JPH09160336A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH09160336A
JPH09160336A JP7346960A JP34696095A JPH09160336A JP H09160336 A JPH09160336 A JP H09160336A JP 7346960 A JP7346960 A JP 7346960A JP 34696095 A JP34696095 A JP 34696095A JP H09160336 A JPH09160336 A JP H09160336A
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color
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image
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JP7346960A
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Satoshi Nakamura
中村  聡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異なった色のトナー像を順に高濃度で重ねる
と、最初に転写したトナーが転写の妨げとなって、次の
トナーが飛散して画像のエッジ付近の色がうまくでない
場合があった。そこで、トナーの飛散を防止する。 【解決手段】輪郭部特定手段112は転写するアウトラ
インフォント及び画像の輪郭部の色濃度を変換する範囲
を特定する。色濃度変換手段113は輪郭部特定手段1
12が特定した範囲の色濃度を薄くして中間転写ベルト
にトナー像を重ねる際のトナーの飛散を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカラー画像形成装
置、特に転写する画像の質の低下の防止に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】カラー画像形成装置は、例えばスキャナ
及びホスト装置等から送られた画像データを記憶しに印
刷するものであって、複写装置、ファクシミリ装置又は
プリンタ装置に用いられている。カラー画像形成装置
は、スキャナ装置等から入力したフルカラー画像データ
を制御装置で、C(シアン),M(マゼンタ),Y
(黄),K(黒)の各色のデータに分解し、最初に黒色
の色成分のデータを書き込み光学部に送る。書き込み光
学部は、この黒色の色成分の画像データを基に感光体ド
ラム上に黒色の色成分の静電潜像を形成する。この時、
現像器から黒色のトナーのみが出され、転写ドラム上に
黒色のトナー像を形成する。転写ドラムはこの黒色トナ
ー像を中間転写ベルトに転写する。カラー画像形成装置
は、この動作をシアン色成分の画像データ、マゼンタ色
成分の画像データ、黄色成分の画像データの順に繰り返
すことにより、中間転写ベルト上にK,C,M,Yの4
色分のトナー像を重畳する。この後、カラー画像形成装
置は、給紙部から転写紙を給紙し、転写部で中間転写ベ
ルト上のK,C,M,Yの4色分のトナー像を一度に転
写紙に転写する。搬送ベルトはトナー像が転写された転
写紙を定着部に送り、定着部はトナー像を定着する。こ
のようにして、カラー画像形成装置はカラー画像を印刷
する。
【0003】さらに、カラー画像形成装置は、高濃度の
トナー像を2色以上重ねて使用する場合、例えば転写紙
に濃い青色の画像を印刷するためにシアンとマゼンタの
双方のトナーを高濃度で重ねる場合は、既に説明したよ
うに中間転写ベルトにシアンのトナーによる像を転写し
た後にマゼンタのトナーによる像を転写している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
上記シアンのトナーとマゼンタのトナーを順に高濃度で
重ねる場合は、図14(c)に示すようにマゼンタのト
ナーによる像を転写する際に中間転写ベルトに載ってい
るシアントナーEが転写の妨げとなって、マゼンタトナ
ーDが中間転写ベルト上に飛散して画像のエッジ付近の
色がうまくでない場合があった。
【0005】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、特に転写する画像の輪郭部における
トナーの飛散による画像の質の低下の防止を図ることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカラー画
像形成装置は、輪郭部特定手段と色濃度変換手段とを有
し、輪郭部特定手段は転写するアウトラインフォント及
び画像の輪郭部の色濃度を変換する範囲を特定し、色濃
度変換手段は輪郭部特定手段が特定したアウトラインフ
ォント及び画像の輪郭部の色濃度を変換する範囲の色濃
度を薄くして中間転写ベルトにトナー像を重ねる際のト
ナーの飛散を軽減して、転写する文字及び画像の輪郭部
におけるトナーの飛散による画像の質の低下の防止す
る。
【0007】さらに、色濃度変換手段は輪郭部特定手段
が特定した範囲の色濃度を可変して、輪郭部の色が薄く
なることを防止する。
【0008】また、輪郭部特定手段は転写するアウトラ
インフォント及び画像の輪郭部の色濃度を変換する範囲
を可変して、トナーの飛散を防止すると好ましい。
【0009】また、輪郭部特定手段は転写するアウトラ
インフォント及び画像の輪郭部の色濃度を変換する範囲
を可変し、色濃度変換手段は輪郭部特定手段が特定した
範囲の色濃度を可変して、画像の色を正確に再現するよ
うにしても良い。
【0010】また、転写するアウトラインフォント及び
画像の大きさに応じて、輪郭部特定手段は転写するアウ
トラインフォント及び画像の輪郭部の色濃度を変換する
範囲を可変し、色濃度変換手段は輪郭部特定手段が特定
した範囲の色濃度を可変すると好ましい。
【0011】また、転写するアウトラインフォントの太
さに応じて、輪郭部特定手段は転写するアウトラインフ
ォントの輪郭部の色濃度を変換する範囲を可変し、色濃
度変換手段は輪郭部特定手段が特定した範囲の色濃度を
可変すると望ましい。
【0012】また、転写するアウトラインフォントの書
体の種類に応じて、輪郭部特定手段は転写するアウトラ
インフォント及び画像の輪郭部の色濃度を変換する範囲
を可変し、色濃度変換手段は輪郭部特定手段が特定した
範囲の色濃度を可変しても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明のカラー画像形成装置
は、例えば制御装置、書き込み光学部、感光体ドラム、
現像器、中間転写ベルト、転写部、搬送ベルト、定着部
及び給紙部を有し、色の異なった単色の画像を順に中間
転写ベルトに重畳し、中間転写ベルトに重畳したカラー
画像を転写紙に転写するものであって、複写装置、ファ
クシミリ装置又はプリンタ装置に用いる。
【0014】カラー画像形成装置では、例えばシアンと
マゼンタの双方のトナーを順に高濃度で重ねて濃い青色
を出す場合に、中間転写ベルトに載っているシアンのト
ナーが転写の妨げとなって、マゼンタのトナーが中間転
写ベルト上に飛散して文字及び画像のエッジ付近の色が
うまくでない場合があった。カラー画像を印刷する場合
には印刷する画像の色により、C,M,Y,Kの色の組
合せが9通りある(2色の組み合わせが4通り、3色の
組み合わせが4通り、4色の組み合わせが1通りの合計
9通りある。)。それぞれの組合せにおける各色の濃度
が一定値以下であればトナーの飛散は発生しないことか
ら、制御装置の色濃度変換手段で上記組合せを基に転写
するアウトラインフォント及び画像の輪郭部に対するト
ナーの量を少なくするものである。ここで、画像全体の
トナーの濃度を変えると画像全体の色が薄くなることか
ら、制御装置の輪郭部特定手段で転写するアウトライン
フォント及び画像の輪郭部の色濃度を変える範囲を特定
し色濃度変換手段は輪郭部特定手段が特定した輪郭部の
濃度だけを変えるようにして画像に対する影響を少なく
している。また、文字等の大きさなどによっても全体的
印象が変わる場合があるので、以下のようにして画像に
変化が生じることを防止している。
【0015】さらに、転写するアウトラインフォント及
び画像が大きい場合及び太い場合は輪郭部全体のトナー
の濃度を薄くしても画像全体に対する影響は少ないが、
転写するアウトラインフォント及び画像が小さい場合及
び細い場合は輪郭部全体のトナーの濃度を薄くすると、
画像全体の色の濃度が薄くなることから、色濃度変換手
段は輪郭部を点線状又は鎖線状に一定間隔でトナーの濃
度を薄くすることにより、画像全体の色が薄くなること
を防止する。
【0016】また、同様の理由により、輪郭部特定手段
は転写するアウトラインフォント及び画像が大きい場合
及び太い場合はトナーの濃度を薄くする輪郭部の幅を太
くし、転写するアウトラインフォント及び画像が小さい
場合及び細い場合はアウトラインフォント及び画像の輪
郭部の色濃度を変換する範囲の幅を細くする。
【0017】また、転写する文字の書体の種類に応じて
アウトラインフォントの輪郭部の色濃度を変換する範囲
を変えたりトナーの濃度を変えたりすれば、アウトライ
ンフォントの大きさなどを判断する必要が無く判断が容
易になる。
【0018】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のカラー画像形成
装置の構成図である。図に示すように、カラー画像形成
装置は制御装置1、書き込み光学部2、感光体ドラム
3、現像器4、中間転写ベルト5、転写部6、搬送ベル
ト7、定着部8及び給紙部9を有する。制御装置1は、
図2に示すように主制御部11、ROM12、RAM1
3及びフォント記憶部14を備える。主制御部11は画
像データ生成手段111、輪郭部特定手段112、色濃
度変換手段113及び印刷制御手段114を備え、RO
M12に記憶したプログラムに従ってカラー画像形成装
置全体の制御をしたり、印刷する画像をRAM13上に
イメージ展開する。画像データ生成手段111は印刷す
る画像をROM12に記憶したプログラムに従ってRA
M13上にイメージ展開する。輪郭部特定手段112は
画像データ生成手段111がイメージ展開した画像デー
タの輪郭部の色濃度を変換する範囲を特定する。色濃度
変換手段113は輪郭部特定手段112が特定した範囲
の色の濃度をC,M,Y,Kの色の組合せに応じてトナ
ーが飛散しないように薄くする。印刷制御手段114は
イメージ展開した画像データを、例えばC,M,Y,K
の順にRAM13内のページメモリ131を介して書き
込み光学部2に送り印刷処理をする。
【0019】印刷制御手段114からシアン単色の画像
データを受けると、書き込み光学部2は、印刷制御手段
114から受けたシアン単色のカラー画像データを光信
号に変換して、原稿画像に対応した光書き込み処理を行
ない感光体ドラム3上にCトナー像を静電潜像する。感
光体ドラム3に形成したCトナー像を、感光体ドラム3
と中間転写ベルト5が接触している状態で転写バイアス
ローラ(不図示)に所定のバイアス電圧を印加すること
により、中間転写ベルト5に転写する。Cトナー画像を
中間転写ベルト5に転写した後に、印刷制御手段114
は同様にM,Y,Kの順に単色の画像データを書き込み
制御部2に送り、書き込み制御部2は画像データを順に
中間転写ベルト5に重畳する。中間転写ベルト5は形成
されたトナー像を転写紙に転写する。搬送ベルト7はト
ナー像を転写した転写紙を定着部8に搬送して定着部8
はトナー像を転写紙に定着する。このようにして、カラ
ー画像形成装置はカラー画像を印刷する。
【0020】上記構成のカラー画像形成装置の主制御部
11が文字「a」をイメージ展開してページメモリ13
1に書き込む場合の動作を、図3のフローチャートを参
照して説明する。
【0021】主制御部11は、例えばスキャナ(不図
示)から印字用の文字「a」を受けると、画像データ生
成手段111は印刷する文字「a」をラスタライズする
(ステップS1)。画像データ生成手段111は印刷す
る文字をラスタライズした後、印刷する文字が2色以上
の色を使う文字か否かを調べ、印刷する文字が白黒文字
の場合は(ステップS2)、ラスタライズした文字を濃
度調整してページメモリ131に描画する(ステップS
3)。
【0022】印刷する文字が2色以上の色を使用する文
字、例えば濃い青色の文字の場合は、図4(a)に示す
ように画像データ生成手段111がラスタライズした文
字を基にして、輪郭部特定手段112は図4(b)に示
すようなアウトラインフォントをRAM13のワークエ
リアに描画する(ステップS4)。なお、図4は説明を
簡単にするために、図5で示す文字「a」の先端部分A
だけを示している。以後、説明に用いる図では文字
「a」の先端部分Aだけを示す。
【0023】濃い青色の図形はシアンの図形とマゼンタ
の図形を重ねて作るので、色濃度変換手段113は、図
6(a)で示すようなラスタライズした濃い青色文字
を、図6(b)で示すようなシアン単色の画像データ
と、図6(c)に示すようなマゼンタ単色の画像データ
に分解する。なお、図中a及びbはそれぞれシアン及び
マゼンタの色濃度を示し、それぞれの値は、例えば「20
0」及び「150」である。その後、色濃度変換手段113
は、図7(a)に示すように先に作成した輪郭部だけの
画像データを基に、図7(b)及び図7(c)に示すよ
うなシアン単色の輪郭部の画像データ及びマゼンタ単色
の輪郭部の画像データを作成する。色濃度変換手段11
3は、トナーの飛散を防止するために、図7(b)及び
図7(c)に示すシアン単色の輪郭部の画像データ及び
マゼンタ単色の輪郭部の画像データの濃度を図7(d)
及び図7(e)に示すように変換する(ステップS
5)。なお、図中c及びdはそれぞれシアン及びマゼン
タの色濃度を示し、それぞれの値は、例えば「160」及
び「100」である。
【0024】その後、色濃度変換手段113は、図6
(b)に示すシアン単色の画像データと、図6(c)に
示すマゼンタ単色の画像データをページメモリ131に
描画し(ステップS6)、引き続いて図7(d)に示す
シアン単色のアウトラインフォントと、図7(e)に示
すマゼンタ単色のアウトラインフォントを上書きする
(ステップS7)。このようにして、色濃度変換処理手
段113はラスタライズした文字「a」の画像データを
図8(b)及び図8(c)で示すシアン単色の画像デー
タ及びマゼンタ単色の画像データに分解する。図8
(b)及び図8(c)に示すようにシアン単色の画像デ
ータ及びマゼンタ単色の画像データは輪郭部の濃度がト
ナーが飛散しない程度に薄くなっているので、シアン単
色の画像データ及びマゼンタ単色の画像データを感光体
ドラム3を介して中間転写ベルト5に重畳すると、図9
に示すような輪郭部の濃度に段差がある画像になる。こ
のように、輪郭部の濃度を薄くすることによって、トナ
ーの飛散を防止することができ、文字及び画像の輪郭部
付近の色がうまくでなくなることを防止する。
【0025】さらに、印刷する色のC,M,Y,Kの組
み合わせの濃度が一定値以下であればトナーは飛散しな
いため、C,M,Y,Kの組み合わせに応じて、輪郭部
特定手段112は転写するアウトラインフォント及び画
像の輪郭部の色濃度を変換する範囲を可変し、色濃度変
換手段113は輪郭部特定手段112が特定したアウト
ラインフォント及び画像の輪郭部の色濃度を変換する範
囲の色濃度を可変する様にしても良い。
【0026】さらに、転写する図形が大きい場合及び線
が太い場合は輪郭部全体のトナーの濃度を薄くしても画
像全体に対する影響は少ないが、転写する図形が小さい
場合及び線が細い場合は輪郭部全体のトナーの濃度を薄
くすると、画像全体の色の濃度が薄くなる。そこで、色
濃度変換処理手段113は印刷する文字が2色以上の色
を使用する文字の場合は、印刷する文字等の大きさ及び
線の太さを調べて線が細い場合は、図10(d)及び図
10(e)に示すように図10(b)及び図10(c)
に示す単色画像データの濃度を変換する場合に、間隔を
あけて濃度を薄くするようにしてもよい。この場合は、
中間転写ベルト5には図11の断面図及び図12の側断
面図に示すようにシアン単色のトナー像とマゼンタ単色
のトナー像が重畳する。このように、輪郭部のトナー濃
度を間隔をあけて薄くすることにより、画像全体の色が
薄くなることを防止することができる。なお、文字等を
構成する線の太さの情報は、例えばLight,Mideum,Demi,
Boldのようにフォントデータに入っているので、この情
報を用いて判断すると良い。また、トナー濃度を薄くす
る間隔は点線状に構成された間隔であっても良いし鎖線
状に構成された間隔であっても良く、それらの間隔を自
由に選択できるようにしても良い。
【0027】また、同様の理由により、輪郭部特定手段
112は転写するアウトラインフォント及び画像が大き
い場合及び太い場合は輪郭部のトナーの濃度を薄くする
範囲を広くし、転写するアウトラインフォント及び画像
が小さい場合及び細い場合は輪郭部のトナーの濃度を薄
くする範囲を狭くするようにしても良い。例えば、輪郭
部特定手段112は印刷する文字が2色以上の色を使用
する文字の場合は、印刷する文字等の大きさ及び線の太
さを調べて線が太い場合は、図13(a)に示すように
輪郭部のトナーの濃度を薄くする範囲を広くし、図13
(d)及び図13(e)に示すように濃度を変換する。
これにより、さらにトナーの飛散を少なくすることがで
きる。また、線が細い場合は輪郭部のトナーの濃度を薄
くする範囲の幅を細くするので、画像全体の色が薄くな
ることを防止できる。
【0028】また、印刷する文字が2色以上の色を使用
する文字の場合は転写する文字の書体の種類を調べ、転
写する文字の書体の種類に応じて上記のようにトナーの
濃度を変えたり、輪郭部のトナーの濃度を薄くする範囲
の幅を変えるようにしても良い。このように、文字の書
体の種類により判断することにより、画像全体の色が薄
くなることを防止できると共に輪郭部のトナーの濃度を
薄くする範囲の幅等を変える場合の判断が容易になる。
例えば、ゴシック体の場合は線の太さが一定であること
から輪郭部の幅を太くし、明朝体の場合は線の太さが変
わることから輪郭部の幅を細くしたりする。
【0029】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、アウト
ラインフォント及び画像の輪郭部の色濃度を変換する範
囲に対するトナーの濃度を薄くして中間転写ベルトにト
ナー像を重ねる際のトナーの飛散を軽減するので、転写
する文字及び画像の輪郭部におけるトナーの飛散による
画像の質の低下の防止することができる。
【0030】さらに、アウトラインフォント及び画像の
輪郭部の色濃度を可変するので、色の組み合わせに応じ
て色濃度を変化し輪郭部の色が薄くなることを防止する
ことができる。
【0031】また、アウトラインフォント及び画像の輪
郭部の色濃度を変換する範囲を可変するので、色の組み
合わせに応じて最適な色濃度変換処理を行いトナーの飛
散を防止することができる。
【0032】また、転写するアウトラインフォント及び
画像の輪郭部の色濃度を変換する範囲を可変し、アウト
ラインフォント及び画像の輪郭部の色濃度を変換する範
囲の色濃度を可変するので、トナーの飛散の起こる組み
合わせとその組み合わせ濃度から最適な色濃度変換処理
を行うようにできる。
【0033】また、転写するアウトラインフォント及び
画像の大きさに応じて、転写するアウトラインフォント
及び画像の輪郭部の色濃度を変換する範囲を可変し、そ
の範囲の色濃度を可変するので、画像全体の色濃度が薄
くなることを防止できる。
【0034】また、転写するアウトラインフォントの太
さに応じて、転写するアウトラインフォントの輪郭部の
色濃度を変換する範囲を可変し、その範囲の色濃度を可
変するので、画像全体の色濃度が薄くなることを防止で
きるとともに、転写するアウトラインフォント及び画像
の太さに応じてさらにフォントの飛散を少なくすること
ができる。
【0035】また、転写するアウトラインフォントの書
体の種類に応じて、転写するアウトラインフォント及び
画像の輪郭部の色濃度を変換する範囲を可変し、その範
囲の色濃度を可変するので、画像全体の色濃度が薄くな
ることを防止できるとともに、その判断を容易にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】制御装置の構成図である。
【図3】画像データをイメージデータに変換する動作を
示すフローチャートである。
【図4】輪郭部の画像データを作る場合の画像データの
遷移図である。
【図5】印刷する文字の構成を示す構成図である。
【図6】シアンとマゼンタに分解した画像データの構成
図である。
【図7】輪郭部をシアンとマゼンタに分解した画像デー
タの構成図である。
【図8】印刷する文字の各ドットの濃度を示すイメージ
データの構成図である。
【図9】画像を転写した後の中間転写ベルトの断面図で
ある。
【図10】一定間隔おきに濃度を変えた場合のイメージ
データの構成図である。
【図11】一定間隔おきに濃度を変えた場合の中間転写
ベルトの断面図である。
【図12】一定間隔おきに濃度を変えた場合の中間転写
ベルトの側断面図である。
【図13】輪郭部の幅を厚くした場合のイメージデータ
の構成図である。
【図14】トナーの飛散状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 制御装置 11 主制御部 111 画像データ生成手段 112 輪郭部特定手段 113 色濃度変換手段 114 印刷制御手段 14 フォント記憶部 3 感光体ドラム 5 中間転写ベルト 6 転写部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色の異なった単色の画像を順に中間転写
    ベルトに重畳し、中間転写ベルトに重畳したカラー画像
    を転写紙に転写するカラー画像形成装置において、輪郭
    部特定手段と色濃度変換手段とを有し、輪郭部特定手段
    は転写するアウトラインフォント及び画像の輪郭部の色
    濃度を変換する範囲を特定し、色濃度変換手段は輪郭部
    特定手段が特定した範囲の色濃度を薄くして中間転写ベ
    ルトにトナー像を重ねる際のトナーの飛散を軽減するこ
    とを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 色濃度変換手段は輪郭部特定手段が特定
    した範囲の色濃度を可変する請求項1記載のカラー画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 輪郭部特定手段は転写するアウトライン
    フォント及び画像の輪郭部の色濃度を変換する範囲を可
    変する請求項1記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 輪郭部特定手段は転写するアウトライン
    フォント及び画像の輪郭部の色濃度を変換する範囲を可
    変し、色濃度変換手段は輪郭部特定手段が特定した範囲
    の色濃度を可変する請求項1記載のカラー画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 転写するアウトラインフォント及び画像
    の大きさに応じて、輪郭部特定手段は転写するアウトラ
    インフォント及び画像の輪郭部の色濃度を変換する範囲
    を可変し、色濃度変換手段は輪郭部特定手段が特定した
    範囲の色濃度を可変する請求項4記載のカラー画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 転写するアウトラインフォントの太さに
    応じて、輪郭部特定手段は転写するアウトラインフォン
    トの輪郭部の色濃度を変換する範囲を可変し、色濃度変
    換手段は輪郭部特定手段が特定した範囲の色濃度を可変
    する請求項4記載のカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 転写するアウトラインフォントの書体の
    種類に応じて、輪郭部特定手段は転写するアウトライン
    フォントの輪郭部の色濃度を変換する範囲を可変し、色
    濃度変換手段は輪郭部特定手段が特定した範囲の色濃度
    を可変する請求項4記載のカラー画像形成装置。
JP7346960A 1995-12-14 1995-12-14 カラー画像形成装置 Pending JPH09160336A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008225067A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Canon Inc 画像形成装置
JP2008310109A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Canon Inc 画像形成装置
US8861018B2 (en) 2011-04-11 2014-10-14 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus and image processing method for thinning lines of color character data and generating combined character data with black character

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