JPH09156238A - 感熱転写記録方法および記録装置 - Google Patents

感熱転写記録方法および記録装置

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JPH09156238A
JPH09156238A JP7345523A JP34552395A JPH09156238A JP H09156238 A JPH09156238 A JP H09156238A JP 7345523 A JP7345523 A JP 7345523A JP 34552395 A JP34552395 A JP 34552395A JP H09156238 A JPH09156238 A JP H09156238A
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film
sublimation dye
image
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transfer recording
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JP7345523A
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Motoharu Tanaka
元治 田中
Keiji Taniguchi
圭司 谷口
Hiroyuki Kamimura
浩之 上村
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は下記の課題を解決した感熱転写記録
方法および記録装置を開発することにある。 1.昇華染料の補給を十分に行ない、濃度ムラのない安
定した画像を繰返し形成出来る。2.濃度が高く、階調
性の良い画像を安定して形成する。3.高画質を維持す
るための安定した昇華染料補給を実現する。4.昇華染
料補給を確実に実施する。5.昇華染料層の均一性を高
め、フィルム上への接着性を高める。6.転写層および
昇華染料補給層の安定した繰返し使用を実現する。7.
システム的にシンプルで、高速に微細な画素が形成出来
る。 【解決手段】 昇華染料供給フィルム3と受像体6との
間に複数の貫通孔を有するフィルムからなる転写フィル
ム4をはさんで、これらを重ねた状態で所望の画像状に
加熱し、受像体6上に画像を形成することを特徴とする
感熱転写記録方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、複写機、プリンタ、FAX等に
用いる感熱転写記録方法および記録装置に関する。
【0002】
【従来技術】昇華型感熱転写記録方法は、階調性および
色再現性に優れ、銀塩カラー写真に近い画像が得られる
ため、フルカラープリンタに応用され、市場に普及し始
めている。しかし、染料を保持するリボンの利用効率が
低いために、その価格が問題となり、利用効率を上げる
検討がされている。例えば、昇華染色層の層構成を変え
て、インクリボンの繰返し特性を上げることが試みられ
ているが、数回に止まっている。他に、受像体とインク
リボンとの相対速度を変えて、インクリボンの速度を低
くして画像を形成し、インクリボンの利用効率を上げる
方法が提案されている。しかし、それでも15〜20倍
の利用効率のアップに止まっている。そこで、特開平6
−55852では感熱転写記録媒体へ外部から昇華染料
を連続的に補給出来るようにし、多数回の繰返し使用が
出来るようにした。しかし、この方法では昇華染料の補
給が十分に行われず、繰返し使用時に濃度ムラが生じや
すいことが分かっている。また、特開昭62−7399
5では染料供給ユニットの狭隙部に染料を供給して、ユ
ニット上面を加熱し、ユニット下面の染料透過性膜を通
じて画像形成している。しかし、狭隙部に染料を連続的
に補給するのがゴミや固着などにより難しく、濃度ムラ
なども出やすかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は下記の課題を
解決した感熱転写記録方法および記録装置を開発するこ
とにある。 1.昇華染料の補給を十分に行ない、濃度ムラのない安
定した画像を繰返し形成出来る。 2.濃度が高く、階調性の良い画像を安定して形成す
る。 3.高画質を維持するための安定した昇華染料補給を実
現する。 4.昇華染料補給を確実に実施する。 5.昇華染料層の均一性を高め、フィルム上への接着性
を高める。 6.転写層および昇華染料補給層の安定した繰返し使用
を実現する。 7.システム的にシンプルで、高速に微細な画素が形成
出来る。
【0004】
【発明の構成】本発明は、昇華染料供給フィルムと受像
体との間に複数の貫通孔を有するフィルムからなる転写
フィルムをはさんで、これらを重ねた状態で所定の画像
状に加熱し、受像体上に画像を形成することを特徴とす
る感熱転写記録方法および記録装置に関する。本発明
は、図1に示すように昇華染料供給手段1によって昇華
染料供給フィルム形成用基材フィルム上に昇華染料層が
形成された昇華染料供給フィルム3と受像体6との間
に、複数の貫通孔を有するフィルムから成る転写フィル
ム4をはさんで、重ね合わせた状態で、昇華染料供給フ
ィルム3からサーマルヘッドやレーザなどの記録ヘッド
5の熱源で加熱し、昇華染料供給層中の昇華染料を転写
フィルム4中の孔を通して拡散させて受像体6上に画像
を形成し、かつ転写の終了した後、昇華染料供給フィル
ム3は昇華染料供給手段1で前記のようにして再度新た
に昇華染料を供給し再生する。本発明において、形成さ
れる画像はグラフィック画像ばかりでなく、文字であっ
てもよい。転写フィルム4は、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルフィ
ド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミドなどの耐
熱性プラスチックフィルムから成り、多数の貫通孔が開
いているものである。孔はレーザ加工などで開ける。孔
径は、小さ過ぎると画像濃度が低過ぎ、大き過ぎると非
常に立った画像になるので、0.1〜100μm、好ま
しくは1〜30μmである。また、フィルムの厚みは画
像濃度の他に、記録感度および耐久性にも影響を与え、
フィルム厚が薄過ぎると立った画像になるとともにフィ
ルムの熱変形が起こりやすく耐久性が悪くなり、フィル
ム厚が厚くなると画像濃度が低くなり記録感度も悪くな
るので、1〜200μm、好ましくは1〜30μmであ
る。前記転写フィルム4の孔は厚み方向にテーパーを付
けても良く、一方の面の孔径と他方の面の孔径を異なら
せることにより、昇華染料の拡散度合を調整することが
出来、受像体側の孔径を大きくすることにより画像濃度
を高くし、受像体側の孔径を小さくすることにより画像
濃度を低くすることが出来る。この傾向は、フィルムの
表裏の孔径差が大きいほど、大きくなるので、プロセス
のγ特性(記録エネルギー画像濃度特性)を評価して、
それに応じて最適な孔のテーパー形状を決定する必要が
ある。なお、前記のように一方の面の孔径と他方の面の
孔径の大きさはプロセスのγ特性に応じて適宜決定され
るが、ヘッドの汚れが問題になるような場合にはヘッド
側の孔径が小さい方が好ましい。
【0005】昇華染料供給フィルム3は、耐熱性のプラ
スチックフィルムであるポリエチレンテレフタレート、
ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポ
リエーテルエーテルケトン、ポリイミドなどの基材フィ
ルム上に昇華染料層を形成したものから成る。昇華染料
供給フィルム3の基材フィルム厚は、薄いと記録感度は
良くなるが耐久性が悪く、厚いと耐久性は良くなるが記
録感度が悪くなり、両者のバランスで決まるが、通常1
〜50μm、好ましくは5〜20μmである。昇華染料
層の厚みは、厚いと記録感度が悪くなり薄いと濃度ムラ
が生じやすい。昇華染料層を形成する方法は、粉体昇華
染料を静電気的な吸引力によりホッパー付きローラなど
の昇華染料供給手段から供給し、ブレードで均一塗膜化
したり、コロナ帯電器で昇華染料供給フィルムを帯電し
た後、ホッパー付きローラなどの昇華染料供給手段から
粉体昇華染料を供給し、ブレードで均一塗膜化したり、
液体昇華染料をスポンジローラやゴムローラで塗膜し、
その後加熱手段で硬化させるなどの方法がある。粉体昇
華染料を用いる場合でも、塗膜後ヒータなどの加熱手段
で熱処理すると、塗膜面の均一性が増しフィルムとの接
着性が向上するので効果がある。熱処理温度は、塗膜性
との関係で60〜200℃が適している。図1には、前
記のような基材フィルムの上に昇華染料供給手段の昇華
染料塗布ローラで染料を供給し、ブレードで染料の均一
な層を形成した後、加熱手段により染料層を溶融し塗膜
面の均一性およびフィルムとの接着性を増して昇華染料
供給層を形成する方法を示す。昇華染料供給手段は、前
記基材フィルムの周辺に設け、均一な昇華染料層を形成
するのが好ましい。転写フィルム4および昇華染料供給
フィルム3は、図1に示すようにエンドレスベルト状に
構成され、回転することにより繰返し再生され、使用さ
れる。画像形成する場合は、一つ一つの画素が細かいほ
ど高画質になるため、画像形成用熱源はサーマルヘッド
およびレーザが適している。
【0006】昇華染料としては、分散染料、分散アント
ラキノン染料、分散モノアゾ染料、油溶染料、カチオン
染料、ニトロ染料、ロイコ染料、キノフタロン染料、ナ
フタロシアニン染料、トリシアノスチル染料、油溶化し
たカチオン染料などを用いる。また、無機系として、カ
ーボンブラック、他にSn、Sb、Pb、Bi、As、
Zn、Cd、In、Au、Al、Cu、Teなどを含有
したものやこれらの酸化物、有機系としてはポリメチン
系色素、アズレン系色素、ナフトキノン系色素、ピリリ
ウム系色素、フタロシアニン系色素、ナフタロシアニン
系色素、シアニン系色素、フルオレン系色素、ローダミ
ン系色素、トリアリールアミン系色素、アミニウム系色
素、ジイモニウム系色素、中心金属がNi、Pd、C
u、Coなどのキレート化合物なども用いられる。フル
カラー画像を形成する場合には、図2に示すように大き
いプラテンローラ7の周りに、それぞれが図1の構成か
らなるイエロー画像形成部10、マゼンタ画像形成部9
およびシアン画像形成部8を設け、受像体6上にそれぞ
れの色を形成して行なう。但し、装置構成はこのかぎり
ではなく、例えば画像形成部を横一例に並べたような構
成でも良い。
【0007】実施例1 画像形成を図1に示すような構成の装置を用いて行な
い、画像濃度の変化を調べた。粉体状のマゼンタ染料
(三井東圧社製:染料製昇華染料MS Magenta
VP)を表面の粗いゴムローラとブレードから成る昇華
染料塗布ローラを備えたホッパーの中に入れ、ポリイミ
ドフィルム(7μm厚)から成るシームレスのエンドレ
スベルトの上に薄く均一に塗布して、その後ヒータによ
り加熱して、接着性を上げた状態で昇華染料供給層を形
成し、昇華染料供給フィルム3を作成した。転写フィル
ム4は、耐熱性のあるポリイミドフィルム(5μm厚)
に、レーザにより均一な孔を全面に多数開けて作成し
た。本実施例においては、レーザ出力を変えて、孔径を
1、5、10、15μmと変えた転写フィルムを作成
し、それらを使って画像形成した時の画像濃度との関係
を調べた。画像濃度はマクベス濃度計で調べた。記録ヘ
ッド5にはサーマルヘッドを用い、記録エネルギー30
mJ/mm2で行なった。受像体は、ポリビニルブチラ
ールから成る受像層を有する印画紙を用いた。画像形成
は、20回繰返して行ない、20回目の画像濃度をデー
タとした。その結果、下表1および図3のようになり、
今回の実験範囲では繰返しても濃度低下はなく、十分に
画像形成されることが分かった。画像濃度は孔径が大き
くなるほど昇華染料の移動量が大きくなり、高くなっ
た。
【0008】
【表1】
【0009】実施例2 画像形成は図1の記録ヘッド5の部分に高出力半導体レ
ーザ(λ=780nm)を用いて、他は同じ条件で行な
った。光スポット径は約3μm、昇華染料供給フィルム
上での光出力は約30mWであった。今回は転写フィル
ムのフィルム厚を5、10、15μmと変えて(転写フ
ィルムの孔径は5μm一定で)、画像形成実験を行ない
画像濃度との関係を調べた。画像形成は、20回繰返し
て行ない、20回目の画像濃度をデータとした。その結
果、下表2および図4のようになり、今回の実験範囲で
は20回繰返しても濃度低下はなく、十分に画像が形成
されることが分かった。画像濃度は、フィルム厚が厚く
なると熱の伝わり方が悪くなり、画像濃度は低くなっ
た。
【0010】
【表2】
【0011】以下、本発明の実施態様を示す。 1.昇華染料供給フィルムと受像体との間に複数の貫通
孔を有するフィルムからなる転写フィルムをはさんで、
これらを重ねた状態で所望の画像状に加熱し、受像体上
に画像を形成することを特徴とする感熱転写記録方法。 2.昇華染料供給フィルム形成用基材フィルムと複数の
貫通孔を有する転写フィルムとの重ね合わせフィルムの
昇華染料供給フィルム用基材フィルム面に昇華染料層を
形成して昇華染料供給フィルムを作製し、該昇華染料供
給フィルムと受像体との間に複数の貫通孔を有するフィ
ルムからなる転写フィルムをはさんで、これらを重ねた
状態で所望の画像状に加熱し、受像体上に画像を形成す
ることを特徴とする感熱転写記録方法。 3.転写フィルムが耐熱性のプラスチックフィルムであ
る前記1ないし2の感熱転写記録方法。 4.転写フィルムが耐熱性であり、孔径が0.1〜10
0μm、好ましくは1〜30μm、厚さが1〜200μ
m、好ましくは1〜30μmである前記1ないし3の熱
転写記録方法。 5.転写フィルムの貫通孔が孔が厚み方向にテーパー状
になっており、一方の面の孔径と他方の面の孔径が異な
るものである前記1ないし4の感熱転写記録方法。 6.昇華染料供給フィルムは、耐熱性フィルム上に昇華
染料層が形成されたものである前記1ないし5の感熱転
写記録方法。 7.染料層が熱処理されたものである前記6の感熱転写
記録方法。 8.熱処理が60〜200℃で行われたものである前記
7の感熱転写記録方法。 9.昇華染料供給フィルムの基材フィルムの周辺に昇華
染料供給手段を設け、常にフィルムの上に均一な昇華染
料層を設けた前記1ないし8の感熱転写記録方法。 10.昇華染料供給フィルムの周辺に、昇華染料供給後
の昇華染料層を均一にするための加熱手段を設けた前記
1ないし9の感熱転写記録方法。 11.加熱源として、サーマルヘッドまたはレーザを用
いた前記1ないし10の感熱転写記録方法。 12.加熱を昇華染料供給フィルム側から行う前記1な
いし11の感熱転写記録方法。
【0012】13.転写フィルムおよび昇華染料供給フ
ィルムがエンドレスベルト状に重ねた状態である前記1
ないし12の感熱転写記録方法。 14.昇華染料供給フィルム(A)、複数の貫通孔を有
する転写フィルム(B)、前記昇華染料供給フィルム
(A)面に昇華染料層を形成する手段(C)、および前
記昇華染料供給フィルム(A)と転写フィルム(B)を
受像体面に重ね合わせた状態で加熱し画像を受像体面に
形成する加熱転写手段(D)とを少なくとも有する感熱
転写記録装置。 15.加熱源がサーマルヘッドまたはレーザである前記
14の感熱転写記録装置。 16.加熱源が昇華染料供給フィルム側に配設したもの
である前記14ないし15の感熱転写記録装置。 17.転写フィルムおよび昇華染料供給フィルムをエン
ドレスベルト状に配設したものである前記14ないし1
6の感熱転写記録装置。 18.前記14ないし17の感熱転写装置により形成さ
れたイエロー画像形成部、マゼンタ画像形成部およびシ
アン画像形成部を有するフルカラー用感熱転写記録装
置。 19.画像形成部がプラテンローラの周りに配設された
ものである前記18のフルカラー用感熱転写記録装置。
【0013】
【効果】
(1)請求項1に対応する作用効果 昇華染料供給フィルムと受像体との間に貫通孔を有する
フィルムからなる転写フィルムをはさんで、重ねた状態
で画像状に加熱することにより、昇華染料の補給を十分
に行ない、濃度ムラのない安定した画像を繰返し形成す
ることが出来た。 (2)請求項2に対応する作用効果 貫通孔を有するフィルムを耐熱性フィルムから構成し、
孔径0.1〜100μm、フィルム厚1〜200μmに
することにより、濃度が高く、階調性の良い画像を安定
して形成することが出来た。 (3)請求項3に対応する作用効果 耐熱性フィルムの貫通孔を厚み方向にテーパー状にし、
一方の面の孔径と他方の面の孔径を異ならせることによ
り、染料の拡散状態を制御し、階調性の良い画像を安定
して形成することが出来た。 (4)請求項4に対応する作用効果 昇華染料供給フィルムを耐熱性フィルムの上に固体染料
または液体染料を塗布したものにすることにより、高画
質を維持するための安定した昇華染料補給を実現出来
た。 (5)請求項5に対応する作用効果 昇華染料供給フィルムの周辺に染料供給手段を設けるこ
とにより、昇華染料補給が確実に出来た。 (6)請求項6に対応する作用効果 昇華染料供給フィルムの周辺に、加熱手段を設けること
により、昇華染料層の均一性を高め、フィルム上への接
着性を高めた。 (7)請求項7に対応する作用効果 転写フィルムおよび昇華染料供給フィルムをエンドレス
ベルトにすることにより、転写フィルムおよび昇華染料
供給フィルムの安定した繰返し使用を実現した。 (8)請求項8に対応する作用効果 画像状にする加熱源として、サーマルヘッドまたはレー
ザを用いることにより、システム的にシンプルで、高速
に微細な画素が形成出来た。 (9)請求項9に対応する作用効果 請求項1に対応する作用効果を容易に達成することので
きる感熱転写記録装置が作製された。 (10)請求項10に対応する作用効果 前記(9)の効果に加えて、フルカラーの画像形成も容
易な感熱転写記録装置が作製された。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の感熱記録方法で用いた記録装置の断
面模式図である。
【図2】本発明の感熱記録方法を用いたフルカラー用感
熱転写記録装置の断面模式図である。
【図3】実施例1の実験結果を示すグラフである。
【グラフ4】実施例2の実験結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 昇華染料供給手段 2 加熱手段 3 昇華染料供給フィルム 4 転写フィルム 5 記録ヘッド 6 受像体 7 プラテンローラ 8 シアン記録手段 9 マゼンタ記録手段 10 イエロー記録手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の感熱記録方法で用いた記録装置の断
面模式図である。
【図2】本発明の感熱記録方法を用いたフルカラー用感
熱転写記録装置の断面模式図である。
【図3】実施例1の実験結果を示すグラフである。
【図4】実施例2の実験結果を示すグラフである。
【符号の説明】 1 昇華染料供給手段 2 加熱手段 3 昇華染料供給フィルム 4 転写フィルム 5 記録ヘッド 6 受像体 7 プラテンローラ 8 シアン記録手段 9 マゼンタ記録手段 10 イエロー記録手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇華染料供給フィルムと受像体との間に
    複数の貫通孔を有するフィルムからなる転写フィルムを
    はさんで、これらを重ねた状態で所望の画像状に加熱
    し、受像体上に画像を形成することを特徴とする感熱転
    写記録方法。
  2. 【請求項2】 転写フィルムが耐熱性であり、孔径が
    0.1〜100μm、厚さが1〜200μmである請求
    項1記載の感熱転写記録方法。
  3. 【請求項3】 転写フィルムの貫通孔が孔が厚み方向に
    テーパー状になっており、かつ一方の面の孔径と他方の
    面の孔径が異なるものである請求項1、2または3記載
    の感熱転写記録方法。
  4. 【請求項4】 昇華染料供給フィルムは、耐熱性フィル
    ム上に固体昇華染料層または液体昇華染料層が形成され
    たものである請求項1、2または3記載の感熱転写記録
    方法。
  5. 【請求項5】 昇華染料供給フィルムの周辺に昇華染料
    供給手段を設け、常にフィルムの上に均一な昇華染料層
    を設けることを特徴とする請求項1、2、3または4記
    載の感熱転写記録方法。
  6. 【請求項6】 昇華染料供給フィルムの周辺に、昇華染
    料供給後の昇華染料層を均一にするための加熱手段を設
    けたことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記
    載の感熱転写記録方法。
  7. 【請求項7】 転写フィルムおよび昇華染料供給フィル
    ムをエンドレスベルト状に重ね合わせたことを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5または6記載の感熱転写記
    録方法。
  8. 【請求項8】 転写加熱源として、サーマルヘッドまた
    はレーザを用いる請求項1、2、3、4、5、6または
    7記載の感熱転写記録方法。
  9. 【請求項9】 昇華染料供給フィルム(A)、複数の貫
    通孔を有する転写フィルム(B)、前記昇華染料供給フ
    ィルム(A)面に昇華染料層を形成する手段(C)、お
    よび前記昇華染料供給フィルム(A)と転写フィルム
    (B)を受像体面に重ね合わせた状態で加熱し画像を受
    像体面に形成する加熱転写手段(D)とを少なくとも有
    する感熱転写記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の感熱転写記録装置によ
    り形成されたイエロー画像形成部、マゼンタ画像形成部
    およびシアン画像形成部を有するフルカラー用感熱転写
    記録装置。
JP7345523A 1995-12-08 1995-12-08 感熱転写記録方法および記録装置 Pending JPH09156238A (ja)

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