JPH09163325A - 字幕符号化/復号化方法および装置 - Google Patents

字幕符号化/復号化方法および装置

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JPH09163325A
JPH09163325A JP34627195A JP34627195A JPH09163325A JP H09163325 A JPH09163325 A JP H09163325A JP 34627195 A JP34627195 A JP 34627195A JP 34627195 A JP34627195 A JP 34627195A JP H09163325 A JPH09163325 A JP H09163325A
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JP
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subtitle
data
character
pattern data
pattern
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JP34627195A
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Ikuo Tsukagoshi
郁夫 塚越
Atsushi Kikuchi
敦 菊池
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】文字枠付き字幕パターンを発生できるようにす
る。 【解決手段】字幕パターンデータの雑音は、雑音除去フ
ィルタ回路721により分散され、しきい値判定回路7
22により除去される。雑音除去された字幕パターンは
エッジ合成フィルタ回路723によりフィルタ処理され
ることにより、エッジパターンが生成される。このエッ
ジパターンがレベル変換回路724で切り出され、オー
バーレイ回路725において字幕パターンと合成され、
文字枠付き字幕パターンとされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオデータと共
に表示される字幕データとして、文字枠付きの字幕デー
タを発生できるようにした字幕符号化方法および装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】外国の映画をディスプレイに表示して鑑
賞する場合、一般に画面の端部に字幕がスーパインポー
ズされている。また、ビデオディスクや通常のテレビジ
ョン放送等においては、字幕がビデオ画面中に予めスー
パインポーズされた状態とされて、ビデオ信号が記録あ
るいは放送されている。
【0003】これに対して、CAPTAIN システムにおいて
は、字幕を文字コードあるいはドットパターンとして伝
送することができるようにされている。さらに、CD−
G(グラッフィックス)においては、サブコードを利用
してグラフィックスを記録することができるようにされ
ており、これを利用して字幕をCDに記録することが可
能とされている。
【0004】ここで、CD−Gにおけるデータフォ−マ
ットについて説明すると、図21(a)に示すように1
フレーム(Frame )分のデータは、1バイト(Byte)の
サブコード(Subcode )と32バイトのデータとにより
構成されている。この32バイトのデータのうち、1サ
ンプル(Samples )当り2バイトとされたLチャンネル
とRチャンネルのデータが、各々6サンプルづつで合計
24バイト分割り当てられ、その誤り訂正符号(erc )
に8バイト分割り当てられている。
【0005】そして、同図(b)に示すようにFrame
0,Frame 1,・・・Frame 96,Frame 97の98フ
レーム分のサブコードが集められ、1ブロック(Block
)が構成されている。この1ブロックの詳細を同図
(c)に示す。この図に示すように1バイトとされた各
フレームのサブコードをP,Q,R,S,T,U,V,
Wの8チャンネルに展開して示している。そして、Fram
e 0とFrame 1のサブコードはS0,S1のシンクパタ
ーンとされており、残りの96フレーム分のサブコード
に、種々のサブコードデータが記録されている。このう
ち、PチャンネルとQチャンネルには、トラックをサー
チするデータが割り当てられている。したがって、残る
RチャンネルないしWチャンネルの6×96ビットにグ
ラフィックスデータを割り当てることができるようにな
る。
【0006】この場合、1ブロックのデータは繰返し周
波数75Hzで伝送されるため、1フレーム分のデータ
の伝送量は、75×98バイトとなる。すなわち、サブ
コードのビットレートは、7.35kBytes /sとされ
ている。
【0007】このように1ブロック中の6×96ビット
を1パケットとしてグラフィックスデータを伝送する伝
送フォ−マットを図22に示す。この図に示すように、
RチャンネルないしWチャンネルからなる6ビットのデ
ータを1シンボルとする時、96シンボル分のデータに
より1パケットが構成されている。そして、1パケット
は4つのパックにより構成されている。すなわち、各々
の1パックは0シンボルないし23シンボルの24個の
シンボルにより構成されるようになる。
【0008】これらのパックの各0シンボルのR,S,
Tの3ビットにはモード情報が、またU,V,Wの3ビ
ットにはアイテム情報がそれぞれ割り当てられている。
このモード情報とアイテム情報との組み合わせにより、
次のようなモードが規定されている。
【0009】
【表1】
【0010】そして、シンボル1にはインストラクショ
ンが、またシンボル2ないしシンボル7にはモードおよ
びアイテムとインストラクションに対するパリティや付
加情報が、それぞれ割り当てられている。そして、シン
ボル20ないしシンボル23の4個のシンボルには、シ
ンボル0ないしシンボル19までの20個のシンボルの
データに対するパリティが割り当てられている。このた
め、実質的にグラフィックスデータを割り当てることが
できる範囲は、シンボル8ないしシンボル19の12個
のシンボルとされる。
【0011】このようにフォーマットされることによ
り、CD−Gにおいては、各パックの6×12ピクセル
の範囲にグラフィックスデータを2値データとして割り
当てることができるようにされている。なお、パックの
レートは75(Hz)×4(パック)となり、毎秒30
0パックのレートとされる。従って、この6×12ピク
セルの範囲に1つの文字を割り当てるとすると、1秒間
に300文字を伝送することができることになる。
【0012】また、CD−Gにおいて規定する1画面
は、288(水平面素)×192(ライン)とされてい
るので、この1画面分の文字を伝送するには、次式で示
すように2.56秒必要となる。 (288/6)×(192/12)÷300==2.5
6(sec) この場合、各ピクセルについて16値表現を行おうとす
ると、各ピクセルに4ビット必要とされるため、1回の
文字パターンにつき4回のパターンを伝送する(1回に
つき1ビット伝送する)必要がある。従って、伝送時間
は前記より4倍の時間である10.24秒かかることに
なる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】符号化装置側で、字幕
情報をビデオデータとは別に符号化し、それらを多重化
して通信、あるいは記録媒体へ転送を行い、復号化装置
側で、多重化を解き、字幕情報とビデオデータを各々別
に復号化した後、ビデオに字幕のパターンをスーパーイ
ンポーズするようなシステムにおいて、字幕がいくら高
品質であっても、復号化装置側で背景のビデオ画像が白
っぽい明るい部分に白抜きの字幕がスーパーインポーズ
されると、背景に字幕が溶け込んでしまい、字幕の識別
が困難になってしまうようになる。
【0014】これを解決する手段として、字幕自身の情
報以外に字幕の黒枠の領域を示す情報を別個に文字発生
器が発生して復号化側へ与えるようにするシステムが考
えられる。しかしながら、このシステムでは文字発生器
において文字枠用フォントが必要になると共に、および
文字枠用フォントにより発生されたパターン情報の分だ
け、文字発生器から字幕符号化装置へ供給されるデータ
量が増加することになる。したがって、文字発生装置の
使用対コストの点で非効率的になるという問題点があっ
た。
【0015】そこで、本発明は文字枠用のフォントを用
意することなく文字枠付き字幕パターンを発生できるよ
うにした字幕符号化方法および装置を提供することを目
的としている。また、本発明は多彩な字幕表現のできる
字幕復号化方法および装置を提供することを目的として
いる。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の字幕符号化方法は、文字パターン発生手段
から発生された文字パターンデータを処理することによ
り、文字パターンの境界部分に位置する文字枠データを
生成し、該生成された文字枠パターンデータと前記文字
パターンデータとを合成するようにしている。
【0017】また、上記字幕符号化方法において、前記
文字パターンデータをフィルタ処理してその高域部分を
抽出することにより、前記文字枠パターンのデータを生
成するようにしている。さらに、前記文字パターンデー
タの雑音を除去した後、前記フィルタ処理を行うように
している。
【0018】さらにまた、上記目的を達成する本発明の
字幕符号化装置は、文字パターンデータを発生する文字
パターン発生部と、前記文字パターンデータの高域成分
を抽出して、文字パターンの境界部分に位置する文字枠
パターンデータを生成するフィルタ手段と、該フィルタ
手段により生成された文字枠パターンデータと、前記文
字パターンデータとを合成する合成手段とを備えるもの
である。
【0019】さらにまた、上記字幕符号化装置におい
て、前記文字パターン発生部により発生された文字パタ
ーンデータの雑音を除去する雑音除去フィルタを、さら
に備えるようにしたものである。
【0020】さらにまた、上記目的を達成する本発明の
字幕復号化方法は、伝送あるいは再生された文字枠パタ
ーンデータおよび字幕パターンデータを背景ビデオにス
ーパインポーズする際に、前記背景ビデオに対する前記
文字枠パターンのスーパインポーズを段階的に変化する
ことのできる混合比率手段が備えられているものであ
る。
【0021】さらにまた、上記目的を達成する本発明の
字幕復号化装置は、ビデオデコーダとサブタイトルデコ
ーダとを少なくとも備え、前記ビデオデコーダでデコー
ドされた背景ビデオに、サブタイトルデコーダでデコー
ドされた文字枠パターンデータおよび字幕パターンデー
タをスーパインポーズする際に、前記背景ビデオに対す
る前記文字枠パターンのスーパインポーズを段階的に変
化することのできる混合比率計算手段が、前記サブタイ
トルデコーダ内に備えられているものである。
【0022】このような本発明の字幕符号化方法および
装置によれば、ビットマップ化された文字パターンデー
タに対し、文字枠をつけられた字幕データを符号化する
ことが出来る。このため、文字枠を付けるために文字パ
ターン発生器から予め太らせたフォント情報等を入力す
る必要がなくなる。また、符号化装置側で、所望の太
さ、所望の傾斜角度の文字枠パターンを作成し、この文
字枠パターンを復号化装置側で、背景ビデオにスーパー
インポーズする際に混合比率計算手段に入力すれば、背
景に対する文字枠のスーパーインポーズを段階的に変化
させることができ、字幕としての表現を多彩にすること
ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明は高画質ビットマップデー
タで与えられる字幕データをビデオのストリームとは別
に、パケット上のストリームとして蓄積媒体に記録し、
記録された字幕データを蓄積媒体から高速で読みだし、
高速度に復号化装置へ転送し、復号化過程も高速に行う
システムを前提としている。
【0024】本発明の字幕符号化方法を具現化した字幕
符号化装置の実施の形態の一例が備えられている符号化
装置の構成を示すブロック図を図1に示す。この符号化
装置において、ビデオカメラ(Video camera)51より
出力されたビデオ信号は、ビデオ符号化装置(Video en
cding unit)52に供給されてアナログ・デジタル(A
/D)変換され、さらに圧縮化・パケット化されてマル
チプレクサ(Multiplexer )58に供給されている。な
お、ビデオカメラ1に替えて、ビデオディスクプレー
ヤ、ビデオテープレコーダなどを用いて、再生されたビ
デオ信号をビデオ符号化装置52に供給するようにして
もよい。
【0025】また、ビデオ符号化装置52はレートコン
トローラ(Rate controller )52aを備えており、後
述する字幕符号化装置57内の、SBV(Subtitle Buf
ferVerifier)を満足するエンコーディング・バッファ
(Encording buffer)500において、必要な制御情報
を加えた上で発生データ量が制御されているが、エンコ
ーディングバッファ500に蓄積されている情報量は後
段のフォーマッティング回路(Formating circuit )6
8に送られ、フオーマッティング回路68が出力するビ
ットレート制御信号に対応して、ビデオデータの圧縮率
を制御するようになされている。すなわち、字幕符号化
装置(Subtitle encording unit )57において符号化
されたデータ量が少ない場合には、その分ビデオデータ
の符号化量が増大するよう圧縮率を変更して、ビデオ画
像を高品質とし、逆に字幕符号化装置57において符号
化されたデータ量が多い場合はその分ビデオデータの符
号化量が増大しないよう圧縮率を変更している。このよ
うにビデオデータの符号化量を変更しても、全体の符号
量は一定とされている。
【0026】このようにして、ビデオ符号化装置52に
より圧縮・符号化され、さらにパケット化されたビデオ
データ(例えば、4:2:2のコンポーネント信号等)
が、マルチプレクサ58に供給される。また、字幕符号
化装置57において、4ビット量子化された字幕データ
を1ペ−ジ分符号化した結果、エンコーディング・バッ
ファ500にてバッファサイズを上回ってしまい、オー
バーフローになる場合、該当ぺ−ジに関する一連の符号
化行程において、階調数を4ビットより少ない階調数に
落として量子化回路(Quantization circuit)64によ
り再び符号化される。これにより、データ量が削減さ
れ、オーバフローが防止される。
【0027】一方、マイクロフォン(Microphone)53
により集音されたオーディオ信号は、オーディオ符号化
装置(Audio encording unit)54に入力されて、A/
D変換されると共に、圧縮符号化され、さらにパケット
化されてマルチプレクサ58に供給される。この場合に
おいても、マイクロフォン53に替えて、テープレコー
ダ等を用いて再生されたオーディオ信号をオーディオ符
号化装置54に供給するようにして、符号化されたオー
ディオデータをマルチプレクサ58に供給するようにし
てもよい。
【0028】また、文字発生回路(Character Generato
r )55により発生された字幕のビットマップパターン
データ、またはフライングスポットスキャナ(Flying s
potscanner )56、あるいは、他のアナログ系から供
給された字幕のビットマップパターンデータは、字幕符
号化装置(Subtitle Encoding Unit)57に供給され
る。字幕符号化装置57に入力されたパターンデータ
は、エッジ合成回路(Edgesynthesizing circuit )7
2を介して量子化回路(Quantization circuit)64に
供給され、カラールックアップテーブル(CLUT)7
1が参照されて字幕が量子化され、さらにDPCM回路
65、ランレングス符号化回路(RunLengthcoding circ
uit)66、可変長符号化回路(Variablelength coding
circuit )67により圧縮符号化され、さらにパケッ
ト化された後、マルチプレクサ68に供給されている。
【0029】マルチプレクサ58は、字幕符号化装置5
7、ビデオデータ符号化装置52、およびオーディオデ
ータ符号化装置54からそれぞれ供給されるパケット化
されたデータを、例えば時分割多重化等により多重化を
行う。さらに、マルチプレクサ58において、多重化さ
れたデータに対し、ECC回路600ではECCなどの
誤り訂正のための処理を行い、続いてMOD回路700
では、EFM(Eightto Fourteen Modulation)などの
変調処理が施された後、例えばディスク91等の記録媒
体に記録されたり、伝送路(Channel )を介して変調さ
れた多重化データが伝送される。
【0030】さらに、字幕符号化装置57内の文字発生
回路55は、ビデオ符号化装置52により符号化される
ビデオ画像に対応する字幕パターンデータを発生し、こ
の字幕パターンデータは字幕符号化装置57に入力され
てエッジ合成回格72に入力される。エッジ合成回路7
2については後述するが、ビットマップ化された字幕パ
ターンに対して、文字枠の幅、文字枠の傾斜角度等のエ
ッジパラメータが人力されると、パラメータを実現する
ようなフィルタ処理が行なわれ、文字枠付きの字幕パタ
ーンデータとして次段の量子化回路64へ供給される。
【0031】なお、エッジ合成回路72内部では、文字
枠の合成を行わず、文字発生器55、あるいはフライン
グスポットスキャナ56からの字幕パターンをそのま
ま、出力するバイパス機能も有している。この機能を利
用して、字幕パターンに対し、特殊な影のような文字枠
を付したい場合は、文字発生器55、あるいは、フライ
ングスポットスキャナ56から、文字枠がキーパターン
として、本来の字幕パターンとは別に字幕符号化装置5
7に供給される。このキーパターンは、字幕パターンと
同じ経路を通り、エッジ合成回路72をバイパスして、
量子化回路64に供給される。
【0032】また、フライングスポットスキャナ56か
ら出力されるアナログ字幕信号は処理回路(Processing
circuit) 63に入力され、処理回路63において調整
された後、同様にしてエッジ合成回路72に供給され
る。エッジ合成回路72では、選択されたいずれかの入
力に対して前述の処理を実行する。また、エッジ合成回
路72の出力はスイッチャ(Switcher)83へも供給さ
れ、モニタ84にてモニタリングすることができるよう
にされる。
【0033】量子化回路64に入力された字幕パターン
データは、量子化回路64において、カラールックアッ
プテーブル71が参照されて量子化される。このとき、
字幕ビットマップデータと共に、合成された文字枠デー
タも出力された場合、このことがエッジ合成回路72か
ら量子化回路64に知らされる。この時、量子化回路6
4は、カラールックアップテーブル71の適当なエント
リーアドレスを文字枠に割り当て、それ以外の字幕パタ
ーンは残りのエントリーアドレスを使って量子化するよ
うにする。
【0034】また、アナログ系を経て入力されたビット
マップデータについては、エッジ合成回路72内の雑音
を除去回路を経由し、さらにDPCM回路65により差
分PCM符号化される。次いで、ランレングス符号化回
路66およぴ可変長符号化回路67により、符号の出現
頻度の偏りを利用した圧縮符号化が行われる。
【0035】さらに、カラオケ等に使用されるカラーワ
イプデータや、字幕をスクロールするためのデータはワ
イプレバー(Wipe LEVER)81により、カラーワイプや
字幕の製作者により入力され、アダプタ(Adapter )8
2を経てRGBのデータ、あるいは表示位置データとし
てワイプデータサンプラー(Wipe data Sampler )70
に入力される。この入力されたデータは、スイッチャ8
3において、エッジ合成回路72を介して入力された文
字発生回路55からの字幕パターンデータ上にオーバレ
イされ、モニタ84でその様子をチェックすることがで
きる。
【0036】次に、ワイプデータサンプラー70の一構
成例を図8(a)に示すが、アダプタ82からのデータ
がレジスタ300にラッチされ、ラッチされた1画素前
のデータと次の画素のデータが比較器301で比較さ
れ、両者が等しければカウンタ302がカウントアップ
される。ここで、レジスタ300は最大1ライン分の容
量を持ち、垂直方向のワイプにも対応できるように構成
されている。水平方向ワイプ時は1ピクセルを1クロッ
ク分に相当させるクロックをカウンタ302はカウント
する。
【0037】カウンタ302は水平同期信号(Hシン
ク)または垂直同期信号(Vシンク)によりクリアされ
た後、隣接画素、またはフィールド単位で上下方向に隣
接するライン間のデータが等しい間カウントアップし、
そのカウント値がレジスタ303においてVシンクによ
りラッチされる。このカウンタ値は、カラーワイプ情報
あるいは表示位置情報として、図1に示すスイッチ69
を介してDPCM回路65、ランンレングス符号化回路
66および可変長符号化回路67により、圧縮符号化が
行われ、さらにパケット化されてマルチプレクサ58に
供給される。
【0038】このようにして、字幕のカラーワイプ情報
あるいは字幕等のパターン情報の表示位置情報が、ピク
チャフレーム毎にサンプリングされて符号化されてい
る。また、字幕のカラーワイプ情報あるいは字幕等のパ
ターン情報の表示位置情報は、フレームを単位として符
号化されるが、複数フレーム分まとめて符号化すること
もできる。この場合、字幕パターンデータを含む符号化
データ量がバッファをオーバフローさせないようにエン
コーディング・バッファ500が量子化回路64の量子
化レベル幅を制御するようにしてもよい。
【0039】このように隣接する画素間、あるいは隣接
するライン間でデータが不一致となるまでカウンタ30
2がカウントすると、そのカウンタ値はワイプレバー8
1で設定したワイプ情報あるいは位置情報のディジタル
データとなる。また、字幕符号化装置57では4ビット
の字幕パターンデータにより、図3に示すようなカラー
ルックアップテーブル(CLUT)を参照して、フィル
データとしての輝度値Yと、背景ビデオとの混合比であ
るキーデータKを、該当するアドレスデータ(Add
r)で送っている。そこで、符号化側と復号化側とで同
じCLUTとなるように、必要な場合CLUTを符号化
側から復号化側へ伝送するようにしている。
【0040】この場合、復号化側に伝送されたCLUT
は予め内部のレジスタにダウンロードされ、以後の復号
化データのデコード時に使用される。カラールックアッ
プテーブルの内容は、図3に示すように輝度Y、色差C
r・Cb、背景ビデオとの混合比(キーデータ)Kが各
々最大8ビットで登録されている。このように、字幕符
号化装置57あるいは字幕符号化装置57からなるシス
テムの中で、時間的にカラールックアップテーブルを切
り換えることによって、静的なパターンデータの色をダ
イナミックに変えることが可能となる。
【0041】さらに、字幕符号化装置について説明する
と、字幕パターンを表す字幕ストリームは圧縮符号化さ
れて、復号化側におけるコードバッファと同様の振舞を
する字幕用のエンコーディング・バッファ500に入力
され、エンコーディング・バッファ500の出力はフォ
ーマッティング回路68に入力され、各種の制御情報
(Normal/trick PLAY、Position information、Subtitle
encoding information、timecode、EOP 、upper limit
value 、Static/dynamic CLUT etc )が字幕のパター
ンデータに付加される。同時に、SBVによって制御さ
れるバッフアリングにおいてエンコーディング・バッフ
ァ500へのデータ蓄積量が検証されてオーバフローあ
るいはアンダーフローしないようにビットレートが制御
される。この制御は、SBVがエンコーディング・バッ
ファへの蓄積量に応じて量子化回路64の量子化レベル
を制御して符号量を制御することにより行われている。
【0042】次に、以上説明したSBVの動作を、説明
の都合上、同様の振る舞いをする図5に示す復号化側の
バッファメモリ内のコードバッファ22−1を例に上げ
て、SBVの動作を示す図4を参照しながら説明する。
図4において、縦軸はデータサイズを示すと共に、横軸
は経過時間を示しており、(A),(B)で示す斜めの
2本の線の間隔であって、縦軸に平行なデータサイズを
示す矢印間が、コードバッファ22−1におけるコード
バッファサイズ(Code Buffer Size)である。そして、
(A)、(B)で示す斜めの2本の線の傾きの度合いが
ビットレートを表しており、(C)で示す階段状の線が
コードバッファ22内部のデータ蓄積量を表している。
【0043】図4に示す場合のように、(C)のライン
は(A)(B)のラインを越えないよう制御されるが、
(A)のラインを越えた場合はコードバッファ22が読
み出すデータ領域のないアンダーフロー状態となり、
(B)のラインを越えた場合はデータを書き込むデータ
領域のないオーバフロー状態となる。(A)または
(B)のラインの傾きのビットレートで入力されたペー
ジデータS0,Sl,S2,S3,・・・は各々の表示
タイミングPTS(S0),PTS(Sl),PTS
(S2),PTS(S3),・・・で表示されるように
なる。この表示タイミングの瞬間で、表示タイミングが
到達したぺ−ジデータは図5に示すコードバッファ22
−1からディスプレイバッファ22−2に転送される。
この転送により、データサイズは転送された分だけ小さ
くなるので、転送は図4におけるデータサイズ軸に平行
な縦の線で表されるようになる。これに対して、コード
バッファ22−1への蓄積は時間軸に平行な横の線で表
される。この図に示す揚合は(A)、(B)のラインの
傾きは一定であるが、可変レートとされる場合は、その
傾きは時間と共に変化するようになる。
【0044】このように動作するコードバッファ22−
1は図5に示す構成の復号化側のバッファメモリである
Subtitle decoder buffer model に基づいたものであ
る。この図において、コードバッファ22−1は字幕デ
ータのストリームの蓄積を行い、少なくとも1べ−ジ分
のストリームの蓄積が行われた後、システムのクロック
値SCR(System Clock Reference)と表示時刻(PT
S:Presentation TimeStamp )とが一致した時点で、
1ぺ−ジ分の字幕データがコードバッファ22−1から
ディスプレイバッファ(DISPLAY MEMORY)22−2へ転
送される。この転送は、1つのRAMデバイス内でポイ
ンタを更新するだけで実現することができるので、転送
に伴う遅延は生じることがなく高速に転送を行うことが
できる。
【0045】すなわち、復号化側のバッファメモリ内に
は、コードバッファ22−1の領域とディスプレイバッ
ファ22−2の領域が時間と共に動的に設定されてい
る。なお、ディスプレイバッファ22−2においてはす
ぐに表示を行うべく、例えば垂直(V)ブランキング期
間を利用して、パーザ(PARSER)22−3において各種
のヘッダが解釈され、逆VLC(IVLC)23、逆ラ
ンレングスデコーダ(RUN LENGTH DEC)24、フィルタ
25を介してCLUT26ヘビットマップデータが転送
される。
【0046】なお、字幕のカラーワイプ情報や字幕等の
パターン情報の表示位置情報のように、ピクチャフレー
ム毎に変化する情報はフレームを単位として符号化さ
れ、フレーム間隔あるいはフレーム間隔に準じて、その
パケットがビデオストリーム等のストリームデータに多
重化されている。
【0047】次に、本発明の特徴点である字幕の発生手
段から供給される字幕のビットマップパターンデータに
対し、字幕符号化装置57のエッジ合成回路72におい
て、字幕の黒輪郭に相当するエッジパターンを生成する
構成について説明する。エッジ合成回路(Edge synthes
izing circuit )72の内部は図6に示すように構成さ
れている。即ち、字幕パターンデータの雑音のエネルギ
ーを分散する雑音除去回路(filter circuit)721、
所定レベル以上の字幕パターンデータを識別して雑音を
除去するしきい値レベル判定回路(threshold )72
2、字幕パターンデータをフィルタ処理するエッジ合成
用フィルタ回路(synthesizing filter circuit )72
3、文字枠用のエッジパターンデータを生成するレベル
制御回路(level control circuit )724、および、
字幕パターンデータにエッジパターンデータを合成する
オーバーレイ回路(overlaying circuit)725から構
成される。
【0048】文字発生器55、あるいは、フライングス
ポット・スキャナ56から処理回路63を経て出力され
たビットマップパターンはまず、雑音除去回路721に
入力されて雑音の除去が行われる。ここで考慮する除く
べき雑音は主に伝送路の帯域が十分でないことに起因す
るリンギングである。雑音除去回路721の内部は、例
えば図7(A)に示すようなフィルタ係数のローパスフ
ィルタであり、雑音部分のエネルギーを分散させたうえ
で、次段のしきい値判定回路722により、あるスレシ
ュホールド値よりも高い値を採用することにより、真の
字幕パターンを切り出している。これにより、雑音を除
去することができる。
【0049】しきい値判定回路722の出力はエッジ合
成用フィルタ回路723とオーバーレイ回路725へ供
給される。エッジ合成用フィルタ回路723は、しきい
値判定回路722から供給される字幕パターンの境界部
分を強調する高域通過型のフィルタ係数を持つようにさ
れた2次元空間フィルタであり、例えば図7(B)に示
すような、ラプラシアン等で代表される二次微分フィル
タを採用することも可能である。
【0050】なお、用いられるフィルタの次数は、発生
させるエッジパターンの厚さに比例する。例えば、厚さ
3画素分のエッジを実現する場合、フィルタ次数を5×
5に、厚さ4画素分のエッジを実現する場合はフィルタ
次数を7×7に、また、厚さ5画素分ならフィルタ次数
を9×9に切り換えるようにする。また、エッジ合成用
フィルタ回路723のレジスタ数はこれらの最大次数の
フィルタ演算が可能なように決定される。なお、フィル
タ次数の切り換えは、エッジ合成用フィルタ回路723
に供給されるエッジ幅(edge width)のパラメータ(pa
rameter )に応じて切り換えられる。
【0051】エッジ合成用フィルタ回路723の出力
は、レベル制御回路724に供給される。レベル制御回
路724では、エッジ合成用フィルタ回路724で発生
されたエッジパターンを8ビットレンジにスケーリング
を行う。この、スケーリングの際に行われる演算は、図
7(C)に示すような計算式に基づく演算である。すな
わち、しきい値判定回格722から入力されるひとまと
まりの入力パターンの全データを、その最大値、あるい
は、十分に大きい数で割り算し、値255を乗ずること
で8ビットレンジに換算した後、その値を反転し、スケ
ーリングを行うものである。
【0052】実際はこの計算結果は内部ROMに予め設
定しておく。その際、図7(C)に示す計算式中のscal
e_factorを変えることで、文字枠の傾斜角度を変えるこ
とができ、その結果、プレーヤにおいて、背景ビデオに
スーパインポーズする際、ハードエッジ、あるいはソフ
トエッジというような表現力を出すことが可能になる。
この文字枠の傾斜角度は、レベル制御回路724に供給
されるエッジスロープ(edge slope)のパラメータに応
じて変化させられる。
【0053】そして、エッジ合成回路72の出力段のオ
ーバーレイ回路725であるが、この回路は比較器と選
択器とで構成され、しきい値判定回路722からの出力
である、雑音除去された字幕パターンの中で、その値が
あるスレッシュホールド値を上回る場合にしきい値判定
回路722からの字幕パターンを選択し、それ以外はレ
ベル制御回路724からの合成エッジパターンを選択す
る。これにより、オーバーレイ回路725の出力は文字
枠付きの字幕パターンデータとなる。
【0054】以上のことを実行した処理の例を図12〜
図20に示す。尚、これらの図中の値は、表記の都合
上、全て10で割った値とされている。図8は文字発生
器55により発生されたオリジナルの片かなの「ト」の
字幕パターンの値を表す図である。図9は雑音除去フィ
ルタ回路721の出力の値であり、図10はしきい値判
定回路722から出力される字幕パターンの値である。
雑音が除去されていることがわかる。また、図11に
は、エッジ合成フィルタ回路723により、図10に示
す字幕パターンデータにエッジ幅のパラメータ指定によ
り図7(B)に示す5×5タップ係数のフィルタg_5
に切り換えて処理した結果を示している。
【0055】同様にして、図12には、エッジ合成フィ
ルタ回路723により、図10に示す字幕パターンデー
タにエッジ幅のパラメータ指定により図7(B)の7×
7タップ係数のフィルタg_7に切り換えて処理した結
果を示している。図11および図12ともに、示されて
いる正値は合成部分を、負値は人力された字幕パターン
を示すものである。さらに、図13には、図11に示す
パターンデータに対して、レベル制御回路724でレベ
ル変換を行った結果を示している。同様に、図14は図
12に示すパターンデータに対して、レベル制御回路7
24でレベル変換を行った結果を示している。
【0056】さらにまた、図15には、図13に示すエ
ッジパターンデータと、図10に示す字幕パターンデー
タとをオーバーレイ回路725により合成した結果を示
しており、図16には図14に示すエッジパターンデー
タと、図10に示す字幕パターンデータとをオーバーレ
イ回路725により合成した結果を示している。このよ
うにして文字枠付きの字幕パターンがエッジ合成回路7
2から出力され、字幕符号化装置57から出力される。
そして、文字枠付き字幕パターンデータが最終的にディ
スク91に記録されたり、あるいは伝送されるようにな
る。
【0057】一方、以上説明した字幕符号化装置57で
作成したストリームを復号する、字幕復号化装置(プレ
ーヤー)の実施の形態の一例の構成を図17に示す。こ
の図において、例えばディスク等のデータ記録媒体から
サーボ系を介して読み出された再生信号は、データデコ
ーダ&デマルチプレクサ1に入力されて、ECC(Erro
r Correcting Code )が解かれてエラー訂正が行われ、
さらに、多重化されているデータがビデオデータ、字幕
データ、オーディオデータにデマルチプレクサされる。
このうち、ビデオデータはビデオデコーダ3へ供給さ
れ、字幕データはサブタイトルデコーダ7へ供給され、
オーディオデータはオーディオデコーダ11へ供給され
る。なお、これらの処理がデータデコーダ&デマルチプ
レクサ1において行われる時にメモリ2がバッファメモ
リおよぴワークエリア等として使用される。
【0058】ビデオデコーダ3は、メモリ4を使用して
ビデオデータのビットストリームからビデオデータをデ
コードしてレターボックス5へ供給する。レターボック
ス5では、ビデオデコーダ3の出力がスクイーズ(sque
eze )モードの場合に、縦横比が4対3のモニターにお
いて真円率100%で鑑賞できるように画面の垂直方向
に3/4に縮めて表示するためのフィルタ処理が行われ
る。この場合、1/4フィールド分に相当するタイミン
グ調整が、タイミング調整用のメモリ6を使用して行わ
れる。なお、レターボックス5はスクイーズモードのビ
デオデータをそのまま出力するスルーパスを有してい
る。
【0059】オーディオデコーダ11は、メモリ12を
バッファメモリ等として使用してオーディオデータをデ
コードする。デコードされたオーディオデータは、オー
ディオ用のディジタル・アナログ(D/A)コンバータ
13によりアナログのオーディオ信号とされて再生出力
される。
【0060】サブタイトルデコーダ7では、サブタイト
ルデコーダ7に供給されている字幕パターンデータのビ
ットストリームがデコードされて、レターボックス5か
ら出力されたビデオデータに、このデコードされた字幕
パターンデータがスーパインポーズされる。スーパイン
ポーズされたビデオ信号は、コンポジットエンコーダ8
によりNTSC、PAL、あるいはSECAM方式に変
換され、ビデオ用D/Aコンバータ10においてアナロ
グのビデオ信号に変換されて出力される。
【0061】以上の各部の処理は、システムコントロー
ラ14により統括的に制御されており、ユーザからのコ
マンドやその他の各種の情報をモニタできるように、モ
ードディスプレイ9が設けられており、モードディスプ
レイ9に備えられた専用のディスプレイに表示させた
り、ビデオ信号に重畳させたりすることができるように
されている。
【0062】また、サブタイトルデコーダ7は、多重化
された字幕パターンデータのビットストリームと、デコ
ードされたビデオデータとを受け取り、多重化された字
幕パターンデータのビットストリームをコードバッファ
に蓄積した後、指定されたタイミングで該ビットストリ
ームのデコードを行い、デコードされた字幕パターンデ
ータをビデオデータにスーパインポーズするようにして
いる。
【0063】このように動作する、サブタイトルデコー
ダ7の実施の一形態例の構成を示すブロック図を図18
に示す。この図に示す各部の説明を以下に行う。 (1)ワード検出部20 デマルチプレクサ1から出力された字幕データのビット
ストリームはワード検出部20に入力され、検出された
ヘッダ情報、検出されたヘッダエラー情報、検出された
データエラー情報がコントローラ35に転送される。ま
た、ワード検出部20により検出された字幕表示時刻の
タイムスタンプ(PTSS)、表示位置情報(Position
_data)、カラールックアップテーブル(CLUT)の更
新データ、およびビットマップ画素データがコードバッ
ファ22に転送されて蓄積される。
【0064】(2)スケジューラ21 このコードバッファ22の読出/書込のアクセス制御
は、スケジューラ21により行われている。コードバッ
ファ22の読出/書込のアクセスのバンド幅は、デマル
チプレクサ1から供給されるデータレートと表示レート
とからメモリアクセスのスケジューリング管理が決まる
ことにより決定されている。たとえば、デマルチプレク
サ1からのデータレートを最大20Mbpsとすると、
コードバッファ22のI/Oポートが8ビットの場合
2.5MHzのレートでコードバッファ22へ書き込み
を行うようにすれば良い。
【0065】一方、コードバッファ22からの読み出し
は、システムコントローラ14からデコード開始信号を
受け取った後、表示位置情報に応じて、垂直同期信号
(Vシンク)並びに水平同期信号(Hシンク)から適当
なタイミングをとって行われている。読出レートは1
3.5MHzの画素サンプリングレートであり、そのサ
ンプリングクロックのクロック幅でコードバッファ22
の読出/書込を切り替えるとすると、コードバッファ2
2への書き込みは前記したように少なくとも2.5MH
z以上のレートが必要であるから、この書き込みレート
を満足できる最も遅いレートは13.5MHzの1/4
である3.375MHzとなる。
【0066】すなわち、3.375MHzのタイミング
をコードバッファ22への書き込みへ割り当てる。そし
て、残りのタイミングをコードバッファ22からの読み
出しに割り当てるようにする。これにより、13.5M
Hzのクロックにおける4つのクロックのうちの1つの
クロックが書き込みに、残る3つのクロックが読み出し
に割り当てられる。ところで、4回のクロックタイミン
グのうちの3回のクロックタイミングで読み出せるビッ
ト数は、I/Oポートが8ビットとされているため、3
×8=24ビットとなる。この24ビットで間断なく4
クロックタイミングのタイミング毎に表示を実行させる
には、1クロックタイミング毎に24÷4=6ビットを
割り当てることができるから、1画素のデータが6ビッ
ト以下で構成されていれば、リアルタイムで表示するこ
とができるようになる。
【0067】(3)コントローラ35 コントローラ35はワード検出部20からの字幕表示時
刻のタイムスタンプ(PTSS)を受け取り、システム
コントローラ14へ出力する。その後、システムコント
ローラ14からのデコード開始信号により字幕パターン
データのデコードを開始する。この時、通常再生モード
とされている場合は、フレーム単位でバイトアラインさ
れたDuration分だけコードバッファ22から繰返し字幕
パターンデータが読み出されてデコードされる。このDu
rationの減算は、システムコントローラ14から供給さ
れる減算パルス(decrement pulse )よって字幕復号化
装置7で行われるか、あるいはシステムコントローラ1
4が、Durationに示された値と、システムの基準時計が
一致したときに復号化装置7に、表示終了命令を出して
知らせる。
【0068】この減算パルスによる場合は、通常再生の
場合、フレームレートでシステムコントローラ14から
発せられ、コントローラ35はこれを受けて、表示タイ
ムスタンプに従って正しく同期が取れるように、スケジ
ューラ21に対しコードバッファ22のアドレス管理を
行う。さらに、コントローラ35はシステムコントロー
ラ14から送られてきたspecial 信号が”非ノーマル”
とされた場合は特殊再生モードとされたとして、特殊再
生モードを正しく受信したことを示すack信号をシス
テムコントローラ14に送り返す。この特殊再生モード
が、n倍速早送り(FF)あるいはn倍速逆早送り(F
R)の場合は、減算パルスはn倍のレートで発せられ
る。また、特殊再生モードが、ポーズの場合は減算パル
スは発せられず、同じフレームを繰返しデコードし続け
るようにされる。
【0069】また、再生モードにかかわらずコードバッ
ファ22から読み出された字幕パターンデータは、逆V
LC回路23においてVLC復号処理が行われ、さらに
逆ランレングス回路24においてEOP(End Of Page
)が検出されると共に、ランレングス復号処理が行わ
れて字幕パターンデータが復号される。そして、EOP
のカウント値がrepeat time に達した時点で、逆ランレ
ングス回路24はコントローラ35にdisplay end フラ
グを送出する。これにより、コントローラ35はrepeat
time に達したと判断してコードバッファ22からの読
み出しを停止する。なお、コントローラ35がdisplay
end フラグを受け取らないうちに、ワード検出器20が
次のページのEOPを検出した場合は、コントローラ3
5はbufferover flow信号をシステムコントローラ14
へ発し、デマルチプレクサ1からの転送を停止させる。
また、システムコントローラ14から指示があった場
合、表示開始位置(display start position)をフレー
ムごとに更新する。
【0070】(4)コードバッファ22 コードバッファ22はRAM(Random Access Memory)
により構成されるが、RAMが外付けとされる場合は、
表示用と蓄積用の2枚分のページが確保できる容量を有
し、かつ、ビデオデータの復号化処理の遅延補償分を含
み、さらにスケジューラ21がアクセスするバンド幅を
満足するRAMを使用するようにする。ビデオデータの
復号化処理の遅延補償を行うために、コントローラ35
はコードバッファ22へ字幕パターンデータを書き込む
際に、表示時刻のタイムスタンプ(PTSS)をシステ
ムコントローラ14へ送るようにする。
【0071】システムコントローラ14はこれを受け
て、自身が持つ同期合わせ用クロックと前記PTSSが
一致した時点から、ビデオ復号化処理の遅延分(約1フ
ィールド)に、レターボックス5の処理による遅延分を
加えたタイミングで、サブタイトルデコーダ7内のコン
トローラ35へデコード開始命令を送るようにする。こ
れら一連のデコード遅延を考慮する理由は、データ符号
化装置においては、ビデオデータ、オーディオデータ、
字幕パターンデータの各デコード遅延がゼロであるとい
う前提のもとで多重化されているからである。
【0072】(5)逆VLC(Inverse Variable Lengt
h Coding)回路23 コードバッファ22から読み出された字幕パターンデー
タに、可変長復号化処理を施して、レベルデータとラン
データのペアのデータとして出力する。なお、逆VLC
回路23は、場合によりスルーされるものである。
【0073】(6)逆ランレングス回路24 ランデータの数だけレベルデータを発生させることによ
りランレングス復号処理を行い、以後、画素データとし
て字幕パターンデータを扱うようにする。逆VLC回路
23と逆レングス回路24により圧縮処理された字幕パ
ターンデータが伸長されるが、場合により、逆レングス
回路24をスルーすることも可能である。
【0074】(7)3:4フィルタ25 モニタのアスペクト比が4:3の場合、水平方向にスク
イーズされている字幕パターンデータに3:4フィルタ
処理を行い、真円率を100%にしてからビデオデータ
にスーパインポーズするようにしている。この場合、コ
ントローラ35はコードバッファ22からの読み出しを
Hシンクパルスから90ピクセル分早く読み出すように
する。また、モニタのアスペクト比が16:9とされて
いる場合は、3:4フィルタ25をバイパスするように
する。この3:4フィルタをバイパスするか否かはコン
トローラ35から供給されるxsqueeze信号でセレクトさ
れる。なお、複数のフォントによる複数の字幕パターン
データのビットストリームが送られてくる場合は、3:
4フィルタ25はバイパスされる。
【0075】(8)CLUT(カラールックアップテー
ブル)回路26 ルックアップテーブルは、輝度データY、色差データC
r,Cb、そして背景ビデオデータと、このCLUT内
の選択された輝度データY、色差データCr,Cbとの
混合比を表すキーデータ(K)が登録されている。これ
らのデータはフルスケールで8ビットとされているが、
各4ビット精度のデータとすることが可能である。この
CLUTはデコードに先立ち、CLUT回路26に予め
ダウンロードすることが可能とされている。この場合、
CLUTデータはコードバッファ22からCLUT回路
26へ転送される。また、キーデータKはmixing ratio
として、CLUT回路26からミキサ部34へ転送され
る。さらに、入力アドレスの最上位ビットを使用して、
時間的に変化するカラーワイプを行うことのできる図9
に示すようなCLUTを持つようにしてもよい。
【0076】(9)ミキサ部34 ミキサ部34は、on/offのスーパインポーズ信号
が”on”の場合、輝度データY、色差データCb,C
rとしてCLUT回路26から読み出された字幕パター
ンデータを、輝度データY、色差データCb,Crとし
て入力されたビデオデータにmixing ratioに従って、ス
ーパインポーズする。その際、スーパインポーズはコン
トローラ35から供給されるposition信号、あるいはu_
position信号で指定されたタイミングに従って、所定の
位置へスーパインポーズされる。また、モード情報にfa
de係数が指定されている場合は、指定された速度でパタ
ーンデータに対してfade係数を乗算することによって、
フェードイン/フェードアウトを行うことができる。
【0077】なお、スーパインポーズ信号が”off”
とされている場合は、ミキサ部34に入力されているビ
デオデータのみを出力して表示するようにする。このス
ーパインポーズ信号のon/offは、ユーザが任意に
設定することができる。字幕に関する一連のデコードが
終了し、スーパインポーズされた信号は、サブタイトル
デコーダ7からコンポジットエンコーダ8を介してD/
Aコンバータ10へ転送される。このD/Aコンバータ
10から出力されるNTSC方式あるいはPAL方式の
ビデオ信号を表示装置に供給して表示することにより、
映像と共に文字枠付きの字幕が表示される。
【0078】以上にサブタイトルデコーダ7の説明をし
たが、このサブタイトルデコーダ7内に混合比率計算回
路を設けて、背景ビデオに字幕パターンをスーパインポ
ーズする際に背景ビデオに対する文字枠のスーパインポ
ーズを段階的に変化させるようにしてもよい。この場
合、符号化装置側において、文字枠パターンの所望の太
さ、および所望の傾斜角度の文字枠パターンを作成して
記録媒体等に記録しておく。あるいは、復号化装置側へ
伝送する。
【0079】次に、図18においてサブタイトルデコー
ダ7内のコントローラ35からシステムコントローラ1
4へ供給される各種データ、およびシステムコントロー
ラ14からサブタイトルデコーダ7内のコントローラ3
5へ供給される各種データの意味を図19および図20
に示している。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の字幕符号
化方法および装置によれば、供給される字幕ビットマッ
プパターンに2次元空間フィルタを使用することで、文
字枠を合成し、供給される字幕パターンに混在する雑音
を除去し、この字幕パターンを合成された文字枠のパタ
ーンにはめ込むことで、文字枠付けされた字幕パターン
が生成され、これを後段の符号化回路に供給すること
で、字幕ストリームを完成することができる。したがっ
て、本文字枠発生方法を用いれば、文字発生器におい
て、文字枠用のフォントを用意する必要がなくなり、文
字発生器からのデータ供給量は字幕ビットマップパター
ンの分だけで良く、文字枠用パターン情報の分だけ軽減
されるようになる。
【0081】ストリームの中には、高品質な文字枠付き
の字幕が符号化されているので、復号化されて表示され
る際、文字枠がついた字幕がビデオにスーパーインポー
ズされるので、見やすい字幕が再生される。また、符号
化装置側において、所望の太さや所望の傾斜角度の文字
枠パターンを生成し、この文字枠パターンを復号装置側
においてスーパインポーズする際に、混合比率計算手段
に入力するようにすれば、背景ビデオに対する文字枠の
スーパインポーズを段階的に変化させることができ、字
幕の表現を多彩とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の字幕符号化方法を具現化した本発明の
字幕符号化装置の一例を備える符号化装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】ワイプ情報をサンプルするワイプデータサンプ
ラーの構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明の字幕符号化方法および装置において、
字幕パターンデータを符号化する場合に参照するカラー
ルックアップテーブルの一例を示す図である。
【図4】本発明の字幕符号化装置におけるサブタイトル
バッファベリフアイア(SBV)およびコードバッファ
の動作を説明するための図である。
【図5】本発明の字幕符号化装置におけるサブタイトル
デコーダバッファの構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の字幕符号化装置におけるエッジ合成回
路の構成の一例を示すブロック図である。
【図7】本発明の字幕符号化装置における文字枠パター
ンを生成するためのフィルタ係数の図表である。
【図8】本発明の字幕符号化装置における文字発生装置
から発生された字幕パターンの一例を示す図である。
【図9】本発明の字幕符号化装置における雑音処理中の
字幕パターンの一例を示す図である。
【図10】本発明の字幕符号化装置における雑音処理後
の字幕パターンの一例を示す図である。
【図11】本発明の字幕符号化装置におけるフィルタ処
理後の字幕パターンの一例を示す図である。
【図12】本発明の字幕符号化装置におけるフィルタ処
理後の字幕パターンの他の例を示す図である。
【図13】本発明の字幕符号化装置におけるレベル変換
後の字幕パターンの一例を示す図である。
【図14】本発明の字幕符号化装置におけるレベル変換
後の字幕パターンの他の例を示す図である。
【図15】本発明の字幕符号化装置において作成された
文字枠付き字幕パターンの一例を示す図である。
【図16】本発明の字幕符号化装置において作成された
文字枠付き字幕パターンの他の例を示す図である。
【図17】本発明の字幕復号化方法を具現化した本発明
のデータ復号化装置の一構成例を示すブロック図であ
る。
【図18】本発明の字幕復号化装置におけるサブタイト
ルデコーダの詳細な構成を示すブロック図である。
【図19】システムコントローラからサブタイトルデコ
ーダ内のコントローラへ送られる情報、およぴコントロ
ーラからシステムコントローラへ送られる情報の内容を
示す図表である。
【図20】システムコントローラからサブタイトルデコ
ーダ内のコントローラへ送られる情報、およびコントロ
ーラからシステムコントローラへ送られる情報の内容を
示す図表である。
【図21】CD−Gにおけるサブコードの構成を示す図
である。
【図22】CD−Gのサブコードを利用して文字情報を
記録する方法を説明するための図である。
【符号の魂明】
0 ドライブコントローラ 1 データデコーダ&デマルチプレクサ 2,4,6,12 メモリ 3 ビデオデコーダ 5 レターボックス 7 サブタイトルデコーダ 8 コンポジットエンコーダ 9 モードディスプレイ 10,13 D/Aコンバータ 11 オーディオデコーダ 14 システムコントローラ 20 ワード検出部 21 スケジューラ 22 バッファメモリ 22−1 コードバッファ 22−2 ディスプレイバッファ 22−3 パーザ 23 逆VLC 24 逆ランレングス 25 3:4フィルタ 26 CLUT 34 ミキサ部 35 コントローラ 51 ビデオカメラまたはビデオテープ 52 ビデオ符号化装置 52a レートコントローラ 54 オーディオ符号化装置 55 文字発生回路 56 フライングスポット・スキャナ 57 字幕符号化装置 58 マルチプレクサ 63 処理回路 64 量子化回路 65 DPCM回路 66 ランレングス回路 67 可変長符号化回路 68 フオーマッティング回路 70 ワイプデータサンプラー 71 CLUT 72 エッジ合成回路 81 ワイプ・レバー 82 アダプタ 83 スイッチャ 84 モニタ装置 91 ディスク 300,303 レジスタ 301 コンパレータ 302 カウンタ 500 エンコーディング・バッファ 600 ECC(エラー訂正符号化)回路 700 MOD(変調)回路 721 雑音除去フィルタ回路 722 しきい値判定回路 723 エッジ合成フィルタ回路 724 レベル制御回路 725 オーバーレイ回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 11/04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字パターン発生手段から発生された文
    字パターンデータを処理することにより、文字パターン
    の境界部分に位置する文字枠パターンデータを生成し、
    該生成された文字枠パターンデータと前記文字パターン
    データとを合成したことを特徴とする字幕符号化方法。
  2. 【請求項2】 前記文字パターンデータをフィルタ処理
    してその高域部分を抽出することにより、前記文字枠の
    パターンデータを生成することを特徴とする請求項1記
    載の字幕符号化方法。
  3. 【請求項3】 前記文字パターンデータの雑音を除去し
    た後、前記フィルタ処理を行うことを特徴とする字幕符
    号化方法。
  4. 【請求項4】 文字パターンデータを発生する文字パタ
    ーン発生部と、 前記文字パターンデータの高域成分を抽出して、文字パ
    ターンの境界部分に位置する文字枠パターンデータを生
    成するフィルタ手段と、 該フィルタ手段により生成された文字枠パターンデータ
    と、前記文字パターンデータとを合成する合成手段とを
    備えることを特徴とする字幕符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記文字パターン発生部により発生され
    た文字パターンデータの雑音を除去する雑音除去フィル
    タを、さらに備えることを特徴とする字幕符号化装置。
  6. 【請求項6】 伝送あるいは再生された文字枠パターン
    データおよび字幕パターンデータを背景ビデオにスーパ
    インポーズする際に、前記背景ビデオに対する前記文字
    枠パターンのスーパインポーズを段階的に変化すること
    のできる混合比率手段が備えられていることを特徴とす
    る字幕復号化方法。
  7. 【請求項7】 ビデオデコーダとサブタイトルデコーダ
    とを少なくとも備え、前記ビデオデコーダでデコードさ
    れた背景ビデオに、サブタイトルデコーダでデコードさ
    れた文字枠パターンデータおよび字幕パターンデータを
    スーパインポーズする際に、前記背景ビデオに対する前
    記文字枠パターンのスーパインポーズを段階的に変化す
    ることのできる混合比率計算手段が、前記サブタイトル
    デコーダ内に備えられていることを特徴とする字幕復号
    化装置。
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Cited By (1)

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