JPH09155738A - ロボットの制御機構 - Google Patents

ロボットの制御機構

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JPH09155738A
JPH09155738A JP31997395A JP31997395A JPH09155738A JP H09155738 A JPH09155738 A JP H09155738A JP 31997395 A JP31997395 A JP 31997395A JP 31997395 A JP31997395 A JP 31997395A JP H09155738 A JPH09155738 A JP H09155738A
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JP
Japan
Prior art keywords
robot
motor current
grinding device
speed
grinder
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31997395A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhito Mori
宣仁 森
Norihiko Kawashima
伯彦 川島
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH09155738A publication Critical patent/JPH09155738A/ja
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きなバリに当ったときにグラインダの進行
速度を自動的に遅くする。 【解決手段】 ロボット1にはグラインダ3が備えられ
ている。グラインダ3はインバータ21からモータ電流
が供給されて砥石が回り鋳物4のバリ4aを除去する。
またロボット1はロボット制御装置10により制御され
て、グラインダ3をA方向に進行させる。モータ電流を
示す検出モータ電流id が増加してきたら、グラインダ
3の進行速度を遅くするように、ロボット制御装置10
が制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロボットの制御機構
に関し、研削抵抗が大きくなったときに研削装置の進行
速度を自動的に遅くするようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】産業界では、多品種小量生産の効率化の
要請や、熟練作業者の減少という背景から、各種ロボッ
トを採用している。例えば、研削・研磨・仕上・バリ取
りなど大きな反力が作用する加工作業をする場合にもロ
ボットが利用されている。
【0003】ここで図2を参照して従来技術に係るバリ
取りロボットについて説明する。この例ではロボット1
のハンド2にグラインダ3を備えており、このグライン
ダ3を鋳物4の表面に沿い(矢印A方向に沿い)進行さ
せつつ、グランイダ3によりバリ4aを除去している。
このバリ取り作業をするときには、上方から鋳物4の表
面に向う方向(矢印B方向)に関しては、グラインダ3
を一定の力で鋳物4に押し付けるように、ロボット1を
力制御していた。つまり進行方向(A方向)に関しては
等速度でグラインダ3が進行するように位置制御をし、
押し付け方向(B方向)に関しては、グラインダ3が鋳
物4に対して一定力で押し付けられるように力制御をし
ていた。なお図2において5は力覚センサである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
では、グラインダ3が大きなバリ4aに当っても、進行
方向に関しては位置制御によって等速度で移動しようと
するので、大きなバリ4aに当ったときには過大な力が
グラインダ3やロボット1や鋳物4に作用して、グライ
ンダ3や力覚センサ5を破損したり、鋳物4を傷めるお
それがあった。
【0005】本発明は、上記従来技術に鑑み、研削やバ
リ取りなどの研削作業をする研削工具の進行方向に関し
て、大きな抵抗が生じたときに、進行方向の進行速度を
自動的に減速させるロボットの制御機構を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、ハンドの先に研削装置を備えこの研削装置
をワークの表面に沿い進行させるロボットと、前記研削
装置に供給するモータ電流を検出して検出モータ電流を
出力する電流検出器と、前記検出モータ電流と前記研削
装置を進行させる速度としてあらかじめ設定した設定進
行速度とをパラメータとし、且つ前記検出モータ電流が
増加するにつれて関数値が小さくなる関数を有してお
り、この関数により求めた関数値に応じた速度で前記研
削装置を進行させるよう前記ロボットを制御するロボッ
ト制御装置と、でなることを特徴とする。
【0007】また本発明の構成は、ハンドの先に研削装
置を備えこの研削装置をワークの表面に沿い進行させる
ロボットと、前記研削装置に供給するモータ電流を検出
して検出モータ電流を出力する電流検出器と、前記研削
装置をワークに押し付ける力を検出して検出力を出力す
る力覚センサと、前記検出モータ電流と前記研削装置を
進行させる速度としてあらかじめ設定した設定進行速度
とをパラメータとし、且つ前記検出モータ電流が増加す
るにつれて関数値が小さくなる関数を有しており、この
関数により求めた関数値に応じた速度で前記研削装置を
進行させるよう前記ロボットを制御すると共に、前記検
出力が一定になるように前記ロボットを制御するロボッ
ト制御装置と、でなることを特徴とする。
【0008】本発明では、研削抵抗が大きくなったとき
に研削装置に供給するモータ電流が大きくなることに着
目し、モータ電流が大きくなったら研削装置の進行速度
を遅くして、安全性を確保する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明の実施の形態の一例を示す。
同図に示すように本例では、ロボット1のハンド2に備
えたグラインダ3により、鋳物4のバリ4aを除去す
る。そして押付方向(矢印B方向)に作用する力は力覚
センサ5により検出される。力覚センサ5により検出さ
れた検出力fは、ロボット制御装置10に送られる。
【0010】ロボット制御装置10は、検出力fが一定
となるように、ロボット1を力制御して、矢印B方向に
作用する力を一定にする。更にロボット制御装置10
は、後述する制御演算をして、進行方向(矢印A方向)
に関するグラインダ3の進行速度を制御するよう(詳細
は後述)、ロボット1を作動させる。
【0011】バリ取りコントローラ20のインバータ2
1は、グラインダ3のモータにモータ電流を供給する。
電流検出器(CT)22はモータ電流を計測して検出モ
ータ電流id を出力する。また、速度センサ(PG)6
は、グラインダ3の回転数を検出して検出回転速度Nd
を出力する。
【0012】前記バリ取りコントローラ20には、前記
ロボット制御装置10から、目標モータ電流ithと設定
進行速度v0 が入力される。そしてバリ取りコントロー
ラ20では、目標モータ電流ithと検出モータ電流id
との差である偏差電流ΔiにゲインK1 を掛けた値K1
Δiを求めると共に、検出回転速度Nd にゲインK2
掛けた値K2 d を求める。更に値K1 Δiと設定進行
速度v0 とを加えた値(K1 Δi+v0 )から、値K2
d を引いた値(K1 Δi+v0 −K2 d )を求め
る。インバータ21は値(K1 Δi+v0 −K2 d
に応じた値のモータ電流をグラインダ3のモータに供給
して、グラインダ3を駆動させる。
【0013】一方、前記ロボット制御装置10には、バ
リ取りコントローラ20から検出モータ電流id が入力
される。またロボット制御装置10は、プログラムで指
定された設定進行速度v0 と目標モータ電流ithを読み
出す。そして次式(1)の演算をして進行速度vを求め
る。 v=v0 +k(ith−id ) …(1) 但しkは比例ゲイン
【0014】そしてロボット制御装置10は、グライン
ダ3が進行方向Aに沿い進行方向vで進行するように、
ロボット1を制御する。
【0015】バリ4aが小さいときには検出モータ電流
d は目標モータ電流ithとほぼ等しく、進行速度vは
ほぼ設定速度v0 に等しい。よってバリ4aが小さいと
きには、グラインダ3はほぼ設定速度v0 で進行する。
なお検出モータ電流id が目標モータ電流ithよりも小
さくなったときには、進行速度vは設定速度v0 よりも
速くなる。但し進行速度の上限値を決めてある。
【0016】グラインダ3が大きなバリ4aに当たると
モータ電流が大きくなり検出モータ電流id が大きくな
る。検出モータ電流id が大きくなると、式(1)から
わかるように、(ith−id )は負の値となり、進行速
度vは設定進行速度v0 よりも小さくなる。このためロ
ボット制御装置10は、設定進行速度v0 よりも遅い進
行速度vでグラインダ3がA方向に進行するようにロボ
ット1を制御する。
【0017】結局、バリ4aが小さいときにはグライン
ダ3は設定速度v0 で進行し、バリ4aが大きくなるに
つれてグラインダ3の進行速度が遅くなるように自動制
御される。したがって大きなバリ4aに当たっても、ロ
ボット1やグラインダ3や鋳物4に大きな力が作用する
ことはなく、安全にバリ取り作業ができる。
【0018】なお上述した例では、押し付け方向Bに沿
う力が一定となるように力制御をしていたが、このよう
な力制御をすることなく、進行方向Aに沿う方向の進行
速度制御のみを行うようにしてもよい。
【0019】なお進行方向速度vは式(1)のみなら
ず、設定進行速度v0 と検出モータ電流id をパラメー
タとし、且つ検出モータ電流id が増加するにつれて関
数値の小さくなる他の関数によって求めるようにしても
よい。
【0020】
【発明の効果】以上実施の形態と共に具体的に説明した
ように本発明によれば、研削装置が大きな研削抵抗を受
けてモータ電流が増加したときには、研削装置の進行速
度を遅くするようにしたので、ロボットや研削装置やワ
ークを傷めることなく安全に研削作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す構成図。
【図2】従来技術を示す構成図。
【符号の説明】
1 ロボット 2 ハンド 3 グラインダ 4 鋳物 5 力覚センサ 6 速度センサ 10 ロボット制御装置 20 バリ取りコントローラ 21 インバータ 22 電流検出器 f 検出力 id 検出モータ電流 Nd 検出回転速度 ith 目標モータ電流 v0 設定進行速度 A 進行方向 B 押し付け方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドの先に研削装置を備えこの研削装
    置をワークの表面に沿い進行させるロボットと、 前記研削装置に供給するモータ電流を検出して検出モー
    タ電流を出力する電流検出器と、 前記検出モータ電流と前記研削装置を進行させる速度と
    してあらかじめ設定した設定進行速度とをパラメータと
    し、且つ前記検出モータ電流が増加するにつれて関数値
    が小さくなる関数を有しており、この関数により求めた
    関数値に応じた速度で前記研削装置を進行させるよう前
    記ロボットを制御するロボット制御装置と、でなること
    を特徴とするロボットの制御機構。
  2. 【請求項2】 ハンドの先に研削装置を備えこの研削装
    置をワークの表面に沿い進行させるロボットと、 前記研削装置に供給するモータ電流を検出して検出モー
    タ電流を出力する電流検出器と、 前記研削装置をワークに押し付ける力を検出して検出力
    を出力する力覚センサと、 前記検出モータ電流と前記研削装置を進行させる速度と
    してあらかじめ設定した設定進行速度とをパラメータと
    し、且つ前記検出モータ電流が増加するにつれて関数値
    が小さくなる関数を有しており、この関数により求めた
    関数値に応じた速度で前記研削装置を進行させるよう前
    記ロボットを制御すると共に、前記検出力が一定になる
    ように前記ロボットを制御するロボット制御装置と、で
    なることを特徴とするロボットの制御機構。
JP31997395A 1995-12-08 1995-12-08 ロボットの制御機構 Withdrawn JPH09155738A (ja)

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Effective date: 20030304