JPH09163408A - 立体テレビ映像信号記録再生伝送表示システム、パノラマ映像信号記録再生伝送表示システム、及び2チャンネル多重映像信号記録再生伝送表示システム - Google Patents

立体テレビ映像信号記録再生伝送表示システム、パノラマ映像信号記録再生伝送表示システム、及び2チャンネル多重映像信号記録再生伝送表示システム

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JPH09163408A
JPH09163408A JP7345760A JP34576095A JPH09163408A JP H09163408 A JPH09163408 A JP H09163408A JP 7345760 A JP7345760 A JP 7345760A JP 34576095 A JP34576095 A JP 34576095A JP H09163408 A JPH09163408 A JP H09163408A
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video signal
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reproducing
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interlaced
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Application number
JP7345760A
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English (en)
Inventor
Seiichi Takeuchi
誠一 竹内
Shoichi Nishino
正一 西野
Tatsuro Shigesato
達郎 重里
Yuji Fujiwara
裕士 藤原
Kazuhiro Wake
一博 和気
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来規格の映像信号に複数の映像を多重化
し、表示装置を見る観視者に立体映像、パノラマ映像、
2チャンネル映像等を提供すること。 【解決手段】 毎秒30フレームのノンインターレース
の映像信号BとCとを、映像信号多重装置201でフレ
ーム単位で多重化し、毎秒60フレームのノンインター
レースの映像信号Aに変換する。そして映像信号Aを記
録再生する記録再生機器102、104と、映像信号A
の伝送路101、103とを用いて、多重化した映像信
号を表示装置301に入力する。こうすると観察者は液
晶シャッタめがねをかけて、交互に表示される左右の映
像を立体画像として観ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1秒間にmフレー
ム(mは正の数である)のノンインターレースの映像信
号を記録再生する機器と伝送路を用いて、従来より高画
質な立体映像信号を記録再生又は伝送できる立体テレビ
映像信号記録再生伝送表示システム、パノラマ映像信号
を記録再生又は伝送できるパノラマ映像信号記録再生伝
送表示システム、及び2種類の映像信号を記録再生又は
伝送できる2チャンネル多重映像信号記録再生伝送表示
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のNTSC信号として有効画素数が
水平方向720画素、垂直方向480画素で、フィール
ド周波数が60Hzのインターレースの映像信号がある。
これに対して近年、高画質化を狙ってEDTV2などの
ノンインターレースの映像信号を扱う機器の開発が多方
面で行なわれている。このうち一般的なノンインターレ
ースの映像信号の処理の流れを図19を用いて説明す
る。
【0003】図19は本発明の基本となるノンインター
レースの映像信号記録再生伝送表示システムの構成の一
例を示す説明図である。本図において映像信号記録再生
伝送表示システムは、伝送路101、記録再生装置10
2、伝送路103、記録再生装置104、表示装置10
5を含んで構成される。
【0004】次にこの映像信号記録再生伝送表示システ
ムの動作を説明する。有効画素数が水平方向720画
素、垂直方向480画素で、フレーム周波数が60Hzの
ノンインターレースの映像信号Aは、伝送路101を介
して表示装置105に表示されたり、記録再生装置10
2に記録されたりする。記録再生装置102から再生さ
れた映像信号S1は表示装置105に表示されたり、伝
送路103を介して表示装置105に表示されたり、再
び記録再生装置104に記録されたりする。記録再生装
置104から再生された映像信号S2は表示装置105
で表示される。
【0005】なお、本システムは伝送路101と表示装
置105からなるシステム、記録再生装置102と表示
装置105とからなるシステム、記録再生装置102と
伝送路103と表示装置105とからなるシステム、記
録再生装置102と伝送路103と記録再生装置104
と表示装置105とからなるシステムのうち、少なくと
もいずれか1つのシステムで形成されていればよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムを用い
れば、有効画素数が水平方向720画素、垂直方向48
0画素で、フレーム周波数が60Hzのノンインターレー
スの映像信号Aを記録、再生、伝送、表示することがで
きる。しかし、従来のシステムでは、ノンインターレー
スの映像信号を表示することによって、表示装置の観視
者にNTSC信号に比べて高画質な映像を提供できる
が、それ以外の新しいサービスは行なわれていなかっ
た。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、映像信号の記録、再生、伝
送、表示時に、その映像信号のサービス内容に適した表
示方法を用いることによって、表示装置を見る観視者に
対して立体映像又はパノラマ映像を提供したり、観視者
に応じて2チャンネルの映像の一方を選択できるように
した映像信号記録再生表示システムを提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本願の請求項1記載の発明は、1秒間にmフレ
ーム(mは正の数である)のノンインターレースの映像
信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記録再生
手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少なくとも
一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システムにお
いて、1秒間にm/2フレームのノンインターレースの
左眼用の映像信号Bと、1秒間にm/2フレームのノン
インターレースの右眼用の映像信号Cとを入力とし、フ
レーム単位で多重して映像信号Aとして記録再生手段も
しくは伝送手段に出力する映像信号多重装置と、記録再
生手段もしくは伝送手段により記録再生および伝送され
た映像信号Aを表示する表示手段とを具備するものであ
る。
【0009】本願の請求項2記載の発明は、1秒間にm
フレーム(mは正の数である)のノンインターレースの
映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記録
再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少なく
とも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システム
において、1秒間にm/2フレームのノンインターレー
スの左眼用の映像信号Bと、1秒間にm/2フレームの
ノンインターレースの右眼用の映像信号Cとを入力と
し、フレーム単位で多重して映像信号Aとして記録再生
手段もしくは伝送手段に出力する映像信号多重装置と、
記録再生手段もしくは伝送手段により記録再生および伝
送された映像信号Aを映像信号Bおよび映像信号Cに分
離する映像信号分離手段と、映像信号Bおよび映像信号
Cを表示する表示手段とを具備するものである。
【0010】このような構成によれば、液晶シャッタま
たHMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)などの表
示装置を用いることによって、1秒間にm/2フレーム
のノンインターレースの立体映像を観視者に提供するこ
とができる。
【0011】本願の請求項3記載の発明は、1秒間にm
フレーム(mは正の数である)のノンインターレースの
映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記録
再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少なく
とも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システム
において、1秒間にmフィールドのインターレースの左
眼用の映像信号Dと、1秒間にmフィールドのインター
レースの右眼用の映像信号Eとを入力とし、フィールド
単位で多重して映像信号Aとして記録再生手段もしくは
伝送手段に出力する映像信号多重装置と、記録再生手段
もしくは伝送手段により記録再生および伝送された映像
信号Aを表示する表示手段とを具備するものである。
【0012】本願の請求項4記載の発明は、1秒間にm
フレーム(mは正の数である)のノンインターレースの
映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記録
再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少なく
とも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システム
において、1秒間にmフィールドのインターレースの左
眼用の映像信号Dと、1秒間にmフィールドのインター
レースの右眼用の映像信号Eとを入力とし、フィールド
単位で多重して映像信号Aとして記録再生手段もしくは
伝送手段に出力する映像信号多重装置と、記録再生手段
もしくは伝送手段により記録再生および伝送された映像
信号Aを映像信号Dおよび映像信号Eに分離する映像信
号分離手段と、映像信号Dおよび映像信号Eを表示する
表示手段を具備するものである。
【0013】本願の請求項5記載の発明は、1秒間にm
フレーム(mは正の数である)のノンインターレースの
映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記録
再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少なく
とも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システム
において、1秒間にmフィールドのインターレースの左
眼用の映像信号Dと、1秒間にmフィールドのインター
レースの右眼用の映像信号Eとを入力とし、ライン単位
で多重して映像信号Aとして記録再生手段もしくは伝送
手段に出力する映像信号多重装置と、記録再生手段もし
くは伝送手段により記録再生および伝送された映像信号
Aを表示する表示手段を具備するものである。
【0014】本願の請求項6記載の発明は、1秒間にm
フレーム(mは正の数である)のノンインターレースの
映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記録
再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少なく
とも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システム
において、1秒間にmフィールドのインターレースの左
眼用の映像信号Dと、1秒間にmフィールドのインター
レースの右眼用の映像信号Eとを入力とし、ライン単位
で多重して映像信号Aとして記録再生手段もしくは伝送
手段に出力する映像信号多重装置と、記録再生手段もし
くは伝送手段により記録再生および伝送された映像信号
Aを映像信号Dおよび映像信号Eに分離する映像信号分
離手段と、映像信号Dおよび映像信号Eを表示する表示
手段を具備するものである。
【0015】このような構成によれば、液晶シャッタや
HMDなどの表示装置を用いることによって、1秒間に
mフィールドのインターレースの立体映像を観視者に提
供することができる。
【0016】本願の請求項7記載の発明は、1秒間にm
フレーム(mは正の数である)のノンインターレースの
映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記録
再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少なく
とも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システム
において、1フレームの垂直画素数が映像信号Aの2倍
で1秒間にmフィールドのインターレースの映像信号F
を映像信号Aとして、記録再生手段もしくは伝送手段に
入力し、さらに記録再生手段もしくは伝送手段により記
録再生および伝送された映像信号Fを表示する表示手段
を具備するものである。
【0017】このような構成によれば、1秒間にmフィ
ールドのインターレースの垂直方向パノラマ映像を観視
者に提供することができる。
【0018】本願の請求項8記載の発明は、1秒間にm
フレーム(mは正の数である)のノンインターレースの
映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記録
再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少なく
とも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システム
において、1フレームの垂直画素数が映像信号Aの2倍
で1秒間にmフィールドのインターレースの映像信号F
を映像信号Aとして、記録再生手段もしくは伝送手段に
入力し、さらに記録再生手段もしくは伝送手段により記
録再生および伝送された映像信号Fの1フィールド内の
任意の垂直位置を選択して映像信号Fの1フィールドの
垂直画素数の半分の映像信号Gを表示する表示手段を具
備するものである。
【0019】このような構成によれば、1秒間にmフィ
ールドのインターレースの垂直方向パノラマ映像中の観
視者が希望する通常映像サイズの映像を観視者に提供す
ることができる。
【0020】本願の請求項9記載の発明は、1秒間にm
フレーム(mは正の数である)のノンインターレースの
映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記録
再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少なく
とも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システム
において、1フレームの水平画素数が映像信号Aの2倍
で1秒間にmフィールドのインターレースの映像信号H
を映像信号Aとして、記録再生手段もしくは伝送手段に
入力し、さらに記録再生手段もしくは伝送手段により記
録再生および伝送された映像信号Hを表示する表示手段
を具備するものである。
【0021】このような構成によれば、1秒間にmフィ
ールドのインターレースの水平方向パノラマ映像を観視
者に提供することができる。
【0022】本願の請求項10記載の発明は、1秒間に
mフレーム(mは正の数である)のノンインターレース
の映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記
録再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少な
くとも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システ
ムにおいて、1フレームの水平画素数が映像信号Aの2
倍で1秒間にmフィールドのインターレースの映像信号
Hを映像信号Aとして、記録再生手段もしくは伝送手段
に入力し、さらに記録再生手段もしくは伝送手段により
記録再生および伝送された映像信号Hの1フィールド内
の任意の水平位置を選択して映像信号Hの1フィールド
の水平画素数の半分の映像信号Iを表示する表示手段を
具備するものである。
【0023】このような構成によれば、1秒間にmフィ
ールドのインターレースの水平方向パノラマ映像中の観
視者が希望する通常映像サイズの映像を観視者に提供す
ることができる。
【0024】本願の請求項11記載の発明は、1秒間に
mフレーム(mは正の数である)のノンインターレース
の映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記
録再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少な
くとも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システ
ムにおいて、1フレームの垂直画素数が映像信号Aの2
倍で1秒間にm/2フレームのノンインターレースの映
像信号Jを映像信号Aとして記録再生手段もしくは伝送
手段に入力し、さらに録再生手段もしくは伝送手段によ
り記録再生および伝送された映像信号Jを表示する表示
手段を具備するものである。
【0025】このような構成によれば、1秒間にm/2
フレームのノンインターレースの垂直方向パノラマ映像
を観視者に提供することができる。
【0026】本願の請求項12記載の発明は、1秒間に
mフレーム(mは正の数である)のノンインターレース
の映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記
録再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少な
くとも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システ
ムにおいて、1フレームの垂直画素数が映像信号Aの2
倍で1秒間にm/2フレームのノンインターレースの映
像信号Jを映像信号Aとして記録再生手段もしくは伝送
手段に入力し、さらに記録再生手段もしくは伝送手段に
より記録再生および伝送された映像信号Jの1フレーム
内の任意の垂直位置を選択して映像信号Jの1フレーム
の垂直画素数の半分の映像信号Kを表示する表示手段を
具備するものである。
【0027】このような構成によれば、1秒間にm/2
フレームのノンインターレースの垂直方向パノラマ映像
中の観視者が希望する通常映像サイズの映像を観視者に
提供することができる。
【0028】本願の請求項13記載の発明は、1秒間に
mフレーム(mは正の数である)のノンインターレース
の映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記
録再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少な
くとも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システ
ムにおいて、1フレームの水平画素数が映像信号Aの2
倍で1秒間にm/2フレームのノンインターレースの映
像信号Lを映像信号Aとして記録再生手段もしくは伝送
手段に入力し、さらに記録再生手段もしくは伝送手段に
より記録再生および伝送された映像信号Lを表示する表
示手段を具備するものである。
【0029】このような構成によれば、1秒間にm/2
フレームのノンインターレースの水平方向パノラマ映像
を観視者に提供することができる。
【0030】本願の請求項14記載の発明は、1秒間に
mフレーム(mは正の数である)のノンインターレース
の映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記
録再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少な
くとも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システ
ムにおいて、1フレームの水平画素数が映像信号Aの2
倍で1秒間にm/2フレームのノンインターレースの映
像信号Lを映像信号Aとして記録再生手段もしくは伝送
手段に入力し、さらに記録再生手段もしくは伝送手段に
より記録再生および伝送された映像信号Lの1フレーム
内の任意の水平位置を選択して映像信号Lの1フレーム
の水平画素数の半分の映像信号Mを表示する表示手段を
具備するものである。
【0031】このような構成によれば、1秒間にm/2
フレームのノンインターレースの水平方向パノラマ映像
中の観視者が希望する通常画像サイズの映像を観視者に
提供することができる。
【0032】本願の請求項15記載の発明は、1秒間に
mフレーム(mは正の数である)のノンインターレース
の映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記
録再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少な
くとも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システ
ムにおいて、1秒間にm/2フレームのノンインターレ
ースの映像信号Oと、1秒間にm/2フレームのノンイ
ンターレースの映像信号Pとを入力とし、フレーム単位
で多重して映像信号Aとして記録再生手段もしくは伝送
手段に出力する映像信号多重装置と、記録再生手段もし
くは伝送手段により記録再生および伝送された映像信号
Aを映像信号Oおよび映像信号Pに分離する映像信号分
離手段と、観視者の選択により映像信号Oまたは映像信
号Pを表示する表示手段とを具備するものである。
【0033】このような構成によれば、1秒間にm/2
フレームのノンインターレースの映像を観視者の選択に
応じて提供することができる。
【0034】本願の請求項16記載の発明は、1秒間に
mフレーム(mは正の数である)のノンインターレース
の映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記
録再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少な
くとも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システ
ムにおいて、1秒間にm/2フレームのノンインターレ
ースの映像信号Oと、1秒間にm/2フレームのノンイ
ンターレースの映像信号Pとを入力とし、フレーム単位
で多重して映像信号Aとして記録再生手段もしくは伝送
手段に出力する映像信号多重装置と、記録再生手段もし
くは伝送手段により記録再生および伝送された映像信号
Aを映像信号Oおよび映像信号Pに分離する映像信号分
離手段と、映像信号Oと映像信号Pを同時に表示する表
示手段とを具備するものである。
【0035】このような構成によれば、1秒間にm/2
フレームのノンインターレースの映像を観視者に同時に
2チャンネル提供することができる。
【0036】本願の請求項17記載の発明は、1秒間に
mフレーム(mは正の数である)のノンインターレース
の映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記
録再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少な
くとも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システ
ムにおいて、1秒間にmフィールドのインターレースの
映像信号Rと、1秒間にmフィールドのインターレース
の映像信号Tとを入力とし、フィールド単位で多重して
映像信号Aとして記録再生手段もしくは伝送手段に出力
する映像信号多重装置と、記録再生手段もしくは伝送手
段により記録再生および伝送された映像信号Aを映像信
号Rおよび映像信号Tに分離する映像信号分離手段と、
観視者の選択により映像信号Rまたは映像信号Tを表示
する表示手段とを具備するものである。
【0037】このような構成によれば、1秒間にmフィ
ールドのインターレースの映像を観視者の選択に応じて
提供することができる。
【0038】本願の請求項18記載の発明は、1秒間に
mフレーム(mは正の数である)のノンインターレース
の映像信号Aを入力とし、映像信号Aを記録再生する記
録再生手段と、映像信号Aを伝送する伝送手段との少な
くとも一方を具備する映像信号記録再生伝送表示システ
ムにおいて、1秒間にmフィールドのインターレースの
映像信号Rと、1秒間にmフィールドのインターレース
の映像信号Tとを入力とし、フィールド単位で多重して
映像信号Aとして記録再生手段もしくは伝送手段に出力
する映像信号多重装置と、記録再生手段もしくは伝送手
段により記録再生および伝送された映像信号Aを映像信
号Rおよび映像信号Tに分離する映像信号分離手段と、
映像信号Rと映像信号Tを同時に表示する表示手段とを
具備するものである。
【0039】このような構成によれば、1秒間にmフィ
ールドのインターレースの映像を観視者に同時に2チャ
ンネル提供することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)第1の発明である立体テレビ映像信号
記録再生伝送表示システムについて説明する。図1は第
1実施形態における立体テレビ映像信号記録再生伝送表
示システムの構成を示すシステム図である。なお、従来
例を示す図19と同一部分は同一の符号を付けて説明す
る。本実施形態においては、伝送路101、103、記
録再生装置102、104に与えられる映像信号の帯域
又は伝送レートは、映像信号Aの帯域又は伝送レートと
同一とし、説明を具体化するために有効画素数が水平方
向720画素、垂直方向480画素で、フレーム周波数
が60Hzであるノンインターレースの輝度色差信号に相
当するものとする。
【0041】図1に示すように立体テレビ映像信号記録
再生伝送表示システムを、映像信号多重装置201、伝
送路101、記録再生装置102、伝送路103、記録
再生装置104、表示装置301を含んで構成する。映
像信号多重装置201は入力映像信号Bと入力映像信号
Cを多重し、映像信号Aと相当の規格の映像信号に変換
する装置である。
【0042】このように構成された第1実施形態の立体
テレビ映像信号記録再生伝送表示システムの動作を説明
する。ここで伝送路101と伝送路103とは映像信号
Aを伝送でき、記録再生装置102と記録再生装置10
4とは映像信号Aを記録再生できるものとする。まず、
入力映像信号Bと入力映像信号Cはともに、有効画素数
が水平方向720画素、垂直方向480画素で、フレー
ム周波数が30Hzであるノンインターレースの輝度色差
信号であり、それぞれ左眼用、右眼用の立体テレビ映像
信号である。
【0043】入力映像信号Bと入力映像信号Cは映像信
号多重装置201においてフレーム単位で多重する。映
像信号多重装置201で多重された映像信号X1は、伝
送路101を介して表示装置301に伝送したり、記録
再生装置102に記録したりする。そして記録再生装置
102から再生された映像信号S1を表示装置301に
与えたり、伝送路103を介して表示装置301に伝送
したり、記録再生装置104に記録したりする。記録再
生装置104で再生した映像信号S2は表示装置301
に与える。表示装置301に送った映像信号は、有効画
素数が、水平方向720画素、垂直方向480画素で、
フレーム周波数が60Hzであるノンインターレースの輝
度色差信号として表示する。
【0044】観視者は、フレーム周波数に同期して左右
の眼を交互に遮断する液晶シャッタめがね等を用いるこ
とによって、有効画素数が水平方向720画素、垂直方
向480画素でフレーム周波数が30Hzであるノンイン
ターレースの立体映像を見ることができる。
【0045】なお、本実施形態の表示装置301の表示
する有効画素数は、水平方向が720画素以下、垂直方
向が480画素以下のいかなる画素数でもよい。また、
本システムは映像信号多重装置201と伝送路101と
表示装置301とから構成されるシステム、映像信号多
重装置201と記録再生装置102と表示装置301と
から構成されるシステム、映像信号多重装置201と記
録再生装置102と伝送路103と表示装置301とか
ら構成されるシステム、映像信号多重装置201と記録
再生装置102と伝送路103と記録再生装置104と
表示装置301とから構成されるシステムのうち、少な
くともいずれか1つのシステムで形成されていればよ
い。また、映像信号Aの有効画素数は水平方向、垂直方
向ともに任意であり、フレーム周波数は60Hzとした
が、1秒間にmフレームとし、輝度色差信号としたもの
はRGB信号でもよい。
【0046】(実施の形態2)次に第2実施形態におけ
る立体テレビ映像信号記録再生伝送表示システムについ
て説明する。図2は第2実施形態の立体テレビ映像信号
記録再生伝送表示システムの構成を示すシステム図であ
る。以下本実施形態においては説明を容易にするため
に、各伝送路及び記録再生装置に与えられる映像信号は
映像信号Aと相当とし、有効画素数が水平方向720画
素、垂直方向480画素で、フレーム周波数が60Hzで
あるノンインターレースの輝度色差信号であるとする。
【0047】図2において、図1と同じ符号を付けたも
のは第1実施形態と同じ動作をするものであり、第1実
施形態と異なる部分について説明する。本実施形態の立
体テレビ映像信号記録再生伝送表示システムは、映像信
号Bと映像信号Cとを多重する映像信号多重装置20
2、伝送路101、103、記録再生装置102、10
4、入力された映像信号を映像信号S3と映像信号S4
に分離する映像信号分離装置402、表示装置302を
含んで構成する。表示装置302は例えばHMD(ヘッ
ドマウントディスプレイ)である。
【0048】このように構成された立体テレビ映像信号
記録再生伝送表示システムの動作を説明する。まず、入
力映像信号Bと入力映像信号Cはともに、有効画素数が
水平方向720画素、垂直方向480画素で、フレーム
周波数が30Hzであるノンインターレースの輝度色差信
号であり、それぞれ左眼用、右眼用の立体テレビ映像信
号である。
【0049】入力映像信号Bと入力映像信号Cは映像信
号多重装置202においてフレーム単位で多重し、映像
信号Aに相当の信号に変換する。映像信号多重装置20
2で多重した映像信号X1は、伝送路101を介して映
像信号分離装置402に伝送したり、記録再生装置10
2に記録したりする。記録再生装置102から再生した
映像信号S1は表示装置302に与えたり、伝送路10
3を介して映像信号分離装置402に伝送したり、記録
再生装置104に記録したりする。記録再生装置104
で再生した映像信号S2は映像信号分離装置402に与
える。
【0050】映像信号分離装置402は入力された映像
信号を、映像信号多重装置202で行なった多重の逆の
変換である分離処理を施し、有効画素数が水平方向72
0画素、垂直方向480画素でフレーム周波数が30Hz
であるノンインターレースの映像信号S3と、有効画素
数が水平方向720画素、垂直方向480画素でフレー
ム周波数が30Hzであるノンインターレースの映像信号
S4とに分離する。
【0051】表示装置302は入力映像信号Bに相当す
る映像信号S3を観視者の左眼に表示し、入力映像信号
Cに相当する映像信号S4を観視者の右眼に表示する。
よって、表示装置302の観視者は、有効画素数が水平
方向720画素、垂直方向480画素で、フレーム周波
数が30Hzであるノンインターレースの立体映像を見る
ことができる。
【0052】なお、本実施形態の表示装置302の表示
する有効画素数は、水平方向が720画素以下、垂直方
向が480画素以下のいかなる画素数でもよい。また本
システムは、映像信号多重装置202と伝送路101と
映像信号分離装置402と表示装置302とで構成され
るシステム、映像信号多重装置202と記録再生装置1
02と映像信号分離装置402と表示装置302とで構
成されるシステム、映像信号多重装置202と記録再生
装置102と伝送路103と映像信号分離装置402と
表示装置302とで構成されるシステム、映像信号多重
装置202と記録再生装置102と伝送路103と記録
再生装置104と映像信号分離装置402と表示装置3
02とで構成されるシステムのうち、少なくともいずれ
か1つのシステムで構成されていればよい。また、映像
信号Aの有効画素数は水平方向、垂直方向ともに任意で
あり、フレーム周波数は60Hzとしたが、1秒間にmフ
レームとし、輝度色差信号としたものはRGB信号でも
よい。
【0053】(実施の形態3)次に第3実施形態におけ
る立体テレビ映像信号記録再生伝送表示システムについ
て説明する。図3は第3実施形態の立体テレビ映像信号
記録再生伝送表示システムの構成を示すシステム図であ
る。なお、本実施形態においては、各伝送路及び記録再
生装置に与えられる映像信号は映像信号Aと相当とし、
説明を容易にするために有効画素数が水平方向720画
素、垂直方向480画素で、フレーム周波数が60Hzで
あるノンインターレースの輝度色差信号であるとする。
図3において、図1と同じ符号を付けたものは第1実施
形態と同じ動作をするものであり、第1実施形態と異な
る部分について説明する。本実施形態の立体テレビ映像
信号記録再生伝送表示システムは、映像信号Dと映像信
号Eを多重する映像信号多重装置203、伝送路10
1、103、記録再生装置102、104、表示装置3
03を含んで構成する。映像信号多重装置203は映像
信号Dと映像信号Eを多重する装置である。
【0054】まず、入力映像信号Dと入力映像信号Eは
ともに、有効画素数が水平方向720画素、垂直方向4
80画素で、フィールド周波数が60Hzであるインター
レースの輝度色差信号であり、それぞれ左眼用、右眼用
の立体テレビ映像信号である。入力映像信号Dと入力映
像信号Eは映像信号多重装置203においてフィールド
単位で多重化する。映像信号多重装置203で多重化し
た映像信号X1は、伝送路101を介して表示装置30
3に伝送したり、記録再生装置102に記録したりす
る。また記録再生装置102で再生した映像信号S1は
表示装置303に与えたり、伝送路103を介して表示
装置303に伝送したり、記録再生装置104に記録し
たりする。さらに記録再生装置104で再生した映像信
号S2は表示装置303に与える。表示装置303に入
力された映像信号は、有効画素数が水平方向720画
素、垂直方向480画素で、フィールド周波数が120
Hzであるインターレースの輝度色差信号として表示す
る。
【0055】表示装置303に表示された映像に対し
て、観視者はフィールド周波数120Hzに同期して左右
の眼を交互に遮断する液晶シャッタめがね等を用いるこ
とによって、有効画素数が水平方向720画素、垂直方
向480画素で、フィールド周波数が60Hzであるイン
ターレースの立体映像を見ることができる。
【0056】なお、本実施形態の表示装置303の表示
する有効画素数は、水平方向が720画素以下、垂直方
向が480画素以下のいかなる画素数でもよい。また本
システムは、映像信号多重装置203と伝送路101と
表示装置303とから構成されるシステム、映像信号多
重装置203と記録再生装置102と表示装置303と
から構成されるシステム、映像信号多重装置203と記
録再生装置102と伝送路103と表示装置303とか
ら構成されるシステム、映像信号多重装置203と記録
再生装置102と伝送路103と記録再生装置104と
表示装置303とから構成されるシステムのうち、少な
くともいずれか1つのシステムで構成されていればよ
い。また、映像信号Aの有効画素数は水平方向、垂直方
向ともに任意であり、フレーム周波数は60Hzとした
が、1秒間にmフレームとし、輝度色差信号としたもの
はRGB信号でもよい。
【0057】(実施の形態4)次に第4実施形態におけ
る立体テレビ映像信号記録再生伝送表示システムについ
て説明する。図4は第4実施形態の立体テレビ映像信号
記録再生伝送表示システムの構成を示すシステム図であ
る。なお、本実施形態においては説明を容易にするため
に、各伝送路及び記録再生装置に与えられる映像信号は
映像信号Aと相当とし、有効画素数が水平方向720画
素、垂直方向480画素で、フレーム周波数が60Hzで
あるノンインターレースの輝度色差信号であるとする。
図4において、図1と同じ符号を付けたものは第1実施
形態と同じ動作をするものであり、本実施形態において
は第1実施形態と異なる部分について説明する。
【0058】本実施形態の立体テレビ映像信号記録再生
伝送表示システムは、映像信号Dと映像信号Eを多重化
する映像信号多重装置204、伝送路101、103、
記録再生装置102、104、入力された映像信号を映
像信号S3と映像信号S4に分離する映像信号分離装置
404、HMD等の表示装置304を含んで構成する。
【0059】このように構成された立体テレビ映像信号
記録再生伝送表示システムの動作を説明する。まず、入
力映像信号Dと入力映像信号Eはともに、有効画素数が
水平方向720画素、垂直方向480画素で、フィール
ド周波数が60Hzであるインターレースの輝度色差信号
であり、それぞれ左眼用、右眼用の立体テレビ映像信号
である。
【0060】入力映像信号Dと入力映像信号Eとを映像
信号多重装置204においてフィールド単位で多重化
し、映像信号Aと相当の信号に変換する。映像信号多重
装置204で多重化した映像信号X1は、伝送路101
を介して映像信号分離装置404に伝送したり、記録再
生装置102に記録したりする。記録再生装置102か
ら再生された映像信号S1は映像信号分離装置404に
与えたり、伝送路103を介して映像信号分離装置40
4に伝送したり、記録再生装置104に記録したりす
る。また記録再生装置104で再生した映像信号S2は
映像信号分離装置404に与える。
【0061】映像信号分離装置404は、入力した映像
信号を映像信号多重装置204で行なった多重の逆の変
換である分離処理を行い、有効画素数が水平方向720
画素、垂直方向480画素でフィールド周波数が30Hz
であるインターレースの映像信号S3と、有効画素数が
水平方向720画素、垂直方向480画素でフィールド
周波数が30Hzであるインターレースの映像信号S4と
に分離する。
【0062】表示装置304は、入力映像信号Dに相当
する映像信号S3を観視者の左眼に表示し、入力映像信
号Eに相当する映像信号S4を観視者の右眼に表示す
る。よって表示装置304の観視者は、有効画素数が水
平方向720画素、垂直方向480画素で、フレーム周
波数が60Hzであるインターレースの立体映像を見るこ
とができる。
【0063】なお、本実施形態の表示装置304の表示
する有効画素数は、水平方向、垂直方向においてそれぞ
れ水平方向が720画素以下、垂直方向が480画素以
下のいかなる画素数でもよい。また本システムは、映像
信号多重装置204と伝送路101と映像信号分離装置
404と表示装置304とから構成されるシステム、映
像信号多重装置204と記録再生装置102と映像信号
分離装置404と表示装置304とから構成されるシス
テム、映像信号多重装置204と記録再生装置102と
伝送路103と映像信号分離装置404と表示装置30
4とから構成されるシステム、映像信号多重装置204
と記録再生装置102と伝送路103と記録再生装置1
04と映像信号分離装置404と表示装置304とから
構成されるシステムのうち、少なくともいずれか1つの
システムで構成されていればよい。また、映像信号Aの
有効画素数は水平方向、垂直方向ともに任意であり、フ
レーム周波数は60Hzとしたが、1秒間にmフレームと
し、輝度色差信号としたものはRGB信号でもよい。
【0064】(実施の形態5)次に第5実施形態におけ
る立体テレビ映像信号記録再生伝送表示システムについ
て説明する。図5は第5実施形態の立体テレビ映像信号
記録再生伝送表示システムの構成を示すシステム図であ
る。なお、本実施形態においては説明を容易にするため
に、各伝送路及び記録再生装置に与えられる映像信号は
映像信号Aと相当とし、有効画素数が水平方向720画
素、垂直方向480画素で、フレーム周波数が60Hzで
あるノンインターレースの輝度色差信号であるとする。
図5において、図1と同じ符号を付けたものは第1実施
形態と同じ動作をするものであり、本実施形態において
は第1実施形態と異なる部分について説明する。
【0065】本実施形態の立体テレビ映像信号記録再生
伝送表示システムは、映像信号Dと映像信号Eを多重化
する映像信号多重装置205、伝送路101、103、
記録再生装置102、104、画像の表示装置305を
含んで構成する。
【0066】このように構成された立体テレビ映像信号
記録再生伝送表示システムの動作を説明する。まず、入
力映像信号Dと入力映像信号Eはともに、有効画素数が
水平方向720画素、垂直方向480画素で、フィール
ド周波数が60Hzであるインターレースの輝度色差信号
であり、それぞれ左眼用、右眼用の立体テレビ映像信号
である。
【0067】映像信号多重装置205は入力映像信号D
と入力映像信号Eとに対してライン単位に多重化する。
映像信号多重装置205で多重化した映像信号X1は、
伝送路101を介して表示装置305に伝送したり、記
録再生装置102に記録したりする。記録再生装置10
2で再生した映像信号S1は表示装置305に与えた
り、伝送路103を介して表示装置305に伝送した
り、記録再生装置104に記録したりする。記録再生装
置104で再生した映像信号S2は表示装置305に与
える。表示装置305に入力した映像信号は、有効画素
数が水平方向720画素、垂直方向480画素でフレー
ム周波数が60Hzであるノンインターレースの輝度色差
信号として表示される。
【0068】観視者は、フレーム周波数とライン周波数
を掛け合わせたもの(60×480Hz)に同期して左右
の眼を交互に遮断する液晶シャッタめがね等を用いるこ
とによって、有効画素数が水平方向720画素、垂直方
向480画素でフィールド周波数が60Hzであるインタ
ーレースの立体映像を見ることができる。
【0069】なお、本実施形態の表示装置305の表示
する有効画素数は、水平方向、垂直方向において、それ
ぞれ水平方向は720画素以下、垂直方向は480画素
以下のいかなる画素数でもよい。また本システムは、映
像信号多重装置205と伝送路101と表示装置305
とから構成されるシステム、映像信号多重装置205と
記録再生装置102と表示装置305とから構成される
システム、映像信号多重装置205と記録再生装置10
2と伝送路103と表示装置305とから構成されるシ
ステム、映像信号多重装置205と記録再生装置102
と伝送路103と記録再生装置104と表示装置305
とから構成されるシステムのうち、少なくともいずれか
1つのシステムで構成されていればよい。また、映像信
号Aの有効画素数は水平方向、垂直方向ともに任意であ
り、フレーム周波数は60Hzとしたが、1秒間にmフレ
ームとし、輝度色差信号としたものはRGB信号でもよ
い。
【0070】(実施の形態6)次に第6実施形態におけ
る立体テレビ映像信号記録再生伝送表示システムについ
て説明する。図6は第6実施形態の立体テレビ映像信号
記録再生伝送表示システムの構成を示すシステム図であ
る。なお、本実施形態においては説明を容易にするため
に、各伝送路及び記録再生装置に与えられる映像信号は
映像信号Aと相当とし、有効画素数が水平方向720画
素、垂直方向480画素で、フレーム周波数が60Hzで
あるノンインターレースの輝度色差信号であるとする。
図6において、図1と同じ符号を付けたものは第1実施
形態と同じ動作をするものであり、本実施形態において
は第1実施形態と異なる部分について説明する。
【0071】本実施形態の立体テレビ映像信号記録再生
伝送表示システムは、映像信号Dと映像信号Eを多重化
する映像信号多重装置206、伝送路101、103、
記録再生装置102、104、入力された映像信号を映
像信号S3と映像信号S4とに分離する映像信号分離装
置406、HMD等の表示装置306を含んで構成す
る。
【0072】このように構成された立体テレビ映像信号
記録再生伝送表示システムの動作を説明する。まず、入
力映像信号Dと入力映像信号Eはともに、有効画素数が
水平方向720画素、垂直方向480画素で、フィール
ド周波数が60Hzであるインターレースの輝度色差信号
であり、それぞれ左眼用、右眼用の立体テレビ映像信号
である。
【0073】映像信号多重装置206は入力映像信号D
と入力映像信号Eに対してライン単位で多重化する。映
像信号多重装置206で多重した映像信号X1は、伝送
路101を介して映像信号分離装置406に伝送した
り、記録再生装置102に記録したりする。記録再生装
置102で再生した映像信号S1は映像信号分離装置4
06に与えたり、伝送路103を介して映像信号分離装
置406に伝送したり、記録再生装置104に記録した
りする。記録再生装置104で再生した映像信号S2は
映像信号分離装置406に与える。
【0074】映像信号分離装置406は、入力した映像
信号に対し映像信号多重装置206で行なった多重の逆
の変換である分離処理を行い、有効画素数が水平方向7
20画素、垂直方向480画素でフィールド周波数が6
0Hzであるインターレースの映像信号S3と、有効画素
数が水平方向720画素、垂直方向480画素でフィー
ルド周波数が60Hzであるインターレースの映像信号S
4とに分離する。
【0075】表示装置306は、入力映像信号Dに相当
する映像信号S3を観視者の左眼に表示し、入力映像信
号Eに相当する映像信号S4を観視者の右眼に表示す
る。よって、表示装置306の観視者は、有効画素数が
水平方向720画素、垂直方向480画素でフレーム周
波数が60Hzであるインターレースの立体映像を見るこ
とができる。
【0076】なお、本実施形態の表示装置306の表示
する有効画素数は、水平方向、垂直方向において、それ
ぞれ水平方向が720画素以下、垂直方向が480画素
以下のいかなる画素数でもよい。また本システムは映像
信号多重装置206と伝送路101と映像信号分離装置
406と表示装置306とから構成されるシステム、映
像信号多重装置206と記録再生装置102と映像信号
分離装置406と表示装置306とから構成されるシス
テム、映像信号多重装置206と記録再生装置102と
伝送路103と映像信号分離装置406と表示装置30
6とから構成されるシステム、映像信号多重装置206
と記録再生装置102と伝送路103と記録再生装置1
04と映像信号分離装置406と表示装置306とから
構成されるシステムのうち、少なくともいずれか1つの
システムで構成されていればよい。また、映像信号Aの
有効画素数は水平方向、垂直方向ともに任意であり、フ
レーム周波数は60Hzとしたが、1秒間にmフレームと
し、輝度色差信号としたものはRGB信号でもよい。
【0077】(実施の形態7)次に第2の発明であるパ
ノラマ映像信号記録再生伝送表示システムについて説明
する。図7は第7実施形態におけるパノラマ映像信号記
録再生伝送表示システムの構成を示すシステム図であ
る。なお、第1実施形態の図1と同一部分は同一の符号
を付けて説明する。本実施形態においては、伝送路10
1、103、記録再生装置102、104に与えられる
映像信号の帯域又は伝送レートは、映像信号Aの帯域又
は伝送レートと同一とし、説明を具体化するために有効
画素数が水平方向720画素、垂直方向480画素で、
フレーム周波数が60Hzであるノンインターレースの輝
度色差信号に相当するものとする。
【0078】図7に示すようにパノラマ映像信号記録再
生伝送表示システムを、伝送路101、記録再生装置1
02、伝送路103、記録再生装置104、表示装置3
07を含んで構成する。表示装置307は有効画素数が
水平方向720画素、垂直方向960画素で構成され、
垂直方向にパノラマ画面を表示する表示装置である。
【0079】このように構成されたパノラマ映像信号記
録再生伝送表示システムの動作を説明する。まず、入力
映像信号Fは有効画素数が水平方向720画素、垂直方
向960画素でフィールド周波数が60Hzであるインタ
ーレースの輝度色差信号である。
【0080】入力映像信号Fは、伝送路101を介して
表示装置307に伝送したり、記録再生装置102に記
録したりする。また記録再生装置102で再生した映像
信号S1を表示装置307に与えたり、伝送路103を
介して表示装置107に伝送したり、記録再生装置10
4に記録したりする。さらに記録再生装置104で再生
した映像信号S2は表示装置307に与える。表示装置
307に入力した映像信号は、有効画素数が水平方向7
20画素、垂直方向960画素でフィールド周波数が6
0Hzであるインターレースの輝度色差信号として表示す
る。観視者は表示装置307により、映像信号Aに比べ
て垂直方向の有効画素数が2倍である垂直方向にワイド
な画面を見ることができる。
【0081】なお、本実施形態の表示装置307の表示
する有効画素数は、水平方向、垂直方向において、それ
ぞれ水平方向が720画素以下、垂直方向が960画素
以下のいかなる画素数でもよい。また本システムは伝送
路101と表示装置307とから構成されるシステム、
記録再生装置102と表示装置307とから構成される
システム、記録再生装置102と伝送路103と表示装
置307とから構成されるシステム、記録再生装置10
2と伝送路103と記録再生装置104と表示装置30
7とから構成されるシステムのうち、少なくともいずれ
か1つのシステムで構成されていればよい。また、映像
信号Aの有効画素数は水平方向、垂直方向ともに任意で
あり、フレーム周波数は60Hzとしたが、1秒間にmフ
レームとし、輝度色差信号としたものはRGB信号でも
よい。
【0082】(実施の形態8)次に第8実施形態におけ
るパノラマ映像信号記録再生伝送表示システムについて
説明する。図8は第8実施形態におけるパノラマ映像信
号記録再生伝送表示システムの構成を示すシステム図で
ある。なお、第7実施形態の図7と同一部分は同一の符
号を付けて説明する。本実施形態においては、伝送路1
01、103、記録再生装置102、104に与えられ
る映像信号の帯域又は伝送レートは、映像信号Aの帯域
又は伝送レートと同一とし、説明を具体化するために有
効画素数が水平方向720画素、垂直方向480画素
で、フレーム周波数が60Hzであるノンインターレース
の輝度色差信号に相当するものとする。
【0083】図8に示すようにパノラマ映像信号記録再
生伝送表示システムを、伝送路101、記録再生装置1
02、伝送路103、記録再生装置104、表示装置3
08を含んで構成する。表示装置308は、入力された
映像信号である水平方向720画素、垂直方向960画
素の領域中から、観視者によって指定された有効画素数
である水平方向720画素、垂直方向480画素を、フ
ィールド周波数が60Hzであるインターレースの輝度色
差信号として表示する装置である。
【0084】このように構成されたパノラマ映像信号記
録再生伝送表示システムの動作を説明する。まず、入力
映像信号Fは、有効画素数が水平方向720画素、垂直
方向960画素でフィールド周波数が60Hzであるイン
ターレースの輝度色差信号である。
【0085】入力映像信号Fは、伝送路101を介して
表示装置308に伝送したり、記録再生装置102に記
録したりする。記録再生装置102で再生した映像信号
S1は表示装置308に与えたり、伝送路103を介し
て表示装置308に伝送したり、記録再生装置104に
記録したりする。また記録再生装置104で再生した映
像信号S2は表示装置308に与える。表示装置308
は、入力された映像信号中から、観視者によって指定さ
れた有効画素数である水平方向720画素、垂直方向4
80画素を、フィールド周波数が60Hzのインターレー
スの輝度色差信号として表示する。こうして観視者は、
自分の希望する領域の画像を、映像信号Aに比べて垂直
方向の有効画素数が2倍である垂直方向にワイドな画面
から選択して見ることができる。
【0086】なお、本実施形態の表示装置308の表示
する有効画素数は、水平方向、垂直方向において、それ
ぞれ水平方向が720画素以下、垂直方向が480画素
以下のいかなる画素数でもよい。また本システムは、伝
送路101と表示装置308とから構成されるシステ
ム、記録再生装置102と表示装置308とから構成さ
れるシステム、記録再生装置102と伝送路103と表
示装置308とから構成されるシステム、記録再生装置
102と伝送路103と記録再生装置104と表示装置
308とから構成されるシステムのうち、少なくともい
ずれか1つのシステムで構成されていればよい。また、
映像信号Aの有効画素数は、水平方向、垂直方向ともに
任意であり、フレーム周波数は60Hzとしたが、1秒間
にmフレームとし、輝度色差信号としたものはRGB信
号でもよい。
【0087】(実施の形態9)次に第9実施形態におけ
るパノラマ映像信号記録再生伝送表示システムについて
説明する。図9は第9実施形態におけるパノラマ映像信
号記録再生伝送表示システムの構成を示すシステム図で
ある。なお、第7実施形態の図7と同一部分は同一の符
号を付けて説明する。本実施形態においては、伝送路1
01、103、記録再生装置102、104に与えられ
る映像信号の帯域又は伝送レートは、映像信号Aの帯域
又は伝送レートと同一とし、説明を具体化するために有
効画素数が水平方向720画素、垂直方向480画素
で、フレーム周波数が60Hzであるノンインターレース
の輝度色差信号に相当するものとする。
【0088】図9に示すようにパノラマ映像信号記録再
生伝送表示システムを、伝送路101、記録再生装置1
02、伝送路103、記録再生装置104、表示装置3
09を含んで構成する。表示装置309は、入力された
映像信号である水平方向1440画素、垂直方向960
画素の領域中から、観視者によって指定された有効画素
数である水平方向720画素、垂直方向480画素を、
フィールド周波数が60Hzであるインターレースの輝度
色差信号として表示する装置である。
【0089】このように構成されたパノラマ映像信号記
録再生伝送表示システムの動作を説明する。まず、入力
映像信号Hは、有効画素数が水平方向1440画素、垂
直方向480画素でフィールド周波数が60Hzであるイ
ンターレースの輝度色差信号である。
【0090】入力映像信号Hは、伝送路101を介して
表示装置309に伝送したり、記録再生装置102に記
録したりする。また記録再生装置102で再生した映像
信号S1は表示装置309に与えたり、伝送路103を
介して表示装置309に伝送したり、記録再生装置10
4に記録したりする。また記録再生装置104で再生し
た映像信号S2は表示装置309に与える。表示装置3
09に入力した映像信号は、有効画素数が水平方向14
40画素、垂直方向480画素の水平パノラマ信号であ
り、フレーム周波数が60Hzであるノンインターレース
の輝度色差信号として表示される。観視者は、映像信号
Aに比べて水平方向の有効画素数が2倍である水平方向
にワイドな画面を見ることができる。
【0091】なお、本実施形態の表示装置309の表示
する有効画素数は、水平方向、垂直方向において、それ
ぞれ水平方向が1440画素以下、垂直方向が480画
素以下のいかなる画素数でもよい。また本システムは、
伝送路101と表示装置309とにより構成されるシス
テム、記録再生装置102と表示装置309とにより構
成されるシステム、記録再生装置102と伝送路103
と表示装置309とにより構成されるシステム、記録再
生装置102と伝送路103と記録再生装置104と表
示装置309とにより構成されるシステムのうち、少な
くともいずれか1つのシステムで構成されていればよ
い。また、映像信号Aの有効画素数は水平方向、垂直方
向ともに任意であり、フレーム周波数は60Hzとした
が、1秒間にmフレームとし、輝度色差信号としたもの
はRGB信号でもよい。
【0092】(実施の形態10)次に第10実施形態に
おけるパノラマ映像信号記録再生伝送表示システムにつ
いて説明する。図10は第10実施形態におけるパノラ
マ映像信号記録再生伝送表示システムの構成を示すシス
テム図である。なお、第7実施形態の図7と同一部分は
同一の符号を付けて説明する。本実施形態においては、
伝送路101、103、記録再生装置102、104に
与えられる映像信号の帯域又は伝送レートは、映像信号
Aの帯域又は伝送レートと同一とし、説明を具体化する
ために有効画素数が水平方向720画素、垂直方向48
0画素で、フレーム周波数が60Hzであるノンインター
レースの輝度色差信号に相当するものとする。
【0093】図10に示すようにパノラマ映像信号記録
再生伝送表示システムを、伝送路101、記録再生装置
102、伝送路103、記録再生装置104、表示装置
310を含んで構成する。表示装置310は、入力され
た映像信号である水平方向1440画素、垂直方向48
0画素の領域中から、観視者によって指定された有効画
素数である水平方向720画素、垂直方向480画素
を、フィールド周波数が60Hzであるインターレースの
輝度色差信号として表示する装置である。
【0094】このように構成されたパノラマ映像信号記
録再生伝送表示システムの動作を説明する。まず、入力
映像信号Hは、有効画素数が水平方向1440画素、垂
直方向480画素で、フィールド周波数が60Hzである
インターレースの輝度色差信号である。
【0095】入力映像信号Hは、伝送路101を介して
表示装置310に伝送したり、記録再生装置102に記
録したりする。また記録再生装置102で再生した映像
信号S1は表示装置310に与えたり、伝送路103を
介して表示装置310に伝送したり、記録再生装置10
4に記録したりする。さらに記録再生装置104で再生
した映像信号S2は表示装置310に与える。表示装置
310は水平方向1440画素、垂直方向480画素の
領域中から、観視者によって指定された有効画素数であ
る水平方向720画素、垂直方向480画素を、フィー
ルド周波数が60Hzであるインターレースの輝度色差信
号として表示する。こうすると観視者は、自分の希望す
る領域の画像を、映像信号Aに比べて水平方向の有効画
素数が2倍である水平方向にワイドな画面から選択して
見ることができる。
【0096】なお、本実施形態の表示装置310の表示
する有効画素数は、水平方向、垂直方向において、それ
ぞれ水平方向は1440画素以下、垂直方向は480画
素以下のいかなる画素数でもよい。また本システムは、
伝送路101と表示装置310とから構成されるシステ
ム、記録再生装置102と表示装置310とから構成さ
れるシステム、記録再生装置102と伝送路103と表
示装置310とから構成されるシステム、記録再生装置
102と伝送路103と記録再生装置104と表示装置
310とから構成されるシステムのうち、少なくともい
ずれか1つのシステムで構成されていればよい。また、
映像信号Aの有効画素数は水平方向、垂直方向ともに任
意であり、フレーム周波数は60Hzとしたが、1秒間に
mフレームとし、輝度色差信号としたものはRGB信号
でもよい。
【0097】(実施の形態11)次に第11実施形態の
パノラマ映像信号記録再生伝送表示システムについて説
明する。図11は第11実施形態におけるパノラマ映像
信号記録再生伝送表示システムの構成を示すシステム図
である。なお、第7実施形態の図7と同一部分は同一の
符号を付けて説明する。本実施形態においては、伝送路
101、103、記録再生装置102、104に与えら
れる映像信号の帯域又は伝送レートは、映像信号Aの帯
域又は伝送レートと同一とし、説明を具体化するために
有効画素数が水平方向720画素、垂直方向480画素
で、フレーム周波数が60Hzであるノンインターレース
の輝度色差信号に相当するものとする。
【0098】図11に示すようにパノラマ映像信号記録
再生伝送表示システムを、伝送路101、記録再生装置
102、伝送路103、記録再生装置104、表示装置
311を含んで構成する。表示装置311は有効画素数
が水平方向720画素、垂直方向960画素で構成さ
れ、垂直方向にパノラマ画面を表示する表示装置であ
る。
【0099】このように構成されたパノラマ映像信号記
録再生伝送表示システムの動作を説明する。まず入力映
像信号Jは、有効画素数が水平方向720画素、垂直方
向960画素でフレーム周波数が30Hzであるノンイン
ターレースの輝度色差信号である。
【0100】入力映像信号Jは、伝送路101を介して
表示装置311に伝送したり、記録再生装置102に記
録したりする。また記録再生装置102で再生した映像
信号S1は表示装置311に与えたり、伝送路103を
介して表示装置311に伝送したり、記録再生装置10
4に記録したりする。さらに記録再生装置104で再生
した映像信号S2は表示装置311に与える。表示装置
311に入力された映像信号は、有効画素数が水平方向
720画素、垂直方向960画素でフレーム周波数が3
0Hzである水平パノラマのノンインターレースの輝度色
差信号として表示される。観視者は、映像信号Aに比べ
て垂直方向の有効画素数が2倍である垂直方向にワイド
な画面を見ることができる。
【0101】なお、本実施形態の表示装置311の表示
する有効画素数は、水平方向、垂直方向において、それ
ぞれ水平方向は720画素以下、垂直方向は960画素
以下のいかなる画素数でもよい。また本システムは、伝
送路101と表示装置311とにより構成されるシステ
ム、記録再生装置102と表示装置311とにより構成
されるシステム、記録再生装置102と伝送路103と
表示装置311とにより構成されるシステム、記録再生
装置102と伝送路103と記録再生装置104と表示
装置311とにより構成されるのシステムのうち、少な
くともいずれか1つのシステムで構成されていればよ
い。また、映像信号Aの有効画素数は水平方向、垂直方
向ともに任意であり、フレーム周波数は60Hzとした
が、1秒間にmフレームとし、輝度色差信号としたもの
はRGB信号でもよい。
【0102】(実施の形態12)次に第12実施形態に
おけるパノラマ映像信号記録再生伝送表示システムにつ
いて説明する。図12は第12実施形態におけるパノラ
マ映像信号記録再生伝送表示システムの構成を示すシス
テム図である。なお、第7実施形態の図7と同一部分は
同一の符号を付けて説明する。本実施形態においては、
伝送路101、103、記録再生装置102、104に
与えられる映像信号の帯域又は伝送レートは、映像信号
Aの帯域又は伝送レートと同一とし、説明を具体化する
ために有効画素数が水平方向720画素、垂直方向48
0画素で、フレーム周波数が60Hzであるノンインター
レースの輝度色差信号に相当するものとする。
【0103】図12に示すようにパノラマ映像信号記録
再生伝送表示システムを、伝送路101、記録再生装置
102、伝送路103、記録再生装置104、表示装置
312を含んで構成する。表示装置312は、入力され
た映像信号である水平方向720画素、垂直方向960
画素の領域中から、観視者によって指定された有効画素
数である水平方向720画素、垂直方向480画素を、
フィールド周波数が30Hzであるノンインターレースの
輝度色差信号として表示する装置である。
【0104】このように構成されたパノラマ映像信号記
録再生伝送表示システムの動作を説明する。まず、入力
映像信号Jは、有効画素数が水平方向720画素、垂直
方向960画素で、フレーム周波数が30Hzであるノン
インターレースの輝度色差信号である。
【0105】入力映像信号Jは、伝送路101を介して
表示装置312に伝送したり、記録再生装置102に記
録したりする。また記録再生装置102で再生した映像
信号S1は表示装置312に与えたり、伝送路103を
介して表示装置312に伝送したり、記録再生装置10
4に記録したりする。記録再生装置104で再生した映
像信号S2は表示装置312に与える。表示装置312
は水平方向720画素、垂直方向960画素の領域の中
から、観視者によって指定された有効画素数である水平
方向720画素、垂直方向480画素をフレーム周波数
が30Hzであるノンインターレースの輝度色差信号とし
て表示する。こうすると観視者は、自分の希望する領域
の画像を、映像信号Aに比べて水平方向の有効画素数が
2倍である水平方向にワイドな画面から選択して見るこ
とができる。
【0106】なお、本実施形態の表示装置312の表示
する有効画素数は、水平方向、垂直方向において、それ
ぞれ水平方向が720画素以下、垂直方向が480画素
以下のいかなる画素数でもよい。また本システムは、伝
送路101と表示装置312とにより構成されるシステ
ム、記録再生装置102と表示装置312とにより構成
されるシステム、記録再生装置102と伝送路103と
表示装置312とにより構成されるシステム、記録再生
装置102と伝送路103と記録再生装置104表示装
置312とにより構成されるシステムのうち、少なくと
もいずれか1つのシステムで構成されていればよい。ま
た、映像信号Aの有効画素数は水平方向、垂直方向とも
に任意であり、フレーム周波数は60Hzとしたが、1秒
間にmフレームとし、輝度色差信号としたものはRGB
信号でもよい。
【0107】(実施の形態13)次に第13実施形態の
パノラマ映像信号記録再生伝送表示システムについて説
明する。図13は第13実施形態におけるパノラマ映像
信号記録再生伝送表示システムの構成を示すシステム図
である。なお、第7実施形態の図7と同一部分は同一の
符号を付けて説明する。本実施形態においては、伝送路
101、103、記録再生装置102、104に与えら
れる映像信号の帯域又は伝送レートは、映像信号Aの帯
域又は伝送レートと同一とし、説明を具体化するために
有効画素数が水平方向720画素、垂直方向480画素
で、フレーム周波数が60Hzであるノンインターレース
の輝度色差信号に相当するものとする。
【0108】図13に示すようにパノラマ映像信号記録
再生伝送表示システムを、伝送路101、記録再生装置
102、伝送路103、記録再生装置104、表示装置
313を含んで構成する。表示装置313は有効画素数
が水平方向1440画素、垂直方向480画素で構成さ
れ、水平方向にパノラマ画面を表示する表示装置であ
る。
【0109】このように構成されたパノラマ映像信号記
録再生伝送表示システムの動作を説明する。まず、入力
映像信号Lは、有効画素数が水平方向1440画素、垂
直方向480画素で、フレーム周波数が30Hzであるノ
ンインターレースの輝度色差信号である。
【0110】入力映像信号Lは、伝送路101を介して
表示装置313に伝送したり、記録再生装置102に記
録したりする。記録再生装置102で再生した映像信号
S1は表示装置313に与えたり、伝送路103を介し
て表示装置313に伝送したり、記録再生装置104に
記録したりする。記録再生装置104で再生した映像信
号S2は表示装置313に与える。表示装置313に入
力した映像信号は、有効画素数が水平方向1440画
素、垂直方向480画素で、フレーム周波数が30Hzで
あるノンインターレースの輝度色差信号として表示され
る。こうすると観視者は、映像信号Aに比べて水平方向
の有効画素数が2倍である水平方向にワイドな画面を見
ることができる。
【0111】なお、本実施形態の表示装置313の表示
する有効画素数は、水平方向、垂直方向において、それ
ぞれ水平方向が1440画素以下、垂直方向が480画
素以下のいかなる画素数でもよい。本システムは、伝送
路101と表示装置313とにより構成されるシステ
ム、記録再生装置102と表示装置313とにより構成
されるシステム、記録再生装置102と伝送路103と
表示装置313とにより構成されるシステム、記録再生
装置102と伝送路103と記録再生装置104表示装
置313とにより構成されるシステムのうち、少なくと
もいずれか1つのシステムで構成されていればよい。ま
た、映像信号Aの有効画素数は水平方向、垂直方向とも
に任意であり、フレーム周波数は60Hzとしたが、1秒
間にmフレームとし、輝度色差信号としたものはRGB
信号でもよい。
【0112】(実施の形態14)次に第14実施形態に
おけるパノラマ映像信号記録再生伝送表示システムにつ
いて説明する。図14は第14実施形態におけるパノラ
マ映像信号記録再生伝送表示システムの構成を示すシス
テム図である。なお、第7実施形態の図7と同一部分は
同一の符号を付けて説明する。本実施形態においては、
伝送路101、103、記録再生装置102、104に
与えられる映像信号の帯域又は伝送レートは、映像信号
Aの帯域又は伝送レートと同一とし、説明を具体化する
ために有効画素数が水平方向720画素、垂直方向48
0画素で、フレーム周波数が60Hzであるノンインター
レースの輝度色差信号に相当するものとする。
【0113】図14に示すようにパノラマ映像信号記録
再生伝送表示システムを、伝送路101、記録再生装置
102、伝送路103、記録再生装置104、表示装置
314を含んで構成する。表示装置314は、入力され
た映像信号である水平方向1440画素、垂直方向48
0画素の領域中から、観視者によって指定された有効画
素数である水平方向720画素、垂直方向480画素
を、フィールド周波数が30Hzであるノンインターレー
スの輝度色差信号として表示する装置である。
【0114】このように構成されたパノラマ映像信号記
録再生伝送表示システムの動作を説明する。まず、入力
映像信号Lは、有効画素数が水平方向1440画素、垂
直方向480画素でフレーム周波数が30Hzであるノン
インターレースの輝度色差信号である。
【0115】入力映像信号Lは、伝送路101を介して
表示装置314に伝送したり、記録再生装置102に記
録したりする。また記録再生装置102で再生した映像
信号S1は表示装置314に与えたり、伝送路103を
介して表示装置314に伝送したり、記録再生装置10
4に記録したりする。さらに記録再生装置104で再生
した映像信号S2は表示装置314に与える。表示装置
314は水平方向1440画素、垂直方向480画素の
領域の中から、観視者によって指定された有効画素数で
ある水平方向720画素、垂直方向480画素をフレー
ム周波数が30Hzであるノンインターレースの輝度色差
信号として表示する。こうすると観視者は自分の希望す
る領域の画像を、水平方向の有効画素数が2倍である水
平方向にワイドな画面から選択して見ることができる。
【0116】なお、本実施形態の表示装置314の表示
する有効画素数は、水平方向、垂直方向において、それ
ぞれ水平方向は1440画素以下、垂直方向は480画
素以下のいかなる画素数でもよい。また本システムは、
伝送路101と表示装置314とにより構成されるシス
テム、記録再生装置102と表示装置314とにより構
成されるシステム、記録再生装置102と伝送路103
と表示装置314とにより構成されるシステム、記録再
生装置102と伝送路103と記録再生装置104と表
示装置314とにより構成されるシステムのうち、少な
くともいずれか1つのシステムで構成されていればよ
い。また、映像信号Aの有効画素数は水平方向、垂直方
向ともに任意であり、フレーム周波数は60Hzとした
が、1秒間にmフレームとし、輝度色差信号としたもの
はRGB信号でもよい。
【0117】(実施の形態15)次に第3の発明である
2チャンネル多重映像信号記録再生伝送表示システムに
ついて説明する。図15は第15実施形態における2チ
ャンネル多重映像信号記録再生伝送表示システムの構成
を示すシステム図である。なお、第1実施形態の図1と
同一部分は同一の符号を付けて説明する。本実施形態に
おいては説明を具体化するために、伝送路101、10
3、記録再生装置102、104に与えられる映像信号
の帯域又は伝送レートは、映像信号Aの帯域又は伝送レ
ートと同一とし、有効画素数が水平方向720画素、垂
直方向480画素で、フレーム周波数が60Hzであるノ
ンインターレースの輝度色差信号に相当するものとす
る。
【0118】図15に示すように2チャンネル多重映像
信号記録再生伝送表示システムは、映像信号多重装置2
15、伝送路101、記録再生装置102、伝送路10
3、記録再生装置104、映像信号分離装置415、表
示装置315を含んで構成する。映像信号多重装置21
5は入力映像信号Oと入力信号Pを多重化し、映像信号
Aと同一規格の信号に変換する装置である。映像信号分
離装置415は入力された映像信号を映像信号S3と映
像信号S4に分離する装置である。表示装置315は選
択された画像、即ち有効画素数が水平方向720画素、
垂直方向480画素でフレーム周波数が30Hzであるノ
ンインターレースの映像信号を表示する装置である。
【0119】このように構成された2チャンネル多重映
像信号記録再生伝送表示システムの動作を説明する。ま
ず、入力映像信号Oと入力映像信号Pはともに、有効画
素数が水平方向720画素、垂直方向480画素でフレ
ーム周波数が30Hzであるノンインターレースの輝度色
差信号である。
【0120】映像信号多重装置215は入力映像信号O
と入力映像信号Pとに対してフレーム単位で多重化す
る。映像信号多重装置215で多重化した映像信号X1
は、伝送路101を介して映像信号分離装置415に伝
送したり、記録再生装置102に記録したりする。また
記録再生装置102で再生した映像信号S1は映像信号
分離装置415に与えたり、伝送路103を介して映像
信号分離装置415に伝送したり、記録再生装置104
に記録したりする。さらに記録再生装置104で再生し
た映像信号S2は映像信号分離装置415に与える。
【0121】映像信号分離装置415は、入力した映像
信号を映像信号多重装置215で行なった多重の逆の変
換である分離処理を行なう。そして映像信号分離装置4
15は、有効画素数が水平方向720画素、垂直方向4
80画素でフレーム周波数が30Hzであるノンインター
レースの映像信号S3と、有効画素数が水平方向720
画素、垂直方向480画素でフレーム周波数が30Hzで
あるノンインターレースの映像信号S4とに分離する。
表示装置315は、映像信号分離装置415で分離され
た映像信号のうち、観視者の選択した映像信号を表示す
る。
【0122】ここで本システムは、入力映像信号Oと入
力映像信号Pが2つの番組の映像信号である場合には、
観視者が希望する映像信号を提供できるものである。ま
た入力映像信号Oと入力映像信号Pが同じ番組を別のア
ングルでとらえた映像信号である場合は、本システムは
観視者が希望する視点からの映像信号を提供できるもの
となる。さらに入力映像信号Oと入力映像信号Pが時間
差のある同じ番組の映像信号である場合には、本システ
ムは観視者の選択により同じ番組を時差をおいてもう1
度提供できるものとなる。
【0123】なお、本実施形態の表示装置315の表示
する有効画素数は、水平方向、垂直方向においてそれぞ
れ、水平方向は720画素以下、垂直方向は480画素
以下のいかなる画素数でもよい。また本システムは映像
信号多重装置215と伝送路101と映像信号分離装置
415と表示装置315とにより構成されるシステム、
映像信号多重装置215と記録再生装置102と映像信
号分離装置415と表示装置315とにより構成される
システム、映像信号多重装置215と記録再生装置10
2と伝送路103と映像信号分離装置415と表示装置
315とにより構成されるシステム、映像信号多重装置
215と記録再生装置102と伝送路103と記録再生
装置104と映像信号分離装置415と表示装置315
とにより構成されるシステムのうち、少なくともいずれ
か1つのシステムで構成されていればよい。また、映像
信号Aの有効画素数は、水平方向、垂直方向ともに任意
であり、フレーム周波数は60Hzとしたが、1秒間にm
フレームとし、輝度色差信号としたものはRGB信号で
もよい。
【0124】(実施の形態16)次に第16実施形態の
2チャンネル多重映像信号記録再生伝送表示システムに
ついて説明する。図16は第16実施形態における2チ
ャンネル多重映像信号記録再生伝送表示システムの構成
を示すシステム図である。なお、第15実施形態の図1
5と同一部分は同一の符号を付けて説明する。本実施形
態においては、伝送路101、103、記録再生装置1
02、104に与えられる映像信号の帯域又は伝送レー
トは、映像信号Aの帯域又は伝送レートと同一とし、説
明を具体化するために有効画素数が水平方向720画
素、垂直方向480画素で、フレーム周波数が60Hzで
あるノンインターレースの輝度色差信号に相当するもの
とする。
【0125】図16に示すように2チャンネル多重映像
信号記録再生伝送表示システムを、映像信号多重装置2
16、伝送路101、記録再生装置102、伝送路10
3、記録再生装置104、映像信号分離装置416、表
示装置316を含んで構成する。映像信号多重装置21
6は入力映像信号Oと入力信号Pを多重化し、映像信号
Aと同一規格の信号に変換する装置である。映像信号分
離装置416は入力された映像信号を映像信号S3と映
像信号S4に分離する装置である。表示装置316は映
像信号S3と映像信号S4とを同時に左右に表示する装
置であり、有効画素数が水平方向1440画素、垂直方
向480画素でフレーム周波数が30Hzであるノンイン
ターレースの映像信号を表示する。
【0126】このように構成された2チャンネル多重映
像信号記録再生伝送表示システムの動作を説明する。ま
ず、入力映像信号Oと入力映像信号Pはともに、有効画
素数が水平方向720画素、垂直方向480画素で、フ
レーム周波数が30Hzであるノンインターレースの輝度
色差信号である。
【0127】映像信号多重装置216は入力映像信号O
と入力映像信号Pとをフレーム単位で多重化する。映像
信号多重装置216で多重した映像信号X1は、伝送路
101を介して映像信号分離装置416に伝送したり、
記録再生装置102に記録したりする。記録再生装置1
02で再生した映像信号S1は映像信号分離装置416
に与えたり、伝送路103を介して映像信号分離装置4
16に伝送したり、記録再生装置104に記録したりす
る。記録再生装置104で再生した映像信号S2は映像
信号分離装置416に与える。
【0128】映像信号分離装置416は、入力された映
像信号に対して映像信号多重装置216で行なった多重
の逆の変換である分離処理を行なって、有効画素数が水
平方向720画素、垂直方向480画素でフレーム周波
数が30Hzであるノンインターレースの映像信号S3
と、有効画素数が水平方向720画素、垂直方向480
画素でフレーム周波数が30Hzであるノンインターレー
スの映像信号S4とに分離する。
【0129】表示装置316は、映像信号S3と映像信
号S4を、フレーム単位で映像信号S3が画面左、映像
信号S4が画面右に来るように合成して、有効画素数が
水平方向1440画素、垂直方向480画素でフレーム
周波数が30Hzのノンインターレースの映像信号として
表示する。つまり表示装置316は、2種類の映像信号
を同時に表示する。
【0130】ここで本システムは、入力映像信号Oと入
力映像信号Pが2つの番組の映像信号である場合には、
観視者に2種類の番組を同時に提供できるものとなる。
また本システムは、入力映像信号Oと入力映像信号Pが
同じ番組を別のアングルでとらえた映像信号である場合
は、観視者に別の視点からの映像信号を同時に提供でき
るものとなる。
【0131】なお、本実施形態の表示装置316の表示
する有効画素数は、水平方向、垂直方向において、それ
ぞれ水平方向は1440画素以下、垂直方向は480画
素以下のいかなる画素数でもよい。また本システムは、
映像信号多重装置216と伝送路101と映像信号分離
装置416と表示装置316とにより構成されるシステ
ム、映像信号多重装置216と記録再生装置102と映
像信号分離装置416と表示装置316とにより構成さ
れるシステム、映像信号多重装置216と記録再生装置
102と伝送路103と映像信号分離装置416と表示
装置316とにより構成されるシステム、映像信号多重
装置216と記録再生装置102と伝送路103と記録
再生装置104と映像信号分離装置416と表示装置3
16とにより構成されるシステムのうち、少なくともい
ずれか1つのシステムで構成されていればよい。また、
映像信号Aの有効画素数は、水平方向、垂直方向ともに
任意であり、フレーム周波数は60Hzとしたが、1秒間
にmフレームとし、輝度色差信号としたものはRGB信
号でもよい。
【0132】(実施の形態17)次に第17実施形態の
2チャンネル多重映像信号記録再生伝送表示システムに
ついて説明する。図17は第17実施形態における2チ
ャンネル多重映像信号記録再生伝送表示システムの構成
を示すシステム図である。なお、第15実施形態の図1
5と同一部分は同一の符号を付けて説明する。本実施形
態においては、伝送路101、103、記録再生装置1
02、104に与えられる映像信号の帯域又は伝送レー
トは、映像信号Aの帯域又は伝送レートと同一とし、説
明を具体化するために有効画素数が水平方向720画
素、垂直方向480画素で、フレーム周波数が60Hzで
あるノンインターレースの輝度色差信号に相当するもの
とする。
【0133】2チャンネル多重映像信号記録再生伝送表
示システムは、映像信号多重装置217、伝送路10
1、記録再生装置102、伝送路103、記録再生装置
104、映像信号分離装置417、表示装置317を含
んで構成する。映像信号多重装置217は入力映像信号
Rと入力信号Tを多重化し、映像信号Aと同一規格の信
号に変換する装置である。映像信号分離装置417は入
力された映像信号を映像信号S3と映像信号S4に分離
する装置である。表示装置315は、映像信号S3と映
像信号S4との一方を観察者の選択に基づいて表示する
装置であり、有効画素数が水平方向720画素、垂直方
向480画素でフレーム周波数が60Hzであるインター
レースの映像信号を表示する。
【0134】このように構成された2チャンネル多重映
像信号記録再生伝送表示システムの動作を説明する。ま
ず、入力映像信号Rと入力映像信号Tはともに、有効画
素数が水平方向720画素、垂直方向480画素でフィ
ールド周波数が60Hzであるインターレースの輝度色差
信号である。
【0135】映像信号多重装置217は入力映像信号R
と入力映像信号Tとをフィールド単位で多重化する。映
像信号多重装置217で多重化した映像信号X1は、伝
送路101を介して映像信号分離装置417に伝送した
り、記録再生装置102に記録したりする。また記録再
生装置102で再生した映像信号S1は映像信号分離装
置417に与えたり、伝送路103を介して映像信号分
離装置417に伝送したり、記録再生装置104に記録
したりする。さらに記録再生装置104で再生した映像
信号S2は映像信号分離装置417に与える。
【0136】映像信号分離装置417は、入力された映
像信号に対して映像信号多重装置217で行った多重化
の逆の変換である分離処理を行なって、有効画素数が水
平方向720画素、垂直方向480画素でフィールド周
波数が60Hzであるインターレースの映像信号S3と、
有効画素数が水平方向720画素、垂直方向480画素
でフィールド周波数が60Hzであるインターレースの映
像信号S4とに分離する。表示装置317は、映像信号
分離装置417で分離された映像信号のうち、観視者の
選択した映像信号を表示する。
【0137】ここで本システムは、入力映像信号Rと入
力映像信号Tが2つの番組の映像信号である場合には、
観視者が希望する映像信号を提供できるものとなる。ま
た本システムは、入力映像信号Rと入力映像信号Tとが
同じ番組を別のアングルでとらえた映像信号である場合
は、観視者が希望する視点からの映像信号を提供できる
ものとなる。さらに本システムは、入力映像信号Rと入
力映像信号Tが時間差のある同じ番組の映像信号である
場合には、観視者の選択により同じ番組を時差をおいて
もう1度提供できるものとなる。
【0138】なお、本実施形態の表示装置317の表示
する有効画素数は、水平方向、垂直方向において、それ
ぞれ水平方向が720画素以下、垂直方向が480画素
以下のいかなる画素数でもよい。また本システムは、映
像信号多重装置217と伝送路101と映像信号分離装
置417と表示装置317とにより構成されるシステ
ム、映像信号多重装置217と記録再生装置102と映
像信号分離装置417と表示装置317とに構成される
システム、映像信号多重装置217と記録再生装置10
2と伝送路103と映像信号分離装置417と表示装置
317とにより構成されるシステム、映像信号多重装置
217と記録再生装置102と伝送路103と記録再生
装置104と映像信号分離装置417と表示装置317
とにより構成されるシステムのうち、少なくともいずれ
か1つのシステムで構成されていればよい。また、映像
信号Aの有効画素数は、水平方向、垂直方向ともに任意
であり、フレーム周波数は60Hzとしたが、1秒間にm
フレームとし、輝度色差信号としたものはRGB信号で
もよい。
【0139】(実施の形態18)次に第18実施形態の
2チャンネル多重映像信号記録再生伝送表示システムに
ついて説明する。図18は第18実施形態における2チ
ャンネル多重映像信号記録再生伝送表示システムの構成
を示すシステム図である。なお、第15実施形態の図1
5と同一部分は同一の符号を付けて説明する。本実施形
態においては、伝送路101、103、記録再生装置1
02、104に与えられる映像信号の帯域又は伝送レー
トは、映像信号Aの帯域又は伝送レートと同一とし、説
明を具体化するために有効画素数が水平方向720画
素、垂直方向480画素で、フレーム周波数が60Hzで
あるノンインターレースの輝度色差信号に相当するもの
とする。
【0140】図18に示すように2チャンネル多重映像
信号記録再生伝送表示システムを、映像信号多重装置2
18、伝送路101、記録再生装置102、伝送路10
3、記録再生装置104、映像信号分離装置418、表
示装置318を含んで構成する。映像信号多重装置21
8は入力映像信号Rと入力信号Tを多重化し、映像信号
Aと同一規格の信号に変換する装置である。映像信号分
離装置418は入力された映像信号を映像信号S3と映
像信号S4に分離する装置である。表示装置318は、
映像信号S3と映像信号S4とを同時に表示する装置で
あり、有効画素数が水平方向1440画素、垂直方向4
80画素でフレーム周波数が60Hzであるインターレー
スの映像信号を表示する。
【0141】このように構成された2チャンネル多重映
像信号記録再生伝送表示システムの動作を説明する。ま
ず、入力映像信号Rと入力映像信号Tはともに、有効画
素数が水平方向720画素、垂直方向480画素でフィ
ールド周波数が60Hzであるインターレースの輝度色差
信号である。
【0142】映像信号多重装置218は入力映像信号R
と入力映像信号Tとをフィールド単位で多重化する。映
像信号多重装置218で多重した映像信号X1は、伝送
路101を介して映像信号分離装置418に伝送した
り、記録再生装置102に記録したりする。また記録再
生装置102で再生した映像信号S1は映像信号分離装
置418に与えたり、伝送路103を介して映像信号分
離装置418に伝送したり、記録再生装置104に記録
したりする。さらに記録再生装置104で再生した映像
信号S2は映像信号分離装置418に与える。
【0143】映像信号分離装置418は、入力された映
像信号に対して映像信号多重装置218で行った多重化
の逆の変換である分離処理を行なって、有効画素数が水
平方向720画素、垂直方向480画素でフィールド周
波数が60Hzであるインターレースの映像信号S3と、
有効画素数が水平方向720画素、垂直方向480画素
でフィールド周波数が60Hzであるインターレースの映
像信号S4とに分離する。
【0144】表示装置318は、映像信号S3と映像信
号S4を、フィールド単位で映像信号S3が画面左、映
像信号S4が画面右に来るように合成して、有効画素数
が水平方向1440画素、垂直方向480画素でフィー
ルド周波数が60Hzのインターレースの映像信号として
表示する。つまり、表示装置318は2種類の映像信号
を同時に表示する。
【0145】ここで本システムは、入力映像信号Rと入
力映像信号Tが2つの番組の映像信号である場合には、
観視者に2種類の番組を同時に提供できるものとなる。
また本システムは、入力映像信号Rと入力映像信号Tが
同じ番組を別のアングルでとらえた映像信号である場合
は、観視者に別の視点からの映像信号を同時に提供でき
るものとなる。
【0146】なお、本実施形態の表示装置318の表示
する有効画素数は、水平方向、垂直方向において、それ
ぞれ水平方向が720画素以下、垂直方向が480画素
以下のいかなる画素数でもよい。また本システムは、映
像信号多重装置218と伝送路101と映像信号分離装
置418と表示装置318とにより構成されるシステ
ム、映像信号多重装置218と記録再生装置102と映
像信号分離装置418と表示装置318とにより構成さ
れるシステム、映像信号多重装置218と記録再生装置
102と伝送路103と映像信号分離装置418と表示
装置318とにより構成されるシステム、映像信号多重
装置218と記録再生装置102と伝送路103と記録
再生装置104と映像信号分離装置418と表示装置3
18とにより構成されるシステムのうち、少なくともい
ずれか1つのシステムで構成されていればよい。また、
映像信号Aの有効画素数は、水平方向、垂直方向ともに
任意であり、フレーム周波数は60Hzとしたが、1秒間
にmフレームとし、輝度色差信号としたものはRGB信
号でもよい。
【0147】
【発明の効果】以上のように、本願の請求項1から6の
発明によれば、既存の1秒間に60フレームのノンイン
ターレースを記録、再生、伝送するシステムを用いて、
それに適した表示装置を用いることにより、表示装置の
観視者に立体映像を提供することができる。
【0148】また、本願の請求項7から14の発明によ
れば、既存の1秒間に60フレームのノンインターレー
スを記録、再生、伝送するシステムを用いて、それに適
した表示装置を用いることにより、表示装置の観視者に
パノラマ映像もしくはパノラマ映像中の観視者の希望す
る位置の映像を提供することができる。
【0149】また、本願の請求項15から18の発明に
よれば、既存の1秒間に60フレームのノンインターレ
ースを記録、再生、伝送するシステムを用いて、それに
適した表示装置を用いることにより、表示装置の観視者
に2チャンネルの映像を同時に、もしくは観視者の選択
に合わせて提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における立体テレビ映像
信号記録再生伝送表示システムの構成図である。
【図2】本発明の第2実施形態における立体テレビ映像
信号記録再生伝送表示システムの構成図である。
【図3】本発明の第3実施形態における立体テレビ映像
信号記録再生伝送表示システムの構成図である。
【図4】本発明の第4実施形態における立体テレビ映像
信号記録再生伝送表示システムの構成図である。
【図5】本発明の第5実施形態における立体テレビ映像
信号記録再生伝送表示システムの構成図である。
【図6】本発明の第6実施形態における立体テレビ映像
信号記録再生伝送表示システムの構成図である。
【図7】本発明の第7実施形態におけるパノラマ映像信
号記録再生伝送表示システムの構成図である。
【図8】本発明の第8実施形態におけるパノラマ映像信
号記録再生伝送表示システムの構成図である。
【図9】本発明の第9実施形態におけるパノラマ映像信
号記録再生伝送表示システムの構成図である。
【図10】本発明の第10実施形態におけるパノラマ映
像信号記録再生伝送表示システムの構成図である。
【図11】本発明の第11実施形態におけるパノラマ映
像信号記録再生伝送表示システムの構成図である。
【図12】本発明の第12実施形態におけるパノラマ映
像信号記録再生伝送表示システムの構成図である。
【図13】本発明の第13実施形態におけるパノラマ映
像信号記録再生伝送表示システムの構成図である。
【図14】本発明の第14実施形態におけるパノラマ映
像信号記録再生伝送表示システムの構成図である。
【図15】本発明の第15実施形態における2チャンネ
ル多重映像信号記録再生伝送表示システムの構成図であ
る。
【図16】本発明の第16実施形態における2チャンネ
ル多重映像信号記録再生伝送表示システムの構成図であ
る。
【図17】本発明の第17実施形態における2チャンネ
ル多重映像信号記録再生伝送表示システムの構成図であ
る。
【図18】本発明の第18実施形態における2チャンネ
ル多重映像信号記録再生伝送表示システムの構成図であ
る。
【図19】従来の映像信号記録再生伝送表示システムの
構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
101,103 伝送路 102,104 記録再生装置 105,301,302,303,304,305,3
06,307,308,309,310,311,31
2,313,314,315,316,317,318
表示装置 201,202、203,204,205,206,2
15,216,217,218 映像信号多重装置 402,404,406,415,416,417,4
18 映像信号分離装置
フロントページの続き (72)発明者 藤原 裕士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 和気 一博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1秒間にm/2フレームのノンインターレースの左眼用
    の映像信号B、及び1秒間にm/2フレームのノンイン
    ターレースの右眼用の映像信号Cを入力とし、フレーム
    単位で多重化して前記映像信号Aとして前記記録再生手
    段又は前記伝送手段に出力する映像信号多重装置と、 前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再生及び
    伝送された映像信号Aを表示する表示手段と、を設けた
    ことを特徴とする立体テレビ映像信号記録再生伝送表示
    システム。
  2. 【請求項2】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1秒間にm/2フレームのノンインターレースの左眼用
    の映像信号B、及び1秒間にm/2フレームのノンイン
    ターレースの右眼用の映像信号Cを入力とし、フレーム
    単位で多重化して前記映像信号Aとして前記記録再生手
    段又は前記伝送手段に出力する映像信号多重装置と、 前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再生及び
    伝送された前記映像信号Aを、前記映像信号B及び前記
    映像信号Cに分離する映像信号分離手段と、 前記映像信号B及び前記映像信号Cを表示する表示手段
    と、を設けたことを特徴とする立体テレビ映像信号記録
    再生伝送表示システム。
  3. 【請求項3】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1秒間にmフィールドのインターレースの左眼用の映像
    信号D、及び1秒間にmフィールドのインターレースの
    右眼用の映像信号Eを入力とし、フィールド単位で多重
    化して前記映像信号Aとして前記記録再生手段又は前記
    伝送手段に出力する映像信号多重装置と、 前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再生及び
    伝送された前記映像信号Aを表示する表示手段と、を設
    けたことを特徴とする立体テレビ映像信号記録再生伝送
    表示システム。
  4. 【請求項4】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1秒間にmフィールドのインターレースの左眼用の映像
    信号D、及び1秒間にmフィールドのインターレースの
    右眼用の映像信号Eを入力とし、フィールド単位で多重
    化して前記映像信号Aとして前記記録再生手段又は前記
    伝送手段に出力する映像信号多重装置と、 前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再生及び
    伝送された前記映像信号Aを前記映像信号D及び前記映
    像信号Eに分離する映像信号分離手段と、 前記映像信号D及び前記映像信号Eを表示する表示手段
    と、を設けたことを特徴とする立体テレビ映像信号記録
    再生伝送表示システム。
  5. 【請求項5】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1秒間にmフィールドのインターレースの左眼用の映像
    信号D、及び1秒間にmフィールドのインターレースの
    右眼用の映像信号Eを入力とし、ライン単位で多重化し
    て前記映像信号Aとして前記記録再生手段又は前記伝送
    手段に出力する映像信号多重装置と、 前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再生及び
    伝送された前記映像信号Aを表示する表示手段と、を設
    けたことを特徴とする立体テレビ映像信号記録再生伝送
    表示システム。
  6. 【請求項6】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1秒間にmフィールドのインターレースの左眼用の映像
    信号D、及び1秒間にmフィールドのインターレースの
    右眼用の映像信号Eを入力とし、ライン単位で多重化し
    て前記映像信号Aとして前記記録再生手段又は前記伝送
    手段に出力する映像信号多重装置と、 前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再生及び
    伝送された前記映像信号Aを前記映像信号D及び前記映
    像信号Eに分離する映像信号分離手段と、 前記映像信号D及び前記映像信号Eを表示する表示手段
    と、を設けたことを特徴とする立体テレビ映像信号記録
    再生伝送表示システム。
  7. 【請求項7】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1フレームの垂直画素数が前記映像信号Aの2倍で1秒
    間にmフィールドのインターレースの映像信号Fを前記
    映像信号Aとして、前記記録再生手段又は前記伝送手段
    に入力し、 さらに前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再
    生及び伝送された前記映像信号Fを表示する表示手段を
    設けたことを特徴とするパノラマ映像信号記録再生伝送
    表示システム。
  8. 【請求項8】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1フレームの垂直画素数が前記映像信号Aの2倍で1秒
    間にmフィールドのインターレースの映像信号Fを前記
    映像信号Aとして、前記記録再生手段又は前記伝送手段
    に入力し、 さらに前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再
    生及び伝送された前記映像信号Fの1フィールド内の任
    意の垂直位置を選択して、前記映像信号Fの1フィール
    ドの垂直画素数の半分の映像信号Gを表示する表示手段
    を設けたことを特徴とするパノラマ映像信号記録再生伝
    送表示システム。
  9. 【請求項9】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1フレームの水平画素数が前記映像信号Aの2倍で1秒
    間にmフィールドのインターレースの映像信号Hを前記
    映像信号Aとして、前記記録再生手段又は前記伝送手段
    に入力し、 さらに前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再
    生及び伝送された前記映像信号Hを表示する表示手段を
    設けたことを特徴とするパノラマ映像信号記録再生伝送
    表示システム。
  10. 【請求項10】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1フレームの水平画素数が前記映像信号Aの2倍で1秒
    間にmフィールドのインターレースの映像信号Hを前記
    映像信号Aとして、前記記録再生手段又は前記伝送手段
    に入力し、 さらに前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再
    生及び伝送された前記映像信号Hの1フィールド内の任
    意の水平位置を選択して、前記映像信号Hの1フィール
    ドの水平画素数の半分の映像信号Iを表示する表示手段
    を設けたことを特徴とするパノラマ映像信号記録再生伝
    送表示システム。
  11. 【請求項11】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1フレームの垂直画素数が前記映像信号Aの2倍で1秒
    間にm/2フレームのノンインターレースの映像信号J
    を前記映像信号Aとして、前記記録再生手段又は前記伝
    送手段に入力し、 さらに前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再
    生及び伝送された映像信号Jを表示する表示手段を設け
    たことを特徴とするパノラマ映像信号記録再生伝送表示
    システム。
  12. 【請求項12】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1フレームの垂直画素数が前記映像信号Aの2倍で1秒
    間にm/2フレームのノンインターレースの映像信号J
    を前記映像信号Aとして、前記記録再生手段又は前記伝
    送手段に入力し、 さらに前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再
    生及び伝送された映像信号Jの1フレーム内の任意の垂
    直位置を選択し、前記映像信号Jの1フレームの垂直画
    素数の半分の映像信号Kを表示する表示手段を設けたこ
    とを特徴とするパノラマ映像信号記録再生伝送表示シス
    テム。
  13. 【請求項13】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1フレームの水平画素数が前記映像信号Aの2倍で1秒
    間にm/2フレームのノンインターレースの映像信号L
    を前記映像信号Aとして、前記記録再生手段又は前記伝
    送手段に入力し、 さらに前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再
    生及び伝送された映像信号Lを表示する表示手段を設け
    たことを特徴とするパノラマ映像信号記録再生伝送表示
    システム。
  14. 【請求項14】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1フレームの水平画素数が前記映像信号Aの2倍で1秒
    間にm/2フレームのノンインターレースの映像信号L
    を前記映像信号Aとして、前記記録再生手段又は前記伝
    送手段に入力し、 さらに前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再
    生及び伝送された前記映像信号Lの1フレーム内の任意
    の水平位置を選択して、前記映像信号Lの1フレームの
    水平画素数の半分の映像信号Mを表示する表示手段を設
    けたことを特徴とするパノラマ映像信号記録再生伝送表
    示システム。
  15. 【請求項15】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1秒間にm/2フレームのノンインターレースの映像信
    号O、及び1秒間にm/2フレームのノンインターレー
    スの映像信号Pを入力とし、フレーム単位で多重化して
    前記映像信号Aとして前記記録再生手段又は前記伝送手
    段に出力する映像信号多重装置と、 前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再生及び
    伝送された前記映像信号Aを前記映像信号O及び前記映
    像信号Pに分離する映像信号分離手段と、 観視者の選択により前記映像信号O又は前記映像信号P
    を表示する表示手段と、を設けたことを特徴とする2チ
    ャンネル多重映像信号記録再生伝送表示システム。
  16. 【請求項16】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1秒間にm/2フレームのノンインターレースの映像信
    号O、及び1秒間にm/2フレームのノンインターレー
    スの映像信号Pを入力とし、フレーム単位で多重化して
    前記映像信号Aとして前記記録再生手段又は前記伝送手
    段に出力する映像信号多重装置と、 前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再生及び
    伝送された前記映像信号Aを、前記映像信号O及び前記
    映像信号Pに分離する映像信号分離手段と、 前記映像信号Oと前記映像信号Pを同時に表示する表示
    手段と、を設けたことを特徴とする2チャンネル多重映
    像信号記録再生伝送表示システム。
  17. 【請求項17】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1秒間にmフィールドのインターレースの映像信号R、
    及び1秒間にmフィールドのインターレースの映像信号
    Tを入力とし、フィールド単位で多重化して前記映像信
    号Aとして前記記録再生手段又は前記伝送手段に出力す
    る映像信号多重装置と、 前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再生及び
    伝送された前記映像信号Aを、前記映像信号R及び前記
    映像信号Tに分離する映像信号分離手段と、 観視者の選択により前記映像信号R又は前記映像信号T
    を表示する表示手段と、を設けたことを特徴とする2チ
    ャンネル多重映像信号記録再生伝送表示システム。
  18. 【請求項18】 1秒間にmフレーム(mは正の数であ
    る)のノンインターレースの映像信号Aを入力とし、前
    記映像信号Aを記録再生する記録再生手段、及び前記映
    像信号Aを伝送する伝送手段の少なくとも一方を具備す
    る映像信号記録再生伝送表示システムにおいて、 1秒間にmフィールドのインターレースの映像信号R、
    及び1秒間にmフィールドのインターレースの映像信号
    Tを入力とし、フィールド単位で多重化して前記映像信
    号Aとして前記記録再生手段又は前記伝送手段に出力す
    る映像信号多重装置と、 前記記録再生手段又は前記伝送手段により記録再生及び
    伝送された前記映像信号Aを、前記映像信号R及び前記
    映像信号Tに分離する映像信号分離手段と、 前記映像信号Rと前記映像信号Tを同時に表示する表示
    手段と、を設けたことを特徴とする2チャンネル多重映
    像信号記録再生伝送表示システム。
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