JPH07231435A - 字幕データ符号化装置、その復号化装置、並びに記録媒体 - Google Patents

字幕データ符号化装置、その復号化装置、並びに記録媒体

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JPH07231435A
JPH07231435A JP9841694A JP9841694A JPH07231435A JP H07231435 A JPH07231435 A JP H07231435A JP 9841694 A JP9841694 A JP 9841694A JP 9841694 A JP9841694 A JP 9841694A JP H07231435 A JPH07231435 A JP H07231435A
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circuit
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JP9841694A
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Ikuo Tsukagoshi
郁夫 塚越
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない情報量で、色の付いた字幕を伝送する
ことができるようにする。 【構成】 カラー量子化回路70において、字幕の色に
対応する色のデータを記憶しているCLUT71のアド
レスが検出され、そのアドレスが符号化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオデータを字幕の
データとともに伝送し、受信側において、字幕をビデオ
画像にスーパインポーズして表示する場合に用いて好適
な字幕データ符号化装置、その復号化装置、並びに記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、外国の映画を我国において鑑賞
する場合、画面の端部に字幕がスーパインポーズされる
ことが多い。ビデオディスクや通常のテレビジョン放送
等においては、字幕がビデオ画像中に予めスーパインポ
ーズされた状態において、ビデオ信号が伝送される。
【0003】これに対して、例えばCAPTAINシス
テムにおいては、字幕を文字コードあるいはドットパタ
ーンとして伝送することができるようになされている。
【0004】さらにまた、CD−Gにおいては、サブコ
ードを利用して、グラフィックスを記録することができ
るようになされており、これを利用して、字幕をCDに
記録することが可能である。
【0005】CD−Gにおいては、図22に示すよう
に、1フレーム分のデータが、1バイトのサブコードと
32バイトのデータとにより構成されている。32バイ
トのデータには、1サンプル当り2バイトのデータが、
LチャンネルとRチャンネルに、それぞれ6サンプルず
つ割当られている。従って、その合計は24バイトとな
る。この24バイトのオーディオデータに対して、8バ
イトの誤り訂正符号が付加され、合計32バイトのデー
タとなされている。
【0006】一方、98フレーム分のサブコードが集め
られ、1ブロックを構成するようになされている。98
フレームのサブコードのうち、最初の2フレーム分のサ
ブコードは、S0,S1のシンクパターンとされてい
る。そして、残りの96フレーム分のサブコードに、種
々のサブコードデータを記録することができるようにな
されている。但し、1バイトのサブコード(各ビットが
P乃至Wで表される)のうち、PチャンネルとQチャン
ネルのデータは、トラックをサーチするデータが既に割
り当てられている。そこで、残りのRチャンネル乃至W
チャンネルの6ビットに、グラフィックスデータを割り
当てることができる。即ち、実質的にグラフィックスデ
ータを割り当てることができる範囲は、6×96ビット
となる。
【0007】1ブロックのデータは、75Hzの周波数
で伝送されるため、1フレーム分のデータの転送料は7
5×98Hzとなる。従って、サブコードの伝送ビット
レートは、7.35kバイト/sとなる。
【0008】図23は、このようなグラフィックスデー
タの伝送フォーマットを表している。同図に示すよう
に、Rチャンネル乃至Wチャンネルの6ビットのデータ
を1シンボルとして、96シンボル分のデータによりパ
ケットが構成され、各パケットは4つのパックにより構
成されている。各パックは、シンボル0乃至シンボル2
3の24個のシンボルにより構成されている。シンボル
0のR,S,Tの3ビットにはモード情報が、また、
U,V,Wの3ビットにはアイテム情報が、それぞれ割
り当てられている。このモード(MODE)とアイテム
(ITEM)の組み合わせにより、次のようなモードが
規定されている。
【0009】 MODE ITEM 000 000 0モード 001 000 グラフィックスモード 001 001 TV−グラフィックスモード 111 000 ユーザモード
【0010】そして、シンボル1にはインストラクショ
ンが、また、シンボル2とシンボル3にはモード及びア
イテムとインストラクションに対するパリティが、それ
ぞれ割り当てられるため、実質的にグラフィックスデー
タを割り当てることができる範囲は、シンボル4乃至シ
ンボル19のうちの、例えば図23に示した12シンボ
ルになされている。そして、シンボル20乃至シンボル
23の4シンボルには、シンボル0乃至シンボル19ま
での20シンボルに対するパリティが割り当てられてい
る。
【0011】このようにして、CD−Gにおいては、各
パックの6×12ピクセルの範囲に、グラフィックスデ
ータを2値データとして割り当てることができる。パッ
クのレートは75×4=300パック/sとなるので、
この6×12ピクセルの範囲に1つの文字を割り当てる
とすると、1秒間に300文字を伝送することができる
ことになる。
【0012】また、CD−Gにおいて規定する1画面
は、288水平画素×192ラインとなるので、この1
画面分の文字を伝送するには、次式で示すように、2.
56秒必要となる。 (288/6)×(192/12)/300=2.56
【0013】さらに、各ピクセルにおいて、16値表現
を行う場合には、1文字パターンにつき、4回の異なる
パターンを伝送する必要があるため、4倍の時間の1
0.24秒の時間がかかることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の方法のうち、ビデオディスクや通常のテレビジョ
ン放送における方法のように、字幕をビデオ画像にスー
パインポーズした状態で伝送する方法は、ユーザが必要
に応じて字幕の表示をオンまたはオフすることができな
い課題があった。また、字幕として、複数の国の言語の
ものを用意し、ユーザにその所定のものを選択させるよ
うなことができない課題があった。
【0015】これに対して、CAPTAINシステムや
CD−Gにおける方法は、必要に応じて字幕をオンまた
はオフすることが可能であるが、解像度が充分でない課
題があった。
【0016】即ち、CAPTAINシステムにおいて
は、1画面の表示可能領域は、248水平画素×192
ラインであるが、コンポーネントディジタルTV信号
は、720水平画素×480ラインの解像度を有してお
り、この解像度に比べると、充分な解像度とはいえない
ことが判る。
【0017】さらに、CD−Gにおいては、1画素につ
き、1ビットのデータしか対応させることができないた
め、データを2値化して表すこととなり、例えば文字の
斜線部分がギザギザに現れるエイリアシングの現象や、
文字がちらつくフリッカーなどの現象が顕著となり、ユ
ーザに不快感を与える課題があった。
【0018】また、例えばフィルタにより、2値情報を
多値情報に変換することも考えられるが、そのためには
高精度のフィルタが必要となり、高価となる。また、こ
のようなフィルタを用いると、背景画像も劣化させるこ
とになる。
【0019】さらにまた、CD−Gにおいて、1画素を
16値で表すようにすると、上述したように、2値で表
す場合の約4倍の時間を要し、字幕の表示を高速で切り
換えることが困難になる課題があった。
【0020】また、CAPTAINシステムやCD−G
における方法は、データレートが低いため、時間的にダ
イナミックに変化する字幕の表示を行うことが困難であ
った。
【0021】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、高品質の字幕を、ユーザの好みに応じて表
示させることができるようにするとともに、背景のビデ
オ画像を劣化させることなく、字幕の表示を高速で切り
換えることができるようにし、さらには、少ないデータ
量で、時間的にダイナミックに変化する字幕の表示を行
うことができるようにするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の字幕デ
ータ符号化装置は、ビデオ画像に重畳して表示する字幕
を符号化する字幕データ符号化装置において、色のデー
タを記憶している記憶手段としてのカラールックアップ
テーブル(CLUT)71と、字幕の色に対応する色の
データを記憶しているCLUT71のアドレスを検出す
る検出手段としてのカラー量子化回路70とを備え、カ
ラー量子化回路70により検出されたアドレスが、字幕
の色に関するカラー情報として伝送されることを特徴と
する。
【0023】請求項2に記載の字幕データ符号化装置
は、カラー情報に加え、字幕のパターンに関するパター
ン情報と、字幕を連続して重畳するビデオ画像の垂直同
期信号の数である繰り返し回数とを伝送することを特徴
とする。
【0024】請求項3に記載の字幕データ符号化装置
は、ビデオ画像に重畳して表示する字幕を符号化する字
幕データ符号化装置において、字幕の表示範囲を指定す
る範囲指定手段(例えば図16のプログラム上のステッ
プS53)と、字幕を量子化するときの1画素当りのビ
ット数を決定するビット数決定手段(例えば図16のプ
ログラム上のステップS55)と、範囲指定手段とビッ
ト数決定手段により決定された値に対応して、符号化を
行う符号化手段(例えば図16のプログラム上のステッ
プS58)と、符号化手段により符号化された符号量に
対応して、範囲指定手段とビット数決定手段による値を
補正させる補正手段(例えば図16のプログラム上のス
テップS60)とを備えることを特徴とする。
【0025】この字幕データ符号化装置には、字幕の水
平解像度を調整する調整手段(例えば図16のプログラ
ム上のステップS54)をさらに設けることができる。
【0026】請求項5に記載の記録媒体は、請求項1に
記載の字幕データ符号化装置により符号化された字幕の
データが記録されていることを特徴とする。
【0027】請求項6に記載の字幕データ復号化装置
は、請求項1に記載の字幕データ符号化装置により符号
化された字幕のデータであって、カラー情報に加えて、
字幕のパターンに関するパターン情報を含むデータを復
号化する字幕データ復号化装置において、パターン情報
を復号化するパターン情報復号化手段としてのパターン
デコーダ100と、カラー情報を復号化するカラー情報
復号化手段としてのカラーデコーダ101とを備え、パ
ターンデコーダ100またはカラーデコーダ101が、
それぞれパターン情報またはカラー情報の復号化処理を
並列に行うことを特徴とする。
【0028】請求項7に記載の字幕データ復号化装置
は、カラーデコーダ101が、色のデータを記憶してい
る出力手段としてのカラールックアップテーブル(CL
UT)32を有し、CLUT32が、アドレスを与える
ことにより、そのアドレスに記憶している色のデータを
出力し、カラー情報が、色のデータでなるカラー矩形領
域を、CLUT32から出力させるアドレスであり、カ
ラー情報であるアドレスが、パターン情報に対応して変
更されることを特徴とする。
【0029】請求項8に記載の字幕データ復号化装置
は、パターン情報が、字幕の輝度のデータを少なくとも
含み、CLUT32の出力と輝度のデータを乗算する乗
算手段としての演算器33をさらに備えることを特徴と
する。
【0030】請求項9に記載の字幕データ復号化装置
は、パターン情報が、字幕の輝度のデータおよび字幕を
重畳する際のビデオ信号の減衰率に対応するキーデータ
のうちのいずれかと、そのいずれであるかを識別する識
別情報とからなり、カラー情報であるアドレスが、識別
情報に対応して変更されることを特徴とする。
【0031】請求項10に記載の字幕データ復号化装置
は、請求項2に記載の字幕データ符号化装置により符号
化されたデータを復号化する字幕データ復号化装置にお
いて、データを記憶するデータ記憶手段としてのコード
バッファ22または28を備え、コードバッファ22ま
たは28に記憶されたデータが、繰り返し回数だけ繰り
返して復号化されることを特徴とする。
【0032】請求項11に記載の字幕データ復号化装置
は、n倍速再生を行うとき、繰り返し回数が、ビデオ画
像の垂直同期信号のタイミングのn倍のタイミングで1
ずつデクリメントされ、コードバッファ22または28
に記憶されたデータが、繰り返し回数が0になるまで繰
り返して復号化されることを特徴とする。
【0033】
【作用】請求項1に記載の字幕データ符号化装置におい
ては、字幕の色に対応する色のデータを記憶しているC
LUT71のアドレスが検出され、そのアドレスが、字
幕の色に関するカラー情報として伝送される。従って、
少ない情報量で、色の付いた字幕を伝送することができ
る。
【0034】請求項2に記載の字幕データ符号化装置に
おいては、カラー情報に加え、字幕のパターンに関する
パターン情報と、字幕を連続して重畳するビデオ画像の
垂直同期信号の数である繰り返し回数とが伝送されるの
で、複数フレームまたはフィールドのビデオ画像にわた
って重畳される字幕を、少ないデータ量で伝送すること
ができる。
【0035】請求項3に記載の字幕データ符号化装置に
おいては、例えば図16のプログラム上のステップS5
3と、ステップS55により指定された表示範囲とビッ
ト数に対応して、ステップS58において、字幕の符号
化が行われる。そして、ステップS60で、符号量が基
準値と比較され、比較結果に対応して、範囲とビット数
が補正される。従って、字幕データ符号化装置の基本的
な構成を変更することなく、字幕の表示範囲を任意の範
囲に自由に変更することができる。
【0036】請求項5に記載の記録媒体においては、請
求項1に記載の字幕データ符号化装置により符号化され
た字幕のデータが記録されているので、字幕のデータ以
外の情報をより多く記憶させることができる。
【0037】請求項6に記載の字幕データ復号化装置に
おいては、パターンデコーダ100またはカラーデコー
ダ101が、それぞれパターン情報またはカラー情報の
復号化処理を並列に行う。従って、迅速に復号を行うこ
とができる。さらに、パターン情報によって、カラー情
報を変更するようにすることができ、この場合、少ない
データ量で、時間とともに色の変化する字幕を表示する
ことが可能となる。
【0038】請求項7に記載の字幕データ復号化装置に
おいては、カラー情報であるアドレスを、パターン情報
に対応して変更してCLUT32に与えることにより、
色のデータでなるカラー矩形領域を、CLUT32から
出力させる。従って、少ないデータ量で、時間とともに
色の変化する字幕を表示することができる。
【0039】請求項8に記載の字幕データ復号化装置に
おいては、CLUT32の出力と輝度のデータが乗算さ
れる。従って、エッジの滑らかな字幕を表示することが
できる。
【0040】請求項9に記載の字幕データ復号化装置に
おいては、カラー情報であるアドレスを、識別情報に対
応して変更してCLUT32に与えることにより、色の
データでなるカラー矩形領域を、CLUT32から出力
させる。従って、少ないデータ量で、時間とともに色の
変化する字幕を表示することができる。
【0041】請求項10に記載の字幕データ復号化装置
においては、データが記憶され、そのデータが、繰り返
し回数だけ繰り返して復号化される。従って、字幕を、
複数フレームまたはフィールドのビデオ画像にわたって
重畳することができる。
【0042】請求項11に記載の字幕データ復号化装置
においては、n倍速再生を行うとき、繰り返し回数が、
ビデオ画像の垂直同期信号のタイミングのn倍のタイミ
ングで1ずつデクリメントされ、データが、繰り返し回
数が0になるまで繰り返して復号化される。従って、再
生速度に応じて、字幕を、所定の複数フレームまたはフ
ィールドのビデオ画像にわたって重畳することができ
る。
【0043】
【実施例】図1は、本発明を適用した符号化装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。この実施例におい
ては、ビデオカメラ51より出力されたビデオ信号が、
ビデオ符号化装置52に供給され、A/D変換され、さ
らに圧縮、パケット化されるようになされている。勿
論、このビデオカメラ51に代えて、ビデオディスクプ
レーヤ、ビデオテープレコーダなどを用い、それより再
生されたビデオ信号を、ビデオ符号化装置52に供給す
るようにすることもできる。
【0044】ビデオ符号化装置52は、レートコントロ
ーラ52aを内蔵しており、パッキング回路68の出力
するビットレート制御信号に対応して、ビデオデータの
圧縮率を制御するようになされている。即ち、後述する
ように、字幕符号化装置57において字幕データが符号
化されるのであるが、その符号化されたデータ量が少な
い場合においては、それだけビデオデータの符号化量を
増大させても、全体的なデータ量が増加しない。即ち、
その分だけビデオ画像をより高品質にすることができ
る。逆に、字幕データが多い場合においては、ビデオデ
ータに割り当てられるデータ量が減少される。
【0045】このようにして、ビデオ符号化装置52に
より圧縮、符号化され、さらにパケット化されたビデオ
データ(例えば、4:2:2のコンポーネント信号な
ど)が、マルチプレクサ58に供給される。
【0046】同様に、マイク53により集音されたオー
ディオ信号は、オーディオ符号化装置54に供給され、
A/D変換される。そして、圧縮、符号化され、さらに
パケット化される。この場合においても、マイク53に
代えて、例えばテープレコーダなどを用い、そこにおい
て再生されたオーディオ信号をオーディオ符号化装置5
4に供給するようにすることもできる。オーディオ符号
化装置54により符号化されたオーディオデータは、マ
ルチプレクサ58に供給される。
【0047】一方、文字発生回路(キャラクタジェネレ
ータ)55により発生された字幕データ、またはフライ
ングスポットスキャナ56より出力された字幕データ
は、字幕符号化装置57に供給され、圧縮、符号化され
て、さらにパケット化された後、マルチプレクサ58に
供給されるようになされている。
【0048】マルチプレクサ58は、字幕符号化装置5
7、ビデオ符号化装置52、オーディオ符号化装置54
それぞれより出力されたパケット化されたデータを、多
重化(例えば、時分割多重化)する。さらに、マルチプ
レクサ58は、データに対し、ECCなどの誤り訂正の
ための処理、EFMなどの変調処理を施した後、例えば
ディスク91などの記録媒体に記録したり、伝送路(c
hannel)を介して受信側に伝送する。
【0049】次に、字幕符号化装置57についてさらに
説明する。文字発生回路55は、ビデオ符号化装置52
により符号化したビデオ画像に対応する字幕データを発
生し、字幕符号化装置57のスイッチ61の接点aに供
給する。また、スイッチ61の接点b側には、文字発生
回路55よりキーデータが供給される。スイッチ61
は、所定のタイミングで接点aまたは接点b側に切り換
えられ、字幕データまたはキーデータを必要に応じて選
択し、ディジタルフィルタ回路72およびスイッチ62
の接点bを介して量子化回路64に供給する。
【0050】ここで、図2を参照して、キーデータと字
幕データ(フィルデータ)との関係について説明する。
いま、図2(a)に示すように、字幕に表示すべき1つ
の文字として、文字Aが存在するとする。そして、同図
に1本の水平線で示すライン(水平走査線)の字幕デー
タを、図2(b)に示す。同図に示すように、字幕デー
タは、期間T3において、表示すべき文字の輝度に対応
するレベルを有 している。そして、その前後の期間
1,T2と、期間T4,T5において、字幕データのレベ
ルは、最低のレベルとなっている。従って、字幕データ
は、表示すべき文字のパターンおよびそのパターン内の
輝度レベル(字幕のパターンに関するパターン情報)か
らなるということができる。
【0051】これに対して、キーデータは、文字を表示
すべき期間T3において、最低のレベルとなっており、
期間T3より若干前後に離れた期間T1とT5において、
最高のレベルとされている。そして、期間T1とT3の間
の期間T2、並びに期間T3とT5の間の期間T4のレベル
が、上述した最低のレベルと最高のレベルの中間の所定
のレベルに設定されている。期間T2においては、最高
のレベルから最低のレベルに徐々に変化するようになさ
れており、期間T4においては、最低のレベルから最高
のレベルに徐々に変化するようになされている。
【0052】即ち、期間T3においては、背景ビデオ画
像のビデオ信号のレベルが、実質的に黒レベルにミュー
ト(減衰)される。これに対して、期間T1とT5におい
ては、字幕に対応する字幕信号のレベルが、所定のレベ
ル(この実施例の場合、所定の灰色のレベルであるが、
黒レベルでもよい)にミュートされる。そして、期間T
2と期間T4においては、キーデータの値に対応する割合
で背景ビデオ画像が減衰される。この実施例において
は、キーデータの値が大きいほど、背景ビデオ画像の減
衰の割合が小さくなり(字幕の減衰率が大きくなり)、
キーデータの値が小さいほど、背景ビデオ画像の減衰の
割合が大きく(字幕の減衰率が小さく)なるようになさ
れている。このように、文字を表示する期間において
は、背景ビデオ画像が実質的に完全にミュートされ、文
字の近傍においては、背景ビデオ画像が徐々にミュート
されるため、字幕(文字)が見にくくなるようなことが
防止される。
【0053】量子化回路64は、内蔵している所定の量
子化テーブルに基づいて、字幕データとキーデータのレ
ベルをまとめて4ビットのデータとして表現する。図3
は、字幕データ(フィルデータ)とキーデータのレベル
をまとめて表す原理を示している。同図に示すように、
4ビットで表すことが可能な16段階のレベルのうち、
0から7までの8段階のレベルがキーデータのレベルに
割り当てられ、8から15までの8段階のレベルが字幕
データに割り当てられる。即ち、キーデータのレベル
は、0000乃至0111の4ビットのデータで表さ
れ、字幕データのレベルは、1000乃至1111の4
ビットのデータで表されることになる。
【0054】その結果、4ビットのデータのMSBは、
いわば透過レベルを表しており、このMSBが1である
とき、字幕データが表示されるようになされ、0である
とき、背景ビデオ画像はミュートされ、字幕は、0のレ
ベル(黒枠のレベル)で表示されるようになされる。キ
ーデータレベルが7(0111)であるとき、背景ビデ
オ画像の減衰率は0となり、背景ビデオ画像はそのまま
のレベルで表示される。
【0055】このように、キーデータと字幕データと
を、まとめて4ビットのデータ(MSBは種類を表すた
め、それぞれのレベルは実質的には3ビットのデータ)
で表すようにすることで、この4ビットのデータを実質
的に同一のデータとしてビットストリーム内に配置する
ことができ、回路構成を簡略化することができる。な
お、字幕データに対するビット割当は、1乃至4ビット
のいずれにもすることができる(字幕データに4ビット
割り当てた場合には、キーデータに割り当てることので
きるビットはないので、キーデータは無視されることに
なる)。即ち、字幕データおよびキーデータ両者のレベ
ルの割当は、適宜変更することができる。
【0056】図4と図5は、キーデータと字幕データの
レベルを量子化する原理を示している。図4に示すよう
に、キーデータのレベルが0から255までの256段
階のレベルを有するものであるとき、量子化回路64
は、入力されたキーデータyの値を、256段階のレベ
ルを8個の範囲に区分し、そのいずれの範囲に属するか
をステップS21乃至S28において判定する。即ち、
その8個の範囲は、0乃至6、7乃至10、11乃至2
6、27乃至50、51乃至95、96乃至130、1
31乃至204及び205乃至255の範囲とされる。
そして、これらのいずれかの範囲に属するとステップS
21乃至S28において判定されたとき、それぞれステ
ップS29乃至36に進み、4ビットの量子化出力zと
して、7(0111)乃至0(0000)のいずれかの
値を出力する。
【0057】同様にして、字幕データが、0乃至255
の256段階のレベルを有するものであるとき、図5の
ステップS1乃至S8において、字幕データ(フィルデ
ータ)xが、255乃至234、233乃至215、2
14乃至150、149乃至140、139乃至12
8、127乃至86、85乃至55、54乃至0のいず
れの範囲にあるかが判定される。そして、このいずれか
の範囲に属することが判定されたとき、それぞれステッ
プS9乃至S16に進み、4ビットの量子化データzと
して、15(1111)乃至8(1000)のいずれか
の値が設定される。
【0058】量子化回路64にはまた、スイッチ62の
接点aを介して文字発生回路55よりブランキングデー
タが供給される。このブランキングデータには、必要に
応じて各種のデータを挿入することができる。
【0059】さらにまた、量子化回路64には、処理回
路63が出力する字幕データが、スイッチ62の接点c
を介して供給される。処理回路63は、フライングスポ
ットスキャナ56が出力するアナログ字幕信号を処理
し、ディジタル字幕データとして出力するようになされ
ている。
【0060】ビデオ符号化装置52に供給されるビデオ
信号が、映画をビデオ信号に変換したものである場合、
例えば図6(a)に示すように、そのアスペクト比が横
長のものとなっている。最近のテレビジョン受像機にお
いては、所謂ハイビジョンに代表される16対9のアス
ペクト比の画面を有するものがあり、このようなアスペ
クト比のテレビジョン受像機においては、映画のアスペ
クト比の画像をそのままの状態でテレビジョン受像機の
画面に表示することができる。
【0061】これに対して、従来のNTSC方式の画面
のアスペクト比は、図6(b)に示すように、4対3と
されている。横長のアスペクト比の画像を、通常のNT
SC方式のアスペクト比の画面で見ることができるよう
にするには、そのアスペクト比を4対3に変換すればよ
いのであるが、そのようにすると、図6(b)に示すよ
うに、画像が縦長の画像となる。
【0062】しかしながら、横長のアスペクト比を有す
るテレビジョン受像機においては、4対3のアスペクト
比に変換されたビデオ信号を再び元のアスペクト比に戻
すようにすれば、図6(a)に示すように、正常な比率
の画像を見ることができる。横長のアスペクト比のテレ
ビジョン受像機には、このように、スクイーズ方式で4
対3のアスペクト比に変換されたビデオ信号を元のアス
ペクト比に戻す変換回路が内蔵されていることが多い。
そこで、ビデオ符号化装置52は、図6(a)に示すよ
うに、横長のアスペクト比の画像が入力されたとき、図
6(b)に示すように、スクイーズ方式により、4対3
のアスペクト比の画像に変換して符号化を行うようにな
されている。
【0063】このように、スクイーズ方式により画像の
アスペクト比が変換されたとき、その横長のアスペクト
比の字幕も同様に、スクイーズ方式でアスペクト比を変
換しておく必要がある。処理回路63は、このような機
能を有している。
【0064】図7は、処理回路63の構成例を示してい
る。フライングスポットスキャナ56は、ビデオ符号化
装置52に入力されるビデオ画像に対応するアナログ字
幕信号Vinを、処理回路63の比較回路135に供給す
る。この比較回路135にはまた、n個の抵抗1341
乃至134nを有する分圧回路134が出力する基準電
圧が供給されている。
【0065】比較回路135は、分圧回路134が出力
する各基準電圧がそれぞれ供給されるn個の比較部13
1乃至135nを有しており、フライングスポットスキ
ャナ56より供給される字幕信号を、各基準値と比較す
る。比較部1351乃至135nは、字幕信号の方が基準
値より大きいとき、例えば論理Hの信号を出力し、基準
値の方が大きいとき、論理Lの信号を出力する。
【0066】エンコーダ136は、比較部1351乃至
135nの出力をモニタし、n個のレベルに対し、n=
mとなるmビットの信号にデコードする。量子化後の
0の値が、比較回路135の出力する最大値または最小
値のいずれに対応させるかは、入力される信号NMIN
V,NLINVにより指定される。ラッチ回路137
は、エンコーダ136が出力するmビットデータをラッ
チし、スイッチ10の接点cを介して量子化回路64に
出力する。
【0067】比較回路135、エンコーダ136及びラ
ッチ回路137には、発振回路131または発振回路1
32が出力するクロックがスイッチ133を介して供給
されている。発振回路131の出力するクロックの周波
数は13.5MHzとされ、発振回路132が出力する
クロックの周波数は10.125MHzとされている。
即ち、両者の比は、4対3とされている。
【0068】ビデオ符号化装置52において処理するビ
デオ信号が、通常の4対3のアスペクト比のNTSC方
式のビデオ信号である場合、スイッチ133は図中上側
(ノーマル)に切り換えられ、発振回路131が出力す
るクロックを出力する。これに対して、ビデオ符号化装
置52がスクイーズ方式によりビデオ信号を符号化する
場合、スイッチ133は図中下側(スクイーズ)に切り
換えられる。これにより、発振回路132が出力するク
ロックが出力される。この場合におけるクロックの周波
数は10.125MHzであり、通常の場合における周
波数13.5MHzの3/4とされているため、比較回
路135に入力される字幕信号も、スクイーズ方式によ
り処理されることになる。
【0069】一方、文字発生回路55から供給される字
幕データ及びキーデータは、ディジタルデータであるの
で、ディジタルフィルタ回路72により、通常のデータ
からスクイーズデータに変換されて、スイッチ62の接
点bを経て、量子化回路64へ送られる。
【0070】量子化回路64により量子化された字幕デ
ータ(以下、字幕データ(フィルデータ)(狭義)とキ
ーデータとをあわせて、適宜、字幕データ(広義)とい
う)は、例えばページ単位などで、量子化回路64また
はカラー量子化回路70の出力を交互に選択するスイッ
チ69を介して、DPCM回路65に入力され、DPC
Mされる。そして、DPCM回路65の出力がランレン
グス符号化回路66に供給される。ランレングス符号化
回路66は、入力されたDPCM字幕データを、レベル
とランのペアに符号化する。可変長符号化回路67は、
ランレングス符号化回路66より供給されたランに対し
て、図8に示すような可変長符号化テーブルに従って可
変長符号化処理を実行する。パッキング回路68は、可
変長符号化されたデータとレベルとを組み合わせる。
【0071】例えば、いま、ランレングス符号化回路6
6の出力が、1,3,3,5,5,5,・・・というデ
ータであるとき、パッキング回路68の合成出力データ
は、次のようになる。 00010011000000101000010・・・
【0072】最初の4ビットのデータ0001は、最初
のデータ(レベル)が1であることを表している。次の
4ビットのデータ0011は、次のデータ(レベル)が
3であることを表している。さらに、次のデータ(レベ
ル)も3であるため、この場合におけるランは1とな
る。そこで、ゼロランの開始であることを表す4ビット
のデータ0000に加えて、ランレングスが1である場
合におけるVLCコード0が付加される。
【0073】次のデータ(レベル)は5であるため、4
ビットのデータ0101が配置され、その次に5が2個
連続しているため、ランレングスが2となり、そのVL
Cコードは10となる。そこで、このVLCコード10
が、ランのスタートコードである0000の次に配置さ
れる。
【0074】ランレングスが所定の数(この実施例の場
合、27)以上であるとき、VLCコードを固定長とし
た方がデータ量を少なくすることができる。この実施例
においては、ランレングスが27以上であるとき、VL
Cコードは10ビットの固定長とされる。この固定長の
VLCコードが用いられる場合は、その直前に、固定長
コードであることを示すためのエスケープ(ESC)コ
ード11111が挿入される。また、1ラインの終端に
は、終端を表すVLCコード1111111が配置され
る。
【0075】このようにして、可変長符号化回路67よ
り可変長符号化されたデータ(ラン)は、ランレングス
符号化回路66により抽出されたレベル値と、パッキン
グ回路68で上述したようにしてパッキングされる。
【0076】尚、パッキング回路68は、このとき、こ
の他、タイムコード(後述するPTSS)、位置情報
(後述するdisp start posとdisp
endpos)、EOP、及び字幕符号化情報(後述す
るサブタイトルヘッダ)(いずれも詳細は後述する)
を、字幕データに対して付随(多重化)させ、パケット
化して、マルチプレクサ58に出力する。
【0077】また、パッキング回路68は、一定の時間
間隔で字幕データの発生量を演算し、その演算結果をビ
デオ符号化装置52のレートコントローラ52aに供給
する。レートコントローラ52aは、1パス目の処理に
おいて、ビデオ符号化の1パス目のビット量がわかるの
で、パッキング回路68からの信号により字幕データの
データ量がさらにわかったとき、2パス目のビデオ符号
化の際に、伝送路(channel)あるいはディスク
91などの記録媒体の容量を最大限に生かした可変レー
トとなるように、ビデオ符号化装置52におけるビット
レートを設定する。
【0078】一方、以上のようにして符号化される字幕
データに対して色を付ける場合、即ちビデオ画像に、有
彩色の字幕データ(フィルデータ)をスーパインポーズ
(重畳)する場合、その字幕データ(フィルデータ)を
囲むカラー矩形領域が、バー操作部81、テロップ着色
アダプタ82、スイッチャ83、およびモニタ84によ
り次のようにして生成される。
【0079】即ち、文字発生回路55により発生された
字幕データとキーデータとが、スイッチャ83を介して
モニタ84に供給され、これによりモニタ84に字幕が
表示される。そして、このモニタ84に表示された字幕
のうち、色を付ける部分を囲む矩形の領域を指定するよ
うに、バー操作部81が操作される。
【0080】バー操作部81からは、その操作に対応し
た操作信号が、アダプタ82に出力される。アダプタ8
2においては、所定の色のデータとしての、例えばR,
G,Bデータでなる矩形領域が発生されるようになされ
ており、この矩形領域の位置や長さは、バー操作部81
からの操作信号に対応して変化されるようになされてい
る。なお、アダプタ82で発生される矩形領域の色は、
図示せぬ色指定操作部を操作することにより変化させる
ことができるようになされている。
【0081】アダプタ82で発生されたR,G,Bデー
タでなる矩形領域は、スイッチャ83に出力される。ス
イッチャ83では、文字発生回路55からの字幕データ
とキーデータとに、R,G,Bデータでなる矩形領域が
重ね合わされ、モニタ84に出力されて表示される。
【0082】従って、使用者は、このモニタ84の表示
を確認しながら、字幕の所望する部分に、所望する色の
矩形領域が重なるように、バー操作部81や色指定操作
部を操作することにより、字幕に色を付ける作業を行
う。
【0083】具体的には、例えば字幕「A」を、赤色に
する場合には、字幕「A」を囲む範囲に、赤色の矩形領
域が重なるように、バー操作部81が操作される。ま
た、例えば字幕「ABCDE」のうち、連続する「A」
および「B」の両方を、赤色にする場合には、字幕
「A」および「B」を囲む範囲に、赤色の矩形領域が重
なるように、バー操作部81が操作される。
【0084】以上のようにして、字幕の所望する部分
に、所望する色の矩形領域が重なるようにした後、図示
せぬ確定ボタンが操作されると、アダプタ82で発生さ
れているR,G,Bデータでなる矩形領域が、字幕符号
化装置57のカラー量子化回路70に供給される。な
お、アダプタ82は、ディジタルフィルタ回路72と同
様に構成されるフィルタを内蔵しており、矩形領域を必
要に応じてスクイーズして出力するようになされてい
る。
【0085】カラー量子化回路70では、カラールック
アップテーブル(CLUT)71の記憶値が参照され、
アダプタ82からのR,G,Bデータでなる矩形領域
が、カラー量子化される。
【0086】即ち、カラー量子化回路70は、まずカラ
ールックアップテーブル(CLUT)71の記憶値のう
ち、アダプタ82からのR,G,Bデータでなる矩形領
域の色に最も近似しているものを検出する。
【0087】ここで、CLUT71においては、例えば
4ビットで表されるアドレスそれぞれに、例えば8ビッ
トでなる色の輝度データYおよび色差データCb,Cr
記憶されている。即ち、CLUT71には、最大で16
(=24)色の輝度データYおよび色差データCb,Cr
が記憶されている。
【0088】従って、カラー量子化回路70では、CL
UT71に記憶されている色のうち、アダプタ82から
のR,G,Bデータでなる矩形領域の色に最も近似して
いるものの輝度データYおよび色差データCb,Crが検
出されることになる。
【0089】輝度データYおよび色差データCb,Cr
検出されると、さらにカラー量子化回路70において
は、矩形領域の各ドットが、その輝度データYおよび色
差データCb,Crを記憶しているCLUT71の4ビッ
トのアドレスに変換される。
【0090】そして、この4ビットのアドレスは、スイ
ッチ69を介して、DPCM回路65に供給され、以下
上述した字幕データと同様に処理され、カラーデータ
(カラー情報)としてマルチプレクサ58に出力され
る。
【0091】この場合、ある1つの矩形領域は、同一の
アドレスで表現されるので、その矩形領域が、大きな領
域であっても、ランレングス符号化回路66によりラン
レングス符号化することにより、この矩形領域は、数バ
イト(例えば、1ライン当たり2バイトや3バイト)で
表現することができる。即ち、少ない情報量で、字幕に
色を付けることができる。
【0092】なお、カラー量子化回路70では、CLU
T71に記憶されている色の中に、アダプタ82からの
矩形領域の色に近似しているものがない場合、CLUT
71の記憶値(輝度データYおよび色差データCb
r)を、矩形領域の色に近似したもの(または矩形領
域の色と同一のもの)に変更(更新)することができる
ようになされている。
【0093】この場合、変更後のCLUT71の記憶値
は、CLUT71と同様に構成される、後述するカラー
ルックアップテーブル(CLUT)32(図11)の記
憶値を更新するために、パッキング回路68に送信さ
れ、字幕データまたはカラーデータのパケットのヘッダ
の一部とされる(詳しくは、後述する)。
【0094】また、文字放送、テレテキスト、その他ブ
ランキング領域(帰線区間)を利用するサービスにおけ
るデータも同様に、この字幕符号化装置57に供給さ
れ、上述した場合と同様の処理が行われ、有効走査期間
内のビデオデータとは独立して符号化され、伝送され
る。
【0095】次に、字幕データ符号化装置57、ビデオ
符号化装置52、オーディオ符号化装置54それぞれか
ら出力される、パケット化されたデータのパケットフォ
ーマットを、図9を参照して説明する。1パケットは、
システムヘッダ(system header)と、そ
の後に配置されるデータ(字幕データや、カラーデー
タ、ビデオ信号、オーディオ信号など)から構成され
る。
【0096】システムヘッダは、後述する復号化装置
(図10)でのシステム同期用の同期信号(syn
c)、PTSS(データが、字幕データやカラーデータ
などである場合には、字幕表示時刻のタイムスタン
プ)、データの種別を示すタイプ(type)(データ
が、字幕データやカラーデータなどの字幕に関するデー
タ、ビデオ信号、およびオーディオ信号のうちのいずれ
であるかを示す)、その他必要な情報(etc)から構
成される。
【0097】データが、字幕データやカラーデータなど
である場合、即ちサブタイトルデータ(subtitl
e data)である場合、それは、サブタイトルヘッ
ダ(subtitle header)、1ページ分の
字幕データまたはカラーデータなどとしてのコードパタ
ーン(coded pattern)、および1ページ
の終わりを表すEOP(ページ終端子(例えば、FFF
Hなどの3バイトのコードなど))から構成される。な
お、EOPは、パケットおよびサブタイトルデータをバ
イトアラインするようになされている。
【0098】サブタイトルヘッダ(subtitle
header)は、その先頭から1バイトのチャンネル
(ch)、1バイトのインフォメーションタイプ(in
ftype)、1バイトのモード(mode)、2バイ
トのデータカウント(data count)、2バイ
トのリピートタイム(repeat time)、2バ
イトの予約領域(図中、*印で示す)、4バイトのディ
スプレイスタートポジション(disp start
pos)、4バイトのディスプレイエンドポジション
(disp end pos)、1バイトの予約領域
(*)、1バイトの予約領域(*)、48バイトのロー
ディングカラールックアップアップテーブル(LCLU
T:Loading color Look Up table)が配置されて構成
される。
【0099】1バイトのチャンネル(ch)は、コード
パターン(coded pattern)に記述された
字幕データが、どこの国の言語であるかを示し、その下
位4ビット(第0乃至第3ビット)に、国の言語ごとに
あらかじめ割り当てられた4ビットのコードが記述され
る。なお、その上位4ビット(第4乃至第7ビット)
は、予約領域とされている。
【0100】1バイトのインフォメーションタイプ(i
nf type)は、コードパターンが、字幕データ
(またはカラーデータ)であるか、その他のブランキン
グデータであるかを示し、コードパターンが、字幕デー
タ(またはカラーデータ)である場合には、その下位1
ビット(第0ビット)が0とされ、その他のブランキン
グデータである場合には、その下位1ビットが1とされ
る。なお、その第1乃至第3ビットは、予約領域とされ
ている。
【0101】さらに、このインフォメーションタイプ
(inf type)は、コードパターンを表示すると
きの1フレーム当たりのライン数、即ち表示方式として
のビデオモードを示し、その第4乃至第7ビットには、
ビデオモードに対応した、例えば次のような4ビットの
コードが記述される。
【0102】0000 ビデオモード1(NTSC) 0001 ビデオモード2(PAL/SECAM) 0010 ビデオモード3(HD1125(水平走査線
1125本のハイビジョン方式)) 0011 ビデオモード4(HD1250(水平走査線
1250本のハイビジョン方式)) 0100 ビデオモード5(ATV−1(インタレース
走査方式のATV)) 0101 ビデオモード6(ATV−2(ノンインタレ
ース走査方式のATV)) 但し、0110,0111、および1xxx(xはドン
トケア(Don't care))は、未使用。
【0103】1バイトのモード(mode)は、後述す
る図11の字幕復号化装置におけるコードパターン(字
幕データまたはカラーデータ)の復号化方法を示す。即
ち、その第0ビットは、ビデオ画像にスーパインポーズ
する字幕が、字幕データおよびカラーデータのうちのい
ずれか一方だけでなる(字幕が、カラーデータだけでな
る場合については、後述する)場合には0にされ、字幕
データとカラーデータの両方でなる場合(字幕が有彩色
で表示される場合)には1にされる。また、その第1ビ
ットは、第0ビットが0の場合、即ち字幕が、字幕デー
タおよびカラーデータのうちのいずれか一方だけでなる
場合に有効で、字幕が、字幕データまたはカラーデータ
だけでなるときに、それぞれ0または1にされる。
【0104】さらに、その第2ビットは、後述する図1
1の字幕復号化装置のCLUT32の記憶値(輝度デー
タY、色差データCb,Cr)を変更するときに1にさ
れ、変更しないときは0にされる。即ち、上述したCL
UT71(図1)から、輝度データYおよび色差データ
b,Crがパッキング回路68に出力されたときのみ1
にされる。
【0105】また、モードの第3乃至第5ビットは、予
約領域とされており、その第6および第7ビットには、
後述する図11の字幕復号化装置の逆量子化回路(I
Q)26での逆量子化処理で用いられる(逆)量子化テ
ーブルに対応したコードが記述される。即ち、上述した
ように、字幕データ(フィルデータ)に対するビット割
当は、1乃至4ビットのいずれにもすることができるの
で、量子化回路64における量子化時において、そのビ
ット割当に基づき用いられた量子化テーブルに対応し
た、例えば次のような2ビットのコードが記述される。
【0106】00 量子化テーブル0(字幕データのビ
ット割当が1ビットのもの) 01 量子化テーブル1(字幕データのビット割当が2
ビットのもの) 10 量子化テーブル2(字幕データのビット割当が3
ビットのもの) 11 量子化テーブル3(字幕データのビット割当が4
ビットのもの) 従って、図3で説明したように、ビット割当が行われて
いる場合には、モードの第6および第7ビットは、”1
0”となる。
【0107】2バイトのデータカウント(data c
ount)は、コードパターンのデータ量を示し、その
下位14ビット(第0乃至第13ビット)に、コードパ
ターンのデータ量が、バイト単位で記述される。なお、
その上位2ビット(第14および第15ビット)は、予
約領域とされている。
【0108】2バイトのリピートタイム(repeat
time)は、後述する文字復号化装置(図11)に
おけるコードパターンのデコードの繰り返し回数を示
し、その下位8ビット(第0乃至第7ビット)には、デ
コード繰り返し回数が、フレーム(またはフィールド)
数で記述される。従って、図11の文字復号化装置で
は、コードパターンが、最大で256(=28)フレー
ム分の間、繰り返しデコードされる。
【0109】具体的には、例えばコードデータとしての
ある字幕を、256フレームの間、ビデオ画像にスーパ
インポーズして表示させる場合には、リピートタイムの
下位8ビットは、”11111111”のように記述さ
れる。
【0110】なお、その上位8ビット(第8乃至第14
ビット)は、予約領域とされている。
【0111】4バイトのディスプレイスタートポジショ
ン(disp start pos)は、字幕データま
たはカラーデータの表示開始位置を示し、その下位16
ビット(第0乃至第15ビット)には、表示開始位置の
x座標が、フレームの、例えば左端からの画素数(水平
方向画素数)によって記述され、また上位16ビット
(第16乃至第31ビット)には、表示開始位置のy座
標が、フレームの、例えば上端からの水平走査線数(垂
直方向ライン数)によって記述される。
【0112】4バイトのディスプレイエンドポジション
(disp end pos)は、字幕データまたはカ
ラーデータの表示終了位置を示し、上述したディスプレ
イスタートポジションにおける場合と同様に、その下位
16ビット(第0乃至第15ビット)には、表示終了位
置のx座標が、また上位16ビット(第16乃至第31
ビット)には、表示終了位置のy座標が、それぞれ記述
される。
【0113】48バイトのローディングカラールックア
ップアップテーブル(LCLUT:Loading Color Look
Up Table)には、上述したモード(mode)の第2
ビットが1の場合、即ち上述したCLUT71の記憶値
が変更されたために、後述する図11の字幕復号化装置
のCLUT32の記憶値(輝度データY、色差データC
b,Cr)を、CLUT71の記憶値と同様に変更する場
合のみ、16色それぞれの8ビットでなる輝度データ
Y、色差データCb,Crが記述される(なお、モードの
第2ビットが0の場合には、LCLUTは、サブタイト
ルヘッダから削除される)。
【0114】即ち、その第0乃至第23ビットには、例
えばCLUT32(図11)のアドレス0000に記憶
されている色としての、それぞれ8ビットの輝度データ
Y、色差データCb,Crに代わる、CLUT71(図
1)のアドレス0000に記憶されている輝度データ
Y、色差データCb,Crが、8ビット毎に記述される。
さらに、その第24乃至第47ビットには、CLUT3
2(図11)のアドレス0001に記憶されている輝度
データY、色差データCb,Crに代わる、CLUT71
のアドレス0001に記憶されている輝度データY、色
差データCb,Crが記述される。以下、同様にして、第
383ビットまでに、CLUT71に記憶されている1
6色についての輝度データY、色差データCb,Crが記
述される。
【0115】なお、LCLUTが、上述のように記述さ
れる場合、CLUT32(図11)に記憶されている色
(輝度データY、色差データCbおよびCr)はすべてL
CLUTによって書き換えられるようになるが、変更を
希望する色の輝度データY、色差データCbおよびCr
けを書き換えるようにすることもできる。この場合、L
CLUTには、変更する色が記憶されているアドレス、
そのアドレスに書き込む色の輝度データY、色差データ
bおよびCr、並びに変更する色の数を記述するように
すれば良い。
【0116】次に、図10は、伝送路から伝送された
り、あるいはディスク91(図1)などの記録媒体から
サーボ系を介して再生されたりなどして得られた、上述
したフォーマットのデータを復号する復号化装置の一実
施例の構成を示している。データは、まずデータデコー
ダを兼ねるデマルチプレクサ1に入力される。デマルチ
プレクサ1では、まず入力されたデータから、パケット
ヘッダが検出され、それに続くデータが、必要に応じて
メモリ2を使用しながら復調(チャンネルデコード)さ
れる(例えば、EFMなどの変調が解かれる)。さら
に、デマルチプレクサ1においては、ECCが施され、
エラーが検出された場合には、エラー検出信号(err
or)がシスコン14に出力される。
【0117】また、パケットヘッダのタイプ(typ
e)が参照され、データが、字幕に関するデータ(字幕
データおよびカラーデータ)、ビデオデータ、またはオ
ーディオデータそれぞれに分離される。そして、字幕に
関するデータ、ビデオデータ、またはオーディオデータ
は、ストローブ信号とともに、字幕復号化装置7、ビデ
オ復号化装置3、またはオーディオ復号化装置11それ
ぞれに出力される。
【0118】字幕復号化装置7、ビデオ復号化装置3、
またはオーディオ復号化装置11では、デマルチプレク
サ1からストローブ信号とともに出力されるデータ、即
ち字幕に関するデータ、ビデオデータ、またはオーディ
オデータがそれぞれ受信される。
【0119】ビデオ復号化装置3またはオーディオ復号
化装置11では、必要に応じてメモリ4または12が使
用され、ビデオデータまたはオーディオデータがそれぞ
れ復号される。なお、ビデオデータまたはオーディオデ
ータにエラー訂正符号やエラー検出符号が付加されてい
る場合には、ビデオ復号化装置3またはオーディオ復号
化装置11それぞれにおいて、例えばECCやCRCチ
ェックなどの処理が、必要に応じて行われる。
【0120】復号されたオーディオデータは、DAC
(D/Aコンバータ)13に供給され、そこでD/A変
換処理が施され、アナログオーディオ信号に変換され
る。このアナログ信号は、図示せぬスピーカなどのオー
ディオ出力装置に供給されて出力される。
【0121】また、復号されたビデオデータは、レター
ボックス部5に入力される。レターボックス部5では、
ビデオデータが、上述したスクイーズ方式で4対3のア
スペクト比に変換されたものである場合、4:3のモニ
タで、真円率100%のビデオ画像表示を行うことがで
きるように、ビデオデータの垂直方向を3/4に間引く
(縮める)処理(以下、レターボックス処理という)
が、例えばフィルタリングによって行われる。
【0122】なお、レターボックス部5においては、レ
ターボックス処理が、少なくとも1/4(=1−3/
4)フィールド分のビデオデータを記憶することのでき
るタイミング調整用のメモリ6を用いて行われる。ま
た、レターボックス部5は、スルーパスを有し、ビデオ
データが、スクイーズ方式で4対3のアスペクト比に変
換されたものでない場合、即ち元々4対3のアスペクト
比のものである場合には、そのビデオデータをそのまま
出力する。
【0123】一方、字幕復号化装置7では、デマルチプ
レクサ1から供給される字幕に関するデータ、即ち字幕
データとカラーデータが復号される。この復号された字
幕は、レターボックス部5より出力されるビデオデータ
にスーパインポーズされ、コンポジットエンコーダ8に
供給される。コンポジットエンコーダ8では、字幕がス
ーパインポーズされたビデオデータが、所定の表示方式
の信号(例えば、NTSCや、PAL,SECAM、そ
の他上述したHD1125,HD1250,ATV−
1,ATV−2など)に変換され、DAC(D/Aコン
バータ)10に供給される。DAC10では、ビデオデ
ータがD/A変換処理され、アナログビデオ信号に変換
される。このアナログ信号は、図示せぬテレビジョン受
像機などの画像表示装置に供給されて表示される。
【0124】シスコン14は、図10の復号化装置を構
成する各ブロックから得られる情報や、図示せぬ操作部
の操作に対応して、各ブロックを制御する。モード表示
制御部9は、操作部の操作に対応するコマンドやその他
各種の情報(例えば、復号化装置が、字幕をビデオ画像
にスーパインポーズするように設定されているとか、ど
この国の言語を字幕として表示するように設定されてい
るとかなど)を、図示せぬ専用ディスプレイに表示させ
たり、またコンポジットエンコーダ8に入力されたビデ
オデータに重畳(スーパインポーズ)させる制御を行
う。
【0125】次に、図11を参照して、文字復号化装置
7について詳細に説明する。まずワード検出回路20
は、デマルチプレクサ1(図10)からストローブ信号
を受信すると、同じくデマルチプレクサ1から出力され
る字幕に関するデータとしてのパケット形式のビットス
トリーム(図9)(但し、このビットストリームは、パ
ケットが、上述したように、時分割多重化されているの
で、必ずしも1パケット単位にまとまっているとは限ら
ない)(以下、字幕ビットストリームという)を受信す
る。
【0126】そして、字幕ビットストリームの中から、
パケットヘッダ、サブタイトルヘッダ(図11において
は、s.headerと記述してある)が検出され、パ
ケットヘッダの中のPTSS(図9)と、サブタイトル
ヘッダ(s.header)に記述された情報のうちの
必要なもの(例えば、リピートタイム(repeatt
ime)や、ディスプレイスタートポジション(dis
p start pos)、ディスプレイエンドポジシ
ョン(disp end pos)など)とが、文字復
号化装置7を構成する各ブロックを、図示せぬクロック
ジェネレータから出力される水平同期信号(H syn
c)または垂直同期信号(V sync)のタイミング
に同期しながら制御するコントローラ35に出力され
る。なお、図11においては、ディスプレイスタートポ
ジション(disp startpos)と、ディスプ
レイエンドポジション(disp end pos)と
の両方を含めて、ポジション(position)と記
述してある。
【0127】コントローラ35は、シスコン14(図1
0)に制御され、ワード検出回路20から出力される情
報その他に基づいて、文字復号化装置7を構成する各ブ
ロックを制御するようになされている。
【0128】なお、ワード検出回路20は、パケットヘ
ッダ、サブタイトルヘッダ、それに続くコードパターン
(図9)(字幕データまたはカラーデータ)に誤り検出
符号としての、例えばCRCなどが付加されている場合
には、CRCチェックを行い、その結果誤りが検出され
たときには、ヘッダエラー(header erro
r)またはデータエラー(data error)を、
コントローラ35に出力するようになされている。
【0129】さらに、ワード検出回路20は、コントロ
ーラ35を介して、シスコン14からのチャンネル指定
信号(ch_select)を受信するようになされて
おり、字幕ビットストリームから検出したサブタイトル
ヘッダにおけるチャンネル(ch)(図9)を参照し、
チャンネル指定信号(ch_select)と一致する
ものを検出する。
【0130】ここで、チャンネル指定信号(ch_se
lect)とは、使用者が操作部を操作することにより
シスコン14から出力される、ビデオデータにスーパイ
ンポーズすべき字幕(言語)のチャンネルを表す信号で
ある。
【0131】ワード検出回路20は、字幕ビットストリ
ームの中からチャンネル指定信号(ch_selec
t)と一致するチャンネル(ch)を有するサブタイト
ルヘッダを検出すると、そのサブタイトルヘッダを有す
る、バイトアラインされたサブタイトルデータ(図9)
を、字幕ビットストリームから分離し、残りをコントロ
ーラ35に送出する。
【0132】一方、字幕ビットストリームから分離され
たサブタイトルデータは、そのコードパターン(図9)
が、(広義の)字幕データである場合には、パターンデ
コーダ100に転送され、またカラーデータである場合
には、カラーデコーダ101に転送される。なお、コー
ドパターンが、字幕データであるかまたはカラーデータ
であるかの判定は、サブタイトルヘッダ(図9)のイン
フォメーションタイプ(inf type)、モード
(mode)を参照して行われる。
【0133】パターンデコーダ100は、スケジューラ
21、コードバッファ22、可変長復号化回路(IVL
C)23、逆ランレングス回路24、3:4フィルタ2
5、および逆量子化回路(IQ)26から構成され、ま
たカラーデコーダ101は、スケジューラ27、コード
バッファ28、可変長復号化回路(IVLC)29、逆
ランレングス回路30、3:4フィルタ31、およびカ
ラールックアップテーブル(CLUT)32から構成さ
れる。なお、スケジューラ21と27、コードバッファ
22と28、可変長復号化回路23と29、逆ランレン
グス回路24と30、または3:4フィルタ25と31
は、それぞれ同様に構成され、互いに独立に動作するよ
うになされており、従ってパターンデコーダ100また
はカラーデコーダ101とは、それぞれ逆量子化回路2
6またはCLUT32を除いて同様に構成されている。
【0134】そこで、ここでは、パターンデコーダ10
0のスケジューラ21、コードバッファ22、可変長復
号化回路(IVLC)23、逆ランレングス回路24、
および3:4フィルタ25について説明し、カラーデコ
ーダ101のスケジューラ27、コードバッファ28、
可変長復号化回路(IVLC)29、逆ランレングス回
路30、および3:4フィルタ31についての説明は、
省略する。
【0135】ワード検出回路20からの字幕データは、
コードバッファ22に転送されて記憶される。コードバ
ッファ22は、例えばそれを外付けのRAMで構成する
場合には、少なくとも2つの128kビット/バンクを
確保することができるようになされており、即ち少なく
とも2つの128kビットの容量のバンクで構成されて
おり、書き込みアドレスと読み出しアドレスを発生する
スケジューラ21によって、データの書き込みまたは読
み出しがそれぞれ制御されるようになされている。
【0136】スケジューラ21は、例えば書き込みアド
レスまたは読み出しアドレス(address)ととも
に、負論理のチップイネーブル(xce)と、負論理の
ライトイネーブル(xre)またはアウトプットイネー
ブル(xoe)とをコードバッファ22に出力し、ワー
ド検出回路20からのデータ(data)の書き込みま
たは可変長復号化回路23へのデータ(data)の読
み出しを、それぞれ制御するようになされている。
【0137】これにより、図12に示すように、コード
バッファ22の一方のバンク(例えばbank 1)に
データが書き込まれているとき、その他方のバンク(例
えばbank 0)からデータが読み出され、逆にba
nk 0にデータが書き込まれているとき、bank
1からデータが読み出される。このバンク切り換えは、
ページの終了を示すEOP(図9)を利用して、PTS
Sにしたがって正しく同期がとれるように行われる。こ
れにより、ワード検出回路20より供給されるデータを
連続して処理することが可能となる。
【0138】なお、上述したように、図10の復号化装
置に入力されるデータは、時分割されているので、ワー
ド検出回路20より出力され、コードバッファ22に書
き込まれる1ページ分の字幕データ(図12において、
斜線を付した1つの三角形)は、そのデータ量がかなり
小さくない限り、図12に示すように、時間的に分割さ
れたものになっている。一方、ワード検出回路20より
出力され、コードバッファ28に書き込まれる1ページ
分のカラーデータ(図12において、影を付した1つの
三角形)は、上述したように、そのデータ量がかなり小
さいので、時分割されたある1タイミングに含まれるも
のになっている。
【0139】スケジューラ21において、コードバッフ
ァ22からの、フレーム単位でバイトアラインされてい
る字幕データの読み出しは、コントローラ35からデコ
ード開始信号(decoder start)を受信し
た後、垂直同期信号のタイミングから必要に応じた遅延
時間をとって、そのサブタイトルヘッダに記述されたリ
ピートタイム(repeat time)(字幕データ
を表示するフレーム数)に対応した回数だけ行われる。
そして、コードバッファ22からの字幕データの読み出
しが、リピートタイム(repeat time)に対
応した回数だけ行われると、その字幕データは、コード
バッファ22から削除される。
【0140】ここで、デコードの開始を指示するデコー
ド開始信号(decoder start)は、次によ
うにして、コントローラ35から出力される。即ち、上
述したように、ワード検出回路20からコントローラ3
5に、PTSS(字幕表示時刻のタイムスタンプ)が出
力されると、コントローラ35は、このPTSSをシス
コン14(図10)に転送する。シスコン14は、この
PTSSと、装置のクロック(クロックジェネレータか
ら供給される、例えば13.5MHzのクロック)との
同期がとれるようになると、デコード開始信号(dec
oder start)をコントローラ35に出力し、
コントローラ35は、シスコン14からデコード開始信
号(decoder start)を受信すると、これ
をスケジューラ21に転送する。
【0141】また、リピートタイム(repeat t
ime)に対応した回数の、コードバッファ22からの
データの読み出し制御は、コントローラ35によって、
次のように行われる。即ち、上述したように、ワード検
出回路20からコントローラ35に、サブタイトルヘッ
ダ(図9)のリピートタイム(repeat tim
e)が出力されると、コントローラ35は、リピートタ
イム(repeat time)をシスコン14(図1
0)に転送する。シスコン14は、転送されてきたリピ
ートタイム(repeat time)を、PTSSを
参照し、字幕データのデコードタイミングに対応して、
コントローラ35に出力する。
【0142】さらに、シスコン14は、リピートタイム
(repeat time)をコントローラ35に出力
し、その後、このリピートタイム(repeat ti
me)を、1だけディクリメントするディクリメントパ
ルス(decrement_pulse)を、フレーム
レートに同期したタイミングで、コントローラ35に出
力する。コントローラ35は、シスコン14からリピー
トタイム(repeat time)を受信すると、そ
の値を、同じくシスコン14から出力されるディクリメ
ントパルス(decrement_pulse)のタイ
ミングで、1ずつディクリメントする。
【0143】そして、コントローラ35は、リピートタ
イム(repeat time)の値が0になると、い
まデコード(読み出し)が行われていたデータを、コー
ドバッファ22から削除するように、スケジューラ21
を制御する。
【0144】ここで、操作部が操作されることによっ
て、通常の再生(1倍速再生)が指示された場合、シス
コン14からコントローラ35へは、通常再生を示すス
ペシャル信号(special)が供給されるようにな
されている。この場合、シスコン14は、上述したよう
に、フレームレートに同期したタイミングで、ディクリ
メントパルス(decrement_pulse)をコ
ントローラ35に出力する。
【0145】また、操作部が操作されることによって、
例えばn倍速での再生(n倍速FF/FR)や、スロー
再生、コマ送り、ポーズなどの特殊な再生が指示された
場合、シスコン14からコントローラ35へは、特殊再
生を示すスペシャル信号(special)が供給され
るようになされている。この場合、シスコン14は、そ
の特殊再生に対応したタイミングで、ディクリメントパ
ルス(decrement_pulse)をコントロー
ラ35に出力する。
【0146】即ち、シスコン14は、例えばn倍速FF
/FRを指示するスペシャル信号(special)を
出力した場合、フレームレートに同期したタイミングの
n倍のレートで、ディクリメントパルス(decrem
ent_pulse)を出力する。また、シスコン14
は、例えばポーズ(0倍速再生)を指示するスペシャル
信号(special)を出力した場合、ディクリメン
トパルス(decrement_pulse)を出力し
ない。従って、この場合、コードバッファ22からは、
同一の字幕データが、読み出され続けることになる。
【0147】なお、コントローラ35は、シスコン14
からのスペシャル信号(special)を受信する
と、それに対するアクノリッジ(special_ac
k)を、シスコン14に対して送信するようになされて
いる。
【0148】また、スケジューラ21は、コードバッフ
ァ22の1バンクに対するデータの書き込み制御が終了
すると、書き込み終了信号(buf write te
rm)を、コントローラ35に出力するようになされて
いる。コントローラ35は、スケジューラ21からの書
き込み終了信号(buf write term)を、
シスコン14に出力するようになされており、これによ
りシスコン14では、コードバッファ22に供給される
データの異常を検出することができるようになされてい
る。即ち、何らかの理由で長時間、コードバッファ22
にデータが供給されなかったり、EOFが検出されなか
ったりした場合には、その間、書き込み終了信号(bu
f write term)が受信されなくなるので、
これによりシスコン14は異常を検出する。
【0149】さらに、スケジューラ21により制御され
るコードバッファ22のアクセスのバンド幅は、例えば
次のようになる。即ち、例えばデマルチプレクサ1(図
10)から出力されるデータのデータレートが、最大で
20Mbpsで、コードバッファ22のI/Oポートが
8ビットである場合、2.5(=20/8)MHzで、
コードバッファ22への書き込みが行われる。そして、
例えばディスプレイレートが13.5MHzであり、さ
らにデータが圧縮されており、可変長符号化(復号化)
テーブルの構成により8.5MHz以上で、コードバッ
ファ22からのデータの読み出しを行えば良い場合、コ
ードバッファ22におけるデータの書き込みと読み出し
で必要なバンド幅は、11(2.5+8.5)MHzと
なる。
【0150】次に、コードバッファ22から読み出され
た字幕データは、可変長復号化回路23に供給される。
可変長復号化回路23は、図8に示した可変長符号化テ
ーブル(可変長復号化テーブル)を参照して、コードバ
ッファ22からのデータを可変長復号化する。これによ
り、字幕データは、ランとレベルの組に変換され、逆ラ
ンレングス回路24に供給される。
【0151】逆ランレングス回路24は、ランの数だけ
レベルを発生し、3:4フィルタ25に出力する。
【0152】ここで、逆ランレングス回路24は、可変
長復号化回路23より出力されたデータからEOPを検
出し、検出したEOPの数が、リピートタイム(rep
eat time)に一致すると、ディスプレイエンド
(display end)フラグを、コントローラ3
5に出力するようになされている。また、ワード検出回
路20は、入力された字幕ビットストリームからEOP
を検出すると、これをコントローラ35に知らせるよう
になされている。
【0153】コントローラ35は、逆ランレングス回路
24からディスプレイエンド(display en
d)フラグを受信する前に、ワード検出回路20から、
次のページのEOP(コードバッファ22は、2バンク
構成なので、いまデコードしているページではなく、次
のページのEOP)を検出したことを知らせる信号を受
信した場合、即ちデマルチプレクサ1より供給される字
幕ビットストリーム(字幕データ(またはカラーデー
タ))の転送が速すぎて、コードバッファ22(または
コードバッファ28)の2つのバンクのいずれかからの
データの読み出しが完了していないうちに、そのバンク
に次のデータが供給されるようなタイミングの場合、シ
スコン14に、バッファオーバフロー(buffer
overflow)信号を供給するようになされてい
る。シスコン14は、バッファオーバフロー信号を受信
すると、デマルチプレクサ1からの新たなデータの出力
を停止させる制御を行う。
【0154】3:4フィルタ25では、DAC10(図
10)の後段に接続されたテレビジョン受像機の画面の
アスペクト比が、4:3である場合、上述したようにし
て水平方向にスクイーズされている字幕データを、3:
4の補間フィルタでフィルタリングし、真円率100%
で表示されるように変換する。この場合、元の16:9
の画面が720×480ピクセルでなり、従ってスクイ
ーズされた画面の水平方向が、540(720×3/
4)ピクセルでなるとき、コントローラ35は、水平同
期信号のタイミングに対して90ピクセル分だけ早いタ
イミングで、コードバッファ22からのデータの読み出
しが開始されるように、スケジューラ21を制御する。
【0155】なお、3:4フィルタ25は、IDPCM
回路を内蔵しており、上述したようにデータを変換した
後、その変換データをIDPCMして、量子化回路26
に出力する。
【0156】また、3:4フィルタ25は、DAC10
の後段に接続されたテレビジョン受像機の画面のアスペ
クト比が、16:9である場合、逆ランレングス回路2
4からのデータに対し、IDPCMだけを施し(以下、
3:4フィルタ25をバイパスするという)、逆量子化
回路26に出力するようになされている。3:4フィル
タ25をバイパスするか否かは、コントローラ35より
供給されるスクイーズ信号(xsqueeze)によっ
て決定される。また、このスクイーズ信号(xsque
eze)は、使用者により操作部が操作されることによ
って、シスコン14からコントローラ35に供給される
ようになされている。
【0157】逆量子化回路26では、3:4フィルタ2
5から供給される、図3で説明した4ビットの(広義
の)字幕データを、ビデオ帯域の(狭義の)字幕データ
(フィルデータ)とキーデータとに変換する。そして、
このデータは、演算器33に供給される。また、キーデ
ータは、字幕とビデオ画像との混合比(mixingr
atio)として、ミキサ34にも供給される。
【0158】なお、図示していないが、コントローラ3
5は、サブタイトルヘッダのモード(mode)を参照
して、量子化(逆量子化)テーブル指示信号を、逆量子
化回路26に供給するようになされている。逆量子化回
路26は、複数の(逆)量子化テーブルを記憶してお
り、そのうちの、コントローラ35からの量子化(逆量
子化)テーブル指示信号に対応したものを用いて、逆量
子化処理を行うようになされている。
【0159】一方、CLUT32には、スケジューラ2
7、コードバッファ28、可変号復号化回路29、逆ラ
ンレングス回路30、および3:4フィルタ31によっ
て、上述した字幕データと同様に処理されたカラーデー
タが供給される。
【0160】カラーデータは、上述したように、例えば
16色の8ビットの輝度データYと色差データCb,Cr
を記憶しているCLUT32から、字幕の色の矩形領域
(カラー矩形領域)を出力させる4ビットのアドレスで
あり、従ってCLUT32からは、カラーデータが示す
アドレスに記憶されている8ビットの輝度データYと色
差データCb,Crでなるカラー矩形領域が出力される。
このカラー矩形領域は、演算器33に供給される。
【0161】ここで、CLUT32は、ダウンローダブ
ルに構成されている。即ち、CLUT32においては、
サブタイトルヘッダに記述されたモード(mode)に
対応して、そこに記憶されている輝度データYと色差デ
ータCb,Crが、上述したサブタイトルヘッダのLCL
UTに記述された輝度データYと色差データCb,Cr
変更されるようになされている。また、CLUT32の
記憶値は、シスコン14からコントローラ35にシステ
ムリセット(reset)が供給されると、コントロー
ラ35においてデフォルト値に設定し直されるようにな
されている。このシステムリセット(reset)は、
例えば装置の電源の投入直後に、シスコン14からコン
トローラ35に供給されるようになされている。また、
この装置の電源の投入直後においては、コードバッファ
28(およびコードバッファ22)をクリアするための
バッファクリア(buffer clear)も、シス
コン14からコントローラ35に供給されるようになさ
れている。
【0162】演算器33では、CLUT32からのカラ
ー矩形領域(カラー矩形領域を構成する輝度データY、
色差データCb、およびCrのうちの輝度データY)と、
逆量子化回路26からの字幕データ(フィルデータ)と
が乗算され、即ちカラー領域が、字幕データ(フィルデ
ータ)によって、いわば打ち抜かれ、これにより色の付
いた字幕データが生成される。ここで、カラー矩形領域
を構成する輝度データY、色差データCb、およびCr
うちの色差データCbおよびCrは、そのうちの輝度デー
タYに連動するので、演算器33における演算では用い
られない。
【0163】この色付き字幕データである輝度データY
および色差データCb,Crは、演算器33からミキサ3
4に供給される。
【0164】なお、サブタイトルヘッダ(図9)のモー
ド(mode)が、字幕が色付きでないことを示すもの
である場合、即ち字幕が、カラーデータを除く、字幕デ
ータ(フィルデータ)とキーデータとからなる場合、カ
ラーデコーダ101は動作を停止するようになされてい
る。この場合、パターンデコーダ100は、上述したよ
うに動作し、その結果得られる字幕データ(フィルデー
タ)とキーデータは、演算器33をバイパスして、ミキ
サ34に供給される。
【0165】演算器33において、パターンデコーダ1
00からのデータをそのまま出力するか否かは、次のよ
うにして決定される。即ち、コントローラ35は、サブ
タイトルヘッダ(図9)のモード(mode)を参照
し、その第1ビットが”1”であり、字幕が字幕データ
とカラーデータの両方で構成される場合、カラーオン信
号(color on)を、”on”状態にして、演算
器33に出力する。そして、演算器33は、コントロー
ラ35から、”on”状態のカラーオン信号(colo
r on)が供給された場合のみ、上述した演算を行
い、その他の場合は、入力されたデータをそのまま出力
する。
【0166】ミキサ34には、字幕としての演算器33
の出力(輝度データY)の他、背景画像としてのビデオ
復号化装置3(図10)のビデオ復号出力(輝度データ
Y、色差データCb,Cr)が、レターボックス部5を介
して供給されるようになされている。ミキサ34は、混
合比(mixing ratio)としてのキーデータ
に基づいて、背景画像に字幕をスーパインポーズする。
【0167】即ち、ミキサ34は、キーデータに対応し
て、背景画像または字幕の輝度データYを減衰し、これ
らを加算して出力する。これにより、図3を参照して説
明したように、字幕データは、キーデータの値が小さく
なるほど、混合割合は多くなり(減衰率が小さくな
り)、背景ビデオ画像は、キーデータの値が小さくなる
ほど、混合割合は小さくなる(減衰率が大きくなる)よ
うになされ、背景ビデオ画像と字幕とがスムーズに混合
されて出力される。
【0168】なお、ミキサ34において、背景画像に対
する字幕のスーパインポーズは、コントローラ35から
供給されるスーパインポーズon/off信号(on/
off)(図11においては、スーパインポーズon/
off信号(on/off)に、ポジション(posi
tion)、後述するユーザポジション(u_posi
tion)、およびフェード係数(fade fact
er)とを含めて、s.i.controlと示してあ
る)が、”on”状態の時のみ行われる。この”on”
状態のスーパインポーズon/off信号(on/of
f)は、使用者が操作部を操作することによりシスコン
14からコントローラ35に供給されるようになされて
いる。
【0169】また、字幕のスーパインポーズを行わない
場合には、使用者が操作部を操作することによって、シ
スコン14からコントローラ35を介してミキサ34
に、”off”状態のスーパインポーズon/off信
号(on/off)が供給され、この場合、ミキサ34
からは、ビデオ復号化装置3のビデオ復号出力が、その
まま出力される。
【0170】また、ミキサ34には、字幕の表示位置を
示すポジション(position)(ディスプレイス
タートポジション(disp start pos)お
よびディスプレイエンドポジション(disp end
pos))が、コントローラ35から供給されるよう
になされており、ミキサ34では、このポジション(p
osition)にしたがった表示位置に、字幕がスー
パインポーズされるようになされている。
【0171】さらに、ミキサ34には、使用者が操作部
を操作して、字幕の表示位置を指定した場合、その表示
位置を示すユーザポジション(u_position)
が、シスコン14およびコントローラ35を介して供給
されるようになされている。ミキサ34では、ユーザポ
ジション(u_position)が受信された場合、
ポジション(position)が示す表示位置に優先
して、ユーザポジション(u_position)が示
す表示位置に、字幕がスーパインポーズされるようにな
されている。
【0172】また、図9においては図示していないが、
サブタイトルヘッダにおいては、上述したものの他、そ
の予約領域のいずれかに、字幕のフェードイン/フェー
ドアウトの速度を指定するフェード係数(fade f
acter)を記述することができるようになされてい
る。サブタイトルヘッダに、フェード係数(fadef
acter)が記述されている場合、ミキサ34では、
そのフェード係数(fade facter)に対応し
た速度で、字幕のフェードインまたはフェードアウトが
行われるようになされている。
【0173】ところで、CLUT32は、そこにカラー
データを供給するとともに、逆量子化回路26に入力さ
れる4ビットの字幕データ(字幕データ(フィルデー
タ)およびキーデータ)も供給するようにし、例えば図
13に示すように、EXOR回路40とテーブル41と
から構成するようにすることができる。
【0174】この場合、4ビットのアドレスとしてのカ
ラーデータは、EXOR回路40に入力される。さら
に、EXOR回路40には、4ビットの字幕データのう
ちの、例えばMSB(図3で説明したように、広義の字
幕データが、狭義の字幕データ、即ちフィルデータであ
る場合に1となり、またキーデータである場合に0とな
る)が供給されるようになされており、そこでは4ビッ
トのカラーデータそれぞれと、4ビットの字幕データの
MSBとのEXOR(EXclusive OR)が計算されるよう
になされている。
【0175】従って、EXOR回路40の出力は、広義
の字幕データが、狭義の字幕データ(フィルデータ)で
あるタイミングとき、EXOR回路40に入力されたカ
ラーデータと異なるものとなり、また広義の字幕データ
が、キーデータであるタイミングとき、EXOR回路4
0に入力されたカラーデータそのものとなる。
【0176】EXOR回路40の出力は、テーブル41
に供給される。テーブル41は、上述した場合と同様
に、16色の8ビットの輝度データYと色差データ
b,Crを記憶しており、EXOR回路40の出力をア
ドレスとして、そのアドレスに記憶されている8ビット
の輝度データYと色差データCb,Crを出力するように
なされている。
【0177】いま、EXOR回路40が設けられていな
い場合を考えると、テーブル41の出力は、上述した場
合と同様に、カラーデータであるアドレスに記憶されて
いる輝度データYと色差データCb,Crからなる、図1
4(B)に示すようなカラー矩形領域となる。
【0178】しかしながら、図13に示す場合には、上
述したように、広義の字幕データが、狭義の字幕データ
(フィルデータ)であるタイミングとき、EXOR回路
40から出力されるアドレスが変化する。即ち、EXO
R回路40の出力するアドレスは、4ビットの広義の字
幕データのMSBが1であるか、または0であるかによ
って切り換えられる。このため、字幕データ(フィルデ
ータ)のタイミングでは、テーブル21から出力される
輝度データYと色差データCb,Crも変化し、この結
果、テーブル21からは、字幕データ(フィルデータ)
に対応する部分だけが異なる色になったカラー矩形領域
が出力されるようになる。
【0179】即ち、例えば字幕データ(フィルデータ)
が、図14(a)に示す文字列「ABCDE」であると
ともに、カラーデータが、文字「A」および「B」を囲
む、図14(b)に示すカラー矩形領域を、テーブル2
1から出力させるアドレスであったとき、字幕データ
(フィルデータ)のタイミングで、アドレスとしてのカ
ラーデータが変化されることによって、つまりカラー矩
形領域が字幕データ(フィルデータ)のタイミングでい
わば打ち抜かれることによって、図14(c)に示すよ
うな、図14(b)のカラー矩形領域のうち、文字
「A」および「B」の部分が異なる色(広義の字幕デー
タとのEXORがとられることにより変化されたアドレ
ス(カラーデータ)に記憶されている輝度データYと色
差データCb,Crでなる色)にされたものが出力され
る。
【0180】そして、この場合、演算器33では、まず
テーブル41の出力(図14(c))が、逆量子化回路
26からのキーデータに対応して打ち抜かれ、これによ
りテーブル41の出力(図14(c))は、図14
(d)に示すように、字幕データ(フィルデータ)に、
カラー矩形領域の本来の色(テーブル41からカラー矩
形領域を出力させるアドレスとしてのカラーデータを変
化させない場合の、カラー矩形領域の色)の文字枠が付
された字幕(輝度データYと色差データCb,Cr)にさ
れる。
【0181】ところで、この場合、文字枠と文字(フィ
ル)の境目において、文字(フィル)の部分は、上述し
たように、カラー矩形領域を字幕データ(フィルデー
タ)のタイミングで打ち抜いたものであるから、その輝
度は急峻に変化しており、従って字幕は、見にくいもの
となる。
【0182】そこで、演算器33では、字幕に文字枠を
付したものに、逆量子化回路26から供給される、滑ら
かに変化する字幕データ(フィルデータ)が乗算され、
ミキサ34に出力されるようになされている。
【0183】これにより、文字枠と文字(フィル)の境
目の輝度の変化が滑らかになり、従って、文字枠の付い
た、見やすい字幕が出力されることになる。
【0184】以上のように、CLUT32を図13に示
すように構成した場合には、文字枠に関する情報を、特
に必要とすることなく、即ち少ない情報量で、字幕に文
字枠を付けることができる。よって、カラオケ装置など
のように、歌のタイミングにあわせて、字幕の色やその
文字枠を、時間的にダイナミックに変化させる装置に適
用した場合には、記録媒体(例えば、CDなど)に多く
のソフト(曲)を記憶させることができる。また、カラ
オケ装置が、例えば電話回線などを介して、センターか
らソフト(曲)を受信するようになされている場合に
は、少ない情報量で済み、通信費を低減することができ
る。
【0185】さらに、以上のようにして、字幕に文字枠
を付ける方法は、例えば字幕のスクロールなどの、字幕
のいわばパターンを時間的にダイナミックに変化させる
場合に適用することができる。
【0186】なお、本実施例においては、字幕が、広義
の字幕データのみか、またはそれとカラー矩形領域を表
すカラーデータで構成されるようにしたが、この他、カ
ラーデータだけで構成するようにすることができる。
【0187】字幕をカラーデータだけで構成する場合に
は、CLUT32のアドレスとしてのカラーデータは、
図1の符号化装置において、その字幕の文字の形(パタ
ーン)をした色(輝度データYおよび色差データCb
rでなる文字の形の領域)が、CLUT32から出力
されるようなアドレスとされる。そして、この場合、文
字復号化装置7では、パターンデコーダ100の動作は
停止され、カラーデータは、カラーデコーダ101で、
図11で説明したようにしてデコードされる。
【0188】この場合においても、字幕をある1つの色
で表示するときには、カラーデータは、同一の値(アド
レス)で表現されるので、ランレングス符号化すること
により、少ない情報量で済むことになる。従って、これ
を、映画ソフトの再生装置などのように、色の付いた字
幕を表示させるだけ(字幕を時間的にダイナミック費変
化させる必要のない)装置に適用した場合には、パター
ンデコーダ100を取り除くだけで済み、従って装置を
安価に構成することができる。
【0189】また、この場合、字幕と背景ビデオ画像と
の中間色などで、文字枠が付されるようにカラーデータ
を構成するようにすることができる。この場合、見やす
い字幕を提供することができる。
【0190】さらに、可変長符号化(復号化)を行うに
あたって、可変長符号化(復号化)テーブルは、図8に
示すものの他、例えば図15に示すような可変長符号化
(復号化)テーブルなどを用いるようにすることができ
る。
【0191】以下、図10の復号化装置において、各ブ
ロック間で、上述した信号をやりとりするためのバス構
成例について、簡単に説明する。まずシスコン14(図
10)とコントローラ35(図11)とは、8ビットの
データバス、4ビットの選択バス、1ビットの方向バス
で接続されている。データバスによっては、図11のコ
ントローラ35の上部に示した信号がやりとりされる。
方向バスは、データ(信号)が、シスコン14からコン
トローラ35へ送信される場合、またはコントローラ3
5からシスコン14へ送信される場合にそれぞれ、例え
ばHまたはLレベルにされる。選択バスは、シスコン1
4からコントローラ35へ送信される、図11のコント
ローラ35の上部に示したreset以下の9種類の信
号、またはコントローラ35からシスコン14へ送信さ
れる、図11のコントローラ35の上部に示したPTS
S以下の9種類の信号を区別するために使用される(選
択バスは、上述したように、4ビットで構成されている
ので、16(=24)種類の信号を区別することができ
る)。
【0192】シスコン14からコントローラ35へ送信
される、図11に示した信号のビット数(信号をやりと
りするためのバスのビット数)を以下に示す。なお、カ
ッコ内は、信号の送信頻度を示している。 reset・・・1ビット buffer clear・・・1ビット(max30
Hz) decode start・・・1ビット(max30
Hz) ch_select・・・5ビット(static) special・・・1ビット(as it happ
ens) repeat time・・・8ビット(as it
happens) xsqueeze・・・1ビット(static) on/off・・・1ビット(static) u_position・・・1ビット(static)
【0193】また、コントローラ35からシスコン14
へ送信される、図11に示した信号のビット数を以下に
示す。なお、カッコ内は、信号の送信頻度を示してい
る。 PTSS・・・33ビット(max30Hz) buffer overflow・・・1ビット(ma
x30Hz) buf write term・・・1ビット(max
30Hz) header error・・・1ビット(max30
Hz) data error・・・1ビット(max30H
z) special_ack・・・1ビット(as it
happens) repeat・・・8ビット(max30Hz) position・・・8ビット(max30Hz) fade factor・・・4ビット(max30H
z)
【0194】さらに、上述したクロックジェネレータか
らコントローラ35に供給される水平同期信号(H s
ync)、垂直同期信号(V sync)、13.5M
Hzのクロックは、1ビットのバスを介して供給される
ようになされている。また、デマルチプレクサ1から
は、データ、ストローブ信号、エラー信号が、それぞれ
8,1,1ビットのバスを介して出力されるようになさ
れている。さらに、スケジューラ21からコードバッフ
ァ22へは、アドレス(書き込みアドレスおよび読み出
しアドレス)(address)、チップイネーブル
(xce)、ライトイネーブル(xre)、アウトプッ
トイネーブル(xoe)が、それぞれ15,1,1,1
ビットのバスを介して出力されるようになされ、コード
バッファ22からは、データが8ビットのバスを介して
出力されるようになされている。スケジューラ27とコ
ードバッファ28についても同様になされている。
【0195】また、ビデオ復号化装置3(図10)から
は、例えば4:2:2のビデオ信号が、16ビットのバ
スを介して出力されるようになされており、DAC10
には、4:2:2のビデオ信号が、16ビットのバスを
介して入力されるようになされている。
【0196】次に、図1に示した符号化装置の動作につ
いて、字幕の表示範囲を変更する場合の処理を中心とし
て、図16のフローチャートを参照して説明する。
【0197】最初にステップS51において、パッキン
グ回路68に、発生情報量(可変長符号化回路67によ
り可変長符号化された符号化データの量)の上限値Th
の設定が行われる。この上限値Thは、後述するステッ
プS60において、発生情報量の値が適当であるか否か
を判定するための基準として用いられる。
【0198】次にステップS52において、ディジタル
フィルタ回路72によるスクイーズフィルタ処理が行わ
れた後、ステップS53乃至S56の処理が、量子化回
路64において行われる。ステップS53においては、
字幕を表示する範囲が決定される。この字幕表示範囲
は、図17(a)に示すように、画面上における横方向
の長さhと、縦方向の長さ(高さ)dとにより決定され
る。この長さh,dは、文字発生回路55を構成するパ
ーソナルコンピュータより量子化回路64に入力され
る。
【0199】次にステップS54において、解像度変換
処理が行われる。この解像度rも、文字発生回路55を
構成するコンピュータより指定入力される。
【0200】図18は、水平解像度rの指定の原理を表
している。いま、例えば図18(a)に示すように、各
画素Pi毎に字幕データが量子化されるものとすると、
その水平方向の解像度を1/2に設定するには、図18
(b)に示すように、例えば奇数番目の画素P2i+1毎に
量子化を行うようにする。このようにすると、量子化す
べき画素の数が、図18(a)に示す場合に比べて1/
2となるため、量子化回路64より出力される量子化デ
ータ量を少なくすることができる。量子化回路64は、
指定された解像度rに対応して、量子化する画素を決定
する。
【0201】尚、図18(b)においては、奇数番目の
画素のデータをサンプルホールドするようにしたが、偶
数番目の画素をサンプルホールドするようにしてもよ
い。あるいはまた、2つの画素のデータの平均値を求め
るようにしてもよい。さらにまた、画素の数を1/3,
1/4,・・・のように縮小したい場合においては、3
個に1個の割合、あるいは4個に1個の割合で、各画素
の値をサンプルホールドするようにすればよい。
【0202】ステップS54においては、指定された解
像度rに対応して、上述したような画素データのサンプ
ルホールドが行われる。
【0203】図17(b)には、解像度rを指定した状
態が模式的に示されている。
【0204】次にステップS55に進み、1画素当りの
量子化ビット数qが決定される。この値qも、文字発生
回路55としてのパーソナルコンピュータから指定入力
される。
【0205】図17(c)には、基本的な量子化データ
量が概念的に表されている。即ち、h×dの表示範囲の
各画素のデータを、各画素毎にqのビット数で表すた
め、符号化前の全体のデータ量Qは、Q=h×d×qと
なる。
【0206】但し、このQは、あくまで指標であり、実
際に符号化されたデータ量を示すものではないが、その
符号化前段階のデータ量を表している。
【0207】次にステップS56に進み、量子化回路6
4は、文字発生回路55としてのパーソナルコンピュー
タが出力するノンインターレース構造のデータを、イン
ターレース構造のデータに変換する。これは、ビデオ符
号化装置52において処理されるビデオ信号が、インタ
ーレース構造とされているため、これに合わせるための
ものである。
【0208】以上のようにして、量子化回路64におけ
る処理が行われた後、必要に応じて、DPCM回路65
においてDPCM処理された信号が、ステップS57に
おいて、ランレングス符号化処理される。このランレン
グス符号化処理は、ランレングス符号化回路66におい
て行われる。次にステップS58に進み、ランレングス
符号化回路66においてランレングス符号に符号化され
たデータが、可変長符号化回路67において可変長符号
化される。そして、さらにステップS59において、可
変長符号化回路67は、ステップS58で可変長符号化
したデータの情報量Bを計算する。
【0209】次にステップS60に進み、ステップS5
9で求められた可変長符号化データの発生情報量が、ス
テップS51において設定された上限値Thとパッキン
グ回路68において比較される。パッキング回路68
は、可変長符号化データが上限値Thと等しいか、それ
より小さい場合においては、ステップS61に進み、字
幕データのフォーマット化処理を行う。ここでは、上述
したように、所定のデータを含むヘッダがさらに付加さ
れる。
【0210】一方、ステップS60において、可変長符
号化データが上限値Thより大きいと判定された場合、
ステップS53に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0211】即ち、いま得られた符号化データは、上限
値Thより大きいため、これを上限値Th以下に制限す
る必要がある。そこで、ステップS53乃至S55にお
いて、字幕を表示する表示範囲h,d、解像度r、また
は1画素当りの量子化ビット数qのうちの少なくともい
ずれか1つを、いままでの値とは異なる値に設定し、可
変長符号化データが上限値Th以下となるようにするの
である。
【0212】例えば、図19(a)に示すように、字幕
の表示範囲の縦方向の長さdを、図17(a)に示す場
合に比べて、2倍にした場合、1画素当りの量子化ビッ
ト数qを、図17(c)に示す場合と同じ値にすれば、
基礎的なデータ量Qが、図17(c)に示す場合の2倍
の値になってしまう。その結果、可変長符号化回路67
より出力される可変長符号化データも、図17における
場合より多くなることが予想される。そこで、このよう
な場合においては、図19(c)に示すように、量子化
ビット数qの値を、図17(c)に示す場合の1/2の
値に設定する。このようにすることで、基礎的な量子化
量Qを、図17(c)における場合と同一の値にするこ
とができる。
【0213】量子化ビット数qを1/2の値に設定する
処理は、例えば上述した図5のフローチャートにおける
処理で、図5の実施例においては、256階調の出力を
8個の階調に区分するようにしたのであるが、256個
の階調を4個の階調に区分することに対応する。
【0214】あるいはまた、図20(a)に示すよう
に、字幕の表示範囲の縦方向の長さを、図17(a)に
示す場合の2倍の値2dに設定した場合、図20(c)
に示すように、量子化ビット数qの値を、図17(c)
に示す場合と同一の値にするときは、図20(b)に示
すように、水平解像度rの値を、図17(b)および図
19(b)に示す場合の2倍の値2rに設定することが
できる。このようにすれば、水平方向(h方法)の発生
画素数が、図17(c)および図19(c)に示す場合
に比べて、1/2となるため、hの長さを実質的に1/
2にした場合と等価となる。そこで、この場合において
も、基礎的な量子化量Qを、図17および図19に示し
た場合と同じ値にすることができる。
【0215】尚、基礎的なデータ量Qを変更してよい場
合においては、例えば図21(a)に示すように、字幕
の表示範囲を縦方向に2倍した場合において、同図
(b)に示すように、水平方向の解像度を2rに設定す
るとともに、同図(c)に示すように、量子化ビット数
qを、図17(c)に示した場合の1/2に設定するこ
とができる。このようにすれば、基礎的なデータ量Qを
図17に示した場合の1/4にすることができる。
【0216】以上のパラメータの選択は、全て符号化装
置で行われる。
【0217】
【発明の効果】請求項1に記載の字幕データ符号化装置
によれば、字幕の色に対応する色のデータを記憶してい
る記憶手段のアドレスが検出され、そのアドレスが、字
幕の色に関するカラー情報として伝送される。従って、
少ない情報量で、色の付いた字幕を伝送することができ
る。
【0218】請求項2に記載の字幕データ符号化装置に
よれば、カラー情報に加え、字幕のパターンに関するパ
ターン情報と、字幕を連続して重畳するビデオ画像の垂
直同期信号の数である繰り返し回数とが伝送されるの
で、複数フレームまたはフィールドのビデオ画像にわた
って重畳される字幕を、少ないデータ量で伝送すること
ができる。
【0219】請求項3に記載の字幕データ符号化装置に
よれば、範囲指定手段とビット数決定手段により指定さ
れた表示範囲とビット数に対応して、可変長符号化手段
において可変長符号化が行われる。その符号化量に対応
して、表示範囲またはビット数の少なくとも一方が補正
される。従って、字幕データ符号化装置の基本的な構成
を変更することなく、字幕の表示範囲を任意の範囲に自
由に変更することができる。
【0220】請求項5に記載の記録媒体によれば、請求
項1に記載の字幕データ符号化装置により符号化された
字幕のデータが記録されているので、字幕のデータ以外
の情報をより多く記憶させることができる。
【0221】請求項6に記載の字幕データ復号化装置に
よれば、パターン情報復号化手段またはカラー情報復号
化手段が、それぞれパターン情報またはカラー情報の復
号化処理を並列に行う。従って、迅速に復号を行うこと
ができる。さらに、パターン情報によって、カラー情報
を変更するようにすることができ、この場合、少ないデ
ータ量で、時間とともに色の変化する字幕を表示するこ
とが可能となる。
【0222】請求項7に記載の字幕データ復号化装置に
よれば、カラー情報であるアドレスを、パターン情報に
対応して変更して出力手段に与えることにより、色のデ
ータでなるカラー矩形領域を、出力手段から出力させ
る。従って、少ないデータ量で、時間とともに色の変化
する字幕を表示することができる。
【0223】請求項8に記載の字幕データ復号化装置に
よれば、出力手段の出力と輝度のデータが乗算される。
従って、エッジの滑らかな字幕を表示することができ
る。
【0224】請求項9に記載の字幕データ復号化装置に
よれば、カラー情報であるアドレスを、識別情報に対応
して変更して出力手段に与えることにより、色のデータ
でなるカラー矩形領域を、出力手段から出力させる。従
って、少ないデータ量で、時間とともに色の変化する字
幕を表示することができる。
【0225】請求項10に記載の字幕データ復号化装置
によれば、データが記憶され、そのデータが、繰り返し
回数だけ繰り返して復号化される。従って、字幕を、複
数フレームまたはフィールドのビデオ画像にわたって重
畳することができる。
【0226】請求項11に記載の字幕データ復号化装置
によれば、n倍速再生を行うとき、繰り返し回数が、ビ
デオ画像の垂直同期信号のタイミングのn倍のタイミン
グで1ずつデクリメントされ、データが、繰り返し回数
が0になるまで繰り返して復号化される。従って、再生
速度に応じて、字幕を、所定の複数フレームまたはフィ
ールドのビデオ画像にわたって重畳することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した符号化装置の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【図2】字幕データとキーデータとの関係を説明する図
である。
【図3】字幕データとキーデータとを符号化する原理を
説明する図である。
【図4】図1の量子化回路64におけるキーデータの量
子化動作を説明するフローチャートである。
【図5】図1の量子化回路64における字幕データの量
子化動作を説明するフローチャートである。
【図6】スクイーズ方式を説明する図である。
【図7】図1の処理回路63の詳細構成を示すブロック
図である。
【図8】可変長符号化(可変長復号化)テーブルを示す
図である。
【図9】符号化されたデータフォーマットを示す図であ
る。
【図10】本発明を適用した復号化装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図11】図10の実施例の字幕復号化装置7の詳細構
成を示すブロック図である。
【図12】図11のコードバッファ22(およびコード
バッファ28)の動作を説明する図である。
【図13】図11のカラールックアップテーブル32の
構成例を示す図である。
【図14】図14のカラールックアップテーブル32の
動作を説明する図である。
【図15】可変長符号化(可変長復号化)テーブルを示
す図である。
【図16】図1の量子化回路64の処理動作を説明する
フローチャートである。
【図17】図16の処理例を説明する図である。
【図18】水平解像度を説明する図である。
【図19】図16の他の処理例を説明する図である。
【図20】図16のさらに他の処理例を説明する図であ
る。
【図21】図16の他の処理を説明する図である。
【図22】従来のサブコードのフォーマットを説明する
図である。
【図23】従来のサブコードの伝送フォーマットを示す
図である。
【符号の説明】
1 デマルチプレクサ 2 メモリ 3 ビデオ復号化装置 4 メモリ 5 レターボックス部 6 メモリ 7 字幕復号化装置 8 コンポジットエンコーダ 9 モード表示制御部 10 D/Aコンバータ 11 オーディオ復号化装置 12 メモリ 13 D/Aコンバータ 20 ワード検出回路 21 スケジューラ 22 コードバッファ 23 可変長復号化回路 24 逆ランレングス回路 25 3:4フィルタ 26 逆量子化回路 27 スケジューラ 28 コードバッファ 29 可変長復号化回路 30 逆ランレングス回路 31 3:4フィルタ 32 カラールックアップテーブル 33 演算器 34 ミキサ 40 EXOR回路 41 テーブル 51 ビデオカメラ 52 ビデオ符号化装置 53 マイク 54 オーディオ符号化装置 55 文字発生回路 56 フライングスポットスキャナ 57 字幕符号化装置 58 マルチプレクサ 63 処理回路 64 量子化回路 65 DPCM回路 66 ランレングス符号化回路 67 可変長符号化回路 68 パッキング回路 71 カラールックアップテーブル(CLUT) 72 ディジタルフィルタ回路 81 バー操作部 82 テロップ着色アダプタ 83 スイッチャ 84 モニタ 100 パターンデコーダ 101 カラーデコーダ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ画像に重畳して表示する字幕を符
    号化する字幕データ符号化装置において、 色のデータを記憶している記憶手段と、 前記字幕の色に対応する前記色のデータを記憶している
    前記記憶手段のアドレスを検出する検出手段とを備え、 前記検出手段により検出された前記アドレスは、前記字
    幕の色に関するカラー情報として伝送されることを特徴
    とする字幕データ符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記カラー情報に加え、前記字幕のパタ
    ーンに関するパターン情報と、前記字幕を連続して重畳
    する前記ビデオ画像の垂直同期信号の数である繰り返し
    回数とを伝送することを特徴とする請求項1に記載の字
    幕データ符号化装置。
  3. 【請求項3】 ビデオ画像に重畳して表示する字幕を符
    号化する字幕データ符号化装置において、 前記字幕の表示範囲を指定する範囲指定手段と、 前記字幕を量子化するときの1画素当りのビット数を決
    定するビット数決定手段と、 前記範囲指定手段とビット数決定手段により決定された
    値に対応して、符号化を行う符号化手段と、 前記符号化手段により符号化された符号量に対応して、
    前記範囲指定手段とビット数決定手段による値を補正さ
    せる補正手段とを備えることを特徴とする字幕データ符
    号化装置。
  4. 【請求項4】 前記字幕の水平解像度を調整する調整手
    段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の字
    幕データ符号化装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の字幕データ符号化装置
    により符号化された字幕のデータが記録されていること
    を特徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の字幕データ符号化装置
    により符号化された字幕のデータであって、前記カラー
    情報に加え、前記字幕のパターンに関するパターン情報
    を含むデータを復号化する字幕データ復号化装置におい
    て、 前記パターン情報を復号化するパターン情報復号化手段
    と、 前記カラー情報を復号化するカラー情報復号化手段とを
    備え、 前記パターン情報復号化手段またはカラー情報復号化手
    段は、それぞれ前記パターン情報またはカラー情報の復
    号化処理を並列に行うことを特徴とする字幕データ復号
    化装置。
  7. 【請求項7】 前記カラー情報復号化手段は、色のデー
    タを記憶している出力手段を有し、 前記出力手段は、アドレスを与えることにより、そのア
    ドレスに記憶している色のデータを出力し、 前記カラー情報は、色のデータでなるカラー矩形領域
    を、前記出力手段から出力させるアドレスであり、 前記カラー情報であるアドレスは、前記パターン情報に
    対応して変更されることを特徴とする請求項6に記載の
    字幕データ復号化装置。
  8. 【請求項8】 前記パターン情報は、前記字幕の輝度の
    データを少なくとも含み、 前記出力手段の出力と前記輝度のデータを乗算する乗算
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の
    字幕データ復号化装置。
  9. 【請求項9】 前記パターン情報は、前記字幕の輝度の
    データおよび前記字幕を重畳する際の前記ビデオ信号の
    減衰率に対応するキーデータのうちのいずれかと、その
    いずれであるかを識別する識別情報とからなり、 前記カラー情報であるアドレスは、前記識別情報に対応
    して変更されることを特徴とする請求項7に記載の字幕
    データ復号化装置。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載の字幕データ符号化装
    置により符号化されたデータを復号化する字幕データ復
    号化装置において、 前記データを記憶するデータ記憶手段を備え、 前記データ記憶手段に記憶されたデータは、前記繰り返
    し回数だけ繰り返して復号化されることを特徴とする字
    幕データ復号化装置。
  11. 【請求項11】 n倍速再生を行うとき、前記繰り返し
    回数は、前記ビデオ画像の垂直同期信号のタイミングの
    n倍のタイミングで1ずつデクリメントされ、 前記デ
    ータ記憶手段に記憶されたデータは、前記繰り返し回数
    が0になるまで繰り返して復号化されることを特徴とす
    る請求項10に記載の字幕データ復号化装置。
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