JPH09156276A - 両開き綴金具 - Google Patents
両開き綴金具Info
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- JPH09156276A JPH09156276A JP31422595A JP31422595A JPH09156276A JP H09156276 A JPH09156276 A JP H09156276A JP 31422595 A JP31422595 A JP 31422595A JP 31422595 A JP31422595 A JP 31422595A JP H09156276 A JPH09156276 A JP H09156276A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単且つ安価に構成すると共に綴込み操作性
を十分に発揮することができる両開き綴金具を提供す
る。 【解決手段】 綴杆10またはこれに対応する綴管12
を保持する両側板14の各一側縁部14aと、ファイル
台紙に固定する基板16の両側縁部16aとをそれぞれ
ヒンジピン18を介して着脱可能にヒンジ結合する両開
き綴金具において、基板16の両側縁部16aに沿う両
側部上に、それぞれ弾性伸縮作動部34および弾性可撓
ロック機構部36を有すると共に、ヒンジピン18を保
持32a、36dしてこれを側板14とのヒンジ結合お
よび開放の2位置A、B間で移動するスライド操作板3
0と、このスライド操作板30を被覆すると共に、その
2位置A、Bを規制する被覆板40とを設けて構成す
る。
を十分に発揮することができる両開き綴金具を提供す
る。 【解決手段】 綴杆10またはこれに対応する綴管12
を保持する両側板14の各一側縁部14aと、ファイル
台紙に固定する基板16の両側縁部16aとをそれぞれ
ヒンジピン18を介して着脱可能にヒンジ結合する両開
き綴金具において、基板16の両側縁部16aに沿う両
側部上に、それぞれ弾性伸縮作動部34および弾性可撓
ロック機構部36を有すると共に、ヒンジピン18を保
持32a、36dしてこれを側板14とのヒンジ結合お
よび開放の2位置A、B間で移動するスライド操作板3
0と、このスライド操作板30を被覆すると共に、その
2位置A、Bを規制する被覆板40とを設けて構成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板にヒンジ結合
されている両側板のいずれでも基板から着脱することが
できる両開き綴金具に関する。
されている両側板のいずれでも基板から着脱することが
できる両開き綴金具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、両開き綴金具は、前述したよう
に両側板がいずれでも開放され綴込み操作が簡便である
ことから、特に綴込みが多量かつ頻繁である場合等に賞
用されていることは公知である。
に両側板がいずれでも開放され綴込み操作が簡便である
ことから、特に綴込みが多量かつ頻繁である場合等に賞
用されていることは公知である。
【0003】しかるに、この両開き綴金具は、そのヒン
ジ開閉操作に弾性伸縮作動あるいはロック作用等の比較
的複雑な駆動機構を必要とすることから、その構造が複
雑大形化し、価格が上昇する難点を有していた。そこ
で、本出願人等は、先に、前記難点を解決する新規な綴
金具を開発し、特許出願を行った(特願平6−1698
45号)。
ジ開閉操作に弾性伸縮作動あるいはロック作用等の比較
的複雑な駆動機構を必要とすることから、その構造が複
雑大形化し、価格が上昇する難点を有していた。そこ
で、本出願人等は、先に、前記難点を解決する新規な綴
金具を開発し、特許出願を行った(特願平6−1698
45号)。
【0004】すなわち、前記の新規技術は、図4乃至図
6に示すように、綴杆10またはこれに対応する綴管1
2を保持する両側板14の各一側縁部14aと、ファイ
ル台紙(図示せず)に固定する基板16の両側縁部16
aとをそれぞれヒンジピン18を介して着脱可能にヒン
ジ結合する両開き綴金具において、側板14の裏面上
に、それぞれ弾性伸縮作動部20aおよび弾性可撓ロッ
ク機構部20bを有すると共にヒンジピン18を保持2
0cしてこれを基板16とのヒンジ結合および開放の2
位置A、B間で移動するプラスチック製のスライド操作
板20と、このスライド操作板20を被覆すると共にそ
の2位置A、Bを規制する係止部22aおよびロック止
め部22bを有する被覆板22とを設けた構成からな
る。
6に示すように、綴杆10またはこれに対応する綴管1
2を保持する両側板14の各一側縁部14aと、ファイ
ル台紙(図示せず)に固定する基板16の両側縁部16
aとをそれぞれヒンジピン18を介して着脱可能にヒン
ジ結合する両開き綴金具において、側板14の裏面上
に、それぞれ弾性伸縮作動部20aおよび弾性可撓ロッ
ク機構部20bを有すると共にヒンジピン18を保持2
0cしてこれを基板16とのヒンジ結合および開放の2
位置A、B間で移動するプラスチック製のスライド操作
板20と、このスライド操作板20を被覆すると共にそ
の2位置A、Bを規制する係止部22aおよびロック止
め部22bを有する被覆板22とを設けた構成からな
る。
【0005】すなわち、図5においては、スライド操作
板20が結合位置Aにあり、従ってヒンジピン18が基
板ヒンジ管16b内に挿通されている状態を示してい
る。また、図6においては、スライド操作板20が前記
状態から図示左方へ距離lだけ移動して弾性進出作動部
20aの長さLがL−lに圧縮された開放位置Bにあ
り、従ってヒンジピン18がヒンジ管16bから離脱す
ると共にロック機構部20bのロック爪20dがロック
止め部22bを乗越えて通過し、これに係合ロックされ
ている状態を示している。
板20が結合位置Aにあり、従ってヒンジピン18が基
板ヒンジ管16b内に挿通されている状態を示してい
る。また、図6においては、スライド操作板20が前記
状態から図示左方へ距離lだけ移動して弾性進出作動部
20aの長さLがL−lに圧縮された開放位置Bにあ
り、従ってヒンジピン18がヒンジ管16bから離脱す
ると共にロック機構部20bのロック爪20dがロック
止め部22bを乗越えて通過し、これに係合ロックされ
ている状態を示している。
【0006】従って、この新規技術によれば、そのヒン
ジ開閉駆動機構が、前述したように簡略化されるので、
この種の両開き綴金具を比較的小形かつ安価に提供する
ことができる。
ジ開閉駆動機構が、前述したように簡略化されるので、
この種の両開き綴金具を比較的小形かつ安価に提供する
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
新規技術(以下、従来技術と称する)は、なお改良すべ
き難点を有することが判明した。
新規技術(以下、従来技術と称する)は、なお改良すべ
き難点を有することが判明した。
【0008】すなわち、前記従来技術は、前述したよう
に、弾性伸縮作動部および弾性可撓ロック機構部等を有
するスライド操作板を、基板上から着脱させる側板の内
部に被覆板を介して挿着するように構成されている。従
って、前記従来技術によれば、前述したように、ヒンジ
開閉駆動機構(すなわち、前記スライド操作板)が大幅
に簡略化される結果、この種の両開き綴金具を、これま
でよりはかなり簡単かつ安価に提供することが可能とな
る。
に、弾性伸縮作動部および弾性可撓ロック機構部等を有
するスライド操作板を、基板上から着脱させる側板の内
部に被覆板を介して挿着するように構成されている。従
って、前記従来技術によれば、前述したように、ヒンジ
開閉駆動機構(すなわち、前記スライド操作板)が大幅
に簡略化される結果、この種の両開き綴金具を、これま
でよりはかなり簡単かつ安価に提供することが可能とな
る。
【0009】しかるに、前記従来技術においては、この
反面、前記スライド操作板が、前述したように、着脱操
作される方の側板の内部に挿着されているため、前記側
板が大形重量化し、この結果実際的には、この種の両開
き綴金具の最大の特徴である綴込み操作の簡便性がかな
り損なわれる難点を有していた。
反面、前記スライド操作板が、前述したように、着脱操
作される方の側板の内部に挿着されているため、前記側
板が大形重量化し、この結果実際的には、この種の両開
き綴金具の最大の特徴である綴込み操作の簡便性がかな
り損なわれる難点を有していた。
【0010】そこで、本発明の目的は、簡単かつ安価に
構成することができると共に、綴込み操作性を十分に発
揮することができる両開き綴金具を提供することにあ
る。
構成することができると共に、綴込み操作性を十分に発
揮することができる両開き綴金具を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本発明に係る両開き綴金具は、綴杆またはこれに対
応する綴管を保持する両側板の各一側縁部とファイル台
紙に固定する基板の両側縁部とをそれぞれヒンジピンを
介して着脱可能にヒンジ結合してなる両開き綴金具にお
いて、前記基板の前記両側縁部に沿う両側部上に、それ
ぞれ弾性伸縮作動部および弾性可撓ロック機構部を有す
ると共に前記ヒンジピンを保持してこれを前記両側板と
のヒンジ結合および開放の2位置間で移動するスライド
操作板と、このスライド操作板を被覆すると共にその前
記2位置を規制する被覆板とを設けることを特徴とす
る。
に、本発明に係る両開き綴金具は、綴杆またはこれに対
応する綴管を保持する両側板の各一側縁部とファイル台
紙に固定する基板の両側縁部とをそれぞれヒンジピンを
介して着脱可能にヒンジ結合してなる両開き綴金具にお
いて、前記基板の前記両側縁部に沿う両側部上に、それ
ぞれ弾性伸縮作動部および弾性可撓ロック機構部を有す
ると共に前記ヒンジピンを保持してこれを前記両側板と
のヒンジ結合および開放の2位置間で移動するスライド
操作板と、このスライド操作板を被覆すると共にその前
記2位置を規制する被覆板とを設けることを特徴とす
る。
【0012】この場合、スライド操作板は、一端部上に
第1のヒンジピン保持部を有すると共に他端部上に操作
端部を有するプラスチック製のスライド本体からなり、
このスライド本体の前記第1ヒンジピン保持部側におけ
る基板中央部側に、ばね作用を有する複数段折曲部から
なる弾性伸縮作動部を形成すると共に、前記操作端部側
における基板側縁部側に、弾性レバー片上にその先端部
から順次ロック爪、押圧ロック解除突起および第2ヒン
ジピン保持部を設けた弾性可撓ロック機構部を形成し、
さらに被覆板には、スライド本体を係止してこれを側板
との結合位置に規制する第1および第2係止部と、前記
ロック爪を係止してこれを側板との開放位置に規制する
ロック止め部とを形成するこように構成することができ
る。
第1のヒンジピン保持部を有すると共に他端部上に操作
端部を有するプラスチック製のスライド本体からなり、
このスライド本体の前記第1ヒンジピン保持部側におけ
る基板中央部側に、ばね作用を有する複数段折曲部から
なる弾性伸縮作動部を形成すると共に、前記操作端部側
における基板側縁部側に、弾性レバー片上にその先端部
から順次ロック爪、押圧ロック解除突起および第2ヒン
ジピン保持部を設けた弾性可撓ロック機構部を形成し、
さらに被覆板には、スライド本体を係止してこれを側板
との結合位置に規制する第1および第2係止部と、前記
ロック爪を係止してこれを側板との開放位置に規制する
ロック止め部とを形成するこように構成することができ
る。
【0013】
【実施例】次に、本発明に係る両開き綴金具の実施例に
つき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。な
お、説明の便宜上、図4乃至図6に示す従来の構造と同
一の構成部分には同一の参照符号を付し、詳細な説明は
省略する。
つき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。な
お、説明の便宜上、図4乃至図6に示す従来の構造と同
一の構成部分には同一の参照符号を付し、詳細な説明は
省略する。
【0014】先ず初めに、本発明に係る両開き綴金具
は、前述したように、前記従来技術の改良に係り、さら
に結論的に説明すると、前記従来技術において、前述し
たスライド操作板(すなわち、ヒンジ開閉駆動機構)
を、綴金具の基板から着脱させる方の側板から変更し
て、台紙に固定されている前記基板上に挿着するように
構成したものである。
は、前述したように、前記従来技術の改良に係り、さら
に結論的に説明すると、前記従来技術において、前述し
たスライド操作板(すなわち、ヒンジ開閉駆動機構)
を、綴金具の基板から着脱させる方の側板から変更し
て、台紙に固定されている前記基板上に挿着するように
構成したものである。
【0015】なお、ここでスライド操作板自体の構成お
よび機能は、前記従来技術の場合と実質的に同一である
ので、本発明に関する以下の説明においては、その一部
が前述した従来の説明と重複する。
よび機能は、前記従来技術の場合と実質的に同一である
ので、本発明に関する以下の説明においては、その一部
が前述した従来の説明と重複する。
【0016】すなわち、本発明の両開き綴金具は、先ず
基本的には、図1乃至図3に示すように、綴杆10また
はこれに対応する綴管12を保持する両側板14の各一
側縁部14aと、ファイル台紙(図示せず)に固定する
基板16の両側縁部16aとをそれぞれヒンジピン18
を介して着脱可能にヒンジ結合する両開き綴金具におい
て、基板16の両側縁部16aに沿う両側部上に、それ
ぞれ弾性伸縮作動部34および弾性可撓ロック機構部3
6を有すると共にヒンジピン18を保持32a、36d
してこれを側板14とのヒンジ結合および開放の2位置
A、B間で移動するスライド操作板30と、このスライ
ド操作板30を被覆すると共にその2位置A、Bを規制
する被覆板40とを設けた構成からなる。
基本的には、図1乃至図3に示すように、綴杆10また
はこれに対応する綴管12を保持する両側板14の各一
側縁部14aと、ファイル台紙(図示せず)に固定する
基板16の両側縁部16aとをそれぞれヒンジピン18
を介して着脱可能にヒンジ結合する両開き綴金具におい
て、基板16の両側縁部16aに沿う両側部上に、それ
ぞれ弾性伸縮作動部34および弾性可撓ロック機構部3
6を有すると共にヒンジピン18を保持32a、36d
してこれを側板14とのヒンジ結合および開放の2位置
A、B間で移動するスライド操作板30と、このスライ
ド操作板30を被覆すると共にその2位置A、Bを規制
する被覆板40とを設けた構成からなる。
【0017】そして、さらに詳細には、スライド操作板
30は、一端部上に第1のヒンジピン保持部32aを有
すると共に、他端部上には操作端部32bを有するフラ
スチック製のスライド本体32から構成し、そしてこの
スライド本体32の第1ヒンジピン保持部32a側にお
ける基板中央部16b側に、ばね作用を有する複数段の
折曲部34aからなる弾性伸縮作動部34を形成すると
共に、操作端部32b側における基板側縁部16a側に
は、弾性レバー片36a上にその先端部から順次ロック
爪36b、押圧ロック解除突起36cおよび第2ヒンジ
ピン保持部36dを設けた弾性可撓ロック機構部36を
形成する。
30は、一端部上に第1のヒンジピン保持部32aを有
すると共に、他端部上には操作端部32bを有するフラ
スチック製のスライド本体32から構成し、そしてこの
スライド本体32の第1ヒンジピン保持部32a側にお
ける基板中央部16b側に、ばね作用を有する複数段の
折曲部34aからなる弾性伸縮作動部34を形成すると
共に、操作端部32b側における基板側縁部16a側に
は、弾性レバー片36a上にその先端部から順次ロック
爪36b、押圧ロック解除突起36cおよび第2ヒンジ
ピン保持部36dを設けた弾性可撓ロック機構部36を
形成する。
【0018】また、被覆板40には、スライド本体32
を係止して、これを側板14との結合位置Aに規制する
第1および第2係止部40a、40bと、ロック爪36
bを係止して、これを側板14との開放位置Bに規制す
るロック止め部40cとを形成する。なお、前記係止部
40a、40bは、基板16および被覆板40を締結す
る軸穴部に形成され、また被覆板40の所定位置には、
スライド操作板30を案内収容するリム40dが設けら
れている。
を係止して、これを側板14との結合位置Aに規制する
第1および第2係止部40a、40bと、ロック爪36
bを係止して、これを側板14との開放位置Bに規制す
るロック止め部40cとを形成する。なお、前記係止部
40a、40bは、基板16および被覆板40を締結す
る軸穴部に形成され、また被覆板40の所定位置には、
スライド操作板30を案内収容するリム40dが設けら
れている。
【0019】すなわち、図2においては、スライド操作
板20が結合位置Aにあり、従ってヒンジピン18が基
板ヒンジ管14b内に挿通されている状態を示してい
る。また、図3においては、スライド操作板20が、そ
の操作端部32bを介して前記状態から図示左方へ距離
lだけ移動し、弾性進出作動部20aの長さLがL−l
に圧縮された開放位置Bにあり、従ってヒンジピン18
がヒンジ管14bから離脱されると共に、ロック機構部
36のロック爪20dがロック止め部22bを乗越えて
通過し、これに係合ロックされている状態を示してい
る。
板20が結合位置Aにあり、従ってヒンジピン18が基
板ヒンジ管14b内に挿通されている状態を示してい
る。また、図3においては、スライド操作板20が、そ
の操作端部32bを介して前記状態から図示左方へ距離
lだけ移動し、弾性進出作動部20aの長さLがL−l
に圧縮された開放位置Bにあり、従ってヒンジピン18
がヒンジ管14bから離脱されると共に、ロック機構部
36のロック爪20dがロック止め部22bを乗越えて
通過し、これに係合ロックされている状態を示してい
る。
【0020】なお、ここで図3に示すロック状態、すな
わちスライド操作板30の開放位置Bにおいて、側板1
4を基板16に対して挿着すると、図2に示す係合管部
14cが、図3に示す管受部16cに案内されて、スラ
イド操作板30の押圧ロック解除突起36cを押圧する
ことにより、ロック機構部36が撓められてそのロック
爪36bがロック止め部40cから離脱する。従って、
スライド操作板60は、その伸縮作動部34の伸長力を
介して、図2に示す結合位置Aへ自動的に復帰させるこ
とができる。
わちスライド操作板30の開放位置Bにおいて、側板1
4を基板16に対して挿着すると、図2に示す係合管部
14cが、図3に示す管受部16cに案内されて、スラ
イド操作板30の押圧ロック解除突起36cを押圧する
ことにより、ロック機構部36が撓められてそのロック
爪36bがロック止め部40cから離脱する。従って、
スライド操作板60は、その伸縮作動部34の伸長力を
介して、図2に示す結合位置Aへ自動的に復帰させるこ
とができる。
【0021】従って、このような構成からなる本発明の
両開き綴金具によれば、そのヒンジ開閉駆動機構(スラ
イド操作板)が簡略化されることから、製品の小形低廉
化が達成されると同時に、着脱操作される側板を軽量化
し、綴込み操作性も十分に向上することができる。
両開き綴金具によれば、そのヒンジ開閉駆動機構(スラ
イド操作板)が簡略化されることから、製品の小形低廉
化が達成されると同時に、着脱操作される側板を軽量化
し、綴込み操作性も十分に向上することができる。
【0022】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更
が可能である。
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更
が可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る両開
き綴金具は、綴杆またはこれに対応する綴管を保持する
両側板の各一側縁部と、ファイル台紙に固定する基板の
両側縁部とをそれぞれヒンジピンを介して着脱可能にヒ
ンジ結合する両開き綴金具において、前記基板の前記両
側縁部に沿う両側部上に、それぞれ弾性伸縮作動部およ
び弾性可撓ロック機構部を有すると共に、前記ヒンジピ
ンを保持してこれを前記両側板とのヒンジ結合および開
放の2位置間で移動するスライド操作板と、このスライ
ド操作板を被覆すると共に、その前記2位置を規制する
被覆板とを設けた構成としたことにより、綴金具のヒン
ジ開閉駆動機構を簡略化して製品の小形低廉化が達成さ
れると同時に、綴込み操作に際して、着脱させる側板が
軽量化して前記綴込み操作性も十分に向上することがで
きる。
き綴金具は、綴杆またはこれに対応する綴管を保持する
両側板の各一側縁部と、ファイル台紙に固定する基板の
両側縁部とをそれぞれヒンジピンを介して着脱可能にヒ
ンジ結合する両開き綴金具において、前記基板の前記両
側縁部に沿う両側部上に、それぞれ弾性伸縮作動部およ
び弾性可撓ロック機構部を有すると共に、前記ヒンジピ
ンを保持してこれを前記両側板とのヒンジ結合および開
放の2位置間で移動するスライド操作板と、このスライ
ド操作板を被覆すると共に、その前記2位置を規制する
被覆板とを設けた構成としたことにより、綴金具のヒン
ジ開閉駆動機構を簡略化して製品の小形低廉化が達成さ
れると同時に、綴込み操作に際して、着脱させる側板が
軽量化して前記綴込み操作性も十分に向上することがで
きる。
【図1】本発明に係る両開き綴金具の一実施例を示す全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図2】図1に示す両開き綴金具のヒンジ結合位置にお
けるスライド操作板の作動状態を示す平面図である。
けるスライド操作板の作動状態を示す平面図である。
【図3】図1に示す両開き綴金具のヒンジ開放位置にお
けるスライド操作板の作動状態を示す平面図である。
けるスライド操作板の作動状態を示す平面図である。
【図4】従来の両開き綴金具を示す全体斜視図である。
【図5】図4に示す両開き綴金具のヒンジ結合位置にお
けるスライド操作板の作動状態を示す平面図である。
けるスライド操作板の作動状態を示す平面図である。
【図6】図4に示す両開き綴金具のヒンジ開放位置にお
けるスライド操作板の作動状態を示す平面図である。
けるスライド操作板の作動状態を示す平面図である。
10 綴杆 12 綴管 14 側板 14a 一側縁部 14b ヒンジ管 14c 係合管部 16 基板 16a 側縁部 16b 中央部 16c 受管部 18 ヒンジピン 30 スライド操作板 32 スライド本体 32a 第1ヒンジピン保持部 32b 操作端部 34 弾性伸縮作動部 34a 折曲部 36 弾性可撓ロック機構部 36a 弾性レバー片 36b ロック爪 36c 押圧ロック解除突起 36d 第2ヒンジピン保持部 40 被覆板 40a、40b 係止部 40c ロック止め部 40d リム
Claims (2)
- 【請求項1】 綴杆またはこれに対応する綴管を保持す
る両側板の各一側縁部とファイル台紙に固定する基板の
両側縁部とをそれぞれヒンジピンを介して着脱可能にヒ
ンジ結合してなる両開き綴金具において、 前記基板の前記両側縁部に沿う両側部上に、それぞれ弾
性伸縮作動部および弾性可撓ロック機構部を有すると共
に前記ヒンジピンを保持してこれを前記両側板とのヒン
ジ結合および開放の2位置間で移動するスライド操作板
と、このスライド操作板を被覆すると共にその前記2位
置を規制する被覆板とを設けることを特徴とする両開き
綴金具。 - 【請求項2】 スライド操作板は、一端部上に第1のヒ
ンジピン保持部を有すると共に他端部上に操作端部を有
するプラスチック製のスライド本体からなり、このスラ
イド本体の前記第1ヒンジピン保持部側における基板中
央部側に、ばね作用を有する複数段折曲部からなる弾性
伸縮作動部を形成すると共に、前記操作端部側における
基板側縁部側に、弾性レバー片上にその先端部から順次
ロック爪、押圧ロック解除突起および第2ヒンジピン保
持部を設けた弾性可撓ロック機構部を形成し、さらに被
覆板には、スライド本体を係止してこれを側板との結合
位置に規制する第1および第2係止部と、前記ロック爪
を係止してこれを側板との開放位置に規制するロック止
め部とを形成してなる請求項1記載の両開き綴金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31422595A JPH09156276A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 両開き綴金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31422595A JPH09156276A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 両開き綴金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09156276A true JPH09156276A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18050797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31422595A Pending JPH09156276A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 両開き綴金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09156276A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI627018B (zh) * | 2017-07-10 | 2018-06-21 | 英業達股份有限公司 | 雙開式治具 |
-
1995
- 1995-12-01 JP JP31422595A patent/JPH09156276A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI627018B (zh) * | 2017-07-10 | 2018-06-21 | 英業達股份有限公司 | 雙開式治具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |