JPH09159263A - 天吊型空気調和設備並びにその施工方法 - Google Patents

天吊型空気調和設備並びにその施工方法

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JPH09159263A
JPH09159263A JP7316603A JP31660395A JPH09159263A JP H09159263 A JPH09159263 A JP H09159263A JP 7316603 A JP7316603 A JP 7316603A JP 31660395 A JP31660395 A JP 31660395A JP H09159263 A JPH09159263 A JP H09159263A
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ceiling
flexible duct
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mounted air
light
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Shigeyuki Oe
重幸 大江
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に施工出来る天吊型空気調和設備並びに
その施工方法を提供すること。 【解決手段】 軽天Aの上部空間に吊持させた天吊型空
気調和機1の吹出口1eと、軽天開口部Cに臨ませた吹
出口枠2とを、吹出口枠2とほぼ近似の断面形状を有し
且つ断熱性のある伸縮自在のフレキシブルダクト3で接
続したことを特徴とする天吊型空気調和設備、並びに伸
縮自在のフレキシブルダクト3を予め長さ方向に押縮め
た状態で、天吊型空気調和設備1の吹出口1eに取付け
て置き、この天吊型空気調和機1を軽天Aの上部空間に
吊持して取付けた後、該フレキシブルダクト3を伸ばし
て軽天開口部Cに設けた吹出口枠2と接続するようにし
たことを特徴とする天吊型空気調和設備の施工方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ホテル等の天井に設置した天
吊型空気調和設備並びにその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井内に収められた天吊型空気調
和機と、矩形型吹出口またはライン型の吹出口とを接続
するフレキシブルダクトは、亜鉛引きの鉄板で形成した
フレキシブルダクトの外周に断熱材を施して形成し、ま
たは断熱性のある硬質のグラスウール板で形成している
ため、その長さの調節ができない。このため工事現場ご
とに異なる天吊型空気調和機と吹出口枠との間隔並びに
位置に合わせてフレキシブルダクトを作る必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、軽天工事を
行い軽天開口部位置が決まり、これに張ったボードに吹
出口枠を取付けるための開口を設け、該開口に吹出口枠
を取付けた後、予め吊持しておいた天吊型空気調和機と
吹出口枠との間隔並びに位置に合わせてフレキシブルダ
クトを作り該フレキシブルダクトで両者を接続する作業
を行う状況を生じる。即ち、天吊型空気調和設備に伴う
工事を軽天工事に割り込ませなければならず、天吊型空
気調和設備に伴う工事と軽天工事が輻輳し、一方の工事
期間中、他方の工事を中断しなければ成らず工事期間が
長引く等の不具合がある。本発明はかかる不具合のない
天吊型空気調和設備並びに天吊型空気調和設備の施工方
法を得ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の天吊型空
気調和設備は、軽天の上部空間に臨ませた天吊型空気調
和機の吹出口と、軽天開口部に臨ませた吹出口枠とを、
これら吹出口とほぼ近似の断面形状を有し且つ断熱性の
ある伸縮自在のフレキシブルダクトで接続したことを特
徴とし、フレキシブルダクトに自在性があるため、寸法
取り工程が不要となり、しかも該吹出口枠とフレキシブ
ルダクトとの接続作業を軽天工事の邪魔をすることなく
速やかに行うことができる。
【0005】請求項2記載の天吊型空気調和設備の施工
方法は、予め長さ方向に押縮めた状態の伸縮自在のフレ
キシブルダクトを予め長さ方向に押縮めた状態で、天吊
型空気調和設備の吹出口に取付けて置き、この天吊型空
気調和機を軽天の上部空間に吊持して取付けた後、該フ
レキシブルダクトを伸ばして軽天開口部に設けた吹出口
枠と接続するようにしたことを特徴とし、かかる施工方
法によれば、予め長さ方向に押縮めた状態の伸縮自在の
フレキシブルダクトを引き伸ばして吹出口枠に接続する
だけで、該吹出口枠とフレキシブルダクトとの接続作業
が完了し、該接続作業をきわめて速やかに行うことがで
きる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明実施の形態を図に付き説明
する。図で1は、天井スラブBに吊持させて天井ボード
Aの上部空間に臨ませた天吊型空気調和機を示し、図示
する天吊型空気調和機1は、内部にファン1aと熱交換
用コイル1bと空気流入口1cの近くにフィルタ1dを
備えるファンコイルユニットとした。このファンコイル
ユニット1に設けた吹出口1eは横断面矩形に構成し
た。Cは天井ボードAに設けた開口部を示し、該開口部
Cは天井ボードAの段差部に取付けたボードDを矩形に
切欠いて構成し、該開口部Cに吹出口取付枠2を挿込ん
で取付ける。
【0007】なお、該吹出口取付枠2は、開口部Cより
やや大きい矩形を呈する額縁状部分2aと開口部Cより
小さい矩形を呈する額縁状部分2bとからなり、該額縁
状部分2bを該開口部Cに外側から挿込んで取付ける。
なお、吹出口取付枠2の額縁状部分2aの外側に吹出口
2cを取付ける。
【0008】3は該吹出口取付枠2の額縁状部分2bと
天吊型空気調和機1に設けた横長の矩形を呈する吹出口
1eとを接続する伸縮自在のフレキシブルダクトを示
し、該フレキシブルダクト3は、額縁状部分2bとほぼ
近似の断面形状を有するものに構成する。従来のフレキ
シブルダクトは断面が円形であり、これに対し吹出口取
付枠2等は矩形であるため、円形フレキシブルダクトを
そのまま用いると、急に流れが変化するため乱流を生じ
る。そこで、フレキシブルダクト3の断面形状を額縁状
部分2bとほぼ近似の形状とすることで、フレキシブル
ダクト3から吹出口1eに至る空気の流れが乱れること
に伴う不具合、例えば空気の流れが乱れを可及的になく
して、空気の流れが乱れに伴う騒音並びに圧力損失をな
くし得る。このフレキシブルダクト3は、図5の(a)
に示すように、鋼線をばね状(イ)に形成しながらその
外周に帯状の不織布を巻付機Xで巻付けつつ、該不織布
を順次接着して円筒状体(ロ)(ファンコイル1の給気
口の幅が440mm,高さが130mmである場合、直
径400mmの円筒状体)を造り、これを板金製の角フ
レキシブルダクトの成型と同じように、図5の(b)に
示すように、該円筒状体(ロ)の外側を定規板Yに当
て、該円筒状体(ロ)をその内側から該定規板Yに押し
付けて角付けして、横断面矩形を呈する角筒体(ハ)を
構成し、該角筒体(ハ)の外周にガラスウール(ニ)を
巻き、更にその外側に塩化ビニールフィルムチューブ
(ホ)を被せ、該塩化ビニールチューブ(ホ)の両端部
を角筒体(ハ)の内側に折込んで、ホッチギス止をした
上から該両端部外周にダクトテープを巻いて両端に耳部
3aを備える角型に制作する。
【0009】しかし、該フレキシブルダクト3の構成材
料等はこれに限定させるものでなく、フレキシブルダク
ト3は断熱性があり全体として伸縮自在に構成できれば
良く、またフレキシブルダクト3の断面形状は吹出口1
eとほぼ近似するものであれば良く、吹出口1eが矩形
であっても、フレキシブルダクト3の断面形状は矩形に
限定されるものでなく、長円、または楕円等であって、
フレキシブルダクト3内を流れる冷気または暖気の流れ
が急激に変わらない形状であれば良い。そしてフレキシ
ブルダクト3を、天吊型空気調和機1を天井スラブに吊
る前に、フレキシブルダクト3の一方の耳部3aに接続
管3bを挿着し、該接続管3aに天吊型空気調和機1の
吹出口1eを嵌めた後ビス(図示しない)等で天吊型空
気調和機1の吹出口1eに締め付け固定して置く。な
お、上述の実施の形態は天吊型空気調和機1としてファ
ンコイルユニットを用いたものを示すが、天吊型空気調
和機1はこれに限るものでなく、パッケージエアコン、
全熱交換器等であっても良いこと申すまでもない。また
上記接続管3bは、天吊型空気調和機1の吹出口1eを
長くすることでこれを省略することもできる。
【0010】次ぎに天吊型空気調和設備1の施工方法を
図6に示すフローチャートに従がって説明する。
【0011】天吊型空気調和機1に予め上述する手段に
よってフレキシブルダクト3を取付け、該フレキシブル
ダクト3を長さ方向に押縮めて、該天吊型空気調和機1
並びにフレキシブルダクト3を挿通した荷造紐eで、該
フレキシブルダクト3が元の状態に戻らないように縛っ
て置く(図4の状態)。そして、この荷造紐eで縛って
長さ方向に押縮めたフレキシブルダクト3を取付けた天
吊型空気調和機1を、天井スラブBに吊持させて軽天の
上部空間に取付る。その後軽天作業が終了し天井ボード
Aを貼った後、荷造紐eを切ってフレキシブルダクト3
を伸ばし、該開口部Cの内側に臨む取付枠固定用下地E
に吹出口取付枠2を取付け、壁ボード・クロス張り終了
後、額縁状部分2aの外側に吹出口2cを取付けて、天
吊型空気調和設備1の取付け作業を完了する。
【0012】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の天吊型空気調和
設備によれば、吹出口取付枠と天吊型空気調和機との間
の距離や位置関係が現場毎に異なっても、フレキシブル
ダクトに自在性があるため、予め用意したフレキシブル
ダクトで該天吊型空気調和設備と吹出口取付枠を接続す
ることができて施工をきわめて簡単にすることができ
て、天吊型空気調和設備の取付け工事を大幅に短縮が図
れ、フレキシブルダクト長さの異なるフレキシブルダク
トを工事現場毎に準備する必要がなくなってコストを下
げることができる。しかも、該フレキシブルダクトは、
吹出口とほぼ近似の断面形状を有するため、該フレキシ
ブルダクトから吹出口に至る過程で空気の流れが変化す
ることがなくこれに伴う圧力損失、騒音の発生も押さえ
られる。
【0013】請求項2記載の天吊型空気調和設備によれ
ば、長さ方向に押縮めた状態の伸縮自在のフレキシブル
ダクトを天吊型空気調和機に取付けた状態で、天吊型空
気調和機を軽天の上部空間に吊持して取付けた後、該フ
レキシブルダクトを引き伸ばして吹出口枠に接続するだ
けで天吊型空気調和設備の取付け工事が完了し、天吊型
空気調和設備の取付け工事の大幅な短縮が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施の形態の1例を示す側面図
【図2】 取付枠固定用下地とフレキシブルダクトの接
続部を示す斜視図
【図3】 天吊型空気調和設備を分解した斜視図
【図4】 フレキシブルダクトを押縮めた状態で天吊型
空気調和機に取付けた状態を示す斜視図
【図5】 フレキシブルダクトの形成を説明する図
【図6】 天吊型空気調和設備の施工順序を示すフロー
チャート
【符号の説明】
1 天吊型空気調和機 2
吹出口枠 3 フレキシブルダクト A
天井ボード C 軽天開口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽天の上部空間に臨ませた天吊型空気調
    和機の吹出口と、軽天開口部に臨ませた吹出口枠とを、
    これら吹出口とほぼ近似の断面形状を有し且つ断熱性の
    ある伸縮自在のフレキシブルダクトで接続したことを特
    徴とする天吊型空気調和設備。
  2. 【請求項2】 伸縮自在のフレキシブルダクトを予め長
    さ方向に押縮めた状態で、天吊型空気調和設備の吹出口
    に取付けて置き、この天吊型空気調和機を軽天の上部空
    間に吊持して取付けた後、該フレキシブルダクトを伸ば
    して軽天開口部に設けた吹出口枠と接続するようにした
    ことを特徴とする天吊型空気調和設備の施工方法。
JP07316603A 1995-12-05 1995-12-05 天吊型空気調和設備並びにその施工方法及び天吊型空気調和設備に用いるダクトの製法 Expired - Lifetime JP3089393B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000121138A (ja) * 1998-10-20 2000-04-28 Fujimori Sangyo Kk 空調用ダクト
JP2006226621A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Sanki Eng Co Ltd ダクトの接続構造
KR100717426B1 (ko) * 2007-01-31 2007-05-16 (주)설화엔지니어링 건축실내 천정 환풍 닥트 설치구조
JP2011085348A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Shimizu Corp 天吊型空気調和設備の施工方法およびこれに用いる空調ダクト装置
CN113530150A (zh) * 2021-08-03 2021-10-22 福建九鼎建设集团有限公司 一种建筑的地下室排风系统

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