JPH097080A - 故障警報装置 - Google Patents

故障警報装置

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Publication number
JPH097080A
JPH097080A JP15281795A JP15281795A JPH097080A JP H097080 A JPH097080 A JP H097080A JP 15281795 A JP15281795 A JP 15281795A JP 15281795 A JP15281795 A JP 15281795A JP H097080 A JPH097080 A JP H097080A
Authority
JP
Japan
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relay
contact
alarm
self
button switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP15281795A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hirai
宏治 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH097080A publication Critical patent/JPH097080A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 復帰回路部3に使用するリレーの個数を1つ
にすることを目的とする。 【構成】 動作コイルacと復帰コイルrcを有するキ
ープリレーKRを1個使用し、故障接点11が閉成して
警報用リレー12が動作し、警報器21が作動したとき
警報停止用押釦スイッチ31の操作でキープリレーKR
の動作コイルacを付勢して、接点KC−1,KC−2
を閉じ、自己保持解除リレー13を動作させて警報器2
1の警報を停止させる。復帰は、故障復帰用押釦スイッ
チ33を押すことにより、キープリレーKRの復帰コイ
ルrcを付勢して接点KC−1,KC−2を開き警報用
リレー12を復帰させ、そのa接点12a−1で自己保
持解除リレー13を復帰させ、すべての回路を元の状態
に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受電・配電設備の配電
盤に設けられる故障警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】故障警報(表示)装置は、制御配電盤上
の赤色動作表示灯「送電」が点灯し、ある機器が正常運
転中に、例えば、負荷側で過電流事故が発生したとする
と、過電流リレーが動作し、主遮断器を開路させるとと
もに、ブザー警報発鳴、赤色故障表示灯「過電流」点
灯,「送電」表示は消灯する。
【0003】つぎに保守員が盤面上の「警報停止」の押
釦を操作してブザーを停止し、事故原因を除去した後、
盤面上の「故障復帰」押釦を操作する。この操作によ
り、故障表示「過電流」は消灯し、再度主遮断器投入が
可能な状態に復帰する。
【0004】図2はかかる配電盤に設けられた故障警報
装置の回路構成図で、大別して自己保持回路部1と、警
報回路部2および復帰回路部3とから成り、夫々制御用
電源P−Nに接続されている。
【0005】自己保持回路部1は、機器の故障等により
閉成する故障接点11と、該故障接点11が閉成したと
き励磁されて動作し、その常開接点(a接点)12a−
1,12a−2を閉じる警報(表示)用リレー12と、
b接点13b,切換接点13cを有する自己保持解除リ
レー13とから成る。
【0006】また警報回路部2は、警報用リレー12の
a接点12a−1と自己保持解除リレー13の常閉接点
(b接点)13bと直列接続された警報器21で形成さ
れている。警報器21は一般に聴覚により感知するブザ
ー(又はベル)が使用される。なお、22はタイマで警
報器21と並列接続され、所定時間後警報停止用の接点
22aを閉成して後述の警報停止用押釦スイッチ31と
同じ機能を持たせたものである。
【0007】復帰回路部3は、警報停止押釦スイッチ3
1と、該押釦スイッチ31を押したとき動作する警報停
止用リレー32と、故障復帰押釦スイッチ33と、該故
障復帰押釦スイッチ33を押したとき動作する復帰用リ
レー34とから成る。なお、前記のタイマリレー22
は、現場が無人の場合にタイマ22のタイムアップ後、
その接点22aを閉じ警報停止用リレー32を動作させ
る。
【0008】自己保持回路部1の自己保持解除リレー1
3は、警報用リレー12のa接点12a−1、復帰用リ
レー34のb接点34bと、警報停止用リレー32のa
接点32aと直列に制御用電源P,Nに接続され、ま
た、自己の切換接点13cの接点aで自己保持する。
【0009】動作は、故障接点11が閉じられると、警
報用リレー12が動作し、そのa接点12a−1,12
a−2を閉じる。a接点12a−1の閉路で自己保持す
るとともに、a接点12a−2の閉成で警報器21に電
流が流れて該警報器は作動し、ブザー又はベル等を発鳴
させる。また、このとき、図示を省略したが、故障に該
当する項目を記した故障表示器が点灯する。
【0010】警報器21のブザーが鳴ると、近くにいた
保守員が警報停止押釦スイッチ31を押す。この押釦ス
イッチ31の閉成により警報停止用リレー32が動作
し、そのa接点32aを閉じ、自己保持解除リレー13
が動作し、切換接点13cの接点a側が閉じて自己保持
し、接点b側を開放すると同時に警報器21の回路上の
b接点13bを開き警報器21のブザーの鳴動を停止さ
せる。このとき、現場が無人の場合は、ブザーが鳴った
とき、タイマー22が始動し、所定時間後、接点22a
を閉じ前述の同様の動作をなす。
【0011】保守員が故障箇所を発見し、復帰が完了し
たとき、故障復帰押釦スイッチ33を押す。この押釦ス
イッチ33の閉成により復帰用リレー34が動作し、そ
のb接点34bを開放して警報用リレー12が復帰し、
そのa接点12a−1を開放することにより自己保持解
除リレー13も復帰し元の健全時の回路状態に戻る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
故障警報(表示)回路は、警報停止用リレーと復帰用リ
レーとを別々のリレー回路で構成している。それは、警
報停止と故障復帰は、故障の発見(ブザー鳴動又は故障
表示)、故障箇所復旧後のリセット動作がそれぞれ別々
の動作であるという既成概念によるものである。
【0013】しかし、一連の動作を考察すると、警報停
止と故障復帰は同時に行われることがないため、別々の
リレー回路を構成する必要がないことがわかった。
【0014】そこで、本発明はこの点に着目し、一つの
リレー回路で構成して回路の簡素化を図ることを目的と
するものであるとする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明において、上記の
課題を解決するための手段は、故障接点が閉成したとき
に動作して自己保持するとともに、警報器の回路を閉成
して警報器を作動させる警報用リレーと、警報停止押釦
スイッチを操作したとき動作コイルが付勢されて接点を
閉じて、その状態を維持し、故障復帰用押釦スイッチを
操作したとき復帰コイルが付勢されて保持状態を解除し
て接点を開くキープリレーと、該キープリレーの接点が
閉じたとき動作して自己保持すると同時に前記警報用リ
レーの回路を開いて当該警報用リレーを復帰させるとと
もに、キープリレーの接点が開いたとき前記警報用リレ
ーを復帰させて自己保持を解除して復帰する自己保持解
除リレーを備えた故障警報装置とするものである。
【0016】
【作用】故障接点11が閉成すると故障用リレー12が
動作し、そのa接点12a−1で自己保持し、12a−
2で警報器21が作動する。この警報器の警報を停止さ
せるために警報停止用押釦スイッチ31を操作する。こ
の操作により、キープリレーKRの動作コイル(又は復
帰コイル)が付勢され、その接点を閉じ、自己保持解除
リレー13を介して警報器21の動作は停止される。
【0017】次に、故障を修復して元に復帰させる場合
は、故障復帰用押釦スイッチ33を操作する。この操作
により、キープリレーKRの復帰コイル(又は動作コイ
ル)が付勢されその接点が開き、警報用リレー12が復
帰してa接点12a−1が開く。このa接点12a−1
の開放により自己保持解除リレー13は復帰し、すべて
の回路が元の回路状態に復帰する。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例に基づい
て説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例の回路構成図を示
す。本発明は、復帰回路部3に、キープリレーを使用し
たことを特徴とするものである。従って、図2と同一部
分又は相当部分には、これと同じ符号を付して説明を省
略し、特徴部分について説明する。
【0020】図1においてKRはキープリレーで、動作
コイルacと復帰コイルrcを有し、動作コイルacを
一度付勢すると、入力がなくなっても保持状態を継続す
る。復帰コイルrcを付勢することにより、保持が解除
され復帰し機械的なロック回路を形成している。KC−
1およびKC−2は、このキープリレーKRの接点で、
例えば動作コイルacが付勢されたとき接点KC−1お
よびKC−2を閉じ、この状態で復帰コイルrcを付勢
したとき、接点KC−1およびKC−2を開く。なお、
動作コイルと復帰コイルは説明の都合上のもので、構成
上は区別されない。
【0021】この接点KC−1およびKC−2は、自己
保持回路部1の自己保持解除リレー13と直列に接続さ
れ、警報用リレー12のa接点12a−1を介して制御
電源P−Nに接続される。そして、この接点KC−1と
KC−2の接続線と、故障接点11と警報用リレー12
間とを接続する。
【0022】次に動作を説明する。キープリレーKR
は、通常時には復帰コイルが付勢され保持が解除されて
復帰状態を維持しており、接点KC−1および、KC−
2は開となっている。この状態で故障接点11が閉成す
ると、警報用リレー12が動作し、そのa接点12a−
1および12a−2を閉じ、a接点12a−1の閉成に
より、警報用リレー12は、a接点12a−1と、切換
接点13cの接点bを介して自己保持回路を形成して自
己保持すると同時に、a接点12a−2の閉成により警
報器21が動作し警報を鳴らす。
【0023】この警報器21の動作により保守員は故障
を知り、まず、警報を停止させ、故障の修復をする。即
ち、故障停止用押釦スイッチ31を押すことにより、キ
ープリレーKRの動作コイルacが付勢され、接点KC
−1およびKC−2を閉じる。
【0024】然る時は、自己保持解除リレー13は、接
点12a−1−接点KC−2−KC−1を介して励磁さ
れて動作し、その切換接点13cの接点bを開き、接点
aを閉じて自己保持すると同時に、b接点13bが開き
警報器21に流れていた電流を切り、鳴動を止める。
【0025】そして、保守員は故障箇所を調べ、修復し
て元に復帰させた後、故障復帰押釦スイッチ33を押
す。この故障復帰押釦スイッチ33を押すことにより、
キープリレーKRの復帰コイルrcが付勢され、接点K
C−1およびKC−2が開放される。接点KC−2が開
くことにより、警報用リレー12の回路が開放され、該
警報用リレー12が復帰し、そのa接点12a−1を開
いて自己保持解除リレー13の回路を開放し、当該リレ
ー13を復帰させる。このようにしてすべての回路が元
に復帰される。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように、既成概念に捕わ
れることなく、従来、復帰回路部3に、別々に設けられ
ていた警報停止用と復帰用の2つのリレーをキープリレ
ー1個に置き換えたので、配電盤における取付スペース
の縮小化、盤全体の小形化および取付作業の簡単化が可
能となり経済性が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成図。
【図2】従来例の故障警報装置の回路構成図。
【符号の説明】
1…自己保持回路部 2…警報回路部 3…復帰回路部 11…故障接点 12…警報用リレー 13…自己保持解除リレー 21…警報器 22…タイマ 31…警報停止押釦スイッチ 32…警報停止用リレー 33…故障復帰押釦スイッチ 34…復帰用リレー KR…キープリレー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 故障接点が閉成したときに動作して自己
    保持するとともに、警報器の回路を閉成して警報器を作
    動させる警報用リレーと、 警報停止押釦スイッチを操作したとき動作コイルが付勢
    されて接点を閉じて、その状態を維持し、故障復帰用押
    釦スイッチを操作したとき復帰コイルが付勢されて保持
    状態を解除して接点を開くキープリレーと、 該キープリレーの接点が閉じたとき動作して自己保持す
    ると同時に前記警報用リレーの回路を開いて当該警報用
    リレーを復帰させるとともに、キープリレーの接点が開
    いたとき前記警報用リレーを復帰させて自己保持を解除
    して復帰する自己保持解除リレーを備えたことを特徴と
    する故障警報装置。
JP15281795A 1995-06-20 1995-06-20 故障警報装置 Pending JPH097080A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15281795A JPH097080A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 故障警報装置

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ID=15548813

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008156091A1 (ja) 2007-06-18 2008-12-24 Nippon Sheet Glass Company, Limited ガラス組成物
KR20170115264A (ko) * 2016-04-07 2017-10-17 한울로드 주식회사 원터치 결합 구조를 갖는 방호용 난간 및 시공방법
CN110289684A (zh) * 2019-06-12 2019-09-27 国网河南省电力公司电力科学研究院 一种微机装置的自动重启控制设备及方法

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