JPH09158571A - シューズロッカーシステム - Google Patents

シューズロッカーシステム

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JPH09158571A
JPH09158571A JP31675695A JP31675695A JPH09158571A JP H09158571 A JPH09158571 A JP H09158571A JP 31675695 A JP31675695 A JP 31675695A JP 31675695 A JP31675695 A JP 31675695A JP H09158571 A JPH09158571 A JP H09158571A
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rocker
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lock
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シューズロッカーシステムにおいて下足ロッカ
ーの不正利用を防止するとともにキーの管理を確実に行
う。 【解決手段】下足ロッカー11内の下足を下足検出セン
サ112で検出する。下足が検出されるときだけ錠ソレ
ノイド111dを作動して施錠可能にする。下足を検出
したら下足確認ランプ21aを点灯し、タイマ211e
で所定時間の計時を開始する。フロントに設置される表
示盤ユニット21に下足ロッカー11のシリンダ錠と同
じシリンダ錠を設け、キースイッチ21dでシリンダ表
示盤ユニット21側のシリンダ錠のキーを検出する。キ
ーが検出される前に所定時間が経過すると扉ソレノイド
111fを作動して下足ロッカー11を扉開不能にす
る。キースイッチ21dでキーが検出されたら下足ロッ
カー11を扉開可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、健康ランド等の施
設で下足の管理をするためのシューズロッカーシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシューズロッカーシステ
ムは、例えば次のように使用される。施設の利用者は下
足をロッカーに収納して施錠し、そのロッカーのキーを
フロントに預ける。施設の利用後にはフロントで清算等
を行ってキーを受け取り、そのキーでロッカーを開けて
下足を取り出して帰る。しかし、一人の利用者が空きロ
ッカーを重複して使用したり、キーをフロントに預けな
いで施設を利用するなどの不正利用を抑える必要があ
る。このため、例えば、特開昭63−75896号、特
開昭63−125787号に開示されたものがある。
【0003】特開昭63−75896号のものは、ロッ
カー内のセンサで下足の有無を検出して下足が収納され
たときフロント側の表示部に点灯表示したり、下足を収
納してから一定時間が経過してもフロントにキーが預け
られないと警報を発生させるものである。また、下足が
ロッカー内に収納されているときだけ施錠可能にするよ
うにしている。特開昭63−125787号のものは、
ロッカー内に下足を収納することによって施錠(キー操
作)を可能にするとともに、下足を収納してから一定時
間が経過してもフロントにキーが預けられないと警報を
発生させるものである。これにより、空きロッカーの不
正利用を検出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のシステムでは、不正利用を検出できても、不正利
用を防止するには不十分である。また、この種のシステ
ムではフロントで預かったキーを確実に管理することが
要求される。
【0005】本発明は、シューズロッカーシステムにお
いて不正利用を防止するとともにキーの管理を確実に行
えるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明の請求項1記載のシューズロッカーシ
ステムは、キーによる施錠操作を規制する錠ロック手段
を有する下足ロッカーと、制御手段とから構成されたシ
ューズロッカーシステムであって、前記下足ロッカー
は、扉の開操作を規制する扉開ロック手段と、ロッカー
内に収納された下足を検出する下足検出センサとを備
え、前記制御手段は、下足ロッカーに対応付けられた表
示部と、該下足ロッカーのキーを装填するキー保持手段
と、該キー保持手段のキーの有無を検出するキースイッ
チと、予め決められた所定時間を計時する計時手段とを
備え、上記制御手段が、前記下足検出センサの出力信号
により、前記計時手段の計時動作を開始し、前記表示部
で表示を行い、かつ、前記錠ロック手段による施錠操作
の規制を解除し、その後、前記キースイッチでキーが無
しと検出され、かつ、上記計時手段で計時が終了してい
るときに、前記扉の開操作を規制し、上記キースイッチ
でキーが有りと検出されると前記扉の開操作の規制を解
除するようにしたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の請求項2記載のシューズロ
ッカーシステムは、上記請求項1の構成に、上履きを収
納する上履きロッカーと、上履きロッカー内に収納され
た上履きを検出する上履き検出センサとをさらに備え、
前記制御手段が、前記下足検出センサの出力信号と上記
上履き検出センサの非出力信号により、前記計時手段の
計時動作を開始し、前記表示部で表示を行い、かつ、前
記錠ロック手段による施錠操作の規制を解除し、その
後、前記キースイッチでキーが無しと検出され、かつ、
上記計時手段で計時が終了しているときに、前記扉の開
操作を規制し、上記キースイッチでキーが有りと検出さ
れると前記扉の開操作の規制を解除するようにしたこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の請求項1記載のシューズロッカーシス
テムによれば、下足ロッカーに下足が収納されると、計
時手段の計時動作が開始され、表示部で表示が行われ、
かつ、錠ロック手段による施錠操作の規制が解除され
る。したがって、下足が収納されたときだけキーにより
下足ロッカーの扉の施錠操作を行うことができる。ま
た、表示部の表示により下足が収納されたことをを確認
できる。
【0009】制御手段は、下足を収納してから所定時間
が経過してもキー保持手段にキー無しと検出されると、
扉の開操作を規制し、キー有りが検出されるまでこの規
制が解除されないので、下足ロッカーから下足を取り出
すにはフロント等に設けられた制御手段のキー保持手段
にキーを装填することが要求され、不正利用を防止でき
る。
【0010】また、キーはその下足ロッカーに対応する
キー保持手段に確実に保持できるので、表示部の表示と
キーにより下足ロッカーの状態を把握し易くなるととも
に、キーを確実に管理することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図4は本発明実施例のシューズロ
ッカーシステムの概略を説明する図である。このシュー
ズロッカーシステムは例えば健康ランド等の施設で運用
されるものであり、施設の玄関に配設されたシューズロ
ッカー1と施設のフロントに配設されたフロント表示盤
2で構成されている。
【0012】シューズロッカー1は、下足を入れるため
の下足ロッカー11と上履きが収められている上履きロ
ッカー12とを1組のロッカー1aとして、複数組のロ
ッカー1aを複数段、複数列に配設したものであり、各
ロッカー1aにはそれぞれ対応するキー3が備えられて
いる。また、フロント表示盤2は、各組のロッカー1a
に各々対応する表示盤ユニット21とリストバンド収容
部22を一組のユニット装置2aとして、複数組のユニ
ット装置2aを複数段、複数列に配設したものである。
そして、ロッカー1a、ユニット装置2aおよびキー3
には対応するもの同士で同じロッカー番号が付されてお
り、各ロッカー番号は通し番号となっている。なお、ロ
ッカー1aと表示盤ユニット21は対応するもの同士が
接続されている。
【0013】このシステムの運用時には次のように使用
される。利用者は空いているロッカー1aの下足ロッカ
ー11に下足を預けてキー3で施錠し、その上の上履き
ロッカー12から上履きを取り出してそれを履き、下足
ロッカー11のキー3をフロントに預ける。フロントで
は預かったキー3をそのロッカー番号に基づいてそれに
対応する表示盤ユニット21のシリンダ錠に差し込んで
回し、その表示盤ユニット21の下にあるリストバンド
収容部22からリストバンドを取り出して利用者に渡
す。
【0014】利用者は与えられたリストバンドのロッカ
ー番号をID番号として施設を利用し、清算時にリスト
バンドをフロントに渡す。フロント係は受け取ったリス
トバンドのロッカー番号に基づいて清算が終了すると、
そのリストバンドのロッカー番号に基づいてそれに対応
する表示盤ユニット21から預かっているキー3を抜き
取って利用者に渡す。そして、利用者は受け取ったキー
3で同じロッカー番号のロッカー1aの下足ロッカー1
1を解錠して下足を取り出し、上履きを上履きロッカー
12に収納して帰る。
【0015】図2は一組のロッカー1aの正面図であ
り、下足ロッカー11および上履きロッカー12の扉1
1a,12aは、その端部がそれぞれ框部11b,12
bの前面を覆うように取り付けられており、各扉11
a,12aの框部11b,12bに対応する部分には把
手11c,12cがそれぞれ取り付けられている。下足
ロッカー11の框部11b内には扉11aの開閉操作を
規制する錠装置111が配設されており、この錠装置1
11の通常の施解錠を行うシリンダ錠111aが扉11
aに形成された切欠き部から露出されるとともに、非常
解錠用のシリンダ錠111bが扉11aに形成された穴
から露出されている。
【0016】錠装置111は、キー3によりシリンダ錠
111aを回動することにより規制板111cを出没さ
せて扉11aの施錠と解錠を行うものであり、錠ロック
手段としてシリンダ錠111aの回動を規制する錠ソレ
ノイド111dを備えている。なお、キー3は左に回し
て施錠するまで抜き取ることができないようになってい
る。また、錠装置111は、扉開ロック手段として駆動
軸111eを扉11a側に出して扉11aの開操作を規
制する扉ソレノイド111fを備えている。
【0017】さらに、下足ロッカー11の内部には下足
を検出する下足検出センサ112が、上履きロッカー1
2の内部には上履きを検出する上履き検出センサ121
がそれぞれ配設されている。この下足検出センサ112
および上履き検出センサ121は感圧センサで構成され
ており、下足あるいは上履きが載せられたことを検出す
るものである。なお、このように物体の有無を検出する
センサとしては、光学式等その他のセンサでもよい。
【0018】以上の下足検出センサ112、上履き検出
センサ121、錠装置111の錠ソレノイド111dお
よび扉ソレノイド111fはそれぞれロッカー1aに対
応する前記表示盤ユニット21に接続されている。
【0019】図3はフロント表示盤2の一組のユニット
装置2aの正面図であり、制御手段としての表示盤ユニ
ット21の前面には、この表示盤ユニット21に対応す
る下足ロッカー11内に下足が収納されているか否かを
確認するための表示部としての下足確認ランプ21aと
上履きロッカー12内に上履きが収納されているか否か
を確認するための上履き確認ランプ21bがそれぞれ配
設されている。また、表示盤ユニット21の前面には、
対応する下足ロッカー11のシリンダ錠111aとペア
で同じキー3を挿入できるキー保持手段としてのシリン
ダ錠21cが配設されており、このシリンダ錠21cに
キー3を挿入して左に回すとキースイッチ21dがオン
となり、右に回すとキースイッチ21dはオフとなる。
なお、リストバンド収容部22はボックス状になってお
り、内部にリストバンドが収容されている。
【0020】図1は実施例のシューズロッカーシステム
のブロック図であり、シューズロッカー1側の1つのロ
ッカー1aとそれに対応するフロント表示盤2側の1つ
の表示盤ユニット21の一組について示したものであ
り、その他のロッカー1aと表示盤ユニット21の組も
同様の構成になっている。
【0021】表示盤ユニット21は制御部211を備え
ており、この制御部211は、CPU211a、ROM
211b、RAM211c、入出力ポート(I/O)2
11d1 ,211d2 およびタイマ211eからなるマ
イクロコンピュータと、上履き確認ランプ21bの点灯
制御を行うスイッチ回路211fとから構成されてい
る。下足ロッカー11の下足検出センサ112、錠ソレ
ノイド111dおよび扉ソレノイド111fは入出力ポ
ート211d1 に接続されており、表示盤ユニット21
の下足確認ランプ21aおよびキースイッチ21dは入
出力ポート211d2 に接続されている。また、上履き
ロッカー12の上履き検出センサ121はスイッチ回路
211fに接続され、スイッチ回路211fには上履き
確認ランプ21bが接続されている。
【0022】以上の構成により、CPU211aはRO
M211bに格納された制御プログラムに基づいてRA
M211cのワーキングエリアおよびタイマ211eを
使用して全体の制御を行う。なお、スイッチ回路211
fは上履き検出センサ121から上履きを検出している
検出信号が入力されているときは上履き確認ランプ21
bを点灯させ、非検出信号が入力されているときは上履
き確認ランプ21bを消灯する。
【0023】図6は実施例の制御プログラムのフローチ
ャートであり、同図に基づいて動作を説明する。なお、
初期状態では下足ロッカー11の錠装置111は錠ソレ
ノイド111dにより施錠不能になっている。CPU2
11aは、電源の投入等によって処理を開始すると、ス
テップS1で下足検出センサ112の出力信号に基づい
て下足ロッカー11内に下足が検出されるのを監視し、
下足が検出されるとステップS2でタイマ211eをス
タートさせ、ステップS3で下足確認ランプ21aを点
灯させ、さらに、ステップS4で錠ソレノイド111d
を作動させて錠装置111における施錠操作を可能にす
る。
【0024】次に、ステップS5で、キースイッチ21
dがONであるか否かを判定し、ONであればステップ
S13に進み、OFFであればステップS6でタイマ2
11eがタイムアップしているか否かを判定し、タイム
アップしていればステップS8に進み、タイムアップし
ていなければステップS7で下足検出センサ112の出
力信号に基づいて下足が検出されるかを判定し、下足が
検出されればステップS5に戻る。また、下足が検出さ
れなければステップS16に進む。
【0025】すなわち、キースイッチ21dがOFFで
タイマ211eがタイムアップしておらず、かつ、下足
が検出されていればステップS5〜ステップS7のルー
プを繰り返して待機する。これは、通常、利用者が下足
を預けてフロントにキー3を預け、フロントでキー3に
より表示盤ユニット21のシリンダ錠21cが操作され
るまでの時間に相当する。また、ステップS16は錠ソ
レノイド111dを作動させて錠装置111における施
錠操作を不能にする処理であり、上記ステップS5〜ス
テップS7のループの間に下足を取り出すと施錠不能と
なる。
【0026】一方、利用者が下足を入れてフロントにキ
ー3を預けずタイマ211eがタイムアップすると、ス
テップS8で下足確認ランプ21aを点滅させ、ステッ
プS9で扉ソレノイド111fを作動させて扉開不能に
し、ステップS10に進む。この下足確認ランプ21a
の点滅状態により、フロントでは、下足が預けられたに
もかかわらずキーが預けられないという異常状態を確認
することができ、さらに、この状態では、利用者はキー
3で解錠しても扉11aを開けることができなくなる。
【0027】次に、ステップS10でキースイッチ21
dがONとなるまで待機し、ONとなるとステップS1
1で扉ソレノイド111fを作動させて扉開可能にし、
ステップS12で下足確認ランプ21aを点灯状態にし
てステップS13に進む。すなわち、上記のような異常
状態でも、例えば利用者がキー3をフロントに預けてキ
ー3で表示盤ユニット21のシリンダ錠21cが操作さ
れると、下足確認ランプ21aはもとの点灯状態とな
り、扉開可能となる。
【0028】以上のようにキー3が表示盤ユニット21
のシリンダ錠21cに挿入されて左に回転されるとステ
ップS13に進み、このステップS13でキースイッチ
21dがOFFとなるまで待機する。この状態は、利用
者が施設を利用している時間に相当する。そして、利用
者がフロントにリストバンドを返却して清算を終え、表
示盤ユニット21のシリンダ錠21cのキー3が右に回
転されると、キースイッチ21dがOFFとなってステ
ップS14に進む。
【0029】ステップS14では下足検出センサ112
の出力信号に基づいて下足ロッカー11から下足が検出
されなくなるのを監視し、下足が検出されなくなるとス
テップS15で下足確認ランプ21aを消灯し、ステッ
プS16で錠ソレノイド11dを作動させて錠装置11
1における施錠操作を不能にし、ステップS1に戻る。
【0030】以上の処理により、ロッカーが適正に利用
されていると、表示盤ユニット21のパネル面は状況に
応じて図5のようになる。すなわち、ロッカーが未使用
の状態では、図5(A) のようにシリンダ錠21cにキー
が装着されておらず、下足確認ランプ21aは消灯状態
(白丸)、上履き確認ランプ21bは点灯状態(黒丸)
となる。また、下足を入れて上履きを取り出した状態で
は、図5(B) のようにシリンダ錠21cにキーが装着さ
れておらず、下足確認ランプ21aは点灯状態、上履き
確認ランプ21bは消灯状態となる。さらに、フロント
にキー3を預けた状態では、図5(C) のようにシリンダ
錠21cにキー3が装着されて左に回転され、下足確認
ランプ21aは点灯状態、上履き確認ランプ21bは消
灯状態となる。なお、利用者が上履きを取り忘れた場合
でも、上履き確認ランプ21bの点灯状態で判るので、
利用者に注意を促すことができる。
【0031】このように、フロントでは、表示盤ユニッ
ト21の下足確認ランプ21aと上履き確認ランプ21
bの状態およびキー3の有無により、ロッカーの使用状
況を容易に把握することができる。例えば、利用者から
受け取ったキー3をそのロッカー番号の表示盤ユニット
21のシリンダ錠21cに挿入するとき、下足確認ラン
プ21aが点灯しているか否かを確認できるので、例え
ば、利用者が下足を預けたロッカーと異なるロッカーを
間違って施錠して、間違ったキー3をフロントに出した
場合でも、直ぐに判断することができる。また、この表
示盤ユニット21が配列されたフロント表示盤2のパネ
ル面全体からシューズロッカー1の全体の使用状況が把
握できる。
【0032】さらに、下足ロッカー11の錠装置111
は、下足等を入れないかぎり施錠装置をすることができ
ないので、いたずら等により未使用のロッカーを施錠さ
れてしまうなどの不都合も回避することができる。さら
に、施錠されたロッカーのキーがフロントに預け入れら
れない場合は、一定時間で扉開不能となるので不正利用
等を防止することができる。
【0033】上記の実施例では、上履きロッカー12の
上履き検出センサ121は、上履きロッカー12から上
履きが取り出されたか戻されたかを表示するためのもの
であるが、下足検出センサ112の出力信号とこの上履
き検出センサ121の出力信号の両方に基づいて、下足
有りで上履き無しとなって初めてロッカーを使用可能に
するようにしてもよい。なお、この場合は、上履き検出
センサ121の出力信号は表示盤ユニット21の制御部
211のCPU211aに入力するとともに入出力ポー
ト211d2 から上履き確認ランプ21bの点灯制御を
行うように構成する。
【0034】図7は上記のような条件に設定した場合の
制御プログラムのフローチャートであり、図6と同じス
テップには同符号を付記してその説明は省略する。すな
わちステップS1で下足が検出されるとステップS1−
1で下足確認ランプ21aを点灯させ、ステップS1′
で上履き検出センサ121の出力信号に基づいて上履き
ロッカー12内から上履きが検出されなくなるのを監視
し、上履きが検出されなくなるとステップS1′−1で
上履き確認ランプ21bを消灯し、ステップS2以降の
処理を行う。
【0035】図8はシューズロッカーシステムを清算シ
ステムと連動させた場合の制御プログラムのフローチャ
ートであり、図6と同じステップには同符号を付記して
その説明は省略する。なお、清算システムはホストコン
ピュータにより利用者のID番号であるロッカー番号に
基づいて利用状況に応じた料金計算を行い、清算終了の
入力により領収書の発行等を行うようになっており、こ
のホストコンピュータからの清算終了または清算未終了
のデータを表示盤ユニット21の制御部211のCPU
211aに入力するように構成されている。これによ
り、CPU211aは図8の処理を行う。
【0036】図8と図5で異なるとことは、ステップS
13の前にステップS12−1およびステップS12−
2を挿入したところであり、ステップS5またはステッ
プS12の処理の後に、ステップS12−1で清算が終
了したか否かを監視する。そして、清算が終了したらス
テップS12−2で下足確認ランプ21aを点滅させ、
ステップS13に進む。なお、この点滅の間隔は、ステ
ップS8における点滅の間隔と異ならせる。
【0037】以上の処理により、清算が終了すると下足
確認ランプ21aが点滅状態になるので、フロントで清
算終了を確認してからキー3を利用者に返却することが
でき、また、キー3を利用者に返却してから、この点滅
状態が長く続いている場合には、清算終了から長時間に
わたって下足が取り出されない場合など、何らかの異常
を察知することができる。
【0038】以上の実施例では、下足ロッカーの扉の開
操作を規制する扉開ロック手段として扉ソレノイド11
1fを用いているが、この扉開ロック手段としては、例
えば錠装置において錠ソレノイドでシリンダ錠の回動を
規制することにより扉の開操作を規制するようにしても
よい。
【0039】また、実施例では、下足ロッカーのキーを
装填するキー保持手段として表示盤ユニット21のシリ
ンダ錠21cを用い、このシリンダ錠21cを左に回転
した状態を「キー有り」、右に回転した状態をも含めて
「キー無し」と判定しているが、キー保持手段として、
例えばキーを単に挿入できるようなもので、キーが挿入
されると「キー有り」、キーが挿入されなければ「キー
無し」と判定するようにしてもよい。
【0040】また、実施例のシューズロッカーシステム
は、上履きロッカーを備え、上履き検出センサに基づい
て上履き確認ランプの点灯表示を行うようにしている
が、上履きロッカーが無い場合でも本発明は適用でき
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ューズロッカーシステムにおいて、下足ロッカーに配設
した下足検出センサで下足の有無を検出し、フロント等
に配設される制御手段で下足ロッカーのキーが検出され
ずに、下足の検出から所定時間が経過すると、下足ロッ
カーの扉開操作を規制するとともに、制御手段において
キーを装填して保持するキー保持手段を設けるようにし
たので、下足ロッカーの不正利用を防止するとともにキ
ーの管理を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のシューズロッカーシステムのブ
ロック図である。
【図2】本発明実施例における一組のロッカーの正面図
【図3】本発明実施例におけるユニット装置の正面図で
ある。
【図4】本発明実施例のシューズロッカーシステムの概
略を説明する図である。
【図5】本発明実施例における表示盤ユニットの表示例
を示す図である。
【図6】本発明実施例における制御プログラムのフロー
チャート。
【図7】下足有り上履き無しでロッカーを使用可能にす
る実施例における制御プログラムのフローチャート。
【図8】清算システムと連動させた実施例における制御
プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
3…キー、11…下足ロッカー、21…表示盤ユニッ
ト、21a…下足確認ランプ、21c…シリンダ錠、2
1d…キースイッチ、111d…錠ソレノイド、111
f…扉ソレノイド、112…下足検出センサ、211e
…タイマ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーによる施錠操作を規制する錠ロック
    手段を有する下足ロッカーと、制御手段とから構成され
    たシューズロッカーシステムであって、 前記下足ロッカーは、扉の開操作を規制する扉開ロック
    手段と、ロッカー内に収納された下足を検出する下足検
    出センサとを備え、 前記制御手段は、下足ロッカーに対応付けられた表示部
    と、該下足ロッカーのキーを装填するキー保持手段と、
    該キー保持手段のキーの有無を検出するキースイッチ
    と、予め決められた所定時間を計時する計時手段とを備
    え、 上記制御手段が、前記下足検出センサの出力信号によ
    り、前記計時手段の計時動作を開始し、前記表示部で表
    示を行い、かつ、前記錠ロック手段による施錠操作の規
    制を解除し、その後、前記キースイッチでキーが無しと
    検出され、かつ、上記計時手段で計時が終了していると
    きに、前記扉の開操作を規制し、上記キースイッチでキ
    ーが有りと検出されると前記扉の開操作の規制を解除す
    るようにしたことを特徴とするシューズロッカーシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 キーによる施錠操作を規制する錠ロック
    手段を有する下足ロッカーと、上履きを収納する上履き
    ロッカーと、制御手段とから構成されたシューズロッカ
    ーシステムであって、 前記下足ロッカーは、扉の開操作を規制する扉開ロック
    手段と、ロッカー内に収納された下足を検出する下足検
    出センサとを備え、 前記上履きロッカーは、ロッカー内に収納された上履き
    を検出する上履き検出センサを備え、 前記制御手段は、下足ロッカーに対応付けられた表示部
    と、該下足ロッカーのキーを装填するキー保持手段と、
    該キー保持手段のキーの有無を検出するキースイッチ
    と、予め決められた所定時間を計時する計時手段とを備
    え、 前記制御手段が、前記下足検出センサの出力信号と上記
    上履き検出センサの非出力信号により、前記計時手段の
    計時動作を開始し、前記表示部で表示を行い、かつ、前
    記錠ロック手段による施錠操作の規制を解除し、その
    後、前記キースイッチでキーが無しと検出され、かつ、
    上記計時手段で計時が終了しているときに、前記扉の開
    操作を規制し、上記キースイッチでキーが有りと検出さ
    れると前記扉の開操作の規制を解除するようにしたこと
    を特徴とするシューズロッカーシステム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、清算システムに接続さ
    れ、清算終了状態と清算未終了状態とで前記表示部の表
    示態様を異ならせることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のシューズロッカーシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100837909B1 (ko) * 2007-07-09 2008-06-13 김민자 신발장
CN113368436A (zh) * 2021-06-23 2021-09-10 合肥德源智能科技有限公司 一种多重防盗式智能消防柜

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