停止操作が行えるようにするた
め、それぞれ停止操作用の操作手段として、警報停止,
点滅停止及び表示復帰の操作スイッチ32,33,34
が設けられている。なお、図2,図3の〈〉を付した符
号及び各補助継電器12,13,…のシンボル内の符号
はシーケンス制御符号である。
【0026】そして、スイッチギヤ設備Aにおいては、
スイッチギヤ1aの操作スイッチ9〜11,補助継電器
13,補助接点13aが従来設備に付加された構成であ
る。
【0027】また、増設設備Bにおいては、回路ユニッ
ト19aを設け、この回路ユニット19aを介してスイ
ッチギヤ18b〜18nをスイッチギヤ1aの回路ユニ
ットに接続した点が従来にない構成である。
【0028】そして、スイッチギヤ1aの補助継電器1
3及びその補助接点13a,スイッチギヤ18aの補助
継電器21及びその補助接点21b等が第1の伝送路手
段を形成し、スイッチギヤ1aの操作スイッチ9〜11
とスイッチギヤ18aの補助継電器25〜26を結ぶ信
号線路等が第2の伝送路手段を形成している。
【0029】つぎに、故障の発生から故障の表示・警報
の停止までの一連の動作及び操作につき、スイッチギヤ
設備A側で故障が発生した場合と、増設設備B側で故障
が発生した場合とに分けて説明する。
【0030】(1)スイッチギヤ設備Aのいずれかのス
イッチギヤ1a〜1nに故障が発生した場合 故障発生に伴う故障の表示・警報 この場合、故障が発生したスイッチギヤ1a〜1nの故
障検出接点2が閉成し、この接点信号により故障表示回
路3を介してそのスイッチギヤ1a〜1nの故障表示灯
4が点灯する。
【0031】さらに、故障が発生したスイッチギヤ1a
〜1nの故障表示回路3が警報指令を発生し、この指令
によりスイッチギヤ1aの補助継電器12が通電励磁さ
れ、この継電器12の補助接点12aが閉成して警報器
5が作動(鳴動)し、警報が発生する。
【0032】また、補助継電器12の補助接点12bが
閉成し、点滅制御用の補助継電器15が通電励磁され、
この継電器15の補助接点15aが開放されて故障が発
生したスイッチギヤ1a〜1nの故障表示回路3に点滅
が指令され、そのスイッチギヤ1a〜1nの故障表示灯
4が点滅する。
【0033】このとき、補助継電器15とともに補助継
電器16が通電励磁され、その補助接点16a,16b
が閉成し、補助接点16aの閉成により操作スイッチ
7,補助接点16aを介して補助継電器15,16の通
電が自己保持され、故障表示灯4の点滅が継続する。
【0034】なお、補助接点16bの閉成により補助継
電器17が通電励磁され、その補助接点17a,17b
が閉成して表示復帰(表示停止)の許可状態になる。
【0035】故障の表示・警報の停止 つぎに、故障の表示・警報を停止するときは、スイッチ
ギヤ1aの自動復帰形の操作スイッチ6,7,8がこの
順に操作される。
【0036】そして、操作スイッチ6が操作されてこの
スイッチ6が閉成すると、警報停止指令の操作出力によ
り補助継電器14が通電励磁され、この継電器14の補
助接点14aが開放され、故障が発生したスイッチギヤ
1a〜1nの故障表示回路3に警報停止が指令され、こ
の故障表示回路3の警報指令がオフし、スイッチギヤ1
aの補助継電器12の通電が停止し、その補助接点12
aが開放されて警報器5の警報が停止する。
【0037】つぎに、操作スイッチ7が操作されてこの
スイッチ7が開放すると、補助接点12aの開放を条件
に補助継電器15,16の通電が停止し、補助接点15
aの開放により故障が発生したスイッチギヤ1a〜1n
の故障表示回路3に第1の表示停止指令として点滅停止
が指令され、この指令に基づきそのスイッチギヤ1a〜
1nの故障表示灯4が点滅を停止する。
【0038】さらに、操作スイッチ8が操作されてこの
スイッチ8が開放すると、補助接点16bの開放を条件
に補助継電器17の通電が停止し、その補助接点17b
の開放により故障が発生したスイッチギヤ1a〜1nの
故障表示回路3に第2の表示停止指令として点灯停止が
指令され、この指令に基づきそのスイッチギヤ1a〜1
nの故障表示灯4がその故障検出接点2の開放復帰を条
件に消灯する。
【0039】したがって、警報器5が各スイッチギヤ1
a〜1nの故障の警報に共用され、操作スイッチ6〜8
が各スイッチギヤ1a〜1nの故障の表示・警報の停止
操作に共用され、スイッチギヤ設備Aの故障の警報及び
その表示・警報の停止操作が1個所で行え、操作連動が
図られる。
【0040】(2)増設設備Bのいずれかのスイッチギ
ヤ18b〜18n,例えばスイッチギヤ18bに故障が
発生した場合 故障発生に伴う故障の表示・警報 この場合、故障が発生したスイッチギヤ18bの故障検
出接点28が閉成し、この接点信号により故障表示回路
29を介してそのスイッチギヤ18bの故障表示灯30
が点灯する。
【0041】さらに、スイッチギヤ18bの故障表示回
路29が警報指令を発生し、この指令によりスイッチギ
ヤ18aの補助継電器21が通電励磁され、その補助接
点21a,21bが閉成する。
【0042】そして、補助接点21bの閉成によりスイ
ッチギヤ1aの補助継電器13にスイッチギヤ18bの
警報指令が伝送され、補助継電器13が通電励磁されて
その補助接点13aが閉成する。
【0043】この補助接点13aは補助接点12aに並
列に設けられていわゆるオア回路を形成し、補助接点1
3aが閉成すると、補助接点12aが閉成した場合と同
様、警報器5が作動して警報が発生する。
【0044】また、補助接点21aの閉成によりスイッ
チギヤ18aに設けられた点滅制御用の補助継電器22
及び自己保持用の補助継電器23が通電励磁され、補助
接点22aの開放によりスイッチギヤ18bの故障表示
回路29に点滅が指令され、その故障表示灯30が点滅
する。
【0045】このとき、補助継電器23の補助接点23
aが閉成して補助継電器22,23の通電が自己保持さ
れ、故障表示灯30の点滅が継続する。また、補助継電
器23の補助接点23bが閉成して補助継電器24が通
電励磁され、その補助接点24a,24bが閉成し、表
示復帰の許可状態になる。
【0046】さらに、補助接点24bの閉成に基づき、
スイッチギヤ18bの故障表示回路29が個別操作の許
可指令を出力し、この指令により補助継電器31が通電
励磁されてその補助接点31aが閉成し、故障が発生し
たスイッチギヤ18bの個別操作による故障の表示・警
報の停止操作の許可状態になる。
【0047】故障の表示・警報の停止 (i)スイッチギヤ1aの操作連動で行う場合 この場合は、スイッチギヤ1aに設けられた自動復帰形
の操作スイッチ9,10,11がこの順に操作される。
【0048】そして、操作スイッチ9が操作されてこの
スイッチ9が閉成すると、その警報停止の操作出力によ
りスイッチギヤ18aの補助継電器25が通電励磁され
てその補助接点25aが開放され、スイッチギヤ18b
の故障表示回路29に警報停止指令が発生する。
【0049】この指令により故障表示回路29の警報指
令がオフし、スイッチギヤ18aの補助継電器21の通
電が停止してその補助接点21a,21bが開放する。
【0050】そして、補助接点21bの開放により、ス
イッチギヤ18bの警報停止指令がスイッチギヤ1aに
伝送され、補助継電器13の通電が停止してその補助接
点13aが開放し、警報器5の警報が停止する。
【0051】つぎに、操作スイッチ10が操作されてこ
のスイッチ10が閉成すると、第1の表示停止指令とし
ての点滅停止指令が発生し、この指令によりスイッチギ
ヤ18aの補助継電器26が通電励磁され、その補助接
点26aが開放され、補助接点21aの開放を条件に補
助継電器22,23の通電が停止する。
【0052】そして、補助継電器22の補助接点22a
が開放されてスイッチギヤ18bの故障表示回路29に
点滅停止が指令され、その故障表示灯30の点滅が停止
する。
【0053】さらに、操作スイッチ11が操作されこの
スイッチ11が閉成すると、第2の表示停止指令として
の消灯指令が発生し、この指令によりスイッチギヤ18
aの補助継電器27が通電され、その補助接点27aが
開放されて補助継電器24の自己保持通電が解除され、
この補助継電器24の補助接点24a,24bが開放す
【0054】そして、補助接点24bの開放によりスイ
ッチギヤ18bの故障表示回路29に消灯が指令され、
この指令により故障検出接点28の開放復帰を条件にそ
の故障表示灯30が消灯する。
【0055】なお、故障表示灯30の消灯により、故障
表示回路29の個別操作の許可指令もオフし、補助継電
器31の通電が停止してその補助接点31aが開放し、
元の状態に戻る。
【0056】(ii)故障したスイッチギヤ18bの個別
操作で行う場合 この場合はスイッチギヤ18bの自動復帰形の操作スイ
ッチ32,33,34がこの順に操作される。
【0057】そして、操作スイッチ32が操作されてこ
のスイッチ32が閉成すると、個別の警報停止指令が発
生し、このとき、補助接点31aが閉成しているため、
この補助接点31a,操作スイッチ32を介して補助継
電器25が通電励磁され、この励磁により操作スイッチ
9を操作した場合と同様にしてスイッチギヤ1aに警報
停止指令が伝送され、警報器5の警報が停止する。
【0058】つぎに、操作スイッチ33が操作されてこ
のスイッチ33が閉成すると、第1の表示停止指令とし
ての個別の点滅停止指令が発生し、この指令により補助
接点31a,操作スイッチ33を介して補助継電器26
が通電励磁され、この励磁により操作スイッチ10が操
作された場合と同様にしてスイッチギヤ18bの故障表
示灯30の点滅が停止する。
【0059】さらに、操作スイッチ34が操作されてこ
のスイッチ34が閉成すると、第2の表示停止指令とし
て個別の消灯指令が発生し、この指令により補助接点3
1a,操作スイッチ34を介して補助継電器27が通電
励磁され、この励磁により操作スイッチ11を操作した
場合と同様にしてスイッチギヤ18bの故障表示灯30
が消灯する。
【0060】したがって、警報器5が増設側のスイッチ
ギヤ18b〜18nの警報にも共用され、しかも、スイ
ッチギヤ18b〜18nの故障の表示・警報の停止が、
スイッチギヤ設備Aのスイッチギヤ1aに設けた共通の
操作スイッチ9〜11の操作,それぞれの操作スイッチ
32〜34の操作のいずれによっても行える。
【0061】そのため、増設側のスイッチギヤ18a〜
18nを含めた受配電設備全体につき、スイッチギヤ設
備Aの1個所,すなわちスイッチギヤ1aにより故障の
警報及びその表示・警報の停止操作を行うことができ、
操作連動を図ることができる。
【0062】しかも、増設側のスイッチギヤ18b〜1
8nについては、自己完結形の特長である個別の操作で
も故障の表示・警報を停止することができる。したがっ
て、操作連動形,自己完結形の特長を共に活して一体化
し、設備の拡大等を図ることができる。
【0063】なお、増設側のスイッチギヤ18b〜18
nそれぞれに補助継電器31及びその補助接点31aを
設け、スイッチギヤ18b〜18nそれぞれに故障が発
生したときにのみ、個々の操作スイッチ32〜34の操
作を受付けるようにしているため、故障していない他の
増設側のスイッチギヤの操作スイッチ32〜34の操作
で誤って故障の表示・警報が停止することもない。
【0064】そして、回路ユニット19aは、例えば、
スイッチギヤ18b〜18nのいずれかに設けてもよ
く、スイッチギヤ18a〜18nと別個独立に設けても
よく、また、スイッチギヤ1aに設けてもい。
【0065】また、回路ユニット19aの電源装置20
は増設側の補助継電器21,22,…がスイッチギヤ設
備A側の補助継電器12,13,…と同じ動作電圧で動
作する場合等には省くことができる。
【0066】さらに、各補助継電器12,13,…,2
1,22,…の代わりに論理回路等の電子回路で形成し
てもよく、コンピュータのソフトウエアにより形成して
もよく、その場合の回路構成等は図1〜図3のものに限
るものではない。そして、増設側のスイッチギヤは1台
であってもよいのは勿論である。
【0067】
【発明の効果】本発明は、以下に記載する効果を奏す
る。操作連動形のスイッチギヤ設備Aと増設側のいわゆ
る自己完結形のスイッチギヤ18b〜18nとの間に第
1,第2の伝送路手段が介在し、しかも、スイッチギヤ
設備Aの所定の1台のスイッチギヤ1aに共通の警報手
段(警報器5),設備側の共通の操作手段(操作スイッ
チ6,7,8)とともに増設側の共通の操作手段(操作
スイッチ9,10,11)が設けられたため、増設側の
スイッチギヤ18b〜18nの故障の警報をスイッチギ
ヤ1aの共通の警報手段で行うことができる。
【0068】また、増設側のスイッチギヤ18b〜18
nの故障の表示・警報の停止を、前記増設側の共通の操
作手段の操作,スイッチギヤ18b〜18nそれぞれの
操作手段(操作スイッチ32,33,34)の操作のい
ずれによっても行うことができる。
【0069】そのため、増設側のスイッチギヤを含む設
備全体の故障の警報及びその表示・警報の停止操作が1
個所(スイッチギヤ1a)で行え、全体の操作連動を図
ることができるとともに、増設側のスイッチギヤ18b
〜18cにおいてはそれぞれの操作でも故障の表示・警
報の停止が行え、操作連動形のスイッチギヤ設備Aと自
己完結形の増設側のスイッチギヤ18b〜18nとを組
合せ、両者の特長を損ねることなく一体化して受配電設
備の設備規模の拡大等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態の回路ブロック図であ
る。
【図2】図1のスイッチギヤ設備の詳細な回路ブロック
図である。
【図3】図1の増設設備の詳細な回路ブロック図であ
る。
【符号の説明】
A スイッチギヤ設備 1a〜1n スイッチギヤ設備のスイッチギヤ 5 警報器 6,7,8 設備側の共通の操作手段を形成する操作ス
イッチ 9,10,11 増設側の共通の操作手段を形成する操
作スイッチ 18a〜18n 増設設備のスイッチギヤ 19a 第1,第2の伝送路手段を形成する回路ユニッ
ト 31,32,33 増設設備のスイッチギヤの操作スイ
ッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個々に故障の表示,警報指令の機能を有
    する一群のスイッチギヤのうちの所定の1台に、前記各
    スイッチギヤの警報指令により作動して故障の警報を発
    生する共通の警報手段,前記各スイッチギヤの故障の表
    示・警報の停止操作に共用される設備側の共通の操作手
    段を設けた操作連動形のスイッチギヤ設備と、 個別に故障の表示,警報指令の機能,故障の表示・警報
    の停止操作用の操作手段を有する増設側のスイッチギヤ
    と、 前記増設側のスイッチギヤの警報指令,警報停止指令を
    前記警報手段に伝送して該警報手段を発,停する第1の
    伝送路手段と、 前記スイッチギヤ設備の前記所定の1台のスイッチギヤ
    に設けられ,前記増設側のスイッチギヤの故障の表示・
    警報の停止操作に共用される増設側の共通の操作手段
    と、 前記増設側の共通の操作手段の操作出力を前記増設側の
    スイッチギヤに伝送し,前記増設側のスイッチギヤの故
    障の表示,警報指令を停止して前記警報停止指令を発生
    させる第2の伝送路手段とを備えたことを特徴とする受
    配電設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012089853A (ja) * 2005-09-26 2012-05-10 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置

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