JPH09156614A - 包装フィルムの開封テープ走行位置規制装置 - Google Patents

包装フィルムの開封テープ走行位置規制装置

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JPH09156614A
JPH09156614A JP7318173A JP31817395A JPH09156614A JP H09156614 A JPH09156614 A JP H09156614A JP 7318173 A JP7318173 A JP 7318173A JP 31817395 A JP31817395 A JP 31817395A JP H09156614 A JPH09156614 A JP H09156614A
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JP
Japan
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tape
opening
annular groove
roller
packaging film
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JP7318173A
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English (en)
Inventor
Taizo Ogata
泰三 小形
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Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Original Assignee
Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
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Publication date
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    • B65H23/02Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely
    • B65H23/032Controlling transverse register of web
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B61/00Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環状溝から外れかかった開封テープを正規位
置に戻して規制する。 【解決手段】 正常動作時に開封テープTが突出部分3
a,4aに当接しながら案内誘導されて、該突出部分3
a,4aの間に位置する直線状の正規な走行位置Pを走
行し、もし開封テープTが幅方向のどちらか一方へ位置
ズレして環状溝2の外へ乗り上げても、規制ローラー1
の回転に伴って環状溝2を該規制ローラー1の回転方向
と逆方向へ移動させることにより、分離部分3b,4b
の開口側角部3f,4fに擦れながら、それに案内誘導
されて徐々に環状溝2内に入り込み、その後、接近部分
3d,4dに当接しながら案内誘導されて正規な走行位
置Pへ向け寄せられ、ついには突出部分3a,4aに当
接して正規な走行位置Pに戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たばこの上包みフ
ィルムや箱詰め品の上包みフィルムなどのように例えば
セロハンやポリプロピレンなどの包装フィルムに開封テ
ープを接着するために、該包装フィルムの所定位置に開
封テープを重ね合わせて接着装置へ向け繰り出す包装フ
ィルムの開封テープ走行位置規制装置、詳しくは繰り出
し路に沿って繰り出された開封テープと、これと別に繰
り出された包装フィルムとを、該繰り出し路の途中から
互いに重ね合わせて移送させ、この繰り出し路中に配置
した規制ローラーに開封テープを圧接させてその走行位
置を規制し、この位置規制された開封テープを接着装置
により包装フィルムに接着させるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の包装フィルムの開封テー
プ走行位置規制装置として、例えば実公平3−3024
6号公報の第6欄第44行〜第7欄第2行に記載される
如く、繰り出し路中の接着装置より上流側に、走行する
開封テープの幅方向を規制して横振れを防止するガイド
輪を設けたものがあり、その具体的な構成としては、走
行する開封テープと対向当接するガイド輪の外周面に、
開封テープの幅寸法と略同じ幅寸法の環状溝を、開封テ
ープの正規な走行位置に沿って該走行方向と直交する幅
方向へ曲がることなく直線帯状に凹設すると共に、該環
状溝の両側面を夫々開口端へ向かうのに従って徐々に拡
開するテーパー状に傾斜させ、これらテーパー状側面で
走行する開封テープを環状溝内に嵌入し、環状溝の底面
に沿って開封テープを幅方向へ位置ズレすることなく走
行させることにより、開封テープの走行位置を幅方向へ
規制して横振れを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、このよう
な従来の包装フィルムの開封テープ走行位置規制装置で
は、開封テープの走行位置を幅方向へ規制する構造上、
環状溝の底面の幅寸法を開封テープの幅寸法より僅かし
か大きくできないと共に、該環状溝の底面から開封テー
プがテーパー状側面に沿って浮き上がったとしても大き
く幅方向へ位置ズレしないようにテーパー状側面の開口
幅寸法も環状溝の底面の幅寸法より更に僅かしか大きく
できないため、例えば走行中の開封テープが弛むなどし
て蛇行し、これに伴って開封テープが幅方向へ位置ズレ
して環状溝から外れかかると、簡単に開封テープが外れ
てしまい、しかも環状溝から開封テープが一旦外れる
と、環状溝内に戻ることはほとんどない。特に、開封テ
ープが環状溝から幅方向へ大きく位置ズレした場合に
は、接着装置からも開封テープが外れて包装フィルムと
接着できなくなったり不良製品が作られてしまうだけで
なく、これを阻止するためには機械の運転を中止しなけ
ればならず、その結果、稼働率が低下するという問題が
ある。そこで、開封テープにかける張力を強くして、そ
の弛みによる幅寸法へ位置ズレを小さくして環状溝から
該開封テープが外れ難くすることが考えられる。しか
し、この場合には、強い張力により開封テープが伸びて
接着後の包装フィルムにシワが発生し、外観が悪くなっ
て商品価値を著しく低下させるという問題がある。ま
た、従来のものは、環状溝が狭いため、開封テープを架
け渡す作業が行い難いという問題もある。
【0004】本発明のうち請求項1記載の発明は、環状
溝から外れかかった開封テープを正規位置に戻して規制
することを目的としたものである。ことを目的としたも
のである。請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明
の目的に加えて、環状溝を加工し易くすることを目的と
したものである。請求項3記載の発明は、請求項1また
は2記載の発明の目的に加えて、開封テープを正規な走
行位置に安定して走行することを目的としたものであ
る。請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の発
明の目的に加えて、開封テープの位置規制精度を向上す
ることを目的としたものである。請求項5記載の発明
は、包装フィルムの所定位置に開封テープを正確に接着
することを目的としたものである。請求項6記載の発明
は、開封テープの大きな蛇行を順次小さな蛇行に位置規
制することを目的としたものである。請求項7記載の発
明は、開封テープの蛇行発生毎に位置規制することを目
的としたものである。請求項8記載の発明は、規制ロー
ラーの回転構造を簡素化することを目的としたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、規制ロー
ラーの外周面に走行中の開封テープが嵌入する環状溝を
周方向へ凹設し、この環状溝の対向する両側面に、開封
テープの正規な走行位置へ向けて最も突出する突出部分
と、この突出部分から該規制ローラーの回転方向と逆方
向へ向かうのに従って正規な走行位置に対し開封テープ
の幅方向外側へ徐々に離れる分離部分と、その最も離れ
た部分から該規制ローラーの回転方向と逆方向へ向かう
のに従って正規な走行位置に対し開封テープの幅方向内
側へ徐々に近づく接近部分とを、夫々周方向へ連続して
形成したことを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、前記環状溝が、開封テープの正規な走行位
置を中心として走行方向と直交する幅方向へ交互に屈曲
した構成を加えたことを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の構成に、前記規制ローラーの外周面に対し
て開封テープを、突出部分が夫々形成された領域の少な
くともどちらか一方に通るように巻回させ、これら領域
の両方を開封テープが同時に通るタイミングを作る構成
を加えたことを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の構成に、前記環状溝の両側面に、突出部
分、分離部分、正規な走行位置から最も離れた部分及び
接近部分を、夫々複数組ずつ周方向へ連続して配置した
構成を加えたことを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の構成に、前記規制ローラーを接着装置より
上流側に接近して配置し、この規制ローラーの環状溝の
両側面に形成した突出部分の間隔を開封テープの幅寸法
と略同じにした構成を加えたことを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の構成に、前記規制ローラーを繰り出し路中
に複数設け、最も下流側の規制ローラーの突出部分の間
隔を開封テープの幅寸法と略同じにし、それより上流側
に配置した規制ローラーの突出部分の間隔を、上流側へ
配置されるものに従って徐々に広くした構成を加えたこ
とを特徴とする。
【0011】請求項7記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の構成に、前記規制ローラーを繰り出し路中
に複数設け、これら総ての規制ローラーの突出部分の間
隔を開封テープの幅寸法と略同じにした構成を加えたこ
とを特徴とする。
【0012】請求項8記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の構成に、前記規制ローラーの外周面に走行
中の包装フィルムを圧接させて、該包装フィルムの走行
時に発生する摩擦によって該規制ローラーを回転させる
構成を加えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1の発明は、環状溝の対向する両側面
に、開封テープの正規な走行位置へ向けて最も突出する
突出部分と、この突出部分から該規制ローラーの回転方
向と逆方向へ向かうのに従って正規な走行位置に対し徐
々に離れる分離部分と、その最も離れた部分から該規制
ローラーの回転方向と逆方向へ向かうのに従って正規な
走行位置に対し徐々に近づく接近部分とを夫々連続して
形成することにより、正常動作時に開封テープが突出部
分に当接しながら案内誘導されて、該突出部分の間に位
置する直線状の正規な走行位置を走行し、もし開封テー
プが幅方向のどちらか一方へ位置ズレして環状溝の外へ
乗り上げても、規制ローラーの回転に伴って環状溝を該
規制ローラーの回転方向と逆方向へ移動させることによ
り、分離部分の開口側角部に擦れながら、それに案内誘
導されて徐々に環状溝内に入り込み、その後、接近部分
に当接しながら案内誘導されて正規な走行位置へ向け寄
せられ、ついには突出部分に当接して正規な走行位置に
戻されるものである。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載の発明に
対して、前記環状溝が、開封テープの正規な走行位置を
中心として走行方向と直交する幅方向へ交互に屈曲した
構成を追加したので、環状溝が周方向全長に亙り同じ幅
となる。
【0015】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の発明に対して、前記規制ローラーの外周面に対して開
封テープを、突出部分が夫々形成された領域の少なくと
もどちらか一方に通るように巻回させ、これら領域の両
方を開封テープが同時に通るタイミングを作る構成を追
加したので、開封テープが環状溝の側面に夫々形成され
た両方の突出部分に同時に当接しながら案内誘導されて
正規な走行位置に正確に位置決めされる。
【0016】請求項4の発明は、請求項1または2記載
の発明に対して、前記環状溝の両側面に、突出部分、分
離部分、正規な走行位置から最も離れた部分及び接近部
分を、夫々複数組ずつ周方向へ連続して配置した構成を
追加したので、開封テープが同時に複数の突出部分の間
を通る可能性が高くなると共に、分離部分及び接近部分
の傾斜角度が開封テープを案内誘導するのに適切な角度
に設定可能になる。
【0017】請求項5の発明は、請求項1または2記載
の発明に対して、前記規制ローラーを接着装置より上流
側に接近して配置し、この規制ローラーの環状溝の両側
面に形成した突出部分の間隔を開封テープの幅寸法と略
同じにした構成を追加したので、接着装置へ移送される
直前で環状溝の突出部分により開封テープが幅方向へ位
置ズレることなく位置規制される。
【0018】請求項6の発明は、請求項1または2記載
の発明に対して、前記規制ローラーを繰り出し路中に複
数設け、最も下流側の規制ローラーの突出部分の間隔を
開封テープの幅寸法と略同じにし、それより上流側に配
置した規制ローラーの突出部分の間隔を、上流側へ配置
されるものに従って徐々に広くした構成を追加したの
で、開封テープが上流側の規制ローラーを通過すること
により、幅方向へ緩く位置規制され、その後、下流側の
規制ローラーを順次通過する度に、幅方向への規制幅が
徐々に狭くなる。
【0019】請求項7の発明は、請求項1または2記載
の発明に対して、前記規制ローラーを繰り出し路中に複
数設け、これら総ての規制ローラーの突出部分の間隔を
開封テープの幅寸法と略同じにした構成を追加したの
で、複数の規制ローラーを通過する度に夫々の環状溝の
突出部分により開封テープが幅方向へ位置規制される。
【0020】請求項8の発明は、請求項1または2記載
の発明に対して、前記規制ローラーの外周面に走行中の
包装フィルムを圧接させて、該包装フィルムの走行時に
発生する摩擦によって該規制ローラーを回転させる構成
を追加したので、規制ローラーを回転させるための駆動
源が不要となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。この実施例は図1及び図2に示す如
く、繰り出し路Aに沿って繰り出された開封テープT
と、これと別なフィルム繰り出し路A1に沿って繰り出
された包装フィルムFとを、該繰り出し路Aの途中に配
設した繰り出しローラー11及び圧接ローラー12で挟
み込むことにより互いに重ね合わせて接着装置Bへ向け
移送され、これら繰り出しローラー11及び圧接ローラ
ー12より下流側の繰り出し路A中に、一つの規制ロー
ラー1を接着装置Bより上流側に接近させて回転自在に
配設し、この規制ローラー1の外周面1aに対し周方向
へ略半周に亙って包装フィルムF及び開封テープTを側
面U字形に巻回すると共に、この外周面1aに走行中の
開封テープTが嵌入する環状溝2を周方向へ凹設し、該
環状溝2を除く外周面1aに走行中の包装フィルムFを
圧接させて、この包装フィルムFの走行時に発生する摩
擦によって規制ローラー1を回転させるものである。
【0022】環状溝2の対向する両側面3,4には、繰
り出し路A沿いに開封テープTが蛇行することなく移送
される時に通る正規な走行位置Pへ向けて最も突出する
突出部分3a,4aと、この突出部分3a,4aから該
規制ローラー1の回転方向と逆方向へ向かうのに従って
正規な走行位置Pに対し開封テープTの幅方向外側へ徐
々に離れる分離部分3b,4bと、その正規な走行位置
Pより最も離れた部分3c,4cから該規制ローラー1
の回転方向と逆方向へ向かうのに従って正規な走行位置
Pに対し開封テープTの幅方向内側へ徐々に近づく接近
部分3d,4dとを、夫々周方向へ連続して形成する。
本実施例の環状溝2は、図3の展開図に示す如く規制ロ
ーラー1の周方向全長に亙って同じ幅寸法に形成され、
正規な走行位置Pを中心として開封テープTの走行方向
と直交する幅方向へ交互に屈曲させることにより、突出
部分3a,4aが夫々最も離れた部分4c,3cに幅方
向へ対向し、分離部分3b,4bが夫々接近部分4d,
3dに幅方向へ対向すると共に、両側面3,4には、突
出部分3a,4a、分離部分3b,4b、最も離れた部
分3c,4c及び接近部分3d,4dを、曲線で連続し
て夫々一組ずつ配置している。
【0023】更に、突出部分3a,4aの間隔を開封テ
ープTの幅寸法と略同じにし、これら突出部分3a,4
aが夫々形成された領域1b,1cを、上記外周面1a
の180度反対側に配置している。従って、規制ローラ
ー1の外周面1aに対し周方向へ略半周に亙って側面U
字形に巻回された開封テープTは、環状溝2に嵌入した
状態で、規制ローラー1の回転角度位置に関係なく上記
突出部分3a,4aが形成された領域1b,1cのどち
らか一方に必ず通り、これら領域1b,1cが略水平線
上に位置した時に、両方を同時に通る。
【0024】また、環状溝2の底面2aを開封テープT
の厚さ寸法より深く配置し、両側面3,4を環状溝2の
開口端に向けて略垂直に起立させることにより、その底
側角部3e,4eを略直角に形成し、開口側角部3f,
4fを全周に亙り面取りして丸味を付けている。
【0025】そして、前記規制ローラー1を中空状に形
成して、その外周面1aを環状溝2が凹設される部分
と、その他の包装フィルムFが圧接する部分を夫々別な
部材で形成することにより、環状溝2を加工し易くする
と共に、該環状溝2が凹設される部分のみを開封テープ
Tのサイズ変更などに対応して交換可能にしているが、
これら両者を一体に形成しても良い。包装フィルムFに
対する開封テープTの接着位置を変更する際には、上記
環状溝2が凹設される部分の配置を変えたり、規制ロー
ラー1を幅方向へ調整移動することにより、開封テープ
Tの走行位置を変更させる。
【0026】接着装置Bは、図1及び図2に示す従来周
知構造ものであり、上記繰り出し路Aを挟むようにヒー
ターB1とヒーター受けB2を開閉自在に配設し、前記
繰り出しローラー11及び圧接ローラー12より包装フ
ィルムF及び開封テープTが移送される時に、図2の実
線に示す如く例えばエアーシリンダーなどの駆動部B3
でヒーターB1とヒーター受けB2を閉動させることに
より、包装フィルムF及び開封テープTを挟み込んで両
者を熱接着し、これら包装フィルムF及び開封テープT
の移送が停止した時に、図2の一点鎖線に示す如くヒー
ターB1とヒーター受けB2を開動して、包装フィルム
F及び開封テープTから開放する。なお、包装フィルム
F及び開封テープTの接着は、上記の熱接着に限定され
ず、糊をを予め塗布して貼着しても良い。
【0027】次に、斯かる包装フィルムの開封テープ走
行位置規制装置の作動について説明する。先ず、繰り出
し路Aに沿って開封テープTが上流側から蛇行すること
なく移送されて環状溝2内に進入する正常動作時には、
図2及び図3の実線に示す如く開封テープTが両側面
3,4の突出部分3a,4aに夫々当接し、これにより
案内誘導されて該突出部分3a,4aの間に位置する直
線状の正規な走行位置Pを通って走行する。
【0028】この際、開封テープTは、規制ローラー1
の回転角度位置に関係なく突出部分3a,4aが形成さ
れた領域1b,1cのどちらか一方に必ず通るから、該
突出部分3a,4aのどちらか一方に当接し続け、これ
ら領域1b,1cが略水平線上に位置した時に、領域1
b,1cの両方を同時に通るから、突出部分3a,4a
の両方に当接して正規な走行位置Pに正確に位置決めさ
れ、これにより開封テープTが正規な走行位置Pを安定
して走行する。
【0029】走行中の開封テープTが弛むなどして蛇行
し、これに伴って開封テープTが幅方向のどちらか一方
へ上流側から位置ズレして規制ローラー1の外周面1a
に移送されると、環状溝2の中から例えば図3の一点鎖
線に示すように正面左方向へ乗り上げるか、又は二点鎖
線に示すように正面右方向へ乗り上げるか、或いは環状
溝2の中を左右どちらか一方へ移動する。
【0030】左方向へ乗り上げた場合には、規制ローラ
ー1の回転に伴って環状溝2を該規制ローラー1の回転
方向と逆方向へ移動させることにより、開封テープTが
正規な走行位置Pから徐々に離れる分離部分3bの開口
側角部3fに沿って擦れながら、それに案内誘導されて
徐々に環状溝2内に入り込み、その後、正規な走行位置
Pへ徐々に接近する接近部分3dに当接しながら右方向
へ案内誘導されて寄せられ、ついには突出部分3aに当
接して正規な走行位置Pに戻される。
【0031】右方向へ乗り上げた場合には、規制ローラ
ー1の回転に伴って環状溝2を該規制ローラー1の回転
方向と逆方向へ移動させることにより、開封テープTが
正規な走行位置Pから徐々に離れる分離部分4bの開口
側角部4fに沿って擦れながら、それに案内誘導されて
徐々に環状溝2内に入り込み、その後、正規な走行位置
Pへ徐々に接近する接近部分4dに当接しながら右方向
へ案内誘導されて寄せられ、ついには突出部分4aに当
接して正規な走行位置Pに戻される。従って、開封テー
プTが幅方向へ広い範囲に蛇行しても、これを規制でき
る。包装フィルムF及び開封テープTの移送開始時にお
いて、開封テープTが環状溝2の中から外へ乗り上げて
いた場合にも、上述した作動により正規な走行位置Pに
戻されて走行する。
【0032】一方、図4に示すものは、本発明の他の実
施例であり、このものは、繰り出しローラー11及び圧
接ローラー12より下流側の繰り出し路A中に、複数個
の規制ローラー1を夫々回転自在に配設し、最も下流側
の規制ローラー1を接着装置Bより上流側に接近して配
置した構成が、前記図1〜2に示した実施例とは異な
り、それ以外の構成は図1〜2に示した実施例と同じも
のである。図示例では、2個の規制ローラー1,1を夫
々開封テープTと圧接するように配置しているが、それ
以上の規制ローラー1を開封テープTと圧接するように
配置しても良い。従って、図4のものは、図1〜2に示
した実施例に比べ、規制ローラー1の数を増やした分だ
け、開封テープTがより多くの環状溝2を通って正規な
走行位置Pに規制されるので、開封テープが正規な走行
位置Pを安定して走行する。そして、上流側の規制ロー
ラー1に凹設された環状溝2を、最も下流側の規制ロー
ラー1に凹設された環状溝2より幅方向へ大きく屈曲す
れば、更に広い範囲の蛇行を規制できる。
【0033】また、最も下流側の規制ローラー1の突出
部分3a,4aの間隔を開封テープTの幅寸法と略同じ
にし、それより上流側に配置した規制ローラー1の突出
部分3a,4aの間隔を、上流側へ配置される規制ロー
ラー1に従って徐々に広くしても良い。従って、この場
合には、開封テープTが上流側の規制ローラー1を通過
することにより、幅方向へ緩く位置規制され、その後、
下流側の規制ローラー1を順次通過する度に、幅方向へ
の規制幅が徐々に狭くなるので、開封テープTの大きな
蛇行を順次小さな蛇行に位置規制できる。
【0034】上流側から最も下流側の規制ローラー1…
の突出部分3a…,4a…の間隔を、すべて開封テープ
Tの幅寸法と略同じにしても良い。従って、この場合に
は、複数の規制ローラー1…を通過する度に、夫々の環
状溝の突出部分3a…,4a…により開封テープTが位
置規制されるので、開封テープTの蛇行発生毎に位置規
制できる。
【0035】そして、図5と図6に示すものは、夫々が
環状溝2の変形例を示す展開図である。図5に示す規制
ローラー1′は、前記図3に示した規制ローラー1より
外径が大きくて周方向寸法も長い場合において、その環
状溝2の両側面3,4に、突出部分3a,4a、分離部
分3b,4b、正規な走行位置Pから最も離れた部分3
c,4c及び接近部分3d,4dを、夫々複数組ずつ周
方向へ連続して配置した構成が、前記図3に示した実施
例とは異なるものである。図示例では、環状溝2が正規
な走行位置Pを中心として幅方向へ交互に複数回屈曲す
ることにより、突出部分3a,4a、分離部分3b,4
b、正規な走行位置Pから最も離れた部分3c,4c及
び接近部分3d,4dを、夫々二組ずつ配置している
が、それ以上の組を配置しても良い。従って、開封テー
プTが同時に複数の突出部分3a…,4a…の間を通る
可能性が高くなると共に、分離部分3b…,4b…及び
接近部分3d…,4d…の傾斜角度が開封テープを案内
誘導するのに適切な角度に設定可能となるので、開封テ
ープTの位置規制精度を向上できる。
【0036】図6に示す環状溝2は、図3に示すように
幅方向へ交互に屈曲させずに、突出部分3a,4a、分
離部分3b,4b、正規な走行位置Pから最も離れた部
分3c,4c及び接近部分3d,4dを夫々幅方向へ対
向させて配置した構成が、前記図3に示した実施例とは
異なるものである。図示例では、突出部分3a,4a、
分離部分3b,4b、正規な走行位置Pから最も離れた
部分3c,4c及び接近部分3d,4dを、夫々複数組
ずつ周方向へ連続して配置しており、上記最も離れた部
分3c,4cの周方向寸法が短いが、最も離れた部分3
c,4cを周方向へ平行な直線状に延長して周方向寸法
が長くなるようにしても良い。
【0037】尚、前記実施例では、繰り出しローラー1
1及び圧接ローラー12より下流側の繰り出し路A中
に、規制ローラー1を一つ又は複数配設したが、これに
限定されず、繰り出しローラー11及び圧接ローラー1
2より上流側の繰り出し路A2中に規制ローラー1を一
つ又は複数配設して、該上流側の繰り出し路A2で繰り
出し中の開封テープTを位置規制することにより、例え
ば実公平3−30246号公報に記載されるような開封
テープの交換装置におけて開封テープを接続する際に幅
方向へ位置ズレすることなく接続できるようにしても良
い。更に、環状溝2の両側面3,4を略垂直に起立させ
てその開口側角部を面取りしたが、これに限定されず、
環状溝の両側面を夫々開口端へ向かうのに従って徐々に
拡開するテーパー状に傾斜させても良く、更に規制ロー
ラー1の外周面1aに走行中の包装フィルムFを圧接さ
せて、該包装フィルムFの走行時に発生する摩擦によっ
て該規制ローラー1を回転させたが、これに限定され
ず、規制ローラー1に例えばモーターなどの駆動源を連
設して包装フィルムF及び開封テープTの移送方向へ回
転駆動させても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、環状溝の対向する両側面に、開封テ
ープの正規な走行位置へ向けて最も突出する突出部分
と、この突出部分から該規制ローラーの回転方向と逆方
向へ向かうのに従って正規な走行位置に対し徐々に離れ
る分離部分と、その最も離れた部分から該規制ローラー
の回転方向と逆方向へ向かうのに従って正規な走行位置
に対し徐々に近づく接近部分とを夫々連続して形成する
ことにより、正常動作時に開封テープが突出部分に当接
しながら案内誘導されて、該突出部分の間に位置する直
線状の正規な走行位置を走行し、もし開封テープが幅方
向のどちらか一方へ位置ズレして環状溝の外へ乗り上げ
ても、規制ローラーの回転に伴って環状溝を該規制ロー
ラーの回転方向と逆方向へ移動させることにより、分離
部分の開口側角部に擦れながら、それに案内誘導されて
徐々に環状溝内に入り込み、その後、接近部分に当接し
ながら案内誘導されて正規な走行位置へ向け寄せられ、
ついには突出部分に当接して正規な走行位置に戻される
ので、環状溝から外れかかった開封テープを正規位置に
戻して規制できる。従って、環状溝の底面の幅寸法を開
封テープの幅寸法より僅かしか大きくできないと共に、
テーパー状側面の開口幅寸法も環状溝の底面の幅寸法よ
り更に僅かしか大きくできない従来のものに比べ、広い
範囲の蛇行を規制できて、接着装置から開封テープが外
れて不良製品が作られることがなく、これにより機械の
運転を中止する必要がないから稼働率も向上し、開封テ
ープにかける張力を強くして環状溝から外れ難くしたも
のに比べ、接着後の包装フィルムにシワが発生すること
がなく、外観が良くなって商品価値も向上する。また、
環状溝に分離部分と、正規な走行位置から最も離れた部
分と、接近部分とを形成した分だけ従来の直線帯状の環
状溝に比べて開封テープの幅方向へ広くなるので、開封
テープを架け渡す作業が行い易くなって作業性が向上す
る。
【0039】請求項2の発明は、請求項1の発明の効果
に加えて、環状溝が周方向全長に亙り同じ幅となるの
で、環状溝を加工し易くできてコストの低減が図れる。
【0040】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明の効果に加えて、開封テープが環状溝の側面に夫々形
成された両方の突出部分に同時に当接しながら案内誘導
されて正規な走行位置に正確に位置決めされるので、開
封テープを正規な走行位置に安定して走行する。
【0041】請求項4の発明は、請求項1または2の発
明の効果に加えて、開封テープが同時に複数の突出部分
の間を通る可能性が高くなると共に、分離部分及び接近
部分の傾斜角度が開封テープを案内誘導するのに適切な
角度に設定可能になるので、開封テープの位置規制精度
を向上できる。
【0042】請求項5の発明は、請求項1または2の発
明の効果に加えて、接着装置へ移送される直前で環状溝
の突出部分により開封テープが幅方向へ位置ズレること
なく位置規制されるので、包装フィルムの所定位置に開
封テープを正確に接着できる。
【0043】請求項6の発明は、請求項1または2の発
明の効果に加えて、開封テープが上流側の規制ローラー
を通過することにより、幅方向へ緩く位置規制され、そ
の後、下流側の規制ローラーを順次通過する度に、幅方
向への規制幅が徐々に狭くなるので、開封テープの大き
な蛇行を順次小さな蛇行に位置規制できる。
【0044】請求項7の発明は、請求項1または2の発
明の効果に加えて、複数の規制ローラーを通過する度に
夫々の環状溝の突出部分により開封テープが幅方向へ位
置規制されるので、開封テープの蛇行発生毎に位置規制
できる。
【0045】請求項8記載の発明は、請求項1または2
の発明の効果に加えて、規制ローラーを回転させるため
の駆動源が不要となるので、規制ローラーの回転構造を
簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す包装フィルムの開封テ
ープ走行位置規制装置の縦断正面図である。
【図2】同縮小縦断側面図である。
【図3】規制ローラーの外周面の拡大展開図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す包装フィルムの開封
テープ走行位置規制装置の縦断側面図である。
【図5】環状溝の変形例を示す展開図である。
【図6】環状溝の変形例を示す展開図である。
【符号の説明】
A 繰り出し路 B 接着装置 F 包装フィルム P 正規な走行位
置 T 開封テープ 1 規制ローラー 1a 外周面 1b 領域 1c 領域 2 環状溝 3 側面 3a 突出部分 3b 分離部分 3c 最も離れた部
分 3d 接近部分 4 側面 4a 突出部分 4b 分離部分 4c 最も離れた部分 4d 接近部分

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰り出し路(A)に沿って繰り出された
    開封テープ(T)と、これと別に繰り出された包装フィ
    ルム(F)とを、該繰り出し路(A)の途中から互いに
    重ね合わせて移送させ、この繰り出し路(A)中に配置
    した規制ローラー(1)に開封テープ(T)を圧接させ
    てその走行位置を規制し、この位置規制された開封テー
    プ(T)を接着装置(B)により包装フィルム(F)に
    接着させる包装フィルムの開封テープ走行位置規制装置
    において、前記規制ローラー(1)の外周面(1a)に
    走行中の開封テープ(T)が嵌入する環状溝(2)を周
    方向へ凹設し、この環状溝(2)の対向する両側面
    (3,4)に、開封テープ(T)の正規な走行位置
    (P)へ向けて最も突出する突出部分(3a,4a)
    と、この突出部分(3a,4a)から該規制ローラー
    (1)の回転方向と逆方向へ向かうのに従って正規な走
    行位置(P)に対し開封テープ(T)の幅方向外側へ徐
    々に離れる分離部分(3b,4b)と、その最も離れた
    部分(3c,4c)から該規制ローラー(1)の回転方
    向と逆方向へ向かうのに従って正規な走行位置(P)に
    対し開封テープ(T)の幅方向内側へ徐々に近づく接近
    部分(3d,4d)とを、夫々周方向へ連続して形成し
    たことを特徴とする包装フィルムの開封テープ走行位置
    規制装置。
  2. 【請求項2】 前記環状溝(2)が、開封テープ(T)
    の正規な走行位置(P)を中心として走行方向と直交す
    る幅方向へ交互に屈曲した請求項1記載の包装フィルム
    の開封テープ走行位置規制装置。
  3. 【請求項3】 前記規制ローラー(1)の外周面(1
    a)に対して開封テープ(T)を、突出部分(3a,4
    a)が夫々形成された領域(1b,1c)の少なくとも
    どちらか一方に通るように巻回させ、これら領域(1
    b,1c)の両方を開封テープ(T)が同時に通るタイ
    ミングを作る請求項1または2記載の包装フィルムの開
    封テープ走行位置規制装置。
  4. 【請求項4】 前記環状溝(2)の両側面(3,4)
    に、突出部分(3a,4a)、分離部分(3b,4
    b)、正規な走行位置(P)から最も離れた部分(3
    c,4c)及び接近部分(3d,4d)を、夫々複数組
    ずつ周方向へ連続して配置した請求項1または2記載の
    包装フィルムの開封テープ走行位置規制装置。
  5. 【請求項5】 前記規制ローラー(1)を接着装置
    (B)より上流側に接近して配置し、この規制ローラー
    (1)の環状溝(2)の両側面(3,4)に形成した突
    出部分(3a,4a)の間隔を開封テープ(T)の幅寸
    法と略同じにした請求項1または2記載の包装フィルム
    の開封テープ走行位置規制装置。
  6. 【請求項6】 前記規制ローラー(1)を繰り出し路
    (A)中に複数設け、最も下流側の規制ローラー(1)
    の突出部分(3a,4a)の間隔を開封テープ(T)の
    幅寸法と略同じにし、それより上流側に配置した規制ロ
    ーラー(1)の突出部分(3a,4a)の間隔を、上流
    側へ配置されるものに従って徐々に広くした請求項1ま
    たは2記載の包装フィルムの開封テープ走行位置規制装
    置。
  7. 【請求項7】 前記規制ローラー(1)を繰り出し路
    (A)中に複数設け、これら総ての規制ローラー(1)
    の突出部分(3a,4a)の間隔を開封テープ(T)の
    幅寸法と略同じにした請求項1または2記載の包装フィ
    ルムの開封テープ走行位置規制装置。
  8. 【請求項8】 前記規制ローラー(1)の外周面(1
    a)に走行中の包装フィルム(F)を圧接させて、該包
    装フィルム(F)の走行時に発生する摩擦によって該規
    制ローラー(1)を回転させる請求項1または2記載の
    包装フィルムの開封テープ走行位置規制装置。
JP7318173A 1995-12-06 1995-12-06 包装フィルムの開封テープ走行位置規制装置 Pending JPH09156614A (ja)

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US08/758,524 US5776300A (en) 1995-12-06 1996-11-29 Device of regulating running position of unsealing tape for packing film
EP96119331A EP0778208B1 (en) 1995-12-06 1996-12-03 Device of regulating running position of unsealing tape for packing film
DE69606836T DE69606836T2 (de) 1995-12-06 1996-12-03 Vorrichtung zum Führen eines laufenden Aufreissstreifens für eine Verpackungsfolie

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JP2014073878A (ja) * 2012-10-02 2014-04-24 Tokyo Automatic Machinery Works Ltd テープ繰り出し装置

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