JP3029882U - 風呂用腰掛け - Google Patents

風呂用腰掛け

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JP3029882U
JP3029882U JP1996002692U JP269296U JP3029882U JP 3029882 U JP3029882 U JP 3029882U JP 1996002692 U JP1996002692 U JP 1996002692U JP 269296 U JP269296 U JP 269296U JP 3029882 U JP3029882 U JP 3029882U
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seat plate
plate
leg plates
bath stool
stool
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Inventor
章 石川
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ヒットクラフト協同組合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、合成樹脂を用いて製造費を押さ
え、且つ丈夫で軽い伝統的な形状の風呂用腰掛けを提供
することを課題とする。 【解決手段】 長方形状の座板2 の下面部6 から一対の
脚板3,3 が所定間隔を置いて対向して垂設された風呂用
腰掛けに於いて、前記座板2 及び脚板3,3 が、その内部
を中空にして合成樹脂にて一体成形され、しかも該座板
2 が、前記下面部6 と、該下面部6 に嵌脱自在な上蓋部
7 とから構成されていると共に、該座板2の中空部11に
は、前記上蓋部7 を下方から支持する支持板10が着脱自
在に収容されてなる風呂用腰掛け。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、風呂場で使用される合成樹脂製の腰掛けに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より温泉旅館等の風呂場では、図6に示すような、木製の長方形状の座板 20の下面に一対の脚板21,21 をやや傾斜させて固設した側面視略鳥居状の腰掛け が用いられている。 かかる腰掛けは、側面視略鳥居状の伝統的な形状であるため外観上好ましく、 又木製であるため暖かさを看者に与えるという利点がある反面、製造費が高く、 又脚板21が外れたりして壊れ易いという欠点がある。 そこで、同形状(側面視鳥居状)で、且つ木目模様が形成された腰掛けを合成 樹脂で一体成形したり、或いは、木目模様が形成された座板及び一対の脚板を合 成樹脂にて成形して同形状に組み立てた腰掛けが考えられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記合成樹脂の風呂用腰掛けは、合成樹脂の使用量が多くなる ため原料費が高くなり、又腰掛け一個当たりの重量も重いという問題点を有する 。 さらに、長期間使用する間に一対の脚板の下方側の間隔が次第に拡がり、引い ては脚板が座板から折れるという問題点をも有する。
【0004】 本考案は、上記の如き従来の問題点に鑑みてなされたもので、合成樹脂を用い て製造費を押さえ、且つ丈夫で軽い伝統的な形状の風呂用腰掛けを提供すること を課題とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、その課題を解決 するための手段は、長方形状の座板2 の下面部6 から一対の脚板3,3 が所定間隔 を置いて対向して垂設された風呂用腰掛けに於いて、前記座板2 及び脚板3,3 が 、その内部を中空にして合成樹脂にて一体成形され、しかも該座板2 が、前記下 面部6 と、該下面部6 に嵌脱自在な上蓋部7 とから構成されていると共に、該座 板2 の中空部11には、前記上蓋部7 を下方から支持する支持板10が収容されてな ることにある。
【0006】 上記手段からなる風呂用腰掛けは、腰掛けを構成する座板2 及び脚板3,3 の内 部を中空に形成してなるので、樹脂原料を少なくすることができ、しかも全体と して軽い腰掛けを構成することができる。 また、座板2 の中空部11内に、座板2 を構成する上蓋部7 を支持する支持板10 が収容されているので、該座板2 の上蓋部7 に人が座っても、上蓋部7 が湾曲し たり破損したりすることを防止できる。
【0007】 さらに、請求項3記載の手段のように、前記支持板10が合成樹脂からなり、且 つ複数の孔12, …が形成されていれば、該支持板10の樹脂原料を少なくすること ができ、且つその重量も軽くなる。
【0008】 加えて、請求項4記載の手段のように、前記上蓋部7 の内面7b又は前記下面部 6 の内面6bの少なくとも何れか一方には、収容される支持板10の移動を阻止する 位置決め突起15が突設されていれば、支持板10が不用意に移動することなく所定 位置に収容されることとなる。
【0009】 また、請求項2記載の手段のように、前記一対の脚板3,3 の間に、補強板5 が 一体的に成形されていれば、該補強板5 を介して結合された脚板3,3 は、互いに 離反することもない。
【0010】 さらに、請求項5記載の手段のように、前記脚板3,3 が、互いに離反する方向 にやや傾斜させて座板2 に垂設されていれば、従来から用いられてきた木製の風 呂用腰掛けと同形状の側面視略鳥居状となり、又請求項6記載の手段のように、 前記座板2 及び一対の脚板3,3 並びに補強板5 の表面に、木目模様が施されてい れば、木製の腰掛けと外観上酷似する腰掛けとなる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る風呂用腰掛けの一実施形態を図面に従って説明する。 図1に於いて、1 は、長方形状の座板2 と、該座板2 の下面部6 から下方に向 かうに従って互いに離反する方向にやや傾斜させ、且つ所定間隔を置いて対向し て垂設された一対の脚板3,3 と、該脚板3,3 間に設けられた補強板5 とからなる 腰掛け本体を示し、該座板2 及び脚板3,3 並びに補強板5 の表面には、木目模様 (図示せず)が施され、且つ該座板2 及び脚板3,3 並びに補強板5 は合成樹脂に よって一体的に成形されている。 従って、腰掛け本体1 の外形は、表面に木目模様が現れた側面視略鳥居状とな り、従来の木製の腰掛けの外観と酷似する。
【0012】 さらに詳しくは、図2〜図4にも示すように、腰掛け本体1 は、その内部が中 空に形成されている。 また、前記座板2 は、周囲に側壁6aが延設された下面部6 と、該側壁6aに外嵌 合しうる嵌合壁7aが周囲に延設された前記下面部6 に嵌脱自在な上蓋部7 とから 構成されてなる。 さらに、前記補強板5 は、その両端辺5a,5a が脚板3,3 に、且つその上端辺5b が座板2 の下面部6 に一体的に結合されている。
【0013】 10は、座板2 の中空部11に収容された合成樹脂からなる支持板を示し、該支持 板10の下面10a は、座板2 の下面部6 の内面6bに当接し、且つ該支持板10の上面 10b は、上蓋部7 の内面7bに接する。 さらに、前記支持板10は、図5にも示すように、上面10b から下面10a にかけ て貫通する任意の孔12, …を複数形成すべく任意のリブ14, …が連結されること により板状に形成されている。
【0014】 15は、上蓋部7 の内面7bから突設され、且つ収容された支持板10の周囲に外嵌 合しうる位置決め突起を示す。 16は、脚板3,3 の下面部3a,3a に固着された滑り止めを示す。
【0015】 上記構成からなる風呂用腰掛けは、腰掛けを構成する座板2 及び脚板3,3 を合 成樹脂で一体的に成形しているので強度があり、又その内部を中空に形成してな るので、樹脂原料を少なくすることができると共に全体として軽い腰掛けを構成 することができる。 従って、製造費を易く抑えることができるのである。
【0016】 また、座板2 の中空部11内に、座板2 を構成する上蓋部7 を支持する支持板10 が収容されているので、該座板2 の上蓋部7 に人が座っても、上蓋部7 が湾曲し たり破損したりすることを防止でき、長期間の使用に耐えうる頑丈な腰掛けを構 成することができる。
【0017】 特に、前記一対の脚板3,3 の間に補強板5 が一体的に成形されているので、該 脚板3,3 が離反することもなく、極めて頑丈な腰掛けとなるのである。
【0018】 さらに、支持板10には、複数の孔12が形成されているので、該支持板10を製造 する際の樹脂原料は少量で済み、且つ支持板10の自重も軽くなる。 従って、腰掛け全体の製造費を押さえ、且つ重量も軽くなる。
【0019】 尚、上記実施形態に於いて、支持板10の移動を阻止する位置決め突起15は、上 蓋部7 の内面7bに設けられているが、下面部6 の内面6bに設けられていてもよく 、又上蓋部7 の内面7b及び下面部6 の内面6bの双方に設けられていてもよい。
【0020】
【考案の効果】
叙上のように、本考案に係る風呂用腰掛けは、内部を中空にして合成樹脂にて 一体的に成形されてなるので、製造費も易く、軽いものとなり、しかも、座板の 中空部内に支持板を収容してなるため、座板の上蓋部に人が座っても、上蓋部が 湾曲したり破損したりすることもない。 特に、請求項2記載の手段のように、前記一対の脚板の間に補強板5 が一体的 に成形されていれば、更に腰掛けの強度が増す。 従って、頑丈な腰掛けを大量に且つ安価に提供できることとなる。
【0021】 また、請求項4記載の手段によれば、収容された支持板が不用意に移動するこ となく、使用時に支持板が座板の内面に当たって座板の内部が破損したり、支持 板のがたつき音が生じたりすることもない。
【0022】 尚、請求項5記載又は請求項6記載の手段によれば、合成樹脂にて製造された にも拘わらず、その外観が、従来の木製の腰掛けと酷似する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に於ける風呂用腰掛けの一実施形態を示
す正面図。
【図2】図1の風呂用腰掛けの正面断面図。
【図3】図1の風呂用腰掛けの側面断面図。
【図4】図1の風呂用腰掛けの分解斜視図。
【図5】支持板を示す上面図。
【図6】従来の木製の風呂用腰掛けを示す斜視図。
【符号の説明】
2 …座板、3 …脚板、5 …補強板、6 …下面部、6b内
面、7 …上蓋部、7b…内面、10…支持板、11…中空部、
12…孔

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形状の座板(2) の下面部(6) から一
    対の脚板(3),(3) が所定間隔を置いて対向して垂設され
    た風呂用腰掛けに於いて、前記座板(2) 及び脚板(3),
    (3) が、その内部を中空にして合成樹脂にて一体成形さ
    れ、該座板(2) が、前記下面部(6) と、該下面部(6) に
    嵌脱自在な上蓋部(7) とから構成されていると共に、該
    座板(2) の中空部(11)には、前記上蓋部(7) を下方から
    支持する支持板(10)が収容されてなることを特徴とする
    風呂用腰掛け。
  2. 【請求項2】 前記一対の脚板(3),(3) の間には、補強
    板(5) が一体的に成形されてなる請求項1記載の風呂用
    腰掛け。
  3. 【請求項3】 前記支持板(10)が合成樹脂からなり、且
    つ複数の孔(12), …が設けられてなる請求項2記載の風
    呂用腰掛け。
  4. 【請求項4】 前記上蓋部(7) の内面(7b)又は前記下面
    部(6) の内面(6b)の少なくとも何れか一方には、収容さ
    れる支持板(10)の移動を阻止する位置決め突起(15)が突
    設されてなる請求項2又は3記載の風呂用腰掛け。
  5. 【請求項5】 前記脚板(3),(3) が、前記座板(2) の下
    方に向かうに従って次第に離反すべくやや傾斜させて該
    座板(2) に垂設されてなる請求項4記載の風呂用腰掛
    け。
  6. 【請求項6】 前記座板(2) 及び一対の脚板(3),(3) 並
    びに補強板(5) の表面に、木目模様が施されてなる請求
    項5記載の風呂用腰掛け。
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