JPH09158771A - エンジン回転センサ故障用診断装置 - Google Patents
エンジン回転センサ故障用診断装置Info
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- JPH09158771A JPH09158771A JP34679695A JP34679695A JPH09158771A JP H09158771 A JPH09158771 A JP H09158771A JP 34679695 A JP34679695 A JP 34679695A JP 34679695 A JP34679695 A JP 34679695A JP H09158771 A JPH09158771 A JP H09158771A
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- Japan
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- controller
- engine
- rotation sensor
- speed sensor
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/26—Indicating devices
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Testing Of Engines (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 建設機械の従来技術の一実施例作動診断装置
ではエンジン回転計などをそなえているが、そのエンジ
ン回転計の診断手段は講じていない。本発明は、建設機
械のエンジン回転センサが故障であると診断できる手段
をそなえたエンジン回転センサ故障用診断装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 本発明では、コントローラにエンジン付
設機器からの作動状態信号が入力され、かつエンジン回
転センサからのエンジン回転状態信号がコントローラに
入力されないことによってコントローラが上記エンジン
回転センサは故障であると判断するようにした。また上
記コントローラにエンジン回転センサの故障を表示する
表示装置を接続し、コントローラのエンジン回転センサ
判断時に、コントローラから上記表示装置に対して表示
指令信号を出力するようにした。
ではエンジン回転計などをそなえているが、そのエンジ
ン回転計の診断手段は講じていない。本発明は、建設機
械のエンジン回転センサが故障であると診断できる手段
をそなえたエンジン回転センサ故障用診断装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 本発明では、コントローラにエンジン付
設機器からの作動状態信号が入力され、かつエンジン回
転センサからのエンジン回転状態信号がコントローラに
入力されないことによってコントローラが上記エンジン
回転センサは故障であると判断するようにした。また上
記コントローラにエンジン回転センサの故障を表示する
表示装置を接続し、コントローラのエンジン回転センサ
判断時に、コントローラから上記表示装置に対して表示
指令信号を出力するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルなど
建設機械、作業車両に装備するエンジン回転センサ故障
用診断装置に関する。
建設機械、作業車両に装備するエンジン回転センサ故障
用診断装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は、特開平２−２７０６５３号公報
に記載されている建設機械の作動診断装置の構成を示す
ブロック図である。この図３に示す作動診断装置では、
建設機械に搭載されたエンジン１および油圧ポンプ２，
２’に、その作動状態を計測するエンジン関係診断機器
３、油圧ポンプ関係診断機器４，４’をそれぞれ配置
し、上記診断機器３，４，４’により計測されたエンジ
ン１および油圧ポンプ２の作動データをコントローラ５
を介してＩＣカード６に記録するようにしている。そし
て上記記録後のＩＣカード６を他のサービス車に装備し
た解析装置７にて解析を行い、建設機械のメンテナンス
管理時に基準の正常モデルデータとの異常を検出するよ
うにしている。
に記載されている建設機械の作動診断装置の構成を示す
ブロック図である。この図３に示す作動診断装置では、
建設機械に搭載されたエンジン１および油圧ポンプ２，
２’に、その作動状態を計測するエンジン関係診断機器
３、油圧ポンプ関係診断機器４，４’をそれぞれ配置
し、上記診断機器３，４，４’により計測されたエンジ
ン１および油圧ポンプ２の作動データをコントローラ５
を介してＩＣカード６に記録するようにしている。そし
て上記記録後のＩＣカード６を他のサービス車に装備し
た解析装置７にて解析を行い、建設機械のメンテナンス
管理時に基準の正常モデルデータとの異常を検出するよ
うにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】図３に示す従来技術の
作動診断装置では、エンジン関係診断機器３のうちに光
電式などの図示していないエンジン回転計をそなえてい
るが、そのエンジン回転計の診断手段は講じていない。
本発明は、建設機械のエンジンに装備したエンジン回転
センサが故障であると診断できる手段と、その故障の場
合における手段をそなえたエンジン回転センサ故障用診
断装置を提供することを目的とする。
作動診断装置では、エンジン関係診断機器３のうちに光
電式などの図示していないエンジン回転計をそなえてい
るが、そのエンジン回転計の診断手段は講じていない。
本発明は、建設機械のエンジンに装備したエンジン回転
センサが故障であると診断できる手段と、その故障の場
合における手段をそなえたエンジン回転センサ故障用診
断装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、車体にエン
ジンを搭載し、そのエンジンの回転状態を検出してその
信号をコントローラに入力するようにしているエンジン
回転センサをそなえた建設機械、作業車両等において、
エンジンの回転によって作動する付設機器の作動状態を
検出する手段を設け、その検出手段からの信号をコント
ローラに入力するようにし、そのコントローラに上記付
設機器からの作動状態信号が入力され、かつエンジン回
転センサからのエンジン回転状態信号がコントローラに
入力されないことによって、コントローラが上記エンジ
ン回転センサは故障であると判断するようにした。その
場合に上記付設機器を、自車体に搭載しているバッテリ
の充電を行うオルタネータ、又はエンジンオイル圧を検
出する圧力スイッチに設定した。そして本発明では、上
記コントローラのエンジン回転センサ故障判断時に、コ
ントローラからメインポンプのレギュレータに対し、電
油変換器を介してポンプ吐出量指令信号を出力するよう
にした。そしてまた本発明では、上記コントローラにエ
ンジン回転センサの故障を表示する表示装置を接続し、
上記コントローラのエンジン回転センサ故障判断時に、
コントローラから上記表示装置に対して表示指令信号を
出力するようにした。
ジンを搭載し、そのエンジンの回転状態を検出してその
信号をコントローラに入力するようにしているエンジン
回転センサをそなえた建設機械、作業車両等において、
エンジンの回転によって作動する付設機器の作動状態を
検出する手段を設け、その検出手段からの信号をコント
ローラに入力するようにし、そのコントローラに上記付
設機器からの作動状態信号が入力され、かつエンジン回
転センサからのエンジン回転状態信号がコントローラに
入力されないことによって、コントローラが上記エンジ
ン回転センサは故障であると判断するようにした。その
場合に上記付設機器を、自車体に搭載しているバッテリ
の充電を行うオルタネータ、又はエンジンオイル圧を検
出する圧力スイッチに設定した。そして本発明では、上
記コントローラのエンジン回転センサ故障判断時に、コ
ントローラからメインポンプのレギュレータに対し、電
油変換器を介してポンプ吐出量指令信号を出力するよう
にした。そしてまた本発明では、上記コントローラにエ
ンジン回転センサの故障を表示する表示装置を接続し、
上記コントローラのエンジン回転センサ故障判断時に、
コントローラから上記表示装置に対して表示指令信号を
出力するようにした。
【０００５】本発明では上記のようにエンジン回転セン
サ故障用診断装置を構成しているので、上記コントロー
ラに付設機器からの作動状態信号が入力され、かつエン
ジン回転センサからのエンジン回転状態信号がコントロ
ーラに入力されないことによって、コントローラが上記
エンジン回転センサは故障であると判断する。その判断
に基づきコントローラから、メインポンプのレギュレー
タに通じる電油変換器に対してポンプ吐出量指令信号、
たとえばポンプ減馬力吐出指令信号を出力する。それに
より電油変換器が作動してパイロット圧を導出し、その
パイロット圧はメインポンプのレギュレータに作用す
る。レギュレータは作動し、メインポンプから建設機械
の作業効率を低下させない程度の所要の流量を吐出させ
ることができる。それとともに本発明では、上記判断に
基づきコントローラから表示装置に対して表示指令信号
を出力する。それにより表示器では、エンジン回転セン
サが故障であることを示す文字又はシンボル画像などの
表示を行う。
サ故障用診断装置を構成しているので、上記コントロー
ラに付設機器からの作動状態信号が入力され、かつエン
ジン回転センサからのエンジン回転状態信号がコントロ
ーラに入力されないことによって、コントローラが上記
エンジン回転センサは故障であると判断する。その判断
に基づきコントローラから、メインポンプのレギュレー
タに通じる電油変換器に対してポンプ吐出量指令信号、
たとえばポンプ減馬力吐出指令信号を出力する。それに
より電油変換器が作動してパイロット圧を導出し、その
パイロット圧はメインポンプのレギュレータに作用す
る。レギュレータは作動し、メインポンプから建設機械
の作業効率を低下させない程度の所要の流量を吐出させ
ることができる。それとともに本発明では、上記判断に
基づきコントローラから表示装置に対して表示指令信号
を出力する。それにより表示器では、エンジン回転セン
サが故障であることを示す文字又はシンボル画像などの
表示を行う。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて詳細に説明する。図１は、本発明のエンジン回
転センサ故障用診断装置を示す要部回路図である。図に
おいて、８は建設機械（図示していない）に搭載してい
るエンジン、９はエンジン８回転数を検出するエンジン
回転センサ、１０はエンジン８に付設され図示しないベ
ルトを介してエンジン８の回転により回転するオルタネ
ータ、１１はオルタネータ１０内のフィールドコイル、
１２は超電力を整流するレクチファイア、１３はエンジ
ン８回転時にオルタネータ１０が発電しその電圧が印加
されるＬ端子、１４はチャージランプ、１５はスタータ
スイッチ、１６はキースイッチ、１７はバッテリ、１８
はスタータリレー、１９は発生電圧を一定に保つＩＣレ
ギュレータ、２０はエンジン８回転によって回転するエ
ンジンオイルポンプ（図示していない）のエンジンオイ
ル圧を検出する圧力スイッチ、２１はエンジン８回転に
よって回転する可変容量型のメインポンプ、２２はメイ
ンポンプ２１のレギュレータ、２３は油タンク、２４は
電油変換器である電磁比例減圧弁、２５は電磁比例減圧
弁２４のソレノイド、２６はパイロットポンプなどパイ
ロット油圧源、２７はコントローラ、２８は表示装置で
ある。図２は、本発明におけるコントローラ２７の判断
機能を示すフローチャート図である。
に基いて詳細に説明する。図１は、本発明のエンジン回
転センサ故障用診断装置を示す要部回路図である。図に
おいて、８は建設機械（図示していない）に搭載してい
るエンジン、９はエンジン８回転数を検出するエンジン
回転センサ、１０はエンジン８に付設され図示しないベ
ルトを介してエンジン８の回転により回転するオルタネ
ータ、１１はオルタネータ１０内のフィールドコイル、
１２は超電力を整流するレクチファイア、１３はエンジ
ン８回転時にオルタネータ１０が発電しその電圧が印加
されるＬ端子、１４はチャージランプ、１５はスタータ
スイッチ、１６はキースイッチ、１７はバッテリ、１８
はスタータリレー、１９は発生電圧を一定に保つＩＣレ
ギュレータ、２０はエンジン８回転によって回転するエ
ンジンオイルポンプ（図示していない）のエンジンオイ
ル圧を検出する圧力スイッチ、２１はエンジン８回転に
よって回転する可変容量型のメインポンプ、２２はメイ
ンポンプ２１のレギュレータ、２３は油タンク、２４は
電油変換器である電磁比例減圧弁、２５は電磁比例減圧
弁２４のソレノイド、２６はパイロットポンプなどパイ
ロット油圧源、２７はコントローラ、２８は表示装置で
ある。図２は、本発明におけるコントローラ２７の判断
機能を示すフローチャート図である。
【０００７】次に本発明のエンジン回転センサ故障用診
断装置の構成を図１及び図２について述べる。本発明で
はエンジン８回転によって作動する付設機器の作動状態
を検出する手段として、オルタネータ１０のＬ端子１３
に印加される電圧の信号をコントローラ２７に入力する
ようにするか、又は圧力スイッチ２０の検出するエンジ
ンオイル圧の信号をコントローラ２７に入力するように
しているが、説明の都合上、前者を代表例として実施態
様を述べる。本発明ではオルタネータ１０のＬ端子１３
と、コントローラ２７とを電路２９にて連通して上記Ｌ
端子１３からの電圧信号がコントローラ２７に入力され
るようにし、そのコントローラ２７に、上記オルタネー
タ１０の作動状態であることを示すＬ端子１３の電圧信
号が入力され、かつエンジン回転センサ９からのエンジ
ン回転状態信号がコントローラ２７に入力されないこと
によって、コントローラ２７が上記エンジン回転センサ
９は故障であると判断するようにした。そして上記コン
トローラ２７のエンジン回転センサ故障判断時に、コン
トローラ２７からメインポンプ２１のレギュレータ２２
に対し、電磁比例減圧弁２４を介してポンプ減馬力吐出
指令信号を出力するようにした。そしてまた上記コント
ローラ２７にエンジン回転センサ９の故障を表示する表
示装置２８を接続し、上記コントローラ２７のエンジン
回転センサ故障判断時に、コントローラ２７から上記表
示装置２８に対して表示指令信号を出力するようにし
た。
断装置の構成を図１及び図２について述べる。本発明で
はエンジン８回転によって作動する付設機器の作動状態
を検出する手段として、オルタネータ１０のＬ端子１３
に印加される電圧の信号をコントローラ２７に入力する
ようにするか、又は圧力スイッチ２０の検出するエンジ
ンオイル圧の信号をコントローラ２７に入力するように
しているが、説明の都合上、前者を代表例として実施態
様を述べる。本発明ではオルタネータ１０のＬ端子１３
と、コントローラ２７とを電路２９にて連通して上記Ｌ
端子１３からの電圧信号がコントローラ２７に入力され
るようにし、そのコントローラ２７に、上記オルタネー
タ１０の作動状態であることを示すＬ端子１３の電圧信
号が入力され、かつエンジン回転センサ９からのエンジ
ン回転状態信号がコントローラ２７に入力されないこと
によって、コントローラ２７が上記エンジン回転センサ
９は故障であると判断するようにした。そして上記コン
トローラ２７のエンジン回転センサ故障判断時に、コン
トローラ２７からメインポンプ２１のレギュレータ２２
に対し、電磁比例減圧弁２４を介してポンプ減馬力吐出
指令信号を出力するようにした。そしてまた上記コント
ローラ２７にエンジン回転センサ９の故障を表示する表
示装置２８を接続し、上記コントローラ２７のエンジン
回転センサ故障判断時に、コントローラ２７から上記表
示装置２８に対して表示指令信号を出力するようにし
た。
【０００８】次に、本発明のエンジン回転センサ故障用
診断装置の作用を図１及び図２について述べる。本発明
ではオルタネータ１０の作動状態であることを示すＬ端
子１３の電圧信号がコントローラ２７に入力され、かつ
エンジン回転センサ９からのエンジン回転状態信号がコ
ントローラ２７に入力されないことによって、コントロ
ーラ２７が上記エンジン回転センサ９は故障であると判
断する。そしてその判断に基づきコントローラ２７から
電磁比例減圧弁２４のソレノイド２５に対して、ポンプ
減馬力吐出指令信号を出力する。それにより電磁比例減
圧弁２４が作動してパイロット圧を導出し、そのパイロ
ット圧はメインポンプ２１のレギュレータ２２に作用す
る。レギュレータ２２は作動し、メインポンプ２１から
建設機械の作業効率を低下させない程度の所要の流量を
吐出させることができる。したがってエンジン回転セン
サ９が故障して検出信号の出力が不能になったとき、エ
ンジン８の回転時にたとえばコントローラ２７がエンジ
ン回転数を略０（ゼロ）ｒｐｍと誤認してメインポンプ
２１の吐出流量をカットし、建設機械の作動速度を極端
に低下させるような不具合を解消することができる。
診断装置の作用を図１及び図２について述べる。本発明
ではオルタネータ１０の作動状態であることを示すＬ端
子１３の電圧信号がコントローラ２７に入力され、かつ
エンジン回転センサ９からのエンジン回転状態信号がコ
ントローラ２７に入力されないことによって、コントロ
ーラ２７が上記エンジン回転センサ９は故障であると判
断する。そしてその判断に基づきコントローラ２７から
電磁比例減圧弁２４のソレノイド２５に対して、ポンプ
減馬力吐出指令信号を出力する。それにより電磁比例減
圧弁２４が作動してパイロット圧を導出し、そのパイロ
ット圧はメインポンプ２１のレギュレータ２２に作用す
る。レギュレータ２２は作動し、メインポンプ２１から
建設機械の作業効率を低下させない程度の所要の流量を
吐出させることができる。したがってエンジン回転セン
サ９が故障して検出信号の出力が不能になったとき、エ
ンジン８の回転時にたとえばコントローラ２７がエンジ
ン回転数を略０（ゼロ）ｒｐｍと誤認してメインポンプ
２１の吐出流量をカットし、建設機械の作動速度を極端
に低下させるような不具合を解消することができる。
【０００９】また本発明では上記コントローラ２７のエ
ンジン回転センサ故障判断時に、その判断に基づきコン
トローラ２７から表示装置２８に対して表示指令信号を
出力する。それにより表示器２８では、エンジン回転セ
ンサ９が故障であることを示す文字又はシンボル画像
（図示していない）などの表示を行う。したがって運転
者が表示装置２８を目視することにより、エンジン回転
センサ９が故障の場合か否かを容易に確認することがで
きる。
ンジン回転センサ故障判断時に、その判断に基づきコン
トローラ２７から表示装置２８に対して表示指令信号を
出力する。それにより表示器２８では、エンジン回転セ
ンサ９が故障であることを示す文字又はシンボル画像
（図示していない）などの表示を行う。したがって運転
者が表示装置２８を目視することにより、エンジン回転
センサ９が故障の場合か否かを容易に確認することがで
きる。
【００１０】
【発明の効果】本発明では、コントローラに付設機器か
らの作動状態信号が入力され、かつエンジン回転センサ
からのエンジン回転状態信号がコントローラに入力され
ないことによって、コントローラが上記エンジン回転セ
ンサは故障であると判断する。その判断に基づきコント
ローラから、メインポンプのレギュレータに通じる電油
変換器に対してポンプ吐出量指令信号、たとえばポンプ
減馬力吐出指令信号を出力する。それにより電油変換
器、メインポンプのレギュレータを作動させ、メインポ
ンプから建設機械の作業効率を低下させない程度の所要
の流量を吐出させることができる。したがってエンジン
回転センサが故障して検出信号の出力が不能になったと
き、エンジンの回転時にたとえばコントローラがエンジ
ン回転数を略０（ゼロ）ｒｐｍと誤認してメインポンプ
の吐出流量をカットし、建設機械の作動速度を極端に低
下させるような不具合を解消することができる。また本
発明では上記コントローラのエンジン回転センサ故障判
断時に、その判断に基づきコントローラから表示装置に
対して表示指令信号を出力する。それにより表示器で
は、エンジン回転センサが故障であることを示す文字又
はシンボル画像などの表示を行う。したがって運転者が
表示装置を目視することにより、エンジン回転センサが
故障の場合が否かを容易に確認することができる。
らの作動状態信号が入力され、かつエンジン回転センサ
からのエンジン回転状態信号がコントローラに入力され
ないことによって、コントローラが上記エンジン回転セ
ンサは故障であると判断する。その判断に基づきコント
ローラから、メインポンプのレギュレータに通じる電油
変換器に対してポンプ吐出量指令信号、たとえばポンプ
減馬力吐出指令信号を出力する。それにより電油変換
器、メインポンプのレギュレータを作動させ、メインポ
ンプから建設機械の作業効率を低下させない程度の所要
の流量を吐出させることができる。したがってエンジン
回転センサが故障して検出信号の出力が不能になったと
き、エンジンの回転時にたとえばコントローラがエンジ
ン回転数を略０（ゼロ）ｒｐｍと誤認してメインポンプ
の吐出流量をカットし、建設機械の作動速度を極端に低
下させるような不具合を解消することができる。また本
発明では上記コントローラのエンジン回転センサ故障判
断時に、その判断に基づきコントローラから表示装置に
対して表示指令信号を出力する。それにより表示器で
は、エンジン回転センサが故障であることを示す文字又
はシンボル画像などの表示を行う。したがって運転者が
表示装置を目視することにより、エンジン回転センサが
故障の場合が否かを容易に確認することができる。
【図１】本発明のエンジン回転センサ故障用診断装置を
示す要部回路図である。
示す要部回路図である。
【図２】本発明におけるコントローラの判断機能を示す
フローチャート図である。
フローチャート図である。
【図３】建設機械の従来技術の一実施例作動診断装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
１，８ エンジン ５，２７ コントローラ ９ エンジン回転センサ １０ オルタネータ １３ Ｌ端子 ２１ メインポンプ ２２ レギュレータ ２４ 電磁比例減圧弁 ２５ ソレノイド ２６ パイロット圧油圧源 ２８ 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０１Ｍ 15/00 Ｇ０１Ｍ 15/00 Ｚ 19/00 19/00 Ｚ
Claims (5)
- 【請求項１】 車体にエンジンを搭載し、そのエンジン
の回転状態を検出してその信号をコントローラに入力す
るようにしているエンジン回転センサをそなえた建設機
械、作業車両等において、エンジンの回転によって作動
する付設機器の作動状態を検出する手段を設け、その検
出手段からの信号をコントローラに入力するようにし、
そのコントローラに上記付設機器からの作動状態信号が
入力され、かつエンジン回転センサからのエンジン回転
状態信号がコントローラに入力されないことによって、
コントローラが上記エンジン回転センサは故障であると
判断するようにしたことを特徴とするエンジン回転セン
サ故障用診断装置。 - 【請求項２】 特許請求の範囲請求項１記載のエンジン
回転センサ故障用診断装置において、前記付設機器を、
自車体に搭載しているバッテリの充電を行うオルタネー
タに設定したことを特徴とするエンジン回転センサ故障
用診断装置。 - 【請求項３】 特許請求の範囲請求項１記載のエンジン
回転センサ故障用診断装置において、前記付設機器を、
エンジンオイル圧を検出する圧力スイッチに設定したこ
とを特徴とするエンジン回転センサ故障用診断装置。 - 【請求項４】 特許請求の範囲請求項１記載のエンジン
回転センサ故障用診断装置において、前記コントローラ
のエンジン回転センサ故障判断時に、コントローラから
メインポンプのレギュレータに対し、電油変換器を介し
てポンプ吐出量指令信号を出力するようにしたことを特
徴とするエンジン回転センサ故障用診断装置。 - 【請求項５】 特許請求の範囲請求項１又は４記載のエ
ンジン回転センサ故障用診断装置において、前記コント
ローラにエンジン回転センサの故障を表示する表示装置
を接続し、上記コントローラのエンジン回転センサ故障
判断時に、コントローラから上記表示装置に対して表示
指令信号を出力するようにしたことを特徴とするエンジ
ン回転センサ故障用診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34679695A JP3402037B2 (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | エンジン回転センサ故障用診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34679695A JP3402037B2 (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | エンジン回転センサ故障用診断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09158771A true JPH09158771A (ja) | 1997-06-17 |
| JP3402037B2 JP3402037B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=18385880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34679695A Expired - Fee Related JP3402037B2 (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | エンジン回転センサ故障用診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3402037B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000009820A1 (fr) * | 1998-08-12 | 2000-02-24 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Systeme de commande electronique et dispositif de commande pour machine de construction |
| US6336067B1 (en) | 1998-08-12 | 2002-01-01 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Electronic control system and control device for construction machine |
| EP1574627A1 (en) * | 2004-03-10 | 2005-09-14 | Volvo Construction Equipment Holding Sweden AB | Emergency control method for a work device of a construction equipment |
| JP2010116708A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | ハイブリッド型建設機械 |
| JP2010144657A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Ud Trucks Corp | 液化ガス車用燃料供給システム |
-
1995
- 1995-12-12 JP JP34679695A patent/JP3402037B2/ja not_active Expired - Fee Related
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