JPH09159171A - ホームごたつ用枠 - Google Patents

ホームごたつ用枠

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JPH09159171A
JPH09159171A JP34674795A JP34674795A JPH09159171A JP H09159171 A JPH09159171 A JP H09159171A JP 34674795 A JP34674795 A JP 34674795A JP 34674795 A JP34674795 A JP 34674795A JP H09159171 A JPH09159171 A JP H09159171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
plastic
intermediate frame
peripheral frame
peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP34674795A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetaka Mitani
繁孝 三谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUNTANY KK
Original Assignee
SUNTANY KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SUNTANY KK filed Critical SUNTANY KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒーターの熱による変形を防止すると共に、
がたつかず丈夫なホームごたつ用枠を提供することにあ
る。 【解決手段】 周囲枠1を射出成型のプラスチックとす
ると共に、ヒーター部5を取付ける中間枠体2を天然木
材とし、周囲枠1のプラスチック射出成型にて中間枠体
2の接続端部10と周囲枠1の接続部20とを一体化して形
成する。さらに、接続部20は、中間枠体2の接続端部10
を外嵌する短筒部9をもって構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホームごたつ用枠
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のホームごたつ用枠は、全体をプラ
スチックで一体成型にて製作されていた。しかし、ヒー
ターを備える枠の中間部が、ヒーターの熱によって変形
(いわゆる熱クリープによる変形)を生じたり、プラス
チック樹脂の熱分解により微量のガスを発生して悪臭を
放っていた。また、変形した枠をそのまま長期使用する
と火災発生の原因にもなっていた。そこで、これらを改
善するために、枠の中間部を天然木材に置き換えたホー
ムごたつ用枠が作られるようになった。これは、図6に
示すように、溝部35を有する枠本体30から内側へ突設さ
れた複数の短樋型の受部32を有するもので、この受部32
に(ヒーターを取付ける)木製の中間枠31の端部36を嵌
込んで係止し、枠本体30の溝部35及び受部32を蓋枠体33
にて施蓋状に接着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中間枠
31は木材であるため寸法の公差が大きく、受部32と端部
36との間に隙間ができ、取付けた中間枠31はがたつきを
生じていた。また、端部36をビス34で止めても、がたつ
きの解決とはならなかった。
【0004】そこで、本発明は、ヒーターの熱による変
形や火災を防止すると共に、がたつかず丈夫なホームご
たつ用枠を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るホームごたつ用枠は、周囲枠を射出
成型のプラスチックとすると共に、ヒーター部を取付け
る中間枠体を天然木材とし、上記周囲枠のプラスチック
射出成型にて中間枠体の木目及び切断面の気孔への溶融
プラスチックの含浸によって、接続端部と周囲枠の接続
部とを一体化して形成したものである。
【0006】また、中間枠体の接続端部には、長手方向
に直交する方向の貫孔を形成して、周囲枠の射出時の溶
融プラスチックが流入して硬化したプラスチック連結棒
部を接続部に有するものである。
【0007】また、中間枠体の接続端部には、長手方向
に直交する方向の貫孔を形成して、周囲枠の射出時の溶
融プラスチックが流入して硬化したプラスチック連結棒
部を接続部に有し、さらに、該接続部は、中間枠体の接
続端部を外嵌する短筒部をもって構成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき本発明を詳説する。
【0009】図1と図2は、本発明に係るホームごたつ
用枠の実施の一形態を示す斜視図及び底面図であり、こ
のホームごたつ用枠は、凹溝7を有する平面視正方形状
又は矩形状の周囲枠1と、この周囲枠1の内側に設けら
れた格子状の中間枠体2と、周囲枠1の溝部7を施蓋す
る平面視正方形状又は矩形状の蓋枠体8と、を備えてい
る。
【0010】周囲枠1は、射出成型のプラスチック(例
えば、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ABS等)
からなり、凹溝7を有する辺部6と角部3とを有してい
る。そして、その四つの角部3…は下方開口状となって
おり、角部3…の開口部A…に別体としての脚4…の揺
動保持部4a…が夫々下方から嵌込まれ、ビスや接着等
で固定される。なお、脚4…は(図2の仮想線に示す如
く)揺動保持部4a…に揺動可能に枢着されて折畳み可
能であり、周囲枠1と中間枠体2とでできた隅の囲い21
の中に収納される。また、脚4を展開した際に脚4の外
面と連続状となるように(段差が生じないように)、角
部3は、弯曲面を有する外面形状とされている。
【0011】また、中間枠体2は、天然木材からなる所
定寸法の四本の内棧2a…を格子状に組んでなり、それ
によってできた中央の矩形状の囲いの中に(保護アミや
取付板等を備えた)ヒーター部5が取付けられる。天然
木材であるから、その表面───木目及び切断面───
には、無数の気孔が有る。
【0012】そして、格子状の中間枠体2は、その内棧
2a…の八つの接続端部10…が、周囲枠1の辺部6…の
内側に一体に形成された八つの短筒部9…に外嵌され、
接続されている。具体的には、図2と図3に示すよう
に、中間枠体2は、その内棧2a…と周囲枠1の辺部6
…とが平行な状態から45°回転させて斜めの状態に設け
られるため、短筒部9…も辺部6…から45°の角度で設
けられ、各接続端部10…を外嵌する。なお、中間枠体2
を斜めに設けたのは、図2の仮想線のように上記脚4を
折畳んで収納する際に干渉を避けるためであり、上記囲
い21内を脚用収納スペースとするためである。
【0013】しかして、この周囲枠1と中間枠体2との
接続は、周囲枠1の射出成型と同時に行われる。即ち、
天然木材から成る中間枠体2を周囲枠1の金型内にセッ
トし、溶融したプラスチックを金型に射出成型し、硬化
させて、中間枠体2の接続端部10と周囲枠1の接続部20
(短筒部9)とを一体化して形成している。
【0014】このとき、高圧が掛かった溶融プラスチッ
クは、中間枠体2の木目及び切断面の気孔へ含浸されて
強固に一体化される。しかも、中間枠体2の接続端部10
には、長手方向に直交する方向の貫孔11が形成されてい
るため、周囲枠1の射出時の溶融プラスチックが上記貫
孔11に流入し硬化する。これによって、貫孔11内には短
筒部9と一体に形成された円柱型の連結棒部12が設けら
れて接続端部10の抜止め用とされ、短筒部9と接続端部
10との連結を確実なものとしている。
【0015】さらに、プラスチックの冷却にて短筒部9
は大きく収縮するため、天然木材である内棧2aの幅や
厚みに多少ばらつきがあっても───公差が大きくても
───、短筒部9と接続端部10との間には微小な隙間も
なく密着し、連結強度が大となると共に中間枠体2のが
たつきがなくなる。
【0016】そして、図4と図1に示すように、中間枠
体2と一体化に形成された周囲枠1には、凹溝7が形成
されているため、凹溝7を施蓋するための蓋枠体8が、
周囲枠1の辺部6及び角部3の上端縁14に接着される。
この蓋枠体8は、平面視正方形状又は矩形状の周囲枠1
と同形状に、プラスチック(例えば、ポリプロピレン、
ポリカーボネート、ABS等)で射出成型され、その裏
面には凹溝7の形状に対応して形成され、かつ、凹溝7
に嵌合する凸部13を有している。蓋枠体8を周囲枠1に
嵌合状に施蓋することによって、辺部6が中空構造とさ
れる。
【0017】また、周囲枠1はプラスチック製であるこ
とから、様々な形状に形成することが容易であり、図5
の(イ)に示すように、辺部6の下端縁15を直線ではな
くアール状にデザインしたり、また、同図(ロ)に示す
如く、辺部6の左右寄りの下端縁15に各種形状の装飾部
16,16を形成し、デザイン上のアクセントとしたりする
も、好ましい。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0019】(請求項1記載のホームごたつ用枠によれ
ば)中間枠体2が天然木材からなるので、ヒーター部5
の熱による変形(熱クリープによる変形)やガスを生じ
ず、火事の発生原因とならない。従って、安全に使用で
きると共に耐久性に優れている。
【0020】また、周囲枠1の接続部20と中間枠体2の
接続端部10とを一体化して形成することによって、接続
部20と接続端部10とを連結金具等を用いずに接続するこ
とができる。特に、天然木材が水や気体を送る無数の気
孔を有していることを巧妙に活用して、溶融プラスチッ
クを(高い射出圧力にて)含浸させて、強固に周囲枠1
の一部に一体化できる。
【0021】また、周囲枠1がプラスチック製であるの
で、辺部6の外面や下端縁15を直線と曲線とを組合わせ
た美しいデザインの形状に形成することが容易であり、
豊富なデザインを自由自在に周囲枠1に施すことができ
る。従って、周囲枠1を意匠的に美しい形状にして付加
価値を高めることができる。
【0022】(請求項2記載のホームごたつ用枠によれ
ば)中間枠体2の貫孔11に連結棒部12が挿通された形に
成型されることによって、周囲枠1と中間枠体2との連
結が確実に行われる。
【0023】(請求項3記載のホームごたつ用枠によれ
ば)中間枠体2の貫孔11に連結棒部12が挿通された形と
なるので、周囲枠1と中間枠体2との連結が確実に行わ
れると共に、周囲枠1の短筒部9が中間枠体2の接続端
部10を外嵌することによって、周囲枠1と中間枠体2と
の連結強度及び連結部位の剛性が大となる。また、短筒
部9内面と接続端部10外面とが密着し微小な隙間もなく
なるので、周囲枠1と中間枠体2との連結部位にがたつ
きを生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホームごたつ用枠の実施の一形態を示
す斜視図である。
【図2】底面図である。
【図3】要部断面平面図である。
【図4】要部の連結状態を示す説明図である。
【図5】実施の他の形態を示す正面図である。
【図6】従来例の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 周囲枠 2 中間枠体 5 ヒーター部 9 短筒部 10 接続端部 11 貫孔 12 連結棒部 20 接続部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲枠1を射出成型のプラスチックとす
    ると共に、ヒーター部5を取付ける中間枠体2を天然木
    材とし、上記周囲枠1のプラスチック射出成型にて中間
    枠体2の木目及び切断面の気孔への溶融プラスチックの
    含浸によって、接続端部10と周囲枠1の接続部20とを一
    体化して形成したことを特徴とするホームごたつ用枠。
  2. 【請求項2】 中間枠体2の接続端部10には、長手方向
    に直交する方向の貫孔11を形成して、周囲枠1の射出時
    の溶融プラスチックが流入して硬化したプラスチック連
    結棒部12を接続部20に有する請求項1記載のホームごた
    つ用枠。
  3. 【請求項3】 中間枠体2の接続端部10には、長手方向
    に直交する方向の貫孔11を形成して、周囲枠1の射出時
    の溶融プラスチックが流入して硬化したプラスチック連
    結棒部12を接続部20に有し、さらに、該接続部20は、中
    間枠体2の接続端部10を外嵌する短筒部9をもって構成
    された請求項1記載のホームごたつ用枠。
JP34674795A 1995-12-12 1995-12-12 ホームごたつ用枠 Pending JPH09159171A (ja)

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