JPH09161545A - ワイヤーハーネス用電線 - Google Patents

ワイヤーハーネス用電線

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JPH09161545A
JPH09161545A JP31687595A JP31687595A JPH09161545A JP H09161545 A JPH09161545 A JP H09161545A JP 31687595 A JP31687595 A JP 31687595A JP 31687595 A JP31687595 A JP 31687595A JP H09161545 A JPH09161545 A JP H09161545A
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JP
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wire
electric
electric wires
heat
electric wire
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JP31687595A
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English (en)
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Yoriyuki Miyazaki
順之 宮▲崎▼
Atsuo Tanaka
厚雄 田中
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタへの接続の自動化を容易にし、電線
のはみ出しや断線が生じるのを防止し、配線ミスを見つ
けやすくする。 【解決手段】 所定本数の熱溶融性絶縁被覆材で被覆さ
れた電線14が同一平面上に並列に配され、その両端部
から内側に所定の間隔をあけて上記電線14の配列を保
持するための保持テープ15を有し、この保持テープ1
5によって、末端部の心線は平面性を保っている。ま
た、心線の配列の方向を明確にするため、両端部の保持
テープ15の一方の側に識別マーク16がそれぞれ設け
られている。さらに、上記両保持テープ15の間の全て
の電線は一体によじられて、電線束19を形成し、上記
電線束19の表面に露出した電線の被覆材相互間を熱溶
着させて熱溶着部17を形成させ、よじられた電線束1
9の一体性をより増加させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の絶縁被覆
電線が並列し、その絶縁被覆電線の両端が同一平面上に
並んだワイヤーハーネス用電線に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等に配置されるラジオ、エアーコ
ンディショナー、センサー等の電装品は、ワイヤーハー
ネスによって制御回路が形成されており、このワイヤー
ハーネスは、主に配線材とコネクタによって構成されて
いる。上記配線材は、通常、手作業により1本1本各コ
ネクタに配線されており、このため、一般に単芯あるい
は撚り電線が使用さている。また、ワイヤーハーネスの
製造は、電線の1本1本を調尺切断し、端子を圧着し、
コネクタに端子を挿入して配線する工程で行われてお
り、これらの各工程の大半は手作業で行われている。
【0003】上記単芯あるいは撚り電線は1本毎に独立
しているため、複雑に入り乱れやすく、また、作業者が
ひっかけ易い。これを防ぐために、図10(a)に示す
ように、同一部位で平行する電線同士を束ねる方法がと
られており、その方法としては、図10(b)に示すよ
うにテープ2を用いて電線4を束ねる方法や、図10
(c)に示すようにバンド2’を用いて電線4を束ねる
方法が知られている。この保護作業も、配線後に手作業
により行われている。
【0004】さらに、上記電線4は、その目的に応じて
それぞれのコネクタに配線されるので、並列に配列され
た電線同士をテープ2等で束ねた場合、図11のように
複雑な分岐となる場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにほとんどの作業が手作業で行われるため、図11
に示す現状のハーネス形態では、コネクタへの接続を自
動化することは困難である。また、配線後テープ2等を
巻いたとき、図10(a)に示すように、各電線4はそ
の目的に応じたそれぞれのコネクタ3に配線されるの
で、電線4の長さが揃わない。このため、テープ2を巻
いたときに、その長さが長い部分に、はみ出し部分5が
生じる電線があったり、逆にコネクタ3間の距離や他の
電線と比べてその長さが相対的に短い部分は、張力が特
に大きくかかる。これらの場合、上記はみ出し部分5を
引っかけたり、電線の断線のような品質不良がおこりや
すい。
【0006】上記はみ出しを防ぐため、図12に示すよ
うに、各電線4に所定のコネクタ3を接続後、電線全体
をよじることが知られている。電線全体をよじることに
より、手作業のミスによる電線の上記はみ出し部分5の
発生を抑制することができる。しかし、このような場合
においても、各電線はその目的に応じてそれぞれのコネ
クタ3に配線されるため、電線の長さが揃わず上記はみ
出し部分5が発生してしまう。また、コネクタ3間の距
離や他の電線と比べてその長さが相対的に短いため張力
がかかり切れやすい電線も生じる。さらに、図12
(c)に示すように、よじられた電線全体を屈曲させる
とき、上記電線全体の径が大きくなるため屈曲させにく
くなる。
【0007】また、図11のようにテープ2で束ねるこ
とにより複雑な分岐が生じた場合は、接続ミス等があっ
たときにその配線を見つけ出すことが難しく、修正する
ことが困難となりやすい。さらに、各電線ごとにコネク
タ3に接続する必要があるため、手作業が基本となり、
自動化が困難である。
【0008】そこで、この発明の課題は、コネクタへの
接続の自動化を容易にし、電線のはみ出しや断線が生じ
るのを防止し、配線ミスを見つけやすくすることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この請求項1に係る発明においては、所定本数の熱
溶融性絶縁被覆材で被覆された電線が並列に配列され、
その両端部は各電線が同一平面上に並んでおり、その両
端から内側に所定の間隔をあけて保持テープを貼着する
ことにより上記電線の平面的配列が保持され、上記保持
テープ間の全ての電線がよじられて電線束が形成されて
いるものとしたのである。
【0010】このようにすると、同一長さの各絶縁被覆
電線の両端が同一平面上に並列されているので、その端
部に圧着端子若しくは圧接端子を一括接続しやすく、ま
たコネクタへの取り付けも容易となる。また、各電線が
よじられて電線束となっているので、コネクタに端子を
接続するときに、配線ミスを少なくすることができ、更
に、上記配線の同一平面上の配列とコネクタの配列とが
一致する場合は、そのまま端部に一括で端子を圧着若し
くは圧接してコネクタに挿入するだけですみ、配線ミス
をなくすことができる。更にまた、1つのコネクタに配
線された電線の長さが同一なので、これらの電線全てが
よじられたとき、はみ出し部分は発生せず、また、張力
は一様にかかるので、電線の断線も発生しない。特に電
線の導体径(撚り線)が1mm以下の細線の場合に有効
となる。
【0011】また、上記電線束単位で所定のコネクタに
接続するので、複数のコネクタ間を接続するには、必要
に応じた上記電線束を準備し、その電線束単位ごとに接
続すればよい。このため、コネクタへの接続を自動化す
ることが可能となり、また接続後、並行する電線束をテ
ープで固定すれば分岐状ハーネスが形成される。この場
合、接続ミス等は電線束毎に確認すればよく、確認が容
易となる。
【0012】請求項2に係る発明においては、所定本数
の熱溶融性絶縁被覆材で被覆された電線が並列に配列さ
れ、その両端部は各電線が同一平面上に並んでおり、そ
の両端から内側に所定の間隔をあけて保持テープで貼着
することにより上記電線の平面的配列が保持され、上記
保持テープ間の全ての電線がよじられて電線束が形成さ
れ、上記よじられた電線束のうち表面に露出した電線の
被覆材相互間が熱溶着されているものとしたのである。
【0013】このようにすると、上記請求項1にかかる
発明における作用に加え、さらに、上記保持テープ間の
全ての電線が一体によじられ、熱溶着されて電線束を形
成しているので、電線がばらけることを防止でき、ま
た、熱溶着により全ての電線が一体化されたときは張力
が電線全体にかかり、電線1本に張力が集中するのを防
ぎ、電線束としての強度を確保することができる。
【0014】請求項3に係る発明においては、所定本数
の熱溶融性絶縁被覆材で被覆された電線が並列に配列さ
れ、その両端部は各電線が同一平面上に並んでおり、そ
の両端から内側に所定の間隔をあけて保持テープで貼着
することにより上記電線の平面的配列が保持され、上記
保持テープ間の全ての電線がよじられて電線束が形成さ
れ、上記よじられた電線束に熱溶融性テープを巻き、そ
のテープと上記電線束の電線の被覆材とが接触する部分
及び上記よじられた電線束のうち表面に露出した電線の
被覆材相互間が熱溶着されているものとしたのである。
【0015】このようにすると、上記請求項1にかかる
発明における作用に加え、さらに、上記保持テープ間の
全ての電線が一体によじられ、熱溶融性テープを巻き、
そのテープと上記電線の被覆材とが接触する部分等が熱
溶着されて電線束を形成しているので、電線がばらける
ことを防止でき、また、熱溶着により全ての電線が一体
化されたときは張力が電線全体にかかり、電線1本に張
力が集中するのを防ぎ、電線束としての強度を確保する
ことができる。さらに、熱溶融性テープを用いるので、
上記熱溶融性テープが熱溶着の材料となり得るので、電
線の被覆材の変形をある程度防ぐことができる。
【0016】請求項4に係る発明においては、上記請求
項1から3のうちいずれか1つに記載のワイヤーハーネ
ス用電線の保持テープ間の電線束の一部分は平面的にか
つ接近して配列された状態でその被覆材同士が熱溶着さ
れ、他の部分はよじられ、上記よじられた電線束のうち
表面に露出した電線の被覆材相互間が熱溶着されている
ものとしたのである。
【0017】このようにすると、上記請求項1〜3にか
かる発明における作用に加え、さらに、上記電線束の一
部を各電線が並列に保たれた状態で熱溶着されているの
で、その部分が平坦となり、任意の方向に屈曲させるこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1に示すワイヤーハーネス用電
線11は、所定本数の熱溶融性絶縁被覆材で被覆された
電線14が並列に配され、その両端部から内側に所定の
間隔をあけて上記電線14の配列を保持するための保持
テープ15を有している。この保持テープ15によっ
て、末端部の心線は平面性を保っている。また、心線の
配列の方向を明確にするため、両端部の保持テープ15
の一方の側に識別マーク16がそれぞれ設けられてい
る。この識別マーク16により、一方の上記電線14の
端をコネクタ13に挿入し、次いで他方の心線の端を他
のコネクタ13に挿入するときに挿入の方向を確認する
ことができ、挿入ミスを防ぐことができる。
【0019】また、各電線14間の距離は、挿入するコ
ネクタの幅にあわせることにより、端子を圧着若しくは
圧接した後のコネクタの挿入が容易となる。これは、以
下のワイヤーハーネス用電線の製造法においても同様で
ある。さらに、上記両保持テープ15の間の全ての電線
は一体によじられて、電線束19を形成している。よじ
ることにより、各電線14は一本の電線束19として挙
動するので強度が大きくなり、各電線14が1mm以下
の導体径の細線であっても、充分な強度を確保すること
ができる。
【0020】次に、図2に示すワイヤーハーネス用電線
11は、図1の電線において、一体によじられた電線の
表面に露出した電線の被覆材相互間を熱溶着させて熱溶
着部17を形成し、よじられた電線束19の一体性をよ
り増加させたものである。熱溶着は、被覆材として熱溶
融性の被覆材を用いるので、よじられた電線束19の表
面に露出する被覆材の部分を溶融させて被覆材相互間を
溶着させる程度の熱を加えればよい。また、各電線14
の束をよじる前に熱可塑性接着剤をしみ込ませ、電線を
一体によじって熱を加えて熱溶着させてもよい。この場
合、使用する熱可塑性接着剤の溶融温度が熱溶融性の絶
縁被覆材の溶融温度より低いと、電線の被覆材の変形を
防いで熱溶着することができる。
【0021】さらに各電線14を一体によじって電線束
19とした後、その表面に熱溶融性テープをらせん状に
巻いて加熱し、上記熱溶融性テープと上記電線束19の
電線の被覆材の接触部分及び上記電線束19のうち表面
に露出した電線の被覆材相互間を熱溶着させてもよい。
この場合、熱溶着の材料として主に熱溶融性テープが用
いられるので、電線の被覆材の変形をある程度防ぐこと
ができる。
【0022】図3(a)に示すワイヤーハーネス用電線
11は、図2の電線において、よじられた電線束19の
一部をよじらずに、各電線を平面的にかつ接近させて配
列し、その被覆材同士を熱溶着させてフラット部18を
形成させたものである。その他の部分は図2のワイヤー
ハーネス用電線11の場合と同様に、よじられ、必要に
応じて熱溶着を行うことができ、必要に応じて熱可塑性
接着剤を用いてもよい。熱可塑性接着剤を用いた場合
は、上記と同様の効果を得ることができる。
【0023】次に、上記電線束19のねじり方法及び熱
溶着方法は、図4(a)に示すように、並列に揃えられ
てその両端から内側に所定の間隔をあけた所に保持テー
プ15で固定され平面的配列が保持された各電線14の
片方の保持テープ15を保持し、もう一方の保持テープ
を回転させることにより、保持テープ15間の各電線1
4がよじられる。熱溶着をする場合は、よじられた電線
束19の部分をヒーター21で加熱することで行われ
る。熱溶着された上記電線束19の断面は図4(b)に
示すように、電線束19の表面に露出した電線の被覆材
の部分のみに溶着部17が形成されている。
【0024】また、フラット部18を設けるには、図5
に示すように、所定部分の各電線14を平面的にかつ接
近して配列させ、フラット専用ヒーター22を用いて熱
溶着させることによりフラット部18を形成する。次い
で、片方の保持テープを回転させることにより各電線1
4をよじる。各電線14をよじるとき、必要に応じて、
上記ヒーター22に熱をかけないでフラット部18を挟
んで保持すれば、フラット部18自体がよじれるのを防
止することができる。熱溶着をする場合は、よじられた
電線束19の部分をヒーター21で加熱することで行わ
れる。
【0025】上記のワイヤーハーネス用電線11を製造
する方法は、図6〜図8に示すように、まず、所定の本
数の熱溶融性絶縁被覆材で被覆された電線14を引出し
て、固定チャック23にて並列に配列する。その並列に
配列された上記電線14は、保持テープ溶着器24によ
って上記電線14の所定間隔毎に保持テープ15を熱溶
着させる。このときの各電線14間の距離は、コネクタ
の幅に合わせると、各電線14を容易にコネクタに挿入
することができる。
【0026】次いで、上記保持テープ15を回転式調尺
チャック25で保持して電線を引き出す。所定の距離を
引き出した所で保持テープ溶着器24で保持テープ15
を溶着し、その保持テープ15の部分を保持チャック2
6で保持する。そして、回転式調尺チャック25を回転
させることにより、保持テープ15間の全ての電線14
が一体によじられる。次いで、切断機27で保持チャッ
ク26と保持テープ溶着器24の間にある電線14を切
断することにより、ワイヤーハーネス用電線を製造する
ことができる。
【0027】また、よじられた部分を熱溶着するには、
図6のように所定長さを有するヒータープレス21’を
用いて、よじられた電線部分を一括に熱溶着することが
でき、また、図7のように電線と平行に移動自在のヒー
ター21を用いれば、よじられた電線の部分を順番に連
続的に熱溶着をすることができる。
【0028】さらに、フラット部18を有するワイヤー
ハーネス用電線を製造する場合は、図8のように、ま
ず、各電線14が並列の状態で、フラット専用ヒーター
22を用いて所定の部分を熱溶着してフラット部18を
形成し、次いで回転式調尺チャック25を回転すること
で他の電線部分をよじる。必要に応じて、よじられた電
線の部分をヒーター21で熱溶着することにより、ワイ
ヤーハーネス用電線を製造することができる。
【0029】このようにして得られたワイヤーハーネス
用電線は、所定のコネクタに一括接続されるので、図9
に示すように、複数のワイヤーハーネス用電線をコネク
タに接続したあと、平行する電線束19の部分をテープ
28で束ねることにより、分岐タイプのワイヤーハーネ
スとすることができる。この分岐タイプのワイヤーハー
ネス用電線は、電線が複雑に入り組むことはなく、ま
た、各電線束19ごとに接続されるコネクタが共通して
いるので、接続ミス等を確認することが容易となる。更
に、図3(a)のようなフラット部18を有するワイヤ
ーハーネス用電線は、図3(b)のようにフラット部1
8で屈曲自在となるので、図9のように分岐タイプのワ
イヤーハーネスとした場合、コネクタに接続するために
ワイヤーハーネス用電線を屈曲させることが容易とな
る。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、各絶縁被覆電線の両
端が同一平面上に配列されているので、その端部に圧着
端子によってコネクタに取付け易く、また、各絶縁被覆
電線が並列して配線されているので、コネクタに端子を
接続することが容易となり、上記配線の配置とコネクタ
の配置とを一致させると配線ミスを防止できる。
【0031】また、保持テープ間の全ての電線が一体に
よじられ、必要に応じて熱溶着されているので、電線が
電線束からばらけることを防止でき、また、電線のはみ
出しや断線が生じるのを防止でき、強度を確保すること
ができる。
【0032】さらに、上記電線束単位で所定のコネクタ
に一括接続するので、接続ミス等は確認も容易となる。
【0033】さらにまた、上記電線束の一部を各電線が
並列に保たれた状態で熱溶着した場合はその部分が平坦
になるので、任意の方向に屈曲させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるワイヤーハーネス用電線の一実
施形態を示す斜視図
【図2】この発明によるワイヤーハーネス用電線の他の
一実施形態を示す斜視図
【図3】(a)は、この発明によるワイヤーハーネス用
電線の他の一実施形態を示す斜視図 (b)は、上記(a)のフラット部で屈曲させた斜視図
【図4】(a)は、電線のよじり、及び熱溶着の様子を
示す模式図 (b)は、上記(a)の熱溶着された電線束の断面図
【図5】フラット部を有する電線のよじり、及び熱溶着
の様子を示す模式図
【図6】ワイヤーハーネス用電線の製造方法の一実施形
態を示す工程図
【図7】ワイヤーハーネス用電線の製造方法の他の一実
施形態を示す工程図
【図8】ワイヤーハーネス用電線の製造方法の他の一実
施形態を示す工程図
【図9】この発明によるワイヤーハーネス用電線を組み
合わせて分岐状とした模式図
【図10】(a)は、従来のワイヤーハーネス用電線を
示す斜視図 (b)は、(a)の電線を束ねた一態様例を示す一部拡
大斜視図 (c)は、(a)の電線を束ねた他の一態様例を示す一
部拡大斜視図
【図11】従来の分岐状のワイヤーハーネス用電線の斜
視図
【図12】(a)は、図11のテープで束ねる前の電線
の様子を示す一部拡大斜視図 (b)は、(a)をよじった一態様例を示す一部拡大斜
視図 (c)は、(b)の電線束を屈曲させた一態様例を示す
一部拡大斜視図
【符号の説明】
1 電線束 2 テープ 2’ バンド 3 コネクタ 4 電線 5 はみ出し部分 11 ワイヤーハーネス用電線 13 コネクタ 14 電線 15 保持テープ 16 識別マーク 17 溶着部 18 フラット部 19 電線束 21 ヒーター 22 フラット専用ヒーター 23 固定チャック 24 保持テープ溶着器 25 回転式調尺チャック 26 保持チャック 27 切断機 28 テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 厚雄 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定本数の熱溶融性絶縁被覆材で被覆さ
    れた電線が並列に配列され、その両端部は各電線が同一
    平面上に並んでおり、その両端から内側に所定の間隔を
    あけて保持テープを貼着することにより上記電線の平面
    的配列が保持され、上記保持テープ間の全ての電線がよ
    じられて電線束が形成されているワイヤーハーネス用電
    線。
  2. 【請求項2】 所定本数の熱溶融性絶縁被覆材で被覆さ
    れた電線が並列に配列され、その両端部は各電線が同一
    平面上に並んでおり、その両端から内側に所定の間隔を
    あけて保持テープで貼着することにより上記電線の平面
    的配列が保持され、上記保持テープ間の全ての電線がよ
    じられて電線束が形成され、上記よじられた電線束のう
    ち表面に露出した電線の被覆材相互間が熱溶着されたワ
    イヤーハーネス用電線。
  3. 【請求項3】 所定本数の熱溶融性絶縁被覆材で被覆さ
    れた電線が並列に配列され、その両端部は各電線が同一
    平面上に並んでおり、その両端から内側に所定の間隔を
    あけて保持テープで貼着することにより上記電線の平面
    的配列が保持され、上記保持テープ間の全ての電線がよ
    じられて電線束が形成され、上記よじられた電線束に熱
    溶融性テープを巻き、そのテープと上記電線束の電線の
    被覆材とが接触する部分及び上記よじられた電線束のう
    ち表面に露出した電線の被覆材相互間が熱溶着されたワ
    イヤーハーネス用電線。
  4. 【請求項4】 上記保持テープ間の電線束の一部分は平
    面的にかつ接近して配列された状態でその被覆材同士が
    熱溶着され、他の部分はよじられ、上記よじられた電線
    束のうち表面に露出した電線の被覆材相互間が熱溶着さ
    れた請求項1から3のうちいずれか1つに記載のワイヤ
    ーハーネス用電線。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018128426A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネスの熱解析方法、熱解析装置およびプログラム
CN114365237A (zh) * 2019-08-29 2022-04-15 株式会社自动网络技术研究所 配线构件的固定构造以及配线构件

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