JPH09155920A - 樹脂成形品の軸孔部インサート金具の埋設構造 - Google Patents

樹脂成形品の軸孔部インサート金具の埋設構造

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JPH09155920A JP34512095A JP34512095A JPH09155920A JP H09155920 A JPH09155920 A JP H09155920A JP 34512095 A JP34512095 A JP 34512095A JP 34512095 A JP34512095 A JP 34512095A JP H09155920 A JPH09155920 A JP H09155920A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂プーリ10等の樹脂成形品の軸孔部にお
ける機械的強度を向上させると共に、製作コストを低減
させる。 【解決手段】 樹脂プーリ10の内径ボス部11に埋設
されたインサート金具20は、円筒部21及びその軸方
向一端から内径側へ屈曲されたフランジ部22からな
り、金属板の打ち抜き及び打ち出し成形によって製作す
ることができる。樹脂プーリ10の内径ボス部11と軸
ガイド部12は、円筒部21に形成された打ち抜き窓2
1aを介してこの円筒部21の内周側と外周側に連続形
成されており、ナット31の締め付けによる軸方向圧縮
力はインサート金具20の円筒部21で受け、回転軸3
0とのトルク伝達は、スプライン溝22aを形成したフ
ランジ部22において行われるので合成樹脂材からなる
軸ガイド部12が軸方向及び捩り方向に補強される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂材製プー
リ等の樹脂成形品の軸孔部におけるインサート金具の埋
設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジンの補機駆動用プーリやア
イドラ等には合成樹脂材製プーリ(以下、樹脂プーリと
いう)が用いられている。図10に示すように、従来、
この種の樹脂プーリ1の内径ボス部1aには、軸方向及
び捩り方向の補強を目的としてインサート金具2が埋設
されている。このインサート金具2は円筒状であって、
円周方向所定間隔で複数の窓部2aが開設されており、
樹脂プーリ1を形成している合成樹脂材の一部がこの窓
部2aを通じてインサート金具2の内周側に回り込み、
軸ガイド部1bとなっている。この軸ガイド部1bの内
周面には、回転軸3と円周方向に係合してこの回転軸3
との相対回転を防止しトルクの伝達を行うスプライン溝
1c又はキー溝が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造におい
て、インサート金具2は樹脂プーリ1を回転軸3に取り
付けるためのナット4の締め付けによる軸方向の圧縮力
を受けるものであり、したがって樹脂プーリ1の内径ボ
ス部1a及び軸ガイド部1bは、軸方向に対しては十分
に補強されているが、トルクを受けるスプライン溝1c
又はキー溝が合成樹脂材からなる軸ガイド部1bに形成
されているので、この軸ガイド部1bの捩り方向の剪断
破壊強度が低いといった問題が指摘される。また、円筒
状のインサート金具2は、鋼管等を切断して複数の窓部
2aを穿孔するといった工程によって製作されるが、こ
のような工程ではコストが高くならざるを得なかった。
【0004】本発明は、上記のような事情のもとになさ
れたもので、その主な技術的課題とするところは、樹脂
成形品の軸孔部における機械的強度を向上させると共
に、製作コストを低減させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係る樹脂成形品の軸孔部インサート金具の埋設
構造は、樹脂成形品に、所要数の樹脂連絡部が開設され
た円筒部及びその軸方向一端から内径側へ延在されたフ
ランジ部とからなるインサート金具が埋設され、前記円
筒部の内周側の合成樹脂材からなる軸ガイド部が前記樹
脂連絡部を通じて前記円筒部の外周側の合成樹脂材と連
続形成されているものである。なお、樹脂連絡部とは、
樹脂成形品の成形の際に可塑化した合成樹脂材が通る部
分で、例えば孔や切欠等からなるものである。
【0006】インサート金具は、円筒部及びこの円筒部
の軸方向一端から内径側へ屈曲されたフランジ部からな
るL字形断面形状を有するものであって、金属板の打ち
抜き及び打ち出し成形によって製作することができる。
軸が挿通される軸ガイド部は、前記円筒部に開設された
樹脂連絡部を介してこの円筒部の外周側と連続して形成
されており、インサート金具によって軸方向及び捩り方
向に補強される。特に樹脂成形品が、軸端に螺合するナ
ットあるいはボルト等によって軸外周に取り付けられる
ものである場合、このナット等の締め付けによる軸方向
の圧縮力は、インサート金具の円筒部及びフランジ部で
受ける。したがって好ましくは、フランジ部を円筒部に
対して鈍角をなすテーパ状に形成し、このフランジ部と
合成樹脂材からなる軸ガイド部の端面との間に適当な隙
間を形成することによって、フランジ部に作用する軸方
向圧縮力が、円筒部内周の合成樹脂材からなる軸ガイド
部に伝達されず、この軸孔部の圧縮歪及びこれによる破
壊が有効に防止される。
【0007】樹脂成形品が回転軸に取り付けられるプー
リ等の回転部品である場合は、インサート金具のフラン
ジ部の内周端部に、軸側と円周方向に係合する回り止め
手段を形成することによってこのインサート金具にトル
ク伝達機能を担わせる。この場合、合成樹脂材へのトル
ク伝達が回転軸の外周面よりもフランジ部の径方向幅だ
け外径側にある円筒部の樹脂連絡部において行われるた
め、捩り方向の剪断破壊強度を向上させることができ
る。またこの場合、前記樹脂連絡部内の合成樹脂材から
なる結合部に所定のトルクで破断するヒューズ機能を与
え、異常トルク発生時に前記結合部が破断されてトルク
伝達を遮断することにより、機器全体に異常が波及する
のを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る樹脂成形品
の軸孔部インサート金具の埋設構造を樹脂プーリに適用
した一実施形態を示すもので、参照符号10は樹脂成形
品としての樹脂プーリ、20はこの樹脂プーリ10の内
径ボス部11に埋設されたインサート金具である。イン
サート金具20は、金属板を打ち抜き・打ち出し成形し
たものであって、軸心を通る平面で切断した断面形状が
略L字形の屈曲形状を呈し、樹脂プーリ10の成形に際
して予め金型内に配置されることにより、この樹脂プー
リ10に埋設一体化されたものである。
【0009】インサート金具20は、図2の斜視図にも
示すように、円筒部21及びこの円筒部21の軸方向一
端から内径側へ屈曲して延在されたフランジ部22から
なる。円筒部21には、樹脂連絡部として円周方向所定
間隔で複数の円形の打ち抜き窓21aが形成されてお
り、樹脂プーリ10の内径ボス部11を形成している合
成樹脂材の一部は、金型内での樹脂プーリ10の成形の
際にこの打ち抜き窓21aを通じて前記円筒部21の内
周側に回り込み、これによって前記内径ボス部11と連
続した軸ガイド部12が形成されている。インサート金
具20の円筒部21内周の合成樹脂材からなる軸ガイド
部12の内周面には、回転軸30の外周面に形成された
スプライン溝30aと円周方向に係合するスプライン溝
12aが形成されており、インサート金具20のフラン
ジ部22の内周端部には、前記軸ガイド部12のスプラ
イン溝12aと軸方向に連続したスプライン溝22aが
形成されている。
【0010】上記構成を有する樹脂プーリ10は、その
軸孔において回転軸30の軸端に差し込まれ、この軸端
と螺合するナット31によりスプリングワッシャ32を
介して締め付け固定される。そしてこの締め付けによる
軸方向の圧縮力は、インサート金具20によって受ける
ため、合成樹脂材からなる内径ボス部11及び軸ガイド
部12に対する軸方向の圧縮歪が著しく軽減される。ま
た逆に、ナット31によって軸方向の締め付け荷重を受
けるインサート金具20のフランジ部22は、その内側
の軸ガイド部12によってバックアップされることにな
るので、このフランジ部22自体の座屈が有効に防止さ
れる。
【0011】また上記取付状態において、インサート金
具20のフランジ部22の内径端部に形成されたスプラ
イン溝22aは、軸ガイド部12の内周面に形成された
スプライン溝12aと共に回転軸30の外周面のスプラ
イン溝30aと径方向に係合している。したがって樹脂
プーリ10と回転軸30との間でのトルク伝達は、実質
的にインサート金具20のフランジ部22のスプライン
溝22aと、円筒部21の打ち抜き窓21a内の合成樹
脂材からなる結合部13を介して行われ、円筒部21の
内周側の合成樹脂材からなる軸ガイド部12にトルクに
よって与えられる捩り方向の剪断力が著しく軽減され
る。
【0012】樹脂プーリ10の成形の際に、可塑化され
た合成樹脂材をインサート金具20の内周側へ賦形させ
るための樹脂連絡部としては、図2のような円形の打ち
抜き窓21aのほかにも、例えば図3乃至図5に他の実
施形態として示すような種々のものが考えられる。この
うち、図3に示すインサート金具20は、円筒部21に
おけるフランジ部22と反対側の端部(以下、後端部と
いう)に円周方向所定間隔で複数のコ字形切欠21bを
打ち抜き形成したものである。また図4は、円筒部21
の後端部を外径側へ折り曲げた複数の屈曲片21cを円
周方向複数の所定間隔で形成することによって、この屈
曲片21cと対応するコ字形切欠21dを形成したもの
であり、各屈曲片21cのトルク伝達機能によって、樹
脂プーリ10の捩り強度の更なる向上が図られる。また
図5に示すインサート金具20は、各切欠21eを、円
周方向両端が互いに対称な斜辺状を呈するアンダーカッ
ト形状に打ち抜き形成することによって、この切欠21
e内に賦形される合成樹脂材に対する軸方向の滑り抵抗
を大きくし、軸方向に対する接合強度を増大させたもの
である。
【0013】上述の各実施形態においては、インサート
金具20のフランジ部22が、軸心に対してほぼ直角な
面をなしており、このフランジ部22の内側面は、円筒
部21の内周側の合成樹脂材からなる軸ガイド部12の
端面と一体的に接合される。したがって、先に述べたよ
うに、フランジ部22は軸ガイド部12によってバック
アップされることになるが、これは言い換えれば、ナッ
ト31による軸方向の圧縮荷重がフランジ部22を介し
てある程度軸ガイド部12に伝達されることにほかなら
ない。そこで図6及び図7に示す実施形態は、合成樹脂
材からなる軸ガイド部12への圧縮荷重を確実に遮断す
るため、インサート金具20のフランジ部22を円筒部
21に対して鈍角をなすテーパ状に形成し、軸ガイド部
12における軸心とほぼ直角な端面12bとの間に隙間
gを形成したものであり、これによって軸ガイド部12
のクリープを防止することができる。
【0014】図6に示すような埋設構造は、図8に示す
成形方法によって実現される。すなわち、上型41、下
型42及び芯型43を有する金型40の樹脂プーリ成形
用キャビティ40a内に、まずインサート金具20をそ
のフランジ部22が上型41との圧接によってほぼ軸心
と直角に弾性変形した状態に配置してから、前記キャビ
ティ40a内に可塑化した合成樹脂材を充填する。そし
て、この合成樹脂材の硬化後、金型40を離型すると、
前記フランジ部22が図中破線で示すテーパ状の原形に
復元するので、インサート金具20の内側に賦形された
合成樹脂材から剥離し、図6に示す隙間gが形成される
のである。
【0015】この実施形態によれば、図9に回転軸30
への取付状態を示すように、ナット31の締め付け荷重
を、インサート金具20が、その円筒部21の後端面2
1f及びフランジ部22の内径端部22bにおいて受
け、フランジ部22が軸心とほぼ直角に弾性変形される
ことによって、ナット31の座面31aに対する大きな
圧接力を発生する。このため、ナット31の締め付けに
よる軸方向圧縮力が、円筒部21の内周の合成樹脂材か
らなる軸ガイド部12には殆ど伝達されず、しかも上述
のように、フランジ部22はテーパ状の原形から弾性変
形されることによって、ナット31の座面31aに対す
る大きな圧接力を発生する座金の機能を有するので、図
1に示すようなスプリングワッシャ32が不要となる。
【0016】図示の各実施形態においては、樹脂プーリ
10の成形の際に、可塑化された合成樹脂材の一部をイ
ンサート金具20の内周側へ回り込ませるための樹脂連
絡部として、円筒部21に形成した打ち抜き窓21a又
は切欠21b,21d,21eが比較的大きく開口され
ているが、これらの大きさを、許容されるトルク値や、
合成樹脂材の材質等を考慮して適宜に設定することによ
って、前記打ち抜き窓21a又は切欠21b,21d,
21e内の合成樹脂材からなる結合部13に過大負荷防
止用のヒューズ機能を与えることができる。すなわち、
例えばこの樹脂プーリ10によって駆動されるポンプ等
の回転機器に異常なトルクが発生したような場合には、
このトルクによって、ヒューズとしての結合部13が円
周方向の剪断力で破壊され、トルク伝達が遮断されるの
で、駆動側の機器全体に過大トルクによる異常が波及す
るのを防止することができる。
【0017】なお、本発明は、図示の実施形態によって
限定的に解釈されるものではなく、樹脂プーリ10以外
の樹脂成形品の軸孔部に埋設されるインサート金具の埋
設構造にも実施可能である。また、合成樹脂材による軸
ガイド部12の内周面及びインサート金具20のフラン
ジ部22の内径端部に形成される回り止め手段として
は、スプライン溝22aのほかにキー溝等も形成可能で
あり、樹脂成形品によっては、このような回り止め手段
は必ずしも必要にならない。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る樹脂成形品の軸孔部インサ
ート金具の埋設構造によると、次のような効果が実現さ
れる。 (1) インサート金具は、L字形断面形状であって、金属
板の打ち抜き及び打ち出し成形によって製作することが
できるので、従来の鋼管から切り出すものに比較して製
作コストが30〜60%低減される。 (2) 樹脂成形品の軸孔部が、インサート金具の円筒部及
びフランジ部によって軸方向及び捩り方向に補強される
ので、耐久性が向上する。 (3) インサート金具のフランジ部の内周端部に、軸との
回り止め手段を形成することによって、軸孔部における
捩り方向の剪断破壊強度を向上させることができる。 (4) インサート金具のフランジ部をテーパ状に形成して
バネ性を持たせることによって、円筒部内周の合成樹脂
材からなる軸孔部の圧縮歪による破壊を防止することが
でき、しかもスプリングワッシャが不要になる。 (5) 円筒部に形成した樹脂連絡部内の合成樹脂材の破断
によって、異常トルクの発生による機器の破損を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂成形品の軸孔部インサート金
具の埋設構造を樹脂プーリに適用した一実施形態を軸心
を通る平面で切断して示す断面図である。
【図2】図1の実施形態におけるインサート金具を単体
で示す斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態におけるインサート金具
を単体で示す斜視図である。
【図4】本発明の他の実施形態におけるインサート金具
を単体で示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施形態におけるインサート金具
を単体で示す斜視図である。
【図6】本発明の他の実施形態を軸心を通る平面で切断
して示す要部断面図である。
【図7】図6の実施形態におけるインサート金具を単体
で示す斜視図である。
【図8】図6の実施形態を実現するための成形方法を示
す説明図である。
【図9】図6の実施形態における樹脂プーリの取付状態
を軸心を通る平面で切断して示す要部断面図である。
【図10】樹脂成形品の軸孔部インサート金具の埋設構
造の従来例を軸心を通る平面で切断して示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 樹脂プーリ(樹脂成形品) 11 内径ボス部 12 軸ガイド部 12a スプライン溝 12b 端面 13 結合部 20 インサート金具 21 円筒部 21a 打ち抜き窓(樹脂連絡部) 21b,21d,21e 切欠(樹脂連絡部) 21c 屈曲片 21f 後端面 22 フランジ部 22a スプライン溝(回り止め手段) 22b 内径端部 30 回転軸 31 ナット 32 スプリングワッシャ 40 金型 40a キャビティ 41 上型 42 下型 43 芯型

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂成形品(10)に、 所要数の樹脂連絡部(21a,21b,21d,21
    e)が開設された円筒部(21)及びこの円筒部(2
    1)の軸方向一端から内径側へ延在されたフランジ部
    (22)とからなるインサート金具(20)が埋設さ
    れ、 前記円筒部(21)の内周側の合成樹脂材からなる軸ガ
    イド部(12)が前記樹脂連絡部(21a,21b,2
    1d,21e)を通じて前記円筒部(21)の外周側の
    合成樹脂材と連続形成されていることを特徴とする樹脂
    成形品の軸孔部インサート金具の埋設構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、 フランジ部(22)が、円筒部(21)に対して鈍角を
    なすテーパ状に形成され、このフランジ部(22)と合
    成樹脂材からなる軸ガイド部(12)の端面(12b)
    との間に隙間(g)が形成されていることを特徴とする
    樹脂成形品の軸孔部インサート金具の埋設構造。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、 フランジ部(22)の内周端部に、軸側と円周方向に係
    合する回り止め手段(22a)が形成されていることを
    特徴とする樹脂成形品の軸孔部インサート金具の埋設構
    造。
  4. 【請求項4】 請求項1の記載において、 円筒部(21)に形成した樹脂連絡部(21a,21
    b,21d,21e)内の合成樹脂材からなる結合部
    (13)を所定のトルクで破断するヒューズ部としたこ
    とを特徴とする樹脂成形品の軸孔部インサート金具の埋
    設構造。
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