JPH09163285A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JPH09163285A
JPH09163285A JP7346269A JP34626995A JPH09163285A JP H09163285 A JPH09163285 A JP H09163285A JP 7346269 A JP7346269 A JP 7346269A JP 34626995 A JP34626995 A JP 34626995A JP H09163285 A JPH09163285 A JP H09163285A
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JP
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image data
display
data
image
input
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JP7346269A
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English (en)
Inventor
Chiharu Hirono
千春 広野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データとして電子的に撮影画像を得る撮
影装置において、操作の容易性及びかつ良好な使用性を
維持したうえで、撮影画像内容に対する文字や図形によ
る説明を加えることができるようにする。 【解決手段】 画像データが表示されている表示手段2
で付加データの入力操作を行なうことができるように形
成された付加データ入力手段(2,15,16)を設け
る。記憶制御手段(16)は、表示手段において表示さ
れている画像データを静止画撮影画像データとして記憶
手段18に格納することができ、さらに付加データ入力
手段により入力された付加データも静止画撮影画像デー
タに対応する付加データとして格納することができるよ
うにする。出力制御手段(16,14)は、記憶手段
(18)に対応状態に格納されている静止画撮影画像デ
ータと付加データを合成した画像を表示手段(3)で表
示出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子式カメ
ラといわれるもののような、静止画を撮影する撮影装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フィルムを用いた写真機とほぼ同様の使
用形態で手軽に撮影でき、しかも撮影した画像は電子的
に記憶することで著しい利便性を実現した電子式カメラ
が普及している。このような電子式カメラでは、例えば
CCDなどの撮像素子を用いて画像データを取り込み、
それを静止画像データとして固体メモリやフロッピーデ
ィスクのような記録媒体などに格納する。そして撮影し
た静止画を見たいときには、格納しておいた画像データ
を読出、モニタディスプレイなどに表示させるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に写真
撮影を行なった場合は、その写真の内容に対してコメン
トや注釈などの説明をつけたい場合が多い。このため電
子式カメラなどでは、撮影時に音声も取り込んで記憶で
きるようにし、使用者が撮影時に、その撮影した画像に
ついて声で説明を加えることができるようにしているも
のがある。
【0004】しかしながら音声による説明では撮影画像
上の或る地点を指し示したりすることができず、また説
明できる量(音声の記憶可能な時間長)も限られてお
り、その写真画像について有効な説明ができないという
ことがあった。
【0005】特に撮影内容についての説明は、画像上に
文字や図形などを書き込むことが有効となることが多
い。このようにすれば、画像の一部を指し示したり、文
字により明確な説明を加えることができる。電子式カメ
ラにおける写真、即ち画像データに対して文字などを書
き込むことができるようにするには、例えば画像データ
をパーソナルコンピュータ等にロードし、そのアプリケ
ーションソフトを利用して画像データ上に文字を付加し
ていくなどの方法がある。
【0006】ところが、このような方法では、通常は外
出先で撮影を行なったその場で説明を加えることができ
ず好適な方法とはいえない。仮に外出先でも文字による
説明を加えたい場合は、例えば携帯用のパーソナルコン
ピュータも持ち歩かねばならず、装備が重くなり、また
これによりユーザーの行動を制限してしまうなどの問題
が生じる。
【0007】さらに、パーソナルコンピュータ等に対し
て画像データをロードすることに時間がかかったり、伝
送過程での画像圧縮処理などにより画質を損ねてしまう
という欠点もある。
【0008】また、仮に撮影した画像データに文字や図
形を合成して説明を付加できたとしても、その合成画像
を撮影画像として記憶してしまうと、今度は、説明文な
どを除いたもとの撮影画像のみを見ることができなくな
ってしまうという問題もある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、画像データとして電子的に撮影画像を得る
撮影装置において、操作の容易性及びかつ良好な使用性
を維持したうえで、撮影画像内容に対する文字や図形に
よる説明を加えることができるようにすることを目的と
する。
【0010】このため、画像データが表示されている表
示手段上で付加データの入力操作を行なうことができる
ように形成された付加データ入力手段を設けるととも
に、記憶制御手段としては、表示手段において表示され
ている画像データを静止画撮影画像データとして記憶手
段に格納することができ、さらに付加データ入力手段に
より入力された付加データも静止画撮影画像データに対
応する付加データとして格納することができるようにす
る。また出力制御手段として、記憶手段において対応状
態に格納されている静止画撮影画像データと付加データ
を合成した画像を表示手段で表示出力することができる
ようにする。
【0011】出力制御手段としては、さらに、対応状態
で記憶手段に記憶されている静止画撮影画像データと付
加データのうちの一方のみによる画像を表示手段で表示
出力することができるようにもする。
【0012】つまり、取り込んだ画像データを表示させ
ている際に、タッチパネルなどの入力手段により、表示
されている画像上に、何らかの説明を書き込むことがで
きるような使用形態を実現する。そして、書き込まれた
説明は付加データとして、静止画撮影画像データと対応
させた状態で記憶するようにすることで、必要なときに
静止画撮影画像データと合わせて見ることができるよう
にする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
の撮影装置について図1〜図21により各種の例を説明
していく。説明は次の順序で行なう。 1.撮影装置の構成 2.撮影/描画/表示動作 3.描画入力態様 4.撮影装置の各種変形例
【0014】1.撮影装置の構成 図1は撮影装置1の外観例を示すものである。この撮影
装置1は例えば携帯に適した小型の形状とされ、通常の
カメラと同様の態様での使用が可能とされる。
【0015】撮影装置1の上面部にはディスプレイ3が
配され、撮影装置前面のレンズ6から取り込まれる画像
を表示することができるようにされている。そして、レ
ンズ6を被写体に向けてその画像がディスプレイ2に表
示されている状態で、ユーザーがレリーズスイッチ4を
押すことで、そのときディスプレイ2に表示されている
画像が撮影画像として取り込まれることになる。また撮
影装置前面にはストロボ発光部5が設けられ、必要に応
じて、レリーズスイッチ4の操作に同期して被写体側に
向けてストロボ発光が行なわれるようにされている。
【0016】ディスプレイ3は例えば液晶パネルなどの
小型かつ平面型のものとされているが、このディスプレ
イ3の上面に重ねられるように透明板状のタッチパネル
2が配されている。タッチパネル2は、付属の操作用ペ
ン9の押圧に応じてマトリクス状に配された電極が電気
的に接触して操作用ペン9の位置を検出し、これを入力
情報とする方式や、或は操作用ペン9の先端に設けられ
た電極とマトリクス状に配された電極上の間での静電容
量の変化を検出して入力位置を検出する方式のものな
ど、各種のタイプが考えられるが、タッチパネル2上で
のユーザーの入力位置を検出できるものであればどのよ
うなものでもよい。このタッチパネル2により、ユーザ
ーはディスプレイ3に表示されている画像に対して、文
字や図形を書き込むような形態での入力が可能となるよ
うに構成されている。
【0017】また例えば撮影装置1の前面にはマイクロ
ホン7が配されており、周囲の音声を取り込むことがで
きるようにされている。例えばレリーズスイッチ4を押
してから一定時間だけ、マイクロホン7から入力された
音声を撮影画像とともに記憶することで、撮影画像に対
して声などで説明を加えたり、撮影時の周囲音声を記録
することができる。スピーカ8は、撮影した画像を呼び
出してディスプレイ3に表示させる際などに、その画像
の撮影時に記録した音声を出力するために設けられる。
【0018】図2は撮影装置1の内部構成を示すもので
ある。光学ブロック10は図1に示したレンズ6及びレ
ンズ6から入力される光をCCD11上に結像させるた
めの光学系を示している。光学ブロック10によりCC
D11に結像された光はCCD11により画像信号とし
て出力される。CCD11は面方向にCCD素子が配さ
れており、結像された光に対して例えばライン順次に画
像信号を出力する。CCD11からの画像信号は画像デ
ジタル化回路12においてデジタル画像データとされ、
CPUバス13に出力される。
【0019】CPUバス13に出力された画像データ、
即ち被写体側の映像のデータは表示回路14に供給さ
れ、表示回路14は画像データに応じてディスプレイ3
を駆動させてその画像を表示させる。レリーズスイッチ
4を押すまでの間、即ちユーザーが撮影操作するまでの
間は、CCD11によって得られる被写体側の画像デー
タがそのまま表示回路14によりディスプレイ3に表示
されることになり、つまりユーザーはディスプレイ3を
見ながら被写体を選んでいくことができる。
【0020】CPUバス13に供給された画像データ
は、CPU16の制御によりメモリ18に記憶させるこ
とができる。つまり、ユーザーがレリーズスイッチ4を
押した時点でCPU16はそのときCCD11から得ら
れる画像データを、ディスプレイ3の表示に用いるとと
もに、撮影画像データとしてメモリ18に記憶させるこ
とで、電子的な写真撮影が実行されることになる。また
撮影画像データとしてメモリ18に記憶された画像デー
タは、CPU16の制御によって読出、表示回路14に
供給することで、ディスプレイ3に撮影画像(静止画)
として表示させることができる。
【0021】マイクロホン7から入力される音声信号は
音声圧縮回路17においてデジタルデータ化及びデータ
圧縮処理が施されてCPUバス13に出力される。CP
Uバス13に供給された音声データはCPU16の制御
に基づいてメモリ18に記憶することができる。また、
メモリ18に記憶された音声データがCPU16の制御
により読み出されて音声再生回路20に供給された場合
は、音声再生回路20で圧縮に対するエンコード処理、
D/A変換処理等が行なわれ、スピーカ8から出力され
る。
【0022】ストロボ駆動回路21は、CPU16から
のタイミング制御に応じてストロボ発光部5の発光動作
を実行する。CPU16は、必要に応じて、ユーザーが
レリーズスイッチ4を押したタイミングでストロボ駆動
回路21に発光動作を指示する。
【0023】シリアルポート19は、パーソナルコンピ
ュータ等の外部機器と接続を可能とするために設けられ
ている。このシリアルポート19により接続すること
で、外部機器に対してメモリ18に記憶している撮影画
像データ等を転送出力することができる。
【0024】タッチパネル2に対しては、マトリクス上
に配された電極に対してスキャン回路15がスキャン動
作を実行することで、操作用ペン9が接触している平面
上の位置、即ち入力位置を検出できるようにされてい
る。スキャン回路15は操作用ペン9による入力に応じ
て、入力位置情報を逐次CPU16に供給していく。
【0025】CPU16はタッチパネル2における入力
位置情報に応じて描画データ(ユーザー入力による付加
データ)を発生させ、表示回路14に供給することで、
表示回路14は表示している画像データに描画データを
重畳させてディスプレイ3に表示させる。これにより、
ユーザーからみれば、ディスプレイ3上で撮影画像の上
にペンで書込を行なったような画像が得られることにな
る。
【0026】また、ディスプレイ3の一部の領域に、例
えば入力のためのアイコンを表示させることで、ユーザ
ーによる多様な書込入力が可能となる。CPU16はア
イコン表示位置に相当する入力位置情報が検出された際
は、そのアイコンに応じた機能により描画データの態様
を制御する。書込入力の操作例については後述する。
【0027】ユーザーの操作用ペン9を用いた入力に応
じてCPU16が発生させた描画データは、そのまま表
示回路14に供給してディスプレイ3に表示させること
ができるとともに、メモリ18に記憶させることができ
る。この描画データは、そのとき表示されている撮影画
像データとはメモリ上の別の領域において、一枚の描画
画像データとして記憶されるが、撮影画像データとは対
応関係がとられた状態で記憶されることになる。
【0028】図3にメモリ18における記憶形態のイメ
ージを示す。ユーザーがレリーズスイッチ4を押す毎
に、入力された画像データが撮影画像データとしてメモ
リ18に記憶されていくが、例えば3回撮影を行なった
時点では図示するように3枚分の撮影画像が撮影画像デ
ータSG1,SG2,SG3として記憶される。また、
各撮影時点で入力された音声データが、撮影画像データ
SG1,SG2,SG3に対応した状態で、音声データ
AD1,AD2,AD3として記憶される。
【0029】さらに、撮影画像データSG1,SG2,
SG3についてそれぞれ、上述したようにユーザーが操
作用ペン9を用いて描画入力を行なった場合は、撮影画
像データSG1,SG2,SG3に対応された状態で描
画データWG1,WG2,WG3が記憶される。
【0030】このように1枚の画像撮影に対応して、そ
の撮影画像データSG(x)、音声データAD(x)、
及び描画データWG(x)が、1組のデータ(AR1,
AR2,・・・・・ )として管理された状態で記憶されるこ
とになる。なお、ユーザーが不要と判断したときには、
音声データAD(x)や描画データWG(x)は記憶さ
れないようにすることもできる。
【0031】2.撮影/描画/表示動作 このような撮影装置1における撮影動作、ユーザーの入
力に伴う描画動作、及びディスプレイ3での表示動作に
ついてのCPU16の処理を図4、図5、図6のフロー
チャートで説明する。図4は撮影時のCPU16の処理
を示している。
【0032】レリーズスイッチ4が押されるまでの期
間、即ちユーザーが被写体を選んでいる期間は、ステッ
プF101,F102 の処理が繰り返される。即ち、各タイミン
グでCCD11によって得られた被写体側の画像が画像
デジタル化回路12でデジタル画像データとされて表示
回路14に送られ、ディスプレイ3に表示されていく。
従ってユーザーが撮影装置を向けている方向の風景がそ
のままディスプレイ3で表示される。ユーザーはディス
プレイ3に表示されている、撮影装置1が向けられてい
る風景を見ながら被写体を選んでいく。
【0033】或る時点でユーザーがレリーズスイッチ4
を操作すると、処理はステップF101,F102,F103のループ
を抜け、ステップF104に進む。CPU16はレリーズス
イッチ4が操作されたタイミングでCCD11から取り
込まれた画像データを、表示回路14に供給してディス
プレイ3に表示させるとともに、これを撮影画像データ
SG(x)としてメモリ18に記憶させる。即ち、これ
によりいわゆる写真撮影が行なわれたことになる。ディ
スプレイ3での表示はこのときの画像で固定される。
【0034】撮影画像データSG(x)を記憶するとと
もに、CPU16はステップF105としてタイムカウント
をスタートさせ、ステップF107でタイムオーバと判断さ
れるまでの期間、ステップF106の処理としてマイクロホ
ン7から入力された音声信号を、音声データAD(x)
としてメモリ18に記憶させる。例えばタイマーがタイ
ムオーバーするまでの期間は5〜10秒程度に設定され
ており、従ってユーザーがレリーズスイッチ4を押して
から数秒程度の期間の周囲音声は音声データAD(x)
として、図3に示したように撮影画像データSG(x)
に対応して記憶されることになる。これにより撮影時に
その被写体だけでなく周囲音声も記憶でき、またこれを
利用してユーザーが被写体に付いての説明等を声により
加えることができる。
【0035】撮影によりメモリ18に取り込んだ撮影画
像データに対しては、ユーザーがその画像上に所望の文
字や図形の書込を行なうことができる。図4のように撮
影が行なわれたときで、ディスプレイ3に撮影した画像
が固定されて表示されている際や、図6により後述する
ように、撮影後の或る時点でメモリ18から撮影画像デ
ータを読み出してディスプレイ3に表示させている場合
など、撮影画像がディスプレイ3で固定表示されている
ときには、ユーザーはその撮影画像上に文字や図形など
を書き込むような入力が可能となる。
【0036】即ち、ディスプレイ3に撮影画像が表示さ
れている状態において(F201)、ユーザーが入力用ペン9
でタッチパネル2の上で書込動作(即ち紙のうえにペン
で文字等を書くような動作)を行なうと(F202)、ステッ
プF203として、CPU16はスキャン回路15により検
出された入力位置情報を取り込み、その入力位置情報に
応じて描画データを生成して、表示回路14に供給する
(F204)。表示回路14では、表示している撮影画像デー
タと、描画データを合成し、合成画像をディスプレイ3
に表示させる。これにより、入力用ペン9でなぞった位
置において、あたかも通常のペンで写真上に書き込みを
行なったかのうような表示が得られることになる。
【0037】ユーザーはこのように入力用ペン9を用い
て表示画面、即ち撮影画像の上に書込を行ない、撮影内
容の説明等を付加していく。そして、書込を終えた或る
時点で、書込を行なった文字等についての記憶操作を行
なうと、CPU16の処理はステップF205からF206に進
み、その時点の描画データを、描画データWG(x)と
して、表示している撮影画像データSG(x)に対応さ
せた状態でメモリ16に記憶させる。即ち図3で示した
ような形態で描画データWG(x)が記憶される。
【0038】なお、ステップF205で判断するユーザーの
描画記憶操作のためには、撮影装置1上に描画記憶操作
キーを設けてもよいし、後述するアイコンとして描画記
憶操作アイコンを設定し、そのディスプレイ3上でのア
イコン位置に入力用ペン9をあてることで、操作が行な
われるようにしてもよい。さらに、このステップF205の
ような判断を行なわず、ユーザーの文字等の書込が行な
われる毎に、発生させた描画データを逐次メモリ18に
記憶させていくようにしてもよい。
【0039】また、単に入力ペン9による入力位置に応
じて表示すべきドットが示された画像データを形成だけ
でなく、アイコン等による操作に応じて、描かれる線の
種類を変えたり、文字や線の色を変えたりすることもで
きるが、これはステップF204でのCPU16の処理で対
応できる。
【0040】撮影画像に対してユーザーが入力ペンで説
明等を加えた画像のイメージを図14、図15に示す。
図14は、例えば住宅を撮影したときに、その住宅の値
段や説明を描画データとして書き込んだものを示してい
る。例えばこのような描画データとしての説明により不
動産業者の住宅説明や、住宅購入希望者の視察メモなど
の利用に有効である。また図15は例えば撮影した中古
車についての傷の具合などを書き込んだイメージを示し
ており、自動車の評価資料などに好適である。
【0041】図6は撮影した画像をディスプレイ3に呼
び出すための処理を示している。ユーザーによって或る
撮影画像データの呼出し操作が行なわれると(F301)、処
理はステップF302に進み、CPU16は、合成モードが
指定されているか否かを判断する。ユーザーによる撮影
画像データの呼出し操作や合成モードの設定操作のため
の操作手段は撮影装置1において操作キーの形態で設け
られてもよいし、画面上のアイコンを用いたペン入力操
作などにより行なわれるようにすればよい。
【0042】ここでいう合成モードとは、撮影画像デー
タSG(x)を表示させる際に、その撮影画像データS
G(x)と対応されて記憶されている描画データWG
(x)も合わせて読み出し、撮影画像と合成させて表示
するモードをいう。従って、メモリ18において、呼び
出されるべき撮影画像データSG(x)に対応した描画
データが記憶されていない時は、自動的に合成モードで
はないと判断される。ところが、それ以前にユーザーが
図5で説明した動作により撮影画像データSG(x)に
対応して入力ペン9による書き込みを行ない、メモリ1
8に描画データWG(x)が記憶されているときは、ユ
ーザーが合成モードを指定していれば、撮影画像と描画
データ即ち書き込み文字等が合成された画像が表示さ
れ、一方合成モードが指定されていなければ、撮影画像
のみが表示されるようにする。
【0043】合成モードのときは、ステップF303に進
み、メモリ18から撮影画像データSG(x)と、それ
に対応する描画データWG(x)を読出、これを表示回
路14に供給する。そして表示回路14に対して撮影画
像データSG(x)と描画データWG(x)の合成処理
を実行させ、合成された画像をディスプレイ3に表示さ
せる(F304)。
【0044】一方、合成モードでないとき(もしくは描
画データが存在しないとき)は、メモリ18から撮影画
像データSG(x)のみをを読み出し、これを表示回路
14に供給する。そして表示回路14に対して撮影画像
データSG(x)に基づく画像をディスプレイ3に表示
させる(F306)。
【0045】ステップF307は音声出力モードとされてい
るか否かを判断する。音声出力モードとされていたとき
は、ステップF308でメモリ18から、撮影画像データS
G(x)に対応する音声データAD(x)を読み出し、
これを音声再生回路20に供給する。そして音声再生回
路20に対してデコード処理及びD/A変換処理を実行
させ、撮影時に記憶しておいた音声をスピーカ8から出
力させる。
【0046】この図6の処理により、ユーザーは撮影し
た画像を見たいときには、その画像のみを見たり、また
その画像についての説明等(描画データ)を加えた画像
を見たりすることができる。また、撮影時に記憶した音
声データについてもユーザーは聞きたいときのみに出力
させるようにすることができる。例えば上述した図14
のような例の場合、住宅だけの画像を見ることもでき、
また必要に応じて住宅の画像の上に説明を書き込んだ、
図14に示したような画像を見ることもできる。
【0047】3.描画入力態様 図7〜図13により入力用ペン9によるユーザーの書込
態様例を説明する。ディスプレイ3において撮影画像を
表示させる際には、その撮影画像の上に各種の書込を行
なうことができるように、CPU16は例えば図7のよ
うなアイコンを表示させる。
【0048】この例では、点描画・色選択アイコンC
1、線描画アイコンC2、文字描画アイコンC3、消去
アイコンC4、拡大・位置移動アイコンC5、コマ送り
アイコンC6が示されている。これらのアイコンに対し
てペン先を当てることで、アイコンに対応する機能が選
択される。
【0049】点描画・色選択アイコンC1に触れると、
点描画の機能が選択されたことになり、この状態でディ
スプレイ3に表示されている画像上を入力用ペン9でな
ぞると、図8に示すようになぞられた位置の軌跡の点が
描画された状態となる。この状態で再度点描画・色選択
アイコンC1に触れると、色選択機能が選択され、図9
に示すように例えば色のパレットが表示される。そして
パレット内の希望の色に触れることで、書込を行なうと
きの色が選択される。
【0050】線描画アイコンC2に触れると線描画機能
が選択され、図10に示すように、入力用ペン9で最初
に触れた位置から次に触れた位置までの直線が描かれ
る。文字描画アイコンC3に触れると文字描画機能が選
択され、図11に示すように、文字入力のためのウイン
ドウが表示される。このウインドウ枠のなかに入力用ペ
ン9で文字を書くと、その手書き文字のイメージに基づ
いて入力文字が認識され、内蔵フォントによりその文字
の描画データが生成され、文字が表示される。
【0051】消去アイコンC4に触れると消去機能が選
択され、図12に示すように、入力用ペン9で触れる位
置に消しゴムの絵が表示され、その位置で描画されてい
た画像が消去される。拡大・位置移動アイコンに触れる
と、図13に示すようにルーペの画像が表示され入力用
ペン9で触れた位置を中心に、描画データによる画像及
び撮影画像の両方を、例えば2倍にして表示させる。こ
のように拡大表示させることで細かい書込が可能とな
る。再度拡大・位置移動アイコンに触れると、通常の表
示状態に戻る。
【0052】このような拡大・位置移動アイコンの機能
により、携帯に好適な小型の撮影装置であってディスプ
レイ3が小型なものであっても、細かい書込を行なうこ
とができる。特に、例えば撮影画像の解像度を横640
ピクセル、縦480ピクセルとしても、これに応じたデ
ィスプレイを設けると、撮影装置1が携帯に不便な程大
型化してしまうときがある。そこで撮影装置1における
ディスプレイ3は半分の、横320ピクセル、縦240
ピクセルに対応するものとし、撮影画像データを1/2
に間引きして表示画像を生成することがある。このよう
な場合、拡大機能が選択された場合は、その部分の撮影
画像データを、間引せずに本来のデータ量で表示を行な
うようにし、撮影画像の一部の高解像度表示かつ細かい
書込可能とすること好適である。
【0053】これらの例示したアイコンを利用した操作
に応じてCPU16は描画データを発生させ、ディスプ
レイ3に表示させたり、撮影画像データと対応させてメ
モリ18に記憶させたりすることで、上述のとおり、有
効な説明を撮影写真に加えることができる。
【0054】4.撮影装置の各種変形例 実施の形態としての撮影装置の各種変形例を説明してい
く。図16の撮影装置1Aは、図2に示した例における
メモリ18の部位を取り外し可能記憶装置22とした例
である。他の部位は図2と同一であり、説明を省略す
る。
【0055】この場合、取り外し可能記憶装置22とし
てはメモリーカード、メモリーカートリッジ、磁気ディ
スク、光磁気ディスクなどの記録媒体が採用できる。こ
のような記録媒体に撮影画像データ及び描画データを取
り込んでいくことにより、容量的制限をなくすととも
に、データ自体の携帯性、汎用性を得ることができ、よ
り便利なものとなる。なお、図2におけるRAM等のメ
モリ18と取り外し可能記憶装置22の両方を備えた撮
影装置を構成することももちろん可能である。
【0056】図17は例えば電子手帳などの形態で知ら
れている携帯用装置に本発明の撮影装置を組み込んだ例
を示している。即ち携帯用装置30に撮影のためのレン
ズ32、タッチパネル付ディスプレイ33を設け、図2
または図16のような構成を付加する。また入力用ペン
31を設ける。これにより、本発明の撮影装置としての
動作が可能な多機能の携帯用装置を実現できる。
【0057】図18は形態型のパーソナルコンピュータ
に本発明の撮影装置を組み込んだ例を示している。即ち
パーソナルコンピュータ40に撮影のためのレンズ4
2、タッチパネル付ディスプレイ43を設け、図2また
は図16のような構成を付加する。また入力用ペン41
を設ける。
【0058】さらに図19はノートブック型のパーソナ
ルコンピュータに本発明の撮影装置を組み込んだ例を示
している。即ちパーソナルコンピュータ50に撮影のた
めのレンズ52、タッチパネル付ディスプレイ53を設
け、図2または図16のような構成を付加する。描画の
ための入力装置としては入力用ペン51aのほか、例え
ばマウス51bやキーボード51cを用いて入力できる
ようにしてもよい。
【0059】図20の撮影装置1Bは、図2に示した例
に、ファックス用モデム23を加え、公衆電話回線網2
4に接続可能とした例である。他の部位は図2と同一で
あり、説明を省略する。この場合、撮影画像データSG
(x)や、描画データWG(x)を加えた撮影画像デー
タSG(x)を、公衆電話回線網24により他のファク
シミリ装置に送信することができる。
【0060】送信時のデータの流れを図21に示す。C
PU16はメモリ18から撮影画像ータSG(x)と描
画データWG(x)を読み出し(S01,S02)、画
像合成処理を行なう(S03)。なお、撮影画像ータS
G(x)のみを読み出したり、描画データWG(x)の
みを読み出したりすることもできる。
【0061】撮影画像ータSG(x)と描画データWG
(x)の両方または一方による画像データは、ファクシ
ミリ送信フォーマットにデータ変換される(S04)。
そしてファックス用モデム23に送られてモデム変調さ
れ(S05)、公衆電話回線網24により他のファクシ
ミリ装置に送信される。
【0062】このような構成により、例えば現地で撮影
し、文字等の説明を加えた画像を直ちに知らせたい人に
対して送ることができ非常に便利なものとなる。また、
描画データWG(x)として、発信元/宛先等まで加え
ておき、その部分の文字等は画像合成処理(S03)に
おいて撮影画像から外れた位置になるように合成するよ
うにし、ファクシミリ送信として体裁の良い送信原稿を
作成するようにすることもできる。以上説明した以外に
も、本発明としての変形例は各種考えられる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明の撮影装置
は、取り込んだ画像データを表示させている際に、タッ
チパネルなどの入力手段により表示されている画像上
に、何らかの説明を書き込むことができる。これによ
り、撮影した画像に対して容易にその場で説明等を加え
ることができ、特に撮影画像上の一部を指し示すなど文
字等の書き込みによる説明であるため、撮影画像の説明
として非常に分かり易いものとすることができるという
効果がある。また携帯性も損なわれず、手軽に使用する
ことができる。
【0064】さらに、書き込まれた説明は付加データと
して、静止画撮影画像データと対応させた状態で記憶す
るようにすることで、必要なときに静止画撮影画像デー
タと合わせて見ることができる。つまり静止画撮影画像
データのみの表示、付加データのみの表示、静止画撮影
画像データと付加データを合成させた表示など、ユーザ
ーの要望に応じて適切な表示を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の撮影装置の外観の説明図
である。
【図2】実施の形態の撮影装置のブロック図である。
【図3】実施の形態の撮影装置の記憶形態の説明図であ
る。
【図4】実施の形態の撮影装置の撮影時の処理のフロー
チャートである。
【図5】実施の形態の撮影装置の描画入力時の処理のフ
ローチャートである。
【図6】実施の形態の撮影装置の画像表示処理のフロー
チャートである。
【図7】実施の形態の描画入力画面の説明図である。
【図8】実施の形態の点描画入力操作の説明図である。
【図9】実施の形態の色選択操作の説明図である。
【図10】実施の形態の線描画入力操作の説明図であ
る。
【図11】実施の形態の文字入力操作の説明図である。
【図12】実施の形態の消去操作の説明図である。
【図13】実施の形態の拡大操作の説明図である。
【図14】実施の形態において描画データによる説明が
付加された撮影画像の説明図である。
【図15】実施の形態において描画データによる説明が
付加された撮影画像の説明図である。
【図16】実施の形態の撮影装置の変形例のブロック図
である。
【図17】実施の形態の撮影装置の変形例の外観の説明
図である。
【図18】実施の形態の撮影装置の変形例の外観の説明
図である。
【図19】実施の形態の撮影装置の変形例の外観の説明
図である。
【図20】実施の形態の撮影装置の変形例のブロック図
である。
【図21】実施の形態の撮影装置の変形例でのデータ処
理の説明図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 撮影装置 2 タッチパネル 3 ディスプレイ 4 レリーズスイッチ 6 レンズ 9 入力用ペン 10 光学ブロック 11 CCD 14 表示回路 15 スキャン回路 16 CPU 18 メモリ 22 取り外し可能記憶装置 23 ファックス用モデム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを取り込む撮影手段と、 前記撮影手段により取り込まれた画像データを表示する
    ことができる表示手段と、 画像データが表示されている前記表示手段上で付加デー
    タの入力操作を行なうことができるように形成された付
    加データ入力手段と、 記憶手段と、 前記表示手段において表示されている画像データを静止
    画撮影画像データとして前記記憶手段に格納することが
    できるとともに、前記付加データ入力手段により入力さ
    れた付加データを前記記憶手段に、静止画撮影画像デー
    タに対応させて格納することができる記憶制御手段と、 前記記憶手段において対応状態に格納されている静止画
    撮影画像データと付加データを合成した画像を前記表示
    手段で表示出力することができる出力制御手段と、 を備えて構成されることを特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記出力制御手段は、対応状態で前記記
    憶手段に記憶されている静止画撮影画像データと付加デ
    ータのうちの一方のみによる画像を前記表示手段で表示
    出力することができるように構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の撮影装置。
JP7346269A 1995-12-13 1995-12-13 撮影装置 Pending JPH09163285A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7710489B2 (en) 2000-01-14 2010-05-04 Fujifilm Corporation Image reproducing apparatus and digital camera
JP2011141726A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Nec Corp 携帯送信端末、携帯受信端末及び携帯送受信システム

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