JP4956804B2 - 包装装置 - Google Patents
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Description
このような、印刷が施されたフィルムは、通常、長尺のフィルムに一定間隔で印刷が施されてロール状に巻かれた、フィルムロールとなっており、包装装置では、このようなフィルムロールを2つ使用して、これら2つのフィルムロールから繰り出される2枚のフィルムの間に、新聞等を挿入してその四方を溶着し、密封状態として配達単位に切断するようになっている。
このような包装に用いられるフィルムについて、包装単位の印刷模様及び、この印刷模様に対する位置マークが印刷されているフィルムロールの一例を図2に示しておく。この例では、印刷模様221に対し、その初めと終わりの部分に位置マーク222が印刷されている。
第1の例における包装装置は、印刷模様及びその位置マークが印刷されている第1のフィルムロールと、何も印刷されていない第2のフィルムロールとを使用しており、これら第1及び第2のフィルムロールそれぞれからフィルムを繰り出し移動させる第1及び第2の駆動機構と、第1のフィルムロールから繰り出されたフィルムの位置マークを検出するマーク検出部と、このマーク検出部の検出信号に応じてマーク位置の遅れ、進みを判断し、フィルムの位置を修正して新聞(被包装物)と印刷模様との間で一定の位置関係を維持するように、上記第1及び第2の駆動機構を制御する電気制御装置と、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
この第2の例では、ブレーキ手段が印刷フィルム側のみであるため、その分コストを低減することができる。また、新聞が搬送ベルトにくわえられる前に位置修正するようになっている(例えば、特許文献2参照)。
また、図3(a)に示された正常位置の溶着部211に対し、図3(b),(c)に示すようにずれてしまうこともあり、見栄えが悪くなる。
しかしながら、第2の例では、ブレーキがかけられる時間が一定となっているので、新聞と印刷位置とが大きくずれた場合、1回の補正では補正しきれないこともあり、印刷の進み方が極端な場合は、その次の印刷の後端を基準として溶着せざるを得ないことがあり、その場合は新聞に対してフィルムの長さが極端に長くなり、配達には使えないものとなってしまう、という問題点があった。
前記ブレーキ動作制御手段におけるブレーキ動作の制御を、前記被包装物の先端が前記2枚のフィルムの前回溶着切断部分に到達するタイミングで前記第1及び第2のブレーキ手段によるブレーキ動作をOFFとするようにしたことを特徴とする。
従って、印刷模様のあるフィルムを使用する場合でも、フィルムロールにおける印刷模様の配置関係から、各包装単位における被包装物と印刷位置とがずれる余地を少なくすることができ、包装の無駄をなくすことができる、という効果がある。
従って、次に挿入された被包装物は、その先端が溶着ナイフ側のフィルムに先が当接することが多く、その結果、ブレーキ開放後も溶着ナイフ側のフィルムが被包装物に引きずられることが多く、このことにより、ナイフ受け側のフィルムに比べて先行する可能性が高い。このような傾向がある場合は、溶着ナイフ側のフィルムの開放タイミングの方を遅くする。
1対のフィルムロールそれぞれから繰り出されるフィルムに対し、ブレーキをかける第1及び第2のブレーキ手段と、これら第1及び第2のブレーキ手段によるブレーキ動作を制御するブレーキ動作制御手段と、を有し、
このブレーキ動作制御手段におけるブレーキ動作の制御を、被包装物の先端が2枚のフィルムの前回溶着切断部分に到達するタイミングで上記第1及び第2のブレーキ手段によるブレーキ動作をOFFとするようにした構成とし、
また、2枚のフィルムに対する溶着部の上流側には、回動するシャッタ板と、このシャッタ板の上流には被包装物をその通路の一方の面に押し付け、ガイドするガイド板が設けられている。
図1(a),(b)は本発明の一実施例を説明するための、包装装置全体の配置側面図、及びこの包装装置で包装しようとする包装単位ごとの断面側面図である。
この実施例における包装装置は、1対のフィルムロール200から繰り出されるフィルム210を、シャッタ板810でナイフ受け420へと押し付けた後、溶着ナイフ410により、2枚のフィルム210間を熱溶着してこの部分を切断する装置であって、前回の熱溶着切断部分を先端側として、これら2枚のフィルム210の間に、挿入ガイド機構100から挿入されガイドされた被包装物900を挿入して搬送し、その後端側で、一旦停止させて溶着ナイフ410及び図示省略されている側面溶着ナイフで溶着して密封状態とした後、搬送を再開して後端溶着部分で切断して搬送、排出する構成を成し、その詳細は次のとおりである。
2枚のフィルム210間に挿入された被包装物(900)は、シャッタ板810を押し込んで前方へと進み、その後端側で2枚のフィルムがシャッタ板810・ナイフ受け420間に挟まれて、これら2枚のフィルム間が溶着ナイフ410及びナイフ受け420で溶着される。この後、搬送機構500により包装された被包装物が搬送されると、先程溶着した部分が切断されて搬送、排出される。
詳しくは、上流センサ310が被包装物の先端を検知してから、一定時間後に第1、第2のブレーキ手段610,620のブレーキ動作をOFFとする。この一定時間とは、被包装物の先端が上流センサ310を検知してから、前回溶着切断部分(図1(b)の211部分)に到達するまでの時間である。
しかし、本実施例の包装装置は被包装物を手で押し込むか、もしくは自由落下させて挿入するので、この一定時間を理論値として求めることは困難であるので、最適な値を実験的に求めて設定することになる。
従って、このような制御を行うためには、前回溶着切断部分の上流側で被包装物の先端を検知することが必要である。前回溶着切断部分は、溶着ナイフ410によって形成されるから、上流センサ310の位置は溶着ナイフ410よりも上流側とするのがよい。
前記一定時間は、被包装物を手で押し込んだり落下させたりした時の被包装物の移動態様によって実験的に求めるという性質上、上流センサ310はできる限り溶着ナイフ410に近づけて配置するのが良い。前記一定時間が短くて済むから、より被包装物先端が前回溶着切断部分と一致しやすいからである。
しかし本実施例では、溶着ナイフ410及びシャッタ板810によってセンサがふさがれてしまうのを避けるために、上流センサ310はシャッタ板810の上流側に配置してある。
このように制御しても、機械装置の構造等に起因して、被包装物先端と前回溶着切断部分にズレが生じ、しかもその方向に一定の傾向がみられることがある。例えば被包装物を待機している状態において、2枚のフィルムのうち一方が他方に比べてたるんだ状態となる傾向がある場合は、その一方のフィルムが被包装物の先端を乗り越えて他方側に回り込みやすいことが考えられる。このような場合は、他方側のフィルムのブレーキOFFタイミングよりも、一方側フィルムのブレーキOFFタイミングが遅くすることによって、ズレを補正することができる。
さらに、被包装物を待機している状態において、第1,第2ブレーキ手段610,620から前回溶着切断部にかけての部分で、2枚のフィルムにたるみが形成されている場合は、溶着ナイフ410と同じ高さ位置、または溶着ナイフ410よりも下流側のセンサで被包装物先端を検知することもできる。この場合は、被包装物先端が前回溶着切断部に当接して押し下げても、センサで被包装物先端が検知されるまでの間は、フィルムが張って被包装物の挿入に対して負荷とならない程度に、たるみを形成している必要がある。
このように被包装物先端が前回溶着切断部に到達した後、第1,第2ブレーキ手段がOFFとなることによって被包装物がフィルムとともにさらに下降し、下流センサ320が被包装物の後端を検知すると一旦停止する。第1,第2のブレーキ手段のブレーキOFF状態は、少なくともこの一旦停止までは維持され、その後適宜のタイミングでON状態となって次に挿入される被包装物を待機する。一旦停止後、溶着ナイフ410及び図示省略されている側面溶着ナイフで溶着して密封状態として、その後搬送を再開して後端溶着部分で切断して搬送、排出する。
110 挿入口
120 挿入ガイド板
200 フィルムロール
210 フィルム
211 溶着部
221 印刷模様
222 位置マーク
300 センサ部
310 上流側センサ
320 下流側センサ
410 溶着ナイフ
420 ナイフ受け
500 搬送機構
610 第1のブレーキ手段
620 第2のブレーキ手段
700 ブレーキ動作制御手段
810 シャッタ板
820 ガイド押付板
900 被包装物
Claims (3)
- 1対のフィルムロールから繰り出されてその先端部分が前回の溶着動作で互いに溶着された2枚のフィルムの間に被包装物を挿入し、この被包装物をこれら2枚のフィルムと共に搬送した後一旦停止させてこれら2枚のフィルムをその被包装物の後端側及び幅方向両端側で熱溶着して密封し、この後、搬送を再開して熱溶着した後端側部分で切り離し、前記2枚のフィルムで密封された状態にある被包装物を排出する包装装置であって、
前記1対のフィルムロールそれぞれから繰り出されるフィルムを表裏から挟んでブレーキをかける第1及び第2のブレーキ手段と、
これら第1及び第2のブレーキ手段によるブレーキ動作を制御するブレーキ動作制御手段と、
を有し、
前記ブレーキ動作制御手段におけるブレーキ動作の制御を、
前記被包装物の先端が前記2枚のフィルムの前回溶着切断部分に到達するタイミングで前記第1及び第2のブレーキ手段によるブレーキ動作をOFFとするようにしたこと、
を特徴とする包装装置。 - 請求項1に記載の構成に加え、
前記2枚のフィルムに対する溶着部の上流側に、
回動軸を中心に回動可能でその先端で前記2枚のフィルムを被包装物通路の一方の面に押し付けるように付勢されて、前記被包装物通路を遮断する一方、挿入された被包装物に押されて回動し前記被包装物通路を開放するシャッタ板と、
このシャッタ板の上流側に配置されて、挿入された被包装物を前記被包装物通路の一方の面へと導くガイド板と、
を設けたことを特徴とする包装装置。 - 前記ブレーキ動作制御手段は、
その第1及び第2のブレーキ手段に対するブレーキ動作OFFタイミングを、前記2枚のフィルムの被包装物後端側溶着用の溶着ナイフ上流側に設けられたセンサの検知信号に基づいて制御する、構成である、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装装置。
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