JPH09161350A - 情報信号再生装置及びその再生速度設定方法 - Google Patents

情報信号再生装置及びその再生速度設定方法

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JPH09161350A
JPH09161350A JP7337733A JP33773395A JPH09161350A JP H09161350 A JPH09161350 A JP H09161350A JP 7337733 A JP7337733 A JP 7337733A JP 33773395 A JP33773395 A JP 33773395A JP H09161350 A JPH09161350 A JP H09161350A
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JP
Japan
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speed
reproduction
equipment
information signal
speed setting
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Application number
JP7337733A
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Inventor
Makoto Sato
真 佐藤
Harumi Kawamura
晴美 川村
Koichi Sugiyama
宏一 杉山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報信号再生装置がどのような再生速度に対
応するものであっても、他の機器が設定した速度に応じ
た速度で再生を行えるようにする。 【解決手段】 VTR等の情報信号再生装置は、外部か
ら受け取った相対的な変速再生速度を自分の変速再生能
力に応じて絶対的な速度に変換する。例えば、1/5倍
と1/10倍と1/30倍のスロー再生速度に対応して
いる場合には、〔D〕に示すように、Slowestと
Slow6は1/30倍、Slow5からSlow3ま
では1/10倍、Slow2とSlow1は1/5倍、
にそれぞれ変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIEEE−
1394に準拠したシリアルバス(以下IEEE139
4シリアルバスという)のような、制御信号と情報信号
とを混在させて伝送できる通信制御バスで接続された電
子機器間で通信を行うシステムに関し、詳細にはシステ
ム内の情報信号再生装置の再生速度を他の電子機器から
設定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394シリアルバスのような
制御信号と情報信号とを混在させることのできる通信制
御バスによって複数のオーディオ/ビデオ機器(以下A
V機器という)を接続し、これらのAV機器間で情報信
号及び制御信号を通信するシステムが考えられている。
【0003】図5にこのようなシステムの例を示す。こ
のシステムは、第1のビデオテープレコーダ(以下「ビ
デオテープレコーダ」を「VTR」という)11と、第
2のVTR12と、第3のVTR13と、編集機14
と、モニターテレビ(以下TVという)15とを備えて
いる。そして、編集機14と第1のVTR11、第2の
VTR12、並びにTV15との間、及び第2のVTR
12と第3のVTR13との間は、IEEE1394シ
リアルバスのツイストペアケーブル16〜19により接
続されている。
【0004】システム内の各AV機器における信号の伝
送は、図6に示すように、所定の通信サイクル(例えば
125μsec)毎に時分割多重によって行なわれる。
そして、この信号伝送は、サイクルマスターと呼ばれる
機器が通信サイクルの開始時であることを示すサイクル
スタートパケットをバス上へ送出することにより開始さ
れる。なお、サイクルマスターは各AV機器をIEEE
1394シリアルバスのケーブルで接続したときに、I
EEE−1394で規定する手順により時を自動的に決
定される。
【0005】1通信サイクル中における信号伝送の形態
は、デジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号等の
情報信号をアイソクロナス(以下「アイソクロナス」を
「Iso」という)伝送するIso通信と、接続制御コ
マンド等の制御信号をアシンクロナス(以下「アシンク
ロナス」を「Async」という)伝送するAsync
通信の二種類である。そして、IsoパケットがAsy
ncパケットより先に伝送される。Isoパケットそれ
ぞれにチャンネル番号1,2,3 ,・・・nを付けるこ
とにより、複数のIsoデータを区別することができ
る。Isoパケットの送信が終了した後、次のサイクル
スタートパケットまでの期間がAsyncパケットの伝
送に使用される。
【0006】したがって、図5に示したシステムによれ
ば、例えば編集機14が制御信号を用いて、第1のVT
R11及び第2のVTR12で再生したデジタルオーデ
ィオ信号及びデジタルビデオ信号を第3のVTR13へ
ダビング制御することが可能である。
【0007】このとき、編集機14に設けられているシ
ャトルリングを操作することにより、第1〜第3のVT
R11〜13のテープ走行速度を希望する値に設定する
ことができる。すなわち、図7に示すように、シャトル
リング21を時計回りに回転させればテープが正方向に
走行する。また、反時計回りに回転させれば、テープは
逆方向に走行する。そして、正方向であれば、回転角度
に応じてスロー再生→1倍速再生→高速再生へと変化
し、逆方向であれば、逆スロー再生→−1倍速再生→逆
高速再生へと変化する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、速度設定を
受けるVTRが編集機14のシャトルリングの角度によ
り設定されるテープ走行速度に対応していない場合に
は、例えば編集機14のシヤトルリングにより1/3
0、1/15、1/10、1/5のスロー再生速度が設
定できるが、例えばVTR11においては1/10と1
/5のスロー再生速度のみ可能である場合に、編集機1
4が1/30あるいは1/15のスロー再生速度を設定
する速度設定コマンドを送信すると、VTR11はこの
速度設定コマンドを実行できないため、このコマンドを
拒絶するレスポンスを返してしまい、編集制御のアプリ
ケーションの実行が停止してしまうことが考えられる。
【0009】本発明は、このような問題点を解決した情
報信号再生装置及びその再生速度設定方法を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明に係る情報信号再生装置は、他の機器から制
御信号線を介して再生速度を複数段階の相対的な速度で
指定する制御信号を受けたときに、この相対的な速度を
自分が対応できる絶対的な速度に変換する手段、を備え
ることを特徴とするものである。
【0011】また、本発明に係る情報信号再生装置の再
生速度設定方法は、情報信号再生装置の再生速度を制御
信号を用いて他の機器から制御信号線を介して設定する
際に、他の機器は再生速度を複数段階の相対的な速度で
設定し、情報信号再生装置は相対的な速度を自分が対応
できる絶対的な速度に変換することを特徴とするもので
ある。
【0012】本発明において、情報信号再生装置とは、
少なくとも情報信号を再生する機能を有する装置であ
る。したがって、例えばVTRのような、ビデオ信号を
記録及び再生する機能を有する装置を含む。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は本発明におけるVTRの要部構成を
示すブロック図である。この図に示すように、本発明に
おけるVTR1は、IEEE1394シリアルバス2に
対してパケットの作成/検出、データのエンコード/デ
コード等のリンク層及び物理層の処理を行なう通信イン
タフェース3と、各種コマンドやレスポンスの作成等の
アプリケーション層の処理を行ない、かつ編集機等から
送られてくる速度設定コマンドをVTR1に適応する速
度設定データに変換するデジタルインタフェースマイコ
ン4と、デジタルインタフェースマイコン4から送られ
てくる速度設定データを後述するメカ制御マイコン6へ
送るモード処理マイコン5と、モード処理マイコン5か
ら送られてくる速度設定データにより後述するメカ系7
を制御するメカ制御マイコン6と、メカ制御マイコン6
によりメカモード(REC、PB、FF、REW等)が
制御されるメカ系7とを備えている。
【0015】図2はデジタルインタフェースマイコン4
が速度設定コマンドをVTR1に適応する速度設定デー
タに変換する処理を示すフローチャートである。そし
て、図3に変速再生系のコマンドのOPR(オペラン
ド)を示し、図4にコマンドの内容と速度設定データと
の対応関係を示す。
【0016】まずステップS1で、受け取ったコマンド
が再生モードを指示するコマンドかどうかを判断し、そ
うでなければそのコマンドが指示する他の処理へ移る。
再生モードを指示するコマンドであれば、ステップS2
へ移る。再生モードを指示するコマンドであるかどうか
は、コマンドのOPC(オペレーションコード)が“C
3”hであるかどうかにより判断する。
【0017】ステップS2では、通常再生系のコマンド
であるかどうかを判断する。そして、通常再生系のコマ
ンドであれば、通常再生処理へ移る。通常再生系のコマ
ンドなければ、ステップS3へ移る。通常再生系のコマ
ンドであるかどうかは、コマンドのOPRが通常再生コ
マンドであることを示す所定の値(例、“65”h)で
あるかどうかにより判断する。
【0018】ステップS3では、正方向の変速再生系コ
マンドか逆方向の変速再生系コマンドかを判断する。正
方向か逆方向かは、図3に示したコマンドのOPRの上
位4ビットが“3”hであるか“4”hであるかにより
判断する。そして、正方向と判断した場合には、ステッ
プS4へ移り、正方向の速度設定処理を実行する。ま
た、逆方向と判断した場合には、ステップS5へ移り、
逆方向の速度設定処理を実行する。
【0019】次に図3及び図4を参照しながら正方向の
速度設定処理の一例を説明する。まず図3に示した変速
再生系のコマンドについて説明する。図3(a)は正方
向の変速再生コマンドを示し、(b)は逆方向の変速再
生コマンドを示す。この図に示すように、この変速再生
コマンドは正方向は、スロー再生速度をSlow1から
Slowestの7段階の相対的な速度で指定し、高速
再生速度をFast1からFastestの7段階の相
対的な速度で指定する。同様に、逆方向もスロー再生速
度をReverse Slow1からReverse
Slowestの7段階の相対的な速度で指定し、高速
再生速度をReverse Fast1からRever
se Fastestの7段階の相対的な速度で指定す
る。なお、正方向における“30”hと逆方向における
“40”hは、それぞれの方向へのコマ送りである。
【0020】そして、この相対的な速度をVTRの変速
再生能力に応じて所定の速度値に変換する。例えば、V
TRが1/5倍と1/10倍と1/30倍のスロー再生
速度に対応している場合には、図4の[D]に示すよう
に、SlowestとSlow6は1/30倍、Slo
w5からSlow3までは1/10倍、Slow2とS
low1は1/5倍、にそれぞれ変換する。この変換に
使用するテーブルは予めデジタルインタフェースマイコ
ン4内のメモリ(ROM等)に格納しておく。また、こ
のメモリをEEPROM等の書き換え可能なメモリにし
ておけば、ユーザーが、VTR本体から又はバスを介し
て編集機から、希望の変換テーブルを作成することがで
きる。
【0021】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が
可能であり、それらを本発明の範囲から排除するもので
はない。例えば、本発明はビデオディスク再生装置にも
適用できる。また、本発明は情報信号と制御信号とを別
の信号線で伝送するAVシステムにも適用できる。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、他の機器は情報信号再生装置の再生速度を複数段
階の相対的な速度で設定し、情報信号再生装置はその相
対的な速度を自分が対応できる絶対的な速度に変換する
ので、情報信号再生装置がどのような再生速度に対応す
るものであっても、他の機器が設定した速度に応じた速
度で再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるVTRの要部構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】デジタルインタフェースマイコンが速度設定コ
マンドをVTRに適応する速度設定データに変換する処
理を示すフローチャートである。
【図3】変速再生系のコマンドのOPRを示す図であ
る。
【図4】変速再生系のコマンドの内容と速度設定データ
との対応関係を示す図である。
【図5】IEEE1394シリアルバスを用いた通信シ
ステムの構成の一例を示す図である。
【図6】IEEE1394シリアルバスを用いた通信シ
ステムにおけるバス上のデータ構造の一例を示す図であ
る。
【図7】シャトルリングと速度との関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,11〜13…VTR、2,16〜19…IEEE1
394シリアルバス、3…通信インタフェース、4…デ
ジタルインタフェースマイコン、5…モード処理マイコ
ン、6…メカ制御マイコン、14…編集機、15…TV

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の機器から制御信号線を介して再生速
    度を複数段階の相対的な速度で設定する制御信号を受け
    たときに、該相対的な速度を自分が対応できる絶対的な
    速度に変換する手段、を備えることを特徴とする情報信
    号再生装置。
  2. 【請求項2】 情報信号再生装置の再生速度を他の機器
    から制御信号線を介して設定する際に、前記他の機器は
    前記再生速度を複数段階の相対的な速度で設定し、前記
    情報信号再生装置は前記相対的な速度を自分が対応でき
    る絶対的な速度に変換することを特徴とする情報信号再
    生装置の再生速度設定方法。
  3. 【請求項3】 情報信号再生装置は磁気テープから少な
    くともビデオ信号を再生する機能を有するものである請
    求項2に記載の情報信号再生装置の再生速度設定方法。
  4. 【請求項4】 磁気テープの走行速度を記録時と異なる
    速度に設定する請求項3に記載の情報信号再生装置の再
    生速度設定方法。
JP7337733A 1995-12-01 1995-12-01 情報信号再生装置及びその再生速度設定方法 Pending JPH09161350A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE43271E1 (en) 1999-01-27 2012-03-27 Sony Corporation Digital signal transmission method digital signal transmission system, digital signal transmitting apparatus and recording medium

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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USRE43271E1 (en) 1999-01-27 2012-03-27 Sony Corporation Digital signal transmission method digital signal transmission system, digital signal transmitting apparatus and recording medium
USRE43962E1 (en) 1999-01-27 2013-02-05 Sony Corporation Digital signal transmission method, digital signal transmission system, digital signal transmitting apparatus and recording medium
USRE45120E1 (en) 1999-01-27 2014-09-09 Sony Corporation Digital signal transmission method, digital signal transmission system, digital signal transmitting apparatus and recording medium

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