JPH09157443A - 加硫性ゴム組成物およびピンチローラ - Google Patents

加硫性ゴム組成物およびピンチローラ

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JPH09157443A
JPH09157443A JP34530995A JP34530995A JPH09157443A JP H09157443 A JPH09157443 A JP H09157443A JP 34530995 A JP34530995 A JP 34530995A JP 34530995 A JP34530995 A JP 34530995A JP H09157443 A JPH09157443 A JP H09157443A
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JP
Japan
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rubber
pinch roller
weight
acrylate
copolymer rubber
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Application number
JP34530995A
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English (en)
Inventor
Koichi Nishimura
浩一 西村
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦係数と耐摩耗性とのバランスに優れ、と
くに磁気テープ装置等のピンチローラ用途に適した加硫
性ゴム組成物を提供する。 【解決手段】 不飽和ニトリル単位15〜40重量%、
不飽和ジカルボン酸エステル単位20〜40重量%を有
するブタジエン−不飽和ジカルボン酸エステル−アクリ
ロニトリル共重合体ゴムを水素化したニトリル基含有高
飽和共重合体ゴム100重量部に対して、FEF−LS
からなる低ストラクチャーのカーボンブラック20〜8
重量部、ジオクチルフタレートからなる可塑剤5〜20
重量部および有機過酸化物系加硫剤0.5〜20重量部
を配合してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ装置等
に使用されるピンチローラ用に適した加硫性ゴム組成物
およびピンチローラに関する。
【0002】
【従来の技術】アクリロニトリル−ブタジエン共重合体
ゴムのブタジエン部分の不飽和結合を水素化したニトリ
ル基含有高飽和共重合体ゴムは、耐油性・耐熱性等に優
れていることが知られている(例えば、特開昭54−1
32647号公報など)。また、該高飽和共重合体ゴム
とアクリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴムとは、適
当な割合で組み合わせた混合組成物として通常使用され
る。だが、これらのゴム組成物は、とくに自動車部品等
のように、耐候性・加工性に優れていることに加えて、
高強度、耐油性等が要求される用途には好適なゴム材料
であるものの、自動車部品等以外の用途においては、そ
の用途に特徴的な要求性能を充足するためには不明確な
点が多く、例えば、磁気テープ装置等のピンチローラの
ように、磁気テープをスムーズにかつ正確に移送する機
能を長期間保持しなければならない用途には、その性能
が不充分であると考えられていた。
【0003】従来、磁気テープ装置等に使用されるピン
チローラのゴム被覆には、シリコーンゴム、クロロプレ
ンゴム、ウレタンゴムあるいはアクリロニトリル−ブタ
ジエン系ゴムが用いられ、また、磁気テープの走行を安
定化すべく種々の手法が提案されている(たとえば、特
開平2−273357号公報、特開昭61−22416
3号公報、特開平1−187165号公報など)。しか
し、近年ピンチローラの高性能化の要求は高まり、従来
のゴム材料では、かかる要求を充足するには不十分な場
合も生じ、改良手法が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、本発明者等
が、ニトリル基含有高飽和共重合体ゴムに、低ストラク
チャーのカーボンブラックを配合したゴム組成物を調製
したところ、摩擦係数と耐摩耗性とのバランスが良好で
あることを見いだし、さらに、これをピンチローラ用途
に適用してみると、意外にも、磁気テープの定速走行性
が良好であることを見出し、この知見に基いて本発明を
完成させるに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】かくして本発明によれ
ば、下記(1)ないし(3)が提供される。 (1)不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体の共役ジ
エン部分を水素化してなるニトリル基含有高飽和共重合
体ゴム100重量部に対して、低ストラクチャーのカー
ボンブラック10〜100重量部、可塑剤3〜30重量
部及び有機過酸化物系加硫剤0.1〜30重量部を配合
してなる加硫性ゴム組成物。 (2)ピンチローラ用である(1)記載の加硫性ゴム組
成物。 (3)(1)記載の加硫性ゴム組成物を加硫してなる加
硫物をゴム被覆とするピンチローラ。
【0006】
【発明の実施の形態】
(ニトリル基含有高飽和共重合体ゴム)本発明で使用す
るニトリル基含有高飽和共重合体ゴムは、不飽和ニトリ
ル−共役ジエン系共重合体ゴムの共役ジエン単位部分を
水素化したものであり、該共重合体ゴム中の結合アクリ
ロニトリル含量10〜50重量%、好ましくは15〜4
0重量%、ヨウ素価80以下、好ましくは、60以下を
有し、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)は30〜3
00未満、好ましくは50〜200の範囲、さらに好ま
しくは60〜150の範囲のゴムである。結合アクリロ
ニトリル含量は、要求性能に応じて最適の結合アクリロ
ニトリル含量のものが選択される。
【0007】ヨウ素価が80を超えると、耐熱性および
強度が低下する。ヨウ素価の下限は格別限定されない
が、過度に低いと加硫が困難になる場合があるので、概
して、ヨウ素価が少くとも1のものが用いられる。ムー
ニー粘度が30未満では長期間の高圧下での耐久性が不
充分で、圧縮永久ひずみ、つぶれ(圧縮緩和)が改善さ
れない。また300を越えると混練時の加工性が悪くな
る。
【0008】上記のニトリル基含有高飽和共重合体ゴム
を製造するために使用されるモノマーを例示する。不飽
和ニトリルの具体例としては、アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル、α−クロロアクリロニトリルなどが挙
げられる。
【0009】共役ジエンの具体例としては、1,3−ブ
タジエン、2,3−ジメチルブタジエン、イソプレン、
1,3−ペンタジエンなどが挙げられる。
【0010】共役ジエンとして、1,3−ブタジエンお
よびイソプレンを併用したイソプレン−ブタジエン−ア
クリロニトリル共重合体ゴムの場合は、通常、結合共役
ジエン合計量中の結合1,3−ブタジエン量は30〜7
0重量%、結合イソプレン量は70〜30重量%であ
る。
【0011】さらに、不飽和ニトリル−共役ジエン系共
重合体ゴムには、不飽和ニトリル及び共役ジエンと共重
可能なエチレン性不飽和モノマーその他のモノマーが用
いられる。
【0012】そのようなモノマーとしては、スチレン、
α−メチルスチレン、ビニルピリジンなどの芳香族ビニ
ル系モノマー;ビニルノルボルネン、ジシクロペンタジ
エン、1,4−ヘキサジエンなどの非共役ジエン系モノ
マー;メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロ
ピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、t−ブチ
ルアクリレート、イソブチルアクリレート、n−ペンチ
ルアクリレート、イソノニルアクリレート、n−ヘキシ
ルアクリレート、2−メチル−ペンチルアクリレート、
n−オクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリ
レート、n−ドテシルアクリレート、メチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレートなどの炭素数1〜18程度
のアルキル基を有するアクリレートおよびメタクリレー
ト;メトキシメチルアクリレート、メトキシエチルアク
リレート、エトキシエチルアクリレート、ブトキシエチ
ルアクリレート、エトキシプロピルアクリレートなどの
全炭素数2〜12程度のアルコキシアルキル基を有する
アクリレート;α−またはβ−シアノエチルアクリレー
ト、α−、β−またはγ−シアノプロピルアクリレー
ト、シアノブチルアクリレート、シアノヘキシルアクリ
レート、シアノオクチルアクリレートなどの炭素数2〜
12程度のシアノアルキル基を有するアクリレート;2
−ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピル
アクリレートなどのヒドロキシアルキル基を有するアク
リレート;マレイン酸モノエチル、マレイン酸ジメチ
ル、フマル酸ジメチル、フマル酸ジエチル、フマル酸ジ
−n−ブチル、フマル酸ジ−2−エチルヘキシル、イタ
コン酸ジメチル、イタコン酸ジエチル、イタコン酸ジ−
n−ブチル、イタコン酸ジ−2−エチルヘキシルなどの
不飽和ジカルボン酸モノおよびジアルキルエステル等が
挙げられる。
【0013】さらに、その他の不飽和カルボン酸エステ
ル系モノマーとしては、ジメチルアミノメチルアクリレ
ート、ジエチルアミノエチルアクリレート、3−(ジエ
チルアミノ)−2−ヒドロキシプロピルアクリレート、
2,3−ビス(ジフルオロアミノ)プロピルアクリレー
ト等。また、トリフルオロエチルアクリレート、テトラ
フルオロプロピルアクリレート、ペンタフルオロプロピ
ルアクリレート、ヘプタルオロブチルアクリレート、オ
クタフルオロペンチルアクリレート、ノナフルオロペン
チルアクリレート、ウンデカフルオロヘキシルアクリレ
ート、ペンタデカフルオロオクチルアクリレート、ヘプ
タデカフルオロノニルアクリレート、ヘプタデカフルオ
ロデシルアクリレート、ノナデカフルオロデシルアクリ
レート、トリフルオロエチルメタクリレート、テトラフ
ルオロプロピルメタクリレート、オクタフルオロペンチ
ルメタクリレート、ドデカフルオロヘプチルメタクリレ
ート、ペンタデカフルオロオクチルアクリレート、ヘキ
サデカフルオロノニルメタクリレートなどのフルオロア
ルキル基を有するアクリレートおよびメタクリレート;
フルオロベンジルアクリレート、フルオロベンジルメタ
クリレート、ジフルオロベンジルメタクリレートなどの
フッ素置換ベンジルアクリレートおよびメタクリレー
ト;フルオロエチルビニルエーテル、フルオロプロピル
ビニルエーテル、トリフルオロメチルビニルエーテル、
トリフルオロエチルビニルエーテル、パーフルオロプロ
ピルビニルエーテル、パーフルオロヘキシルビニルエー
テルなどのフルオロアルキルビニルエーテル、o−また
はp−トリフルオロメチルスチレン、ペンタフルオロ安
息香酸ビニル、ジフルオロエチレン、テトラフルオロエ
チレンなどのフッ素含有ビニル系モノマー;さらに、ポ
リエチレングリコールアクリレート、ポリプロピレング
リコールアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタ
ンアクリレート、ポリエチレングリコールメタアクリレ
ート、ポリプロピレングリコールメタアクリレート、エ
ポキシメタアクリレート、ウレタンメタアクリレートな
どが挙げられる。
【0014】これらの不飽和ニトリル及び共役ジエンと
共重可能なエチレン性不飽和モノマーその他のモノマー
の使用量は、格別限定されないが、通常、全モノマー中
に80重量%以下の範囲で使用され、好ましくは15〜
60重量%、さらに好ましくは20〜40重量%の範囲
で使用される。
【0015】ニトリル基含有高飽和共重合体ゴムの具体
例としてはブタジエン−アクリロニトリル共重合体ゴ
ム、イソプレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合
体ゴム、イソプレン−アクリロニトリル共重合体ゴムな
どを水素化したもの;ブタジエン−メチルアクリレート
−アクリロニトリル共重合体ゴム、ブタジエン−アクリ
ル酸−アクリロニトリル共重合体ゴム、ブタジエン−不
飽和ジカルボン酸エステル−アクリロニトリル共重合体
ゴムなどを水素化したものが例示される。また、ブタジ
エン−エチレン−アクリロニトリル共重合体ゴムも含ま
れる。
【0016】不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体ゴ
ムのなかでも、不飽和ニトリル−共役ジエン−エチレン
性不飽和モノマー三元共重合体ゴムを水素化したもの、
とりわけ、ブタジエン−不飽和ジカルボン酸エステル−
アクリロニトリル共重合体ゴムを水素化したものを使用
したピンチローラは、テープ走行時におけるきしみ音を
低減することができる点で賞用される。
【0017】不飽和ジカルボン酸エステルとしては、炭
素数4〜6を有する不飽和ジカルボン酸のエステルであ
って、炭素数1〜5の、好ましくは、2〜4のアルキル
基を有する不飽和ジカルボン酸ジアルキルエステルが好
適である。
【0018】かかる不飽和ニトリル−共役ジエン系共重
合体ゴムは、通常、ラジカル重合開始剤の存在下、必要
に応じて分子量調製剤を用い不飽和ニトリルと共役ジエ
ンその他のエチレン性不飽和モノマーとを共重合するこ
とによって調製される。
【0019】使用するラジカル重合開始剤は、特に限定
されるものではないが、通常は有機過酸化物、レドック
ス重合開始剤系、アゾ系化合物、過硫酸塩などが用いら
れる。これら重合開始剤の使用量は通常は単量体合計量
100重量部当り0.005〜3重量部である。また、
重合温度は0〜100℃の範囲が好ましい。
【0020】分子量調整剤としては、2,2′,4,
6,6′−ペンタメチルヘプタン−4−チオール、2,
4,4−トリメチルペンタン−2−チオール、ドデカン
−12−チオール、2,2,6,6−テトラメチルヘプ
タン−4−メタンチオール、2,4,6−トリメチルノ
ナン−4−チオールなどのアルキルチオール化合物類;
ジメチルキサントゲンジスルフィド、ジエチルキサント
ゲンジスルフィド、ジイソプロピルキサントゲンジスル
フィドなどのキサントゲンジスルフィド類;テトラメチ
ルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウラムジスル
フィド、テトラブチルチウラムジスルフィドなどのチウ
ラムジスルフィド類;四塩化炭素、臭化エチレンなどの
ハロゲン化炭化水素類;ペンタフェニルエタンなどの炭
化水素類;およびアクロレイン、メタクロレイン、アリ
ルアルコール、2−エチルヘキシルチオグリコレート、
ターピノーレン、α−テルピネン、γ−テルピネン、ジ
ペンテン、α−メチルスチレンダイマー(2−4−ジフ
ェニル−4−メチル−1−ペンテンが50重量%以上の
ものが好ましい)、2,5−ジヒドロフラン、3,6−
ジヒドロ−2H−ピン、フタラン、1,2−ブタジエ
ン、1,4−ヘキサジエンなどを挙げることができる。
分子量調整剤の使用量は、通常、単量体合計量100重
量部に対し、0.005〜3重量部である。
【0021】ラジカル重合の方法は特に限定されず、バ
ルク重合、溶液重合、懸濁重合あるいは乳化重合などを
必要に応じて適宜選択することができる。なかでも、乳
化重合が好適である。乳化重合によって製造する場合
は、通常の乳化重合の手法により重合を行い、所定の転
化率に達した時にヒドロキシルアミン、カルバミン酸ナ
トリウムなどを加えて重合を停止する。次いで、残存単
量体を加熱、水蒸気蒸留などによって除去する。さら
に、得られた重合体ラテックスに無機の凝固剤、高分子
凝集剤または感熱凝固剤などの通常の乳化重合で使用さ
れる凝固剤を加え、共重合体を凝固、回収する。
【0022】本発明で使用されるニトリル基含有高飽和
共重合体ゴムを製造するに際して、不飽和ニトリル−共
役ジエン系共重合体ゴムの共役ジエン単位部分を水素化
する方法はとくに限定されず、通常の水素化方法を用い
ることにより行なわれる。
【0023】水素化に際し使用される触媒としては、例
えば、パラジウム/シリカおよびパラジウム錯体(特開
平3−252405号)などが挙げられる。さらに、特
開昭62−125858号、特開昭62−42937
号、特開平1−45402号、特開平1−45403
号、特開平1−45404号、特開平1−45405号
などに記載されているようなロジウムまたはルテニウム
化合物を使用することもできる。
【0024】(ニトリル基含有高飽和共重合体ゴムと不
飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体ゴムとの混合物)
本発明の加硫性ゴム組成物には、前記、ニトリル基含有
高飽和共重合体ゴムと不飽和ニトリル−共役ジエン系共
重合体ゴムとの混合物を使用することも可能である。該
混合物における各ゴム成分の混合割合は、通常、ニトリ
ル基含有高飽和共重合体ゴム70〜30重量%好ましく
は、60〜40重量%と、不飽和ニトリル−共役ジエン
系共重合体ゴム30〜70重量%、好ましくは40〜6
0重量%である。ニトリル基含有高飽和共重合体ゴムの
相対的割合が過度に小さいと耐摩耗性が低下するので好
ましくない。
【0025】(カーボンブラツク)本発明で使用するカ
ーボンブラックは、ゴム用補強剤として一般に使用され
るものの中、低ストラクチャーのものである。ここに、
ストラクチャーとは、一般に、カーボンブラックの個々
の粒子が、三次元的に、連鎖状又はぶどう房状に結合し
て凝集体を形成するときの、粒子の結合形状、凝集体を
構成する粒子の数、空隙容積の大小等を意味するもので
ある。
【0026】低ストラクチャーとは、ゴム用カーボンブ
ラック試験法(JIS K6221−1982又はAS
TM D2414−90)により、n−ジブチルフタレ
ート(DBP)吸油量が90ml/100g以下のもの
である。
【0027】低ストラクチャーのカーボンブラックの具
体例は略称を用いて例示すると、たとえばチャンネルブ
ラックとしては、EPC、MPC等;ファーネスブラッ
クとしては、ISAF−LS、HAF−LS、MAF−
LS、FEF−LS、FF、HMF、GPF、SRF
等;サーマルブラックとしては、MT、FT等が挙げら
れる。これらは単独あるいは2種以上を組合せて用いる
ことができる。なかでも、FEF−LS、SRF、MA
F−LSが賞用される。
【0028】また、本発明によって得られる効果を損わ
ない範囲で、DBP吸油量が118ml/100g以上
の、高ストラクチャーのカーボンブラックを併用するこ
とも可能である。高ストラクチャーのカーボンブラック
としては、HPC、CC、ISAF−HS、HAF−H
S、MAF、FEF、APF、CRF、CF、SCF、
ECF、HML等が挙げられる。
【0029】低ストラクチャーのカーボンブラックは、
ゴム100重量部に対して10〜100重量部、好まし
くは、20〜80重量部の範囲で配合される。カーボン
ブラックが過度に少いと、ピンチローラの耐摩耗性が低
下し、過度に多いとピンチローラの硬度調整のために多
量に配合される可塑剤が表面にブリードするようになる
ので好ましくない。
【0030】(可塑剤)本発明で使用する可塑剤は、ゴ
ム用可塑剤として通常使用される凝固点0℃以下、好ま
しくは、−30℃以下のものが賞用される。具体例とし
ては、リン酸トリブチル、リン酸トリ−2−エチルヘキ
シル等のリン酸エステル系;フタル酸ジメチル、フタル
酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジヘプチル、
フタル酸ジ−n−オクチル、フタル酸ジ−2−エチルヘ
キシル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸オクチルデシ
ル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ブチルベンジル等
のフタル酸エステル系;オレイン酸ブチル等の脂肪族一
塩基酸エステル系;アジピン酸ジブチル、アジピン酸n
−ヘキシル等の脂肪族二塩基酸エステル系;ジエチレン
グリコールジベンゾエート等の二価アルコールエステル
系;アセチルリシノール酸メチル等のオキシ酸エステル
系等が挙げられる。これらは単独あるいは2種以上組合
せて使用することができる。なかでも、フタル酸エステ
ル系可塑剤が、ブリードが少ないという観点から賞用さ
れる。
【0031】可塑剤は、ゴム100重量部に対して3〜
30重量部、好ましくは、5〜20重量部の範囲で使用
される。可塑剤の量が過度に少量であると、ピンチロー
ラ表面の摩擦係数が大きくなりテープが摩耗する、過度
に多量であると、ピンチローラ表面に可塑剤がブリード
するので好ましくない。
【0032】(有機過酸化物系加硫剤)本発明で使用す
る有機過酸化物系加硫剤としては、通常のゴムの過酸化
物加硫で使用されるものであればよく、特に限定されな
い。例としては、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブ
チルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイ
ド、ベンゾイルパーオキサイド、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキ
シ)ヘキシン、α,α′−ビス(t−ブチルパーオキシ
−m−イソプロピル)ベンゼンなどが挙げられる。なか
でも、ジ−t−ブチルパーオキサイドが好ましい。これ
らの有機過酸化物は、ニトリル基含有高飽和共重合体ゴ
ムとエチレン−α−オレフィン系共重合体ゴムとのゴム
混合物100重量部に対し0.1〜30重量部、好まし
くは0.5〜20重量部の範囲で使用される。
【0033】さらに、通常、有機過酸化物加硫において
架橋助剤として使用される不飽和化合物が挙げられる。
その例としては、エチレングリコールジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリメタクリレート、N,
N′−m−フェニレンジマレイミド、トリアリルイソシ
アヌレート等が挙げられる。なかでも加硫物性からトリ
アリルイソシアヌレートが好ましい。これらの添加量
は、共重合体ゴム100重量部に対し0.1〜15重量
部の範囲である。
【0034】また、本発明の加硫性ゴム組成物には、必
要に応じて、ゴム分野において使用される通常の他の配
合剤、例えば、補強剤(シリカ、タルクなど)、充填剤
(炭酸カルシウム、クレーなど)、加工助剤、プロセス
油、酸化防止剤、オゾン劣化防止剤などを配合すること
ができる。
【0035】なお本発明の加硫性ゴム組成物には、必要
に応じてアクリルゴム、フッ素ゴム、アクリロニトリル
−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン共重合ゴム、
天然ゴム、ポリイソプレンゴムなどの他のゴムおよびエ
チレン−酢酸ビニル共重合体樹脂等を組合せて使用する
ことができる。
【0036】本発明の加硫性ゴム組成物の製造方法は特
に限定されないが、通常は、ロール、バンバリーミキサ
ーなどの混合機により、ニトリル基含有高飽和共重合体
ゴムとその他のゴム、および加硫系その他の配合剤とを
混練・混合することによって該ゴム組成物を製造する。
【0037】また、ニトリル基含有高飽和共重合体ゴム
と不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体ゴムとをブレ
ンドする方法は、ニトリル基含有高飽和共重合体ゴムと
不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体ゴムとを、ロー
ル又はバンバリーミキサーなどを用い高温で混合するド
ライブレンド法とともに、ニトリル基含有高飽和共重合
体ゴムと不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体ゴムム
とをラテックス状態で混合して凝固乾燥した後押出し機
やバンバリーミキサーなどを用いて熱処理するラテック
ス共沈法などが採られる。
【0038】本発明の加硫性ゴム組成物は、磁気テープ
装置等に使用されるピンチローラのゴム被覆として優れ
た性能を有するものである。かかるゴム組成物を用い
て、ピンチローラのゴム被覆とする方法は特に限定され
ないが、たとえば、以下の方法が採用される。
【0039】加硫性ゴム組成物を50〜60℃でロール
で混練し、これらの配合物を金型に1.3g充填して、
圧縮成型機を用いて150〜180℃、15〜30分の
加硫(成型)条件で圧縮成型して内径5.0mmφ×外
径10mmφ×幅6mmのゴムリングを作成する。成型
圧力は130±20Kg/cm2 である。次に、ポリア
セタール製芯棒(外径5.2mmφ×幅6.2mm)に
これらのゴムリングをゴム弾性力で締結し被覆し、さら
に表面粗さ(Ra)=0.8±0.3μmとなるように
研磨仕上げしピンチローラを作製する。
【0040】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。なお、実施例、比較例及び参考例中の部及
び%は特に断りのないかぎり重量基準である。ゴム組成
物および原料成分の特性は以下のように測定した。 (1)加硫物性評価試験 日本工業規格JIS K6301に従い、表1の配合処
方によって調製した未加硫ゴム組成物を170℃×30
分の条件で加硫して得られた厚さ2mmのシートを、3
号形ベンダルを用いて打ち抜いて試験片を作成し、引張
強さ(単位:kgf/cm2 )、100%引張り応力
(単位:kgf/cm2 )および伸び(単位:%)を測
定した。また、硬さはJISスプリング式A形硬さ試験
機を用いて測定した。さらに、圧縮永久歪みはJIS
K6301に従って、150℃にて77時間保持した場
合について測定した。(単位:%)。 (2)摩擦係数(μ) 常態物性測定用のものと同様に作成した加硫シートにつ
いて、表面性試験機(HEIDON−14S/D、新東
科学(株)社製)を用い、ボール圧子荷重100g、ボ
ール圧子滑動速度500mm/分、室温にて測定した。 (3)摩耗量 摩耗量(mg)は、JIS K6264に従って、上記
と同じ加硫物をテーバー摩耗試験機を用い、荷重1k
g、回転数1000rpmの条件下に回転軸(砥石)H
−18を用いて測定した。また、アクロン摩耗試験機を
用い、荷重10Lb、角度25度、回転数1000の条
件下に摩耗試験を行った。
【0041】(4)テープ走行試験 加硫性ゴム組成物を50〜60℃でロールで混練し、こ
れらの配合物を金型に1.3g充填して、圧縮成型機を
用いて150〜180℃、15〜30分の加硫(成型)
条件で圧縮成型して内径5.0mmφ×外径10mmφ
×幅6mmのゴムリングを作成する。成型圧力は130
±20Kg/cm2 である。次に、ポリアセタール製芯
棒(外径5.2mmφ×幅6.2mm)にこれらのゴム
リングをゴム弾性力で締結し被覆し、さらに表面粗さ
(Ra)=0.8±0.3μmとなるように研磨仕上げ
しピンチローラを作製する。磁気テープ走行試験は、該
ピンチローラについて、30分間用のカセットテープを
用いて、2000時間走行後のピンチローラの表面状態
を観察した。 (粘着性)主として、ピンチローラと金属製キャプスタ
ンとの接触により、ピンチローラ表面が汚れる程度を、
3段階で評価した。 3:ピンチローラ表面の汚れ無し 2:ピンチローラ表面の汚れ小量 1:ピンチローラ表面の汚れ多量 (摩耗性)主として、ピンチローラとテープとの接触に
より、ピンチローラ表面が摩耗する程度を、3段階で評
価した。 3:ピンチローラ表面の摩耗無し 2:ピンチローラ表面の摩耗小量 1:ピンチローラ表面の摩耗多量 (雑音性)テープ走行試験中のきしみ音の発生を、3段
階で評価した。 3:ピンチローラのきしみ音無し 2:ピンチローラのきしみ音小量 1:ピンチローラのきしみ音多量
【0042】(実施例1〜5、比較例1〜4)表1上段
に示した配合に従い、ニトリル基含有高飽和共重合体ゴ
ム(Zetpol 2010、3110、4110)、
不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体ゴム(Nipo
l 1042、1201)を使用し、これに低ストラク
チャーのカーボンブラツク、可塑剤および有機過酸化物
系加硫剤を配合した加硫性ゴム組成物を調製し、これら
について評価試験を行い、その結果を表1下段に示し
た。比較として、アクリロニトリル−ブタジエン共重合
体ゴム(Nipol 1042)、クロロプレンゴム
(CR)、高ストラクチャーのカーボンブラツク(FE
F−HS)を配合した加硫性ゴム組成物をそれぞれ調製
し、これらについても、同様にして評価試験を行い、そ
の結果を表1に併せて示した。
【0043】ニトリル基含有高飽和共重合体ゴムは以下
のとおりである。 結合アクリ ムーニー ロニトリル ニトリル基含有高飽和共重合体ゴム ヨウ素価 粘度 量(% 日本ゼオン(株)製 Zetpol 2010 11 85 44 日本ゼオン(株)製 Zetpol 3110 15 95 25 日本ゼオン(株)製 Zetpol 4110 15 90 17
【0044】なお、Zetpol 4110は、アクリ
ロニトリルとブタジエンおよび不飽和ジカルボン酸エス
テルとの三元共重合体を水素化して得られた高飽和共重
合体ゴムである。
【0045】不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体ゴ
ムは以下のとおりである。 結合アクリ ムーニー ロニトリル 不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体ゴム 粘度 量(%) 日本ゼオン(株)製 Nipol 1042 78 33.5 日本ゼオン(株)製 Nipol 1201 78 35
【0046】なお、Nipol 1201は、アクリロ
ニトリルとブタジエンおよびイソプレン三元共重合体ゴ
ムである。
【0047】また、CR組成物の配合処方(比較例4)
は以下のとおりである。 CR(ネオプレンW) 100部 FEFカーボンブラック 40部 ステアリン酸 0.5部 MgO#150 4部 ノクラックPA 2部 亜鉛華#1 5部 アクセル22−S 0.5部 プロセスオイル 15部
【0048】
【表1】
【0049】なお、表1中の配合剤は以下のとおりであ
る。 *1)ジオクチルフタレート *2)有機過酸化物系加硫剤/1,3−ビス(t−ブチ
ルパーオキシイソプロピル)ベンゼン *3)老化防止剤/置換ジフエニルアミン
【0050】表1の結果から、本発明のゴム組成物を加
硫して得られる加硫物は、摩擦係数と耐摩耗性とのバラ
ンスに優れていることが分かる。そして、これをピンチ
ローラに適用すると、従来ピンチローラ用途に使用され
ていたCR等の場合と比較して、摩耗性、粘着性、雑音
性がきわめて少ないことが分かる
【0051】とくに、低ストラクチャーのカーボンブラ
ツクと可塑剤とを併用した実験例(実施例1)では、高
ストラクチャーのカーボンブラツクを使用した例(比較
例1)と比較して、粘着性および摩耗性が大幅に改良さ
れる。
【0052】さらに、アクリロニトリルとブタジエンお
よび不飽和ジカルボン酸エステルとの三元共重合体を水
素化して得られた高飽和共重合体ゴムを使用した場合
(実施例3)は、テープ走行におけるきしみ音が無く、
雑音性がもっとも良好である。
【0053】
【発明の効果】かくして、本発明によれば、磁気テープ
装置等用途に適した加硫性ゴム組成物および該ゴム組成
物を加硫して得られる加硫物を使用したピンチローラが
得られる。本発明のゴム組成物を加硫して得られる加硫
物は、従来ピンチローラ用途に使用されていたNBR等
の場合と比較して、摩耗性、粘着性がきわめて少なく、
かつ長時間のテープ走行におけるきしみ音が無く、雑音
性が良好である。
【0054】本発明の具体的な実施態様は以下のとおり
である。 (1)不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体ゴム中の
不飽和ニトリルが、アクリロニトリル、メタクリロニト
リル、α−クロロアクリロニトリル等から選ばれるもの
である。 (2)不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体ゴム中の
共役ジエンが、1,3−ブタジエン、2,3−ジメチル
ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエン等から
選ばれるものである。 (3)不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体ゴムが不
飽和ニトリル−共役ジエン−エチレン性不飽和モノマー
三元共重合体ゴムであり、さらに、不飽和ニトリル−共
役ジエン−不飽和ジカルボン酸エステル三元共重合体ゴ
ムである。 (4)不飽和ニトリル−共役ジエン−不飽和ジカルボン
酸エステル三元共重合体ゴムの不飽和ジカルボン酸エス
テルが、不飽和ニトリル単位10〜50重量%、不飽和
ジカルボン酸エステル単位1〜80重量%を有するもの
である。 (5)低ストラクチャーのカーボンブラツクが、FEF
−LS、MAF−LS、SRFである。 (6)可塑剤が、フタル酸エステル系である。 (7)加硫性ゴム組成物がピンチローラ用である。 (8)ピンチローラ用加硫性ゴム組成物のニトリル基含
有高飽和共重合体ゴムが、不飽和ニトリル単位15〜4
0重量%、不飽和ジカルボン酸エステル単位20〜40
重量%を有するブタジエン−不飽和ジカルボン酸エステ
ル−アクリロニトリル共重合体ゴムを水素化したニトリ
ル基含有高飽和共重合体ゴムであり、低ストラクチャー
のカーボンブラックがFEF−LS、SRFおよびMA
F−LSから選ばれるものであり、可塑剤がジオクチル
フタレートである。 (9)不飽和ニトリル単位15〜40重量%、不飽和ジ
カルボン酸エステル単位20〜40重量%を有するブタ
ジエン−不飽和ジカルボン酸エステル−アクリロニトリ
ル共重合体ゴムを水素化したニトリル基含有高飽和共重
合体ゴム100重量部に対して、FEF−LS、SRF
およびMAF−LSから選ばれる低ストラクチャーのカ
ーボンブラック20〜8重量部、ジオクチルフタレート
からなる可塑剤5〜20重量部を配合してなる加硫性ゴ
ム組成物を有機過酸化物系加硫剤で加硫してなる加硫物
をゴム被覆とするピンチローラ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体
    の共役ジエン部分を水素化してなるニトリル基含有高飽
    和共重合体ゴム100重量部に対して、低ストラクチャ
    ーのカーボンブラック10〜100重量部、可塑剤3〜
    30重量部及び有機過酸化物系加硫剤0.1〜30重量
    部を配合してなる加硫性ゴム組成物。
  2. 【請求項2】 ピンチローラ用である請求項1記載の加
    硫性ゴム組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の加硫性ゴム組成物を加硫
    してなる加硫物をゴム被覆とするピンチローラ。
JP34530995A 1995-12-07 1995-12-07 加硫性ゴム組成物およびピンチローラ Pending JPH09157443A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001014469A1 (fr) * 1999-08-20 2001-03-01 Zeon Corporation Composition de caoutchouc reticulable et objet reticule

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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