JPH09161716A - 荷電粒子線装置 - Google Patents

荷電粒子線装置

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Publication number
JPH09161716A
JPH09161716A JP7339965A JP33996595A JPH09161716A JP H09161716 A JPH09161716 A JP H09161716A JP 7339965 A JP7339965 A JP 7339965A JP 33996595 A JP33996595 A JP 33996595A JP H09161716 A JPH09161716 A JP H09161716A
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JP
Japan
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pallet
vacuum chamber
stage
charged particle
particle beam
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Application number
JP7339965A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinobu Tokushima
忍 徳島
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空室内の作業時間を短縮し、スループット
の向上を図る。 【解決手段】 大気中で基板10が載置されたパレット
8が第1の所定位置に位置決めされた状態で保持台7上
で保持される。アライメント光学系13ではパレット8
の基準マーク9を検出する。この検出後、パレット8が
大気中から真空室1内に搬送され、第1の所定位置に対
応する第2の所定位置に位置決めした状態でステージ4
に保持される。位置制御手段ではアライメント光学系1
3の検出結果に基づいてステージ4の位置を制御する。
これにより、位置制御手段では光学系13で検出された
マーク9の位置情報に基づいて当該マーク9が真空室1
内で電子鏡筒3の中心軸上に正確に一致するようにステ
ージ4の位置を制御することが可能になり、真空室1内
での基板10のラフ−アライメントが不要になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷電粒子線装置に
係り、更に詳しくは電子ビーム、X線等の荷電粒子線を
基板に照射し、パターンの描画、描画されたパターンの
観察、測長等の所定の処理を施す荷電粒子線装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4には、荷電粒子線装置の一例とし
て、従来の電子ビーム装置の構成が示されている。この
図4に示される装置は、荷電粒子線光学系としての電子
鏡筒103を天板部に備えた主真空室101と、この主
真空室101に連設された副真空室102とを備えてい
る。主真空室101と副真空室102とを区画する隔壁
101aには開口105aが形成されており、この開口
105aがゲートバルブ105によって開閉されるよう
になっている。主真空室101内には、基板110を保
持して2次元移動可能なXYステージ104が収納され
ている。
【0003】副真空室102内には基板110を副真空
室102から主真空室101へ搬送する真空ローダ11
1と、基板110を主真空室101から副真空室102
へ搬送する真空アンローダ111aと、基板110の受
け渡しのための上下テーブル114とが設けられてい
る。また、副真空室102の隔壁101aと反対側の壁
102aには、開口106aが形成されており、この開
口106aがゲートバルブ106によって開閉されるよ
うになっている。
【0004】大気中には、ゲートバルブ106が開かれ
ているときに、開口106aを介して基板110を副真
空室102へと搬送する大気ローダ112と、基板11
0を副真空室102から搬出する大気アンローダ112
aとが設けられている。
【0005】このような電子ビーム装置においては、基
板110にパターンを描画したり、描画されたパターン
を観察、測長したりする前準備として、基板110のア
ライメントが必要である。
【0006】このため、図4に示されるように、主真空
室101上に電子鏡筒103と並べてアライメント光学
系113を設け、基板110のアライメントマークをこ
のアライメント光学系13で検出し、この検出結果に基
づいてXYステージ104を位置制御して基板110の
ラフ−アライメントを実行し、更に電子鏡筒103によ
り電子ビームを基板10上のアライメントマークに照射
し、基板10から発生した二次電子をディテクタ(図示
省略)で検出して得られる2次電子像に基づいてXYス
テージ104を微小駆動して精密なアライメントを行っ
た後、描画又は観察、測長等を実行していた。すなわ
ち、従来の装置においては、電子ビームの視野は狭いの
で、予め主真空室1内で視野の広いアライメント光学系
113でラフ−アライメントを行っていた。また、この
ラフ−アライメントにおいて、基板110のアライメン
トマークを検出(検索)するにあたっては、試行錯誤を
繰り返して検索を実行していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例にあっては、主真空室101の中でアライメン
ト光学系113によるラフ−アライメントが必要なた
め、主真空室101内で行われる作業が多く、また、こ
のラフ−アライメントにおいて、基板110のアライメ
ントマークを検索するにあたっては、試行錯誤を繰り返
して検索を実行していたことから、大変に時間が掛か
り、これが、装置の処理効率、すなわちスループットを
低下させる大きな原因となっていた。
【0008】本発明は、かかる従来技術の有する不都合
に鑑みてなされたもので、その目的はスループットの向
上を図ることが可能な電子ビーム装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、真空室内で、基板に荷電粒子線光学系により荷電粒
子線を照射して所定の処理を施す荷電粒子線装置であっ
て、前記基板が載置されるとともに基準マークが形成さ
れたパレットを、前記真空室と大気中との間で搬送する
搬送手段と;前記パレットを第1の所定位置に位置決め
した状態で大気中で保持する保持手段と;前記パレット
の前記基準マークを前記大気中で検出する検出手段と;
前記真空室内で、前記パレットを前記第1の所定位置に
対応する第2の所定位置に位置決めした状態で保持し、
2次元移動するステージと;前記検出手段の検出結果に
基づいて、前記ステージの位置を制御する位置制御手段
とを有する。
【0010】これによれば、基板が載置されたパレット
が第1の所定位置に位置決めされた状態で保持手段によ
って大気中で保持されると、検出手段ではこのパレット
に形成された基準マークを大気中で検出する。この検出
後、搬送手段によりパレットが大気中から真空室内に搬
送され、この真空室内で、パレットは第1の所定位置に
対応する第2の所定位置に位置決めした状態でステージ
に保持される。すなわち、パレットは保持手段上で位置
決めされた位置と対応するステージ上の2次元座標位置
に再現性をもって位置決めされた状態で保持される。そ
して、位置制御手段では検出手段の検出結果に基づいて
ステージの位置を制御する。これにより、例えば、位置
検出手段では検出手段で検出されたパレット上の基準マ
ークの位置情報に基づいてパレットの基準マークが真空
室内で荷電粒子線光学系の中心軸上に正確に一致するよ
うにステージの位置を制御することが可能になる。
【0011】従って、大気中で保持手段により位置決め
された状態で保持されたパレットの基準マークを検出し
ておくだけで、真空室内での基板のラフ−アライメント
が不要になる。
【0012】この場合において、大気中でパレットの基
準マークとともに基板上のアライメントマークとを検出
しておけば、パレット上の任意の位置に基板が載置され
ている場合(パレット上の基板の載置位置に誤差がある
場合)であっても、基準マークとアライメントマークと
の位置関係に基づいて真空室内で荷電粒子線光学系の中
心軸上に基板のアライメントマークが正確に一致するよ
うにステージの位置制御を迅速に行なうことが可能にな
る。
【0013】なお、真空室内のステージの位置制御は、
検出手段の検出結果に基づいていわゆるオープンループ
制御で行なうことも、フィードバック制御で行なうよう
にすることも可能であるが、精度の面から考えればフィ
ードバック制御による方が現実的である。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の荷電粒子線装置において、前記検出手段は、前記保持
手段上のパレット面に平行に相対移動可能で、光源から
のビームを前記パレット上に照射してその反射光に基づ
いて前記基準マークを検出する検出光学系と;前記検出
光学系又は前記保持手段の位置を計測する第1の位置計
測手段とを有することを特徴とする。
【0015】これによれば、検出光学系が保持手段上の
パレット面に平行に相対移動しつつ、光源からのビーム
をパレット上に照射してその反射光に基づいて基準マー
クを検出すると、第1の位置計測手段ではそのときの検
出光学系又は保持手段の位置を計測する。これにより、
パレット上の基準マークの2次元座標位置が計測され
る。
【0016】ここで、検出光学系と保持手段とは、いず
れが移動可能な構成であってもよく、要は検出光学系が
保持手段上のパレット面に平行に相対移動できるように
構成されていればよい。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の荷電粒子線装置において、前記位置制御手段は、前記
ステージの位置を計測する第2の位置計測手段と;前記
第1の位置計測手段と第2の位置計測手段との計測結果
に基づいて前記ステージを駆動制御する制御手段とを有
することを特徴とする。
【0018】これによれば、制御手段では第1の位置計
測手段と第2の位置計測手段との計測結果、すなわち第
1の位置計測手段で計測されたパレット上の基準マーク
の2次元座標位置と第2の位置計測手段で計測されるス
テージの位置座標とに基づいてステージを駆動制御す
る。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれか一項に記載の荷電粒子線装置において、前
記保持手段は、前記パレットを3点で支持することによ
り前記位置決めを行なうことを特徴とする。
【0020】これによれば、保持手段によりパレットが
3点で支持され位置決めが行なわれるので、パレットは
定位置に確実な再現性をもって位置決めされる。3点支
持の具体的手段として、いわゆるブイ・ホール・プレー
ンの3点支持構造(キネマティック構造)を採用するこ
とができる。
【0021】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれか一項に記載の荷電粒子線装置において、前
記ステージは、前記パレットを3点で支持することによ
り前記位置決めを行なうことを特徴とする。
【0022】これによれば、ステージによりパレットが
3点で支持され位置決めが行なわれるので、パレットは
定位置に確実な再現性をもって位置決めされる。この場
合も、3点支持の具体的手段として、いわゆるブイ・ホ
ール・プレーンの3点支持構造(キネマティック構造)
を採用することができ、ステージが上下方向、傾斜方向
のいずれの方向に動かされる場合であってもステージに
余分なストレスが掛からず理想的である。
【0023】この場合において、保持手段とステージと
でパレットの同一の3点を支持するような構成にしても
よい。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。
【0025】図1には、本発明に係る荷電粒子線装置の
一実施例の電子ビーム装置50の構成が概略的に示され
ている。
【0026】この電子ビーム装置50は、基板に対し電
子ビームの照射が行なわれる真空室としての主真空室1
と、この主真空室1に連設された副真空室2と、主真空
室1内で2次元移動するステージとしてのXYステージ
4と、大気中に配置された保持手段としての保持台7と
を備えている。
【0027】主真空室1は、常時真空ポンプ22(図1
では図示せず、図2参照)で真空状態に保たれており、
この主真空室1の天板には荷電粒子線光学系としての電
子鏡筒3が保持されている。この電子鏡筒により電子銃
31(図1では図示せず、図2参照)からの電子ビーム
が基板10に照射されて基板10上へのパターンの描画
や、描画されたパターンの観察、測長等の所定の処理が
施されるようになっている。なお、パターンの描画は、
表面に感光材(レジスト)が予め塗布された基板10に
対して行なわれる。
【0028】また、この電子鏡筒3内には、基板10又
は後述するパレット8上に照射された電子ビームの反射
により生じる2次電子を検出するディテクタ30(図1
では図示せず、図2参照)が設けられている。
【0029】主真空室1の一方の側壁1aには開口5a
が形成され、この開口5aがゲートバルブ5によって開
閉されるようになっている。このゲートバルブ5を開け
た状態で後述するように副真空室2側とパレット8の搬
送や返送が行われる。また、ゲートバルブ5を閉じた状
態では高真空状態が保たれる。ゲートバルブ5の開閉は
制御装置20(図1では図示せず、図2参照)によって
制御されるようになっている。
【0030】副真空室2は、ゲートバルブ5が設けられ
た側壁(隔壁)1aを介して主真空室1に隣接されてお
り、この副真空室2は真空ポンプ23(図1では図示せ
ず、図2参照)で真空状態(通常、副真空室2内は、主
真空室1内より低い真空状態とされる)にされたり、リ
ークバルブ24(図1では図示せず、図2参照)により
大気状態(大気圧)にされたりする。また、副真空室2
には基板10が載置されたパレット8を主真空室1へ搬
送する真空ローダ11や、主真空室1にあるパレット8
を副真空室2へ返送する真空アンローダ11aが設置さ
れている。また、副真空室2の内部には、パレット8受
け渡し用の上下テーブル14が設置されている。この上
下テーブル14は、パレット8を受け渡すときに上下さ
せるためのものである(この上下動については後に詳述
する)。
【0031】ここで、真空ローダ11、真空アンローダ
11a及び上下テーブル14は、いずれもそれぞれの駆
動系(いずれも図示せず)を介して制御装置20(図1
では図示せず、図2参照)によって駆動制御されるよう
になっている。
【0032】副真空室2の、主真空室1と反対側の側壁
2aには開口6aが設けられ、この開口6aがゲートバ
ルブ6によって開閉されるようになっている。このゲー
トバルブ6を開けた状態で、後述するように大気側とパ
レット8の搬送や返送が行われる。このゲートバルブ6
の開閉も制御装置20(図1では図示せず、図2参照)
によって制御される。
【0033】前記保持台7は、ゲートバルブ6が設けら
れた側壁2aを介して副真空室2と反対側の大気中に配
置されており、この保持台7上にパレット8が第1の所
定位置に位置決めされた状態で保持されている。これを
更に詳述すると、保持台7には3つの球15が三角形の
頂点の位置にそれぞれ固定され、基板10が載置された
前記パレット8の下面にはV型溝、円すい型溝、平面
(以下、適宜「ブイ・ホール・プレーン」と呼ぶ)が加
工され、これらのV型溝、円すい型溝、平面が3つの球
15のそれぞれに上方から係合することにより、パレッ
ト8が位置決めされた状態で水平に保持されるようにな
っている。すなわち、パレット8は保持台7上に3点支
持されることにより、確実な再現性をもって位置決めさ
れる。
【0034】前記XYステージ4は、主真空室1内に収
納され、ステージ駆動系21(図1では図示せず、図2
参照)によって2次元方向(XY方向)に駆動されるよ
うになっている。このステージ駆動系21は制御装置2
0(図1では図示せず、図2参照)によって制御され
る。このXYステージ4の位置は、第2の位置計測手段
を構成する第1のX軸レーザ干渉計16X、第2のY軸
レーザ干渉計16Y(図1では図示せず、図2参照)に
よって計測されている。
【0035】本実施例の装置では、前記XYステージ4
上にも前記ブイ・ホール・プレーンに係合する3つの球
15が設けられており、保持台7上と同様にしてパレッ
ト8が水平に3点支持され、これによりパレット8が前
記第1の所定位置に対応する第2の所定位置に位置決め
された状態でXYステージ4上に搭載(保持)されるよ
うになっている。従って、パレット8は、XYステージ
4上では常に定位置に搭載され、非常に再現性のよい構
造となっている。このXYステージ4上には、パレット
8の受け渡し時に上下動させる第1の上下動機構19a
(図1では図示せず、図2参照)が設けられている。同
様に、保持台7上にも、パレット8の受け渡しの際に上
下動する第2の上下動機構19b(図1では図示せず、
図2参照)が設けられている。
【0036】また、本実施例では、保持台7は保持台駆
動系18(図1では図示せず、図2参照)によって2次
元方向(XY方向)に駆動されるようになっている。こ
の保持台7の位置は、第1の計測手段を構成する第2の
X軸レーザ干渉計17X、第2のY軸レーザ干渉計17
Y(図1では、干渉計17Yについては図示せず、図2
参照)によって計測されるようになっている。
【0037】保持台7の上方には、パレット8の面に対
して不図示の光源からの光ビームを照射してその反射光
に基づいてパレット8上の基準マーク9や基板10のア
ライメントマーク10a(図3参照)を検出する検出光
学系としてのアライメント光学系13が設けられてい
る。例えば、パレット8が前記の如くして位置決めされ
た保持台が2次元方向に移動中にアライメント光学系1
3からパレット8に光ビームが照射されると、そのパレ
ット面のからの反射光が不図示の受光素子で受光され、
この光電変換信号(反射光強度信号)に基づいて基準マ
ーク(より正確には基準マークのエッジ)を検出するこ
とができる。勿論、CCD等を用いて画像処理により基
準マーク9を検出してもよい。このアライメント光学系
13では、同様に、基板10のアライメントマーク10
aも検出する。
【0038】アライメント光学系13の検出信号も第2
のX軸レーザ干渉計17X、第2のY軸レーザ干渉計1
7Yの出力とともに、制御装置20に入力されるように
なっている。従って、制御装置20では、アライメント
光学系13の検出信号と第2のX軸レーザ干渉計17
X、第2のY軸レーザ干渉計17Yの出力とに基づいて
パレット8上の基準マーク9や基板10のアライメント
マーク10aの位置(2次元座標位置)、及び両マーク
の位置関係を検出できるようになっている。
【0039】さらに、保持台7から副真空室2内の上下
テーブル14へパレット8を搬送する大気ローダ12
と、上下テーブル14から保持台7へパレット8を返送
する大気アンローダ12aとが設けられている。これら
の大気ローダ12、大気アンローダ12aも制御装置2
0(図1では図示せず、図2参照)によって制御され
る。
【0040】図2には、電子ビーム装置50の制御系の
構成が概略的に示されている。この制御系は、複数のC
PU、ROM、RAM等(いずれも図示省略)を含むマ
イクロコンピュータによって構成された制御装置20を
中心として構成されている。ここで、複数のCPUを有
する構成としたのは、本実施例の場合、後述するように
複数の部材を同時に制御する場合があるからである。勿
論、時分割による同時平行処理を行なう場合には、単一
のCPUにより制御装置20を構成することも可能であ
る。
【0041】この制御装置20の入力側には、4つのレ
ーザ干渉計16X、16Y、17X、17Y、アライメ
ント光学系13及び電子鏡筒3内のディテクタ30等が
接続されている。また、制御装置20の出力側には、前
記2つのゲートバルブ5、6、前記4つのローダ11、
11a、12、12a、上下テーブル14、2つの上下
動機構19a、19b、駆動系18、21、真空ポンプ
22、23及びリークバルブ24及び電子銃31等が接
続されている。
【0042】次に、上述のようにして構成された本実施
例の装置の動作を図1ないし図3を参照しつつ説明す
る。以下の説明では、図3に示されるように、基準マー
ク9の座標を(X1,Y1)、基板10上のアライメン
トマーク10aの座標を(X2,Y2)とする。
【0043】 まず、最初に、制御装置20内のCP
U(以下、単に「制御装置20」という)では、図3に
示されるように、基準マーク9がアライメント光学系1
3の真下付近に来るように保持台駆動系18を介して保
持台7を移動させ、この付近で保持台7を2次元方向に
微小駆動すると、アライメント光学系13により基準マ
ーク9が検出され、この検出信号が制御装置20に入力
される。このとき、制御装置20には干渉計17X、1
7Yの計測値も入力されているので、制御装置20では
アライメント光学系13の出力と干渉計17X、17Y
の計測値とに基づいて基準マーク9の正確な座標値(X
1,Y1)を検出(測定)し、RAM内に格納する。こ
の座標値(X1,Y1)は、このパレット8に特有な固
定値となる。
【0044】 次に、基板10のアライメントマーク
10aを探すために、制御装置20では、アライメント
マーク10aがアライメント光学系13の真下付近に来
るように保持台駆動系18を介して保持台7を移動さ
せ、この付近で保持台7を2次元方向に微小駆動しつ
つ、上記と同様にしてアライメントマーク10aの正確
な座標値(X2,Y2)を検出し、RAM内に格納す
る。この時、基板10がパレット8に固定保持された際
に生じる座標誤差が大きいことが考えられるので、実際
には、試行錯誤を繰り返して、アライメントマーク10
aをアライメント光学系13の視野に入れる必要があ
る。このようにして測定した座標値(X1,Y1),及
び(X2,Y2)に基づいて基準マーク9からアライメ
ントマーク10aまでのXY2次元方向の相対座標(X
a,Ya)を演算し(図3参照)、RAM内に格納す
る。
【0045】さて、副真空室2内の上下テーブル14に
は描画又は観察、測長等の所定の処理が終了した基板1
0を保持した別のパレット8が載せられている。
【0046】 制御装置20ではリークバルブ24を
用いて副真空室2を真空リークし、ゲートバルブ6を開
放する。その後、制御装置20では大気アンローダ12
aを開口6aを介して上下テーブル14に保持されたパ
レット8の下方位置まで移動させ、上下テーブル14を
下降駆動する。これにより、パレット8が大気アンロー
ダ12aに移載される。次に、制御装置20では不図示
のアンロード装置にパレット8を渡すため、大気アンロ
ーダ12aを開口6aを介して大気側へ移動させる。
【0047】 上記と同時に、制御装置20では保
持台7上の第2の上下動機構19bを上昇駆動すると共
にこの上下動機構19bによって持ち上げられた前記相
対座標(Xa,Ya)が確定したパレット8の下方位置
まで大気ローダ12を移動させ、次いで、制御装置20
では上下動機構19bを下降駆動する。これにより前記
相対座標(Xa,Ya)が確定したパレット8が大気ロ
ーダ12に移載される。
【0048】 次に、制御装置20ではパレット8を
保持した大気ローダ12を開口6aを介して副真空室2
内の上下テーブル14の上方位置まで移動させ、上下テ
ーブル14を上昇駆動する。これにより、パレット8
は、大気ローダ12から上下テーブル14へ移載され
る。その後、制御装置20ではゲートバルブ6を閉じ、
真空ポンプ23を駆動して副真空室2内を真空状態にす
る。
【0049】さて、主真空室1内では、XYステージ4
が所定のローディングポジションに待機しており、XY
ステージ4上には描画又は観察、測長等の所定の処理が
終了した基板10を保持した別のパレット8が搭載され
ている。
【0050】 制御装置20では、XYステージ4上
の第1の上下動機構19aを上昇駆動してパレット8を
持ち上げさせ、搬出の準備を行う。次いで、制御装置2
0ではゲートバルブ5を開いた後、真空アンローダ11
aを開口5aを介して上下動機構19aによって保持さ
れたパレット8の下方位置まで移動させ、上下動機構1
9aを下降駆動する。これにより、パレット8が真空ア
ンローダ11aに移載される。次に、制御装置20では
上下テーブル14に処理済みの基板10が搭載されたパ
レット8を返送するため、真空アンローダ11aを開口
5aを介して副真空室2内へ移動させる。
【0051】 上記と同時に、制御装置20では上
下テーブル14によって保持されている前記相対座標
(Xa,Ya)が確定したパレット8の下方位置まで真
空ローダ11を移動させ、次いで、上下テーブル14を
下降駆動する。これにより前記相対座標(Xa,Ya)
が確定したパレット8が真空ローダ11に移載される。
【0052】 次に、制御装置20ではパレット8を
保持した真空ローダ11を開口5aを介して主真空室1
内のXYステージ4の上方位置まで移動させ、XYステ
ージ4上の第1の上下動機構19aを上昇駆動する。こ
れにより、パレット8は、真空ローダ11から上下動機
構19aへ移載される。次いで、制御装置20により上
下動機構19aが下降駆動されると、XYステージ4上
の3つの球15のそれぞれにパレット8のブイ・ホール
・プレーンが上方から係合し、これによりパレット8が
XYステージ4上の第2の所定位置(第1の所定位置に
対応して予め定められている)に位置決めされた状態で
保持される。その後、制御装置20によってゲートバル
ブ5が閉じられる。
【0053】一方、副真空室2内で、真空アンローダ1
1aによって保持された処理済みの基板10が保持され
たパレット8は、上下テーブル14に受け渡される。
【0054】 次に制御装置20では、電子鏡筒3の
真下位置近傍にパレット8上の基準マーク9が位置する
ように、干渉計16X、16Yの計測値をモニタしつ
つ、ステージ駆動系21を介してXYステージ4を2次
元方向に駆動後、その位置の近傍でXYステージ4を2
次元方向に微小駆動しながら、電子鏡筒3により電子ビ
ームが基準マーク9に照射され、この照射により基準マ
ーク9から生じる二次電子像がディテクタ30に検出さ
れることにより、基準マーク9のXYステージ座標系で
の座標位置を検出する(パレット8の基準マーク9の位
置はこれ以降固定値となる。)この場合において、パレ
ット8は3点で支持され所定位置に位置決めされた状態
で再現性良くXYステージ4に保持されるので、基準マ
ーク9は電子ビームにより簡単にその位置が捜し出され
る。
【0055】また、前記の如く、基準マーク9とアライ
メントマーク10aの相対座標(Xa,Ya)は正確に
測定されているので、制御装置20では、干渉計16
X、16Yの計測値をモニタしつつ、ステージ駆動系2
1を介してXYステージ4を基準マーク9の位置より
(Xa,Ya)だけ移動することにより、基板10のア
ライメントマーク10aが容易に電子ビームの視野内に
入る。従って、制御装置20では、上記と同様にして、
電子ビームを用いてアライメントマーク10aの正確な
位置計測を実行後、描画又は観察、測長等の所定の処理
を実行する。
【0056】これまでの説明から明らかなように、本実
施例では真空ローダ11、真空アンローダ11a、大気
ローダ12、大気アンローダ12a、上下テーブル1
4、第1の上下動機構19a、第2の上下動機構19b
及び制御装置20の機能によって搬送手段が実現され、
アライメント光学系13、第2のX軸レーザ干渉計17
X、第2のY軸レーザ干渉計17Y及び制御装置20の
機能によって検出手段が実現されている。また、第1の
X軸レーザ干渉計16X、第1のY軸レーザ干渉計16
Y及び制御装置20の機能によって位置制御手段が実現
され、制御装置20によって制御手段が構成されてい
る。
【0057】以上説明したように、本実施例では、図1
に示されるように、アライメント光学系13が大気中に
設置され、基板10が搭載されたパレット8に基準マー
ク9が形成されていることから、その基準マーク9を大
気中で測定することができる。また、パレット8は、主
真空室1内のXYステージ4上においても、大気中の保
持台7上においても、一定位置に再現性良く保持される
ように設定されているので、パレット8上の基準マーク
9のXY座標はXYステージ4上に置いたときも、保持
台7上に置いたときも、それぞれ一定座標上に再現す
る。すなわち、XYステージ4にパレット8を保持させ
て、基準マーク9の座標を指定してXYステージ4を移
動させると、再現性良く基準マーク9が電子鏡筒3から
の電子ビームの中心軸上に位置する。また、保持台7上
についても同じように再現性良く基準マーク9がアライ
メント光学系13の中心軸上に位置する。
【0058】従って、本実施例においては、大気中でラ
フ−アライメントを行なうことができるので、主真空室
1での作業時間を大幅に削減でき、これにより装置のス
ループット向上に大きく貢献することができる。また、
アライメント光学系13を主真空室1に搭載しなくても
良いので、アライメント光学系13を真空室に設置する
際の高価なシール部材等が不要になり、組み付け作業の
簡略化、コストの低減等をも図ることができるという副
次的な効果もある。
【0059】なお、上記実施例においては、説明の簡略
化のためにアライメントマーク10aが基板10に1つ
存在する場合について例示したが、実施に当たっては、
2つ以上のアライメントマークを設けて基板10の
(X,Y)の位置合せは勿論、回転方向の位置合わせも
行なうようにすることが望ましい。
【0060】また、上記実施例では、副真空室2を1つ
だけ設けた場合について説明したが、本発明がこれに限
定されるものではなく、ロード専用の副真空室とアンロ
ード専用の副真空室を別々に設けてもよく、このように
する場合にはパレット8をより効率的に搬送することが
可能になる。あるいはまた、副真空室を設けることなく
電子鏡筒が設けられた真空室と大気中との間で基板を搬
送するような構成の電子ビーム装置にも本発明は適用可
能である。
【0061】さらに、上記実施例では、荷電粒子線とし
て電子ビームを用いる電子ビーム装置に本発明が適用さ
れる場合を例示したが、本発明の適用範囲がこれに限定
されることはなく、X線その他の荷電粒子線を用いる荷
電粒子線装置にも本発明は同様に適用できる。
【0062】なお、上記実施例では、保持台7が2次元
方向に移動可能で、この保持台7の位置がレーザ干渉計
17X、17Yで計測される場合について例示したが、
保持台7が固定で、アライメント光学系13が2次元方
向に移動可能な構成であってもよく、要はアライメント
光学系13が保持台7上のパレット8の面に平行に相対
移動できる構成であればよい。アライメント光学系13
が2次元方向に移動可能な場合は、干渉計によりアライ
メント光学系13の位置を計測するような構成にすれば
よい。
【0063】また、上記実施例では保持台7、XYステ
ージ4の位置をともにレーザ干渉計を用いて計測する場
合について例示したが、レーザ干渉計に代えてエンコー
ダ等の他の計測手段におり保持台7、XYステージ4の
位置を計測することも可能である。
【0064】さらに、上記実施例では、保持台7、XY
ステージ4上に、ブイ・ホール・プレーンによりパレッ
ト8を3点支持する場合について例示したが、本発明が
これに限定されるものではない。
【0065】なお、実施例では記載しながったが、装置
の自動化のために保持台7上に保持されたパレット8上
へ、基板キャリアから基板10を搬送するローダを設置
すると、より効率的な装置利用が可能となる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大気中で、位置決めされた状態で保持手段により保持さ
れたパレットの基準マークを検出しておくだけで、結果
的に真空室内での基板のラフ−アライメントが不要にな
り、真空室内での作業時間を短縮することができ、これ
により、スループットの向上を図ることができるという
従来にない優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る電子ビーム装置の構成を一部破
断して示す斜視図である。
【図2】図1の装置の制御系の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図1の装置の動作説明のための図であって、パ
レットの基準マークの座標と、基板のアライメントマー
クの座標と、両者の位置関係を示す図である。
【図4】従来の電子ビーム装置の一例を一部破断して示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 主真空室(真空室) 3 電子鏡筒(荷電粒子線光学系) 4 XYステージ(ステージ) 7 保持台(保持手段) 8 パレット 9 基準マーク 10 基板 11 真空ローダ(搬送手段の一部) 11a 真空アンローダ(搬送手段の一部) 12 大気ローダ(搬送手段の一部) 12a 大気アンローダ(搬送手段の一部) 13 アライメント光学系(検出光学系、検出手段の一
部) 14 上下テーブル(搬送手段の一部) 16X 第1のX軸レーザ干渉計(第2の位置計測手
段、位置制御手段の一部) 16Y 第1のY軸レーザ干渉計(第2の位置計測手
段、位置制御手段の一部) 17X 第2のX軸レーザ干渉計(第1の位置計測手
段、検出手段の一部) 17Y 第2のY軸レーザ干渉計(第1の位置計測手
段、検出手段の一部) 19a 第1の上下動機構(搬送手段の一部) 19b 第2の上下動機構(搬送手段の一部) 20 制御装置(制御手段、搬送手段の一部、検出手段
の一部、位置制御手段の一部) 50 電子ビーム装置(荷電粒子線装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01J 37/317 H01J 37/317 B H01L 21/027 H01L 21/30 541K 551

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空室内で、基板に荷電粒子線光学系に
    より荷電粒子線を照射して所定の処理を施す荷電粒子線
    装置であって、 前記基板が載置されるとともに基準マークが形成された
    パレットを、前記真空室と大気中との間で搬送する搬送
    手段と;前記パレットを第1の所定位置に位置決めした
    状態で大気中で保持する保持手段と;前記パレットの前
    記基準マークを前記大気中で検出する検出手段と;前記
    真空室内で、前記パレットを前記第1の所定位置に対応
    する第2の所定位置に位置決めした状態で保持し、2次
    元移動するステージと;前記検出手段の検出結果に基づ
    いて、前記ステージの位置を制御する位置制御手段とを
    有する荷電粒子線装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、 前記保持手段上のパレット面に平行に相対移動可能で、
    光源からのビームを前記パレット上に照射してその反射
    光に基づいて前記基準マークを検出する検出光学系と;
    前記検出光学系又は前記保持手段の位置を計測する第1
    の位置計測手段とを有することを特徴とする請求項1に
    記載の荷電粒子線装置。
  3. 【請求項3】 前記位置制御手段は、 前記ステージの位置を計測する第2の位置計測手段と;
    前記第1の位置計測手段と第2の位置計測手段との計測
    結果に基づいて前記ステージを駆動制御する制御手段と
    を有することを特徴とする請求項2に記載の荷電粒子線
    装置。
  4. 【請求項4】 前記保持手段は、前記パレットを3点で
    支持することにより前記位置決めを行なうことを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれか一項に記載の荷電粒子
    線装置。
  5. 【請求項5】 前記ステージは、前記パレットを3点で
    支持することにより前記位置決めを行なうことを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれか一項に記載の荷電粒子
    線装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000223397A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Nec Corp 電子線露光方法及びその装置
JP2006309021A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Fuji Photo Film Co Ltd ワーク位置情報取得方法および装置
CN1315001C (zh) * 2002-03-15 2007-05-09 Lg.菲利浦Lcd株式会社 液晶显示器件的基板粘合装置
WO2017188343A1 (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 株式会社ニコン 保持装置、露光方法及び露光システム、並びに搬送システム

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